JP6657691B2 - スライド構造 - Google Patents
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Description
また、コンソールボックスを前後移動させると共に高さを変えることができる支持構造も検討されている。例えば、特許文献2に開示されているコンソールの支持構造は、模式的に表すと図8(a)のようになる。図8(a)の支持構造101は、車両前後方向Pに対して高さ方向に傾斜して延びるレール111を備え、コンソールボックス103には、レール111にスライド移動可能に支持される支持部117を設けられている。これによって、シート着座者の体格等に応じて、コンソールボックス103をレール111に沿ってスライド移動させ、前後の位置調整と共に高さを変えることができる。
また、特許文献2に記載されているようなコンソールの支持構造においては、図8(a)に示すように車両前後方向Pに傾斜して延びるレール111が床面に配置されているため、レール111及び支持部117によりコンソールボックス103の下側で高さ方向の空間がとられてしまう。そのため、コンソールボックス103の下側に他の部品(例えば、制御装置等)を配置したり、コンソールボックス103の収容容量を大きくしたりすることが困難であった。このような問題は、コンソールボックスを設ける場合に限らず、傾斜したレール上にアームレスト、シート、スイッチ操作部、テーブル等をスライド移動可能に設ける場合も同様である。また、コンソールボックス等をスライド移動可能とするために、その下面側にレールを設ける場合も、空間を有効に活用できないという同様の問題が生じる。例えば、図8(b)に示すように、コンソール103の下方に車両前後方向Pに延びるレール111’を設け、レール111’上でコンソール103を移動可能とする場合にも、コンソール103の下には無駄な空間がとられてしまう。
第2発明は、第1発明において、前記凸部の先端に突縁部が形成されており、前記ガイドレール部の前記溝部の開口部に、前記突縁部の離脱を防止する規制部が設けられていることを要旨とする。
第3発明は、第1又は第2発明において、前記第2構造物は、乗物の座席間又は座席脇に備えられるコンソールボックスであることを要旨とする。
第4発明は、第1乃至第3のいずれかの発明において、前記第1構造物は中空であり、前記中空部により空調風を送るダクトを構成することを要旨とする。
前記一対の第1構造物は床面上に立設されており、前記ガイドレール部は前記床面に対して傾斜して配設されているため、第2構造物を床面上で移動させると共に床面からの高さを変えることができる。これにより、座席への着座者の体格等に合うような第2構造物の位置及び高さとすることが可能となる。
前記凸部の先端に突縁部が形成されており、前記ガイドレール部の前記溝部の開口部に、前記突縁部の離脱を防止する規制部が設けられている場合には、凸部先端に形成された突縁部とガイドレール部に設けられた規制部により、凸部がガイドレール部から外れることが防止される。また、ガイドレール部の溝部開口部に規制部を設けることにより、リブを強化することができる。
前記第2構造物は、乗物の座席間又は座席脇に備えられるコンソールボックスであり、前記ガイドレール部に案内されて前記座席の前後方向に移動可能である場合は、座席に着席する乗員の体格や座席の前後位置に適した位置にコンソールボックスを移動させることができる。また、下面側にレール構造がないため、コンソールボックスの高さを増して、内容積を大きくすることができる。
前記第2構造物は、乗物の座席間又は座席脇に備えられるドリンクホルダ、スイッチボックス、トレイ及びテーブルのうちのいずれかであり、前記ガイドレール部に案内されて前記座席の前後方向に移動可能である場合は、第2構造物の用途に応じて、座席に着席する乗員の体格や座席の前後位置に適した位置に移動させることができる。
前記第1構造物は中空であり、前記中空部により空調風を送るダクトを構成する場合は、第1構造物にガイドレール部又は凸部を一体に構成してもそれらが大きく突出しないように構成することができ、第2構造物の下面側に別途ダクトを設けることなく後部座席側に空調風を送風することができる。
尚、実施形態に記載する各符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
ガイドレール部(5)は、第2構造物(3)の移動方向に沿って設けられる(図4参照)。ガイドレール部(5)は、直線状に設けられていてもよいし、屈曲形状や曲線状に設けられてもよい。ガイドレール部(5)は、相手側に設けられる凸部(4)を案内するように溝状に形成することができる。
凸部(4)は、ガイドレール部(5)の溝部に嵌まり、溝部に沿って摺動可能である限り、その形状は問わない。例えば、凸部(4)を第1構造物又は第2構造物の側面(21又は31)から突出する棒状体とし、相手側側面に設けられ前記棒状体とほぼ同じ幅の溝部を備えるガイドレール部5と組み合わせた摺動構造とすることができる(図7参照)。
図1に示すように、コンソールボックス3は蓋付きの容器であり、コンソールボックス本体32の上部に設けられる蓋部33を閉めた状態にすることで、蓋部33に腕を乗せるアームレストとして使用することができる。コンソールボックス3は、車両の左右方向Qの両側面31において、第1構造物である1対のガイド2によって挟持されている。すなわち、ガイド2はコンソールボックス3の空間を隔てて並べて設けられており、コンソールボックス3の左右側面は、それぞれガイド2の対向する内側面で挟持される。コンソールボックス3を挟持により支えることにより、コンソールボックス3の底部に支持及び前後移動のためのスライド構造を設ける必要がなく、図2に示すように前記構造を設けたときの床面39よりも低い位置に床面34を設け、コンソールボックス3の容量を大きくすることができる。
また、本例において、ガイド2は、車両の前後方向Pに貫通する中空部22を備え、車両の前部に設けられている空調装置から送風される空調風をリアシート側に送るダクトの機能を備えている。中空部22を通った空調風は、吹出し口23から排出するように構成されている。
上記のように構成することによって、コンソールボックス3の下方にコンソールボックス3を移動させるためのレールや支持部、送風ダクト等を設ける必要がなくなり、コンソールボックス3内部の深さを増し容積を大きくすることができる。
スライド構造1は、図4に示すように、コンソールボックス本体32の左右各側面にガイドレール部5を設け、各ガイド2の内向きの側面に凸部4を設けて構成することもできる。
図5(a)に示すように、ガイドレール部5の溝に沿って1つの凸部4が凸部4’の位置に摺動することによって、コンソールボックス3は3’の位置に移動すると共に高さを変えることができる。この形態の場合、例えば、1つの側面に複数のガイドレール部5とそれぞれに対応した凸部4とを設け、各ガイドレール部5が前後方向Pに床面に対して同じ傾斜角で延びているように構成すれば、コンソールボックス3を前後移動させると共に高さを変化させることができる。
また、図5(b)に示すように、離れた傾斜位置に2つの凸部4を設け、それらが1つのガイドレール部5に沿って摺動することによって、コンソールボックス3を前後移動させると共に高さを変化させることができる。
また、図6に示すように、凸部4に突縁部41を設けることなく、凸部4を第2構造物3等の側面から突出する棒状体とし、その棒状体の外径とほぼ同じ幅の溝を備えるガイドレール部5と組み合わせてもよい。
また、ガイドレール部5は、図2〜4に示したように各構造物の側面から突出して形成されていてもよいし、図7に示すように各構造物の側面に埋め込まれるように形成されていてもよい。
Claims (4)
- 座席の側方に設けられ、床面上に対向して立設された一対の第1構造物に挟まれて設けられる第2構造物を、前記第1構造物の前記対向する側面に沿って移動可能にするスライド構造であって、
各前記第1構造物及び前記第2構造物の互いに対向する側面の一方の離れた位置に設けられる2つの凸部と、
前記互いに対向する側面の他方に、その側面を補強するリブと一体に構成されており、且つ断面凹状の溝に形成されて前記溝に嵌められた前記凸部を前記溝に沿って摺動させるガイドレール部と、を備え、
前記ガイドレール部は前記床面に対して傾斜して配設されており、
前記第2構造物は、前記ガイドレール部によって支持されて前記座席の前後方向に移動可能であり、前後方向の位置により前記第2構造物全体の前記床面からの高さが変化することを特徴とするスライド構造。 - 前記凸部の先端に突縁部が形成されており、
前記ガイドレール部の前記溝部の開口部に、前記突縁部の離脱を防止する規制部が設けられている請求項1記載のスライド構造。 - 前記第2構造物は、乗物の座席間又は座席脇に備えられるコンソールボックスである請求項1又は2に記載のスライド構造。
- 前記第1構造物は中空であり、前記中空部により空調風を送るダクトを構成する請求項1乃至3のいずれかに記載のスライド構造。
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