JP6996831B2 - 車両の蓄電装置搭載構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド車や電気自動車などの車両に、リチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池などのバッテリ類やその他の蓄電装置を搭載する場合に好適な車両の蓄電装置搭載構造に関する。
車両の蓄電装置搭載構造の具体例として、特許文献1,2に記載の構造がある。
これらの文献に記載の構造においては、車室フロア部上に車両用シートが設置されており、かつこの車両用シートのシートクッションを支持する台座部の下方スペースに、バッテリなどの蓄電装置が配設されている。このような構成によれば、車両用シートの設置箇所を有効に利用したかたちで、蓄電装置をスペース効率よく車室内に配置することが可能である。
また、特許文献2においては、前記台座部上に防水カーペットが敷設され、かつこの防水カーペットによって蓄電装置の上方が覆われている。このような構成によれば、シートクッション上に水などの液体を零した際に、この水が蓄電装置上に流れ落ちることが防止または抑制され、蓄電装置の保護が図られる。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、未だ改善すべき余地がある。
第1に、防水カーペットは、この防水カーペット上に流れてきた液体の量が少ない場合には、この液体が蓄電装置に掛からないようにし得るものの、台座部上および防水カーペット上に多量の液体が流れてきた場合には、この液体が蓄電装置に向けて流れていくことを適切に防止することができず、蓄電装置に液体が掛かってしまう虞がある。たとえば、容量が18L程度の比較的大きなサイズのクーラボックスを車室内に積み込み、かつこのクーラボックスを乗員が誤って倒す場合がある。この場合、多量の液体が台座部上および防水カーペット上に一斉に零れると、前記液体が台座部あるいは防水カーペットの縁部や裏面などを伝って蓄電装置に向けて流れてしまう虞がある。また、防水カーペットには、シートベルトのアンカ、あるいはインナベルトを通すための開口部が設けられるのが通例であるが、この開口部に前記液体が多量に流れ込むことにより、この液体が蓄電装置に向けて流れる場合もある。蓄電装置の保護を徹底する観点からすると、前記したような態様で蓄電装置が液体に触れること(被水)を適切に防止することが望まれる。
第2に、車両用シートのシートクッションをいわゆるダイブダウン方式とする場合、シートクッションを支持する台座部には、シートクッションを台座部上に配置させた際にシートクッションを固定させるための係合爪が突設されるのが通例である。ここで、係合爪が、台座部の上面よりも上方に大きく突出した状態で設けられていると、台座部の上面のフラット性が損なわれるため、シートクッションのダイブダウン時において、シートバックを台座部上に倒す方式(ダブルフォールド方式)を採用する場合に、シートバックと係合爪とが干渉し、シートバックをフラットな状態に倒すのに支障を生じるような不具合がある。また、シートクッションのダイブダウン時に、係合爪が台座部上に突出していると、乗員の衣服などが係合爪に引っ掛かりを生じるような虞もある。したがって、このようなことも適切に防止することが望まれる。
特開2011-126439号公報 特開2010-64687号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、蓄電装置の被水を適切に防止または抑制し得るとともに、車両用シートのシートクッション固定用の係合爪を支障のない状態に設けることが可能な車両の蓄電装置搭載構造を提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される車両の蓄電装置搭載構造は、車両用シートのシートクッションが載せられ、かつ前記シートクッションの固定用の係合爪が設けられており、車室フロア部の上側に配設されたシート用の台座部と、この台座部の下方スペースに配置された蓄電装置と、を備えている、車両の蓄電装置搭載構造であって、前記車室フロア部のうち、前記蓄電装置の車幅方向外方側に位置し、かつ前記蓄電装置の配置領域よりも高い高さに設けられているとともに、上面部には、車幅方向外方側ほど高さが低くなる外下がり状の傾斜面が形成されているフロアサイド隆起部と、周辺の一般領域と比較して下向きに部分的に窪んだ上面開口状であり、かつ車幅方向に延びており、前記台座部の上側に流れ落ちた液体、または前記台座部の上側に向けて流れてくる液体を、前記フロアサイド隆起部の前記傾斜面の上側まで導いてから前記傾斜面上に流れ落とすことが可能な排水用凹溝と、をさらに備えており、前記係合爪のうち、前記シートクッションとの係合が図られる部分は、前記排水用凹溝内に位置していることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
第1に、車室内で液体を零し、この液体が台座部の上側に流れ落ちた場合、あるいは台座部の上側に向けて流れてくる場合には、この液体の少なくとも一部を、排水用凹溝に流れ込ませてから蓄電装置に向かわせない箇所に導くことが可能である。したがって、台座部上に多くの液体が一斉に零れるような事態を生じた場合であっても、台座部上に多くの液体が溜まらないようにし、たとえば台座部上の液体が台座部の縁部や裏面を伝うなどして蓄電装置側に向かうことを防止または抑制することが可能となる。その結果、本発明によれば、従来技術と比較して、蓄電装置の被水防止性能を優れたものとし、蓄電装置の保護を適切に図ることが可能である。
第2に、シートクッション固定用の係合爪は、排水用凹溝の内側に位置しているため、この係合爪が台座部の上面上などに大きく突出しないようにすることができる。したがって、たとえばシートクッションをダイブダウンさせてから、シートバックを台座部上に倒す際に、係合爪がその支障になるといった不具合を解消することができる。また、係合爪に乗員の衣服などが引っ掛かるといったことも生じ難くすることが可能である。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る車両の蓄電装置搭載構造の一例を示す一部破断要部概略斜視図である。 図1の一部破断要部概略分解斜視図である。 図1のIII-III断面図である。 図1のIV-IV断面図である。 (a)は、図1においてシートクッションを台座部上に載置した状態での図1のV-V断面図(図3および図4とは異なる部位の断面)であり、(b)は、(a)の要部拡大断面図であり、(c)は、(b)の作用説明図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図面において、矢印Frは車両前方を示し、矢印Wは車幅方向を示し、矢印Upは車両
高さ方向の上方を示す。
図1に示す車両の蓄電装置搭載構造Aは、車室フロア部1、車両用シートS、蓄電装置2、防水カーペット5、台座部40を有する櫓状構造体4、および左右一対のフロアサイド隆起部11を備えている。車両用シートSは、後述するように、ダブルフォールド方式である。
本実施形態の蓄電装置搭載構造Aが適用される車両は、たとえばハイブリッド車、または電気自動車である。蓄電装置2は、たとえばリチウムイオン二次電池、あるいはニッケル水素二次電池などの車両駆動用のバッテリである。
車室フロア部1は、フロントフロア部1a、その後部に繋がった後上がり傾斜状の起立壁部1c、およびこの起立壁部1cの後部上端に繋がったリヤフロア部1bを有している(図3も参照)。蓄電装置2は、車両用シートSのシートクッション31および台座部40の下方スペースに配された状態でフロントフロア部1a上に固定されている。
櫓状構造体4は、図2によく表われているように、車両用シートSのシートバック30の支持、およびシートクッション31を載置支持するためのシートクッションフレームとしての役割を果たすことに加え、蓄電装置2を保護する構造体としての役割も果たすものとされている。
より具体的には、櫓状構造体4は、台座部40に加え、支持脚部42、ブラケット部43、およびシートクッション固定用の係合爪48などを備えている。
台座部40は、たとえばパイプ材を用いて形成された中空枠状の上枠部40aと、この上枠部40aの内側開口領域を塞ぐように上枠部40aに接合された天板パネル40b(シートパン)とを具備している。支持脚部42は、台座部40の前部を支持するための部位であり、その上部は上枠部40aに溶接され、かつその下部は、フロントフロア部1aのうち、蓄電装置2の配置箇所の車両前方側に設けられたフロアクロス部13にボルト止めなどの手段を用いて固定されている。ブラケット部43は、台座部40の後部を支持するための部位であり、たとえば上枠部40aの後部に溶接されており、かつ車室フロア部1の起立壁部1cの上下高さ方向の途中箇所に設けられた棚状部10に、ボルト止めなどの手段を用いて固定されている。シートクッション固定用の係合爪48については、後述する。
一対のフロアサイド隆起部11は、フロントフロア部1aのうち、蓄電装置2の配置領域の車幅方向の両外方側に位置し、かつ蓄電装置2の配置領域よりも高さが高くされた部位である。各フロアサイド隆起部11は、たとえば車両の車幅方向両側部に位置するサイドメンバ12を用いて構成されている。各フロアサイド隆起部11の上面部には、傾斜面11aが設けられている。この傾斜面11aは、車幅方向外方ほど高さが低い外下がり状の外側向きの傾斜面であり、起立壁部1cに後端が繋がり、かつ車両前後方向に延びている。蓄電装置2は、車幅方向において、一対のフロアサイド隆起部11の相互間に挟まれ、かつ車両前後方向においてはフロアクロス部13と起立壁部1cとの相互間に位置している。図面では、蓄電装置2の周囲の一部が開放されて蓄電装置2の一部が見える状態に示されているが、実際には、蓄電装置2の周囲には、蓄電装置2を覆い隠す部材が適宜設けられる。
防水カーペット5は、たとえば表面側が不織布層とされ、かつ裏面側が樹脂層とされた積層構造であり、不織布層自体は可撓性に富むが、樹脂層は可撓性が少ない比較的硬質な層である。前記樹脂層が防水カーペット5に具備されていることにより、防水カーペット5の各所を所定の形状に維持することが可能な保形性が確保されている。図2において、
防水カーペット5は、車両前方側に位置する主要部5aと、その後部に繋がった第1および第2の補助部5b,5cと、左右一対の排水用凹溝52とを備えている。
防水カーペット5の主要部5aは、台座部40上に載置され、かつシートクッション31の下敷きとされる部位である。この主要部5aには、不図示のシートベルトのアンカ、またはインナベルトを通すための一対の開口部50が設けられている。好ましくは、この開口部50は、多くの水が通過しないように適当な部材で塞がれるが、この開口部50を完全に塞ぐことは難しく、主要部5a上に液体が流れてきた際に、この液体が開口部50に入り込むことを防止することが望まれる。第1および第2の補助部5b,5cは、起立壁部1cの前面、およびリヤフロア部1bの上面にそれぞれ重ねられて固定される。
左右一対の排水用凹溝52は、防水カーペット5上(台座部40上を含む)に流れ落ちてきた液体が蓄電装置2に掛からないように、この液体を防水カーペット5上から傾斜面11a上に排水するための部位であり、上向き開口状である。図4によく表われているように、排水用凹溝52は、防水カーペット5の一部を、その下面側が断面三角形状、あるいは矩形状などの下向き凸部52bとなるように段押し状に形成することにより設けられており、台座部40と起立壁部1cとの相互間の隙間Cに位置するようにして、車幅方向に延びている。このような構成によれば、下向き凸部52bが台座部40や起立壁部1cに干渉しないようにし、排水用凹溝52を適切に設けることが可能であり、排水用凹溝52の底部の高さ位置を、台座部40の上面よりも低い高さ位置に設定することが可能である。
好ましくは、この排水用凹溝52は、車幅方向外方に進むほど幅広となり、また深さが深くなるように形成されている。排水用凹溝52の外端部(終端)は、フロアサイド隆起部11の傾斜面11aの上方に位置し、排水用凹溝52に流れ込んだ液体は、傾斜面11a上に流れ落ちるように構成されている。
シートクッション固定用の係合爪48は、台座部40の後部に、たとえば左右一対で設けられている。ただし、各係合爪48は、排水用凹溝52の内側に位置している。より具体的には、図5(b)によく表われているように、防水カーペット5の排水用凹溝52の側壁部には、孔部59が設けられており、係合爪48は、この孔部59を挿通することにより、排水用凹溝52の内側に露出している。
車両用シートSは、既述したように、ダブルフォールド方式であり、シートクッション31については、図5(a)の仮想線で示すように、台座部40上からその車両前方側にダイブダウンさせることが可能である。この状態においては、シートバック30を台座部40上に倒すことが可能である。このことにより、リヤフロア部1b上の荷室スペースを広くし、またシートバック30をリヤフロア部1bに対して略フラットな状態に設定することもできる。シートクッション31をダイブダウンさせた際には、防水カーペット5が台座部40の上面やその周辺部を覆っている状態にあるため、これらの部分の見栄えをよくすることも可能である。
係合爪48は、本実施形態においては、車両の後突時などにおいてシートクッション31が不用意に跳ね上がることを阻止するための部位である。図5(b),(c)に示すように、シートクッション31には、後突時などにおいて係合爪48との係合が図られる被係合部35が設けられている。
図3および図4に示すように、好ましくは、シートバック30の後面部には、リヤフロア部1b上に敷設されたリヤ側防水カーペット8の前部が接着されている(図3および図4以外の図面では省略)。このリヤ側防水カーペット8の車幅方向の幅は、シートバック
30の同方向の幅と同様であり、リヤフロア部1b上に零れた水がそのままシートバック30の下方に向けて流れることを阻止する役割を果たす。ただし、後述するように、リヤフロア部1b上に零れた水は、リヤ側防水カーペット8を迂回して車両前方側に流れていく。
次に、前記した車両の蓄電装置搭載構造Aの作用について説明する。
車室内において乗員が水を零す場合の一態様としては、たとえば比較的サイズの大きいクーラボックスなどの容器が車室内に持ち込まれて、かつこの容器が倒されることにより、防水カーペット5の主要部5a上(台座部40の上側)に多くの水が一斉に零れる場合があり得る。防水カーペット5の主要部5a上にシートクッション31が載せられている場合において、このシートクッション31上に水が零された場合であっても、この水は、シートクッション31の下側に廻り込み、防水カーペット5上に流れてくる。
前記した事態が発生した場合、多くの水を排水用凹溝52に流れ込ませることができる。排水用凹溝52に流れ込んだ水は、その外端部側に導かれた後に、フロアサイド隆起部11の傾斜面11a上に流れ落ちる。このため、前記水は、フロアサイド隆起部11の車幅方向外方側に流れていくこととなり、蓄電装置2側に向けて流れることはない。一方、前記したように、排水用凹溝52を利用して台座部40上および防水カーペット5上からその外部に排水を行なわせれば、たとえばシートベルトのアンカまたはインナベルトを通すための開口部50に多くの水が流れ込んだり、あるいは台座部40や防水カーペット5の縁部から下面を伝って多くの水が蓄電装置2に向かうといったことも適切に防止することが可能である。
一方、車室内において乗員が水を零す場合の他の態様としては、シートバック30よりも車両後方側においてリヤフロア部1b上に多くの水を零し、この水が車両前方側に流れる場合もあり得る。この場合、リヤ側防水カーペット8を迂回した水の一部は、シートバック30の下方隙間などを通過して、防水カーペット5の第2の補助部5c、および第1の補助部5b上を順次流れてから主要部5a上(台座部40の上側)に到達する。また、他の一部の水は、シートバック30の車幅方向外方側を通過するように流れて、起立壁部1cからフロアサイド隆起部11の上面部に到達する。
これに対し、防水カーペット5の主要部5a(台座部40の上側)に向けて流れてくる水については、先に述べた場合と同様に、排水用凹溝52を利用して傾斜面11a上に流れ落とすことができる。一方、起立壁部1cからフロアサイド隆起部11の上面部に到達した水については、傾斜面11a上に沿ってそのままフロアサイド隆起部11の車幅方向外方側に流れさせることができる。したがって、蓄電装置2に向けて水が流れることは、適切に防止または抑制される。
このように、本実施形態においては、車両用シートSのシートクッション31上、または防水カーペット5の主要部5a上において多くの水が零れた場合のみならず、リヤフロア部1b上から車両前方側に多くの水が流れる場合においても、蓄電装置2が被水することを適切に防止することが可能である。
シートクッション固定用の係合爪48は、既述したように、排水用凹溝52の内側に位置しており、この係合爪48が台座部40の上面上などに大きく突出しないものとなっている。このため、シートクッション31をダイブダウンさせてから、シートバック30を台座部上に倒す際に、係合爪48がその支障になるといった不具合を解消することができる。係合爪48に乗員の衣服などが引っ掛かりを生じるといった虞も少なくすることが可能である。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る車両の蓄電装置搭載構造の各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
上述の実施形態においては、排水用凹溝52が防水カーペット5に設けられているが、これに限定されない。排水用凹溝は、防水カーペット5とは構成が相違する蓄電装置カバー部材(たとえば、単なる樹脂製シート、樹脂製プレート、金属板など)に設けられていてもよい
水用凹溝は、終端側(外端部側)ほど幅が広くなり、また深さが深くなる形態とすることが好ましいものの、これに限定されず、たとえば幅や深さが各所略同一であってもよい。排水用凹溝は、少なくとも1つ設けられていればよく、その具体的な数や位置も限定されない。
蓄電装置は、車両用シートのシートクッションが載せられる台座部の下方スペースに設けられていればよく、その具体的な設け方は限定されない。蓄電装置の具体的な種類や数なども限定されず、本発明でいう蓄電装置には、キャパシタも含まれる。台座部やシートクッション固定用の係合爪などの具体的な構成(形状、サイズ、材質など)も限定されない。
A 車両の蓄電装置搭載構造
S 車両用シート
1 車室フロア部
2 蓄電装置
40 台座部
48 係合爪
5 防水カーペット
52 排水用凹溝

Claims (1)

  1. 車両用シートのシートクッションが載せられ、かつ前記シートクッションの固定用の係合爪が設けられており、車室フロア部の上側に配設されたシート用の台座部と、
    この台座部の下方スペースに配置された蓄電装置と、
    を備えている、車両の蓄電装置搭載構造であって、
    前記車室フロア部のうち、前記蓄電装置の車幅方向外方側に位置し、かつ前記蓄電装置の配置領域よりも高い高さに設けられているとともに、上面部には、車幅方向外方側ほど高さが低くなる外下がり状の傾斜面が形成されているフロアサイド隆起部と、
    周辺の一般領域と比較して下向きに部分的に窪んだ上面開口状であり、かつ車幅方向に延びており、前記台座部の上側に流れ落ちた液体、または前記台座部の上側に向けて流れてくる液体を、前記フロアサイド隆起部の前記傾斜面の上側まで導いてから前記傾斜面上に流れ落とすことが可能な排水用凹溝と、
    をさらに備えており、
    前記係合爪のうち、前記シートクッションとの係合が図られる部分は、前記排水用凹溝内に位置していることを特徴とする、車両の蓄電装置搭載構造。
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