JP2556679Y2 - 乗物用座席におけるレグレストの支持構造 - Google Patents

乗物用座席におけるレグレストの支持構造

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、乗物用座席におけるレ
グレストの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗物用座席においては、乗客の着座姿勢
を安楽なものとするために、脚の特にすね部を支承させ
るレグレストが採用されている。このレグレストは、リ
クライニングしたシートバックと併用することによっ
て、特に長距離バス等の乗物における夜間走行時に、当
該座席の全体を仮寝台とすることができて非常に便利な
ものである。ところが、このような場合においては非常
に便利なレグレストも、これを使用する必要がない場合
には単なる邪魔物でしかなくなるため、不使用時には邪
魔にならないように格納しておき、必要に応じて取り出
せるように構成することが行われている。
【0003】このように格納と取り出しを自由に行える
ようにしたレグレストとしては、例えば実開平2−41
836号公報にて「座席のベースフレーム後部に立設し
た両アームに、ボトムフレームの各後端部を上下揺動自
在に枢着すると共に、その前端部にはレッグレストを摺
動自在に遊挿したインサイドフレームを前倒自在に枢着
し、かつ該レッグレストの後端部を後方から押圧して適
宜使用位置に停止し得るように構成したことを特徴とす
る自動ドライブレッグレスト機構」が既に提案されてき
ている。この「自動ドライブレッグレスト機構」におい
ては、ベースフレーム後部のアームにボトムフレームを
連結し、このボトムフレームの前端にインサイドフレー
ムを連結して、レグレストの傾動に伴ってベースフレー
ムの前端を上下動させようとするものであり、またレグ
レスト内にインサイドフレームを摺動自在に遊挿して各
部の傾動を自由に行おうとするものであって、その構造
が非常に複雑である。このような複雑な構造を、単にす
ね部を載せるためにだけに使用されるレグレストに採用
することは、コストの面からしても、またその耐久性の
面からしても余り好ましいことではない。特に、近年の
乗物のように、十分な省エネルギー対策の一環として各
備品の重量を軽減しようとしている現状においては、構
造が複雑化すること等を原因とする重量増大は極力避け
なければならないものである。まして、乗物のような狭
い空間を有効に利用しなければならないものにあって
は、仮に便利な機能を有するものではあっても、その限
られた空間を有効に利用するような構成のものとしない
と、何等役に立たないものとなるのである。
【0004】また、上記実開平2−41836号公報に
て提案されている「自動ドライブレッグレスト機構」に
おいては、「レッグレスト」の跳ね上げ等の傾動角度を
自由にすることはできるが、使用者の体格に合致させて
すね部の長さに応じた調整をすることは困難であると考
えられる。つまり、使用者として子供と大人を考えてみ
ても、その脚の長さは異なるものであり、その体格の差
に上記「レッグレスト」は対応させることができないも
のと考えられるのである。
【0005】そこで、本考案者は、必要最小限の構成
で、レグレストとしての最大の機能を発揮させるために
はどのようにしたらよいかについて種々検討を重ねてき
た結果、本考案を完成したのである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、以上のよう
な経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとす
る課題は、この種レグレストの支持構造における簡略化
である。
【0007】そして、本考案の目的とするところは、レ
グレストの支持を非常に簡単かつ効率良く行うようにす
ることによって、その必要時における使用を十分な状態
で行うことができて、耐久性及び軽量化を達成すること
ができ、しかも使用勝手を非常に良くすることのできる
レグレストの支持構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本考案の採った手段は、実施例において使用する
符号を付して説明すると、「乗物用座席10のクッショ
ン11の前方に配置されるレグレスト20を支持するた
めの構造であって、クッション11を支持するシートフ
レーム12の前端に取付けた支持ブラケット21と、こ
の支持ブラケット21に複数のローラ23、24を介し
てクッション11の前後方向にスライド可能に支持した
支持アーム22と、この支持アーム22の前端に支持さ
れて所定範囲内で傾動するレグレスト20と、支持ブラ
ケット21のローラ24に巻回自在に支持されて先端を
支持アーム22の後端に連結した巻取りスプリング25
と、支持ブラケット21に設けられて支持アーム22の
スライドを規制するストッパ26とにより構成したこと
を特徴とするレグレスト20の支持構造」である。
【0009】
【考案の作用及び使用の態様】次に、本考案に係る支持
構造の作用について、この構造を採用したレグレスト2
0の使用の態様とも併せて説明する。
【0010】まず、このレグレスト20を備えた乗物用
座席10は、図1に示したように、乗物の床面上に固定
したシートフレーム12上に支持したクッション11
と、このクッション11に対してリクライニング可能な
シートバック13とを備えたものであるが、この乗物用
座席10を構成している各クッション11の前端側にレ
グレスト20がそれぞれ配置されるものである。このレ
グレスト20は、これを使用しない場合には、図1の手
前側の乗物用座席10のようにクッション11の前端下
部に格納されるものであり、またこれを使用する場合に
は、図1の向う側の乗物用座席10におけるようにクッ
ション11の前方に突出されるものである。
【0011】すなわち、このレグレスト20は、その格
納状態にあっては、図2に示すように支持されているの
であり、この場合には各巻取りスプリング25は伸び切
った状態にあって、この状態で当該レグレスト20を支
持している支持アーム22はストッパ26によりその前
方への突出を規制されているのである。逆に言えば、ス
トッパ26による規制が解除されたなら、各巻取りスプ
リング25の作用によって支持アーム22がクッション
11の前方に突出し、これによってレグレスト20がク
ッション11の前方にて使用し得るようになるための準
備がなされているのである。
【0012】また、この格納状態のレグレスト20にお
いては、図1にても示したように、クッション11の前
端において下方に垂れ下がった状態にあって、乗物用座
席10を使用する乗客の動き等に対して邪魔にはならな
いようになっている。これは、レグレスト20を支持ア
ーム22の先端に傾動自在に取付けるとともに、その取
付け位置をレグレスト20の上部としてあるからであ
る。なお、本実施例においては、レグレスト20と支持
アーム22との連結部より上方に突出する収納突起21
cが支持ブラケット21の前端に設けてあって、格納し
たレグレスト20の背面上部にこの収納突起21cが当
接するようにしたことによって、レグレスト20の下部
がクッション11の下方に積極的に格納されるようにし
てあるから、レグレスト20の不使用時、つまり格納時
にこのレグレスト20がより一層邪魔にならないものと
なっているのである。
【0013】次に、このレグレスト20を使用する場合
には、使用者は操作ハンドル27を操作するのである。
すなわち、この操作ハンドル27の引き上げ操作によっ
て、ストッパ26はその支持アーム22との係合が解か
れるから、この支持アーム22は伸び切った状態にあっ
た各巻取りスプリング25の巻き戻そうとする力によっ
て支持ブラケット21の前方へ押し出されるのである。
これにより、この支持アーム22の先端に設けたレグレ
スト20は、図1の向う側の乗物用座席10及び図2の
仮想線において示したように、クッション11の前方に
突出した状態、つまり使用可能状態となるのである。勿
論、使用者の体形によってレグレスト20の好適な突出
量は異なるのであるが、使用者はレグレスト20が適量
突出したと思えば操作ハンドル27から手を離せばよ
く、その位置で支持アーム22の移動は固定されてレグ
レスト20の位置も固定されるのである。すなわち、操
作ハンドル27にはそのストッパ26を支持アーム22
側に常に付勢するスプリング27aが設けてあるから、
支持アーム22の固定は使用者の好みに応じた任意の場
所において行えるのである。
【0014】以上のようにしてから、使用者がそのすね
部をこのレグレスト20上に載せることによって、安楽
な姿勢がとれるのである。この場合、レグレスト20は
支持アーム22の先端部22aに対して傾動自在に連結
してあるから、その使用者のすね部に対する角度は、図
2の仮想線に示したように、すね部の方向と常に一致す
るのである。
【0015】そして、このレグレスト20を使用する必
要がなくなって格納したい場合には、操作ハンドル27
の操作によって支持アーム22を自由に動き得るものと
するとともに、例えばそれまで載せていたすね部に力を
入れることによりこのレグレスト20を押し込めば、レ
グレスト20は前述したような格納状態へ容易に戻され
るのである。
【0016】以上のようなレグレスト20の出入作動
は、以下に示す実施例にあっては、次の理由によって安
定した状態で行われるのである。まず、レグレスト20
を支持している支持アーム22は、図6に示すように、
巻取りスプリング25が巻回される両巻取ローラ24の
左右のローラ部24aに常に当接した状態にあり、この
ことは、各巻取ローラ24の前方に位置する前方ローラ
23のローラ部23aにおいても同様である。つまり、
各巻取ローラ24には巻取りスプリング25の前端が巻
取りスプリング25自身の巻取り作用によって巻付けら
れるが、この巻取りスプリング25は各巻取ローラ24
の両ローラ部24aの間に位置するスプリング収納部2
8内で巻取られることになるから、巻取りスプリング2
5が各巻取ローラ24に最大限巻き付いたとしても、こ
れにより巻取ローラ24の各ローラ部24aが支持アー
ム22から離れることはないのである。前方ローラ23
も、巻取ローラ24と同様に形成したもので、その両側
に位置するローラ部23aの間にスプリング収納部28
を形成したものであるから、もしこの前方ローラ23を
巻取りスプリング25のための巻取りローラとして使用
したとしても、前述の巻取ローラ24におけるのと同様
の作用をなすのである。勿論、前方ローラ23及び巻取
ローラ24の両端には、図6に示すように、支持アーム
22の両端面に当接するフランジ部23b及び24aが
それぞれ形成してあるから、これらのフランジ部23b
及び24aによって支持アーム22の前後動を安定した
状態で行うことは当然である。
【0017】また、本実施例においては、支持アーム2
2の上下に位置する二つの巻取ローラ24に対して、支
持アーム22の上下に配置される二つの巻取りスプリン
グ25を巻き取るようにしているから、各巻取りスプリ
ング25による力は支持アーム22に対して均等に加わ
ることになる。従って、これらの二つの巻取りスプリン
グ25によって巻取りスプリング25は安定した状態で
前方に突出し得るのである。勿論、各前方ローラ23及
び巻取ローラ24のそれぞれに、合計4本の巻取りスプ
リング25を巻き付けるように構成した場合も、同様に
安定するものである。
【0018】以上の通り、このレグレスト20の支持構
造においては、そのレグレスト20の使用勝手が非常に
良好なものとなっていて、しかもレグレスト20の出入
を安定した状態で行い得るだけでなく、全体の構造それ
自体が非常に簡略化されていて、全体として、前述した
従来例におけるそれよりも重量が軽減されているのであ
る。勿論、この支持構造においては、使用者の脚部の特
にすね部を、その適宜位置で必要なときに支持できると
いう十分な機能を発揮し得るものである。
【0019】
【実施例】次に、本考案に係るレグレスト20の支持構
造を、図面に示した実施例について詳細に説明する。
【0020】図1は、本考案に係る支持構造を採用した
二つの乗物用座席10の斜視図が示してあり、この図に
おいて図示手前側のレグレスト20は格納してあり、図
示向う側のレグレスト20はクッション11の前方に突
出させて使用し得る状態にしてある。また、各乗物用座
席10は、床面上に固定したシートフレーム12上に設
けたクッション11と、このクッション11に対してリ
クライニングできるシートバック13とを有しているも
のであり、各クッション11の前端下面にはレグレスト
20を格納するための収納部11aが形成してある。
【0021】本実施例におけるシートフレーム12は、
図3及び図4に示すようなものであり、このシートフレ
ーム12の前端部にはレグレスト20の支持ブラケット
21を取付けるための固定ブラケット14が固定してあ
る。この固定ブラケット14は、図4にて示したよう
に、レグレスト20側の支持ブラケット21を取付け易
くするために、後方側(図4においては図示右側)に係
止ピン14aが突出させてあり、またこの係止ピン14
aの前方側には取付穴14bが形成してある。
【0022】レグレスト20のための支持ブラケット2
1は、図2、図5及び図6に示すようなものであり、そ
の図2の図示後端上部に形成した係止溝21aを固定ブ
ラケット14側の係止ピン14aに係止させるととも
に、その図示上端に形成した取付穴内に挿通した固定ボ
ルト21bを固定ブラケット14側の取付穴14bにも
挿通することにより、シートフレーム12に固定してあ
る固定ブラケット14に支持されるものである。また、
この支持ブラケット21は、レグレスト20を支持して
いる支持アーム22をクッション11の前後方向に案内
するための複数(本実施例においては4個)のローラを
有しているものであって、本実施例における二つの前方
ローラ23は支持アーム22を単に案内するためのもの
であり、これら前方ローラ23の後方の二つの巻取ロー
ラ24は支持アーム22を案内するとともに巻取りスプ
リング25を巻回するものである。なお、各前方ローラ
23及び巻取ローラ24によって形成される案内通路は
乗物の床面に対して略平行となるようにしてある。
【0023】ここで、本実施例における各巻取ローラ2
4の構成について説明すると、各巻取ローラ24は、図
5及び図6に示すように、両側に支持アーム22に当接
するローラ部24aを有していて、これらローラ部24
aの間に巻取りスプリング25を収納するためのスプリ
ング収納部28が形成してある。また、各巻取ローラ2
4の両端には、支持アーム22の両端面に当接してこれ
を案内するフランジ部24bがそれぞれ形成してある。
これにより、各巻取ローラ24は、支持アーム22を一
定方向に安定した状態で案内するとともに、そのスプリ
ング収納部28内に巻取りスプリング25を巻き取るも
のである。本実施例においては、各前方ローラ23につ
いてもこの巻取ローラ24と同様な構造が採用してあ
り、これら前方ローラ23及び巻取ローラ24によって
支持アーム22の案内通路に対する案内を安定した状態
で確実に行うようにしている。なお、本実施例において
は、各巻取ローラ24によって二本の巻取りスプリング
25を巻き取るようにした実施例が示してあるが、各巻
取ローラ24の他に各前方ローラ23も巻取りスプリン
グ25を巻き取るようにする、つまり巻取りスプリング
25として支持アーム22の上下に二本づつ合計4本の
ものを採用して実施してもよいものである。このように
した場合には、各巻取りスプリング25の力が弱くても
支持アーム22の出入を確実に行えるものである。勿
論、十分な巻取り作用を有する巻取りスプリング25で
あれば、これを一本使用して前方ローラ23または巻取
ローラ24の内の一つに巻き取るように構成して実施し
てもよく、この場合にも各前方ローラ23及び巻取ロー
ラ24が前述したように支持アーム22を安定した状態
で案内しているから、支持アーム22の出入、従ってレ
グレスト20の出入を安定した状態で行うことができる
のである。
【0024】そして、レグレスト20を支持している支
持アーム22は、各前方ローラ23及び巻取ローラ24
によって形成される案内通路内に摺動自在に案内されて
いるのであり、その後端には上下一対の巻取りスプリン
グ25の端部がそれぞれ固定してある。これにより、こ
の支持アーム22は、各巻取りスプリング25自身が有
する巻取り作用によって支持ブラケット21に対してそ
の前方に突出するように常に付勢されているのである。
また、この支持アーム22の先端部22aは、図5にて
も示したように、下方に折曲されていて、この先端部2
2aにレグレスト20の上部が回動自在に連結してあ
る。つまり、レグレスト20は、支持アーム22の先端
部22aにて摺接するように連結してあるのであり、こ
れにより、使用者がこのレグレスト20に少し力を加え
るだけでその角度調整ができるようにしてあるものであ
る。換言すれば、使用者がこのレグレスト20上にすね
部を当接させるだけで、レグレスト20の角度はそれに
応じたものとなるように構成してあるのである。なお、
本実施例においては、このレグレスト20の一部が支持
アーム22の先端部22aに当接することによってその
回動が規制し得るようにしてあるものであり、要するに
レグレスト20の支持アーム22に対する傾動はある一
定の範囲内で行われるようにしてある。
【0025】さらに、このレグレスト20を支持してい
る支持アーム22は、これを格納するにせよ突出させる
にせよ、一定の場所でその固定を行わなければならない
が、その固定を行うのが支持ブラケット21側に設けた
ストッパ26である。すなわち、このストッパ26は、
図2及び図5にて示したように、前方ローラ23と巻取
ローラ24との間に位置する支持ブラケット21に対し
て回転軸26aを介して回動可能に支持したものであ
り、部分的に径を大きくしたローラ状のものである。そ
して、このストッパ26のための回転軸26aには、図
5にて示したように、操作ハンドル27の一端が固定的
に連結しており、この操作ハンドル27は、支持ブラケ
ット21に一端を係止させたスプリング27aによって
図示反時計方向に回転するように付勢されている。すな
わち、このスプリング27aの付勢力によって、ストッ
パ26に設けた大径部が前方ローラ23及び巻取ローラ
24によって案内支持されている支持アーム22の下面
に圧接されるようになっていて、これにより支持アーム
22の所定位置での固定が行われるとともに、その固定
解除は操作ハンドル27の先端を下方に押し下げること
に行えるようにしてあるのである。
【0026】なお、本実施例における支持アーム22
は、図6にても示すように、その断面形状が略四角とな
るように形成してあるもので、この支持アーム22は、
各前方ローラ23及び巻取ローラ24に設けた段部によ
ってその摺動時の案内がなされるようになっている。ま
た、この支持アーム22の後端には、前述したように、
巻取りスプリング25の端部がリベット又はビス等によ
って固着してあるのであるが、本実施例においては、こ
の固着に際してストッパを介在させるようにしている。
このストッパは、支持アーム22の支持ブラケット21
に対する抜け止めを行うものであり、本実施例において
は、図2に示したように、巻取りローラ24に当接し得
るL字状のものとして形成してある。さらに、本実施例
においては、図2にて示したように、支持ブラケット2
1の前端面であってレグレスト20の支持アーム22に
対する連結部より上方に位置する部分に収納突起21c
が形成してある。この収納突起21cは、レグレスト2
0を格納したいときに、このレグレスト20の背面上部
に当接するものであり、これにより、図1にも示した通
り、格納時のレグレスト20の下端部をクッション11
の下方に大きく収納するように、支持アーム22に対す
るレグレスト20の傾動を積極的に行うものである。
【0027】
【考案の効果】以上のように構成した支持構造によれ
ば、レスレスト20の位置及び角度を使用者の体格に応
じた状態に調整することができるものであり、これによ
り、乗物用座席10に長時間着座していなければならな
いことのある使用者の苦痛や不快感を和らげることがで
きるのである。
【0028】また、本考案に係るレグレスト20の支持
構造によれば、レグレスト20の支持を、その機能を十
分なものとしながら、非常にコンパクト化することがで
きるのである。これにより、耐久性に優れた構造のもの
とすることができるだけでなく、その支持構造を構成す
るための全体の重量を軽減することができるのであり、
この種のレグレスト20を有した乗物用座席10全体の
コストを低減することもできるのである。従って、この
支持構造によって支持したレグレスト20を有した乗物
用座席10は、省エネルギー対策と耐久性対策が施され
たものとなるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るレグレストの支持構造を採用した
乗物用座席の斜視図である。
【図2】レグレストの支持構造を示す部分拡大側面図で
ある。
【図3】本考案の支持構造において採用されているシー
トフレームの部分平面図である。
【図4】同シートフレームの側面図である。
【図5】図2に示した支持ブラケットを反対側から見た
ときの部分拡大側面図である。
【図6】図5の6−6線に沿ってみた部分断面図であ
る。
【符号の説明】
10 乗物用座席 11 クッション 12 シートフレーム 13 シートバック 14 固定ブラケット 20 レグレスト 21 支持ブラケット 22 支持アーム 23 前方ローラ 23a ローラ部 23b フランジ部 24 巻取ローラ 24a ローラ部 24b フランジ部 25 巻取りスプリング 26 ストッパ 27 操作ハンドル 28 スプリング収納部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗物用座席のクッションの前方に配置さ
    れるレグレストを支持するための構造であって、 前記クッションを支持するシートフレームの前端に取付
    けた支持ブラケットと、この支持ブラケットに複数のロ
    ーラを介して前記クッションの前後方向にスライド可能
    に支持した支持アームと、この支持アームの前端に支持
    されて所定範囲内で傾動するレグレストと、前記支持ブ
    ラケットのローラに巻回自在に支持されて先端を前記支
    持アームの後端に連結した巻取りスプリングと、前記支
    持ブラケットに設けられて前記支持アームのスライドを
    規制するストッパとにより構成したことを特徴とするレ
    グレストの支持構造。
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