JP7200583B2 - 車両の荷室構造 - Google Patents

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本発明は、車両の荷室構造に関する。
一般に、車室内の後部に設けられた荷室の床部には、ラゲージボードが取り付けられる。ラゲージボードは、荷室の床部の下側に形成されたスペアタイヤなどを収容する収容ボックスの上端の開口部を開閉する蓋としても機能させることができる。しかし、ラゲージボードは、車両の走行中の加速や減速の際の慣性力によって車両前後方向に移動することがある。
このため、従来は、例えば特許文献1に示すラゲージボードの取付構造が提案されている。こうしたラゲージボードの取付構造では、車室内の後部座席の後ろ側に設けられた荷室の側壁にサイドトリムが取り付けられ、荷室の床部にラゲージボードが取り付けられた構造になっている。
サイドトリムにはラゲージボードの側縁部の浮き上がりを防止するガイド溝が設けられ、ガイド溝の内側には突起部が設けられている。ラゲージボードの側縁部には、上記突起部と係合可能な凹部が形成されている。そして、荷室の床部にラゲージボードを取り付ける際に、ラゲージボードの側縁部の凹部をガイド溝の内側の突起部に係合させることによって、ラゲージボードが車両の前後方向へ移動することを防止するようにしている。
特開2011-116190号公報
しかしながら、上述のようなラゲージボードの取付構造では、ラゲージボードの側縁部の凹部とガイド溝の内側の突起部とが係合した場合に、凹部と突起部との間の隙間を完全になくすことは困難であるため、ラゲージボードが車両の前後方向にがたついてしまうという問題がある。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされた。その目的は、ラゲージボードが車両の前後方向にがたつくことを効果的に抑制できる車両の荷室構造を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する車両の荷室構造は、開口部を有した内装部材と、前記開口部を閉塞するように前記内装部材に対して着脱自在に取り付けられて車両の荷室の床部を構成するラゲージボードとを備えた車両の荷室構造であって、前記ラゲージボードは、前記車両の前後方向における前側に位置する外側前壁部及び前記車両の前後方向における後側に位置する外側後壁部を有し、前記内装部材は、前記車両の前後方向における前側に位置して前記外側前壁部と対向する内側前壁部及び前記車両の前後方向における後側に位置して前記外側後壁部と対向する内側後壁部を有し、前記外側前壁部、前記外側後壁部、前記内側前壁部、及び前記内側後壁部のうちの少なくとも一つには、弾性変形可能な突出部が設けられ、前記突出部は、前記ラゲージボードが前記内装部材に取り付けられた状態において、前記外側前壁部、前記外側後壁部、前記内側前壁部、及び前記内側後壁部のうちの対向する壁部と接触することを要旨とする。
この構成によれば、突出部の弾性力によって車両の前後方向におけるラゲージボードの移動が抑制されるので、ラゲージボードが車両の前後方向にがたつくことを効果的に抑制できる。
本発明によれば、ラゲージボードが車両の前後方向にがたつくことを効果的に抑制できる。
一実施形態における車両の室内を示す斜視図。 車両の荷室の平面図。 図2の3-3線矢視断面図。 図3の要部拡大斜視図。 ラゲージボードを内装部材に取り付ける前の状態を示す要部拡大断面図。 ラゲージボードを内装部材に取り付ける途中の状態を示す要部拡大断面図。 ラゲージボードを内装部材に取り付けた後の状態を示す要部拡大断面図。
以下、車両の荷室構造の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両11の室内における後部座席12の後方には、比較的大きい荷物などを収容可能な荷室13が設けられている。荷室13における車幅方向Xの両側壁には、合成樹脂製のサイドトリム14が取り付けられている。車両11における荷室13の上方には、荷室13を覆うバックドア(図示略)が開閉自在に設けられている。
図1及び図2に示すように、荷室13の下部は、略矩形状の開口部15を有した合成樹脂製の内装部材16によって構成されている。開口部15の下側には、比較的小さい荷物などを収容可能な収容部17が形成されている。収容部17は、開口部15を通じて荷物などを出し入れ可能になっている。内装部材16には、開口部15を閉塞するように開口部15と対応する略矩形状のラゲージボード18が着脱自在に取り付けられている。
すなわち、ラゲージボード18は、合成樹脂によって開口部15と対応する形状に形成され、内装部材16に取り付けることで荷室13の床部を構成する。ラゲージボード18の表面及び裏面のうちの一方には、例えば不織布などによって形成される表皮材(図示略)が貼着されている。ラゲージボード18は、表面及び裏面のうちのどちらを上にしても、内装部材16に取り付けられるようになっている。
図2に示すように、内装部材16における開口部15の車両11の前後方向Yの両端部と対応する位置には、ラゲージボード18を内装部材16に取り付けた際にラゲージボード18を支持する水平な前側支持面19及び水平な後側支持面20がそれぞれ車幅方向Xに延びるように形成されている。車両11の前後方向Yにおけるラゲージボード18の2つの外側壁部21のうち、車両11の前後方向Yにおける前側に位置する外側壁部21は外側前壁部22とされ、車両11の前後方向Yにおける後側に位置する外側壁部21は外側後壁部23とされている。
内装部材16におけるラゲージボード18の2つの外側壁部21とそれぞれ対向する開口部15の周りの2つの内側壁部24のうち、車両11の前後方向Yにおける前側に位置する内側壁部24は内側前壁部25とされ、車両11の前後方向Yにおける後側に位置する内側壁部24は内側後壁部26とされている。すなわち、ラゲージボード18を内装部材16に取り付けた状態では、ラゲージボード18の外側前壁部22が内装部材16の内側前壁部25と対向するとともに、ラゲージボード18の外側後壁部23が内装部材16の内側後壁部26と対向する。外側後壁部23及び内側後壁部26は、互いに対応するように円弧状に延びている。
図2及び図3に示すように、内側前壁部25は、前側支持面19の前端部に前側支持面19と垂直になるように一体形成されている。内側後壁部26は、後側支持面20の後端部に後側支持面20と垂直になるように一体形成されている。内側後壁部26における車幅方向Xの両端部には、弾性変形可能な突出部27がそれぞれ内側後壁部26に一体形成されている。すなわち、内側後壁部26には、複数(本例では2つ)の突出部27が車幅方向Xに間隔を置いて対をなすように設けられている。
図3~図5に示すように、突出部27は、略矩形板状をなしており、内側後壁部26よりも若干車両前方側に突出している。内側後壁部26における突出部27の上側半分の周囲には略U字状のスリット28が貫通するように形成されている。したがって、突出部27は、上側半分が車両後方側に倒れるように弾性変形可能になっている。突出部27における車両前方側の面の上端部には、ラゲージボード18を内装部材16に対して着脱する際にラゲージボード18の外側後壁部23と係合する爪部29が突設されている。ラゲージボード18の外側後壁部23は、鉛直方向(厚さ方向)の中央部30が最も車両後方側に突出しており、当該中央部30から上端及び下端に向かって緩やかに傾斜している。
突出部27は、ラゲージボード18が内装部材16に取り付けられた状態において、対向する外側後壁部23と接触する。この場合、突出部27は、弾性変形可能であるため、その弾性力によって車両11の前後方向Yにおけるラゲージボード18の移動を抑制する。なお、収容部17の下側には、着脱自在な仕切板31を隔てて工具(図示略)などを収容する工具収容部32が設けられている。
図2に示すように、ラゲージボード18の外側前壁部22は、車幅方向Xの両端部(一部)に車幅方向Xに対して斜めに延びる斜壁部33を有している。すなわち、斜壁部33は、車幅方向Xの外側に向かうほど車両後方側に位置するように車幅方向Xに対して傾斜している。内装部材16の内側前壁部25における斜壁部33と対向する部分は、対向部34とされている。
対向部34は、斜壁部33に沿って延びている。したがって、対向部34は、斜壁部33と同様に、車幅方向Xの外側に向かうほど車両後方側に位置するように車幅方向Xに対して傾斜している。そして、斜壁部33は、ラゲージボード18が内装部材16に取り付けられた状態において、突出部27の弾性力によってラゲージボード18が車両前方側に向かって付勢されることにより対向部34に当接する。
次に、ラゲージボード18を内装部材16に対して取り付けるときの作用について説明する。
ラゲージボード18を内装部材16に対して取り付ける場合には、まず、ラゲージボード18における車両前端部側を内装部材16の前側支持面19に載せる。このとき、ラゲージボード18は、車両前端部側よりも車両後端部側の方が高くなるように水平面に対して傾斜した状態になる。この状態でラゲージボード18における車両後端部側が内装部材16の後側支持面20に近づくようにラゲージボード18における車両前端部側を回動支点としてラゲージボード18を回動させる。
すると、図5に示すように、ラゲージボード18の外側後壁部23が内装部材16の内側後壁部26に設けられた突出部27の爪部29に接触する。引き続き、ラゲージボード18を回動させると、図6に示すように、ラゲージボード18の外側後壁部23が突出部27の爪部29を車両後方側に押圧しながら爪部29に対して摺動する。これにより、突出部27は、車両後方側に弾性変形される。すなわち、突出部27は、弾性変形前の位置(図6の二点鎖線で示す位置)から弾性変形後の位置(図6の実線で示す位置)まで移動される。
引き続き、ラゲージボード18を回動させると、図7に示すように、ラゲージボード18における車両後端部側が内装部材16の後側支持面20に載せられる。この場合、ラゲージボード18の外側後壁部23の中央部30が突出部27の爪部29を乗り越えると、突出部27は、自らの弾性復元力によって、弾性変形後の位置(図6の実線で示す位置)から弾性変形前の位置(図6の二点鎖線で示す位置)に戻る。これにより、ラゲージボード18が外側後壁部23の中央部30において突出部27の爪部29によって係止され、ラゲージボード18の内装部材16に対する取り付け作業が完了する。
そして、ラゲージボード18を内装部材16に取り付けた状態では、突出部27はラゲージボード18の外側後壁部23に接触した状態で弾性力によってラゲージボード18を車両前方側へ向かって押圧するため、ラゲージボード18の外側前壁部22が内装部材16の内側前壁部25に当接する。このため、突出部27の弾性力によって車両11の前後方向Yにおけるラゲージボード18の移動が抑制されるので、ラゲージボード18が車両11の前後方向Yにがたつくことが効果的に抑制される。
この場合、突出部27の弾性力によってラゲージボード18の外側前壁部22の斜壁部33が内装部材16の内側前壁部25の対向部34に当接する。このため、ラゲージボード18の車幅方向Xにおける移動も抑制されるので、ラゲージボード18が車幅方向Xにがたつくことも効果的に抑制される。したがって、例えば車両11が走行中にカーブを曲がったり、車両11が加速または減速したりしても、ラゲージボード18ががたつくことを効果的に抑制できる。
また、ラゲージボード18を内装部材16から取り外す場合には、ラゲージボード18における車両後端部側を内装部材16の後側支持面20から持ち上げる。すると、突出部27が弾性変形して突出部27の爪部29によるラゲージボード18の外側後壁部23の係止状態が解除される。その後はラゲージボード18を持ち上げて所望の位置へ移動させればよい。
以上詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)車両11の荷室構造において、突出部27は、内装部材16の内側後壁部26に設けられ、ラゲージボード18が内装部材16に取り付けられた状態において、対向する外側後壁部23と接触する。この構成によれば、突出部27の弾性力によって車両11の前後方向Yにおけるラゲージボード18の移動が抑制されるので、ラゲージボード18が車両11の前後方向Yにがたつくことを効果的に抑制できる。また、ラゲージボード18に弾性力を付与する突出部27が車両後部側となる内装部材16の内側後壁部26に設けられているため、ラゲージボード18における車両前端部側を回動支点として車両後部側からラゲージボード18を容易に回動させることができる。したがって、車両後部側から開口部15を容易に開閉できるので、開口部15からの荷物などの出し入れが容易になる。さらに、ラゲージボード18には突出部27が設けられていないので、ラゲージボード18の意匠性を確保できる。
(2)車両11の荷室構造において、突出部27は、内装部材16の内側後壁部26に車幅方向Xに間隔を置いて2つ設けられている。この構成によれば、ラゲージボード18が内装部材16に取り付けられた場合に、2つの突出部27の弾性力によって車両11の前後方向Yにおけるラゲージボード18の移動を効果的に抑制できる。
(3)車両11の荷室構造において、突出部27は、内装部材16の内側後壁部26に一体形成されている。この構成によれば、突出部27を内装部材16の内側後壁部26と別体にする場合に比べて部品点数を低減できる。
(4)車両11の荷室構造において、ラゲージボード18が内装部材16に取り付けられた場合には、突出部27の弾性力によってラゲージボード18の外側前壁部22の斜壁部33が内装部材16の内側前壁部25の対向部34に当接する。この構成によれば、斜壁部33及び対向部34は車幅方向Xに対して斜めに延びているため、突出部27の弾性力によって斜壁部33が対向部34に当接することで、ラゲージボード18の車幅方向Xへの移動も抑制できる。
(変更例)
なお、上記実施形態は次のように変更してもよい。
・ラゲージボード18の外側前壁部22の斜壁部33及び内装部材16の内側前壁部25の対向部34は、省略してもよい。
・ラゲージボード18の外側前壁部22において、車幅方向Xに設けられている2つの斜壁部33のうちの一方を省略してもよい。この場合、外側前壁部22における車幅方向Xの一端部のみに1つの斜壁部33が設けられるため、内装部材16の内側前壁部25における当該1つの斜壁部33と対向する位置にのみ対向部34を設けるようにしてもよい。
・ラゲージボード18の外側後壁部23に斜壁部33を設けるとともに、内装部材16の内側後壁部26に対向部34を設けるようにしてもよい。この場合、ラゲージボード18の外側前壁部22及び内装部材16の内側前壁部25のうちの少なくとも一方に突出部27を設けることで、上記(4)と同様の作用効果を得ることができる。
・ラゲージボード18の外側後壁部23の形状は、上記実施形態のものに限らない。例えば、外側後壁部23における内側後壁部26と対向する面は、鉛直面を形成していてもよい。
・上記実施形態では突出部27を内装部材16の内側後壁部26における車幅方向Xの両端部に設けたが、これに限らず突出部27の配置は適宜変更してもよい。例えば、突出部27を内側後壁部26における車幅方向Xの中央部に配置してもよいし、突出部27を内側後壁部26における車幅方向Xの一端から他端まで連続して設けるようにしてもよい。
・突出部27の形状は、適宜変更してもよい。例えば、突出部27は、爪部29の位置を上端部以外の位置に変更した形状としてもよい。あるいは、突出部27において爪部29を省略してもよい。
・上記実施形態では内側後壁部26における突出部27の上側半分の周囲に略U字状のスリット28を設けたが、スリット28の位置や形状は適宜変更してもよい。例えば、内側後壁部26における突出部27の下側半分の周囲に略U字状のスリットを設けて、突出部27の下側半分が車両11の前後方向Yに弾性変形可能となるようにしてもよい。
・突出部27は、内装部材16の内側後壁部26と別体で構成してもよい。
・突出部27は、内装部材16の内側後壁部26に1つだけ設けるようにしてもよいし、3つ以上設けるようにしてもよい。
・突出部27は、ラゲージボード18の外側前壁部22、ラゲージボード18の外側後壁部23、内装部材16の内側前壁部25、及び内装部材16の内側後壁部26のうちの少なくとも一つに設けるようにしてもよい。すなわち、突出部27は、ラゲージボード18の外側前壁部22、ラゲージボード18の外側後壁部23、内装部材16の内側前壁部25、及び内装部材16の内側後壁部26のうち、1つだけに設けてもよいし、2つだけに設けてもよいし、3つだけに設けてもよいし、4つ全てに設けてもよい。
・突出部27は、ばねやエラストマーなどの弾性部材によって構成してもよい。
11…車両、13…荷室、15…開口部、16…内装部材、18…ラゲージボード、22…外側前壁部、23…外側後壁部、25…内側前壁部、26…内側後壁部、27…突出部、33…斜壁部、34…対向部、X…車幅方向、Y…前後方向。

Claims (4)

  1. 開口部を有した内装部材と、前記開口部を閉塞するように前記内装部材に対して着脱自在に取り付けられて車両の荷室の床部を構成するラゲージボードとを備えた車両の荷室構造であって、
    前記ラゲージボードは、前記車両の前後方向における前側に位置する外側前壁部及び前記車両の前後方向における後側に位置する外側後壁部を有し、
    前記内装部材は、前記車両の前後方向における前側に位置して前記外側前壁部と対向する内側前壁部及び前記車両の前後方向における後側に位置して前記外側後壁部と対向する内側後壁部を有し、
    記外側後壁部または前記内側後壁部には、弾性変形可能な突出部が設けられ、
    前記突出部は、前記ラゲージボードが前記内装部材に取り付けられた状態において、前記外側後壁部及び前記内側後壁部のうちの対向する壁部と接触し、
    前記ラゲージボードの前記外側前壁部は、一部に車幅方向に対して斜めに延びる斜壁部を有しており、
    前記内側前壁部における前記斜壁部と対向する部分である対向部は、前記斜壁部に沿って延びており、
    前記斜壁部は、前記ラゲージボードが前記内装部材に取り付けられた状態において、前記突出部の弾性力によって前記対向部に当接することを特徴とする車両の荷室構造。
  2. 開口部を有した内装部材と、前記開口部を閉塞するように前記内装部材に対して着脱自在に取り付けられて車両の荷室の床部を構成するラゲージボードとを備えた車両の荷室構造であって、
    前記ラゲージボードは、前記車両の前後方向における前側に位置する外側前壁部及び前記車両の前後方向における後側に位置する外側後壁部を有し、
    前記内装部材は、前記車両の前後方向における前側に位置して前記外側前壁部と対向する内側前壁部及び前記車両の前後方向における後側に位置して前記外側後壁部と対向する内側後壁部を有し、
    記内側後壁部には、弾性変形可能な突出部が設けられ、
    前記突出部は、前記ラゲージボードが前記内装部材に取り付けられた状態において、前記外側後壁部と接触し、
    前記ラゲージボードの前記外側前壁部は、一部に車幅方向に対して斜めに延びる斜壁部を有しており、
    前記内側前壁部における前記斜壁部と対向する部分である対向部は、前記斜壁部に沿って延びており、
    前記斜壁部は、前記ラゲージボードが前記内装部材に取り付けられた状態において、前記突出部の弾性力によって前記対向部に当接することを特徴とする車両の荷室構造。
  3. 前記突出部は、車幅方向に間隔を置いて複数設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両の荷室構造。
  4. 前記突出部が設けられている壁部と当該突出部とは、一体形成されていることを特徴とする請求項1~請求項のうちいずれか一項に記載の車両の荷室構造。
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