JP6548444B2 - コンソールボックス - Google Patents

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Description

この発明は、コンソールボックスに関するものである。
自動車などの車両には、車室内における運転席と助手席との間に、センターコンソールが設けられている。そして、このセンターコンソールの後部には、収納装置としてのコンソールボックスが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
このコンソールボックスは、左右一対の側壁部を有するコンソール本体と、コンソール本体の左右一対の側壁部間の内側に収容される収納容器部と、コンソール本体の上部に対して開閉可能に当接配置される蓋部と、を備えたものとされる。
特開2009−40119号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたコンソールボックスには、以下のような問題があった。
即ち、センターコンソールは、車室の中央部の良い位置に設けられているため、その内部は、車両の装備品などを設置するのに適している。そして、センターコンソールの内部に装備品を設置した場合、センターコンソール後部のコンソールボックスは、装備品を収容設置した分だけ使用できる容量が小さくなると共に、収納容器部のすぐ下に装備品があることによって、収納容器部と装備品との間に十分な間隔を確保することができなくなるので、収納容器部が装備品に対して底付きし易くなってしまう。
そのため、蓋部へ上方からの緊急荷重が加わった場合に、収納容器部が容易に底付きを起こすことで、緊急荷重を吸収することが難しくなるおそれがあった。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
左右一対の側壁部を有するコンソール本体と、
該コンソール本体の左右一対の側壁部間に設置される収納容器部と、
前記コンソール本体の上部に対して開閉可能に設けられる蓋部と、を備えたコンソールボックスにおいて、
前記収納容器部の両側部に車両前後方向に沿って複数のスリット部を形成することにより、スリット部間に、前記蓋部へ上方からの緊急荷重が入力された時に破断される複数の桟部を設け、
前記コンソール本体の各側壁部の上縁部に、内折り形状の内方屈曲縁部を形成すると共に、
前記収納容器部の両側部に、前記内方屈曲縁部の裏面に沿って立ち上がる立上壁部を延設し、
更に、前記立上壁部に、前記内方屈曲縁部の裏面側へ向けて横方向へ突出する当リブを形成し
該当リブと前記内方屈曲縁部の裏面側との間に隙間を形成したことを特徴としている。
本発明によれば、上記構成によって、蓋部へ上方からの緊急荷重が入力された時に複数の桟部が確実に破断されることで緊急荷重を吸収することができる。
本実施の形態にかかるセンターコンソールの全体斜視図である。 図1の分解斜視図である。 図1のコンソールボックスの縦断面図である。 図1のコンソールボックスの横断面図である。 図4の部分拡大図である。 コンソールボックスの後部に緊急荷重が入力された状態を示す斜視図である。 緊急荷重による変形の状態を示す図3と同様の縦断面図である。 緊急荷重による変形の状態を示す図4と同様の横断面図である。 実施例1の収納容器部の斜視図である。 図9の平面図である。 実施例2の収納容器部の平面図である。 図11の前部の部分拡大図である。 図11の後部の部分拡大図である。 実施例3の収納容器部の平面図である。 図14の部分拡大斜視図である。 図15の断面図である。 図16の変形例の断面図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図17は、この実施の形態を説明するためのものである。このうち、主に、図1〜図8は各実施例に共通のもの、図9、図10は実施例1、図11〜図13は実施例2、図14〜図17は実施例3に関するものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
自動車などの車両の車室内における運転席と助手席との間に、図1に示すような、センターコンソール1を設ける。そして、このセンターコンソール1の後部を、収納装置としてのコンソールボックス2とする。
このコンソールボックス2は、図2の分解斜視図、および、図3、図4の断面図に示すように、左右一対の側壁部3を有するコンソール本体4と、コンソール本体4の左右一対の側壁部3間の内側に収容される収納容器部5と、このコンソール本体4の上部(即ち、左右一対の側壁部3間の上縁部)に対して開閉可能に当接配置される蓋部6と、を備える。
ここで、図2に示すように、収納容器部5は、コンソール本体4に対し、4箇所のコーナー部を下側からビスなどの締結部材7によって締結固定される。また、コンソール本体4と蓋部6との間には、後側にヒンジ部が設けられると共に、前側にロック部が設けられる。
そして、図3、図4に示すように、コンソール本体4の内部における収納容器部5のすぐ下には、装備品8などの車両用搭載物が設置される。これにより、収納容器部5は、底面部11と、この底面部11の周囲を取り囲む低い側面部12と、を有する浅皿状のものなどとなる。この場合、収納容器部5は、内部を横桟状の仕切部13(図2参照)によって前後に仕切られている。
そして、図5に示すように、コンソール本体4の各側壁部3の上縁部には、蓋部6が当接される平坦な頂部15と、この頂部15から下方へ延びる内折り形状の内方屈曲縁部16とが形成される。一方、収納容器部5の上縁部には、内方屈曲縁部16の下縁部が当接されるフランジ部17が形成される。
以上のような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えるようにしている。
即ち、上記したコンソールボックス2は、図6に示すように、緊急時に蓋部6へ上方からの緊急荷重21が入力された時に、全体的に下方へ変位して収納容器部5が装備品8へ当たる底付きを起こす。そして、図7、図8に仮想線で示すように、蓋部6は下に凹むように変形し、コンソール本体4は各側壁部3が横へ膨らむように変形し、収納容器部5は側面部12が横へ広がるように変形する。
そこで、緊急荷重21を吸収するために、図9、図10に示すように、上記収納容器部5の両側部(フランジ部17)に車両前後方向22に沿って複数のスリット部23を形成することにより、スリット部23間に、上記蓋部6へ上方からの緊急荷重21が入力された時に破断される複数の桟部25(緊急荷重21に対する荷重吸収手段)を設ける。この際、スリット部23および桟部25は、左右で同じ位置に同じ大きさで設けるようにする。
そして、図5に示すように、桟部25の裏面に対し、上方からの緊急荷重21が入力された時に破断起点となる裏ノッチ26を設ける。そして、コンソールボックス2の上下方向27の変形に対して桟部25(上下方向27の変形に対する破断手段)が破断され易くなるようにする。
また、上記収納容器部5の両側部(即ち、フランジ部17の外縁部)に、上記内方屈曲縁部16の裏面に沿ってほぼ上方へ立ち上がる立上壁部28を延設する。この立上壁部28の上縁部とコンソール本体4の頂部15または頂部15に設けたリブ29(の凹部31)との間に、コンソールボックス2の上下方向27の変形によって当接される隙間部32(上下方向の変形に対する破断手段)を設けて、コンソールボックス2の上下方向27の変形に対して桟部25が破断され易くなるようにする。なお、この隙間部32は、(コンソール本体4の)内方屈曲縁部16の下縁部と(収納容器部5の)フランジ部17との間の隙間部33よりも僅かに大きいものとされる。なお、リブ29の凹部31には、組付時に、立上壁部28を容易に収容できるようにするためのテーパ部34を設けるようにしても良い。
更に、この実施例では、コンソールボックス2の横方向35(車幅方向)の変形に対応するために、以下のような構成を備えるようにする。
(1−1)図9、図10に示すように、上記緊急荷重21の入力予定部の近くに位置するスリット部23aを、入力予定部から遠くに位置するスリット部23よりも長くする(L1>L2)。
ここで、緊急荷重21は、後席乗員の頭部(を模したダミー、図6参照)による入力を想定しており、緊急荷重21の入力予定部は、蓋部6の後部の位置に予め設定されている。但し、緊急荷重21の入力予定部の位置は、状況に応じて、設定を変更することができる。
そして、スリット部23は、例えば、入力予定部の近くから遠くへ向けて、徐々に短くなるようにするなど、比較的自由な長さに設定しても良い。このような場合において、緊急荷重21の入力予定部の近くに位置するスリット部23aを他のスリット部23よりも長くする。
但し、既に上記したように、スリット部23および桟部25は、基本的に全て同じ長さおよび大きさに揃えた状態から、目的に応じて部分的に長さに変化を付けるようにするのが、設計・製作上、および、性能を安定化する上では好ましい。
(1−2)そこで、上記緊急荷重21の入力予定部に最も近いスリット部23aのみを、他のスリット部23よりも長くなるようにする。
ここで、長いスリット部23aは、収納容器部5の片側に1箇所のみ設けるようにしても良いし、または、収納容器部5の両側にそれぞれ1箇所ずつ設けるようにしても良い。長いスリット部23aを収納容器部5の両側にそれぞれ1箇所ずつ設ける場合には、両側の同じ位置に同じ長さで設けるのが好ましい。この場合には、緊急荷重21の入力予定部に最も近い桟部25aを省略することで、その両側のスリット部23を連結して、ほぼ2倍の長さのスリット部23aを設けるようにしている。なお、他のスリット部23については、上記したように、全てを同じ長さに揃えている。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(基本的な作用)コンソール本体4に対して蓋部6を開閉することにより、収納容器部5に対する物の出し入れが可能となる。この際、蓋部6は、ヒンジ部を中心として、前側の部分を上下方向27で且つ車両前後方向22に開閉させるようにする。
そして、緊急時に、蓋部6が閉じた状態で蓋部6に上方からの緊急荷重21が入力された時に、緊急荷重21で蓋部6やコンソール本体4や収納容器部5が上下方向27(縦方向)や左右方向(横方向35)に変形される。この変形で桟部25が破断されることによって緊急荷重21を吸収することができる。これにより、例えば、後席乗員の頭部が蓋部6に当接した場合でも、後席乗員の頭部を有効に保護することができる。
この際、緊急荷重21を確実に吸収するためには、緊急荷重21の入力によって左右の桟部25の全てが確実に破断されることが重要である。
(作用効果1−1)そこで、緊急荷重21の入力予定部の近くに位置するスリット部23aを、入力予定部から遠くに位置するスリット部23よりも長くした。これにより、入力予定部の近くでは桟部25の数が少なく(または桟部25の密度が低く)なり、また、入力予定部から遠い位置では近くよりも桟部25の数が多く(または桟部25の密度が高く)なるので、収納容器部5における緊急荷重21の入力予定部周辺の剛性を、長くしたスリット部23aの位置で部分的に低下させて入力予定部の近くを変形させ易くすることができる。その結果、入力予定部の近くの桟部25が破断を起こし易くなり、この入力予定部の近くの桟部25の破断をきっかけとして、遠くの桟部25まで連鎖的に破断が伝わるようにすることができる。
(作用効果1−2)緊急荷重21の入力予定部に最も近い1つのスリット部23aのみを、他のスリット部23よりも長くした。これにより、緊急荷重21の入力予定部に最も近い1つのスリット部23aの部分のみ桟部25の数が少なくなるので、この(長く形成された)スリット部23aの両側の桟部25を、緊急荷重21によって最初に破断が起こる桟部25に定めて、確実に上記した桟部25の破断の連鎖が生じるようにすることができる。よって、通常時には、他のスリット部23の部分に(ほぼ均等に)設けられた桟部25によって収納容器部5の全体としての形状を保持することができ、また、緊急時に長いスリット部23aによって桟部25を確実に破断させることができる。
図11〜図13は、この実施例を示すものである。
(2−1)上記した桟部25の側面に対して、上記緊急荷重21の入力時に破断起点となるノッチ部41(側面ノッチ)を形成する。
ここで、ノッチ部41は、桟部25の両側面に対して設けることができる。しかし、好ましくは、以下のようにする。
(2−2)即ち、図12に示すように、上記ノッチ部41を、上記蓋部6への上記緊急荷重21の入力予定部よりも車両前方側に位置する桟部25bの車両後方側(この場合には、図中右側)の側面に設ける。
また、図13に示すように、上記緊急荷重21の入力予定部よりも車両後方側に位置する桟部25cの車両前方側(この場合には、図中左側)の側面に設ける。
ここで、緊急荷重21の入力予定部の近くには、上記した長いスリット部23aを設けるようにしても良いし、設けないようにしても良い。そして、ノッチ部41角度42は、何度にしても良い。しかし、好ましくは、以下のようにする。
(2−3)上記桟部25の側面に設けられた上記ノッチ部41の角度42を鋭角(<90°)にする。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(作用効果2−1)桟部25の側面に対してノッチ部41を形成した。このノッチ部41は、緊急荷重21の入力時に、左右方向の変形に対して破断起点となるものである。これにより、ノッチ部41によって左右方向の変形に対する各桟部25の破断起点が定められるので、各桟部25はノッチ部41の位置で確実に破断されることになる。この全ての桟部25の破断により、緊急荷重21を確実に吸収することができる。
また、ノッチ部41を桟部25の側面に形成することで、ノッチ部41を設ける際の制限が少なくなってノッチ部41の設計自由度が増えるので、緊急荷重21によってノッチ部41が確実に破断されるようにその大きさや形状を調整してノッチ部41を最適化することが容易となる。
(作用効果2−2)ノッチ部41を、緊急荷重21の入力予定部よりも車両前方側に位置する桟部25bの車両後方側の側面に形成すると共に、緊急荷重21の入力予定部よりも車両後方側に位置する桟部25cの車両前方側の側面に形成した。これにより、全てのノッチ部41が、緊急荷重21の入力予定部に近い位置に対して入力予定部の方に向くように設けられるので、緊急荷重21を効率的にノッチ部41へ伝えて、ノッチ部41にて桟部25を確実に破断させることが可能となる。
なお、ノッチ部41は、構造的には、桟部25における車両前後方向22の両側に設けることもできる。これによって、桟部25を左右方向の変形に対してより破断し易くすることができる。また、緊急荷重21の入力予定部の位置が不明な場合であっても対応することができるので、緊急荷重21の入力予定部の位置に応じてノッチ部41の向きを作り分ける必要をなくすことができる。
(作用効果2−3)桟部25の側面のノッチ部41の角度42を鋭角にした。これにより、ノッチ部41の角度42を鈍角にする場合よりも、ノッチ部41を深く形成することができる。よって、ノッチ部41をより破断し易いものとすることができ、ノッチ部41の破断起点としての機能を向上させることができる。
なお、上記以外の構成および作用効果については、上記した実施例と同じである。よって、上記実施例の記載を以ってこの実施例の記載とする。
図14〜図17は、この実施例および変形例を示すものである。
(3−1)図14〜図16に示すように、上記立上壁部28に、上記内方屈曲縁部16の裏面側へ向けて横方向35へ突出する当リブ51を形成する。
ここで、例えば、立上壁部28と内方屈曲縁部16との間隔を3mm程度に設定した場合に、当リブ51と内方屈曲縁部16との間隔はそれよりも狭くなるように、1mm程度などにする。当リブ51は、ほぼ上下方向27へ延びるものとする。当リブ51の上部には、組付けを容易にするためのテーパ部52などを設けるようにしても良い。
(3−2)或いは、上記の変形例として、 図17に示すように、上記内方屈曲縁部16の裏面側に、上記立上壁部28へ向けて横方向35へ突出する当リブ53を形成する。
ここで、例えば、立上壁部28と内方屈曲縁部16との間隔を3mm程度に設定した場合に、当リブ53と立上壁部28または内方屈曲縁部16との間隔はそれよりも狭くなるように、1mm程度などにする。当リブ53は、ほぼ上下方向27へ延びるものとする。当リブ53の下部には、組付けを容易にするためのテーパ部54などを設けるようにしても良い。
なお、上記した当リブ51と当リブ53とは、組み合わせて設けることもできる。
(3−3)上記各場合において、図15に示すように、当リブ51,53(当リブ53については図示せず)が、上記立上壁部28または内方屈曲縁部16の裏面側における、上記桟部25または上記スリット部23の端部の近傍の位置に対して設けられるようにする。
ここで、当リブ51,53は、桟部25または上記スリット部23の端部の近傍の位置に対して単数または複数設けることができる。また、当リブ51,53は、車両前後方向22の全域に亘って設けることができる。しかし、好ましくは、以下のようにする。
(3−4)上記当リブ51,53(当リブ53については図示せず)が、上記立上壁部28または内方屈曲縁部16の裏面側における、上記緊急荷重21の入力予定部に近い位置に対して部分的に設けられるようにしても良い。
ここで、当リブ51,53は、入力予定部に近い位置に対して単数または複数設けることができる。この場合、当リブ51,53は、桟部25または上記スリット部23の端部の近傍の位置以外の位置に設けるようにしても良い。しかし、上記(3−3)と(3−4)とを組み合わせて、桟部25または上記スリット部23の端部の近傍の位置で、且つ、入力予定部に近い位置に集中的に当リブ51,53を設けるようにすると、効果的となる。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(作用効果3−1)収納容器部5の立上壁部28に、コンソール本体4の内方屈曲縁部16の裏面側へ向けて突出する当リブ51を形成した。これにより、蓋部6に緊急荷重21が入力されることによってコンソール本体4と収納容器部5との左右方向の相対距離が変化して、コンソール本体4の内方屈曲縁部16と収納容器部5の立上壁部28とが近接した時に、当リブ51が内方屈曲縁部16の裏面に部分的に強当たりすることになる。
この当リブ51の強当たりにより、当リブ51の近くに位置する桟部25を破断し易くすることができる。そして、この当リブ51周辺の桟部25の破断をきっかけとして、隣接する桟部25に破断が起こることで、全ての桟部25を確実に破断させることができる。
しかも、当リブ51は、立上壁部28におけるスリット部23および桟部25に近い位置に設けると、当リブ51による押圧力を、より直接的に桟部25へ伝えることができて有利である。
(作用効果3−2)内方屈曲縁部16の裏面側に、立上壁部28へ向けて突出する当リブ53を形成した。これにより、蓋部6に緊急荷重21が入力されることによってコンソール本体4と収納容器部5との左右方向の相対距離が変化して、コンソール本体4の内方屈曲縁部16と収納容器部5の立上壁部28とが近接した時に、当リブ53が立上壁部28に部分的に強当たりすることになる。
この当リブ53の強当たりにより、当リブ53の近くに位置する桟部25を破断し易くすることができる。そして、この当リブ53周辺の桟部25の破断をきっかけとして、隣接する桟部25に破断が起こることで、全ての桟部25を確実に破断させることができる。
しかも、当リブ53は、内方屈曲縁部16の裏面におけるスリット部23および桟部25に近い位置に設けると、当リブ53による押圧力を、より直接的に桟部25へ伝えることができて有利である。
なお、収納容器部5は、コンソール本体4よりも小型の部品であるので、当リブ51を収納容器部5の側に設けるようにすると、後述するように当リブ53をコンソール本体4の側に設けるようにするよりも製造し易くなると共に、型構造上も有利となる。また、桟部25と当リブ51とが同じ部品(収納容器部5)に形成されるので、上記した押圧力をより桟部25へ伝え易くすることができると共に、緊急荷重21が入力された時の収納容器部5とコンソール本体4との変形の違いによって当リブ51が逃げてしまうようなことが起きないので、当リブ51による桟部25の破断の確実性が高まることが期待できる。
(作用効果3−3)当リブ51,53を、立上壁部28または内方屈曲縁部16の裏面側における、上記桟部25または上記スリット部23の端部の近傍に対して、(車両前後方向22に単数または複数)設けた。これにより、当リブ51,53による押圧力を、より直接的に桟部25へ伝えることができるので、桟部25を確実に破断する上で一層有利となる。
なお、収納容器部5の側に当リブ51を設ける場合には、桟部25と当リブ51との位置を若干ズラして設けるようにすれば、収納容器部5の成形時における当該部分の溶融樹脂の流動性を確保し易くなるため、成形不良をなくして製品品質を上げることなどができるので好ましい。
(作用効果3−4)当リブ51,53を、立上壁部28または内方屈曲縁部16の裏面側における、緊急荷重21の入力予定部に近い位置に対して部分的に(車両前後方向22に単数または複数)設けた。これにより、当リブ51,53によって大きな押圧力が加えられる位置が緊急荷重21の入力予定部の周辺に限られるので、緊急荷重21によって最初に破断が起こる桟部25(破断起点となる桟部25)を定めて、確実に上記した桟部25の破断の連鎖が生じるようにすることができる。よって、通常時には収納容器部5の全体としての強度を保持しつつ、緊急時に桟部25を確実に破断させることができる。
なお、上記以外の構成および作用効果については、上記した各実施例と同じである。よって、上記各実施例の記載を以ってこの実施例の記載とする。
また、上記した各実施例にかかる長いスリット部23a、ノッチ部41、当リブ51,53は、適宜組み合わせることができるのは勿論である。
2 コンソールボックス
3 側壁部
4 コンソール本体
5 収納容器部
6 蓋部
16 内方屈曲縁部
21 緊急荷重
22 車両前後方向
23 スリット部
25 桟部
28 立上壁部
51 当リブ
53 当リブ

Claims (3)

  1. 左右一対の側壁部を有するコンソール本体と、
    該コンソール本体の左右一対の側壁部間に設置される収納容器部と、
    前記コンソール本体の上部に対して開閉可能に設けられる蓋部と、を備えたコンソールボックスにおいて、
    前記収納容器部の両側部に車両前後方向に沿って複数のスリット部を形成することにより、スリット部間に、前記蓋部へ上方からの緊急荷重が入力された時に破断される複数の桟部を設け、
    前記コンソール本体の各側壁部の上縁部に、内折り形状の内方屈曲縁部を形成すると共に、
    前記収納容器部の両側部に、前記内方屈曲縁部の裏面に沿って立ち上がる立上壁部を延設し、
    更に、前記立上壁部に、前記内方屈曲縁部の裏面側へ向けて横方向へ突出する当リブを形成し、
    該当リブと前記内方屈曲縁部の裏面側との間に隙間を形成したことを特徴とするコンソールボックス。
  2. 左右一対の側壁部を有するコンソール本体と、
    該コンソール本体の左右一対の側壁部間に設置される収納容器部と、
    前記コンソール本体の上部に対して開閉可能に設けられる蓋部と、を備えたコンソールボックスにおいて、
    前記収納容器部の両側部に車両前後方向に沿って複数のスリット部を形成することにより、スリット部間に、前記蓋部へ上方からの緊急荷重が入力された時に破断される複数の桟部を設け、
    前記コンソール本体の各側壁部の上縁部に、内折り形状の内方屈曲縁部を形成すると共に、
    前記収納容器部の両側部に、前記内方屈曲縁部の裏面に沿って立ち上がる立上壁部を延設し、
    更に、前記内方屈曲縁部の裏面側に、前記立上壁部へ向けて横方向へ突出する当リブを形成し、
    該当リブと前記立上壁部との間に隙間を形成したことを特徴とするコンソールボックス。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコンソールボックスであって、
    前記当リブが、前記立上壁部または内方屈曲縁部の裏面側における、前記桟部または前記スリット部の端部の近傍に対して設けられたことを特徴とするコンソールボックス。
JP2015089421A 2015-04-24 2015-04-24 コンソールボックス Active JP6548444B2 (ja)

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