JP6295823B2 - 車両用ルーフ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ルーフ装置に関するものである。
従来、車両用ルーフ装置として種々のものが提案されている(例えば特許文献1、2など)。これらの車両用ルーフ装置は、可動パネルを支持する支持部材を備えており、例えば可動パネルの全閉状態において前部を支点に支持部材を回動することで可動パネルをチルトアップ動作させ、あるいは可動パネルのチルトアップ状態において支持部材を車両の前後方向に移動することで可動パネルを開閉動作させる。
すなわち、支持部材の前部には、ガイドレールに支持されたシューが回動自在に連結されている。このシューは、支持部材を挟んでその車両の幅方向両側に配設された一対のシュー部を有している。支持部材は、これらシュー部がガイドレールに装着されることで、該ガイドレールに対して回動自在であるとともに、ガイドレールに沿って車両の前後方向に移動自在である。
特開2012−71717号公報 特開2012−111284号公報
ところで、これらの車両用ルーフ装置では、シューが一対のシュー部を有することで、それらシュー部の装着スペースをガイドレールに確保する必要がある。このため、ガイドレールの車両の幅方向の寸法の大型化を余儀なくされ、ひいては車両の幅方向へのガイドレールの占有スペースの増加分、当該方向の開口幅が縮小されていた。
本発明の目的は、車両の幅方向の開口幅の縮小を抑制することができる車両用ルーフ装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両用ルーフ装置は、車両のルーフに形成された開口の車両の幅方向両縁部にそれぞれ設けられる一対のガイドレールと、前記両ガイドレールの前端部同士を車両の幅方向に接続するフロントハウジングと、車両の幅方向において片側にのみ突設されて前記両ガイドレールの各々に当該片側の車両の幅方向に移動不能に装着されるシュー部を有し、前記開口を開閉する可動パネルの車両の幅方向両縁部の各々を支持する支持部材とを備え、前記可動パネルの全閉状態において、前記シュー部の周りを前記支持部材が回動することで前記可動パネルをチルトアップ動作させるように構成されており、前記フロントハウジングには、前記可動パネルが前記全閉状態又は前記チルトアップ動作の状態にあるときに、車両の幅方向において前記シュー部の反対側で前記支持部材に当接又は近接する規制壁が形成される。
この構成によれば、前記両ガイドレールの各々に装着される前記シュー部は、車両の幅方向において前記支持部材の片側にのみ突設されていることで、前記ガイドレールに要する前記シュー部の装着スペースを低減することができる。このため、前記ガイドレールの車両の幅方向の寸法をより小型化することができ、ひいては車両の幅方向への前記ガイドレールの占有スペースの低減分、前記開口の当該方向の開口幅をより拡大することができる。
特に、前記支持部材は、前記シュー部が前記ガイドレールに対して片側の車両の幅方向に移動不能に装着され、前記シュー部の反対側の車両の幅方向で前記規制壁に当接又は近接する。従って、前記可動パネルが前記全閉状態又は前記チルトアップ動作の状態にあるときに、前記支持部材が車両の幅方向に捩れることを抑制できる。
上記車両用ルーフ装置について、前記支持部材は、車両の幅方向において前記シュー部の反対側に向かって突出するとともに、車両の幅方向及び前記ガイドレールの長手方向に直交する方向に延在する突部を有し、前記規制壁は、前記可動パネルの前記全閉状態又は前記チルトアップ動作の状態において、前記突部に当接又は近接することが好ましい。
この構成によれば、前記可動パネルが前記開口を開閉する開閉動作の状態において、前記支持部材が前記規制壁に当接したとしても、該規制壁との当接が前記突部による線当たりになることで、摺動抵抗の増加を抑制することができる。
上記車両用ルーフ装置について、前記規制壁は、前記可動パネルが前記開口を閉じる閉動作に伴い、前記支持部材との車両の幅方向の隙間を徐々に縮小するガイド面を有することが好ましい。
この構成によれば、前記可動パネルの前記閉動作において、前記支持部材が前記規制壁に当接したとしても、前記ガイド面によりそれらの間の摺動抵抗が緩やかに増加することになり、前記可動パネルの前記閉動作をより安定化することができる。
上記車両用ルーフ装置について、前記可動パネルの前記チルトアップ動作が完了したチルトアップ状態において、前記支持部材を車両の前後方向に移動することで前記可動パネルを開閉動作させるように構成されており、前記支持部材には、前記可動パネルが前記チルトアップ状態にあるときに、車両の幅方向において前記シュー部の反対側で前記ガイドレールに当接又は近接する突出部が形成されることが好ましい。
この構成によれば、前記可動パネルが前記チルトアップ状態にあるときに、前記支持部材は、前記シュー部が前記ガイドレールに対して片側の車両の幅方向に移動不能に装着され、前記突出部が前記シュー部の反対側の車両の幅方向で前記ガイドレールに当接又は近接する。従って、前記可動パネルが前記チルトアップ状態にあるとき、即ち前記可動パネルが開状態や前記開閉動作の状態にあるときに、前記支持部材が車両の幅方向に捩れることを抑制できる。
上記車両用ルーフ装置について、前記突出部は、複数設けられることが好ましい。
この構成によれば、前記突出部が複数設けられていることで、前記支持部材の姿勢が変化したとしても、少なくとも一つの前記突出部をより確実に前記ガイドレールに当接又は近接させることができる。
本発明は、車両の幅方向の開口幅の縮小を抑制できる効果がある。
ルーフを示す斜視図。 本発明の第1の実施形態を模式的に示す平面図。 同実施形態の動作を示す説明図であって、(a)は全閉状態であり、(b)はチルトアップ状態であり、(c)は全開状態。 (a)、(b)は、同実施形態を示す平面図。 図4の5−5線に沿った断面図。 支持ブラケットを示す斜視図。 本発明の第2の実施形態を示す横断面図。 支持ブラケットを示す斜視図。
(第1の実施形態)
以下、車両用ルーフ装置の第1の実施形態について説明する。なお、以下では、車両の前後方向を「前後方向」といい、車両の高さ方向上方及び下方をそれぞれ「上方」及び「下方」という。また、車室内方に向かう車両の幅方向内側を「車内側」といい、車室外方に向かう車両の幅方向外側を「車外側」という。
図1に示すように、自動車などの車両のルーフ10には、略四角形の開口10aが形成されるとともに、サンルーフ装置11が搭載される。このサンルーフ装置11は、前後方向に移動して開口10aを開閉する、例えばガラス板からなる略四角形の可動パネル12を備える。
図3(a)〜(b)の変化で示すように、可動パネル12は、全閉状態からその前側部位を支点に後側部位が上昇するチルトアップ動作可能に取り付けられている。あるいは、図3(b)〜(c)の変化で示すように、可動パネル12は、前後方向へのスライド動作可能に取り付けられている。可動パネル12による開口10aの開閉動作においては、チルトアップ動作が完了したチルトアップ状態のままスライド動作する、いわゆるアウタースライディング式が採用されている。
次に、可動パネル12の開閉動作等に係るサンルーフ装置11の構造について説明する。
図2に示すように、開口10aの車両の幅方向両縁部には、一対のガイドレール13が配設されている。各ガイドレール13は、例えばアルミニウム合金の押出材からなり、長手方向に一定断面を有して前後方向に延在する。そして、各ガイドレール13には、機能部品20が前後方向に移動可能に案内及び支持されている。両機能部品20には、それらの間に橋渡しされる状態で前記可動パネル12が連係及び支持されている。両機能部品20は、ガイドレール13に沿う前後方向への移動に伴い、可動パネル12をチルトアップ動作又はスライド動作(開閉動作)させる。
また、両ガイドレール13の前端部同士は、車両の幅方向に延在する樹脂製のフロントハウジング14を介して接続されている。このフロントハウジング14の長手方向中間部には、例えば出力ギヤを有する電動モータなどの電気的駆動源15が設置されている。この電気的駆動源15は、例えば樹脂材からなる略帯状の一対の駆動ベルト16の各々を介して各機能部品20に連結されており、両機能部品20を同時に前後方向に移動させる。
図4(a)、(b)に示すように、各ガイドレール13のフロントハウジング14が接続される前端部には、車外側から車内側に向かって切り欠き13aが形成されている。この切り欠き13aは、基本的にガイドレール13の長手方向に直線状に延びている。また、図5に併せ示すように、ガイドレール13は、前後方向(図5において紙面に直交する方向)に延在する略長尺状の底壁13bと、該底壁13bの車内側端に接続された車外側に開口する断面略U字状のガイド部13cとを有する。なお、ガイドレール13の前端部では、切り欠き13aの分だけ底壁13bが車両の幅方向に縮幅されている。
一方、フロントハウジング14の車両の幅方向における先端部は、ガイドレール13の前端部を下方から覆うようにこれを支持しており、切り欠き13aの後方でガイドレール13と共に車両の高さ方向に貫通するねじ17によりガイドレール13に締結されている。このフロントハウジング14には、切り欠き13aの車外側に隣接して規制壁18が立設されている。図4(a)、(b)に示すように、この規制壁18の車内側面は、平面視において、ガイドレール13の長手方向に直線状に延びる規制面18aを有するとともに、該規制面18aの後端に接続され後方に向かうに従い車外側に向かうように斜めに傾斜するガイド面18bを有する。
図3(a)〜(c)に示すように、可動パネル12の車両の幅方向各縁部下部には、支持部材としての支持ブラケット21が固定されている。この支持ブラケット21は、可動パネル12の略全長に亘って前後方向に延在するとともに、機能部品20と連結されている。つまり、可動パネル12は、支持ブラケット21を介して機能部品20に支持されている。
図6に併せ示すように、支持ブラケット21は、可動パネル12の下面に垂設される金属板からなる縦壁部22を有するとともに、該縦壁部22の主として前端部を埋設する樹脂製の成形部23を有する。この成形部23は、前端から車内側に向かって延びる略四角板状の延出片23aを有するとともに、該延出片23aの先端下部から車内側に向かって突出する略円柱状のシュー部23bを有する。シュー部23bの中心線は、車両の幅方向に延びている。また、成形部23は、前端から車外側(車両の幅方向においてシュー部23bの反対側)に向かって突出する略リブ状の突部23cを有する。この突部23cは、車両の幅方向及びガイドレール13の長手方向に直交する方向に延在している。
なお、図3に示すように、通常、ガイドレール13は、ルーフ10の意匠面に合わせて緩やかに湾曲されているため、ガイドレール13の長手方向は直線状に延びる前後方向に対して僅かにずれている。突部23cの延在方向を定義するガイドレール13の長手方向とは、例えば突部23cの位置におけるガイドレール13の湾曲の接線方向をいう。突部23cの延在方向が車両の高さ方向に概ね一致していることはいうまでもない。
図5に示すように、支持ブラケット21は、成形部23の延出片23aを含む縦壁部22がガイドレール13の底壁13b上に配置され、シュー部23bがガイド部13cに対して回動可能、且つ前後方向に摺動可能に装着されている。シュー部23bがガイドレール13に対して車内側(片側の車両の幅方向)に移動不能であることはいうまでもない。可動パネル12は、ガイドレール13に沿う機能部品20の前後方向への移動に伴い、シュー部23bの周りを支持ブラケット21が回動することで、前側部位(シュー部23b)を支点に後側部位を上昇させてチルトアップ動作するとともに、当該前側部位を支点に後側部位を下降させてチルトダウン動作する(図3(a)〜(b)参照)。あるいは、可動パネル12は、ガイドレール13に沿う機能部品20の前後方向への移動に伴い、ガイド部13cにシュー部23bを摺動させつつ支持ブラケット21が前後方向に移動することで、スライド動作(開閉動作)する(図3(b)〜(c)参照)。
なお、可動パネル12の全閉状態では、縦壁部22の車外側に隣接して前記規制壁18が配置されており、該規制壁18に突部23cが当接又は近接している。より厳密には、図4に示すように、可動パネル12の全閉状態では、突部23cは、規制壁18の規制面18aに当接又は近接している。突部23cに当接又は近接する規制壁18は、切り欠き13a内に進入していることはいうまでもない。支持ブラケット21の移動を実質的に伴わない可動パネル12のチルトアップ動作(又はチルトダウン動作)の状態でも同様である。つまり、可動パネル12の閉動作時には、突部23cは、規制壁18のガイド面18bの位置を通過して規制面18aの位置に進入する。この際、規制壁18は、ガイド面18bにより、支持ブラケット21との車両の幅方向の隙間を徐々に縮小する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
両ガイドレール13の各々に装着されるシュー部23bは、車両の幅方向において支持ブラケット21の片側にのみ突設されていることで、ガイドレール13に要するシュー部23bの装着スペースが低減される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、ガイドレール13に要するシュー部23bの装着スペースを低減することができる。このため、ガイドレール13の車両の幅方向の寸法をより小型化することができ、ひいては車両の幅方向へのガイドレール13の占有スペースの低減分、開口10aの当該方向の開口幅(レール間ピッチ)をより拡大することができる。
特に、支持ブラケット21は、シュー部23bがガイドレール13に対して車内側(片側の車両の幅方向)に移動不能に装着され、車外側(シュー部23bの反対側の車両の幅方向)で規制壁18に当接又は近接する。従って、可動パネル12が全閉状態又はチルトアップ動作の状態にあるときに、支持ブラケット21が車両の幅方向に捩れることを抑制できる。そして、可動パネル12が全閉状態又はチルトアップ動作の状態にあるとき、該可動パネル12ががたつくことを抑制できる。
(2)本実施形態では、可動パネル12が開口10aを開閉する開閉動作の状態において、支持ブラケット21が規制壁18に当接したとしても、該規制壁18との当接が突部23cによる線当たりになることで、摺動抵抗の増加を抑制することができる。
(3)本実施形態では、可動パネル12の閉動作において、支持ブラケット21が規制壁18に当接したとしても、ガイド面18bによりそれらの間の摺動抵抗が緩やかに増加することになり、可動パネル12の閉動作をより安定化することができる。
(4)本実施形態では、シュー部23bが支持ブラケット21に一体形成されていることで、部品点数の増加を抑えることができる。
(5)本実施形態では、規制壁18がフロントハウジング14に一体形成されていることで、部品点数の増加を抑えることができる。
(第2の実施形態)
以下、車両用ルーフ装置の第2の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、前記第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
図7に示すように、本実施形態のガイドレール31は、例えばアルミニウム合金の押出材からなり、長手方向に一定断面を有して前後方向(図7において紙面に直交する方向)に延在する。このガイドレール31は、前後方向に延在する略長尺状の底壁31aと、該底壁31aの車内側端に接続された車外側に開口する断面略U字状のガイド部31bと、底壁31aの車外側端に接続された車内側に開口する断面略+字状のベルトガイド部31cとを有する。ベルトガイド部31cの上端部の車内側面は、車両の高さ方向に略直線状に延びてレール側規制面31dを形成する。なお、ベルトガイド部31cは、前記駆動ベルト16の移動を案内するためのものである。
一方、図8に併せ示すように、前記支持ブラケット21に準じた支持ブラケット32は、前記縦壁部22の主として前端部を埋設する樹脂製の成形部33を有する。この成形部33は、延出片23aの後方で車外側(車両の幅方向においてシュー部23bの反対側)に向かって突出する一対の略四角柱状の突出部34を有する。これら両突出部34は、前後方向に互いに離間して配置されており、例えば可動パネル12のチルトアップ状態において互いに同等の車両の高さ方向の位置に配置される。
図7に示すように、支持ブラケット32は、例えば可動パネル12の全開状態では、成形部33の一部を含む縦壁部22がガイドレール31の底壁31a上方に配置されている。このとき、両突出部34は、車外側(シュー部23bの反対側の車両の幅方向)でベルトガイド部31cのレール側規制面31dに当接又は近接している。従って、両突出部34の上方への移動がガイドレール31によって規制されることはない。シュー部23bが前記ガイド部13cに準じたガイド部31bに対して回動可能、且つ前後方向に摺動可能に装着されていることはいうまでもない。可動パネル12がチルトアップ状態にある任意の開状態でも同様である。
以上詳述したように、本実施形態によれば、前記第1の実施形態の効果に加えて以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、可動パネル12がチルトアップ状態にあるときに、支持ブラケット32は、シュー部23bがガイドレール31に対して車内側(片側の車両の幅方向)に移動不能に装着され、突出部34が車外側(シュー部23bの反対側の車両の幅方向)でレール側規制面31d(ガイドレール31)に当接又は近接する。従って、可動パネル12がチルトアップ状態にあるとき、即ち可動パネル12が開状態(例えば全開状態)や開閉動作の状態にあるときに、支持ブラケット32が車両の幅方向に捩れることを抑制できる。
(2)本実施形態では、突出部34が複数設けられていることで、支持ブラケット32の姿勢が変化したとしても、少なくとも一つの突出部34をより確実にレール側規制面31d(ガイドレール31)に当接又は近接させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記第1の実施形態において、可動パネル12による開口10aの開閉動作として、いわゆるインナースライディング式を採用してもよい。
・前記第2の実施形態において、突出部34は、1個でもよいし、3個以上であってもよい。
・前記第2の実施形態においては、シュー部23b及び突出部34を縦壁部22を挟んでその車内側及び車外側にそれぞれ配置したが、それらの関係は互いに逆であってもよい。すなわち、シュー部23b及び突出部34を縦壁部22を挟んでその車外側及び車内側にそれぞれ配置してもよい。
・前記各実施形態において、支持ブラケット21,32とは別体のシュー部を採用してもよい。この場合、シュー部は、支持ブラケット21,32に回動不能に連結されていてもよいし、支持ブラケット21,32に回動自在に連結されていてもよい。シュー部が支持ブラケット21,32に回動自在に連結される場合、可動パネル12のチルトアップ動作又はチルトダウン動作時には、支持ブラケット21,32はシュー部に対して回動することになる。
・前記各実施形態において、規制壁18のガイド面18bを省略してもよい。
・前記各実施形態において、成形部23,33の突部23cの延在方向は、車両の高さ方向及びガイドレール13の長手方向で形成される面上で該ガイドレール13の長手方向に対して交差する方向であれば任意である。また、突部23cは、曲線状に延在していてもよい。
・前記各実施形態において、成形部23,33の突部23cを省略してもよい。
・前記各実施形態においては、シュー部23b及び突部23cを縦壁部22を挟んでその車内側及び車外側にそれぞれ配置したが、それらの関係は互いに逆であってもよい。すなわち、シュー部23b及び突部23cを縦壁部22を挟んでその車外側及び車内側にそれぞれ配置してもよい。
・前記各実施形態において、機能部品20は、可動パネル12の全閉状態において、前方に移動することで可動パネル12をチルトアップ動作させるとともに、チルトアップ状態において、後方に移動することで可動パネル12をスライド動作させるものでよい。あるいは、機能部品20は、可動パネル12の全閉状態において、後方に移動することで可動パネル12をチルトアップ動作させるとともに、チルトアップ状態において、更に後方に移動することで可動パネル12をスライド動作させるものでよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)上記車両用ルーフ装置において、前記シュー部は、前記支持部材に一体形成された、車両用ルーフ装置。
この構成によれば、部品点数の増加を抑えることができる。
10…ルーフ、10a…開口、12…可動パネル、13,31…ガイドレール、14…フロントハウジング、18…規制壁、18a…規制面、18b…ガイド面、21,32…支持ブラケット(支持部材)、23b…シュー部、23c…突部、31d…レール側規制面、34…突出部。

Claims (5)

  1. 車両のルーフに形成された開口の車両の幅方向両縁部にそれぞれ設けられる一対のガイドレールと、
    前記両ガイドレールの前端部同士を車両の幅方向に接続するフロントハウジングと、
    車両の幅方向において片側にのみ突設されて前記両ガイドレールの各々に当該片側の車両の幅方向に移動不能に装着されるシュー部を有し、前記開口を開閉する可動パネルの車両の幅方向両縁部の各々を支持する支持部材とを備え、
    前記可動パネルの全閉状態において、前記シュー部の周りを前記支持部材が回動することで前記可動パネルをチルトアップ動作させるように構成されており、
    前記フロントハウジングには、前記可動パネルが前記全閉状態又は前記チルトアップ動作の状態にあるときに、車両の幅方向において前記シュー部の反対側で前記支持部材に当接又は近接する規制壁が形成された、車両用ルーフ装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ルーフ装置において、
    前記支持部材は、車両の幅方向において前記シュー部の反対側に向かって突出するとともに、車両の幅方向及び前記ガイドレールの長手方向に直交する方向に延在する突部を有し、
    前記規制壁は、前記可動パネルの前記全閉状態又は前記チルトアップ動作の状態において、前記突部に当接又は近接する、車両用ルーフ装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用ルーフ装置において、
    前記規制壁は、前記可動パネルが前記開口を閉じる閉動作に伴い、前記支持部材との車両の幅方向の隙間を徐々に縮小するガイド面を有した、車両用ルーフ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用ルーフ装置において、
    前記可動パネルの前記チルトアップ動作が完了したチルトアップ状態において、前記支持部材を車両の前後方向に移動することで前記可動パネルを開閉動作させるように構成されており、
    前記支持部材には、前記可動パネルが前記チルトアップ状態にあるときに、車両の幅方向において前記シュー部の反対側で前記ガイドレールに当接又は近接する突出部が形成された、車両用ルーフ装置。
  5. 請求項4に記載の車両用ルーフ装置において、
    前記突出部は、複数設けられた、車両用ルーフ装置。
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