JPH0524081Y2 - - Google Patents

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JPH0524081Y2
JPH0524081Y2 JP13746389U JP13746389U JPH0524081Y2 JP H0524081 Y2 JPH0524081 Y2 JP H0524081Y2 JP 13746389 U JP13746389 U JP 13746389U JP 13746389 U JP13746389 U JP 13746389U JP H0524081 Y2 JPH0524081 Y2 JP H0524081Y2
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cover
housing
rib
light bulb
socket portion
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JP13746389U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、例えばフオグランプなど車両用の照
明灯具に関するものであり、詳細には電球のソケ
ツト部の防水構造に係るものである。
【従来の技術】
従来のこの種の車両用照明灯具31を示すもの
が第3図であり、電球10のソケツト部11を例
えば反射鏡が回転放物面である場合にはその回転
軸上など、この反射鏡の背面、即ちハウジング3
2が何れの方向にも均整な形状となる位置に露出
させ、前記ソケツト部11に例えばゴム部材で形
成された有底円筒状のキヤツプ33をその弾性で
伸長させて披着することで防水構造とするもので
あり、前記した均整な形状の位置にソケツト部1
1を露出させることで前記キヤツプ33に方向性
などを無くし、安易な取付作業に依つても確実な
防水効果が得られるものとしていた。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、例えばフオグランプをバンパ内
に組込むなど前記車両用照明灯具31に対して極
度の小型化の要望が成された場合には上記の回転
放物面の回転軸上にソケツト部11を配置する方
法では反射鏡の有効面積を大きく減ずるものとな
り、実用可能な明るい照明灯具を得ることが出来
ないものとなる。 この点の解決策として前記電球10のソケツト
部11を反射鏡の外の位置、例えば上面あるいは
下面に位置させる照明灯具も提案されているが、
この場合には前記ソケツト部11が非常に不均整
な部位に露出されるものとなるので防水構造とす
ることが困難となり、実質的に上記構造の照明灯
具は実現不可能となる問題点を生じ、この点の解
決が課題とされるものとなつていた。
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の課題を解決するための
具体的手段として、電球のソケツト部が灯具のハ
ウジングの背面の不均整な部位に露出される車両
用照明灯具の防水構造であり、前記ハウジングと
同体に設けられ前記ソケツト部をリブ状に突出し
て囲繞し陵線がハウジングの背面に沿う緩やかな
凸面とされたカバー取付部と、ゴム部材で形成さ
れ前記カバー取付部に嵌合する枠部と該枠部の内
面を覆う膜状部とで成るカバーと、金属の弾性部
材で形成され前記カバーの枠部上に配置されて前
記カバー取付部の凸面に沿い撓まされて前記ハウ
ジングに係着されるカバー止着バネとで成る構造
としたことを特徴とする車両用照明灯具の防水構
造を提供することで、防水性能を向上させて前記
電球のソケツト部を設ける位置を自由度を与えて
明るい照明灯の提供を可能とし、前記した従来の
課題を解決するものである。
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。 第1図、第2図に示すものは本考案に係る車両
用照明灯具の防水構造であり、図中に符号1で示
すものは車両用照明灯具(以下灯具1と略称す
る)であつて、この灯具1は従来例でも説明した
ように小型化などの目的で電球10のソケツト部
11を取付けるための電球装着部2がハウジング
3の下面に設けられているものとなつている。 ここで、本考案によりハウジング3には電球装
着部2を囲繞するリブ4によるカバー取付部が同
体に設けられるものとなつていて、このリブ4の
陵線4aは一方向、例えば灯具1の底面から背面
に向かう、即ち、第2図に示す灯具1の垂直方向
断面に沿う緩やかな一次の凸曲面を有するものと
されている。 これに加えて本考案においては、前記リブ4に
対応してゴム部材で形成されたカバー5が設けら
れるものとなつていて、該カバー5は前記リブ4
と溝5bなどで係着する枠部5aと、この枠部5
aの内側の面を覆うように設けられた膜状部5c
とで成るものとされ、断面形状としては前記枠部
5aと膜状部5cとで略函状とされ、且つ前記枠
部5aは前記リブ4の陵線4aにより形成される
前記凸曲面に略沿う(第2図の断面図を参照)も
のとされている。 更に、本考案においては例えば鋼板など弾性に
富む金属板によるカバー止着バネ6が設けられる
ものとなつていて、このカバー止着バネ6は前記
カバー5の前記枠部5aとほぼ同一形状として形
成されている。 また、前記カバー止着バネ6には前記した凸曲
面の両端側にフツク6a及び6bが設けられるも
のとなつており、同時にこのフツク6a,6bに
対応してハウジング3側にもバネ係止溝3a,3
bが設けられ、弾性に抗して前記カバー止着バネ
6をリブ4の凸曲面に沿わせて湾曲させることで
前記ハウジング3とカバー止着バネ6とは止着可
能なものとなつている。 上記構成とした本考案の防水構造においては、
先ず電球装着部2に電球10を取付け(第2図参
照)た後に前記カバー5を枠部5aの溝5bで正
しくリブ4に嵌着し、その後に例えばバネ係止溝
3aにカバー止着バネ6のフツク6aを掛着し、
このカバー止着バネ6を前記リブ4aの凸曲面に
沿わせて湾曲させてバネ係止溝3bとフツク6b
とを掛着することで取付は完了する。 次いで、上記構成の作用・効果について説明を
行えば、リブ4にカバー5をカバー止着バネ6の
弾性により圧接することで、両者リブ4とカバー
5との接触状態が緊密なものとされ防水効果が向
上する。このときに前記リブ4の陵線4aを一次
曲面の凸曲面としたことでカバー止着バネ6によ
る圧力がリブ4とカバー5の接触面の全面に均一
に印加され、これにより防水性能がこのような不
均整な変形面においても均一なものとすることが
可能となる。
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、電球取付
部を一方向へのみ凸面となる一次曲面のリブで囲
繞し、このリブにカバーを披着させると共に、該
カバーを前記した一次曲面に沿うように弾性に抗
して湾曲させるカバー止着バネでリブに圧接させ
る構造としたことで前記リブとカバーとの全面が
均一な圧力で圧接されるものとなり防水効果が向
上し、例えば灯具の底面など不均整な変形面に電
球取付部を設けることを可能として、小型化され
た灯具においても反射鏡の有効面の増大などを可
能とし、この種の灯具の実用性の向上に優れた効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用照明灯具の防水構
造の一実施例を分解した状態で示す斜視図、第2
図は第1図の−線に沿う断面図、第3図は従
来例を要部で示す斜視図である。 1……車両用照明灯具、2……電球装着部、3
……ハウジング、3a,3b……バネ係止溝、4
……リブ、4a……陵線、5……カバー、5a…
…枠部、5b……溝、5c……膜状部、6……カ
バー止着バネ、6a,6b……フツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電球のソケツト部が灯具のハウジングの背面の
    不均整な部位に露出される車両用照明灯具の防水
    構造であり、前記ハウジングと同体に設けられ前
    記ソケツト部をリブ状に突出して囲繞し陵線がハ
    ウジングの背面に沿う緩やかな凸面とされたカバ
    ー取付部と、ゴム部材で形成され前記カバー取付
    部に嵌合する枠部と該枠部の内面を覆う膜状部と
    で成るカバーと、金属の弾性部材で形成され前記
    カバーの枠部上に配置されて前記カバー取付部の
    凸面に沿い撓まされて前記ハウジングに係着され
    るカバー止着バネとで成る構造としたことを特徴
    とする車両用照明灯具の防水構造。
JP13746389U 1989-11-28 1989-11-28 Expired - Lifetime JPH0524081Y2 (ja)

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JPH0376302U JPH0376302U (ja) 1991-07-31
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