JP6769018B2 - シャッター構造 - Google Patents
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Description
また、前後移動と共に高さを変えることができる内装部材の支持構造も検討されている。特許文献2に記載されているコンソールの支持構造101は、例えば、図7に示すように、車両前後方向Pに対して高さ方向に傾斜して延びるレール111を備え、コンソールボックス103には、レール111にスライド移動可能に支持する支持部117を設けてなる支持構造が提案されている。これによれば、シート着座者の体格等に応じて、コンソールボックス103を傾斜方向にスライド移動させて、前後の位置調整に加えて高さの調整を行うことができる。
しかし、コンソールボックスが車両前後(水平)方向に移動すると共にその高さが変化する場合には、シャッターが水平方向に移動又は伸縮する従来の可動構造によっては十分に遮蔽機能を果たすことができなくなる。コンソールボックスを傾斜方向にスライド移動させる支持構造が開示されている特許文献2においても、このようなシャッター構造については検討されていない。
第2発明は、第1発明において、前記蓋部材は、前記前後方向に複数の短冊体を連結軸によって連結して構成され、前記所定長の端部は少なくとも一つの前記短冊体により構成されることを要旨とする。
第3発明は、第1又は2発明において、前記第2構造物は、前記前後方向に前記第1構造物に敷設された支持レールに基づいて移動し、前記支持レールは前記前後方向において上下方向に傾斜して設けられていることを要旨とする。
第4発明は、第1乃至3発明のいずれかにおいて、前記蓋部材は、前記所定長の端部に、上下方向への屈曲により前記第1構造物の上端との間に生じる側方の隙間を覆う側方遮蔽部を備えることを要旨とする。
第5発明は、第1乃至4発明のいずれかにおいて、前記第2構造物は、乗物の座席間又は座席脇に備えられ、前記支持レールに案内されて前後方向に移動可能であり、前記第1構造物は乗物の床面に立設されていることを要旨とする。
第6発明は、第1乃至5発明のいずれかにおいて、前記第2構造物は、コンソールボックス、ドリンクホルダ、スイッチボックス、トレイ及びテーブルから選択される1種であることを要旨とする。
そして、前記蓋部材は、前記一方向の一端が上下方向に回動可能に前記第2構造物に取り付けられ、前記一端から前記一方向に所定長の端部が前記ガイドレールに拘束されず上下方向に屈曲可能とされているため、第2構造物が第1構造物に対して移動するに伴い上下方向に変位しても、蓋部材が第2構造物に追従し、第1構造物と第2構造物との間に生じる隙間を完全に遮蔽することができる。これによって、簡単なシャッター構造により開口を塞ぎ、安全性及び美観を保つことができる。
前記第2構造物は、前記一方向に敷設された支持レールに基づいて移動し、前記支持レールは前記一方向において上下方向に傾斜して設けられている場合は、支持レールによって第2構造物の位置に対応してその床面からの高さを変えることができる。例えば、第2構造物が座席脇のコンソールボックスであれば、簡単な構造でコンソールボックスを座席に対して前後移動させると共に着座した乗員の体格に合うような高さにすることができ、コンソールボックス上面をアームレスト等として活用するのに好適とすることができる。
前記蓋部材は、前記所定長の端部に、上下方向への屈曲により生じる側方の隙間を覆う側方遮蔽部を備える場合は、第2構造物の上方向への変位により蓋部材の下側方に生じる隙間を側方遮蔽部により遮蔽することができ、安全性及び美観をより向上させることができる。
前記第2構造物は、乗物の座席間又は座席脇に備えられ、前記支持レールに案内されて前後方向に移動可能であり、前記第1構造物は乗物の床面に立設されている場合は、第1構造物により第2構造物の可動範囲を覆い、床面に立設された第1構造物の内側で第2構造物を前後方向に移動させることができる。
前記第2構造物は、コンソールボックス、ドリンクホルダ、スイッチボックス、トレイ及びテーブルから選択される1種である場合は、各構造物の目的に応じ、座席に着席する乗員の体格や、座席の前後位置に適した位置・高さに移動させることができる。
そして、前記蓋部材(6)は、一方向(P)の一端(61)が上下方向(R)に回動可能に第2構造物(3)に取り付けられ、前記一端(61)から前記一方向(P)に所定長の端部がガイドレール(5)に拘束されず上下方向(R)に屈曲可能とされていることを特徴とする。
尚、実施形態に記載する各符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
蓋部材(6)は、一方向(P)に長尺な形状であり、その長手方向の一端(61)が上下方向(R)に回動可能に第2構造物(3)に取り付けられる。そして、蓋部材(6)の一端(61)から一方向(P)に所定長の端部(62)がガイドレール(8)に拘束されず上下方向に屈曲可能に設けられる。よって、この一端(61)は、第2構造物(3)の一方向(P)の移動と上下方向(R)に追従する。
蓋部材(6)は、開口(27)の長さに応じて移動又は伸縮可能とされる。例えば、第1構造物(2)の壁部(23)に収容部(25)を設け、蓋部材(6)の他端(64)側すなわち第1構造物(2)の壁部(23)側を、収容部(25)に出し入れ可能に収容したり巻き取ったりすることによって、第2構造物(3)の移動に伴って変化する開口(27)の長さに対応させることができる(図2、4参照)。
ガイドレール(5)の構造は特に問わず、例えば、蓋部材(6)の幅方向の端部が摺動可能な溝(51)を設ける形態が挙げられる(図3参照)。
シャッター構造1の具体例を図1〜5に示す。本例は、乗用車の2つの前部座席9の間に配設され、前後方向Pに移動可能なコンソールボックス3を第2構造物として示す。図1に示すように、コンソールボックス3は、車室の床面に立設されている第1構造物であるシールド2によって可動部分が覆われている。通常、乗員はその体格等に合わせるように座席9を移動させ、体格が大きい場合には座席9を後方に移動させる。その場合、コンソールボックス3も後方に移動させることで使い勝手を向上させることができるが、体格が大きいためコンソールボックス3の位置を低くすることが好ましい。このため、本例においては、コンソールボックス3を前方(位置3’)から後方(位置3)に移動させるに伴い、その高さが低くなるようにされている。
また、コンソールボックス3は蓋付きの容器であり、コンソールボックス3の上面に設けられた蓋部を閉めた状態にすることで、蓋部に腕を乗せるアームレストとして使用することができるようにされている。
図2は、この開口27が蓋部材6によって覆われる状態を模式的に表している。同図(a)は上面からみた図であり、(b)はその断面図である。蓋部材6は、複数の短冊形状の羽根板(短冊体)62、63、64が連結軸によって連結して構成されている。シールド2の左右壁部22にガイドレール5が設けられており、蓋部材6はガイドレール5に案内されて移動する。
蓋部材6の前端側の短冊体62は、その一端61がコンソールボックス3の後端に、上下方向に回転可能に取り付けられている。蓋部材6の他端(短冊体64)側は、シールド2の後側壁部23に設けられた収容部25内に引き込まれており、コンソールボックス3が前方向に移動するに伴って収容部25から引き出される。
本例においては、コンソールボックス3を支持するための支持レール8が、シールド2の左右壁部22に設けられており、コンソールボックス3の側面に設けられた突部4が溝状の支持レール8に摺動可能に嵌め込まれている。このようにシールド2の左右壁部22によってコンソールボックス3が挟持される構造にすれば、別途に支持レールを設けることなく、コンソールボックス3を支持し移動可能とすることができる。これに限らず、支持レール8はコンソールボックス3の下面部等に設けられてもよい。
Claims (6)
- 壁部が周設され上面が開口する第1構造物と、前記第1構造物の前記開口内で前後方向に移動可能に設けられる第2構造物との間の前記上面の開口を覆うシャッター構造であって、
前記第2構造物は、前記第1構造物の前記壁部に挟まれるように摺動し、前記摺動に伴い前記第1構造物に対する上下方向の位置が変化し、
前記第1構造物の前記前後方向と平行な左右方向の2つの前記壁部に設けられるガイドレールと、
前記左右方向の両端部が前記ガイドレールを摺動し、前記第1構造物の前記前後方向の端に位置する前記壁部と前記第2構造物との間の前記開口を覆う蓋部材と、
を備え、
前記蓋部材は、前記前後方向の一端が上下方向に回動可能に前記第2構造物に取り付けられ、前記一端から前記前後方向に所定長の端部の前記左右方向の長さが前記ガイドレールの間隔よりも短いことにより前記端部が前記ガイドレールに拘束されず上下方向に屈曲可能とされていることを特徴とするシャッター構造。 - 前記蓋部材は、前記前後方向に複数の短冊体を連結軸によって連結して構成され、前記所定長の端部は少なくとも一つの前記短冊体により構成される請求項1記載のシャッター構造。
- 前記第2構造物は、前記前後方向に前記第1構造物に敷設された支持レールに基づいて移動し、
前記支持レールは前記前後方向において上下方向に傾斜して設けられている請求項1又は2に記載のシャッター構造。 - 前記蓋部材は、前記所定長の端部に、上下方向への屈曲により前記第1構造物の上端との間に生じる側方の隙間を覆う側方遮蔽部を備える請求項1乃至3のいずれかに記載のシャッター構造。
- 前記第2構造物は、乗物の座席間又は座席脇に備えられ、前記支持レールに案内されて前後方向に移動可能であり、前記第1構造物は乗物の床面に立設されている請求項1乃至4のいずれかに記載のシャッター構造。
- 前記第2構造物は、コンソールボックス、アームレスト、ドリンクホルダ、スイッチボックス、トレイ及びテーブルから選択される1種である請求項1乃至5のいずれかに記載のシャッター構造。
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