JP2007001356A - エアバッグ取付部構造 - Google Patents

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Kazuyoshi Funakura
一喜 船倉
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Abstract

【課題】 フック部と取付壁部との外れをなくすことにより荷重入力をうまく吸収し得るようにする。
【解決手段】 エアバッグモジュール22の上部に設けたフック部26を、エアバッグリッド部材25の裏面から突設された取付壁部27の係止穴28に嵌合係止させるよう構成したエアバッグ取付部構造であって、荷重入力時に取付壁部27の先端をエアバッグモジュール22に近接する方向へガイドするガイド部30を、フック部26の下方に設けるようにしている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エアバッグ取付部構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルが設けられている。このインストルメントパネルの助手席側の部分には、緊急時の安全手段として助手席用のエアバッグ装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
この助手席用のエアバッグ装置は、図5に示すように、車体に所定値以上の衝撃荷重が加わったときに、インストルメントパネル1の内部に配設されたエアバッグモジュール2に折り畳んで収納されているエアバッグ本体が、インフレータ4からの高圧気体の供給によって展開され、インストルメントパネル1に設けられたエアバッグリッド部材5を開成して車室内乗員側へ膨出し、助手席乗員を受け止めてインストルメントパネル1等に二次衝突しないように拘束保護するものである。
上記エアバッグモジュール2は、その前後面の上部を、フック部6を介して、エアバッグリッド部材5の裏面からほぼ下方へ向けて延設された前後の取付壁部7の係止穴8に嵌合係止されている。
また、上記エアバッグモジュール2は、特に図示しないが、その下部を、取付ブラケットを介して、車体側メンバにボルトで締結固定されている。なお、車体側メンバは、左右の車体パネル間を連結するステアリングサポートメンバなどの強度部材である。
特開2004−189139号公報
上記エアバッグ取付部構造では、図6に示すように、車体に衝撃荷重が加わった際などに、乗員の頭部9がインストルメントパネル1へ向けて移動することなどにより生じる荷重入力によって、エアバッグリッド部材5が押込まれると共に凹まされることにより、前後の取付壁部7が外側へほぼハ字状に開いてフック部6と係止穴8とが外れてしまうおそれがあった。このように、フック部6から外れた取付壁部7が外側へ開いた場合、乗員の頭部9が早期にエアバッグモジュール2と接触するのを遮るものがなくなってしまうため、上記荷重入力の吸収がうまく行かなくなるおそれがある。そこで、この場合の対策として、図5に示すように、強度の弱い衝撃吸収プレート10を、エアバッグモジュール2の上部に別部材として取付けることが検討されているが、このようにした場合、重量増とコスト増を招くという問題がある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、エアバッグモジュールの上部に設けたフック部を、エアバッグリッド部材の裏面から突設された取付壁部の係止穴に嵌合係止させるよう構成したエアバッグ取付部構造において、荷重入力時に前記取付壁部の先端をエアバッグモジュールに近接する方向へガイドするガイド部を、前記フック部の下方に設けたエアバッグ取付部構造を特徴としている。
請求項1の発明によれば、フック部の下方に設けたガイド部が、荷重入力時に取付壁部の先端をエアバッグモジュールに近接する方向へガイドすることにより、フック部と取付壁部との外れを確実に防止することが可能となるため、取付壁部によって乗員の頭部などが早期にエアバッグモジュールと接触するのを遮らせることができるようになるので、別部材の衝撃吸収プレートなどを設けることが不要となり、重量増やコスト増を招くことなく荷重入力をうまく吸収し得るようになる。
フック部と取付壁部との外れをなくすことにより荷重入力をうまく吸収し得るようにするという目的を、荷重入力時に取付壁部の先端をエアバッグモジュールに近接する方向へガイドするガイド部を、フック部の下方に設ける、という手段で実現した。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
図1〜図4は、この発明の実施例を示すものである。
まず、構成を説明すると、自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネル21が設けられる。このインストルメントパネル21の助手席側の部分には、緊急時の安全手段として助手席用のエアバッグ装置20が設けられる。
この助手席用のエアバッグ装置20は、図1に示すように、車体に所定値以上の衝撃荷重が加わったときに、インストルメントパネル21の内部に配設されたエアバッグモジュール22に折り畳んで収納されているエアバッグ本体23が、インフレータ24からの高圧気体の供給によって展開され、インストルメントパネル21に設けられたエアバッグリッド部材25を開成して車室内乗員側へ膨出し、助手席乗員を受け止めてインストルメントパネル21等に二次衝突しないように拘束保護するものである。
上記エアバッグモジュール22は、その前後面の上部に設けたフック部26を、エアバッグリッド部材25の裏面から突設(ほぼ下方へ向けて延設)された前後の取付壁部27の係止穴28に嵌合係止させるよう構成されている。フック部26および係止穴28は、車幅方向に所要の間隔を有して複数設けられている。フック部26は、通常、エアバッグモジュール22の前後面に取付けられた車幅方向へ延びる所要板厚のプレート29の上縁部に設けられている。一方、取付壁部27は、車幅方向へ延設されている。
なお、符号28aは、係止穴28に設けられた、フック部26を押さえるための弾性舌片である。
また、上記エアバッグモジュール22は、特に図示しないが、その下部を、取付ブラケットを介して、車体側メンバにボルトで締結固定されている。なお、車体側メンバは、左右の車体パネル間を連結するステアリングサポートメンバなどの強度部材である。
この実施例のものでは、図2に示すように、荷重入力時に取付壁部27の先端をエアバッグモジュール22に近接する方向(内側)へガイドするガイド部30を、フック部26の下方に設けるようにする。
このガイド部30は、組付状態で、取付壁部27の延設方向と直交する方向に対して鋭角となるように設定する(0゜<A≦45゜)。
また、組付状態で、ガイド部30の先端が、取付壁部27の外側面よりも外方に位置するように設定する(B<C)。
更に、組付状態で、取付壁部27の先端とガイド部30との間の間隔Eが、係止穴28の上端とフック部26の上面との間隔Dよりも小さくなる、即ち、荷重入力時に係止穴28の端部に至るよりも先に取付壁部27の先端がガイド部30に当るように設定する(E<D)。
このガイド部30は、図3に示すように、上記プレート29の下縁部に設けるようにする。この際、図3(a)に示すように、プレート29の下縁部に切込みなどによってガイド部30となる部分を形成しておき、エアバッグリッド部材25に対するエアバッグモジュール22の組付後に、図3(b)に示すように、上記部分を曲げてガイド部30となるようにしても良い。
また、図4に示すように、ガイド部30の先端に返し31を設けるようにすることもできる。この返し31は、組付状態における取付壁部27の先端とほぼ重複するようなものとする。
次に、この実施例の作用について説明する。
上記エアバッグ取付部構造では、図1に示すように、車体に衝撃荷重が加わった際などに、乗員の頭部Hがインストルメントパネル21へ向けて移動することなどにより生じる荷重入力によって、エアバッグリッド部材25が押込まれると共に凹まされることにより、前後の取付壁部27が外側へハ字状に開いてフック部26と係止穴28とが外れようとするのに対し(図6の矢印b参照)、この実施例の構造によれば、フック部26の下方に設けたガイド部30が、荷重入力時に取付壁部27の先端を、図2に矢印aで示すように、エアバッグモジュール22に近接する方向(内側)へガイドすることにより、フック部26と取付壁部27との外れを確実に防止することが可能となるため、取付壁部27によって乗員の頭部Hなどが早期にエアバッグモジュール22と接触するのを遮らせることができるようになるので、別部材の衝撃吸収プレートなどを設けることが不要となり、重量増やコスト増を招くことなく荷重入力をうまく吸収し得るようになる。
この際、組付状態で、ガイド部30の先端が、取付壁部27の外側面よりも外方に位置するように設定したことにより(B<C)、荷重入力時に、取付壁部27の先端をガイド部30に確実に突き当てさせるようにすることができる。
また、組付状態で、取付壁部27の先端とガイド部30との間の間隔が、係止穴28の上端とフック部26の上面との間隔よりも小さくなるように設定したことにより(E<D)、荷重入力時に係止穴28の端部に至るよりも先に取付壁部27の先端がガイド部30に当るようになるので、ガイド機能を早期に発揮させることができる。
更に、ガイド部30を、組付状態で、取付壁部27の延設方向と直交する方向に対して鋭角となるように設定したことにより(0゜<A≦45゜)、取付壁部27の先端を確実にエアバッグモジュール22に近接する方向へガイドすることが可能となる。
そして、図3(b)に示すように、エアバッグリッド部材25に対するエアバッグモジュール22の組付後に、ガイド部30を曲げ形成するようにした場合には、組付性を向上することができる。
また、図4に示すように、ガイド部30の先端に返し31を設けることにより、フック部26と係止穴28との外れを、より確実に防止することができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
本発明の実施例にかかるエアバッグ装置の側方断面図である。 図1の部分拡大図である。 図2のフック部を示す斜視図であり、(a)は折曲前の状態、(b)は折曲後の状態を示すものである。 返しを設けたフック部を示す図2と同様の部分拡大図である。 従来例にかかるエアバッグ装置の側方断面図である。 図5に対する荷重入力時の状態を示す側方断面図である。
符号の説明
22 エアバッグモジュール
25 エアバッグリッド部材
26 フック部
27 取付壁部
28 係止穴
30 ガイド部

Claims (1)

  1. エアバッグモジュールの上部に設けたフック部を、エアバッグリッド部材の裏面から突設された取付壁部の係止穴に嵌合係止させるよう構成したエアバッグ取付部構造において、
    荷重入力時に前記取付壁部の先端をエアバッグモジュールに近接する方向へガイドするガイド部を、前記フック部の下方に設けたことを特徴とするエアバッグ取付部構造。
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