JP4938541B2 - コンソールボックス底部取付部構造 - Google Patents

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Description

この発明は、コンソールボックス底部取付部構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の運転席と助手席との間の部分に、ほぼ車両前後方向へ延びるセンターコンソールを備えたものが存在する(例えば、特許文献1参照)。
そして、図3に示すように、センターコンソール1の後部には、通常、コンソールボックス2などが設けられている。このコンソールボックス2は、図4に示すように、コンソールボックス本体3と、このコンソールボックス本体3の上部に開閉可能に設けられたリッド部4とを備えている。コンソールボックス本体3は、外観部を構成するボックスアウタ部5と、このボックスアウタ部5の内部に設置されたボックス容器部6とを備えている。
コンソールボックス2を構成するボックス容器部6の下方には、図5に示すように、正面視ほぼ下向きコ字状の支持ブラケット7が配設されている。ボックス容器部6は、この支持ブラケット7によって、底面部8を支持固定される。即ち、このボックス容器部6の底面部8と、支持ブラケット7の上面部9との間が、ネジ12で止められている。
そのために、上面部9には、ネジ孔13が形成され、ボックス容器部6の底面部8には、ネジ孔13と対応するボス部14が突設されている。上面部9には、所要の強度を有するように、エンボス加工などが適宜施されている。
なお、図3中、符号15は、センターコンソール1の後部に対して取付けられるリアカバーである。
実開平6−53302号公報
しかしながら、上記コンソールボックス底部取付部構造では、ボックス容器部6の底面部8と、支持ブラケット7の上面部9との間を、ネジ12でほぼ直接固定するようにしていたので、緊急時に上方からの荷重入力(例えば、後席乗員の頭部の二次衝突による荷重入力など)があった場合に、これを充分に吸収することができなかった。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、コンソールボックスを構成するボックス容器部の下方に、ほぼ下向きコ字状の支持ブラケットを配設し、ボックス容器部の底面部と、支持ブラケットの上面部に設けられた取付座面との間をネジ止めしたコンソールボックス底部取付部構造において、前記取付座面を、支持ブラケットの上面部から上方へ切起し形成された切起片の先端部に設けると共に、前記切起片の根元部分に、スリット部を形成し、且つ、前記切起片およびスリット部を、緊急時の荷重入力を吸収可能な切起し高さおよび切込み深さに設定したコンソールボックス底部取付部構造を特徴としている。
請求項1の発明によれば、前記取付座面を、支持ブラケットの上面部から上方へ切起し形成された切起片の先端部に設けると共に、前記切起片の根元部分に、スリット部を形成し、且つ、前記切起片およびスリット部を、緊急時の荷重入力を吸収可能な切起し高さおよび切込み深さに設定したことにより、緊急時などに、切起片およびスリット部が変形することによって、上方からの荷重入力を充分に吸収することが可能となる。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
図1、図2は、この発明の実施例を示すものである。
なお、センターコンソールおよびコンソールボックスの構成については、図3を用いて説明したものと基本的にほぼ同様なので、必要に応じてこの図面を参照すると共に、これに対する記載を以てこの実施例の説明とすることができる。この際、同一ないし均等な部分については、同一の符号を付すようにしている。但し、図3と異なる構成がある場合については、図1、図2に拠るものとする。
まず、構成について説明する。
自動車などの車両には、車室内の運転席と助手席との間の部分に、図3に示すように、ほぼ車両前後方向へ延びるセンターコンソール1が備えられている。
このセンターコンソール1の後部には、通常、コンソールボックス2などが設けられている。このコンソールボックス2は、図1に示すように、コンソールボックス本体3と、このコンソールボックス本体3の上部に開閉可能に設けられたリッド部4とを備えている。コンソールボックス本体3は、外観部を構成するボックスアウタ部5と、このボックスアウタ部5の内部に設置されたボックス容器部6とを備えている。
ボックスアウタ部5は、センターコンソール1の後部とされている。ボックス容器部6は、上面に開口部を有する箱型のものなどとされている。このボックス容器部6は、樹脂製とされている。
そして、コンソールボックス2を構成するボックス容器部6の下方には、図2に示すように、正面視ほぼ下向きコ字状の支持ブラケット7(ボックス底部支持ブラケット)が配設されている。この支持ブラケット7は、金属製とされている。ボックス容器部6は、この支持ブラケット7によって、底面部8を支持固定される。即ち、このボックス容器部6の底面部8と、支持ブラケット7の上面部9に設けられた取付座面11との間が、ネジ12を用いて固定されている。
そのために、上面部9には、ネジ孔13が形成され、ボックス容器部6の底面部8には、ネジ孔13と対応するボス部14がほぼ下方へ向けて突設されている。
なお、図3中、符号15は、センターコンソール1の後部に対して取付けられるリアカバーである。
以上の構成は、上記した従来例のものとほぼ同様である。
以上のような基本構成に対し、この実施例のものでは、取付座面11を、支持ブラケット7の上面部9から上方へ切起し形成された切起片21の先端部に設けるようにする。この切起片21は、左右一対設けられている。
また、各切起片21の根元部分に、スリット部22を形成する。スリット部22は、切起片21の根元部分の両側部に、ほぼ均等な長さで前後一対設けるようにするのが好ましい。このスリット部22は、切起片21の切り起し方向に沿ったものなどとする。この場合には、スリット部22は、車幅方向へ延びるものとされている。
且つ、切起片21およびスリット部22を、緊急時の荷重入力を吸収可能な切起し高さ24(切起片21)および切込み深さ25(スリット部22)に設定する。
この切起片21の部分は、その上端側に、内方へ向けてほぼ水平に延びる取付座面11を有し、その中間部に、取付座面11の外側辺部から下方へ向けてほぼ垂直に延びる縦面部26を有し、その下端側に、縦面部26の下辺部から外方へ向けてスリット部22の長さだけほぼ水平に延びる下面部27を有する、正面視ほぼクランク形状のものなどとなる。
なお、この切起片21に対し、必要に応じて、ほぼ上下方向へ延びる補強ビードなどの切起片強度調節形状部28を設けるようにしても良い。この場合、切起片強度調節形状部28は、切起片21の縦面部26から下面部27にかけて形成されている。
また、図中、符号29は、切起片21を形成したことにより、支持ブラケット7の上面部9に形成された穴部である。この穴部29により、支持ブラケット7の上面部9は、枠状となる。更に、符号31は、支持ブラケット7の上面部9に形成された補強ビードなどの上面強度調節形状部である。この上面強度調節形状部31は、左右の穴部29の中間部分に、ほぼ車両前後方向へ向けて形成されている。
次に、この実施例の作用について説明する。
コンソールボックス本体3に対してリッド部4を開くことにより、ボックス容器部6が外部に露出されるので、ボックス容器部6に対する物の出し入れが可能となる。
反対に、コンソールボックス本体3に対してリッド部4を閉じることにより、ボックス容器部6が隠されるので、物を外部から見えないように収納しておくことが可能となる。
そして、緊急時に、閉じた状態のリッド部4に上方から下方へ向かう荷重入力があった場合には、切起片21およびスリット部22が下方に変形する。この切起片21およびスリット部22の変形によって、荷重入力が吸収される。
この荷重入力に対する吸収量は、切起片21の切起し高さ24、および、スリット部22の切込み深さ25によって設定される。この場合の、切起し高さ24および切込み深さ25は、通常の切起部の切起し高さや、通常のスリット部の切込み深さよりは大きなものとされる。この切起し高さ24および切込み深さ25は、最適なものとなるように精密に設計される。
この実施例によれば、取付座面11を、支持ブラケット7の上面部9から上方へ切起し形成された切起片21の先端部に設けると共に、切起片21の根元部分に、スリット部22を形成し、且つ、切起片21およびスリット部22を、緊急時の荷重入力を吸収可能な切起し高さ24および切込み深さ25に設定したことにより、緊急時などに、切起片21およびスリット部22が変形することによって、上方からの荷重入力を充分に吸収することが可能となる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。
本発明の実施例にかかるコンソールボックス底部取付部構造を示す断面図である。 図1の支持ブラケットの斜視図である。 従来例の説明に用いたコンソールボックスの分解斜視図である。 従来例にかかるコンソールボックス底部取付部構造を示す断面図である。 図4の支持ブラケットの斜視図である。
符号の説明
2 コンソールボックス
6 ボックス容器部
7 支持ブラケット
8 底面部
9 上面部
11 取付座面
12 ネジ
21 切起片
22 スリット部
24 切起し高さ
25 切込み深さ

Claims (1)

  1. コンソールボックスを構成するボックス容器部の下方に、ほぼ下向きコ字状の支持ブラケットを配設し、ボックス容器部の底面部と、支持ブラケットの上面部に設けられた取付座面との間をネジ止めしたコンソールボックス底部取付部構造において、
    前記取付座面を、支持ブラケットの上面部から上方へ切起し形成された切起片の先端部に設けると共に、
    前記切起片の根元部分に、スリット部を形成し、
    且つ、前記切起片およびスリット部を、緊急時の荷重入力を吸収可能な切起し高さおよび切込み深さに設定したことを特徴とするコンソールボックス底部取付部構造。
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