JP5009217B2 - 蓋体の開閉機構及び車両用小物入れ - Google Patents

蓋体の開閉機構及び車両用小物入れ Download PDF

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Description

本発明は、本体に回転可能に支持された蓋体を開閉させる蓋体の開閉機構及び車両用小物入れに関するものである。
自動車のセンターコンソールに設けられた車両用小物入れ等の容器ホルダーには、いわゆるラッチ装置を備えたプッシュオープンタイプのものがある。また、容器ホルダーには、本体の奥壁側を覆うカバー部材が設けられており、該カバー部材と本体の間に蓋体が収容されるようになっている。
このようにカバー部材と本体の間に蓋体が収容されるタイプでは、蓋体収容部分の省スペース化のため、蓋体の回転中心軸を2軸にしているものもある(特許文献1)。
そして、さらに特許文献1では、カバー部材と本体の間に蓋体が収容されるようになっている容器ホルダーにおいて、カバー部材と蓋体との隙間にコイン等が入り込んだ際にこのコイン等を掃出すため、蓋体の後縁部(回転中心側)には、櫛歯状に形成された掃出し部材を固定させている。
しかしながら、プッシュオープンタイプの容器ホルダーでは、蓋体を開閉操作するとき、蓋体の自由端部が一旦蓋体の閉止位置よりも下へ移動する(プッシュストローク)構成となっているため、蓋体の後縁側に位置する掃出し部材側は、上方へ移動することとなる。
容器ホルダーを収容する収容部では、上縁部に内側へ向かって張り出すフランジ部が設けられており、掃出し部材が上方へ移動すると、掃出し部材がこのフランジ部と干渉してしまう。このため、掃出し部材とフランジ部との干渉を避けるため、掃出し部材を蓋体の外縁部よりも下方に設ける必要がある。
一方、蓋体の移動軌跡において、カバー部材と掃出し部材のクリアランスを一定に保たなければならず、カバー部材は蓋体の移動軌跡に沿って円弧状に形成されているため、掃出し部材を蓋体の外縁部よりも下方に設けることで、掃出し部材は長くしなければならなくなり、結果的には蓋体収容部の省スペース化を満足に図ることができなくなる。
特開2005−47434号公報
本発明は上記事実を考慮し、コイン等が入り込んだ際に掃出すための掃出し部材を備えながら、蓋体収容部の省スペースを図ることができる蓋体の開閉機構及び車両用小物入れを提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、蓋体の開閉機構において、本体に回転可能に支持され、前記本体の開口を開放したとき、本体の外壁の外側に設けられたカバー部材と該外壁との間に収容される蓋体と、前記蓋体の閉止状態を維持し、蓋体の自由端側を押圧すると閉止状態を解除するロック手段と、前記蓋体の回転中心側に回転可能に設けられ、蓋体と前記カバー部材との隙間を埋めると共に、蓋体の自由端側を押圧したときカバー部材の一部又は本体が取付けられる被取付部材に当たって回転する掃出し部材と、前記掃出し部材を上方へ付勢する第1付勢手段と、を有する。
請求項1に記載の発明では、本体には蓋体が回転可能に支持されており、本体の開口を開閉する。蓋体を開放すると、本体の外壁の外側に設けられたカバー部材と該外壁との間に蓋体が収容される。また、蓋体は、ロック手段によって、閉止状態が維持され、蓋体の自由端側を押圧すると閉止状態が解除される。
さらに、蓋体の回転中心側には、掃出し部材が回転可能に設けられており、蓋体とカバー部材との隙間を埋めると共に、蓋体の自由端側を押圧したときカバー部材の一部又は本体が取付けられる被取付部材に当たって回転する。
この掃出し部材によって、蓋体とカバー部材との間にコイン等が入り込んだとしても、該コイン等を掃出すことができる。この掃出し部材を第1付勢手段によって上方へ付勢し、規制部材によって、掃出し部材を所定の位置で回転規制している。
ロック手段による閉止状態解除時に、蓋体の自由端側を押圧したとき、蓋体の回転中心側は上方へ移動することとなるが、掃出し部材を回転可能に支持することで、カバー部材の一部又は本体が取付けられる被取付部材に掃出し部材が当たったとしても、該掃出し部材は下方へ向かって回転するだけである。
このため、カバー部材又は被取付部材との干渉を避けるために該掃出し部材を蓋体の回転中心部から下方に下がった位置に設ける必要が無く、蓋体の回転中心部に設けることが可能となる。
これにより、カバー部材とのクリアランスを一定に保ったまま、掃出し部材の長さを必要最小限とすることができる。したがって、蓋体収容部の省スペース化を図ることができ、蓋体をいわゆる2軸タイプにしたとき、蓋体収容部の省スペース化という効果を十分に活かすことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の蓋体の開閉機構において、前記掃出し部材は、自由端側が回転中心側よりも上方となるように配置される。
掃出し部材を蓋体の回転中心側から水平に張り出させた場合、蓋体が完全に開放された状態で、掃出し部材は下方へ向くこととなり、蓋体とカバー部材との間の隙間を埋めるには、カバー部材の底部まで掃出し部材を延ばさなければならなってしまい、結局掃出し部材は長くなってしまう。
しかし、請求項2に記載の発明では、掃出し部材の自由端側を回転中心側よりも上方となるように配置することで、蓋体が完全に開放された状態でも掃出し部材は斜め上方を向くことになるので、カバー部材との隙間を埋めるための距離を短くすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の蓋体の開閉機構において、前記カバー部材の内壁面には前記掃出し部材の移動軌跡に沿ってリブが所定のピッチで複数延設され、前記リブの間に掃出し部材に形成された掃出し板が入り込んでいる。
請求項3に記載の発明では、カバー部材の内壁面に、掃出し部材の移動軌跡に沿ってリブを所定のピッチで複数延設しており、リブの間に掃出し部材に形成された掃出し板が入り込むようにしている。
掃出し部材を長尺状の部材で形成しても良いが、カバー部材の内壁面に複数のリブを設けることで、カバー部材の内壁面は、いわゆる櫛歯状となり、蓋体とカバー部材との間に物が入り込むことを防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の蓋体の開閉機構において、前記蓋体は軸板を有し、前記軸板に設けられたセクタギアと、前記本体の側壁の上下方向へ設けられ、前記セクタギアが噛み合う第1ラックと、前記蓋体の開閉時に前記セクタギアが前記第1ラックに噛み合って移動するように蓋体を保持する保持手段と、を備える。
請求項4に記載の発明では、蓋体は軸板を有しており、該軸板にはセクタギアを設けている。一方、本体の側壁には、その上下方向へ第1ラックが設けられ、セクタギアが噛み合う。そして、保持手段によって、蓋体の開閉時にセクタギアが第1ラックに噛み合って移動するように蓋体を保持し、蓋体の開閉時にセクタギアが該第1ラックに沿って上下方向へ移動する。
蓋体を開放させるときに、蓋体の回転軸がセクタギアを介して、回転しながら第1ラックに沿って下方へ移動することとなる。このため、蓋体の回転中心側の移動軌跡によるカバー部材側への膨らみを小さくすることができ、蓋体収容部のスペースを小さくすることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の蓋体の開閉機構において、前記蓋体を開放する方向へ付勢する第2付勢手段と、前記第1ラックと略平行に設けられた第2ラックと、前記セクタギアに設けられ、前記第2ラックと噛み合い、前記第2付勢手段による付勢力を減衰させるダンパギアと、を備える。
請求項5に記載の発明では、第2付勢手段によって蓋体は開放する方向へ付勢されている。これにより、ロック手段による閉止状態が解除されると、第2付勢手段によって蓋体は自動的に開放方向へ移動することとなる。
ここで、第1ラックと略平行に第2ラックを設け、セクタギアには、この第2ラックと噛み合う第2付勢手段による付勢力を減衰させるダンパギアを設けている。蓋体が開放するときは、セクタギアが第1ラックに沿って移動するが、このとき、セクタギアに設けたダンパギアが第2ラックに沿って移動する。
つまり、第2付勢手段による付勢力が減衰された状態で蓋体は開放するため、蓋体はゆっくり開放され、静かに移動し、高級感を得ることができる。
一方、第2付勢手段又はダンパギアは、保持手段を兼ね備えることもできる。第2付勢手段を保持手段と兼用させる場合、第2付勢手段の一端部をセクタギアが形成された軸板側に設け他端部を本体側に設けて、セクタギアを第1ラック側へ付勢するようにする。また、ダンパギアを保持手段と兼用させる場合、セクタギアが噛み合う第1ラックの歯部とダンパギアが噛み合う第2ラックの歯部を対面させる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の蓋体の開閉機構において、前記蓋体は軸板を有し、前記軸板に設けられた円弧状ギアと、前記本体の側壁の上下方向へ設けられ、前記円弧状ギアが噛み合う円弧状ラックと、前記蓋体の開閉時に該円弧状ギアが前記円弧状ラックに噛み合って移動するように蓋体を保持する保持手段と、を備える。
請求項6に記載の発明では、蓋体は軸板を有し、該軸板には円弧状ギアを設けている。一方、本体の側壁には、その上下方向へ円弧状ラックが設けられ、円弧状ギアが噛み合う。そして、保持手段によって、蓋体の開閉時に円弧状ギアが円弧状ラックに噛み合って移動するように蓋体を保持し、蓋体の開閉時に円弧状ギアが該円弧状ラックに沿って上下方向へ移動する。
これにより、蓋体を開放させるときに、蓋体の回転軸が円弧状ギアを介して円弧状ラックに沿って下方へ移動することとなる。このため、蓋体の後端部の移動軌跡によるカバー部材側への膨らみを小さくすることができ、蓋体収容部のスペースを小さくすることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の蓋体の開閉機構において、前記蓋体と開放する方向へ付勢する第3付勢手段と、前記円弧状ギアに設けられ、前記第3付勢手段による付勢力を減衰させるダンパギアと、前記本体の側壁に設けられ、前記ダンパギアと噛み合う固定ギアと、を備えた。
請求項7に記載の発明では、第3付勢手段によって蓋体は開放する方向へ付勢されている。これにより、ロック手段による閉止状態が解除されると、第3付勢手段によって蓋体は自動的に開放方向へ移動することとなる。
ここで、円弧状ギアには、第3付勢手段による付勢力を減衰させるダンパギアを設けている。また、本体の側壁には、ダンパギアと噛み合う固定ギアを設けている。蓋体が開放するときは、円弧状ギアが円弧状ラックに沿って移動するが、このとき、円弧状ギアに設けたダンパギアが固定ギアと噛み合った状態で移動する。
つまり、第3付勢手段による付勢力が減衰された状態で蓋体は開放するため、蓋体はゆっくり開放され、蓋体が完全に開放されるとき、蓋体は静かに移動し、高級感を得ることができる。
一方、第3付勢手段又はダンパギアは、保持手段を兼ね備えることもできる。第3付勢手段を保持手段と兼用させる場合、第3付勢手段の一端部を円弧状ギアが形成された軸板側に設け他端部を本体側に設けて、円弧状ギアを第2ラック側へ付勢するようにする。また、ダンパギアを保持手段と兼用させる場合、円弧状ギアが噛み合う円弧状ラックの歯部の内側に固定ギアを固定させる。
請求項8に記載の発明は、車両用小物入れにおいて、請求項1〜7の何れか1項に記載の蓋体の開閉機構を備えている。
請求項8に記載の発明では、車両用小物入れにおいて、請求項1〜7の何れか1項に記載の発明の効果と略同一の効果を得ることができる。
本発明は、上記構成としたので、コイン等が入り込んだ際に掃出すための掃出し部材を備えながら、蓋体収容部の省スペースを図ることができる。
図1には、本発明の実施の形態に係る車両用小物入れとしての容器ホルダー10が示されている。容器ホルダー10は図示しない車両の運転席と助手席との間に配置されたセンターコンソールに配置されており、センターコンソールに凹設された被取付部材12(図8参照)内に収納可能となっている。
容器ホルダー10は、容器などを保持する箱状の本体14と、該本体14の開口16を開閉する蓋体18とに大別されている。蓋体18は略平板状の基体20と該基体20の上面を覆うカバー部22とで構成されており、カバー部22が車両側に露出する意匠部となる。
基体20の上面には、格子状に配置された複数のリブ24が設けられており、基体20の変形等を防止すると共に、基体20の強度を上げている。また、図11(A)に示すように、基体20の前縁部(自由端部)及び後縁部(回転中心部)には、外側へ向かって爪部26が形成されており、カバー部22に形成された係止孔28に係止可能とされている。
基体20の爪部26が係止孔28に係止された状態で、基体20とカバー部22とが一体化される(以下、蓋体18という)。ここで、図1に示すように、蓋体18の上面には、突起部30が設けられており、蓋体18の自由端側であることを示す目印となっている。
蓋体18の長手方向(車両幅方向)の後縁部側の両端部からは、蓋体18の上面から垂下した後、蓋体18の外側へ向かって水平に屈曲する保持片32が設けられている。図11(B)に示すように、この保持片32の基部には、シャフト34が装着されている。
このシャフト34の中央部は蓋体18に設けられた支持部35によって回転可能に支持されており、また、シャフト34には、図1に示すように、矩形状の掃出し板36が所定のピッチで配置された掃出し部材38(後述する)が一体に設けられている。
また、保持片32の先端部には、蓋体18と平行に、かつ蓋体18の上面に対して直交するように略扇状の軸板40がそれぞれ設けられており、この軸板40を介して蓋体18が開閉する。
ここで、蓋体18を開閉させる開閉機構について説明する。
(蓋体の開閉機構)
図1及び図2に示すように、軸板40の円弧部分には、ギア42が形成されており、いわゆるセクタギア42となっている(以下、「セクタギア42」という)。また、軸板40の中央部には取付孔44が形成されており、周知のダンパユニット46が取付けられるようになっている。
このダンパユニット46は、ダンパギア48が備えられており、該ダンパギア48の回転によって、ダンパユニット46の本体50に収容されたロータ部が回転し、シリコンオイルなどの粘性部材による粘性力などによって、減衰力を得る構成である。
一方、本体14の側壁14Aの中央部には、緩やかな円弧状のラック(第1ラック)52が該側壁14Aの上部から中央部へ向かって設けられている。このラック52の同心円上には、ラック(第2ラック)54が設けられており、このラック54はラック台55に形成され、ラック52の歯部52Aとラック54の歯部54Aとが対面している。また、ラック台55のラック52とラック54の間には円弧孔55A(後述する)が形成されている。
本体14の側壁14Aには、開口部56が形成されており、該開口部56を通じて軸板40が側壁14Aの外側へ露出し、軸板40のセクタギア42がラック52の歯部52Aと噛み合い可能とされている。セクタギア42は、ラック52に沿って側壁14Aの上部と中央部の間を移動すると共に、セクタギア42が形成されている角度分回転し、これに伴って蓋体18が開閉移動する。
また、セクタギア42がラック52の歯部52Aと噛み合った状態で、ダンパギア(保持手段)48がラック54の歯部54Aと噛み合い可能とされる。これにより、セクタギア42がラック52から外れることはなく、ラック52に噛み合って移動するように蓋体18を保持することができる。
また、ダンパギア48の先端部はラック台55に形成された円弧孔55A内に収容され、ラック台55との干渉を回避している。そして、このダンパギア48がラック54に沿って側壁14Aの上部と中央部の間を移動すると共に回転する。
一方、本体14の側壁14Aの上部前壁14B側には、ボス58が突設されており、トーションスプリング60の中央部が外挿可能とされている。ボス58の外周面からは抜け止め片58Aが張り出しており、トーションスプリング60を抜け止めしている。
また、ボス58の上部前壁14B側には、ピン62が立設されており、トーションスプリング60の一端部が装着されている。トーションスプリング60の他端部は、軸板40の中央部に形成された装着部64に装着されている。
そして、このトーションスプリング60は、図4に示すように、蓋体18が完全開放された状態で、僅かに開放方向への付勢力が残るようにしており、蓋体18の完全開放状態を維持するようにしている。また、図2に示すように、蓋体18が閉止された状態では、弾性力が蓄積された状態となっている。
このため、蓋体18の自由端側にはロック装置66を設けており、ロック装置66によるロック状態によって、蓋体18がトーションスプリング60の付勢力(復元力)で開放されないようにしている。つまり、ロック装置66によって蓋体18の閉止状態は維持され、ロック装置66のロック状態が解除されると、トーションスプリング60の付勢力によって蓋体18は開放される。このトーションスプリング60は、セクタギア42がラック52に噛み合って移動するように蓋体18を保持する保持手段としての役割を兼ね備えることもできる。
なお、ここでは、ロック装置66を蓋体18の自由端側に設けたが、該ロック装置66は蓋体18の閉止状態を維持することができればよく、必ずしも蓋体18の自由端側に設ける必要はない。
ここで、ロック装置66について説明する。
(ロック装置)
図5(A)、(B)及び図6(A)、(B)に示すように(なお、(A)はロック装置66の側断面図を示し、(B)は後述するカム溝80とトレースピン86を示す正面図である)、ロック装置66は、本体14の前壁14Bの中央部に設けられている。
このロック装置66はロックケース68を備えており、該ロックケース68の下部には、略直方体状のラッチ部材70が収容されている。このラッチ部材70によるラッチ状態及びラッチ解除状態(後述する)によって、ラッチ部材70の上部に配置された略直方体状のスライダー72がロックケース68内で上下移動するようになっている。
そして、このスライダー72の上下移動により、ロック片74が連動して回動移動し、蓋体18に設けられたロック溝76にロック又はロック解除され、蓋体18が閉止又は開放可能とされる。
一方、ラッチ部材70はラッチケース84を備えており、スライダー72に係止される弾性係止片78及びハート形カム溝80が設けられたラッチ本体82が、該ラッチケース84から突出可能に収納されている。
カム溝80にはカム溝80の形状に沿ってトレースピン86がトレースするようになっている。このトレースピン86は板バネ88によってカム溝80側へ付勢され、トレースピン86がカム溝80から外れないようにしている。
そして、このトレースピン86の移動によって、ラッチ本体82がラッチケース84に対して上下移動する。また、ラッチ部材70にはスプリング90が設けられており、該ラッチ部材70を上方へ付勢している。
トレースピン86がカム溝80の係止部80Aに係止された状態では、ラッチ本体82はラッチケース84内に収容され(図6(A)参照)、トレースピン86がカム溝80の係止部80Aに係止された状態が解除されると、スプリング90の付勢力によってラッチ本体82がラッチケース84から突出する(図5(A)参照)。
ここで、図5(A)に示すように、弾性係止片78は自然状態で、ラッチケース84の外側へ向かって拡がっており、ラッチケース84内に収容された状態では弾性力が蓄積されるようになっている。このため、弾性係止片78はラッチケース84内へ収容されるにしたがって、徐々に内側へ移動する。
このとき、図6(A)に示すように、スライダー72の下面から垂下する被係止片92が弾性係止片78に係止して、弾性係止片78及び被係止片92を介して、スライダー72がラッチ本体82と一体化される。
一方、スライダー72の中央部には、スライダー72の移動方向と直交する方向(水平方向)に沿って水平溝94が形成されている。この水平溝94には、略L字状に形成されたロック片74の一端部が連結され、水平溝94に沿って移動可能とされている。
ロック片74の他端側寄りには軸支部96が設けられており、ロックケース68に設けられた軸部98に軸支され、該軸部98を中心にロック片74を回転可能としている。また、ロック片74の他端部は、図6(A)に示すように、蓋体18が閉止された状態でスライダー72の上方に位置し、蓋体18に設けられたロック溝76にロック可能とされている。
ロック片74は、スライダー72の上下移動によって、その一端部が水平溝94に沿って水平移動し、軸部98を中心に回転するが、スライダー72の上方への移動によって、図5(A)に示すように、ロック片74の他端部は傾倒する。つまり、ロック溝76から離間する方向へ移動することとなり、ロック片74とロック溝76とのロック状態が解除され、蓋体18が開放可能となる。
一方、ロック片74とロック溝76とのロック状態が解除された状態で、蓋体18を閉止方向へ移動させると、蓋体18を介してスライダー72が押圧され、下方へ移動する。これにより、ロック片74がスライダー72の水平溝94内を移動し、ロック片74の他端部が起立する方向へ移動し、蓋体18に設けられたロック溝76にロックされる(図6(A)参照)。
一方、スライダー72の下方への移動によって、ラッチ本体82が下方へ移動し、トレースピン86に沿ってカム溝80が移動して、カム溝80の係止部80Aにトレースピン86が係止される。これにより、蓋体18が完全に閉止され、閉止状態が維持される。
ここで、図6(A)に示すように、蓋体18の閉止状態では、蓋体18とスライダー72との間には隙間が設けられるようになっている。ラッチ本体82のカム溝80の係止部80Aとトレースピン86との係止状態によりスライダー72の位置は固定されており、蓋体18はトーションスプリング60により開放方向への付勢力が作用しているためである。
次に、本実施の形態に係る蓋体の開閉機構について、その作用を説明する。
図2及び図6に示すように、蓋体18が閉止された状態で、蓋体18の突起部30側を押圧する。これにより、蓋体18の自由端側が下方へ移動し、蓋体18を介してスライダー72が下方へ向かって押圧され、ラッチ本体82が下方へ移動する。
これにより、カム溝80の係止部80Aに係止されたトレースピン86が係止部80Aから係止解除され(図5(B)参照)、スプリング90の付勢力によってラッチ本体82がラッチケース84から突出する。
このとき、スライダー72も一緒に上方へ移動することとなるが、スライダー72の移動に伴って、ロック片74が水平溝94に沿って移動しロック片74の他端部が傾倒する。これにより、ロック片74の他端部が蓋体18設けられたロック溝76から離間し、ロック溝76とのロック状態が解除され、図3及び図4に示すように、トーションスプリング60の付勢力によって蓋体18が開放される。
図7に示すように、ラッチ部材70によるラッチ状態(実線)又はラッチ解除状態(仮想線)となる蓋体18の回転角度内では、蓋体18はラック52の曲率中心Pを中心として回転するが、ラッチ解除された後は、図8に示すように、ラック52の曲率中心Pを中心として蓋体18は回転すると共に、図2〜図4に示すように、蓋体18は開放しながらセクタギア42を介してラック52に沿って軸部Qを下方へ移動させる(いわゆる2軸タイプ)。
また、ラック52に沿って移動するセクタギア42の移動時には、ダンパギア48はラック54と噛み合った状態となっているため、トーションスプリング60による付勢力は減衰される。このため、蓋体18はゆっくり開放され、静かに移動し、高級感を得ることができる。
このように、蓋体18の閉止状態から開放状態までの間で、蓋体18の軸部Qの位置を下方へずらしていくことで、蓋体18の移動軌跡による曲率を小さくすることができ、外側への膨らみを小さくすることができる(後述する)。
これにより、蓋体18の収容部100の省スペース化を図ることができる。なお、ここでは、2軸タイプについて説明したが、蓋体18の軸部Qを蓋体18の開閉途中で変えることができれば良いため、これに限るものではない。
次に、本実施の形態に係る蓋体の開閉機構の要部について説明する。
本実施形態では、図1及び図9に示すように、蓋体18の後縁部に掃出し部材38を取付けている。一方、本体14には、本体14の奥壁(外壁)14C及び側壁14Aの外側に設けられるカバー部材102が取付け可能とされており、本体14側が開口となる略コ字状を成している。
また、本体14の奥壁14Cと対面する、カバー部材102の内壁面102Aには、上下方向に沿ってリブ104が所定のピッチで複数延設されており、櫛歯状となっている。このリブ104とリブ104の間に掃出し板36が入り込み、カバー部材102の内壁面102Aと互いに隣接するリブ104とで掃出し板36の収容部105が形成されている。
収容部105は、図8に示すように、掃出し板36の移動軌跡に沿って断面視にて円弧状となるように形成されている。この収容部105内に掃出し板36が収容された状態で、蓋体18の開閉と共に掃出し板36が収容部105内を移動する。
また、掃出し板36と収容部105との間には、互いに干渉しない程度の隙間しか設けられておらず、蓋体18の開放時に収容部105内にコインやキャッシュカードなどが入ったとしても蓋体18の閉止時に掃出し板36によって該コインを収容部105内から掃出すことができるようにしている。つまり、コインなどが掃出し板36と収容部105の間の隙間を抜けて掃出し板36の下部に入り込むことはない。
ここで、図10に示すように、掃出し板36はシャフト34に対して回転可能に取付けられており、シャフト34に装着されたトーションスプリング106によって上方へ向かって付勢され、掃出し板36の自由端側が基部側よりも上方となるように配置されている(図7実線参照)。そして、シャフト34に設けられた規制部材108(図11(A)参照) によって、掃出し板36が移動規制されるようになっている。
前述したように、図7の実線で示す蓋体18は閉止された状態で、ロック装置66によってロックされた状態となっており、蓋体18を開放させるためには、該ロック装置66によるロック状態を解除させる必要があるが、そのとき、蓋体18の自由端側は下方へ移動することとなる(仮想線)。つまり、蓋体18の回転中心側(後縁側)が上方へ移動する。
一方、容器ホルダー10は、センターコンソールに凹設された被取付部材12内に収納可能となっているが、被取付部材12の上縁部には被取付部材12の内側へ向かって水平に張り出すフランジ部12Aが設けられている。
このフランジ部12Aの下部にカバー部材102の上端部に設けられたフランジ部102Bが配置される。このため、蓋体18の後縁部が上方へ移動すると、掃出し板36がカバー部材102のフランジ部102Bと干渉してしまう。なお、カバー部材102の上端部にフランジ部102Bが設けられていない場合、この掃出し板36は被取付部材12のフランジ部12Aと干渉することとなる。
しかし、本実施形態では、図7に示すように、掃出し板36を回転可能としているため、掃出し板36がカバー部材102のフランジ部102Bと干渉すると、トーションスプリング106の付勢力に抗して該掃出し板36は回転する。
例えば、図13に示すように、掃出し部110が蓋体112に対して固定されている場合、被取付部材12との干渉を回避するため、掃出し部110は蓋体112の後縁部から下がった位置(蓋体112の上面との高低差;L1)に形成する必要が生じる。
一方、カバー部材114の奥壁114Aは、断面視にて円弧状に形成されているため、掃出し部110の位置を下げた分、掃出し部110の基部とカバー部材114の奥壁114Aとの距離(t1)が広がる。このため、掃出し部110を長くする必要が生じる。
結局、この場合、カバー部材114の背面が外側へ膨らんでしまうことになり、蓋体112の収容部116のスペースを小さくすることができず、2軸タイプの蓋体112であることの効果を十分に活かすことができなくなってしまう。
しかし、本実施形態では、図8に示すように、掃出し板36を蓋体18に対して回転可能とすることで、ロック装置66のロック解除時に、掃出し部材38がフランジ部12Aに当たっても掃出し部材38が下方へ向かって回転するだけなので、該掃出し部材38を蓋体18の後縁部(蓋体18の上面との高低差;L2<L1)に設けることが可能となる。
つまり、図13の場合と比較して、図8では、カバー部材102の内壁面102Aとの距離を近づけることが可能となり、カバー部材102の背面の膨らみを小さくすることができる。
また、掃出し部材38は、図10に示すように、シャフト34に装着されたトーションスプリング106によって掃出し板36を上方へ向かって付勢し、規制部材108(図11(A)参照)によって掃出し板36を移動規制している。
図13に示すように、掃出し部110を蓋体112の後縁部から水平に張り出させた場合、蓋体112が完全に開放された状態で、掃出し部110は下方へ向くこととなり、蓋体112とカバー部材114との間の隙間を埋めるには、カバー部材114の底部まで掃出し部110を延ばさなければならなってしまい、結局掃出し部110は長くなってしまう(掃出し部110の長さ;L3)。
しかし、本実施形態では、図8に示すように、掃出し板36を上方へ向かって付勢することで、蓋体18が完全に開放された状態でも掃出し板36は斜め上方を向くことになるので、カバー部材102との隙間を埋めるための距離を短くすることができる(掃出し板36の長さ;L4<L3)。
したがって、カバー部材102とのクリアランスを一定に保ったまま、掃出し板36の長さを必要最小限とすることができ、カバー部材102の背面の膨らみを小さくすることができ、蓋体18の収容部100のスペースを小さくすることができる。つまり、2軸タイプの蓋体18であることの効果を十分に活かすことができる。
なお、本実施形態は、1軸タイプの蓋体の開閉機構であっても適用可能である。また、2軸タイプの蓋体では、蓋体を開放させるスプリングの位置によってラック形状を色々と変えることができる。
例えば、図14に示すように、蓋体117の軸板118の外側頂部に装着部120を設け、スプリング(第2付勢手段)122の一端部を装着している。スプリング122の他端部は、本体14の側壁14Aの前壁側下部に設けられた装着ピン126に装着する。
また、軸板118には、セクタギア128を設けており、該セクタギア128と噛み合うラック(第1ラック)130を直線状としている。また、ラック130と平行に直線状のラック(第2ラック)132を設けており、該ラック132には、軸板118の中央部に取付けられたダンパユニット46のダンパギア48が噛み合う。
図5及び図6に示すロック装置66によるロック状態を解除すると、蓋体112が開放可能となるが、スプリング122の付勢力によって、図15及び図16に示すように、軸板40の装着部120が装着ピン126側へ引張られる。
このとき、セクタギア128がラック130に沿って回転しながら本体14の下方へ移動する。つまり、図14〜図16に示すように、蓋体112は本体14の開口16を開放しながらその軸部Qを下方へ移動させる。このとき、ダンパギア48がラック132に沿って回転するため、スプリング122による付勢力は減衰される。
以上の実施形態では、セクタギアとダンパギアを一体に設け、セクタギアとダンパユニットが噛み合うラックをそれぞれ設けたが、これ以外にも、図17に示すような構成が挙げられる。
蓋体136の軸板138には、円弧状ギア140を設けており、本体14の側壁14Aに設けられた円弧状ラック144に噛み合うようにしている。また、円弧状ギア140の中央部には、ダンパユニット46を取付けており、該ダンパユニット46に設けられたダンパギア(保持手段)48には、本体14の側壁14Aに固定され、円弧状ラック144の歯部144Aの内側に位置する固定ギア142が噛み合っている。
これにより、円弧状ギア140が円弧状ラック144から外れることはなく、円弧状ラック144に噛み合って移動するように蓋体18を保持することができる。
さらに、円弧状ギア140は、図5及び図6に示すロック装置66によるロック状態を解除すると、蓋体112が開放可能となるが、スプリング(第3付勢手段)146の付勢力によって、図18及び図19に示すように、軸板138の装着部120が装着ピン126側へ引張られる。
このとき、円弧状ギア140が円弧状ラック144に沿って回転しながら本体14の下方へ移動する。つまり、図17〜図19に示すように、蓋体112は本体14の開口16を開放しながらその軸部Qを下方へ移動させる。このとき、固定ギア142を介してダンパギア48が円弧状ラック144に沿って回転するため、スプリング146による付勢力は減衰される。
なお、本形態はあくまでも一実施例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、本形態では容器ホルダーについて説明したが、本体に対して蓋体を開閉させる車両用の小物入れであれば良いため容器ホルダーに限るものではない。
本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーを示す分解斜視図である。 本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーを示す側面図であり、蓋体を閉止させた状態である。 本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーを示す側面図であり、蓋体の開放・閉止途中の状態である。 本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーを示す側面図であり、蓋体を開放させた状態である。 本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーに設けられたロック装置のロック解除状態を示す、(A)はロック装置66の側断面図を示し、(B)は後述するカム溝80とトレースピン86を示す正面図である。 本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーに設けられたロック装置のロック状態を示す、(A)はロック装置66の側断面図を示し、(B)は後述するカム溝80とトレースピン86を示す正面図である。 本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーの掃出し部材の動作図である。 本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーの蓋体及び掃出し部材の移動軌跡を示す動作図である。 本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーの蓋体及びカバー部材を示す分解斜視図である。 本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーの蓋体の下面図である。 (A)は図10の11(A)−11(A)線の断面図であり、(B)は図10の11(B)−11(B)線の断面図である。 図10の12−12線の断面図である。 図8に対応する本実施の形態の比較例である。 本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーの第1変形例を示す側面図であり、蓋体を閉止させた状態である。 本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーの第1変形例を示す側面図であり、蓋体の開放・閉止途中の状態である。 本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーの第1変形例を示す側面図であり、蓋体を開放させた状態である。 本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーの第2変形例を示す側面図であり、蓋体を閉止させた状態である。 本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーの第2変形例を示す側面図であり、蓋体の開放・閉止途中の状態である。 本実施の形態に係る蓋体の開閉機構を備えた容器ホルダーの第2変形例を示す側面図であり、蓋体を開放させた状態である。
符号の説明
10 容器ホルダー(車両用小物入れ)
12 被取付部材
14 本体
16 開口
18 蓋体
36 掃出し板
38 掃出し部材
40 軸板
42 セクタギア
44 取付孔
46 ダンパユニット
48 ダンパギア(保持手段)
52 ラック(第1ラック)
54 ラック(第2ラック)
60 トーションスプリング(第2付勢手段、保持手段)
66 ロック装置(ロック手段)
102 カバー部材
104 リブ
105 収容部
106 トーションスプリング(第1付勢手段)
108 規制部材
117 蓋体
118 軸板
122 スプリング(第2付勢手段、保持手段)
128 セクタギア
130 ラック(第1ラック)
132 ラック(第2ラック)
136 蓋体
138 軸板
140 円弧状ギア
142 固定ギア
144 円弧状ラック
146 スプリング(第3付勢手段、保持手段)

Claims (8)

  1. 本体に回転可能に支持され、前記本体の開口を開放したとき、本体の外壁の外側に設けられたカバー部材と該外壁との間に収容される蓋体と、
    前記蓋体の閉止状態を維持し、蓋体の自由端側を押圧すると閉止状態を解除するロック手段と、
    前記蓋体の回転中心側に回転可能に設けられ、蓋体と前記カバー部材との隙間を埋めると共に、蓋体の自由端側を押圧したときカバー部材の一部又は本体が取付けられる被取付部材に当たって回転する掃出し部材と、
    前記掃出し部材を上方へ付勢する第1付勢手段と、
    前記掃出し部材を所定の位置で回転規制する規制部材と、
    を有する蓋体の開閉機構。
  2. 前記掃出し部材は、自由端側が回転中心側よりも上方となるように配置される請求項1に記載の蓋体の開閉機構。
  3. 前記カバー部材の内壁面には前記掃出し部材の移動軌跡に沿ってリブが所定のピッチで複数延設され、前記リブの間に掃出し部材に形成された掃出し板が入り込んでいる請求項1又は2に記載の蓋体の開閉機構。
  4. 前記蓋体は軸板を有し、
    前記軸板に設けられたセクタギアと、
    前記本体の側壁の上下方向へ設けられ、前記セクタギアが噛み合う第1ラックと、
    前記蓋体の開閉時に前記セクタギアが前記第1ラックに噛み合って移動するように蓋体を保持する保持手段と、
    を備えた請求項1〜3の何れか1項に記載の蓋体の開閉機構。
  5. 前記蓋体を開放する方向へ付勢する第2付勢手段と、
    前記第1ラックと略平行に設けられた第2ラックと、
    前記セクタギアに設けられ、前記第2ラックと噛み合い前記第2付勢手段による付勢力を減衰させるダンパギアと、
    を備えた請求項4に記載の蓋体の開閉機構。
  6. 前記蓋体は軸板を有し、
    前記軸板に設けられた円弧状ギアと、
    前記本体の側壁の上下方向へ設けられ、前記円弧状ギアが噛み合う円弧状ラックと、
    前記蓋体の開閉時に該円弧状ギアが前記円弧状ラックに噛み合って移動するように蓋体を保持する保持手段と、
    を備えた請求項1〜3の何れか1項に記載の蓋体の開閉機構。
  7. 前記蓋体と開放する方向へ付勢する第3付勢手段と、
    前記円弧状ギアに設けられ、前記第3付勢手段による付勢力を減衰させるダンパギアと、
    前記本体の側壁に設けられ、前記ダンパギアと噛み合う固定ギアと、
    を備えた請求項6に記載の蓋体の開閉機構。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の蓋体の開閉機構を備えた車両用小物入れ。
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