JP2008230587A - コンソール取付部構造 - Google Patents

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和男 野上
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Abstract

【課題】ほぼ上方からリッド部へ加えられた荷重を吸収し得るようにする。
【解決手段】フロアパネル24の上部に、コンソール本体32が設置され、フロアパネル24に固定されたフロアブラケット35に、コンソール本体32の後部の側面が締結固定され、コンソール本体32の後部に、コンソールボックス23が設けられ、コンソールボックス23が、コンソール本体32の後部に収容配置される箱状のボックス本体33と、コンソール本体32の後部の上面側にボックス本体33と対応させて設けられる開閉可能なリッド部39とを備えたコンソール取付部構造であって、フロアパネル24とコンソール本体32との間に、ほぼ上方からリッド部39へ加えられた荷重を吸収可能な荷重吸収構造部45が設けられるようにしている。
【選択図】図1

Description

この発明は、コンソール取付部構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の運転席と助手席との間の部分に、センターコンソールが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
このセンターコンソールは、通常、その前部が、シフトレバーやスイッチ類や収納装置(灰皿装置やドリンクホルダ装置)などが設置された操作部とされ、その後部が、コンソールボックスなどとされている。
即ち、例えば、図10、図11に示すように、車室の床はフロアパネル1によって構成されている。このフロアパネル1の上部に、センターコンソール6が設置される。このセンターコンソール6は、下面側に開口部7を有するコンソール本体8で主に構成されている。そして、フロアパネル1に固定されたフロアブラケット11に、コンソール本体8の後部の側面が締結固定される。一方、このコンソール本体8の後部には、上記したコンソールボックス19が設けられる。コンソールボックス19は、コンソール本体8の後部に収容配置される箱状のボックス本体(図示せず)と、コンソール本体8の後部の上面側にボックス本体と対応させて設けられる開閉可能なリッド部18とを備えている。
より具体的には、例えば、図10、図11の場合、フロアパネル1から上方へ向けてフロア突起部2(いわゆるフロアトンネル)が突設されている。このフロア突起部2は、フロアパネル1の車幅方向3のほぼ中央部に設けられて、車両前後方向4に延設されるものである。
コンソール本体8は、このフロア突起部2の上方に配設される。コンソール本体8は、下面側の開口部7をフロア突起部2の上面と対向させた状態で配設される。なお、コンソール本体8は、フロア突起部2に沿って、車両前後方向4に延設されることにより、上記したように、運転席と助手席との間の部分に設置される。
この場合、フロア突起部2は、コンソール本体8よりも幅の広い広幅形状とされており、コンソール本体8の下縁部は、フロア突起部2の上面に当接配置されている。即ち、コンソール本体8は、フロア突起部2の上部に載置されている。
一方、フロアブラケット11は、フロア突起部2の上部で且つコンソール本体8の内部に配設される。このフロアブラケット11は、金属製とされ、背面視でほぼ上向きコ字の帯板状を呈している。
そして、フロア突起部2の上部(上面)とフロアブラケット11との間が、フロア固定部15を介して固定される。また、フロアブラケット11とコンソール本体8の側面との間が、コンソール固定部16を介して固定される。このフロア固定部15およびコンソール固定部16は、例えば、ボルト締結構造などとされている。
更に、リッド部18は、コンソール本体8の後部上面側で且つフロアブラケット11の上方に設けられる。このリッド部18は、コンソール本体8の後部に設置されるコンソールボックス19の開閉可能な蓋体となるものである。よって、フロアブラケット11は、センターコンソール6の後部におけるコンソールボックス19の部分に設けられることになる。しかも、フロアブラケット11は、センターコンソール6の後端部近傍に設置される。
なお、上記はフロアパネル1がフロア突起部2を有している場合の例である。
また、例えば、図12、図13のように、フロアパネル1がフロア突起部2を有さないような場合であっても設置できるようにしたものも存在している(フロア突起部2を有していても設置可能ではある)。
この場合、フロアブラケット11は、背面視ほぼ内向きのL字状となるように左右に二分割されている。
また、ボックス本体17は、両側面(または前後面など)や底面などからそれぞれ外方(両側方または前後方)や下方へ向けてそれぞれリブ17a,17bが適宜突設されている。そして、ボックス本体17の上面には、コンソール本体8の後部上面の開口部分を覆うように被着して面一状態につながるようにした開口縁部17cが一体形成されている。また、ボックス本体17の底面からは、フロアブラケット11およびコンソール本体8の側面と対応して、これらと共にコンソール固定部16にて共締めするための固定用突片部17dが一体に設けられている。この固定用突片部17dは、ほぼ下方へ延びてフロアブラケット11およびコンソール本体8の側面との間に挟着可能なものとされている。更に、ボックス本体17のリブ17aおよび開口縁部17cとコンソール本体8との間は、溶着により一体化されている。この状態では、ボックス本体17の底面側のリブ17bは、フロアブラケット11の上端部に当接配置されている。
加えて、リッド部18は、リッド本体部18aと、その上方のアームレスト部18bとを備えたアームレスト型のものなどとされており、両者間には、リッド本体部18aに対してアームレスト部18bを車両前後方向4にスライド可能な金属製のスライド機構18cが介装されている。
特開2005−306247
図10、図11のコンソール取付部構造の場合、コンソール本体8が、フロア突起部2の上部に当接状態で載置されているため、ほぼ上方からリッド部18に荷重が加えられた場合に、荷重を吸収することができない。
また、図12、図13のコンソール取付部構造の場合、リッド部18が金属製のスライド機構18cを有する剛構造とされており、ボックス本体17とコンソール本体8とが溶着された剛構造とされており、ボックス本体17の底面側のリブ17bがフロアブラケット11の上端部に直接当接されているため、ほぼ上方からリッド部18に荷重が加えられた場合に、ボックス本体17とコンソール本体8とが若干撓み変形する程度しか荷重を吸収することができない。
図12、図13の場合、時間と加速度との関係(線イ)および時間と移動量との関係(線ロ)は図14のようなグラフとなり、移動量と加速度との関係は図14のようなグラフとなる。
なお、いずれの場合も、金属製のフロアブラケット11は、ほぼ上方からリッド部18に加えられる荷重によって変形しない程度の剛性を有している。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、フロアパネルの上部に、コンソール本体が設置され、フロアパネルに固定されたフロアブラケットに、コンソール本体の後部の側面が締結固定され、コンソール本体の後部に、コンソールボックスが設けられ、コンソールボックスが、コンソール本体の後部に収容配置される箱状のボックス本体と、コンソール本体の後部の上面側にボックス本体と対応させて設けられる開閉可能なリッド部とを備えたコンソール取付部構造において、フロアパネルとコンソール本体との間に、ほぼ上方からリッド部へ加えられた荷重を吸収可能な荷重吸収構造部が設けられたコンソール取付部構造を特徴としている。
請求項2に記載された発明では、フロアパネルから上方へ向けてフロア突起部が突設され、フロア突起部の上方に、コンソール本体が配設され、フロアブラケットが、フロア突起部の上部で且つコンソール本体の内部に配設され、フロア突起部の上部とフロアブラケットとの間がフロア固定部を介して固定されると共に、フロアブラケットとコンソール本体の側面との間がコンソール固定部を介して固定され、リッド部が、コンソール本体の後部上面側で且つフロアブラケットの上方に設けられ、フロアパネルとコンソール本体との間に設けられる荷重吸収構造部が、ほぼ上方からリッド部へ加えられた荷重に対して、コンソール本体を下方へ退避させることにより、荷重を吸収可能なものである請求項1記載のコンソール取付部構造を特徴としている。
請求項3に記載された発明では、フロア突起部が、コンソール本体の下面側の開口部へ挿入配置可能な狭幅形状とされ、コンソール本体の下縁部に、フロアパネルの一般面部分に達しない長さの短縮部が形成され、荷重吸収構造部が、短縮部と一般面部分との間に形成されて、コンソール本体の下縁部の下方への退避を許容可能な退避用間隙部である請求項2記載のコンソール取付部構造を特徴としている。
請求項4に記載された発明では、荷重吸収構造部が、フロア突起部の両側部に形成されて、フロアブラケットの両側部の下方への変形を許容可能な変形用間隙部である請求項2または3記載のコンソール取付部構造を特徴としている。
請求項5に記載された発明では、荷重吸収構造部が、コンソール本体の後部に収容配置されたボックス本体と、フロアブラケットとの間に設けられた荷重吸収用ブラケットである請求項1記載のコンソール取付部構造を特徴としている。
請求項1の発明によれば、上記構成により、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、フロアパネルの上部に、コンソール本体が設置され、フロアパネルに固定されたフロアブラケットに、コンソール本体の後部の側面が締結固定され、コンソール本体の後部に、コンソールボックスが設けられ、コンソールボックスが、コンソール本体の後部に収容配置される箱状のボックス本体と、コンソール本体の後部の上面側にボックス本体と対応させて設けられる開閉可能なリッド部とを備えたコンソール取付部構造において、フロアパネルとコンソール本体との間に、ほぼ上方からリッド部へ加えられた荷重を吸収可能な荷重吸収構造部が設けられたことにより、荷重吸収構造部が、ほぼ上方からリッド部へ加えられた荷重を吸収するすることで、荷重吸収性能を満たすことができる。
請求項2の発明によれば、上記構成により、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、フロアパネルから上方へ向けてフロア突起部が突設され、フロア突起部の上方に、コンソール本体が配設され、フロアブラケットが、フロア突起部の上部で且つコンソール本体の内部に配設され、フロア突起部の上部とフロアブラケットとの間がフロア固定部を介して固定されると共に、フロアブラケットとコンソール本体の側面との間がコンソール固定部を介して固定され、リッド部が、コンソール本体の後部上面側で且つフロアブラケットの上方に設けられ、フロアパネルとコンソール本体との間に設けられる荷重吸収構造部が、ほぼ上方からリッド部へ加えられた荷重に対して、コンソール本体を下方へ退避させることにより、荷重を吸収可能なものであることによって、ほぼ上方からリッド部へ加えられた荷重に対して、荷重吸収構造部がコンソール本体を下方へ退避させることで、荷重を吸収することが可能となり、以て、荷重吸収性能を満たすことができる。
請求項3の発明によれば、上記構成により、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、フロア突起部が、コンソール本体の下面側の開口部へ挿入配置可能な狭幅形状とされ、コンソール本体の下縁部に、フロアパネルの一般面部分に達しない長さの短縮部が形成され、荷重吸収構造部が、短縮部と一般面部分との間に形成されて、コンソール本体の下縁部の下方への退避を許容可能な退避用間隙部であることにより、ほぼ上方からリッド部に荷重が加えられた際に、コンソール本体が下方へ退避し、退避用間隙部が、コンソール本体の下方への退避を許容することで、荷重を有効に吸収することが可能となる。この際、退避用間隙部が、荷重吸収ストロークとなる。また、コンソール本体が下方へ退避する際に、所要の反力を発生し、この反力によって荷重を緩やかに減衰させることができる。
請求項4の発明によれば、上記構成により、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、荷重吸収構造部が、フロア突起部の両側部に形成されて、フロアブラケットの両側部の下方への変形を許容可能な変形用間隙部であることにより、ほぼ上方からリッド部に荷重が加えられた際に、フロアブラケットの両側部が下方へ変形し、変形用間隙部が、フロアブラケットの両側部の下方への変形を許容することで、荷重を有効に吸収することが可能となる。この際、変形用間隙部が、荷重吸収ストロークとなる。また、フロアブラケットが変形する際に、所要の反力を発生し、この反力によって荷重を緩やかに減衰させることができる。
請求項5の発明によれば、上記構成により、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、荷重吸収構造部が、コンソール本体の後部に収容配置されたボックス本体とフロアブラケットとの間に設けられた荷重吸収用ブラケットであることにより、ほぼ上方からリッド部へ加えられた荷重に対して、荷重吸収構造部の荷重吸収用ブラケットが潰れることで、主にボックス本体とフロアブラケットとの間で荷重を吸収することが可能となり、以て、荷重吸収性能を満たすことができる。この際、荷重吸収用ブラケットの潰れ量が、荷重吸収ストロークとなる。また、荷重吸収用ブラケットが変形する際に、所要の反力を発生し、この反力によって荷重を緩やかに減衰させることができる。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
図1、図2は、この発明の実施例1を示すものである。
まず、構成について説明する。
自動車などの車両には、車室内の運転席と助手席との間の部分に、センターコンソール21が設けられている。
このセンターコンソール21は、通常、その前部が、シフトレバーやスイッチ類や収納装置(灰皿装置やドリンクホルダ装置)などが設置された操作部22とされ(特に詳細は図示せず)、その後部が、コンソールボックス23などとされている。
即ち、例えば、車室の床はフロアパネル24によって構成されている。このフロアパネル24の上部にセンターコンソール21が設置される。このセンターコンソール21は、下面側に開口部31を有する背面視ほぼ下向きコ字断面のコンソール本体32で主に構成されている。そして、フロアパネル24に固定されたフロアブラケット35に、コンソール本体32の後部の側面が締結固定される。
一方、このコンソール本体32の後部には、上記したコンソールボックス23が設けられる。コンソールボックス23は、コンソール本体32の後部に収容配置される箱状のボックス本体と(図示せず。なお、必要な場合には、後述する実施例2のものとほぼ同様なので、図3などを参照のこと)、コンソール本体32の後部の上面側にボックス本体と対応させて設けられる開閉可能なリッド部39とを備えている。
より具体的には、フロアパネル24から上方へ向けてフロア突起部25(いわゆるフロアトンネル)が突設されている。このフロア突起部25は、フロアパネル24の車幅方向26のほぼ中央部に設けられて、車両前後方向27に延設されるものである。このフロア突起部25は、ほぼ垂直且つ平行な両側壁と、ほぼ水平な上面とを有する矩形の突条などとされている。
コンソール本体32は、このフロア突起部25の上方に配設される。コンソール本体32は、その下面側の開口部31を、フロア突起部25の上面とほぼ対向させた状態で配設される。なお、コンソール本体32は、フロア突起部25に沿って、車両前後方向27に延設されることにより、上記したように、運転席と助手席との間の部分に設置される。
一方、フロアブラケット35は、フロア突起部25の上部で且つコンソール本体32の内部に配設される。このフロアブラケット35は、金属製とされる。このフロアブラケット35は、フロア突起部25の上部(上面)に沿ってほぼ車幅方向26へ延びるほぼ水平な中間部と、この中間部の両端部を上方に屈曲してなる両側腕部とを有する、背面視でほぼ上向きコ字の帯板状を呈している。要するに、このフロアブラケット35は、1本物の金属帯板で構成されている。この金属製のフロアブラケット35は、ほぼ上方からリッド部39に加えられる荷重によっては変形しない程度の剛性を有している。
そして、フロア突起部25の上部(上面)とフロアブラケット35の中間部との間が、ほぼ当接された状態で、フロア固定部36を介して固定される。また、フロアブラケット35の両側腕部(上方屈曲部)とコンソール本体32の側面との間が、ほぼ当接された状態で、コンソール固定部37を介して固定される。このフロア固定部36およびコンソール固定部37は、例えば、ボルト締結構造などとされている。
更に、リッド部39は、コンソール本体32の後部上面側で且つフロアブラケット35の上方に設けられる。このリッド部39は、コンソール本体32の後部に設置されるコンソールボックス23の開閉可能な蓋体となるものである。よって、フロアブラケット35は、センターコンソール21の後部におけるコンソールボックス23の部分に設けられることになる。しかも、フロアブラケット35は、センターコンソール21の後端部近傍に設置される。
このリッド部39は、図示しないヒンジ部を介してコンソール本体32に開閉可能に取付けられる。リッド部39には、特に図示しないが、横開きのものや縦開きのもの、片開きのものや両開きのもの、単段式のものや多段式のもの、上部にアームレストが備えられたもの(固定式またはスライド式)、これらを組合せたものなど、各種のものが存在する。
また、コンソール本体32の後部上面には、特に図示しないが、開口部が設けられている。この開口部の下方に、上記したボックス本体が設置される。このボックス本体は、コンソールボックス23の主要部を構成するものであり、上面が開口した箱状部材からなっている。
そして、上記したリッド39は、コンソール本体32の後部上面の開口部を覆うように取付けられる。そして、リッド39を開く事により、コンソール本体32の上面に形成された開口部およびボックス本体上面の開口を介して、ボックス本体への小物品の出し入れが可能となる。なお、ボックス本体は、コンソールボックス23の収納部となり、コンソール本体32の後部側面は、コンソールボックス23の表面意匠となる。
なお、以上の構成は、上記した従来例のものとほぼ同様である。
そして、以上のような基本構成に対し、この実施例のものでは、フロアパネル24の上部に、コンソール本体32が設置され、フロアパネル24に固定されたフロアブラケット35に、コンソール本体32の後部側面が締結固定され、コンソール本体32の後部に、コンソールボックス23が設けられ、コンソールボックス23が、コンソール本体32の後部に収容配置される箱状のボックス本体と、コンソール本体32の後部の上面側にボックス本体と対応させて設けられる開閉可能なリッド部39とを備えたコンソール取付部構造において、フロアパネル24とコンソール本体32との間に、ほぼ上方からリッド部39へ加えられた荷重を吸収可能な荷重吸収構造部45が設けられるようにする。
特に、この実施例の場合には、フロアパネル24から上方へ向けてフロア突起部25が突設され、フロア突起部25の上方に、コンソール本体32が配設され、フロアブラケット35が、フロア突起部25の上部で且つコンソール本体32の内部に配設され、フロア突起部25の上部とフロアブラケット35との間がフロア固定部36を介して固定されると共に、フロアブラケット35とコンソール本体32の側面との間がコンソール固定部37を介して固定され、リッド部39が、コンソール本体32の後部上面側で且つフロアブラケット35の上方に設けられ、フロアパネル24とコンソール本体32との間に設けられる荷重吸収構造部45が、ほぼ上方からリッド部39へ加えられた荷重に対して、コンソール本体32を下方へ退避させることにより、荷重を吸収可能なものとする。
より具体的には、まず、フロア突起部25が、コンソール本体32の下面側の開口部31へ挿入配置可能な狭幅形状とされる(狭幅フロア突起部46)。
また、コンソール本体32の下縁部に、フロアパネル24の一般面部分47(狭幅形状のフロア突起部25の両側に位置する、ほぼ水平な低くなった部分)に達しない長さの短縮部48が形成される。
そして、荷重吸収構造部45が、短縮部48と一般面部分47との間に形成されて、コンソール本体32の下縁部の下方への退避を許容可能な退避用間隙部49とされる。なお、荷重に対する吸収能力は、退避用間隙部49の大きさ(コンソール本体32の下縁部の退避量)によって設定される。よって、あまりに小さ過ぎるもの(通常の合せ隙間程度のもの)や、無用に大きいものなど、意図して最適に設定されたもの以外は除外される。要するに、退避用間隙部49は、想定される荷重の吸収に必要な大きさとなるように設定する。
この場合において、短縮部48は、コンソール本体32の下縁部に対し、全域に設けるようにしても良いし、後部における最低限必要な部分に部分的に設けるようにしても良い。例えば、コンソールボックス23の部分(コンソール本体32の後部)にのみ設けるようにしても良い。なお、狭幅形状のフロア突起部25の両側壁の外面は、下方への退避時に、コンソール本体32の下縁部の内面を案内し得るもの(ガイド面51)などとするのが好ましい。
或いは、上記とは別に、または、上記に加えて、荷重吸収構造部45を、フロア突起部25の両側部に形成されて、フロアブラケット35の両側部の下方への変形を許容可能な変形用間隙部55としても良い。
この変形用間隙部55は、フロアブラケット35と対応する位置の周辺に部分的に設ければ良い。この変形用間隙部55は、例えば、フロア突起部25の上面と両側壁とが交わるコーナー部分(上両隅)を、斜めに切欠くことによって形成される三角形状の空間などとされる。なお、荷重に対する吸収能力は、変形用間隙部55の大きさ(フロアブラケット35の両側部の変形量)によって設定される。よって、あまりに小さ過ぎるもの(通常の合せ隙間程度のもの)や、無用に大きいものなど、意図して最適に設定されたもの以外は除外される。要するに、変形用間隙部55は、想定される荷重の吸収に必要な大きさとなるように設定する。また、リッド部に上方から荷重が加わった場合に、フロアブラケット35が屈曲されることになるが、この屈曲部に所定荷重が加わった場合に変形を開始するスリット、切欠き、穴部等の脆弱部をフロアブラケット35に形成してもよい。この脆弱部を形成する事により確実に、荷重吸収させる事ができる。このフロアブラケット35の脆弱部の位置は、例えば、フロア突起部25の上面平面部から傾斜面に変化する部位に当接する位置に形成する。
なお、上記したボックス本体は、その底部が、フロア突起部25とフロアブラケット35とに対して、上下方向に隙間を空けて配設されるようにする。この上下方向の隙間は、荷重吸収構造部45の機能を妨げない程度の最適な大きさなどとする。
次に、この実施例の作用について説明する。
コンソール本体32は、その後部を、金属製のフロアブラケット35を介してフロア突起部25に固定されている。
このコンソール本体32は、その後部がコンソールボックス23となっており、リッド部39を開閉することにより、物の出し入れを行うことができる。
そして、ほぼ上方からリッド部39へ荷重が加えられた場合、荷重吸収構造部45がコンソール本体32を下方へ退避させることで、荷重を吸収することができる。
この際、退避用間隙部49が、コンソール本体32の下方への退避を許容することによって、荷重を吸収する。
また、変形用間隙部55が、フロアブラケット35の両側部の下方への変形を許容することで、荷重を吸収する。
このように、この実施例によれば、フロアパネル24の上部に、コンソール本体32が設置され、フロアパネル24に固定されたフロアブラケット35に、コンソール本体32の後部側面が締結固定され、コンソール本体32の後部に、コンソールボックス23が設けられ、コンソールボックス23が、コンソール本体32の後部に収容配置される箱状のボックス本体と、コンソール本体32の後部の上面側にボックス本体と対応させて設けられる開閉可能なリッド部39とを備えたコンソール取付部構造において、フロアパネル24とコンソール本体32との間に、ほぼ上方からリッド部39へ加えられた荷重を吸収可能な荷重吸収構造部45が設けられたことにより、荷重吸収構造部45が、ほぼ上方からリッド部39へ加えられた荷重を吸収することで、荷重吸収性能を満たすことができる。
特に、この実施例の場合には、フロアパネル24から上方へ向けてフロア突起部25が突設され、フロア突起部25の上方に、コンソール本体32が配設され、フロアブラケット35が、フロア突起部25の上部で且つコンソール本体32の内部に配設され、フロア突起部25の上部とフロアブラケット35との間がフロア固定部36を介して固定されると共に、フロアブラケット35とコンソール本体32の側面との間がコンソール固定部37を介して固定され、リッド部39が、コンソール本体32の後部上面側で且つフロアブラケット35の上方に設けられ、フロアパネル24とコンソール本体32との間に設けられる荷重吸収構造部45が、ほぼ上方からリッド部39へ加えられた荷重に対して、コンソール本体32を下方へ退避させることにより、荷重を吸収可能なものであることによって、ほぼ上方からリッド部39へ加えられた荷重に対して、荷重吸収構造部45がコンソール本体32を下方へ退避させることで、荷重を吸収することが可能となり、以て、荷重吸収性能を満たすことができる。
より具体的には、フロア突起部25が、コンソール本体32の下面側の開口部31へ挿入配置可能な狭幅形状とされ、コンソール本体32の下縁部に、フロアパネル24の一般面部分47(狭幅形状のフロア突起部25の両側に位置するほぼ水平な部分)に達しない長さの短縮部48が形成され、荷重吸収構造部45が、短縮部48と一般面部分47との間に形成されて、コンソール本体32の下縁部の下方への退避を許容可能な退避用間隙部49であることにより、ほぼ上方からリッド部39に荷重が加えられた際に、コンソール本体32が下方へ退避し、退避用間隙部49が、コンソール本体32の下方への退避を許容することで、荷重を有効に吸収することが可能となる。この際、退避用間隙部49(コンソール本体32の下縁部がフロアパネル24の一般面部分47に達するまでの距離)が、荷重吸収ストロークとなる。また、コンソール本体32が下方へ退避する際に、所要の反力を発生し、この反力によって荷重を緩やかに減衰させることができる。
また、荷重吸収構造部45が、フロア突起部25の両側部に形成されて、フロアブラケット35の両側部の下方への変形を許容可能な変形用間隙部55であることにより、ほぼ上方からリッド部39に荷重が加えられた際に、フロアブラケット35の両側部が下方へ変形し、変形用間隙部55が、フロアブラケット35の両側部の下方への変形を許容することで、荷重を有効に吸収することが可能となる。この際、変形用間隙部55が、荷重吸収ストロークとなる。また、フロアブラケット35が変形する際に、所要の反力を発生し、この反力によって荷重を緩やかに減衰させることができる。
図3〜図8は、この発明を具体化した実施例2を示すものである。
まず、構成を説明する。
自動車などの車両には、車室内の運転席と助手席との間の部分に、センターコンソール21が設けられている。
このセンターコンソール21は、通常、その前部が、シフトレバーやスイッチ類や収納装置(灰皿装置やドリンクホルダ装置)などが設置された操作部22とされ(特に詳細は図示せず)、その後部が、コンソールボックス23などとされている。
即ち、例えば、車室の床はフロアパネル24によって構成されている。このフロアパネル24の上部にセンターコンソール21が設置される。このセンターコンソール21は、下面側に開口部31を有する背面視ほぼ下向きコ字断面のコンソール本体32で主に構成されている。そして、フロアパネル24に固定されたフロアブラケット35に、コンソール本体32の後部の側面が締結固定される。
一方、このコンソール本体32の後部には、上記したコンソールボックス23が設けられる。コンソールボックス23は、コンソール本体32の後部に収容配置される箱状のボックス本体33と、コンソール本体32の後部の上面側にボックス本体33と対応させて設けられる開閉可能なリッド部39とを備えている。
より具体的には、フロアパネル24は、フロア突起部(いわゆるフロアトンネル)を有していないものとされている(フロア突起部25を有していても良い)。
フロアブラケット35は、背面視ほぼ内向きのL字状となるように左右に二分割されている。各フロアブラケット35は、フロアパネル24の上部で且つコンソール本体32の内部に配設される。このフロアブラケット35は、金属製とされる。このL字状のフロアブラケット35は、フロアブラケット35の上部(上面)とほぼ平行な水平部と、コンソール本体32の各側面とほぼ平行な垂直部(上方屈曲部)とを有している。この金属製のフロアブラケット35は、ほぼ上方からリッド部39に加えられる荷重によっては変形しない程度の剛性を有している。
そして、フロアパネル24の上部(上面)とフロアブラケット35の水平部との間が、ほぼ当接された状態で、フロア固定部36(図4参照のこと。以下同様)を介して固定される。また、フロアブラケット35の垂直部(上方屈曲部)とコンソール本体32の側面との間が、ほぼ当接された状態で、コンソール固定部37を介して固定される。このフロア固定部36およびコンソール固定部37は、例えば、ボルト締結構造などとされている。
更に、リッド部39は、コンソール本体32の後部上面側で且つフロアブラケット35の上方に設けられる。このリッド部39は、コンソール本体32の後部に設置されるコンソールボックス23の開閉可能な蓋体となるものである。よって、フロアブラケット35は、センターコンソール21の後部におけるコンソールボックス23の部分に設けられることになる。しかも、フロアブラケット35は、センターコンソール21の後端部近傍に設置される。
このリッド部39は、ヒンジ部40を介してコンソール本体32に開閉可能に取付けられる。リッド部39には、特に図示しないが、横開きのものや縦開きのもの、片開きのものや両開きのもの、単段式のものや多段式のもの、上部にアームレストが備えられたもの(固定式またはスライド式)、これらを組合せたものなど、各種のものが存在する。
この場合には、リッド部39は、リッド本体部39aと、その上方にアームレスト部39bとを備えたアームレスト型のものなどとされており、両者間には、リッド本体部39aに対してアームレスト部39bを車両前後方向27にスライド可能な金属製のスライド機構39c(図4参照のこと。以下同様)が介装されている。
また、コンソール本体32の後部上面には、開口部が設けられている。この開口部の内部に、上記したボックス本体33が設置される。このボックス本体33は、コンソールボックス23の主要部を構成するものであり、上面が開口した箱状部材からなっている。
そして、上記したリッド39は、コンソール本体32の後部上面の開口部を覆うように取付けられる。そして、リッド39を開く事により、コンソール本体32の上面に形成された開口部およびボックス本体33上面の開口を介して、ボックス本体33への小物品の出し入れが可能となる。なお、ボックス本体33は、コンソールボックス23の収納部となり、コンソール本体32の後部側面は、コンソールボックス23の表面意匠となる。
上記ボックス本体33は、図4に示すように、両側面(または前後面など)や底面などからそれぞれ外方(両側方または前後方)や下方へ向けてそれぞれリブ33a,33bが適宜突設されている。なお、ボックス本体33の底面のリブ33bは、図13の場合よりも小さなものとされている。そして、ボックス本体33の上面には、コンソール本体32の後部上面の開口部分を覆うように被着して開口部分と面一状態につながるようにした開口縁部33cが一体形成されている。この開口縁部33cは、ほぼ上下反転された外向きのレ字状を呈している。なお、ボックス本体33の底面の固定用突片部(図13参照)は廃止されている。更に、ボックス本体33のリブ33aおよび開口縁部33cとコンソール本体32の内側面および開口部との間は、それぞれ溶着により一体化されている。この状態では、ボックス本体33の底面側のリブ33bと、フロアブラケット35の垂直部との間は、離間させるようにする。この場合、ボックス本体33の底面側のリブ33bは、フロアブラケット35の垂直部の上端部に対し、内側で、割、若干上方に離間されている。
符号34は、コンソール本体32の後端部に取付けられる後部カバー部材である。
そして、以上のような基本構成に対し、この実施例のものでは、フロアパネル24の上部に、コンソール本体32が設置され、フロアパネル24に固定されたフロアブラケット35に、コンソール本体32の後部側面が締結固定され、コンソール本体32の後部に、コンソールボックス23が設けられ、コンソールボックス23が、コンソール本体32の後部に収容配置される箱状のボックス本体33と、コンソール本体32の後部の上面側にボックス本体33と対応させて設けられる開閉可能なリッド部39とを備えた、上記のようなコンソール取付部構造において、フロアパネル24とコンソール本体32との間に、ほぼ上方からリッド部39へ加えられた荷重を吸収可能な荷重吸収構造部45が設けられるようにする。
特に、この実施例の場合には、荷重吸収構造部45を、コンソール本体32の後部に収容配置されたボックス本体33と、フロアブラケット35との間に設けられた荷重吸収用ブラケット61としている。この荷重吸収用ブラケット61は、金属製のものとされている。この金属製の荷重吸収用ブラケット61は、ほぼ上方からリッド部39に加えられる荷重によって変形しつつ所要の反力を発生し得る程度の剛性のものとされている。
より具体的には、荷重吸収用ブラケット61は、ボックス本体33をフロアパネル24に取付けるためのボックス本体取付部材62とされている。このボックス本体取付部材62は、ボックス本体33と、フロアブラケット35との間を連結する連結部材63として設けられている。
この荷重吸収用ブラケット61は、図5、図6に示すように、フロアブラケット35およびコンソール本体32の側面と対応して、これらと共に、コンソール固定部37にて共締め可能な車体側取付端64を有している。この車体側取付端64は、ほぼ下方へ延びてフロアブラケット35およびコンソール本体32の側面との間に挟着可能なほぼ垂直面状のものとされている。車体側取付端64には、ネジ穴65などが適宜形成されている。この場合、車体側取付端64は、車幅方向26の外方端とされている。ネジ穴65は、ほぼ車両前後方向27へ延びる長穴などとされている。
また、荷重吸収用ブラケット61は、ボックス本体33の底面側のリブ33bに取付可能なボックス本体側取付端66を有している。ボックス本体側取付端66は、ボックス本体33の底面側のリブ33bに下方から当接可能なほぼ水平面状のものとされている。ボックス本体側取付端66には、ネジ穴67やロケート穴68などが適宜形成されている。これに対応させてボックス本体33の底面側のリブ33bは、背面視で外側に開いたほぼL字型となるように屈曲され、このリブ33b下端のボックス本体側取付端66に当接可能な水平面状の部分には、上記したネジ穴67やロケート穴68などと対応するネジ穴やロケートピンなどが下方へ向くように適宜設けられている。この場合、ボックス本体側取付端66は、荷重吸収用ブラケット61における、車幅方向26の内方端とされている。
更に、荷重吸収用ブラケット61は、車体側取付端64と、ボックス本体側取付端66との間に、ほぼ上方からリッド部39に加えられる荷重によって変形しつつ所要の反力を発生可能な変形予定部71を有している。この場合、この変形予定部71は、背面視でほぼ横向きS字状またはほぼ矩形波状などの折曲部72などとされている。
また、この折曲部72は、変形量や発生可能な反力を設定・調整するための変形量等調整部73を有している。この場合、変形量等調整部73は、折曲部72の途中に設けられた抜穴部74などの脆弱部とされている。この抜穴部74は、主に、折曲部72において強度の高くなるコーナー部分などに形成されている。
次に、この実施例2の作用について説明する。
コンソール本体32は、その後部を、金属製のフロアブラケット35を介してフロアパネル24に固定されている。
このコンソール本体32は、その後部がコンソールボックス23となっており、リッド部39を開閉することにより、物の出し入れを行うことができる。
そして、ほぼ上方からリッド部39へ荷重が加えられた場合、荷重吸収構造部45がコンソール本体32を下方へ退避させることで、荷重を吸収することができる。
この際、荷重吸収構造部45を構成する荷重吸収用ブラケット61が、図7に示すように変形することによって、所要の反力を発生させつつ荷重を吸収する。ここで、荷重吸収用ブラケット61は、外方端に対して内方端が下がるように変形されている。
この場合、時間と加速度との関係(線ハ)および時間と移動量との関係(線ニ)は図8のようなグラフとなり、移動量と加速度との関係は図9のようなグラフとなる。これらによれば、図14、図15と比べて、加速度が小さくなり、移動量が大きくなっているので、有効に荷重を吸収できること、および、変形量や発生可能な反力を設定・調整することができることなどが確認された。
このように、この実施例によれば、荷重吸収構造部45が、コンソール本体の後部に収容配置されたボックス本体33と、フロアブラケットとの間に設けられた荷重吸収用ブラケット61であることにより、ほぼ上方からリッド部へ加えられた荷重に対して、荷重吸収構造部の荷重吸収用ブラケット61が潰れることで、主にボックス本体33とフロアブラケットとの間で荷重を吸収することが可能となり、以て、荷重吸収性能を満たすことができる。この際、荷重吸収用ブラケット61の潰れ量が、荷重吸収ストロークとなる。また、荷重吸収用ブラケット61が変形する際に、所要の反力を発生し、この反力によって荷重を緩やかに減衰させることができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。
本発明の実施例1にかかるコンソール取付部構造の一部破断した全体斜視図である。 図1を車両後方から見た図である。 本発明の実施例2にかかるコンソール取付部構造の一部分解した全体斜視図である。 図3を車両後方から見た図である。 図4の部分拡大図である。 図5の荷重吸収用ブラケットの拡大斜視図である。 図6の変形状態を示す図である。 実施例2における、時間と加速度との関係および時間と移動量との関係を示すグラフである。 実施例2における、移動量と加速度との関係を示すグラフである。 従来例にかかるコンソール取付部構造の一部破断した全体斜視図である。 図10を車両後方から見た図である。 他の従来例にかかるコンソール取付部構造の一部分解した全体斜視図である。 図12を車両後方から見た図である。 図12・図13の場合における、時間と加速度との関係および時間と移動量との関係を示すグラフである。 図12・図13の場合における、移動量と加速度との関係を示すグラフである。
符号の説明
23 コンソールボックス
24 フロアパネル
25 フロア突起部
31 開口部
32 コンソール本体
33 ボックス本体
35 フロアブラケット
36 フロア固定部
37 コンソール固定部
39 リッド部
45 荷重吸収構造部
47 一般面部分
48 短縮部
49 退避用間隙部
55 変形用間隙部
61 荷重吸収用ブラケット

Claims (5)

  1. フロアパネルの上部に、コンソール本体が設置され、
    フロアパネルに固定されたフロアブラケットに、コンソール本体の後部の側面が締結固定され、
    コンソール本体の後部に、コンソールボックスが設けられ、
    コンソールボックスが、コンソール本体の後部に収容配置される箱状のボックス本体と、コンソール本体の後部の上面側にボックス本体と対応させて設けられる開閉可能なリッド部とを備えたコンソール取付部構造において、
    フロアパネルとコンソール本体との間に、ほぼ上方からリッド部へ加えられた荷重を吸収可能な荷重吸収構造部が設けられたことを特徴とするコンソール取付部構造。
  2. フロアパネルから上方へ向けてフロア突起部が突設され、
    フロア突起部の上方に、コンソール本体が配設され、
    フロアブラケットが、フロア突起部の上部で且つコンソール本体の内部に配設され、
    フロア突起部の上部とフロアブラケットとの間がフロア固定部を介して固定されると共に、フロアブラケットとコンソール本体の側面との間がコンソール固定部を介して固定され、
    リッド部が、コンソール本体の後部上面側で且つフロアブラケットの上方に設けられ、
    フロアパネルとコンソール本体との間に設けられる荷重吸収構造部が、ほぼ上方からリッド部へ加えられた荷重に対して、コンソール本体を下方へ退避させることにより、荷重を吸収可能なものであることを特徴とする請求項1記載のコンソール取付部構造。
  3. フロア突起部が、コンソール本体の下面側の開口部へ挿入配置可能な狭幅形状とされ、
    コンソール本体の下縁部に、フロアパネルの一般面部分に達しない長さの短縮部が形成され、
    荷重吸収構造部が、短縮部と一般面部分との間に形成されて、コンソール本体の下縁部の下方への退避を許容可能な退避用間隙部であることを特徴とする請求項2記載のコンソール取付部構造。
  4. 荷重吸収構造部が、フロア突起部の両側部に形成されて、フロアブラケットの両側部の下方への変形を許容可能な変形用間隙部であることを特徴とする請求項2または3記載のコンソール取付部構造。
  5. 荷重吸収構造部が、コンソール本体の後部に収容配置されたボックス本体と、フロアブラケットとの間に設けられた荷重吸収用ブラケットであることを特徴とする請求項1記載のコンソール取付部構造。
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