JPH04134908U - 部品の取付構造 - Google Patents

部品の取付構造

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JPH04134908U
JPH04134908U JP4343691U JP4343691U JPH04134908U JP H04134908 U JPH04134908 U JP H04134908U JP 4343691 U JP4343691 U JP 4343691U JP 4343691 U JP4343691 U JP 4343691U JP H04134908 U JPH04134908 U JP H04134908U
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JP
Japan
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recess
locking
engagement
mounting
protrusion
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Application number
JP4343691U
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English (en)
Inventor
晃 近田
Original Assignee
市光工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なくて済む取付構造を提供する
ことを目的とする。 【構成】 取付部品と被取付部品に、係合凹部と、その
係合凹部への挿入方向に対して交差する方向に前記係合
凹部の縁に弾性係合する弾性係合凸部とを、設ける。ま
た、取付部品と被取付部品に、係止凹部と、前記弾性係
合凸部の前記係合凹部への弾性係合と共に、前記係止凹
部への挿入方向に対して交差する方向で、かつ前記弾性
係合凸部が前記係合凹部に弾性係合する方向に、前記係
止凹部の縁に係止する係止凸部とを、設ける。この結
果、係合凹部の縁に弾性係合凸部を弾性係合させると、
係止凹部の縁に係止凸部が係止するので、クリップなど
を用いずに取付部品を被取付部品に取り付けることがで
きる。従って、クリップを使用する従来の取付構造と比
較して部品点数が少なくて済む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばカラーキャップをハウジングに取り付ける部品の取付構造に 係り、特に部品点数が少ない部品の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の部品の取付構造を図7を参照して説明する。この例は、被取付 部品としては車両用灯具(例えばフロントターンシグナルランプ)のハウジング で、取付部品としてはそのハウジングに取り付けるカラーキャップである。 図においては、1は被取付部品としてのハウジングである。このハウジング1 の前面を開口し、このハウジング1の前面開口部の全周縁に凹部10を設ける。 このハウジング1の後部の中央に円筒形状のボス部11を一体に突設する。この ハウジング1の後部の内面に例えば回転放物面をなす反射面12を設ける。前記 ボス部11の内面側に環状形の取付溝14を設けると共に、そのボス部11の取 付溝14の内側に取付孔13を、ボス部11の軸方向に設ける。 図において、2はレンズである。このレンズ2の内面に適宜のプリズムを刻設 し、内面の全周縁に接着脚20を一体に突設する。このレンズ2の接着脚20を 前記ハウジング1の凹部10にホットメルトなどの接着剤21により接着かつシ ールし、そのレンズ2およびハウジング1により密閉された室内、すなわち灯室 22を画成する。 図において、3はソケットである。このソケット3は、一端部側に設けた挿入 部30と、中央部に設けた挟持鍔31と、他端部側に設けた外部32とからなる 。このソケット3の挿入部30の先端に挟持爪33を設ける。 図において、4は光源バルブである。この光源バルブ4を前記ソケット3の挿 入部30の挿入孔(図示せず)に着脱可能に装着し、この光源バルブ4の端子( 図示せず)を前記ソケット3のターミナルに接続させる。 前記光源バルブ4をソケット3に装着し、そのソケット3を前記ハウジング1 に着脱可能に取り付けると共に、光源バルブ4を灯室22内の所定の位置に配設 する。 図において、5は取付部品としてのカラーキャップである。このカラーキャッ プ5は例えばアンバー色をなす。このカラーキャップ5の開口端を前記ハウジン グ1の取付溝14にクリップ50を介して取り付ける。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来の取付構造は、クリップ50を介してカラーキャップ5 の開口端を前記ハウジング1の取付溝14に取り付けるものであるから、このク リップ50を必要とする分部品点数が多いなどの問題がある。
【0004】 本考案の目的は、部品点数が少なくて済む部品の取付構造を提供することにあ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、取付部品と被取付部品に、係合凹部と、その係合凹部への挿入方向 に対して交差する方向に前記係合凹部の縁に弾性係合する弾性係合凸部とを、設 ける。また、取付部品と被取付部品に、係止凹部と、前記弾性係合凸部の前記係 合凹部への弾性係合と共に、前記係止凹部への挿入方向に対して交差する方向で 、かつ前記弾性係合凸部が前記係合凹部に弾性係合する方向に、前記係止凹部の 縁に係止する係止凸部とを、設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案は、上記の構成により、取付部品もしくは被取付部品のうち少なくとも 何れか一方の係合凹部に、取付部品もしくは被取付部品のうち少なくとも何れか 他方の弾性係合凸部を挿入して、その弾性係合凸部を係合凹部の縁に弾性係合さ せると、取付部品もしくは被取付部品のうち少なくとも何れか一方の係止凹部の 縁に、取付部品もしくは被取付部品のうち少なくとも何れか他方の係止凸部が、 前記弾性係合凸部が前記係合凹部に弾性係合する方向に係止する。この同方向の 、弾性係合凸部の係合凹部への弾性係合と、係止凸部の係止凹部への係止とによ り、クリップなどを用いずに取付部品を被取付部品に取り付けることができる。 従って、クリップを使用する従来の取付構造と比較して部品点数が少なくて済む 。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図6を参照して説明する。この例は、被取付 部品としては車両用灯具(例えばフロントターンシグナルランプ)のハウジング で、取付部品としてはそのハウジングに取り付けるカラーキャップである。 図中、図7と同符号は同一のものを示す。 図において、51はカラーキャップ5の開口端部に設けたフランジである。 図において、6は係合凹部である。この係合凹部6は、カラーキャップ5のフラ ンジ51に2個(図1においては1個のみを図示する。)設ける。この係合凹部 6は、長辺がカラーキャップ5のフランジ51の周方向と一致する平面から見て 長方形形状をなし、かつその内周面がほぼ垂直をなす。この係合凹部6は透孔で も溝でも良い。 図において、7は弾性係合凸部である。この弾性係合凸部7は、ハウジング1 の光源バルブ取付用の取付孔13の縁に2個前記係合凹部6と対応させて一体に 突設する。この弾性係合凸部7は、前記係合凹部6より一回り小さいほぼ台形形 状をなし、突設方向(前記係合凹部6への挿入方向)に対してほぼ直交する方向 に弾性を有する。この弾性係合凸部7の一側面(ハウジング1の取付孔13の周 方向側の面)70を、アンダーカットによる傾斜面とする。 図において、8は係止凹部である。この係止凹部8は、ハウジング1の取付孔 13の縁に2個設ける。この係止凹部8は、長辺が取付孔13の周方向と一致す る平面から見て長方形形状をなし、かつその内周面がほぼ垂直になす。この係止 凹部8の縁の一角部(ハウジング1の取付孔13の周方向側で、かつ前記弾性係 合凸部7の傾斜面70を設けた側の角部)に面取り部80を設ける。この係止凹 部8は透孔でも溝でも良い。 図において、9は係止凸部である。この係止凸部9は、カラーキャップ5のフ ランジ51の下面に2個(図1においては1個のみを図示する。)前記係止凹部 8と対応させて一体に突設する。この係止凸部9の一面(前記係止凹部8の面取 り部80と対応する側の面)90を垂直面とし、かつ他面91を傾斜面とする。 この実施例における本考案の取付構造は、以上の如き構成からなり、以下その 取付操作およびその作用について説明する。 まず、カラーキャップ5のフランジ51をハウジング1に矢印イ方向に下ろし て、カラーキャップ5側の係合凹部6にハウジング1の係合凸部7を挿入する。 このとき、係合凹部6の縁の角部60が係合凸部7の傾斜面70に当接する(図 2参照)。 次に、上述の状態で、カラーキャップ6を矢印ロ方向に回動させる。すると、 係合凹部6の角部60が係合凸部7の傾斜面70を矢印ロ方向に押しながら、そ の傾斜面70に沿って矢印イ方向に下りて来て、カラーキャップ5のフランジ5 1の下面がハウジング1の上面に搭載する。このとき、係合凹部6の角部60の 押し付け力により、係合凸部7が図3に示す二点鎖線の状態から実線の状態に撓 み(弾性変形し)、その反力(弾性復帰力)で係合凸部7の傾斜面70が係合凹 部6の角部60に矢印ハ方向(上述の矢印ロと反対方向)に弾性係合する(図3 参照)。
【0008】 一方、上述の係合凹部6の角部60が係合凸部7の傾斜面70に当接している 状態(図2に示す状態)のとき、カラーキャップ5側の係止凸部9の下面がハウ ジング1の上面に載置している状態にある(図4参照)。 そして、上述のカラーキャップ5を矢印ロ方向に回動させことによって、カラ ーキャップ5のフランジ51の下面がハウジング1の上面に載置し、かつ係合凸 部7が係合凹部6に弾性係合している状態(図3に示す状態)のとき、カラーキ ャップ5側の係止凸部9がハウジング1側の係止凹部8に落ち込み、上述の矢印 ハ方向の反力で係止凸部9の垂直面90が係止凹部8の垂直面81に係止する( 図5を参照)。
【0009】 上述の同方向(矢印ハ方向)の弾性係合凸部7の係合凹部6への弾性係合と、 係止凸部9の係止凹部8への係止とにより、カラーキャップ5がハウジング1に 締結されると共に、係合凹部6の角部60が弾性係合凸部7のアンダーカットの 傾斜面70に引っ掛かるので、カラーキャップ5がハウジング1から脱落するよ うな虞はない。このように、クリップなどを用いずにカラーキャップ5をハウジ ング1に取り付けることができるので、クリップを使用する従来の取付構造と比 較して部品点数が少なくて済む。
【0010】 なお、上述の実施例においては、取付部品としては車両用灯具のカラーキャッ プ5、また被取付部品としては車両用灯具のハウジング1の場合について説明し たが、本考案の部品の取付構造は、その他の部品にも応用することができる。 また、上述の実施例において、係合凹部6や係止凸部9をカラーキャップ5側に 設けたが、ハウジング1側もしくは双方に設けても良いし、また弾性係合凸部7 や係止凹部8をハウジング1側に設けたが、カラーキャップ5側もしくは双方に 設けても良い。 さらに、上述の実施例のにおいて、取付体(カラーキャップ)の取り付け操作 は回動操作であるが、直線方向の操作でも良い。
【0011】
【考案の効果】
以上から明らかなように、本考案の部品の取付構造は、取付部品と被取付部品 に、係合凹部と、その係合凹部への挿入方向に対して交差する方向に前記係合凹 部の縁に弾性係合する弾性係合凸部とを、設ける。また、取付部品と被取付部品 に、係止凹部と、前記弾性係合凸部の前記係合凹部への弾性係合と共に、前記係 止凹部への挿入方向に対して交差する方向で、かつ前記弾性係合凸部が前記係合 凹部に弾性係合する方向に、前記係止凹部の縁に係止する係止凸部とを、設けた ものである。この結果、係合凹部の縁に弾性係合凸部を弾性係合させると、係止 凹部の縁に係止凸部が係止するので、クリップなどを用いずに取付部品を被取付 部品に取り付けることができる。従って、クリップを使用する従来の取付構造と 比較して部品点数が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の部品の取付構造の一実施例を示したハ
ウジングとカラーキャップの一部斜視図である。
【図2】弾性係合凸部を係合凹部に挿入した状態の一部
断面図である。
【図3】弾性係合凸部が係合凹部に弾性係合した状態の
一部断面図である。
【図4】係止凸部の下面がハウジングの上面に載置した
状態の一部断面図である。
【図5】係止凸部が係止凹部に係止した状態の一部断面
図である。
【図6】図3におけるVI−VI線断面図である。
【図7】従来の部品の取付構造を応用した車両用灯具
(例えばフロントターンシグナルランプ)の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ハウジング 5 カラーキャップ 51 フランジ 6 係合凹部 60 角部 7 弾性係合凸部 70 アンダーカットの傾斜面 8 係止凹部 81 垂直面 9 係止凸部 90 垂直面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付部品もしくは被取付部品のうち少な
    くとも何れか一方に設けた係合凹部と、取付部品もしく
    は被取付部品のうち少なくとも何れか他方に設け、前記
    係合凹部への挿入方向に対して交差する方向に前記係合
    凹部の縁に弾性係合する弾性係合凸部と、取付部品もし
    くは被取付部品のうち少なくとも何れか一方に設けた係
    止凹部と、 取付部品もしくは被取付部品のうち少なく
    とも何れか他方に設け、前記弾性係合凸部の前記係合凹
    部への弾性係合と共に、前記係止凹部への挿入方向に対
    して交差する方向で、かつ前記弾性係合凸部が前記係合
    凹部に弾性係合する方向に、前記係止凹部の縁に係止す
    る係止凸部とを、備えたことを特徴とする部品の取付構
JP4343691U 1991-06-11 1991-06-11 部品の取付構造 Pending JPH04134908U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018069931A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 日本プラスト株式会社 エアバッグ装置のカバー体
JP2019086179A (ja) * 2017-11-02 2019-06-06 富士工業株式会社 取付構造、その取付構造を有するレンジフードおよび取付方法

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JP2018069931A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 日本プラスト株式会社 エアバッグ装置のカバー体
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