JPH0516497U - コンソールボツクス - Google Patents

コンソールボツクス

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JPH0516497U
JPH0516497U JP6364391U JP6364391U JPH0516497U JP H0516497 U JPH0516497 U JP H0516497U JP 6364391 U JP6364391 U JP 6364391U JP 6364391 U JP6364391 U JP 6364391U JP H0516497 U JPH0516497 U JP H0516497U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
console box
opening
stopper
box body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6364391U
Other languages
English (en)
Inventor
稔 満多野
昭穂 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP6364391U priority Critical patent/JPH0516497U/ja
Publication of JPH0516497U publication Critical patent/JPH0516497U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンソールボックスのリッドを後席乗員でも
利用できるようにすると共に、リッドに乗員にとって便
利な別の機能をも持たせてコンソールボックスの有効利
用を図るものである。 【構成】 コンソールボックス本体10の開口部11を
覆うリッド12を、開口部に沿ってスライド自在とする
と共に該開口部の後側に設けたリッド用の引出口11a
からコンソールボックス本体の上面へ引き出すようにし
たので、開口部を開けた際にはリッドはコンソールボッ
クス本体の外に出る。この状態では開口部が全開となる
ので、前席及び後席の乗員も使用できる。そして、リッ
ドは下側に全屈でき且つ上側には半屈しかできない金属
製の帯状部材で形成されているので、パッド部13を持
ち上げて前上方に移動させるとアームレストとして使用
することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はコンソールボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンソールボックスとしては、例えば日産自動車株式会社1990年発 行新型車解説書(B13−1)D−70頁に示されるものや、図9に示すような ものがある。 1がコンソールボックスであり、コンソールボックス本体2と、このコンソー ルボックス本体2の開口部2aを覆うリッド3からなる。このリッド3の基端部 3aはコンソールボックス本体2の開口後縁部2bに軸支されており、先端部3 bにはコンソールボックス本体2の開口前縁部2cの一部に係止されるロック部 5が設けられていて、閉時にリッド3をコンソールボックス本体2にロックする 。このリッド3は、コンソールボックス本体2の内部に収納されている小物等を 覆い隠すためのものである。そして、4がステーであり、一端がリッド3に回動 自在に軸支され、他端がコンソールボックス本体2に摺動自在に取付けられてい る。これにより、リッド3の開時にリッド3が所定角度以上開かないようになっ ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の技術にあっては、リッド3が使用時に開口後縁部2bで立設 した状態となるため、このリッド3が邪魔になって後席乗員はコンソールボック ス1を利用することができない。また、リッド3はコンソールボックス本体2の 内部に収納している小物等を覆い隠すための蓋としてのみ設けられており、別の 機能を特に持たされていない。
【0004】 この考案は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、コンソー ルボックスのリッドを後席乗員でも利用できるようにすると共に、リッドに乗員 にとって便利な別の機能をも持たせてコンソールボックスの有効利用を図るもの である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るコンソールボックスは、コンソールボックス本体の開口部に、 下面側には全屈し且つ上面側には半屈しかしない帯状のリッドを、前後スライド 自在に設け、前記開口部の後方に、前記リッドを後端部側から引出すための引出 口を設けると共に、該リッドの後端部にアームレスト用のパッド部を取付け、前 記引出口近辺に、リッドに当接して該リッドのスライドを規制するストッパ部を 設けたものである。
【0006】
【作用】
この考案に係るコンソールボックスによれば、パッド部を持ってリッドを後方 へ引っ張れば、リッドは後方へ向けてスライドし、開口部は開いた状態となる。 この場合、リッドは引出口からコンソールボックスの後方へ引出された状態とな っているだけで、特に立設した状態とならないため、後席乗員もリッドに邪魔さ れることなく、開口部内へ小物の出し入れを行うことができる。 そして、このリッドを引出した状態において、ストッパ部をリッドに当接させ てリッドのスライドを規制した後に、パッド部を前側へ引き起こすと、リッドが 上面側へは半屈しかしないために、リッド全体が所定の湾曲状態で立設すること となる。従って、このリッドの後端部に取付けられているパッド部が一定の高さ に位置するため、前席乗員はこのパッド部に肘を載せアームレストとして利用す ることができる。
【0007】
【実施例】
以下この考案の好適な一実施例を図1〜図8に基づいて説明する。 10がコンソールボックス本体(以後、単に『本体』という)であり、その上 面には開口部11と、この開口部11の後側にリッド12用の引出口11aが形 成されている。そして、リッド閉時においては開口部11はリッド12により覆 われ、引出口11aはパッド部13により覆われている。
【0008】 リッド12は、下面12a側にのみ全屈可能で、上面12b側には半屈しかで きない金属製のベルトにより形成されている。すなわち、このリッド12は、平 面状の底面14aに対して中央部分14bが盛り上がった、いわゆる蒲鉾型断面 をした駒部材14と、これら駒部材14を連結するための長円形状をした連結部 材15から成る。そして、駒部材14の蒲鉾型断面の前後端部を貫通する2本の 連結ピン16により駒部材14を一定間隔で連結してリッド12の幅に相当する ブロックを形成し、これらブロック同士が互いに略接触する状態でリッド12の 長手方向となるように配置し、隣合うブロックの連結ピン16を連結部材15で 回動自在に連結したものである(図6参照)。このリッド12は、一般に時計の ベルトとしてよく用いられているものと同じ構造であり、これを駒部材14の底 面14aが上側となるようにして使用している。従って、リッド12は、下向き には全屈可能であるが、上向きには駒部材14の底面14aの端部同士がぶつか るため半屈しかできないことになる。そして、このリッド12は、開口部11を 覆うべく開口部11の僅か下方に設けられているガイド溝17に沿って前後スラ イド自在に設けられており、その後端部が引出口11aから上方に僅かに出てい る。
【0009】 また、パッド部13は、前述のリッド12の後端部へ回動自在に軸支されてい る。そして、リッド12閉時には本体10上面に載置されて開口部11の後方に 設けられているリッド12用の引出口11aを覆っており(図2及び図3参照) 、リッド開時にはリッド12の移動に伴って本体10の後方にはずれるようにな っている(図4参照)。
【0010】 そして、ストッパ部としてのストッパ棒18が、本体10の開口部11と引出 口11aとの間で本体10の内側に固定状態で設けられており、このストッパ棒 18の下側に対向してストッパプレート(ストッパ部)19が回動自在に設けら れている。そして、リッド12がストッパ棒18とストッパプレート19の間を 通って引出口11aから上面10aに出て前後方向にスライドするようになって いる。なお、リッド12の前端部にはストッパ兼用の把手20が上向きに突設さ れているので、リッド12は把手20がストッパ棒18に当接した状態で止まる 。このストッパ棒18は円形断面の棒部材であり、ストッパプレート19はスト ッパ棒18に対応して湾曲した断面形状を呈していて、その先端は尖っている。 また、ストッパプレート19の左右両端面19aには、回転軸21と、この回転 軸21の先端に操作ノブ22が設けられており、操作ノブ22が本体10の側面 外部に突出している。従って、この操作ノブ22を操作することにより、ストッ パプレート19は回転軸21を中心として回動するようになっているので、スト ッパ棒18との間にリッド12を挟んでリッド12のスライドを規制することに なる。
【0011】 次に、使用状態を説明する。 リッド12を完全に閉じた状態では、リッド12が開口部11を覆い、パッド 部13が引出口11aを覆う(図2及び図3参照)。この状態でストッパプレー ト19の操作ノブ22を図中A方向へ回してストッパプレート19とストッパ棒 18の間でリッド12の後端部を挟むことにより、リッド12をロック状態とす ることができる。
【0012】 リッド12を開ける際には、操作ノブ22を図中B方向へ回してストッパプレ ート19をストッパ棒18から離す方向へ回動させると、リッド12はスライド 可能状態となるので、パッド部13を持ってリッド12を後方へ引き出す(図4 参照)。これによりリッド12は開状態となるので、前席及び後席の乗員は本体 10内部の小物の出し入れができる。この際、リッド12は下向きには全屈可能 なので、パッド部13は本体10の後側で下向きに吊り下げ状態となる。
【0013】 次に、操作ノブ22を図中A方向に回動させて、リッド12のスライドを規制 する。そして、パッド部13を持ち上げて、リッド12の前端部12cを中心に して前上方(図中C方向)へ移動させる。リッド12は図中D方向へは半屈しか できないので、立設状態で止まる(図1及び図5参照)。この状態では、パッド 部13は本体10の上方に位置し、リッド12に対して回動自在なので、パッド 部13を水平にしてアームレストとして使用することができる。 そして、リッド12及びパッド部13を閉じるには、上述の手順を逆に行えば よい。
【0014】 このように、パッド部13を持ってリッド12を後方へ引出せば開口部11が 開くので、前席の乗員のみならず後席の乗員もコンソールボックスを使用するこ とができる。そして、リッド12を引出した状態でストッパプレート19を回し てリッド12のスライドを規制し、パッド部13を持って前上方へ移動させると 、リッド12は半屈しかできないので立設状態となる。パッド部13は、立設状 態のリッド12の上端に保持されているので、これをアームレストとして使用す ることができる。 なお、ストッパ棒18及びストッパプレート19はリッド閉時にはロック装置 としても使用することができる。
【0015】
【考案の効果】
この考案に係るコンソールボックスは以上説明したような内容のものであり、 パッド部を持ってリッドを後方へ引っ張れば、リッドは後方へ向けてスライドし 、開口部は開いた状態となる。この場合、リッドは引出口からコンソールボック スの後方へ引出された状態となっているだけで、特に立設した状態とならないた め、後席乗員も開口部内へ小物の出し入れを行うことができる。 そして、このリッドを引出した状態において、ストッパ部を回動させてリッド のスライドを規制した後に、パッド部を前側へ引き起こすと、リッドが上面側へ は半屈しかしないために、リッド全体が所定の湾曲状態で立設することとなる。 従って、このリッドの後端部に取付けられているパッド部が一定の高さに位置す るため、前席乗員はこのパッド部に肘を載せアームレストとして利用することが でき、コンソールボックスの有効利用を図ることができる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコンソールボックスをアームレス
トとして使用している状態を示す斜視図である。
【図2】本考案に係るコンソールボックスのリッドを閉
じた状態を示す斜視図である。
【図3】図2中SA−SA線に沿った位置でのリッド閉
時の状態を示す断面図である。
【図4】図1中SB−SB線に沿った位置でのリッド全
開時の状態を示す断面図である。
【図5】リッドをアームレストとして使用している状態
を示す図3相当の断面図である。
【図6】帯状部材を構造を示す側面図である。
【図7】図2中SC−SC線に沿った断面図である。
【図8】ストッパプレートを示す斜視図である。
【図9】従来のコンソールボックスを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 コンソールボックス本体 11 開口部 11a 引出口 12 リッド 12a 下面 12b 上面 13 パッド部 18 ストッパ棒(ストッパ部) 19 ストッパプレート(ストッパ部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンソールボックス本体の開口部に、下面
    側には全屈し且つ上面側には半屈しかしない帯状のリッ
    ドを、前後スライド自在に設け、 前記開口部の後方に、前記リッドを後端部側から引出す
    ための引出口を設けると共に、該リッドの後端部にアー
    ムレスト用のパッド部を取付け、 前記引出口近辺に、リッドに当接して該リッドのスライ
    ドを規制するストッパ部を設けたことを特徴とするコン
    ソールボックス。
JP6364391U 1991-08-12 1991-08-12 コンソールボツクス Pending JPH0516497U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6364391U JPH0516497U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 コンソールボツクス

Applications Claiming Priority (1)

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JP6364391U JPH0516497U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 コンソールボツクス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0516497U true JPH0516497U (ja) 1993-03-02

Family

ID=13235245

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JP6364391U Pending JPH0516497U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 コンソールボツクス

Country Status (1)

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JP (1) JPH0516497U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012086767A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Toyota Auto Body Co Ltd コンソールボックス
JP2017065325A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 トヨタ紡織株式会社 シャッター構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012086767A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Toyota Auto Body Co Ltd コンソールボックス
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