JP6438981B2 - ドア内装構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ドア内装構造に関する。
従来のドア内装構造としては、ドアトリムから車室内方向に向けてアームレストが凸設されているものが知られている。
このようなものでは、アームレストの内部空間を利用して収納ボックスが設けられている。収納ボックスの上面部には、開口部を開閉するリッドが備えられている。そして、リッドには、パワーウインドウスイッチの操作パネルが一体に設けられている。
特開2004−276205号公報
従来のドア内装構造では、パワーウインドウスイッチの操作パネルの直下の空間に収納ボックスが設けられている。
このため、収納ボックス内に収納した物を出し入れする度に、収納ボックスの上面部を開放するため、操作パネルが設けられているリッドを開閉しなければならない。よって、リッドのヒンジなどの可動部に負荷がかかる。また、収納ボックス内の物品を出し入れする動作が煩雑になってしまう。
また、例えばパワーウインドウスイッチの操作パネルの下方にハーネスを延設するものでは、収納ボックスの容量が減少してしまう。このため、レイアウトの自由度が少なかった。
本発明は、レイアウトの自由度を向上させて、アームレストの前部の下方に形成されている収納部内から収納されている物品を容易に出し入れできるドア内装構造を提供することを目的とする。
本発明は、ドア本体の車室内側に設けられるドア内装材と、ドア内装材から車室内方向に向けて突設されるアームレストと、アームレストの前部に装着されるパワーウインドウスイッチと、アームレストの前部の下方にドア車外側に向けて凹状に形成される収納部と、パワーウインドウスイッチから延設されるハーネスと、ハーネスが収納部を回避するように、パワーウインドウスイッチに接続されている、ドア内装構造を特徴とする。
本発明によれば、レイアウトの自由度を向上させて、アームレストの前部の下方に形成されている収納部内から収納されている物品を容易に出し入れできるドア内装構造が提供される。
本発明の実施形態にかかるドア内装構造で、運転席側ドアおよび助手席側ドアを車室内側から見た斜視図である。 助手席側ドアを車室内側から見た正面図である。 助手席側ドアで図2中III−III線に沿った位置での断面図である。 助手席側ドアで図2中IV−IV線に沿った位置での断面図である。 助手席側ドアのドアライニングを裏面側から見た背面図である。 ドアライニングを裏面側から見たコネクタ周辺の拡大斜視図である。 コネクタ周辺の構成を示し、図5中VII−VII線に沿った位置での断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。方向を説明する際には、基本的に運転者から見た前後左右上下に基づいて説明する。また、「車幅方向」は「左右方向」と同義である。
図1に示すように、この実施形態の車両の運転席側ドア1および助手席側ドア11は、略左右対称で、運転席側ドア1は、助手席側ドア11とほぼ同様に構成されている。このため、まず、運転席側ドア1および助手席側ドア11を用いて全体の構成を説明する。
運転席側ドア1および助手席側ドア11は、ドア本体2,12と、ドア本体2,12の車室内側に設けられるドア内装材3,13と、ドア内装材3,13から車室内方向に向けて突設されるアームレスト4,14と、アームレスト4,14の前部4b,14bに装着されるパワーウインドウスイッチ5,15と、アームレスト4,14の前部4b,14bの下方にドア車外側に向けて凹状に形成される収納部6,16とを備えている。
また、ドア本体2,12の車室内側の上部前方には、ドアハンドル部8,18が設けられている。さらに、ドア本体2,12の車室内側の下部には、収納部6,16よりも収納容量が大きなロア収納ポケット部9,19が凹状に形成されている。
そして、パワーウインドウスイッチ5,15からは、それぞれハーネス7,17が水平方向で車両後方へ向けて延設されている。
ハーネス7,17は、ドア本体2,12と、ドア内装材3,13との間の空間内に配索されていて、パワーウインドウスイッチ5,15およびドアロックスイッチ等と図示しない電源等とを接続している。
パワーウインドウスイッチ15から延設されるハーネス7,17は、収納部6,16をそれぞれ回避するように、車両後方を湾曲させて配索されている。そして、ハーネス7,17は、パワーウインドウスイッチ15側の端縁とは、反対側の端縁を図示しない車体側のコネクタに接続するように構成されている。
次に、図2に示す助手席側ドア11を用いてさらに詳しい構成を説明する。なお、運転席側ドア1は、助手席側ドア11と略左,右対称でほぼ同様である。このため、助手席側ドア11の構成を以下に説明して、運転席側ドア1の構成については、説明を省略する。
パワーウインドウスイッチ15は、ハーネス17の先端に設けられたコネクタ10が嵌合される雌コネクタ部15aと、スイッチユニット15bと、アームレスト14の前部14bの上面側に配置されて、操作ボタンが配列されるスイッチパネル15cとを有している。
ハーネス17は、図2に示すようにアームレスト14の前部14bの下方に凹状に形成された収納部16を回避して配索されている。すなわち、ハーネス17の先端は、収納部16の後方を迂回して、上面側に廻り込み、車両前方に向けて水平に延設される。
そして、ハーネス17は、先端に設けられたコネクタ10を、各パワーウインドウスイッチ15の雌コネクタ部15aに車両後方方向かつ水平方向Hで嵌合して、電気的に結線されている(図5,図6参照)。
図3は、助手席側ドア11で、図2中III−III線に沿った前側位置での断面図、図4は、図2中IV−IV線に沿った後側位置での断面図である。
ドア本体12は、金属製のアウタパネル部材12aおよびインナパネル部材12bを有して構成されている。
インナパネル部材12bの車室内側の側面には、ドア内装材13として上側に位置するアッパベース部材13aと、下側に位置するロアベース部材13bとが装着されている。
アッパベース部材13aの車両前方側には、ドアハンドル部18が設けられている。
ドアハンドル部18は、インサイドハンドル18a及び装飾部材としての装飾部材18bを有している。装飾部材18bには、インサイドハンドル18aよりも上位置に、アッパポケット18cが凹設形成されている。
アッパベース部材13aと、ロアベース部材13bとの接続部分には、車両前後方向に長手方向を沿わせてアームレスト14が設けられている。アームレスト14は、ドア内装材13の装着位置から車幅方向に所定の寸法W1、車室内側に向けて凸設されて、略平面状の上面部14aを形成している。
そして、収納部16は、ドア内装材13を構成するアッパベース部材13aと、ロアベース部材13bとの間で、車両前後方向に沿って凹状に形成されている。この実施形態の収納部16の前部上方で、アームレスト14の前部14b端縁よりも車両前方の空間60は開放されている(図2参照)。
図7は、コネクタ周辺の構成を示し、図5中VII−VII線に沿った位置の断面図である。
アッパベース部材13aの下部には、収納部16の上壁面を構成する庇カバー部13cと、収納部16の車外側側面に位置する側壁部13dと、側壁部13dの下縁から車室30内方向へ水平に延設される底面部13eとが設けられている。
そして、これらの庇カバー部13cと、側壁部13dと、底面部13eとが車幅方向断面で、略コ字状を呈するように一体に連設されている。
また、この実施形態のアームレスト14は、車室30内の方向に向けて突設されている。庇カバー部13cは、水平方向に沿って延設されて、アッパベース部材13aの下部を構成している。
さらに、この実施形態の庇カバー部13cは、収納部16の後方に湾曲形成される後壁部13rを一体に有している(図2参照)。
そして、庇カバー部13cは、アームレスト14の下面側を覆って収納部16の上方から後方に亘り配置される。これにより、庇カバー部13cは、スイッチユニット15b及びハーネス17が配設される空間と、収納部16の空間とを車両上下方向および前後方向に画成する。
アッパベース部材13aの下部に形成される底面部13eは、側壁部13dの下縁から車室30内方向へ略水平に延設されている。底面部13eの車室内側の側縁13gは、庇カバー部13cの車室内側端縁と、車幅方向でほぼ同じ位置に断面略L字状となるように形成されている。
また、ロアベース部材13bの上縁部は、収納部16の車室30内側に位置する側壁部13fを構成している。
すなわち、底面部13eの車室内側の側縁13gは、側壁部13fの内側面に対して、車幅方向で突き当てられている。そして、側壁部13fは、側縁13gが突き当てられている位置から上方に向けて、所定の寸法V1、突出されている。
これにより、収納部16は、車室30内側を一部開放する断面コ字状の空間として形成されて、収納部16内に収納された物品40aは、側壁部13fの内側に保持されることにより、車室30内方向へ落下しにくく構成されている。
また、この実施形態の側壁部13fの上端13hは、収納部16内方向へ傾斜する傾斜面13jを有している。これにより、収納部16内に収納されている比較的小さな物品40aは、傾斜面13jの内側に保持されてさらに車室30内方向へ落下しにくい。
本実施形態に係るドア内装構造は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にドア内装構造の作用効果について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るドア内装構造では、アームレスト4,14の前部の下方にドア車外側に向けて凹状に収納部6,16が形成されている。
このため、乗員は乗車姿勢を崩さずに、収納部6,16内に収納された物品の出し入れを行うことが出来る。このため、利便性が良好である。
また、図2に示すように、ハーネス17は、アームレスト14の前部14b下方に凹状に形成された収納部16を回避するように配索されている。
このため、例えば、車両下方に向けてパワーウインドウスイッチ15からハーネス17が延設されているものに比して、ハーネス17と収納部16とを干渉させることなく、アッパベース部材13aと底面部13eとの間に比較的大きな空間を形成することができる。したがって、レイアウトの自由度を向上させることができる。
そして、アームレスト14のうち、パワーウインドウスイッチ15が配置されている前部の側面には、凹状に形成された収納部16から、物品40を出し入れする開口50が形成されている(図7参照)。
収納部16の開口50の上方には、空間を画成する庇カバー部13cが配置されている。このため、収納部16内に収納された物品40が上下方向へ移動しようとすると、庇カバー部13cに干渉する。
よって、従来のようにリッドを設けなくても、収納部16から物品40が飛び出して落下する虞が減少する。
また、庇カバー部13cが物品40の飛び出しを抑制する。このため、リッドが不要となるため、リッドを構成するための部品点数を減少させることができる。しかも、リッドに必要とされる可動部を設けなくてもよい。このため、開閉動作に伴って生じる可動部への負荷の影響がない。
さらに、この実施形態では、収納部16の前部上方で、アームレスト14の前部14b端縁よりも車両前方の空間60は開放されている(図2参照)。このため、比較的大きな物品40aは、収納部16内で車両前後方向にスライド移動させながら、容易に空間60を介して出し入れ可能である。
このように、この実施形態のドア内装構造では、収納ボックス内に収納した物を出し入れする度に、リッドを開閉するといった煩雑な動作を行う必要がない。また、ハーネス17は収納部16に干渉しない。このため、レイアウトの自由度を向上させて、車室30側から収納部16内に収納されている物品40の出し入れを容易に行うことができるドア内装構造が提供される(図7参照)。
また、ハーネス17は、収納部6を回避するように、後壁部13rの湾曲形状に沿って車両後方部分を湾曲させて、先端を車両前方に向けて配索されている(図2参照)。収納部16の上方に位置するハーネス17は、車両前方に向けて屈曲されることにより、先端が水平方向に延設される。
このため、ハーネス17の先端に設けられたコネクタ10をパワーウインドウスイッチ15の雌コネクタ部15aに水平方向に嵌合させて電気的に結線することができる(図5,図6参照)。
よって、図7に示すように、庇カバー部13cの上下方向位置は、パワーウインドウスイッチ15に近接させた上方位置に設定することが可能となる。したがって、さらに収納部16の容量を増大させることができる。
また、庇カバー部13cを上方位置に設定することにより、開口50の面積も大きく設定することが出来る。この実施形態では、庇カバー部13cが開口50に向けてさらに上方に開口するように傾斜している。このため、さらに開口50から物品40bを出し入れしやすい。
そして、図3に示すように、下側のロア収納ポケット部19の容量を大きく設定しても、収納部16の車室30側の開口50の面積を大きく設定することが出来る。
また、パワーウインドウスイッチ15の真下に近接させて、物品40の出し入れを行う開口50を設定できる。
このため、パワーウインドウスイッチ15および収納部16は、着座姿勢の乗員が姿勢を崩すことなく、手を伸ばすだけの最小限の動作で届く範囲に設けられる。
よって、パワーウインドウスイッチ15の操作と同様に、収納部16内に収納されている物品40の出し入れに伴う動作をさらに容易に行うことができる。
また、ドア内装材13は、上側に位置するアッパベース部材13aと、アッパベース部材13aの下側に位置するロアベース部材13bとを設けて、主に2つの部材にて上下に分割されて形成されている。このうち、アッパベース部材13aは、下縁を車室30内方向へ延設することにより、収納部16の底面部13eを構成している。
一方、アッパベース部材13aとは別部材で構成されるロアベース部材13bは、底面部13eの車室内側の側縁13gの位置から所定の寸法V1、上方に向けて上縁部を突出させている(図7参照)。
これにより、ロアベース部材13bの上縁部は、上端13hの近傍で収納部16の車室30内側の側壁部13fを兼ねて構成される。
側壁部13fの上端13hは、底面部13eよりも所定の寸法V1、上方に位置する。
このため、収納部16内に収納されている物品40は、凹状に形成された収納部16の空間内に保持されて、車室30内方向へ落下しにくい。
さらに、底面部13eの車室内側の側縁13gは、側壁部13fによって隠れて、車室30内側から見えない。このため、所定の重量の物品40が吊り下げられるように収納部16に収納されて撓んで垂れ下がっても、外観品質が良好である。
また、側壁部13fの内側面には、係止突起13iが突設されている(図7参照)。
そして、さらに収納部16内に収納された物品40の重量によって、側縁13gが上下方向に移動すると、底面部13eの側縁13gは、上方から係止突起13iに係止される。
このように、一定の重量までは、凹状に形成された収納部16内に保持された物品40は、アッパベース部材13aの下部に吊り下げられるように支持される。
そして、側縁13gが上方から係止突起13iに係止されると、底面部13eの下方への移動が係止突起13iによって抑制されて、ロアベース部材13bにも荷重が分散される。
このため、収納部16は、アッパベース部材13aおよびロアベース部材13bの2部材で構成されていても、ドア内装材13の全面に収納された物品40の重量を、分散させて支持することができる。したがって、組付けが容易であるとともに外観品質が良好で、かつ収納部16の支持剛性を向上させることが出来る。
また、この実施形態のドア内装構造では、図1に示すように、収納部6,16は、収納部6,16よりも収納容量が大きなロア収納ポケット部9,19とともに上下方向で2段の収納空間を構成している。
このうち、ロア収納ポケット部19は、図3に示すようにドア本体12のインナパネル部材12bに沿って設けられる断面凹状の側壁部材21を有している。側壁部材21は、ロアベース部材13bの下部に設けられた膨出側壁部13mとともに、上方を開放した凹状の収納空間26を形成している。
この収納空間26は、車室30内側にロア開口部13kを有している。そして、ロア開口部13kの下縁がロアベース部材13bの上縁13nによって形成されている(図3参照)。
この実施形態では、図2に示すように、一枚のロアベース部材13bによって、中段の収納部16の開口50の下縁部を形成する上端13hと、下段のロア収納ポケット部19のロア開口部13kの下縁部を形成する上縁13nとを設けることが出来る。このため、収納部が多く設定されても、部品点数の増大を抑制できる。
なお、上記実施形態では、主に車両の運転席側ドア1および助手席側ドア11のうち、助手席側ドア11を用いて説明してきた。しかしながら、助手席側ドア11とほぼ左,右対称の運転席側ドア1についても同様であるため、説明を省略する。
上述してきたように、この実施形態のドア内装構造は、収納部16の上側にハーネス7を水平に配索して、上面側を構成する庇カバー部13cの位置をパワーウインドウスイッチ15に近接させて設定することができる。このため、アームレスト14の前部14bの下方の収納部16の容量を増大させることができる。
また、車室内側の側面に物品40を出し入れ可能な面積の開口を形成しても、庇カバー部13cにより物品40の跳ね上がりが抑制されて飛び出す虞が少ない。
このため、従来のような開閉リッドを用いなくても物品40が落下しないように収納部16の中に保持出来る。したがって、物品40の出し入れが容易であるとともに、開閉リッドの可動部分がなくなり、耐久性を向上させたドア内装構造が提供される。
さらに、パワーウインドウスイッチ15および収納部16は、着座姿勢の乗員が姿勢を崩すことなく、手を伸ばすだけの最小限の動作で届く範囲に設けられている。
よって、パワーウインドウスイッチ15の操作と同様に、収納部16内に収納されている物品40の出し入れを容易に行うことができる。
また、収納部16は、比較的大きな携帯電話やスマートフォン、カメラ等の物品40を収納しても、車室30内側の側面に形成された開口から容易に出し入れできる。このため、使い勝手が良好で使用利便性を向上させることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について削除し、若しくは他の構成の追加・置換をすることが可能である。上記実施形態に対して可能な変形は、たとえば以下のようなものである。
この実施形態のドア内装構造では、コネクタ10を用いてハーネス17をパワーウインドウスイッチ15に接続している。しかしながら、特にこれに限らず、たとえばハーネス17を直接、パワーウインドウスイッチ15に接続してもよい。
また、この実施形態のドア内装材13は、主に上側に位置するアッパベース部材13aと、アッパベース部材13aの下側に位置するロアベース部材13bとの二部材から構成されている。しかしながら、特にこれに限らず、ドア内装材13が一部材もしくは、三部材以上の複数部材によって構成されていてもよい。すなわち、ドア内装材13の形状、数量および材質が特に限定されるものではない。
さらに、助手席側ドア11とほぼ左,右対称の運転席側ドア1についても同様の構成を有すると説明してきた。しかしながら、たとえば、助手席側ドア11あるいは運転席側ドア1のうち少なくも何れか一方に本願発明のドア内装構造を適用した車両であってもよい。
1 運転席側ドア
2,12 ドア本体
3,13 ドア内装材
4,14 アームレスト
5,15 パワーウインドウスイッチ
6,16 収納部
7,17 ハーネス
8,18 ドアハンドル部
9,19 ロア収納ポケット部
10 コネクタ
11 助手席側ドア
13a アッパベース部材
13b ロアベース部材
13e 底面部
13f 側壁部
13g 側縁
14b 前部
15 パワーウインドウスイッチ
30 車室

Claims (4)

  1. ドア本体の車室内側に設けられるドア内装材と、
    前記ドア内装材から車室内方向に向けて突設されるアームレストと、
    前記アームレストの前部に装着されるパワーウインドウスイッチと、
    前記アームレストの前部の下方にドア車外側に向けて凹状に形成される収納部と、
    前記パワーウインドウスイッチから延設されるハーネスと、を備え、
    前記収納部は、前記パワーウインドスイッチのスイッチユニットが配設される前記アームレストの内部空間と前記収納部の空間とを画成する上壁を有し、
    前記収納部は、前記アームレストの前部端縁よりも前方の空間が上方に開放されており、
    該ハーネスは、前記収納部の後方を迂回して前記上壁の上側に回り込み車両前方に向けて水平に延設することで、前記収納部を回避するように、前記スイッチユニットに接続されていることを特徴とするドア内装構造。
  2. 前記パワーウインドウスイッチに対して、水平方向から嵌合して前記ハーネスを結線するコネクタを有することを特徴とする請求項1記載のドア内装構造。
  3. 前記ドア内装材は、上側に位置するアッパベース部材と、前記アッパベース部材の下側に位置するロアベース部材とを設け、
    前記アッパベース部材は、下縁を車室内方向へ延設することにより、前記収納部の底面部を構成し、
    前記ロアベース部材は、前記底面部の車室内側の側縁の位置から上方に向けて突出させることにより、前記収納部の側壁部を構成することを特徴とする請求項1または2記載のドア内装構造。
  4. ドア本体の車室内側に設けられるドア内装材と、
    前記ドア内装材から車室内方向に向けて突設されるアームレストと、
    前記アームレストの前部に装着されるパワーウインドウスイッチと、
    前記アームレストの前部の下方にドア車外側に向けて凹状に形成される収納部と、
    前記パワーウインドウスイッチから延設されるハーネスと、
    該ハーネスが前記収納部を回避するように、前記パワーウインドウスイッチに接続されて
    前記ドア内装材は、上側に位置するアッパベース部材と、前記アッパベース部材の下側に位置するロアベース部材とを設け、
    前記アッパベース部材は、下縁を車室内方向へ延設することにより、前記収納部の底面部を構成し、
    前記ロアベース部材は、前記底面部の車室内側の側縁の位置から上方に向けて突出させることにより、前記収納部の側壁部を構成することを特徴とするドア内装構造。
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