JP2507973Y2 - シ―ト - Google Patents

シ―ト

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JP2507973Y2
JP2507973Y2 JP10531190U JP10531190U JP2507973Y2 JP 2507973 Y2 JP2507973 Y2 JP 2507973Y2 JP 10531190 U JP10531190 U JP 10531190U JP 10531190 U JP10531190 U JP 10531190U JP 2507973 Y2 JP2507973 Y2 JP 2507973Y2
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JP
Japan
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seat
width
slide rails
seats
backrest
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Expired - Lifetime
Application number
JP10531190U
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English (en)
Other versions
JPH0462221U (ja
Inventor
敏 小竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として自動車等の車両に設置されるシート
に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図に示すように従来の二人掛けのシート(1)は
座部(2)と背もたれ部(3)とからなり、座部(2)
は左右座部(2)A,(2)Bに分割され、背もたれ部
(3)は左右背もたれ部(3)A,(3)Bに分割され、
車体(15)の床Fに設置される回転基盤(4)上に設置
されている。そしてシート(1)は回転させることによ
り前向きにも後向きにもすることが出来る。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来構成では、シート(2)の巾を車体(15)の
左右側壁(15)A,(15)Bの間の巾一杯にとると、シー
ト(1)の回転範囲は円C′に示すようになり、左右斜
線部分でシート(1)が左右側壁(15)A,(15)Bと干
渉する。したがってシート(1)の巾WをW′にまで縮
小して回転範囲を円C″に示す左右側壁(15)A,(15)
Bに干渉しないようにすることが必要であるが、シート
の巾を縮小すると使用感が悪くなり、車内空間効率も低
下する。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記従来の課題を解決する手段として床F上
に回転基盤(4)を回転可能に設置し、該回転基盤
(4)に座部(2)を設置し、該座部(2)は中央部で
左右座部(2)A,(2)Bに分割し、該左右座部(2)
A,(2)Bをヒンジ(5)で接続することによって中央
部で上方に折曲げ可能としたシート(1)を提供するも
のである。
〔作用〕
シート(1)を回転させる時には座部(2)を中央部
のヒンジ(5)を介して上方へ折曲げる。このようなシ
ート(1)を上方に折曲げた状態ではシート(1)の巾
は縮小され、回転範囲もその分縮小される。
〔考案の効果〕
したがって本考案においてはシートの巾を車体の左右
側壁間の巾を略一杯にとっても、シートを回転させる
時、シートが左右側壁に干渉しないのでシートの使用感
が改善され、車内空間効率も向上する。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第5図に示す一実施例によって説明
すれば、シート(1)は床F上に回転可能に設置される
回転基盤(4)上に設置され、座部(2)と背もたれ部
(3)とからなり、該座部(2)は中央部で右座部
(2)Aと左座部(2)Bとに二分割され、該背もたれ
部(3)は中央部で右背もたれ部(3)Aと左背もたれ
部(3)Bとに二分割され、該左右背もたれ部(3)A,
(3)Bは夫々該左右座部(2)A,(2)B上に折畳み
可能にされている。該左右座部(2)A,(2)Bはヒン
ジ(5)により相互接続されることにより、該座部
(2)は中央部より上方に折曲げ可能とされている。回
転基盤(4)中央部には左右に下部スライドレール
(6)A,(6)Bが差出され、該下部スライドレール
(6)A,(6)Bには左右一対の上部スライドレール
(7)A,(7)Bが夫々摺動可能に嵌着せられ、該上部
スライドレール(7)A,(7)Bには座部(2)の左右
端部がヒンジ(8)A,(8)Bを介して夫々接続されて
いる。更に左右座部(2)A,(2)Bには中央よりにL
字杆(9)A,(9)Bが前方に向って差出されており、
該L字杆(9)A,(9)Bは第2図に示すように座部
(2)A,(2)Bのフレームに固着されている軸受け
(10)A,(10)Bに回転自在かつ前後摺動自在に支持さ
れており、スプリング(11)A,(11)Bにより後方へ付
勢されている。該L字杆(9)A,(9)Bから下方にフ
ック(10)A,(10)Bが垂設され、該フック(10)A,
(10)Bは回転基盤(4)の上面に設けられている係合
孔(12)A,(12)Bに係合している。そして該L字杆
(9)A,(9)Bは左右座部(2)A,(2)Bにまたが
って固設されているブラケット(13)のガイド溝(14)
によりガイドされ、該ガイド溝(14)の両端にはロック
部(14)A,(14)Bが形成されている。なおシート
(1)の座部(2)の巾は車体(15)の左右側壁(15)
A,(15)B間の巾略一杯にされている。
上記構成において、シート(1)を回転させる場合に
は第1図に示す使用状態から背もたれ部(3)を座部
(2)上に倒し、左右L字杆(9)A,(9)Bを前方に
引くとフック(10)A,(10)Bと係合孔(12)A,(12)
Bとのロックが解除されて、シート(1)はヒンジ
(5)を介して第3図および第4図に示すように中央部
で上方に折曲げられる。この際上部スライドレール
(7)A,(7)Bは下部スライドレール(6)A,(6)
B上を内側に向かってスライドする。第5図に示すよう
にL字杆(9)A,(9)Bはシート(1)の座部(2)
の折曲がりにしたがってブラケット(13)のガイド溝
(14)を矢印に示すように外側に向って移動し、座部
(2)が最も折曲がった状態で該L字杆(9)A,(9)
Bは該ガイド溝(14)のロック部(14)A,(14)Bに嵌
入して、座部(2)をこの状態でロックする。第3図、
第4図に示すように座部(2)が最も折曲がった状態で
座部(2)の巾は左右にdだけ縮小され、シート(1)
を回転させると折曲がり状態の座部(2)は下部スライ
ドレール(6)A,(6)Bを直径とする図Cの内側を回
転することになり車体(15)の左右側壁(15)A,(15)
Bには干渉しなくなる。シート(1)を回転させたら折
曲がり状態の座部(2)の中央部を若干持上げると左右
L字杆(9)A,(9)Bはブラケット(13)のガイド溝
(14)のロック部(14)A,(14)Bからはずれて座部
(2)を第1図に示す使用状態に戻すことが出来る。シ
ート(1)使用状態では左右L字杆(9)A,(9)Bの
フック(10)A,(10)Bが回転基盤(4)の係合孔(1
2)A,(12)Bに係合して座部(2)をこの状態にロッ
クする。なお、本考案においては、シート(1)の背も
たれ部(3)は必須のものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すものであり、
第1図は正面図、第2図はL字杆部分斜視図、第3図は
座部折曲げ状態正面図、第4図は座部折曲げ状態平面
図、第5図はL字杆動作説明図、第6図は従来例の平面
図である。 図中、(1)……シート、(2)……座部、(2)A,
(2)B……左右座部、(4)……回転基盤、(5)…
…ヒンジ、(6)A,(6)B……下部スライドレール、
(7)A,(7)B……上部スライドレール、(8)A,
(8)B……ヒンジ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床上に回転基盤を回転可能に設置し、該回
    転基盤に座部を設置し、該座部は中央部で左右座部に分
    割し、該左右座部をヒンジで接続することによって中央
    部で上方に折曲げ可能としたことを特徴とするシート
JP10531190U 1990-10-05 1990-10-05 シ―ト Expired - Lifetime JP2507973Y2 (ja)

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JPH0462221U JPH0462221U (ja) 1992-05-28
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