JP2019086179A - 取付構造、その取付構造を有するレンジフードおよび取付方法 - Google Patents

取付構造、その取付構造を有するレンジフードおよび取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本体に部材を容易に取り付けることできかつ脱落し難い取付構造を提供する。【解決手段】取付部11Bは、部材を取り付けるために配列された取付片12Bを有し、弾性を有する部材は、取付片と嵌合する穴21Bを有し、取付片は、配列中すべて同じ方向に部材の内面に係る係合部123Bを有する第一取付片121Bと、係合部を有さない第二取付片122Bとを含み、部材が取り付けられた状態において、第二取付片と第二穴212Bは嵌合し、第一取付片と第一穴211Bは嵌合すると共に、第一取付片の係合部が部材の内面に係り、係合部を有する当該方向とは逆側における第一取付片と第一穴との間の隙間の長さは、係合部が部材の内面に係る長さよりも長く、取付片の内最も端に位置する第二取付片と、適合する第二穴との間の、逆側における隙間の長さは、係合部が部材の内面に係る長さよりも短い取付構造200。【選択図】図14

Description

本発明は、取付構造、その取付構造を有するレンジフードおよび取付方法に関する。
従来から、レンジフードのフード部の下端に、意匠性向上を目的としたパイプ状の装飾部材を取り付けることが知られている(例えば、特許文献1)。かかるレンジフードでは、装飾部材は、溶接やネジ止めによりフード部の下端に固定され、取り付けられていた。
特開2002−310477号公報
しかし、このような装飾部材を溶接やネジ止めにより取り付ける場合、複数個所を溶接したりネジ止めしなければならず、作業に時間がかかるため作業性が悪かった。
そこで、本発明は、装飾部材をフード部の下端に取り付ける場合のような付加的な部材を本体に取り付ける場合において、当該部材を本体の取付部に容易に取り付けることができ、製造上の作業性を向上させると共に、容易に取り付けた後であっても部材が脱落し難い取付構造、その取付構造を有するレンジフードおよび取付方法を提供する。
上記課題を解決するために、本体の取付部に部材を取り付けるための取付構造であって、本体または部材の少なくとも一方は弾性を有し、取付部は、部材を取り付けるために配列された複数の取付片を有し、部材は、複数の取付片と適合する位置に配列され、取付片と嵌合する複数の穴を有し、複数の取付片は、配列中すべて同じ方向に部材の内面に係る係合部を有する少なくとも2以上の第一取付片と、係合部を有さない第二取付片と、を含み、複数の穴は、第一取付片と嵌合する第一穴と、第二取付片と嵌合する第二穴と、を含み、部材が取付部に取り付けられた状態において、第二取付片と第二穴は嵌合し、第一取付片と第一穴は嵌合すると共に、第一取付片の係合部が部材の内面に係り、係合部を有する方向とは逆側における第一取付片と第一穴との間の第一隙間の長さは、少なくとも係合部が部材の内面に係る長さよりも長く、複数の取付片の内最も端に位置する少なくとも1つの第二取付片と、適合する第二穴との間の、逆側における第二隙間の長さは、係合部が部材の内面に係る長さよりも短い、または第二隙間がない、取付構造が提供される。
これによれば、取付部や部材の中間部における取付片と穴の大きさは、取付片に穴を嵌め込むことができる関係にあるので容易に取り付け作業を行うことができ、取付部や部材の端部における取付片と穴の大きさは、中間部で係合部が係合している長さより小さい隙間しか有さない関係にあるので部材が取付部から脱落することがないと共に、部材は弾性を有するので端部においても容易に取り付け作業を行うことができる取付構造を提供することができる。
さらに、少なくとも第一取付片が配列された取付部の第一部分および少なくとも第一穴が配列された部材の第二部分は、ほぼ同じ曲率が連続していることを特徴としてもよい。
これによれば、 取付部や部材の中間部では概ね同じ曲率が連続していることで、取付部に対して部材を容易に摺動させることができる。
さらに、ほぼ同じ曲率が連続している第一部分から曲率が変化する第三部分およびほぼ同じ曲率が連続している第二部分から曲率が変化する第四部分において、取付部における第三部分の曲率の変化の大きさは、部材における第四部分の曲率の変化の大きさと異なることを特徴としてもよい。
これによれば、部材が取り付けられた状態においては部材が元々の形から変形することとなるので、部材の弾性により戻ろうとする力が発生し、その力により取付部と部材との間に隙間が生じにくく、かつ、強固な取付状態とすることができる。
さらに、少なくとも第一取付片が配列された取付部の第一部分および少なくとも第一穴が配列された部材の第二部分は、ほぼ直線状が連続していることを特徴としてもよい。
これによれば、取付部や部材の中間部では概ね直線状が連続していることで、取付部に対して部材を容易に摺動させることができる。
さらに、ほぼ直線状が連続している第一部分から屈曲して延在する直線状の第五部分およびほぼ直線状が連続している第二部分から屈曲して延在する直線状の第六部分において、取付部における第一部分と第五部分がなす角の大きさは、部材における第二部分と第六部分がなす角の大きさと異なることを特徴としてもよい。
これによれば、部材が取り付けられた状態においては部材が元々の形から変形することとなるので、部材の弾性により戻ろうとする力が発生し、その力により取付部と部材との間に隙間が生じにくく、かつ、強固な取付状態とすることができる。
さらに、部材は、中空のパイプ状をなし、複数の取付片の内最も端に位置する第二取付片は、部材の端側に折曲部を有していることを特徴としてもよい。
これによれば、最も端に位置する取付片が部材の端側に折曲部を有することで、取付部と部材との間に隙間が生じることを防ぐことができ、かつ使用者から先端の折り曲げ部分が見えず、意匠性が良い。
上記課題を解決するために、上記の取付構造を備え、本体であるフード部と、取付部であるフード部の下端部と、部材である装飾部材とを備えるレンジフードが提供される。
これによれば、レンジフードにおいて、装飾部材をフード部の下端に取り付ける場合に容易に取り付けることでき、製造上の作業性を向上させると共に、容易に取り付けた後であっても装飾部材が脱落し難い取付構造を有するレンジフードを提供することができる。
上記課題を解決するために、配列された複数の取付片を有する取付部に、複数の取付片と適合する位置に配列される取付片と嵌合する複数の穴を有すると共に弾性を有する部材を取り付けるための取付方法であって、配列された取付片の一端側において少なくとも最も端に位置しない取付片に、適合する穴を嵌め、嵌めた取付片および穴のさらに隣に位置する取付片と穴を順次他端側へ嵌めていき、他端側において少なくとも最も端に位置しない取付片まで嵌めた後、嵌めた取付片が穴の内面に掛り合うように部材を摺動させ、部材の端部を持ち上げて、嵌められていない最も端に位置する取付片に、適合する穴を嵌める取付方法が提供される。
これによれば、取付片を穴に嵌め、部材の内面に掛り合うように部材を摺動させて、部材の端部を持ち上げて、最も端に設けられた取付片を適合する穴に嵌めることで、部材を本体の取付部に摩擦少なく容易に取り付けることでき、製造上の作業性を向上させると共に、取り付けた後は部材が取付部に対してずれ動くことがなく、部材が脱落し難い取付方法を提供することができる。
以上説明したように、本発明によれば、付加的な部材を本体に取り付ける場合において、当該部材を本体の取付部に容易に取り付けることでき、製造上の作業性を向上させると共に、容易に取り付けた後であっても部材が脱落し難い取付構造、その取付構造を有するレンジフードおよび取付方法を提供することができる。
本発明に係る第一実施例のレンジフードの、(A)正面図、(B)平面図、(C)底面図、(D)背面図、(E)右側面図。 本発明に係る第一実施例のレンジフードの、(A)右上から見た斜視図、(B)右下から見た斜視図。 本発明に係る第一実施例のレンジフードの、図1に示されたA−A断面における断面図。 本発明に係る第一実施例のレンジフードの、(A)右上から見た斜視図、(B)同図においてフード部と装飾部材を分けて描いた斜視図。 本発明に係る第一実施例のレンジフードのフード部の、(A)右手前から見た斜視図、(B)同図において下端部を拡大した拡大斜視図。 本発明に係る第一実施例のレンジフードの装飾部材の、(A)正面図、(B)平面図、(C)底面図、(D)背面図、(E)右側面図、(F)(A)に示されたC−C断面における断面図、(G)(F)に示された点線の円形で示された領域の部分拡大断面図。 本発明に係る第一実施例のレンジフードのフード部に装飾部材を取り付ける方法を示す説明図であって、(A)フード部に装飾部材を取り付ける前の状態を示す説明図、(B)フード部の第一取付片に装飾部材の第一穴を差し込んで、矢印方向へ装飾部材をずらそうとしている状態を示す説明図、(C)装飾部材をずらした後、装飾部材の端部を持ち上げて、第二穴に第二取付片を差し込もうとしている状態を示す説明図、(D)第二穴に第二取付片を差し込み、フード部に装飾部材を取り付けた状態を示す説明図。 本発明に係る第一実施例のレンジフードのフード部に装飾部材を取り付ける方法を示す説明図であって、(A)図7(B)に示したフード部の第一取付片などに装飾部材の第一穴などを差し込んだ状態を示す説明図、(B)図7(C)に示した装飾部材をずらした後の状態を示す説明図。 本発明に係る第一実施例のレンジフードのフード部に装飾部材を取り付ける方法を示す説明図であって、(A)図7(C)に示した、装飾部材の端部を持ち上げて、第二穴に第二取付片を差し込もうとしている状態を示す説明図、(B)図7(D)に示した第二穴に第二取付片を差し込んだ状態を示す説明図、(C)第二穴に第二取付片を差し込んだ後、第二取付片の先端部を折り曲げた状態を示す説明図(その1)、(D)第二穴に第二取付片を差し込んだ後、第二取付片の折曲部を折り曲げた状態を示す説明図(その2)。 本発明に係る第二実施例のレンジフードの、(A)正面図、(B)平面図、(C)底面図、(D)右側面図。 本発明に係る第二実施例のレンジフードの、(A)右上から見た斜視図、(B)右下から見た斜視図。 本発明に係る第二実施例のレンジフードの、(A)フード部の右手前から見た斜視図、(B)同図において下端部を拡大した拡大斜視図、(C)装飾部材の平面図。 本発明に係る第二実施例のレンジフードのフード部に装飾部材を取り付ける方法を示す説明図であって、(A)フード部に装飾部材を取り付ける前の状態を示す説明図、(B)フード部の第一取付片に装飾部材の第一穴を差し込んで、矢印方向へ装飾部材をずらそうとしている状態を示す説明図、(C)装飾部材をずらした後、装飾部材の端部を持ち上げて、第二取付片に第二穴を差し込もうとしている状態を示す説明図、(D)第二取付片に第二穴を差し込み、フード部に装飾部材を取り付けた状態を示す説明図。 本発明に係る第三実施例の本体の直線状の取付部にパイプ状の部材を取り付ける方法を示す説明図(右:正面図、左:底面図)であって、(A)取付部に部材を取り付ける前の状態を示す説明図、(B)取付部の第一取付片に部材の第一穴を差し込んで、矢印方向へ部材をずらそうとしている状態を示す説明図、(C)部材をずらした後、部材の端部を持ち上げて、第二取付片に第二穴を差し込もうとしている状態を示す説明図、(D)第二取付片に第二穴を差し込み、取付部に部材を取り付けた状態を示す説明図、(E)第二取付片の折曲部を折り曲げた状態を示す説明図。 本発明に係る第三実施例の本体の直線状の取付部に部材を取り付け、第二取付片の折曲部を折り曲げた状態を示す説明図であって、(A)パイプ状の部材の端部側から見た図(側面図)、(B)底面図であって、パイプ状の部材の内部の状態を示す説明図。
以下では、図面を参照しながら、本発明に係る各実施例について説明する。
<第一実施例>
図1乃至図3を参照し、本実施例に係るレンジフード100を説明する。レンジフード100は、レンジフード100の下方に配置される調理器等から上昇する油煙等を含む空気を捕集して、ダクトDUを経由して家屋の外に排気するための装置である。レンジフード100は、空気を吸引する開口部16を有するフード部10と、フード部10の下端部11に取り付けられるパイプ状の装飾部材20と、フード部10の上に設けられ、ダクトDUを覆うダクトカバー30と、フード部10の内部に設けられたファンケース40と、ファンケース40の下方に設けられ、フード部10の下端部11が捕集した空気を風路44を経由してファンケース40に導く内面パネル50と、ダクトカバー30とフード部10の繋ぎ目31を覆う帯部60とを備える。
フード部10は、平板の背面板18が設けられた背面側を除き概ね円錐台の外形を有する。フード部10の表面外形は、より厳密には、正面側に半円の概ね円弧形CLを有する円錐台の側面の曲面と、背面側の両側に円弧形CLから背面板18まで延在するように設けられた直線形STを有する平面から構成される。フード部10は、開口部16を形成する下端部11において最も大きな半径の円弧形CLを有し、ダクトカバー30に最も近接する上端部111において最も小さな半径の円弧形CLを有する。
すなわち、本体であるフード部10は、装飾部材20の取付部である下端部11において最も小さな曲率の円弧形CLを有し、上端部111において最も大きな曲率の円弧形CLを有する。これらの半径/曲率は、上端部111と下端部11の間で直線的に変化する。このようなフード部10においては、レンジフード100が設置された場合、水平面により切断したフード部10の切断面形状は、正面側に概ね円弧形CLのフード部湾曲部17を含む。
さらに、図4及び図5も参照し、フード部10を詳述する。フード部10は、概ね円錐台の側面の展開形の両側に矩形の両端部15を延在させた外形を有する平板をプレス加工またはレーザー加工により、正面側を概ね円弧形CLのフード部湾曲部17を有する円錐台形に、両端部15に矩形平面を延在させた形状に形成される。設置された場合、本実施例では、正面側の上端部111は、多少高さが高くなるように形成されているが、フード部10の上端部111は全体としてはほぼ水平になる。フード部10の下端部11は、全体として正面側がやや高くなるように形成される。下端部11は、正面側にほぼ半円の円弧形CLとその両側すなわち背面側の両端部15に直線形STを有する。すなわち、下端部11は、両端部15に直線形STを、両端部15の間に概ね円弧形CLを有する。
取付部となる下端部11は、後述する装飾部材20を取り付けるために配列された複数の取付片12を有する。取付片12は、少なくともの2以上の第一取付片121と、それ以外に第二取付片122を含んでいる。第一取付片121は、概ね円弧形CLを有する下端部11に設けられ、配列中すべて同じ方向に装飾部材20の内面に係る係合部123を有する。第二取付片122は、そのような係合部123を有さない形状をなし、直線形STの両端部15の背面側の端部に設けられ、後述する装飾部材20の第二穴212と嵌合する。第二取付片122は、直線形STの両端部15に複数設けられてもよいし、1つのみ設けられてもよいし、片方の端部にのみ設けられてもよい。第二取付片122は、下端部11から凸状に延在した矩形の平板であるが、これに限定されず、第二穴212と嵌合する限りいかなる形状であっても良い。
第一取付片121は、両端部15の中間部となる円弧形CLを有する下端部11に複数適宜配列して設けられる。第一取付片121は、装飾部材20を取り付けるために、少なくとも2つ以上設けられればよく、好ましくは、少なくとも両端部15付近の2か所と中間部に1か所の合計3つ設けられる。第一取付片121が配列されたほぼ半円の円弧形CLを有する下端部11である取付部(第一部分)、および、第一取付片121と適合するように設けられる第一穴211が配列された装飾部材20の部分(第二部分)は、概ね同じ曲率が連続していることが好ましい。このように、取付部や部材の中間部では概ね同じ曲率が連続していることで、取付部に対して部材を容易に摺動させることができる。
概ね同じ曲率が連続している円弧形CLを有する下端部11(第一部分)から曲率が変化する部分すなわち円弧形CLと直線形STとの接続部分(第三部分)、および、概ね同じ曲率が連続している第一穴211が配列された装飾部材20の部分(第二部分)から曲率が変化する部分すなわち円弧形CLと直線形STとの接続部分(第四部分)において、下端部11(取付部)における当該第三部分の曲率の変化の大きさは、装飾部材20における当該第四部分の曲率の変化の大きさと異なることが好ましい。こうすると、装飾部材20が取り付けられた状態においては装飾部材20が元々の形から変形することとなるので、装飾部材20の弾性により戻ろうとする力が発生し、その力により下端部11(取付部)と装飾部材20との間に隙間が生じにくく、かつ、強固な取付状態とすることができる。
第一取付片121は、後述する装飾部材20の第一穴211に嵌合すると共に装飾部材20の内面に係る係合部123を配列中すべて同じ方向に有する。本実施例では、係合部123は、第一取付片121において、正面視ですべて右側に設けられている。第一取付片121は、下端部11から延在した矩形の平板であるが、これに限定されず、第一穴211と嵌合し、嵌合しながらある程度摺動できるいかなる形状であっても良い。
さらに、図6も参照し、装飾部材20を詳述する。装飾部材20は、フード部10の下端部11に取り付けられる中空のパイプ状の部材であり、下端部11の外形とほぼ同じ形を有する。すなわち、装飾部材20は、フード部10の両端部15に対応した部分が直線形STを、両端部15に対応した部分の間に概ね円弧形CLを有する。また、装飾部材20は、取付片12の位置に適合し、取付片12が嵌合するように複数のスリット状の穴21を有する。複数の穴21は、第一取付片121と嵌合する第一穴211と第二取付片122と嵌合する第二穴212とを含む。
穴21は、平面視で真上に向けて開けられておらず、フード部10の傾斜に適合すると共に、設置された際に通常の視線となる斜め下方向または水平方向から穴21が見えないように、また、フード部10とパイプ状の装飾部材20との間に生じる隙間やフード部10の端面が見えないように、真上からわずかに内側に傾いて開けられている。このような構成にすることで、パイプ状の装飾部材20がフード部10に対して、パイプ状の装飾部材20の上部側で接触した状態で取り付けられることから、フード部10とパイプ状の装飾部材20との間に溝が生じにくく、溝に溜まった汚れを除去する手間が省けるため、清掃性が良いという効果もある。
すなわち、パイプ状の装飾部材20がなんらかの方法により、装飾部材20の側部側でフード部10の下端に取り付けられる場合には、フード部10とパイプ状の装飾部材20との間に溝が生じるが、本実施例のようにパイプ状の装飾部材20がその上部側でフード部10の下端に取り付けられる場合には、そのような溝が生じることがない、または溝を小さくすることができるため、清掃性を向上させることができる。穴21のスリット幅は、取付片12が嵌合するようにそれら板厚よりわずかに大きい程度である。第一取付片121が嵌合する第一穴211のスリット長さは、配列方向における第一取付片121の長さよりずれ幅分以上長く、また、第二取付片122が嵌合する第二穴212のスリット長さは、ずれ留めとなるように、配列方向における第二取付片122の長さとほぼ同じである。装飾部材20は、背面板18に近い位置にある第二取付片122の位置に適合し、嵌合するようにスリット状の第二穴212を両端部15の対応する位置に有する。
第二穴212のスリット幅は、第二取付片122が嵌合するようにその板厚よりわずかに大きい程度である。装飾部材20は、弾性のある部材からなり、通常板厚が1mm以下のステンレスなどの金属からなるパイプから構成されるがこれに限定されるものではない。たとえば、部材は中実であるが、第一穴211と第二穴212に相当し、第一取付片121と第二取付片122に適合する穴が設けられればよい。このように、第二取付片122が第二穴212に嵌合することで、装飾部材20が下端部11に対してずれ動くことがなく、パイプ状の装飾部材20がフード部10の下端部11から脱落し難いレンジフード100を提供することができる。
また、下端部11が直線形のみ、または円弧形のみからなる場合、装飾部材20をスライドさせる時には第二穴212が設けられた端の部分を持ち上げながらスライドさせる必要があるが、円弧形CLの端から接線方向に延びる直線形STの両端部15に対応した部分があることで、下端部11の直線形STの部分と装飾部材20の直線形STの部分とが横にずれるため、持ち上げる必要がなくなる。そのため、下端部11に装飾部材20を取り付ける際、円弧形CLの部分に設けられた第一穴211に適合する第一取付片121を嵌めて装飾部材20をスライドさせ、その後装飾部材20の端部を持ち上げて回り止め、第二穴212に直線形STの部分に設けられた第二取付片122を嵌めれば良いから、装飾部材20を下端部11に容易に取り付けることができる。
図7乃至図9を参照し、フード部10に装飾部材20を取り付ける方法について説明する。図7(A)は、フード部10の下端部11に装飾部材20を取り付ける前の状態を示す。この状態から、底面視左側の第二取付片122の隣の第一取付片121に、装飾部材20の第一穴211の内位置が適合する第一穴211を嵌める。そして、第一取付片121のさらに底面視右隣の第一取付片121に、適合する第一穴211を順次嵌めて行き、底面視最も右にある、右側の第二取付片122の隣の第一取付片121に、装飾部材20の第一穴211の内位置が適合する第一穴211を嵌める。
なお、下端部11(取付部)には、両端部15以外の中間部に係合部123を有さないその他取付片129を複数有してもよい(図8に図示)。係合部123を有さないその他取付片129が第一取付片121の間に設けられることで、装飾部材20が下端部11からはみ出すことなく、装飾部材20を下端部11に摩擦少なく容易に取り付けることでき、製造上の作業性を向上させることができる。また、その他取付片129の高さ(下端部11からの突起高さ)は、当該その他取付片129より中央寄りに設けられたその他取付片129の高さより高いことが好ましい。装飾部材20を下端部11に取り付ける際、装飾部材20の端部23に近く高さの高いその他取付片129の方から、高さの低いその他取付片129の方へ順次嵌合させていくことで、不用意に篏合が外れることを防止できるため装飾部材20を下端部11に容易に取り付けることでき、製造上の作業性を向上させることができる。
図7(B)は、フード部10の第一取付片121に装飾部材20の第一穴211をすべて差し込んで嵌合した状態を示す。この状態では、図8(A)に示すように、第一取付片121は、第一穴211に嵌合のみしている状態であり、第一取付片121の係合部123は、装飾部材20を内面に掛り合っていない。また、点線で示したように、装飾部材20の直線形STを有する端部23は、下端部11とは底面視左右方向にずれた位置にあり、第二取付片122と第二穴212は嵌合していない。また、装飾部材20の端部23は、下端部11とは底面視上下方向にもずれた位置にある。すなわち、左側の装飾部材20の端部23は下側(背面板18側)にずれており、右側の装飾部材20の端部23は上側(正面側)にずれている。
この状態から、図7(B)および図8(B)に示した矢印の方向へ、第一取付片121の係合部123が装飾部材20の内面に掛り合うように装飾部材20を摺動させる。そうすると、図7(C)に示すように左右の装飾部材20の端部23は両方とも背面板18の位置に一致すると共に、図8(B)に示すように係合部123が装飾部材20の内面に掛り合うことで、装飾部材20が底面視手前側(設置した場合の鉛直下方向)へ抜けなくなる。一方、この状態においても、図7(C)に点線で示すように、装飾部材20の直線形STを有する端部23は、下端部11とは底面視左右方向にずれた位置にある。
第一取付片121は配列中すべて同じ方向に係合部123を有するが、装飾部材20がフード部10の下端部11に取り付けられた状態において、係合部123を有するその方向とは逆側における第一取付片121と第一穴211との間の第一隙間221の長さ221Lは、少なくとも係合部123が装飾部材20の内面に係る長さ123Lよりも長い。これにより、第一取付片121を第一穴211に差し込み、摺動させて、係合部123を装飾部材20の内面に係合させることができる。そして、下端部11に設けられた最も端に位置する第二取付片122と、それに適合する第二穴212との間の、係合部123を有するその方向とは逆側における第二隙間222の長さ222Lは、係合部123が装飾部材20の内面に係る長さ123Lよりも短い、または、当該第二取付片122の当該逆側と第二穴212は、当接しており第二隙間222がない。これにより、装飾部材20を摺動させて係合部123が装飾部材20の内面に掛り合ったが、その長さ123L以上に逆に移動することがないので、一旦装飾部材20を取り付けた後脱落することがなくなる。
このように、フード部10の下端部11(取付部)や装飾部材20の中間部における取付片12と穴21の大きさは、取付片12に穴21を嵌め込むことができる関係にあるので容易に取り付け作業を行うことができ、取付部の両端部15や装飾部材20の端部23における取付片12と穴21の大きさは、中間部で係合部が係合している長さより小さい隙間しか有さない関係にあるので装飾部材20が取付部から脱落することがないと共に、装飾部材20は弾性を有するので端部23においても容易に取り付け作業を行うことができる取付構造を提供することができる。
この状態から、図7(C)の矢印で示すように、装飾部材20の端部23を一旦持ち上げて、第二取付片122に第二穴212を差し込み、嵌める。そうすると、図7(D)に示すように、フード部10の下端部11に装飾部材20を取り付けた状態となる。このように装飾部材20をフード部10に取り付けることで、装飾部材20が脱落し難いレンジフード100の製造方法を提供することができる。すなわち、配列された複数の取付片12を有する取付部(下端部11)に、複数の取付片12と適合する位置に配列される取付片12と嵌合する複数の穴21を有すると共に弾性を有する装飾部材20を取り付けるための取付方法であって、配列された取付片12の一端側において少なくとも最も端に位置しない第一取付片121に、適合する第一穴211を嵌め、嵌めた第一取付片121および第一穴211のさらに隣に位置する第一取付片121と第一穴211を順次他端側へ嵌めていき、当該他端側において少なくとも最も端に位置しない第一取付片121とまで嵌めた後、嵌めた第一取付片121が第一穴211の内面に掛り合うように装飾部材20を摺動させ、装飾部材20の端部23を持ち上げて、嵌められていない最も端に位置する第二取付片122に、適合する第二穴212を嵌める取付方法を提供する。これにより、レンジフード100の製造方法において、装飾部材20が下端部11からはみ出すことなく、パイプ状の装飾部材20をフード部10の下端部11に摩擦少なく容易に取り付けることでき、製造上の作業性を向上させると共に、取り付けた後は装飾部材20が下端部11に対してずれ動くことがなく、装飾部材20が脱落し難い取付方法を提供することができる。
また、図7(D)に示す状態にすることは、図9(A)が示すように、図7(C)に示した、装飾部材20の端部23を一旦持ち上げて、第二取付片122に第二穴212を差し込もうとしている状態から、図9(B)が示すように、図7(D)に示した第二取付片122に第二穴212を差し込んだ状態になったことを言う。そして、図9(C)および(D)に示すように、第二取付片122を第二穴212に嵌めた後、装飾部材20の内側から第二取付片122の折曲部124を冶具等により装飾部材20の端から折り曲げることが好ましい。このように、第二取付片122を第二穴212に嵌めた後、装飾部材20の内側から第二取付片122の折曲部124を折り曲げることで、装飾部材20が抜け落ちにくくなり、ねじ止めやリベット等をする必要がないため、意匠性が良く、かつ安価に抜け止めをすることができる。
<第二実施例>
図10乃至図12を参照し、本実施例に係るレンジフード100Aを説明する。なお、重複記載を避けるため、上記実施例と異なる点を中心に説明する。レンジフード100Aは、下方に配置される調理器等から上昇する油煙等を含む空気を捕集するフード部10Aと、フード部10Aの下端部11Aに取り付けられるパイプ状の装飾部材20Aと、フード部10Aの上に設けられ、ダクトDUを覆うダクトカバー30Aと、フード部10Aの内部に設けられたファンケース(図示せず)とを備える。
フード部10Aは、底面視が矩形の所謂ボックス型のフードである。フード部10Aの背面側の内部には内面パネル50Aが設けられ、内面パネル50Aから上方に向けてフィルタ53Aが備えられる。ファンケーシング内のファンが発生させた空気の流れに含まれ油煙等は、フィルタ53Aで捕集される。装飾部材20に対して取付部となるフード部10Aの下端部11Aは、底面視および正面視で直線状すなわち空間において実質的に直線状をなす正面側の正面下端部11Fと、底面視では直線状で側面視では上下方向に2か所で折れ曲がる側面側の側面下端部11Sから構成されている。
取付部となる下端部11Aは、装飾部材20Aを取り付けるために配列された複数の取付片12Aを有する。取付片12Aは、少なくとも2以上の第一取付片121Aと、それ以外に第二取付片122Aを含んでいる。第一取付片121Aは、正面下端部11Fに設けられ、配列中すべて同じ方向に装飾部材20Aの内面に係る係合部123Aを有する。第二取付片122Aは、そのような係合部123Aを有さない形状をなし、側面下端部11Sの背面側の両方の端部や、端部と正面下端部11Fとの間の中間部に設けられ、装飾部材20Aの第二穴212Aと嵌合する。第二取付片122Aは、側面下端部11Sから凸状に延在した矩形の平板であるが、その端部が垂れ下がらないように最も背面側の第二取付片122Aは、上記実施例のように、折曲部124Aを有することが好ましい。
第一取付片121Aは、正面下端部11Fに複数適宜配列して設けられる。第一取付片121Aは、装飾部材20Aを取り付けるために、少なくとも2つ以上設けられればよく、好ましくは、正面下端部11Fの両端付近の2か所と中間部に1か所の合計3つ設けられる。第一取付片121Aが配列された正面下端部11Fである取付部(第一部分)、および、第一取付片121Aと適合するように設けられる第一穴211Aが配列された装飾部材20Aの部分(第二部分)は、概ね直線状が連続していることが好ましい。このように、取付部や部材の中間部では概ね直線状が連続していることで、取付部に対して部材を容易に摺動させることができる。
また、概ね直線状が連続している正面下端部11F(第一部分)から屈曲して延在する直線状の側面下端部11Sである取付部(第五部分)、および、概ね直線状が連続している装飾部材20Aの部分(第二部分)から屈曲して延在する直線状の側面下端部11Sに対応する部分(第六部分)において、取付部における当該第一部分と当該第五部分がなす角の大きさは、装飾部材20Aにおける当該第二部分と当該第六部分がなす角の大きさと異なることが好ましい。こうすると、装飾部材20Aが取り付けられた状態においては装飾部材20Aが元々の形から変形することとなるので、装飾部材20Aの弾性により戻ろうとする力が発生し、その力により下端部11A(取付部)とりわけ側面下端部11Sと装飾部材20Aとの間に隙間が生じにくく、かつ、強固な取付状態とすることができる。
第一取付片121Aは、装飾部材20Aの第一穴211Aに嵌合すると共に装飾部材20Aの内面に係る係合部123Aを配列中すべて同じ方向に有する。本実施例では、係合部123Aは、第一取付片121Aにおいて、正面視ですべて右側に設けられている。
装飾部材20Aは、フード部10Aの下端部11Aに取り付けられる中空のパイプ状の部材であり、下端部11Aの外形とほぼ同じ形を有する。すなわち、装飾部材20Aは、正面側ではほぼ直線状をなし、側面側では底面視で直線状であるが側面視では上下方向に2か所で折れ曲がるような形状をなす。また、装飾部材20Aは、取付片12Aの位置に適合し、取付片12Aが嵌合するように複数のスリット状の穴21Aを有する。複数の穴21Aは、第一取付片121Aと嵌合する第一穴211Aと第二取付片122Aと嵌合する第二穴212Aとを含む。
穴21Aのスリット幅は、取付片12Aが嵌合するようにそれら板厚よりわずかに大きい程度である。第一取付片121Aが嵌合する第一穴211Aのスリット長さは、配列方向における第一取付片121Aの長さよりずれ幅分以上長く、また、第二取付片122Aが嵌合する第二穴212Aのスリット長さは、ずれ留めとなるように、配列方向における第二取付片122Aの長さとほぼ同じである。
図13を参照し、フード部10Aに装飾部材20Aを取り付ける方法について説明する。図13(A)は、フード部10Aの下端部11Aに装飾部材20Aを取り付ける前の状態を示す。この状態から、正面下端部11Fにおける底面視左側の第一取付片121Aに、装飾部材20Aの第一穴211Aを嵌める。そして、第一取付片121Aのさらに底面視右隣の第一取付片121Aに、適合する第一穴211Aを順次嵌めて行き、正面下端部11Fにおいて底面視最も右にある第一取付片121Aに、装飾部材20Aの第一穴211Aを嵌める。
図13(B)は、フード部10Aの正面下端部11Fに配列された第一取付片121Aに、装飾部材20Aの第一穴211Aをすべて差し込んで嵌合した状態を示す。この状態では、第一取付片121Aは、第一穴211Aに嵌合のみしている状態であり、第一取付片121Aの係合部123Aは、装飾部材20Aを内面に掛り合っていない。また、点線で示したように、装飾部材20Aの側面側の端部23Aは、下端部11Aとは底面視左右方向にずれた位置にあり、第二取付片122Aと第二穴212Aは嵌合していない。
この状態から、図13(B)で示した矢印の方向へ、第一取付片121Aの係合部123Aが装飾部材20Aの内面に掛り合うように装飾部材20Aを摺動させる。そうすると、係合部123Aが装飾部材20Aの内面に掛り合うことで、装飾部材20Aが底面視手前側(設置した場合の鉛直下方向)へ抜けなくなる。一方、この状態においても、図13(C)に点線で示すように、装飾部材20Aの端部23Aは、下端部11Aとは底面視左右方向にずれた位置にある。
なお、第一取付片121Aは配列中すべて同じ方向に係合部123Aを有し、装飾部材20Aがフード部10Aの下端部11Aに取り付けられた状態において、係合部123Aを有するその方向とは逆側における第一取付片121Aと第一穴211Aとの間の第一隙間の長さは、前記実施例と同様、係合部123Aが装飾部材20Aの内面に係る長さよりも長い。これにより、第一取付片121Aを第一穴211Aに差し込み、摺動させて、係合部123Aを装飾部材20Aの内面に係合させることができる。そして、側面下端部11Sに設けられた第二取付片122Aと、それに適合する第二穴212Aとの間の、係合部123Aを有するその方向とは逆側における第二隙間の長さ、すなわち第二取付片122Aにおける底面視中央側の面と、それに適合する第二穴212Aにおける底面視中央側の面との間の第二隙間の長さは、係合部123Aが装飾部材20Aの内面に係る長さよりも短い、または、当該第二取付片122Aの当該逆側と第二穴212Aは、当接しており第二隙間がない。これにより、装飾部材20Aを摺動させて係合部123Aが装飾部材20Aの内面に掛り合ったが、その長さ以上に逆、すなわち紙面左方向に移動することがないので、一旦装飾部材20Aを取り付けた後脱落することがなくなる。
このように、フード部10Aの下端部11A(取付部)や装飾部材20Aの中間部における取付片12Aと穴21Aの大きさは、取付片12Aに穴21Aを嵌め込むことができる関係にあるので容易に取り付け作業を行うことができ、取付部の端部となる側面下端部11Sや装飾部材20Aの端部23Aにおける取付片12Aと穴21Aの大きさは、中間部で係合部123Aが係合している長さより小さい隙間しか有さない関係にあるので装飾部材20Aが取付部から脱落することがないと共に、装飾部材20Aは弾性を有するので端部23Aにおいても容易に取り付け作業を行うことができる取付構造を提供することができる。
この状態から、図13(C)の矢印で示すように、装飾部材20Aの端部23Aを一旦持ち上げて、第二取付片122Aに第二穴212Aを差し込み、嵌める。そうすると、図13(D)に示すように、フード部10Aの下端部11Aに装飾部材20Aを取り付けた状態となる。このように装飾部材20Aをフード部10Aに取り付けることで、装飾部材20Aが脱落し難いレンジフード100Aの製造方法を提供することができる。
<第三実施例>
図14乃至図15を参照し、本実施例に係る取付構造200を説明する。なお、重複記載を避けるため、上記実施例と異なる点を中心に説明する。取付構造200は、矩形の平板からなり、下端が取付部11Bとなる本体10Bと、弾性を有し、本体10Bの取付部11Bに取り付けられる部材20Bとを備える。取付部11Bは、部材20Bを取り付けるために配列された複数の取付片12Bを有する。部材20Bは、取付片12Bと適合する位置に配列され、取付片12Bと嵌合する複数の穴21Bを有する。
取付片12Bは、配列中すべて同じ方向(正面視右側)に部材20Bの内面に係る係合部123Bを有する3つの第一取付片121Bと、折曲部124Bを有するが係合部123Bを有さない第二取付片122Bとを含む。穴21Bは、第一取付片121Bと嵌合する第一穴211Bと第二取付片122Bと嵌合する第二穴212Bとを含む。折曲部124Bは、部材20Bの内部で折り曲げることで装飾部材20が抜け落ちることを防止するためのものである。
部材20Bが取付部11Bに取り付けられた状態において、第二取付片122Bと第二穴212Bは嵌合し、第一取付片121Bと第一穴211Bは嵌合すると共に、第一取付片121Bの係合部123Bが部材20Bの内面に係っている。また、部材20Bが取付部11Bに取り付けられた状態において、係合部123Bを有する方向とは逆側(正面視左側)における、第一取付片121Bと第一穴211Bとの間の第一隙間の長さは、少なくとも係合部123Bが部材20Bの内面に係る長さよりも長い。さらに、取付片12Bの内最も端に位置する少なくとも1つの第二取付片122Bと、適合する第二穴212Bとの間の、逆側(正面視左側)における第二隙間の長さは、係合部123Bが部材20Bの内面に係る長さよりも短い。
これによれば、取付部11Bや部材20Bの中間部における取付片12Bと穴21Bの大きさは、取付片12Bに穴21Bを嵌め込むことができる関係にあるので容易に取り付け作業を行うことができ、取付部11Bや部材20Bの端部における取付片12Bと穴21Bの大きさは、中間部で係合部123Bが係合している長さより小さい隙間しか有さない関係にあるので部材20Bが取付部11Bから脱落することがないと共に、部材20Bは弾性を有するので端部においても容易に取り付け作業を行うことができる取付構造200を提供することができる。
図14(A)は、フード部10Bの取付部11Bに部材20Bを取り付ける前の状態を示す。この状態から、3つの第一取付片121Bに、部材20Bの3つの第一穴211Bを嵌める。本図(B)は、フード部10Bの取付部11Bに配列された3つの第一取付片121Bに、部材20Bの3つの第一穴211Bを差し込んで嵌合した状態を示す。この状態では、第一取付片121Bは、第一穴211Bに嵌合のみしている状態であり、第一取付片121Bの係合部123Bは、部材20Bを内面に掛り合っていない。また、部材20Bの両側の端部23Bは、取付部11Bとは底面視上下方向にずれた位置にあり、第二取付片122Bと第二穴212Bは嵌合していない。部材20Bは、人の手で曲げられる程度の柔軟性を有するものとし、部材20Bは、弾性を有するので人の手の力が除かれた時には、元の形に戻るものである。なお、部材20Bは、予め本図(B)に示す程度に屈曲していてもよい。第一取付片121Bを第一穴211Bに嵌合させる際、人の手による力が不要となる。
この状態から、図14(B)で示した矢印の方向へ、第一取付片121Bの係合部123Bが部材20Bの内面に掛り合うように部材20Bを摺動させる。そうすると、係合部123Bが部材20Bの内面に掛り合うことで、部材20Bが底面視手前側(または正面視下方向)へ抜けなくなる。一方、この状態においても、図14(C)に点線で示すように、部材20Bの端部23Bは、取付部11Bとは底面視上下方向にずれた位置にある。
なお、第一取付片121Bは配列中すべて同じ方向に係合部123Bを有し、部材20Bが本体10Bの取付部11Bに取り付けられた状態において、係合部123Bを有するその方向とは逆側(正面視左側)における第一取付片121Bと第一穴211Bとの間の第一隙間の長さは、前記実施例と同様、係合部123Bが部材20Bの内面に係る長さよりも長い。また、端部に設けられた第二取付片122Bと、それに適合する第二穴212Bとの間の、係合部123Bを有するその方向とは逆側(正面視左側)における第二隙間の長さは、係合部123Bが部材20Bの内面に係る長さよりも短い、または、当該第二取付片122Bの当該逆側と第二穴212Bは、当接しており第二隙間がない。これにより、第一取付片121Bを第一穴211Bに差し込み、摺動させて、係合部123Bを部材20Bの内面に係合させることができる。部材20Bを摺動させて係合部123Bが部材20Bの内面に掛り合ったが、その長さ以上に逆に移動することがないので、一旦部材20Bを取り付けた後脱落することがなくなる。
このように、フード部10Bの取付部11Bや部材20Bの中間部における取付片12Bと穴21Bの大きさは、取付片12Bに穴21Bを嵌め込むことができる関係にあるので容易に取り付け作業を行うことができ、取付部11Bの端部や部材20Bの端部23Bにおける取付片12Bと穴21Bの大きさは、中間部で係合部123Bが係合している長さより小さい隙間しか有さない関係にあるので部材20Bが取付部11Bから脱落することがないと共に、部材20Bは弾性を有するので端部23Bにおいても容易に取り付け作業を行うことができる取付構造200を提供することができる。
この状態から、図14(C)の矢印で示すように、部材20Bの端部23Bを一旦持ち上げて、第二取付片122Bに第二穴212Bを差し込み、嵌める。そうすると、図14(D)に示すように、フード部10Bの取付部11Bに部材20Bを取り付けた状態となる。このように部材20Bをフード部10Bに取り付けることで、部材20Bが脱落し難い取付構造200の取付方法を提供することができる。なお、部材20Bが、予め図14(B)に示す程度に屈曲する、すなわち第一取付片121Bと第一穴211Bを嵌合させた場合に、第二取付片122Bと第二穴212Bが一致しない程度屈曲している場合、部材20Bが取り付けられた状態においては部材20Bが元々の形から変形することとなるので、部材20Bの弾性により戻ろうとする力が発生し、その力により取付部11Bと部材20Bとの間に隙間が生じにくく、かつ、強固な取付状態とすることができる。
図14(E)は、第二取付片122Bを第二穴212Bに嵌めた後、部材20Bの内側から第二取付片122Bの折曲部124Bを冶具等により部材20Bの端から折り曲げることを示す。このように、第二取付片122Bを第二穴212Bに嵌めた後、部材20Bの内側から第二取付片122Bの折曲部124Bを折り曲げることで、部材20Bが抜け落ちにくくなり、ねじ止めやリベット等をする必要がなく、さらに、取付部11Bと部材20Bとの間に隙間が生じることを防ぐことができ、かつ使用者から先端の折り曲げ部分が見えず、意匠性が良い。
なお、本実施例では、部材20Bが折り曲げられて元の形に戻る弾性を有するものとして説明したが、これに限定されず、部材20Bは剛性を有し、本体10Bが弾性を有していてもよい。この時、第一実施例および第二実施例では本体がレンジフードのフード部、部材が装飾部材であるとして説明したが、部材20Bは剛性を有し、本体10Bが弾性を有している場合においては本体が装飾部材、部材がレンジフードのフード部となる。
なお、本発明は、例示した実施例に限定するものではなく、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、数量、適用例、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
レンジフードのフード部に対して装飾部材を取り付ける構造を説明したが、これに限らず、手すりを建造物本体に取り付ける構造や、机本体や椅子本体の端部に対して装飾部材を取り付ける構造、筐体やラックの端部に対して装飾部材を取り付ける構造、電気機械器具本体やその他の装置本体の端部に対して装飾部材を取り付ける構造等に適用することができる。
200 取付構造
100 レンジフード
10 フード部(本体)
11 下端部(取付部)
111 上端部
12 取付片
121 第一取付片
122 第二取付片
123 係合部
123L 係合部が部材の内面に係る長さ
124 折曲部
129 その他取付片
15 本体の両端部(端部)
16 開口部
17 フード部湾曲部
18 背面板
20 装飾部材(部材)
21 穴
211 第一穴
212 第二穴
219 その他穴
221 第一隙間
222 第二隙間
221L 第一隙間の長さ
222L 第二隙間の長さ
23 部材の端部
30 ダクトカバー
31 繋ぎ目
40 ファンケース
41 ファン
42 ファンモータ
43 ダクト接続部
44 風路
45 開口
50 内面パネル
51 整流板
52 スイッチ
53 フィルタ
60 帯部
DU ダクト
SL 直線形
CL 円弧形

Claims (8)

  1. 本体の取付部に部材を取り付けるための取付構造であって、
    前記本体または前記部材の少なくとも一方は弾性を有し、
    前記取付部は、前記部材を取り付けるために配列された複数の取付片を有し、
    前記部材は、前記複数の取付片と適合する位置に配列され、前記複数の取付片と嵌合する複数の穴を有し、
    前記複数の取付片は、
    配列中すべて同じ方向に前記部材の内面に係る係合部を有する少なくとも2以上の第一取付片と、
    前記係合部を有さない第二取付片と、
    を含み、
    前記複数の穴は、
    前記第一取付片と嵌合する第一穴と、
    前記第二取付片と嵌合する第二穴と、
    を含み、
    前記部材が前記取付部に取り付けられた状態において、
    前記第二取付片と前記第二穴は嵌合し、
    前記第一取付片と前記第一穴は嵌合すると共に、前記第一取付片の前記係合部が前記部材の内面に係り、
    前記係合部を有する前記方向とは逆側における前記第一取付片と前記第一穴との間の第一隙間の長さは、少なくとも前記係合部が前記部材の内面に係る長さよりも長く、
    前記複数の取付片の内最も端に位置する少なくとも1つの前記第二取付片と、適合する前記第二穴との間の、前記逆側における第二隙間の長さは、前記係合部が前記部材の内面に係る長さよりも短い、または前記第二隙間がない、
    取付構造。
  2. 少なくとも前記第一取付片が配列された前記取付部の第一部分および少なくとも前記第一穴が配列された前記部材の第二部分は、略同じ曲率が連続していることを特徴とする請求項1に記載の取付構造。
  3. 前記略同じ曲率が連続している前記第一部分から曲率が変化する第三部分および前記略同じ曲率が連続している前記第二部分から曲率が変化する第四部分において、前記取付部における前記第三部分の曲率の変化の大きさは、前記部材における前記第四部分の曲率の変化の大きさと異なることを特徴とする請求項2に記載の取付構造。
  4. 少なくとも前記第一取付片が配列された前記取付部の第一部分および少なくとも前記第一穴が配列された前記部材の第二部分は、略直線状が連続していることを特徴とする請求項1に記載の取付構造。
  5. 前記略直線状が連続している前記第一部分から屈曲して延在する直線状の第五部分および前記略直線状が連続している前記第二部分から屈曲して延在する直線状の第六部分において、前記取付部における前記第一部分と前記第五部分がなす角の大きさは、前記部材における前記第二部分と前記第六部分がなす角の大きさと異なることを特徴とする請求項4に記載の取付構造。
  6. 前記部材は、中空のパイプ状をなし、
    前記複数の取付片の内最も端に位置する前記第二取付片は、前記部材の端側に折曲部を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の取付構造。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の取付構造を備え、
    前記本体であるフード部と、
    前記取付部である前記フード部の下端部と、
    前記部材である装飾部材と、
    を備えるレンジフード。
  8. 配列された複数の取付片を有する取付部に、前記複数の取付片と適合する位置に配列される前記取付片と嵌合する複数の穴を有すると共に弾性を有する部材を取り付けるための取付方法であって、
    配列された前記取付片の一端側において少なくとも最も端に位置しない前記取付片に、適合する前記穴を嵌め、
    嵌めた前記取付片および前記穴のさらに隣に位置する前記取付片と前記穴を順次他端側へ嵌めていき、
    前記他端側において少なくとも最も端に位置しない前記取付片まで嵌めた後、嵌めた前記取付片が前記穴の内面に掛り合うように前記部材を摺動させ、
    前記部材の端部を持ち上げて、嵌められていない最も端に位置する前記取付片に、適合する前記穴を嵌める、
    取付方法。
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