JP5949590B2 - ボード体の収納構造 - Google Patents

ボード体の収納構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5949590B2
JP5949590B2 JP2013025248A JP2013025248A JP5949590B2 JP 5949590 B2 JP5949590 B2 JP 5949590B2 JP 2013025248 A JP2013025248 A JP 2013025248A JP 2013025248 A JP2013025248 A JP 2013025248A JP 5949590 B2 JP5949590 B2 JP 5949590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
board body
convex portion
package tray
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013025248A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014151854A (ja
Inventor
尊 塩田
尊 塩田
隆則 加藤
隆則 加藤
岡本 賢治
賢治 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2013025248A priority Critical patent/JP5949590B2/ja
Priority to CN201320853909.2U priority patent/CN203611888U/zh
Publication of JP2014151854A publication Critical patent/JP2014151854A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5949590B2 publication Critical patent/JP5949590B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車両のリアシート後方に形成された荷室におけるボード体の収納構造に関する。
特許文献1に示されるように、車両のリアシート後方に形成された荷室において、ボード状のパッケージトレイが利用されている。このパッケージトレイは、荷室内の荷物を外部から遮蔽するためのものであり、荷室上方において水平姿勢を保つように支持されている。このパッケージトレイが利用されない場合は、特許文献1に示されるように、荷室内において、リアシートの背面近くで起立した状態で収納される。収納時のパッケージトレイの下端は、リアシートの背面に設けられているホルダによって下方から支持されている。また、収納時のパッケージトレイの上端は、荷室側方から内側に向かって突出した部材により後方から支持されている。このようにして、パッケージトレイは、起立した状態で荷室内に収納されている。
また、特許文献2に示されるように、車両のリアシート後方に形成された荷室において、デッキボードが利用されている。このデッキボードは、荷室を上下2段に分割するためのものであり、荷室下方において水平に支持されている。このデッキボードが利用されない場合は、特許文献2に示されるように、荷室内において、リアシートの背面近くで起立した状態で収納される。収納時のデッキボードは、下端がリアシート付近の荷室底側に設けられている上方に開口した挿し込み口(収納部)に挿し込まれることによって、起立した状態を保っている。
このようにパッケージトレイやデッキボード等のボード体を、リアシートの背面の近くで起立した状態で収納することにより、荷室内において、ボード体以外の荷物を収納するための収納スペースを広く確保することができる。
ところで、荷室の側壁等を構成する材料として、プラスチック繊維の不織布等からなる可撓性のマット状基材が用いられることがある。この種のマット状基材は、一般的なプラスチックの射出成形物等と比べて軽量であり、しかも振動・騒音の吸収性、衝撃吸収性、意匠性等にも優れるため、近年、多用されている。このようなマット状基材が、プレス成形等によって所定形状に成形された物が、荷室の側壁等として利用されている。
実開平6−78091号公報 特開2009−154796号公報
リアシートの後方に形成された荷室の側壁として、上述したマット状基材からなる成形物が用いられた場合であっても、荷室内のスペースを広く確保する等の目的で、ボード体をリアシートの背面側で起立させた状態で収納することが求められている。
マット状基材からなる成形物は、それ自体の形状を保持できる程度の剛性(強度)は十分備えているものの、一般的な射出成形物と比べて剛性(強度)が低い。そのため、例えば、ボード体をリアシートの背面側で収納するために、マット状基材からなる側壁の一部分を利用してボード体を後方等から支えようとしても、剛性(強度)が不足するため、そのような部分ではボード体を支えることができず、問題となっている。
本発明は上記事情に基づいて完成されたものであって、車両のリアシート後方に配されると共に側壁がマット状基材の成形物からなる荷室において、ボード体をリアシートの背面側で起立させた状態で収納可能なボード体の収納構造を提供することを目的とする。
本発明に係るボード体の収納構造は、車両のリアシートの後方に形成された荷室においてボード体を起立状態で収納するボード体の収納構造であって、前記リアシートの背面からなる前記荷室の前壁と、樹脂繊維集合体又は樹脂発泡体を含む可撓性のマット状基材の成形物からなる側壁と、前記側壁よりも硬い樹脂成形物からなり、前記リアシートの側方に配されるシートサイドガーニッシュとを備え、前記側壁は、外側に空間が形成される形で前記荷室内側に向かって凸状に盛り上がりつつ、前記前壁との間で前記ボード体を収納できるように前記前壁と対向する後方凸部と、外側に空間が形成される形で前記荷室内側に向かって凸状に盛り上がりつつ、前記前壁と前記後方凸部との間であってかつ前記後方凸部よりも下方に配される下方凸部とを有し、前記シートサイドガーニッシュは、前記後方凸部及び前記下方凸部に対して外側から重なるように、後方に向かって延びる延設部と、前記後方凸部の前記空間に挿入される形で前記延設部から延びつつ、前記後方凸部を介して前記ボード体を後方から支える後方支持部と、前記下方凸部の前記空間に挿入される形で前記延設部から延びつつ、前記下方凸部を介して前記ボード体を下方から支える下方支持部とを有することを特徴とする。
前記ボード体の収納構造は、上記構成を備えることにより、側壁がマット状基材の成形物からなるリアシートの後方に形成された荷室において、ボード体をリアシートの背面側で起立させた状態で収納することができる。
前記ボード体の収納構造において、前記側壁は、前記マット状基材のプレス成形物からなり、前記シートサイドガーニッシュは、射出成形物からなるものが好ましい。
本発明によれば、車両のリアシート後方に配されると共に側壁がマット状基材の成形物からなる荷室において、ボード体をリアシートの背面側で起立させた状態で収納可能なボード体の収納構造を提供することができる。
車両の後部に設けられた荷室を模式的に表した斜視図 車両左側から見た荷室の断面構成を模式的に表した説明図 表側から見た下方デッキサイドトリムの平面図 表側から見たシートサイドガーニッシュの平面図 裏側から見たシートサイドガーニッシュの平面図 シートサイドガーニッシュと下方デッキサイドトリムとが互いに組み付けられた状態を示す説明図 図2のA−A’線断面図 図2のB−B’線断面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を、図1〜図8を参照しつつ説明する。本実施形態では、車両の後部に設けられた荷室(トランクルーム)におけるパッケージトレイ(ボード体の一例)の収納構造1について例示する。図1は、車両の後部に設けられた荷室10を模式的に表した斜視図であり、図2は、車両左側から見た荷室10の断面構成を模式的に表した説明図である。
荷室10は、図1及び図2に示されるように、車両の後部(つまり、リアシート11の後方)に形成されており、その荷室10の上方には、パッケージトレイ12が設けられている。また、荷室10の後方には、荷室10の出入り口となる後部開口部13が設けられている。この後部開口部13は、車体側に回動可能に取り付けられているバックドア14によって、開閉可能な状態となっている。
パッケージトレイ12は、主として、リアシート11のシートバック15とバックドア14との間にある空間(隙間)を上方から塞ぐことにより、荷室10内の荷物を外部から遮蔽するために使用される。パッケージトレイ12は、全体的には、板状(ボード状)をなしており、その前側(水平姿勢での前側)の左右には、切欠き状のヒンジカラー12aがそれぞれ設けられている。
なお、荷室10の左右両側の上方には、図1に示されるように、それぞれ上方デッキサイドトリム16が設けられている。この上方デッキサイドトリム16は、荷室10の側壁18の上方に配される部分であり、熱可塑性樹脂の射出成形物からなる。左右両側の上方デッキサイドトリム16には、荷室10内側に向かって突出する円柱状のヒンジピン(不図示)がそれぞれ設けられている。これらのヒンジピンは、荷室10内において、互いに向かう形となっている。
パッケージトレイ12は、上述したヒンジピン上にヒンジカラー12aが載せられる形で支持されている。そのため、パッケージトレイ12は、ヒンジピンを中心軸としつつ、水平姿勢と前傾姿勢との間で回動可能な状態となっている。なお、荷室10の左右両側には、パッケージトレイ12を水平姿勢で支えるための載置部16aがそれぞれ設けられている。載置部16aは、上方デッキサイドトリム16に設けられている。なお、図1及び図2には、水平姿勢のパッケージトレイ12が二点鎖線で示されている。
水平姿勢でのパッケージトレイ12の後端は、図示されないサスペンダーを介して、バックドア14側(例えば、不図示のバックドアトリムのサイドガーニッシュ等)に連結されている。そのため、バックドア14の開閉動作に連動して、パッケージトレイ12が上下方向に回動するように構成されている。例えば、後部開口部13を開けるためにバックドア14が上方に回動されると、パッケージトレイ12は水平姿勢から前傾姿勢となるように回動する。これに対して、後部開口部13を閉めるためにバックドア14が下方に回動さえると、パッケージトレイ12は前傾姿勢から水平姿勢となるように回動する。
このようなパッケージトレイ12は、ヒンジピン等に対して取り外し可能な状態で支持されている。パッケージトレイ12が使用されない場合には、後述するように、リアシート11の後方において起立した状態(起立状態)で荷室10内に収納される。
荷室10の前方には、リアシート11のシートバック15が配されている。シートバック15の背面15aは後方を向くように配されており、その背面15aが、荷室10の前壁15aとなっている。本実施形態の場合、シートバック15は、若干、後方に傾く形で、荷室10の底側から上方に向かうように起立した状態となっている。そのため、荷室10の前壁15aも同様に、若干、後方に傾く形となっている。
荷室10の底側には、デッキボード17が設けられている。このデッキボード17の上面に、荷室10内に収容される荷物が載せられる。
また、荷室10には、荷室10の側壁18を構成する下方デッキサイドトリム18が設けられている。下方デッキサイドトリム(側壁)18は、荷室10の左右両側にそれぞれ設けられている。図1には、説明の便宜上、右側の下方デッキサイドトリム18のみが示されている。なお、「下方デッキサイドトリム18」を単に、「サイドトリム18」と称する場合がる。
サイドトリム18は、可撓性を有するマット状基材(プレボード)の成形物からなる。マット状基材は、この種の車両の荷室の側壁等として利用される一般的な材料からなる。具体的には、マット状基材は、熱可塑性樹脂からなる繊維を含む樹脂繊維集合体(以下、樹脂繊維集合体)、又は熱可塑性樹脂の発泡体(以下、樹脂発泡体)を含むものからなる。前記マット状基材は、全体的には、所定の厚みを有する板状(シート状)をなしている。このような、マット状基材は、例えば、プレス成形(加熱プレス成形)によって所定形状に成形することができる。なお、成形後のマット状基材は、それ自体の形状を保持できる程度の剛性(強度)は十分に備えているものの、他の部材の接触等によって外力を受けると撓むような状態となっている。
前記樹脂繊維集合体は、不織布状、編織物状等の種々の形態を備えるものであってもよい。前記樹脂繊維集合体としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート繊維等からなる主体繊維に、ポリプロピレン等のバインダー樹脂からなるバインダー繊維が混合されたものが利用されてもよい。前記主体繊維としては、樹脂以外の繊維(ガラス繊維等)が利用されてもよい。また、前記樹脂繊維集合体は、単層構造であってもよいし、多層構造であってもよい。前記樹脂発泡体は、独立発泡構造であってもよいし、連続気泡構造であってもよい。また、前記樹脂発泡体は、単層構造であってもよいし、多層構造であってもよい。
サイドトリム18は、リアタイヤを収容するホールハウス等を覆う形で、車体側(車体パネル(不図示)等)に取り付けられている。サイドトリム18は、表側が荷室10内側を向くと共に、裏側が荷室10外側(車体パネル側)を向く形で配されている。また、サイドトリム18は、図1及び図2に示されるように、リアシート11の後方であって、デッキボード17の周縁において立設するような状態となっている。図3は、表側から見た下方デッキサイドトリム18の平面図である。サイドトリム18は、主として、概ね車両の前後方向に沿って配される本体部18aと、この本体部18aの周縁に設けられる複数の取付部18b,18cと、本体部18aの前端18d側の下方に設けられる凸状に盛り上がった収納部19とを備えている。
本体部18aは、車体側の形状等に倣う形で、表面に所定の凹凸部分が形成されている。取付部18bは、サイドトリム18を、合成樹脂製等のクリップ部材(不図示)を利用して車体側に取り付ける際に利用される。取付部18bは、本体部18aの前端18d、上端及び後端にそれぞれ設けられている。取付部18bは、本体部18aを厚み方向に貫通する孔部を備えており、この孔部に前記クリップ部材が挿し込まれる形で、サイドトリム18が車体側に取り付けられる。なお、本体部18aの下端に設けられている取付部18cにも、同様な孔部が設けられており、この孔部に前記クリップ部材と同種の物が挿し込まれる形で、サイドトリム18の下端が車体側に取り付けられる。
収納部19は、リアシート11におけるシートバック15の背面(前壁)15aとの間で、パッケージトレイ12を前記背面15aに沿うように起立させた状態で収納するための部分である。収納部19は、左右両側のサイドトリム18にそれぞれ設けられている。各サイドトリム18に設けられている収納部19は、互いに左右対称な形となっており、車幅方向において互いに向かい合う形となっている。なお、本実施形態では、右側のサイドトリム18に設けられている収納部19を例に挙げて説明する。
収納部19は、全体的には、サイドトリム18の外側(裏側)に空間(後述する空間S1,S2)が形成される形で荷室10内側に向かって凸状に盛り上がった形をなしている。収納部19は、荷室10の外側から内側に向かって凸状に押し出されたような形をなしている。また、収納部19は、シートバック15の背面15aとの間に隙間Sが形成されるように、サイドトリム18の本体部18a上に配置されている(図1等参照)。この隙間Sは、パッケージトレイ12が起立した状態で収納できるように設定されており、収納時に、この隙間Sの上方からパッケージトレイ12が挿し込まれる。
収納部19は、シートバック15の背面(前壁)15aと対向する部分からなる後方凸部19aと、背面(前壁)15aと後方凸部19aとの間であってかつ後方凸部19aよりも下方に配される下方凸部19bとを備えている。
後方凸部19aは、サイドトリム18(本体部18a)の前端18d側の下方部分に設けられている。後方凸部19aは、シートバック15の背面15aが延びる方向に沿う形で、上下方向に延びた形をなしている。そのため、後方凸部19aは、上端側が若干、後方に傾斜する形で上下方向に延びた形をなしている。本実施形態の場合、後方凸部19aの上下方向における長さは、本体部18aの上下方向における方向の長さに対して半分程度に設定されている。なお、後方凸部19aの上下方向における長さは、パッケージトレイ12を隙間S内に挿入しやすく、かつ隙間S内に収納した際に、パッケージトレイ12が後方に倒れて外れないように設定されている。そのため、他の実施形態においては、収納するボード体の大きさ、形状等に応じて、後方凸部19aの前記長さは、更に長く設定されてもよい。後方凸部19aのうち、シートバック15の背面15aと対向する部分(以下、後方対向部19a1)は、概ね平坦な形状となっている。
下方凸部19bは、本実施形態の場合、後方凸部19aに対して一体的(連続的)に形成されている。下方凸部19bは、後方凸部19aの下端から、前方のシートバック15の背面15aに向かうように延びた形をなしている。下方凸部19bのうち、上方を向いてパッケージトレイ12の下端12cと対向する部分(以下、下方対向部19b1)は、概ね平坦な形状となっている。
収納部19は、サイドトリム18の一部からなるため、それ自体ではパッケージトレイ12を起立させた状態で支えるだけの十分な剛性(強度)を備えていない。ただし、後述するように、収納部19の外側(裏側)にある空間(空間S1,S2)内に、パッケージトレイ12を支えるために十分な剛性(強度)を備えた部材(支持部22)が挿入されるため、その部材を利用して前記隙間S内に収納された起立状態のパッケージトレイ12を支えることができる。
リアシート11の側方には、シートサイドガーニッシュ20が配されている(図2参照)。シートサイドガーニッシュ20は、リアシート11の側面の一部を覆うように、シートバック15を下方から支えるフレーム(不図示)に対して車幅方向の側方に設けられている。図4は、表側から見たシートサイドガーニッシュ20の平面図であり、図5は、裏側から見たシートサイドガーニッシュ20の平面図である。シートサイドガーニッシュ20は、熱可塑性樹脂の射出成形物からなり、全体的には、所定の厚みを有する板状をなしている。シートサイドガーニッシュ20は、この種の車両で利用される一般的なシートサイドガーニッシュと同等な剛性(強度)を備えており、サイドトリム18と比べて硬質である。
シートサイドガーニッシュ20は、厚み方向が概ね車幅方向に沿う形で、リアシート11の側方に配されている。また、シートサイドガーニッシュ20は、荷室10の側壁18を構成するサイドトリム18の前方に隣接する形で配されている。シートサイドガーニッシュ20の後端は、荷室10の前壁15aよりも後方にはみ出した形となっている。そして、その後方にはみ出した部分が、サイドトリム18の前端18dに対して裏側(荷室10外側)から重なる形となっている。
シートサイドガーニッシュ20は、主として、シートバック15の側面に沿って配される本体部20aと、この本体部20aから後方に向かって延びる板状の延設部21とを備えている。本体部20aは、シートバック15を下方から支える上述のフレーム(不図示)に対して取り付けられる部分であり、概ねシートバック15の上下方向(起立方向)に沿って延びた形をなしている。なお、本体部20aの前方部分は、リアシート11のシートクッション115側に向かって延びた形をなしている。本体部20aの裏側には、複数の補強リブ20bが設けられている。補強リブ20bは、概ね車両前後方向に沿う形で設けられている。
延設部21は、リアシート11(シートバック15)の側方に配されている本体部20aから後方に向かって延びた形をなしている。また、延設部21は、上下方向に延びた本体部20aのうち、下方側に設けられている。延設部21の厚みは、本体部20aの厚みと同程度である。なお、延設部21の裏側には、本体部20aと同様、複数の補強リブ24が設けられている。この補強リブ24も、概ね車両前後方向に沿う形で設けられている。
延設部21は、収納部19が設けられているサイドトリム18の前端18d側を、サイドトリム18の裏側(荷室10の外側)から覆う形で、本体部20aから後方に向かって延びている。つまり、延設部21は、収納部19が設けられている前端18d側のサイドトリム18に対して、裏側から重ねられた状態となっている。このような延設部21上には、荷室10内側に向かって凸状に盛り上がった支持部22が形成されている。
支持部22は、概ね前後方向に沿って拡がっている板状の延設部21の一部が、その裏側から表側に向かって更に延びた形をなしている。本実施形態の場合、支持部22は、延設部21から凸状に盛り上がったような形をなしている。この支持部22は、サイドトリム18の収納部19の裏側に形成されている空間(空間S1,S2)内に納まるように形成されている。そして、支持部22は、収納部19の空間(空間S1,S2)内に挿入された状態で、上述した隙間Sに収納されている起立状態のパッケージトレイ12を支えることになる。
支持部22は、後方凸部19aの裏側に形成されている空間S1内に挿入される後方支持部22aと、下方凸部19bの裏側に形成されている空間S2内に挿入される下方支持部22bとを備えている。
後方支持部22aは、後方凸部19aと同様、上下方向に延びた形をなしている。なお、後方支持部22aのうち、空間S1内において後方凸部19aの後方対向部19a1に対して、裏側から対向する部分(以下、後方支持対向部22a1)は、平坦な形状となっている。
下方支持部22bは、本実施形態の場合、後方支持部22aに対して一体的(連続的)に形成されている。下方支持部22bは、後方支持部22aの下端から前方の本体部20a側に向かって延びた形をなしている。下方支持部22bのうち、空間S2内において下方凸部19bの下方対向部19b1に対して、裏側から対向するように上方を向いた部分(以下、下方支持対向部22b1)は、平坦な形状となっている。
なお、延設部21には、支持部22以外に、延設部21の裏側(荷室10の外側)からその表側(荷室10の内側)に向かって突出する凸部25が設けられている。この凸部25は、延設部21の表側において、後方支持部22aと本体部20aの後端との間であって、かつ下方支持部22bよりも上方に配されている。凸部25が荷室10内側に向かって盛り上がる高さは、支持部22(後方支持部22a及び下方支持部22b)の高さと比べて、低く設定されている。凸部25は、延設部21を表側から平面視した際、略四角形状をなしている。また、凸部25は、下方支持部22bの直上に配されている。この凸部25は、左右のサイドトリム18にそれぞれ設けられており、収納部19とシートバック15の背面15aとの間の隙間Sに収納されているパッケージトレイ12の下端部分を左右方向から接触して、パッケージトレイ12の左右方向における位置を規制する機能を備えている。なお、延設部21に設けられている凸部25には、サイドトリム18側に設けられている外側(裏側)に空間を備えた凸部18eが被せられる。つまり、凸部25は、サイドトリム18の凸部18eが被せられた状態でパッケージトレイ12の下端部分に接触して、パッケージトレイ12を位置決め(位置規制)することになる。
また、本実施形態のシートサイドガーニッシュ20には、延設部21の下方部分に、更に取付部23が延設されている。この取付部23は、シートサイドガーニッシュ20の後方部分を、車体側に固定する際に利用される。
図6は、シートサイドガーニッシュ20と下方デッキサイドトリム18とが互いに組み付けられた状態を示す説明図である。図6には、表側から見た状態のシートサイドガーニッシュ20及び下方デッキサイドトリム18が示されている。この図6に示されるように、サイドトリム18の前端18d側は、シートサイドガーニッシュ20の後方部分(延設部21)を表側から覆うように配されている。
図7は、図2のA−A’線断面図であり、図8は、図2のB−B’線断面図である。ここで、更に、図7及び図8等を参照しつつ、本実施形態の荷室10におけるパッケージトレイ12の収納構造1について説明する。
図7に示されるように、サイドトリム18が備える後方凸部19aの裏側(外側)には、空間S1が形成されている。後方凸部19aは、外側に空間S1が形成される形で荷室10の内側に向かって凸状に盛り上がった形をなしている。そして、後方凸部19aのうち、シートバック15の背面15aと対向する後方対向部19a1は平坦な形状をなしている。このような後方凸部19aに対して、サイドトリム18の外側から重なるように、シートサイドガーニッシュ20の延設部21が設けられている。
そして、延設部21からは、図7に示されるように、後方凸部19aの外側にある空間S1内に挿入される形で、後方支持部22aが延びている。換言すれば、後方支持部22aに対して、表側から後方凸部19aが被せられた状態となっている。なお、後方凸部19aの裏側と、後方支持部22aの表側とは、互いに接着されておらず、互いに分離された状態となっている。また、後方支持部22aのうち、後方凸部19aの後方対向部19a1に対して、裏側から対向する後方支持対向部22a1は、平坦な形状となっている。そして、パッケージトレイ12が隙間Sに収納された際に、後方支持部22aの後方支持対向部22a1が、後方凸部19a(後方対向部19a1)を介してパッケージトレイ12を後方から支持する。つまり、後方支持部22aの後方支持対向部22a1は、後方凸部19a(後方対向部19a1)に接触した状態でパッケージトレイ12の後端12bを支持する部分となっている。なお、図7に示されるように、パッケージトレイ12の収納時において、後方支持部22aの後方部分と、後方凸部19aとの間には隙間が形成されていてもよい。なお、図7では、説明の便宜上、各部材の配置関係を明確にするために、パッケージトレイ12を支える後方支持対向部22a1と、後方対向部19a1との間に隙間が示されている。
なお、図7に示されるように、延設部21の前方側には、車両上下方向に亘って延びた溝部26が形成されている。この溝部26は、リアシート11の背面15aよりも若干、後方に設けられている。サイドトリム18の前端18dは、延設部21に設けられている溝部26内に挿し込まれる形で、シートサイドガーニッシュ20に対して位置決めされている。
また、図8に示されるように、サイドトリム18が備える下方凸部19bの裏側(外側)には、空間S2が形成されている。下方凸部19bは、外側に空間S2が形成される形で荷室10の内側に向かって凸状に盛り上がった形をなしている。なお、本実施形態の場合、空間S2と上述した空間S1とは互いに繋がっている。そして、下方凸部19bのうち、上方を向いてパッケージトレイ12の下端12cと対向する下方対向部19b1は、平坦な形状をなしている。このような下方凸部19bに対して、サイドトリム18の外側から重なるように、延設部21が設けられている。
そして延設部21からは、図8に示されるように、下方凸部19bの外側にある空間S2内に挿入される形で、下方支持部22bが延びている。換言すれば、下方支持部22bに対して、表側から下方凸部19bが被せられた状態となっている。なお、下方凸部19bの裏側と、下方支持部22bの表側とは、互いに接着されておらず、互いに分離された状態となっている。また、下方支持部22bのうち、下方凸部19bの下方対向部19b1に対して、裏側から対向する下方支持対向部22b1は、平坦な形状となっている。そして、パッケージトレイ12が隙間Sに収納された際に、下方支持部22bの下方支持対向部22b1が、下方凸部19b(下方対向部19b1)を介してパッケージトレイ12を下方から支持する。つまり、下方支持部22bの下方支持対向部22b1は、下方凸部19b(下方対向部19b1)に接触した状態で、パッケージトレイ12の下端12cを支持する部分となっている。要するに、下方支持部22bの下方支持対向部22b1は、下方凸部19b(下方対向部19b1)を介してパッケージトレイ12の下端12cが載せられる部分となっている。なお、図8に示されるように、パッケージトレイ12の収納時において、下方支持部22bの下方部分と、下方凸部19bとの間には隙間が形成されていてもよい。なお、図8では、説明の便宜上、各部材の配置関係を明確にするために、パッケージトレイ12を支える下方支持対向部22b1と、下方対向部19b1との間に隙間が示されている。
以上のような構成を備えた本実施形態のパッケージトレイ12の収納構造1では、荷室10において、パッケージトレイ12を、リアシート11の背面15aと収納部19との間にある隙間(空間)Sに上方から挿し込むことによって、リアシート11の背面15a側で起立させた状態で収納することができる。
つまり、本実施形態の収納構造1では、サイドトリム18の一部として設けられている収納部19の剛性(強度)が、シートサイドガーニッシュ20の一部として設けられている支持部22によって補われる形となっている。つまり、収納部19を補強する部材として、シートサイドガーニッシュ20の一部が利用されることにより、収納構造1における部品点数の増加、組み付け工程の増加等を抑制することができる。
また、本実施形態の収納構造1では、サイドトリム18(収納部19)の裏側に、支持部22が配されているため、支持部22が荷室10の内側に現れることがなく、サイドトリム18(荷室10)の意匠性を損なうことが抑制されている。また、同様に、サイドトリム18(収納部19)の裏側に支持部22が配されているため、荷室10内に収納されている荷物が、支持部22等の硬質なシートサイドガーニッシュ20に対して、直に接触することが抑制され、ひいては、荷物が損傷することが抑制される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、パッケージトレイ12は、リアシート11の背面15aと収納部19の後方凸部19aとの間で挟まれた状態で収納されているが、他の実施形態においては、パッケージトレイ12が収納部19の後方凸部19aにもたれかかるような状態で収納されてもよい。
(2)上記実施形態では、収納部19における後方凸部19aと下方凸部19bとが一体的に形成されていたが、他の実施形態においては、後方凸部19aと下方凸部19bとが互いに分離されていてもよい。なお、後方凸部19aと下方凸部19bとが互いに分離された状態では、支持部22もそれに応じて、後方支持部22aと下方支持部22bとが互いに分離されることになる。また、上記実施形態のように、収納部19における後方凸部19aと下方凸部19bとが一体的に形成されている場合に、本発明の目的を達成できる限り、後方支持部22aと下方支持部22bとが互いに分離される支持部22が利用されてもよい。
(3)上記実施形態では、ボード体の一例としてパッケージトレイ12を例示したが、本発明の収納構造おいて収納されるボード体としては、これに限られるものではない。本発明の収納構造では、例えば、デッキボード、トノカバー、トノボード等の車両の荷室で利用される一般的なボード体を、収納するものであればよい。
(4)上記実施形態では、支持部22は、延設部21から凸状に盛り上がったような形をなしていたが、他の実施形態においては、例えば、支持部が延設部21から板状の延びたような形をなしていてもよい。
(5)上記実施形態では、パッケージトレイ12は、リアシート11の背面15aと収納部19の後方凸部19aとの間で挟まれた状態で収納されているが、他の実施形態においては、パッケージトレイ12が収納部19の後方凸部19aにもたれかかるような状態で収納されてもよい。
1…ボード体の収納構造、10…荷室、11…リアシート、12…パッケージトレイ(ボード体)、13…後部開口部、14…バックドア、15…シートバック、15a…シートバックの背面(荷室の前壁)、16…上方デッキサイドトリム、17…デッキボード、18…下方デッキサイドトリム(荷室の側壁)、19…収納部、19a…後方凸部、19b…下方凸部、20…シートサイドガーニッシュ、21…延設部、22…支持部、22a…後方支持部、22b…下方支持部、S…隙間(前壁と収納部との間の隙間)、S1…後方凸部の外側(裏側)の空間、S2…下方凸部の外側(裏側)の空間

Claims (2)

  1. 車両のリアシートの後方に形成された荷室においてボード体を起立状態で収納するボード体の収納構造であって、
    前記リアシートの背面からなる前記荷室の前壁と、
    樹脂繊維集合体又は樹脂発泡体を含む可撓性のマット状基材の成形物からなる側壁と、
    前記側壁よりも硬い樹脂成形物からなり、前記リアシートの側方に配されるシートサイドガーニッシュとを備え、
    前記側壁は、外側に空間が形成される形で前記荷室内側に向かって凸状に盛り上がりつつ、前記前壁との間で前記ボード体を収納できるように前記前壁と対向する後方凸部と、外側に空間が形成される形で前記荷室内側に向かって凸状に盛り上がりつつ、前記前壁と前記後方凸部との間であってかつ前記後方凸部よりも下方に配される下方凸部とを有し、
    前記シートサイドガーニッシュは、前記後方凸部及び前記下方凸部に対して外側から重なるように、後方に向かって延びる延設部と、前記後方凸部の前記空間に挿入される形で前記延設部から延びつつ、前記後方凸部を介して前記ボード体を後方から支える後方支持部と、前記下方凸部の前記空間に挿入される形で前記延設部から延びつつ、前記下方凸部を介して前記ボード体を下方から支える下方支持部とを有することを特徴とするボード体の収納構造。
  2. 前記側壁は、前記マット状基材のプレス成形物からなり、
    前記シートサイドガーニッシュは、射出成形物からなる請求項1に記載のボード体の収納構造。
JP2013025248A 2013-02-13 2013-02-13 ボード体の収納構造 Expired - Fee Related JP5949590B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013025248A JP5949590B2 (ja) 2013-02-13 2013-02-13 ボード体の収納構造
CN201320853909.2U CN203611888U (zh) 2013-02-13 2013-12-23 板体的收纳构造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013025248A JP5949590B2 (ja) 2013-02-13 2013-02-13 ボード体の収納構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014151854A JP2014151854A (ja) 2014-08-25
JP5949590B2 true JP5949590B2 (ja) 2016-07-06

Family

ID=50764556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013025248A Expired - Fee Related JP5949590B2 (ja) 2013-02-13 2013-02-13 ボード体の収納構造

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5949590B2 (ja)
CN (1) CN203611888U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3030433B1 (fr) * 2014-12-19 2017-02-10 Plastic Omnium Cie Tablette arriere de vehicule automobile en materiau composite
CN105034533A (zh) * 2015-08-25 2015-11-11 昆山皇田汽车配件工业有限公司 一种遮物帘及该遮物帘的生产工艺
JP6508002B2 (ja) * 2015-11-05 2019-05-08 トヨタ自動車株式会社 車両の後部構造

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02133258A (ja) * 1988-11-14 1990-05-22 Kasai Kogyo Co Ltd トランクルーム用内装部品の製造方法
JPH0678091U (ja) * 1993-04-23 1994-11-01 株式会社豊田自動織機製作所 格納式パッケージトレイトリム
JP2005075247A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Takehiro:Kk 自動車の荷物積載室の遮蔽板機構
FR2875454B1 (fr) * 2004-09-22 2008-02-01 Peugeot Citroen Automobiles Sa Tablette arriere pour un vehicule automobile et vehicule automobile equipe d'une telle tablette
JP2009154796A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Toyota Boshoku Corp デッキボードの収納構造
JP5197078B2 (ja) * 2008-03-11 2013-05-15 林テレンプ株式会社 自動車用デッキルームの上下切替構造
JP2010037704A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Nagao Shoji Kk 自動車用羊毛製品及びその製造方法
US8414049B2 (en) * 2010-09-10 2013-04-09 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle cargo system with multi-function tonneau cover

Also Published As

Publication number Publication date
CN203611888U (zh) 2014-05-28
JP2014151854A (ja) 2014-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5929593B2 (ja) 自動車のドアトリム構造
JP5692506B2 (ja) インストルメントパネルのボックス支持構造
JP5949590B2 (ja) ボード体の収納構造
JP2013082419A (ja) 車両用収納装置
WO2014054299A1 (ja) シート用バックパッド及びその製造方法
KR200472702Y1 (ko) 자동차 트렁크용 수납박스
US8434810B2 (en) Surrounding structure of storage compartment of instrument panel
JP4296061B2 (ja) コンソールボックス
JP5208557B2 (ja) 自動車用デッキボードの高さ切替構造
JP6593627B2 (ja) 車両用ドアトリム
JP2014028536A (ja) 自動車の荷室構造
JP2014028538A (ja) 自動車の荷室構造
JP4959409B2 (ja) ラゲッジボード支持構造
JP5224123B2 (ja) 物品収納ボックス及び物品収納ボックスの取り付け構造
JP5797888B2 (ja) 車両用デッキボード
JP2020019444A (ja) 車両の荷室
JP2014046816A (ja) 自動車の荷室構造
JP6136138B2 (ja) デッキボードの支持構造
JP2022099790A (ja) 車両用収納装置の組み付け構造
JP6477353B2 (ja) ドアトリム
JP2018034528A (ja) ツールボックス
JP2012228910A (ja) ドアトリム
JP5432663B2 (ja) 車両用収納ポケット
JP2017206189A (ja) 自動車用パッケージトレイ
JP5440851B2 (ja) 車両の荷室構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160523

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5949590

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees