JP5982328B2 - 車両の後部車体構造 - Google Patents

車両の後部車体構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5982328B2
JP5982328B2 JP2013126229A JP2013126229A JP5982328B2 JP 5982328 B2 JP5982328 B2 JP 5982328B2 JP 2013126229 A JP2013126229 A JP 2013126229A JP 2013126229 A JP2013126229 A JP 2013126229A JP 5982328 B2 JP5982328 B2 JP 5982328B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
roof panel
body structure
roof
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013126229A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015000661A (ja
Inventor
明範 加藤
明範 加藤
政志 辻
政志 辻
啓悟 大瀬戸
啓悟 大瀬戸
春樹 鈴村
春樹 鈴村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2013126229A priority Critical patent/JP5982328B2/ja
Publication of JP2015000661A publication Critical patent/JP2015000661A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5982328B2 publication Critical patent/JP5982328B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は車両の後部車体構造に関する。
特許文献1の図3及び図4に従来の車両の後部車体構造が開示されている。この後部車体構造は、ルーフパネルとリヤヘッダとを備えている。ルーフパネルは、車体の上部に位置し、車室を覆っている。リヤヘッダは、車幅方向に延び、ルーフパネルの後縁部の下面に固定されている。そして、リヤヘッダが固定されたルーフパネルの後縁部の上面には、リヤドアを水平方向に延びる揺動軸心周りで上下に揺動させるための左右で一対をなすヒンジが固定されている。
こうして、この後部車体構造では、ルーフパネルの後部におけるリヤドアの支持も含め、剛性が確保されている。
特開2007−15416号公報
しかし、上記従来の後部車体構造において、リヤヘッダは、車両前後方向の長さがほぼ等しいまま、車幅方向に延びているに過ぎない。このため、この後部車体構造において、サンルーフの駆動装置、アンテナ等の機能モジュールをルーフパネルに固定しようとすれば、リヤヘッダが機能モジュールによってより後方に位置することとなる。このため、サンルーフを小型化したり、アンテナを固定する位置が制限されてしまったり、車室が狭くなってしまったり、他方、ルーフパネルが大型化してしまったりし、車両のデザインが損なわれてしまう。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、機能モジュールをルーフパネルに固定しつつ、車両が優れたデザインを発揮可能な車両の後部車体構造を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の車両の後部車体構造は、車室を覆うルーフパネルと、車幅方向に延び、前記ルーフパネルの後縁部の下面に固定されるリヤヘッダとを備えた車両の後部車体構造において、
前記ルーフパネルには第1機能モジュールが固定され、
前記リヤヘッダは、前記車幅方向の両端に位置し、前記車幅方向に延びる延在部と、両前記延在部間に位置して両前記延在部より後方に向かって凹み、前記第1機能モジュールを回避する凹部とを有していることを特徴とする
本発明の後部車体構造では、リヤヘッダの凹部が第1機能モジュールを回避するよう凹んでいるため、凹部に第1機能モジュールを配置することが可能となっている。そして、凹部に第1機能モジュールを配置すれば、リヤヘッダが第1機能モジュールによって車両のより後方に位置される必要がない。このため、車両のデザインを保つことが可能となる。
したがって、本発明の車両の後部車体構造では、機能モジュールをルーフパネルに固定しつつ、車両が優れたデザインを発揮することができる。
本発明の後部車体構造において、凹部は、一つに限定されず、第1機能モジュールの数に合わせた複数であってもよい。
ルーフパネルには、第1機能モジュールとは異なる第2機能モジュールが固定され得る。延在部には、第2機能モジュールを車室側からルーフパネルに固定可能とする作業穴が形成され得るこの場合、延在部に形成された作業穴によって、第2機能モジュールをルーフパネルに固定する作業が容易になる。
ルーフパネルには、車室を外部に開くルーフ開口が貫設され得る。第1機能モジュールは、ルーフ開口を開閉可能なサンルーフを駆動する駆動装置であり得るこの場合、本発明において、サンルーフを大型化し、かつ車室が狭くなることはなく、他方、ルーフパネルが大型化することもないので、車両が優れたデザインを発揮できる。
ルーフパネルには、車室を外部に開くアンテナ開口が貫設され得る。第2機能モジュールは、アンテナ開口に装着されるアンテナであり得るこの場合、アンテナをアンテナ開口に装着することで、アンテナをルーフパネルに固定することができる。他方、ルーフパネルが大型化することもない。このため、車両が優れたデザインを発揮できる。また、アンテナがリヤヘッダに固定されるため、アンテナが強固に車体に固定される。
延在部は、車幅方向の両端に位置している。凹部は、両延在部間に位置している。リヤヘッダは、両延在部の後方にヒンジを固定するためのヒンジ固定部を有し得る。ヒンジには、車幅方向に延びる揺動軸心周りで車室を開閉可能なリヤドアが装着され得るこの場合、車両が優れたデザインを発揮できる。また、この後部車体構造では、ルーフパネルの後部におけるリヤドアの支持も含め、剛性が確保される。
本発明の車両の後部車体構造によれば、機能モジュールをルーフパネルに固定しつつ、車両が優れたデザインを発揮することが可能である。
実施例の後部車体構造が用いられる車両の斜視図である。 実施例の後部車体構造に係り、車室側から上面後方を見て、フロントルーフトリム及びリヤルーフトリムを外した状態における平面図である。 実施例の後部車体構造に係り、図2のA−A面図である。 実施例の後部車体構造に係り、図2のB−B面図である。 比較例の後部車体構造に係り、車室側から上面後方を見て、フロントルーフトリム及びリヤルーフトリムを外した状態における平面図である。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
実施例の後部車体構造は、図1に示す車両1に用いられている。この車両1は、車体1aと、4本の車輪1bとを備えている。車体1aの後部は、ルーフパネル3と、リヤヘッダ5と、リヤドア8とを備えている。ルーフパネル3及びリヤドア8の外面は意匠面を構成している。
ルーフパネル3は、車体1aの上部に位置し、図3及び図4に示すように、車室1cを覆っている。ルーフパネル3には、図1及び図2に示すように、車室1cを外部に開くルーフ開口3aが貫設されている。ルーフ開口3aには、ルーフ開口3aを前後方向で開閉可能なサンルーフ9が設けられている。なお、図3に示すように、ルーフ開口3aとサンルーフ9との間にはウエザストリップ10が固定されている。また、ルーフパネル3には、図4に示すように、車室1cを外部に開くアンテナ開口3bが貫設されている。アンテナ開口3bには、アンテナ11が支持されている。
ルーフパネル3は、図3及び図4に示すように、ルーフパネル3の後方下面において、リヤヘッダ5を固定するための後縁部4を有している。後縁部4は、縦壁部4aと、ヒンジ取付部4bと、傾斜部4cと、シール取付部4dとを有している。縦壁部4aは、ルーフパネル3の後縁から下方に延びている。ヒンジ取付部4bは、縦壁部4aの下端から水平状態で後方に延びている。傾斜部4cは、ヒンジ取付部4bの後端から下り傾斜で後方に延びている。シール取付部4dは、傾斜部4cの後端から上方に立上っている。ヒンジ取付部4bには、図2及び図4に示すように、左右で2個ずつの挿通孔4eが形成されている。シール取付部4dには、ウエザストリップ13が支持されている。
リヤヘッダ5は、図3及び図4に示すように、リヤヘッダアッパ6とリヤヘッダロア7とからなる。
リヤヘッダアッパ6は、接合部6aと、ビード部6bと、壁部6cと、アッパ側ヒンジ固定部6dとを有している。接合部6aは、リヤヘッダアッパ6の前方に位置している。接合部6aはルーフパネル3の裏面に沿って延びている。ビード部6bは、ルーフパネル3の裏面から離れた状態で、接合部6aの後縁から縦壁部4aに向って水平方向に延びている。ビード部6bの左側には、図4に示すように、アンテナ開口3bと整合する作業穴6eが形成されている。壁部6cは、図3及び図4に示すように、ビード部6bの後端から下方に延びている。壁部6cはルーフパネル3の縦壁部4aと近接している。アッパ側ヒンジ固定部6dは、壁部6cの後端から水平状態で後方に延びている。アッパ側ヒンジ固定部6dは、ルーフパネル3のヒンジ取付部4bの裏面に当接している。アッパ側ヒンジ固定部6dには、図2及び図4に示すように、各挿通孔4eと整合する挿通孔6fが形成されている。
リヤヘッダロア7は、図3及び図4に示すように、接合部7aと、底壁部7bと、壁部7cと、ロア側ヒンジ固定部7dとを有している。接合部7aは、リヤヘッダロア7の前方に位置している。接合部7aはリヤヘッダアッパ6の接合部6aに沿って延びている。底壁部7bは、接合部7aの後縁から壁部6cに向って水平方向に延びている。底壁部7bには、図4に示すように、アンテナ開口3b及び作業穴6eと整合する作業穴7eが形成されている。壁部7cは、図3及び図4に示すように、底壁部7bの後端から下方に延びている。ロア側ヒンジ固定部7dは、壁部7cの後端から水平状態で後方に延びている。ロア側ヒンジ固定部7dは、リヤヘッダアッパ6のアッパ側ヒンジ固定部6dの裏面に設けられている。ロア側ヒンジ固定部7dには、図2及び図4に示すように、各挿通孔4e及び各挿通孔6fと整合する挿通孔7fが形成されている。
図3に示すように、リヤヘッダロア7は、凹部5bにおいては、接合部7aとロア側ヒンジ固定部7dとの間に壁部7gと傾斜部7hとを有している。壁部7gは、接合部7aの後端から下方に延びている。傾斜部7hは、壁部7gの後端から下り傾斜で後方に延びている。傾斜部7hの後端は、ロア側ヒンジ固定部7dの前端と連続している。
図3及び図4に示すように、リヤヘッダアッパ6とリヤヘッダロア7とは、接合部6aと接合部7aとが溶接されているとともに、アッパ側ヒンジ固定部6dとロア側ヒンジ固定部7dとが溶接されている。そして、図1及び図2に示すように、予め組み付けられたリヤヘッダ5がルーフパネル3の後縁部4に固定されている。
こうしてルーフパネル3に固定されたリヤヘッダ5は車幅方向に延びている。リヤヘッダ5は、図2に示すように、左右で一対の延在部5aと、凹部5bと、左右で一対のヒンジ固定部5cとを有している。延在部5aは、リヤヘッダ5の右端及び左端に位置している。図2に示すように、アンテナ開口3bと整合する作業穴6e、7eは端の延在部5aに形成されている。凹部5bは、両延在部5aの間に位置し、両延在部5aよりも後方に向って凹んでいる。両ヒンジ固定部5cはそれぞれ延在部5aの後方に位置している。各ヒンジ固定部5cは、アッパ側ヒンジ固定部6dとロア側ヒンジ固定部7dとからなる。
また、図3及び図4に示すように、リヤドア8は、リヤドアアッパパネル8aと、リヤドアロアパネル8bと、リヤウインドガラス8cと、リヤルーフトリム8dとを有している。リヤドアアッパパネル8aは、車体1aの外側に位置している。リヤドアロアパネル8bは、リヤドアアッパパネル8aに対して車室1c側に位置している。リヤドアアッパパネル8a及びリヤドアロアパネル8bの後方には、リヤウインドガラス8cが設けられている。リヤルーフトリム8dは、リヤドアロアパネル8bの裏面を介し、ウエザストリップ13側からリヤウインドガラス8cの前方までを覆うように設けられている。リヤドアロアパネル8bの裏面には、ウエザストリップ13が当接している。ウエザストリップ13は、車体1aとリヤドア8との間を封止している。
ルーフパネル3のヒンジ取付部4b及びリヤヘッダ5のヒンジ固定部5cと、リヤドアロアパネル8bとの間には、それぞれヒンジ12が設けられている。すなわち、リヤドアロアパネル8bには、一対のリヤドア側ヒンジブラケット12bによって一対のボデー側ヒンジブラケット12aが設けられている。各ボデー側ヒンジブラケット12aではボルト17aが突出している。この後部車体構造を組み付ける場合、作業者は、各ボルト17aをそれぞれ挿通孔4e、6f、7fに上方から挿入し、各ボルト17aにそれぞれナット17bを螺合する。こうして、リヤドア8は、両ヒンジ12を介し、ルーフパネル3のヒンジ取付部4b、リヤヘッダアッパ6のアッパ側ヒンジ固定部6d及びリヤヘッダロア7のロア側ヒンジ固定部7dに支持される。こうして、リヤドア8は、車幅方向に延びる揺動軸心O周りで揺動可能になっている。
図2に示すように、ルーフ開口3aは、リヤヘッダ5の両延在部5aの直前まで設けられている。そして、図3にも示すように、リヤヘッダ5の凹部5bには、図示しないモータハウジングを介して駆動装置19が収容されている。この駆動装置19は、モータとギヤ列とからなる。サンルーフ9は、この駆動装置19によってルーフ開口3aを開閉可能とされている。なお、駆動装置19は、車室1c内の図示しないスイッチによって作動する。
また、図2及び図4に示すように、アンテナ11では、ボルト11aが突出している。この後部車体構造を組み付ける場合、作業者は、ボルト11aをアンテナ開口3bに上方から挿通し、ボルト11aを車室1c側に突出させる。そして、作業者は、作業穴7e、6eからナット11bと工具とを挿入し、ボルト11aにナット11bを螺合する。こうして、アンテナ11がルーフパネル3に支持される。なお、アンテナ11には、図示しないワイヤハーネスが接続されている。
そして、図3及び図4に示すように、車室1c側には、フロントルーフトリム21が設けられている。フロントルーフトリム21は、ルーフ開口3aの下方から、リヤヘッダロア7の裏面を介し、ウエザストリップ13までを覆うように設けられている。
以上のように構成された後部車体構造では、図2〜4に示すように、リヤヘッダの接合部6a、7aが溶接によってルーフパネル3の裏面に固定され、リヤヘッダ5の両ヒンジ固定部5cがボルト17a及びナット17bによってルーフパネル3のヒンジ取付部4bに固定されているため、リヤヘッダ5がルーフパネル3を補強することが可能となっている。
また、この後部車体構造では、リヤドア8が左右一対のヒンジ12を介し、各ヒンジ固定部5c、リヤヘッダアッパ6の各アッパ側ヒンジ固定部6d及び各ロア側ヒンジ固定部7dに固定されているため、ルーフパネル3の後部におけるリヤドア8の支持も含め、剛性が確保されている。
そして、この後部車体構造では、図1及び図2に示すように、リヤヘッダ5の凹部5bが駆動装置19を回避するよう凹んでいるため、凹部5bに駆動装置19を配置することが可能となっている。そして、凹部5bに駆動装置19を配置すれば、リヤヘッダ5が駆動装置19によって車両1のより後方に位置される必要がない。このため、車両1のデザインを保つことが可能となる。
すなわち、この後部車体構造では、図2に示すように、ルーフ開口3aがリヤヘッダ5の両延在部5aの直前まで設けられている。このため、サンルーフ9を大型化し、かつ車室1cが狭くなることもない。このため、ルーフパネル3が大型化することもなくなり、車両1が優れたデザインを発揮することが可能である。
また、この後部車体構造では、図2及び図4に示すように、アンテナ11をルーフパネル3のアンテナ開口3bに装着することで、アンテナ11をルーフパネル3に固定することができる。この際、この後部車体構造では、延在部5aに形成された作業穴7e、6eによってアンテナ11をルーフパネル3に固定する作業が容易になる。
また、この後部車体構造では、アンテナ11をアンテナ開口3bに装着しても、ルーフパネル3が大型化することもない。このため、車両1が優れたデザインを発揮することが可能である。また、アンテナ11が固定されたルーフパネル3は、リヤヘッダ5によって補強されているため、アンテナ11が強固に車体1aに固定される。
したがって、この後部車体構造では、駆動装置19をルーフパネル3に固定しつつ、車両1が優れたデザインを発揮することができる。
(比較例)
図5に示すように、比較例の後部車体構造は、ルーフパネル81と、リヤヘッダ83とを備えている。ルーフパネル81には、ルーフ開口81aと、アンテナ開口81bとが形成されている。ルーフ開口81aには、ルーフ開口81aを開閉可能なサンルーフ85が設けられている。ルーフ開口81aには、ルーフ開口81aとサンルーフ85との間に設けられるウエザストリップ87が固定されている。アンテナ開口81bには、アンテナ89がボルト89a及びナット89bにより支持されている。アンテナ89は、サンルーフ85とリヤヘッダ83との間に設けられている。
リヤヘッダ83は、車両前後方向の長さがほぼ等しい状態で車幅方向に延びている。リヤヘッダ83は、ルーフパネル81の後縁部81c下面に固定されている。リヤヘッダ83は、延在部83aと、延在部83aの後方にヒンジを固定するためのヒンジ固定部83bとを有している。延在部83aは、車幅方向の両端に位置している。両延在部83aは、車両前後方向の長さがほぼ等しいまま、車幅方向に延びている。ヒンジ固定部83bには、ボルト89aを挿通させる挿通孔83cが形成されている。
サンルーフ85とリヤヘッダ83との間には、図示しないモータハウジングを介して駆動装置91が収容されている。サンルーフ85は、駆動装置91によってルーフ開口81aを開閉可能とされている。他の構成は実施例と同様である。
この後部車体構造では、駆動装置91及びアンテナ89をルーフパネル81の車両後方に固定しようとする場合、ルーフ開口81aとリヤヘッダ83との間に所定のスペースを確保する必要がある。この場合、この後部車体構造は、実施例の後部車体構造に比べて、所定のスペースの分だけリヤヘッダ83をより後方に位置させてしまう。このため、車両のデザインを保つことができなくなってしまう。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明は車両に利用可能である。
1…車両
1c…車室
3…ルーフパネル
3a…ルーフ開口
3b…アンテナ開口
4…後縁部
5…リヤヘッダ
5a…延在部
5b…凹部
5c…ヒンジ固定部
6e、7e…作業穴
8…リヤドア
9…サンルーフ
11…第2機能モジュール、アンテナ
12…ヒンジ
19…第1機能モジュール、駆動装置
O…揺動軸心

Claims (5)

  1. 車室を覆うルーフパネルと、車幅方向に延び、前記ルーフパネルの後縁部の下面に固定されるリヤヘッダとを備えた車両の後部車体構造において、
    前記ルーフパネルには第1機能モジュールが固定され、
    前記リヤヘッダは、前記車幅方向の両端に位置し、前記車幅方向に延びる延在部と、両前記延在部間に位置して両前記延在部より後方に向かって凹み、前記第1機能モジュールを回避する凹部とを有していることを特徴とする車両の後部車体構造。
  2. 前記ルーフパネルには、前記第1機能モジュールとは異なる第2機能モジュールが固定され、
    前記延在部には、前記第2機能モジュールを前記車室側から前記ルーフパネルに固定可能とする作業穴が形成されている請求項1記載の車両の後部車体構造。
  3. 前記ルーフパネルには、前記車室を外部に開くルーフ開口が貫設され、
    前記第1機能モジュールは、前記ルーフ開口を開閉可能なサンルーフを駆動する駆動装置である請求項1又は2記載の車両の後部車体構造。
  4. 前記ルーフパネルには、前記車室を外部に開くアンテナ開口が貫設され、
    前記第2機能モジュールは、前記アンテナ開口に装着されるアンテナである請求項2記載の車両の後部車体構造。
  5. 記リヤヘッダは、両前記延在部の後方にヒンジを固定するためのヒンジ固定部を有し、
    前記ヒンジには、前記車幅方向に延びる揺動軸心周りで前記車室を開閉可能なリヤドアが装着される請求項1乃至4のいずれか1項記載の車両の後部車体構造。
JP2013126229A 2013-06-17 2013-06-17 車両の後部車体構造 Expired - Fee Related JP5982328B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013126229A JP5982328B2 (ja) 2013-06-17 2013-06-17 車両の後部車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013126229A JP5982328B2 (ja) 2013-06-17 2013-06-17 車両の後部車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015000661A JP2015000661A (ja) 2015-01-05
JP5982328B2 true JP5982328B2 (ja) 2016-08-31

Family

ID=52295440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013126229A Expired - Fee Related JP5982328B2 (ja) 2013-06-17 2013-06-17 車両の後部車体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5982328B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9862255B2 (en) 2015-12-17 2018-01-09 Ford Global Technologies, Llc Vehicle with moonroof and panoramic glass
JP6959301B2 (ja) * 2019-07-05 2021-11-02 本田技研工業株式会社 車両ルーフ構造

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001341667A (ja) * 2000-06-01 2001-12-11 Toyota Auto Body Co Ltd 自動車のルーフ後端部構造
JP2007015416A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Mazda Motor Corp 車体後部構造
JP2008018805A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Kanto Auto Works Ltd 自動車のリヤエアバッグ
JP4443593B2 (ja) * 2007-08-10 2010-03-31 八千代工業株式会社 車両用サンルーフ装置
JP5254305B2 (ja) * 2010-12-21 2013-08-07 本田技研工業株式会社 車両の上部車体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015000661A (ja) 2015-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6322181B2 (ja) テールゲート構造
JP6090241B2 (ja) サンルーフ付き自動車の上部車体構造
EP2179877B1 (en) Rear door structure
WO2010092737A1 (ja) 車両用ドア構造体
JP4938541B2 (ja) コンソールボックス底部取付部構造
JP4947380B2 (ja) 側部車体構造
JP4423612B2 (ja) ドアガードバーの取付構造
JP2008126862A (ja) 車両のドア構造
KR101637303B1 (ko) 자동차용 도어구조
JP5982328B2 (ja) 車両の後部車体構造
JP6055745B2 (ja) 車両の後部車体構造
JP5896138B2 (ja) 車両のドア構造
JP2002370626A (ja) バックドア装置
JP6744493B2 (ja) 車体前部構造
WO2016152793A1 (ja) ステアリング支持部材構造
JP2007237947A (ja) 車両の後部ドア構造
JP5614663B2 (ja) 車体前部の構造
JP6609824B2 (ja) 車両の前部構造
JP2008126982A (ja) 車両のドア構造
JP5756650B2 (ja) 車両用ドアのドアミラー取付け構造
JP5347613B2 (ja) 自動車の車体構造
JP4200506B2 (ja) 車載部品の取付構造
JP4918791B2 (ja) 車両の上部車体構造
JP5152637B2 (ja) 車両用バックドアの構造
CN115362100B (zh) 车辆的前部结构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5982328

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees