JPH0564521U - 取付構造 - Google Patents

取付構造

Info

Publication number
JPH0564521U
JPH0564521U JP484292U JP484292U JPH0564521U JP H0564521 U JPH0564521 U JP H0564521U JP 484292 U JP484292 U JP 484292U JP 484292 U JP484292 U JP 484292U JP H0564521 U JPH0564521 U JP H0564521U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
mounting hole
elastic
vehicle body
engaging portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP484292U
Other languages
English (en)
Inventor
秀幸 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP484292U priority Critical patent/JPH0564521U/ja
Publication of JPH0564521U publication Critical patent/JPH0564521U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付作業が簡単な取付構造を提供することを
目的とする。 【構成】 車体1に設けた取付穴2の縁に係合部10を
設け、一方車両用灯具4に、前記取付穴2の中を通して
前記係合部10に弾性係合させて車両用灯具4を車体1
の取付穴2の縁に当接させる弾性係合部材12を、取り
付ける。この結果、車両用灯具4の弾性係合部材12を
車体1の取付穴2を通して車体1の係合部10に弾性係
合させるだけで、弾性係合部材12の弾性作用で車両用
灯具4が車体1の取付穴2の縁に当接して取り付けられ
ることとなるので、その取付作業が従来のボルトナット
の締付による取付作業より簡単である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、取付構造、例えば自動車の灯具等を車体等に取り付ける取付構造に 係り、特に取付作業が簡単な取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の取付構造を図3を参照して説明する。この例は、自動車の灯具を車体に 取り付ける取付構造の例について説明する。 図において、1は取付体としての車体である。この車体1にほぼ長方形の取付 穴2を設けると共に、この取付体1の取付穴の縁にボルト挿通孔3を設ける。4 は被取付体としての車両用灯具である。この車両用灯具4は、ほぼ直方体形状の ハウジング5と、そのハウジング5の前面開口部に配設したレンズ(図示せず) と、そのハウジング5及びレンズの周囲に設けたリム6と、前記ハウジング5及 びレンズにより画成された灯室(図示せず)内に配設いした光源バルブ(図示せ ず)とを備える。この車両用灯具4のリム6の背面にボルト7を固定する。8は 前記車両用灯具4のリム6の背面に接着したパッキングである。 かくして、車両用灯具4の後部側(ハウジング5側)を車体1の取付穴2に挿 入すると共に、車両用灯具4側のボルト7を車体1のボルト挿通孔3に挿通し、 かつ車両用灯具4側のパッキング8を車体1の取付穴2の周縁に当てる。この状 態で、前記ボルト7にナット9を締め付けることにより、車両用灯具4が車体1 に取り付けられることとなる。また、車体1の取付穴2の周縁と車両用灯具4の リム6の背面との間にパッキング8が圧縮介在して防水作用を果す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来の取付構造は、ボルト7及びナット9により、被取付体 の車両用灯具4を取付体の車体1に取り付けるものであるから、そのボルト7ナ ット9の締付等の取付作業が煩雑である等の問題がある。
【0004】 本考案の目的は、取付作業が簡単な取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、取付体に設けた取付穴の縁に係合部を設け、一方被取付体に、前記 取付穴の中を通して前記係合部に弾性係合させて被取付体を取付体の取付穴の縁 に当接させる弾性係合部材を、取り付けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案は、上記の構成により、被取付体の弾性係合部材を取付体の取付穴を通 して取付体の係合部に弾性係合させるだけで、弾性係合部材の弾性作用で被取付 体が取付体の取付穴の縁に当接して取り付けられることとなるので、その取付作 業が従来のボルトナットの締付による取付作業より簡単である。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る取付構造の一実施例を図1及び図2を参照して説明する。 この例は、自動車の灯具を車体に取り付ける取付構造の例について説明する。図 中、図3と同符合は同一のものを示す。 図において、10は係合部である。この係合部10は、車体1の一面(車両用 灯具4を取り付ける側の面と反対側の面)であって、取付穴2の縁から一体に突 設してなる。なお、この係合部10は取付穴2の全周縁に亘って設けても良いし 、又は取付穴2の縁に部分的に、例えば取付穴2の上下両縁に少なくとも1個ず つ設けても良い。11は車体1の他面であって、取付穴2の周縁に設けたパッキ ングセット用の凹部である。 図において、12は弾性係合部材である。この弾性係合部材12は、ばね板材 からなり、固定部13と、その固定部13の一端部を鋭角に折り曲げて形成した 弾性係合部14と、その弾性係合部14の一端部を鈍角に折り曲げて形成した傾 斜部15とからなる。この弾性係合部材12の弾性係合部14を正面側にまた傾 斜部15を背面側にして、この弾性係合部材12の固定部13を車両用灯具4の ハウジング5の両外側面に少なくとも1個ずつそれぞれ固定する。なお、上述の 係合部10が部分的の場合には、その係合部10に対応させて固定する。このと き、前記上下の弾性係合部材12の傾斜部15の先端の間の距離は、前記取付穴 2の上下両縁の間の距離より小さく、また前記上下の弾性係合部材12の弾性係 合部14と傾斜部15との角の間の距離は、前記係合部10の先端の間の距離よ り大きく、さらに前記弾性係合部材12の弾性係合部14と傾斜部15との角部 から前記車両用灯具4のパッキング8の背面までの距離は、前記車体1の係合部 10の先端からパッキング8セット用の凹部11の底部までの距離より大きい。 この実施例における本考案の取付構造は、以上の如き構成からなり、以下その 取付作業について説明する。 まず、図1中の矢印に示すように、車両用灯具4の後部(ハウジング5)を車 体1の取付穴2の中に挿入すると共に、車両用灯具4の弾性係合部材12を、そ の弾性係合部材12の傾斜部15の先端から車体1の取付穴2に挿入する。する と、弾性係合部材12は、図2中の二点鎖線で示す通常状態から矢印イ方向に撓 む。そして、弾性係合部材12の弾性係合部14と傾斜部15との角が車体1の 係合部10の先端を経過したところで、弾性係合部材12が矢印イ方向と逆方向 に弾性復帰し、その弾性係合部材12の弾性係合部14が矢印イ方向と逆方向に 車体1の係合部10の先端に弾性係合し、それに伴って車両用灯具4が図2中の 矢印ロ方向に付勢されて、この車両用灯具4のパッキング8が車体1の取付穴2 の周縁の凹部11に当接し、車両用灯具4が車体1に取り付けられることとなる 。また、上述の車体1の取付穴2の周縁の凹部11と車両用灯具4のリム6の背 面との間にパッキング8が圧縮介在して防水作用を果す。 このように、本考案の取付構造は、車両用灯具4の弾性係合部材12の弾性係 合部14を車体1の係合部10の先端に係合させて車両用灯具4を車体1に取り 付けるものであるから、ボルトナットの締付で取り付ける従来の取付構造と比較 して、その取付作業が簡単である。
【0008】 なお、上述の実施例においては、自動車の灯具を車体に取り付ける取付構造の 例について説明したが、本考案の取付構造はその他にも適用することができる。
【0009】 また、上述の実施例において、弾性係合部材12は固定部13の一端部を折り 曲げて弾性係合部14を形成し、かつその弾性係合部14の一端部を折り曲げて 傾斜部15を形成してなるものであるが、固定部13の一端部を折り曲げて傾斜 部を形成し、かつその傾斜部の一端部を折り曲げて弾性係合部14を形成しても 良い。要するに、弾性係合部を車両用灯具の車体への取付方向に対して傾斜させ て(角度を付けて)設ければ良い。
【0010】
【考案の効果】
以上から明らかなように、本考案の取付構造は、取付体に設けた取付穴の縁に 係合部を設け、一方被取付体に、前記取付穴の中を通して前記係合部に弾性係合 させて被取付体を取付体の取付穴の縁に当接させる弾性係合部材を、取り付けた ものであるから、被取付体の弾性係合部材を取付体の取付穴を通して取付体の係 合部に弾性係合させるだけで、弾性係合部材の弾性作用で被取付体が取付体の取 付穴の縁に当接して取り付けられることとなるので、その取付作業が従来のボル トナットの締付による取付作業より簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る取付構造の一実施例を示し、取付
状態の縦断面図
【図2】弾性係合部材の弾性係合状態の説明図
【図3】従来の取付構造を示した取付状態の縦断面図
【符号の説明】
1…車体(取付体)、2…取付穴、4…車両用灯具(被
取付体)、5…ハウジング、6…リム、8…パッキン
グ、10…係合部、11…凹部、12…弾性係合部材、
13…固定部、14…弾性係合部、15…傾斜部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付体を取付体に取り付ける取り付け
    構造において、前記取付体に設けた取付穴と、前記取付
    体の前記取付穴の縁に設けた係合部と、前記被取付体に
    取り付け、前記取付穴の中を通して前記係合部に弾性係
    合して前記被取付体を前記取付体の取付穴の縁に当接さ
    せる弾性係合部材とを備えたことを特徴とする取付構
    造。
JP484292U 1992-02-10 1992-02-10 取付構造 Pending JPH0564521U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP484292U JPH0564521U (ja) 1992-02-10 1992-02-10 取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP484292U JPH0564521U (ja) 1992-02-10 1992-02-10 取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0564521U true JPH0564521U (ja) 1993-08-27

Family

ID=11594943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP484292U Pending JPH0564521U (ja) 1992-02-10 1992-02-10 取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0564521U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007320419A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Kawasaki Heavy Ind Ltd 車両のランプ取付構造及び自動二輪車
JP2010089667A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Sakae Riken Kogyo Co Ltd 車両用ランプ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007320419A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Kawasaki Heavy Ind Ltd 車両のランプ取付構造及び自動二輪車
JP4608461B2 (ja) * 2006-05-31 2011-01-12 川崎重工業株式会社 車両のランプ取付構造及び自動二輪車
JP2010089667A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Sakae Riken Kogyo Co Ltd 車両用ランプ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3226448B2 (ja) 車両用灯具
JPH0564521U (ja) 取付構造
JPH0665093U (ja) 自動車用ルームランプ装置
JPH0665092U (ja) 自動車用ルームランプ
JP2562511Y2 (ja) ハイマウントストップランプの取付構造
JP2585678Y2 (ja) 自動車用灯具の取付構造
JPS639461Y2 (ja)
JPH081521Y2 (ja) スクリューマウンティング
JP2575378Y2 (ja) 車両用灯具の取付構造
JPH0564514U (ja) 取付構造
JPH0571044U (ja) 車両用灯具
JPH0533401Y2 (ja)
JPH0132595Y2 (ja)
JPH0646003Y2 (ja) 車両用灯具
JPH0212106Y2 (ja)
JPH0638322Y2 (ja) 車両用灯具
JPS6121766Y2 (ja)
JPH0213227Y2 (ja)
JPH0525960Y2 (ja)
JPH047011Y2 (ja)
JPH0348806Y2 (ja)
JPH0141619Y2 (ja)
JPH046989Y2 (ja)
JP3270669B2 (ja) ハイマウントストップランプ
JPH075202U (ja) 車両用ランプ