JPS64519Y2 - - Google Patents

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JPS64519Y2
JPS64519Y2 JP1983152680U JP15268083U JPS64519Y2 JP S64519 Y2 JPS64519 Y2 JP S64519Y2 JP 1983152680 U JP1983152680 U JP 1983152680U JP 15268083 U JP15268083 U JP 15268083U JP S64519 Y2 JPS64519 Y2 JP S64519Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
[考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、フード本体にフイルタを全体に前傾
状態を呈す様に装着したレンジフードフアンに係
わり、特にフイルタの取付構造を改良したレンジ
フードフアンに関する。 (従来の技術) 従来より、レンジフードフアンにおいては、フ
ード本体内に吸入される油煙中の油分を除去する
ためのフイルタを前傾状態に装着することによ
り、フイルタ表面に付着した油分を一方向に流下
させて油分の捕集の便を図ると共に、そのフイル
タを着脱可能とすることにより掃除の便を図る構
成となつている。この場合、フード本体の真下に
はレンジが位置しているため、フイルタの着脱作
業を行う際に作業者はレンジの手前側に立つてフ
ード本体の下方に身を乗り出し且つ顔を上に向け
るという窮屈な姿勢をとらなければならないとい
う事情があり、それ故に、フイルタの着脱が容易
な取付構造とすることが望まれる。このような観
点から、最近、実公昭56−6218号公報に示すよう
に、フイルタの上辺部をフード本体側の受け片部
と板ばねとの間に挾持させるように構成すること
が考えられている。 (考案が解決しようとする課題) 上記公報記載の構成では、フイルタの上辺部を
板ばねの内側に案内するために別体の案内板14
をフード本体側に設けなければならず、部品点数
が増加してコスト高になる欠点がある。 また、フイルタを、エキスパンドメタル(メタ
ルラス)ではなく、多数の小孔を打抜き形成した
多孔板(例えばパンドメタル)により形成する
と、フイルタ表面が平滑になつてその表面の拭き
掃除が容易になつたり、フイルタ表面に付着した
油分が油受部側へ流れ易くなつてレンジ等への油
たれ等を防止できるという利点があるが、このよ
うな多孔板製フイルタは、通常1枚の板材のみで
形成されるため、どうしても強度が弱くなつてし
まう。このため、上記公報記載のものに多孔板製
フイルタを採用すると、そのフイルタの上辺部を
板ばねの内側に押し込む際のばね荷重によつてフ
イルタの上辺部がたわみ変形し易く、そのたわみ
変形によつてフイルタの上辺部の一部がフード本
体側の受け片部につかえて該上辺部の押込み作業
が妨げられ易くなつてしまい、フイルタの装着作
業性を低下させる原因となる。 本考案はこのような問題点を解決しようとする
もので、従つてその目的は、簡単な構成でフイル
タの装着作業性を向上できると共に、フイルタ表
面の拭き掃除性等をも向上できるレンジフードフ
アンを提供するにある。 [考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、フード本体の内部に少なくとも一方
の片部が弾性変形可能な挾持片部を設けると共に
この挾持片部に上端部が弾性挾持されて全体に前
傾状態を呈す様に装着されるフイルタを設けたも
のであつて、前記フイルタを多数の小孔を打抜き
形成して成る多孔板により形成すると共に、その
フイルタの上辺部に、その略全長にわたつて裏側
へ鈍角状に屈曲し前記挾持片部部分に下方から押
し進められることにより該挾持片部の弾性変形可
能な片部を押し開いて前記フイルタの上端部を該
挾持片部内に進入せしめる突片部を形成した構成
としたものである。 (作用) フイルタを装着する際には、フイルタの上辺部
の突片部を挾持片部部分に宛がつて下方から押し
進めれば、該突片部を挾持片部内に進入させるこ
とができる。この際、屈曲状の突片部の傾斜面が
フイルタの上辺部を挾持片部内に案内する作用を
なし、フード本体側に案内板を設ける必要がな
い。しかも、屈曲状の突片部はフイルタの上辺部
を補強する作用をなし、フイルタの上辺部のたわ
み変形を抑えつつ該上辺部を挾持片部内にスムー
ズに押し込むことができる。更に、フイルタは小
孔を打抜き形成した多孔板により形成されている
から、フイルタ表面が平滑になつてその表面の拭
き掃除が容易で且つ油受部側への油分の流れが良
い。 (実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第7図を
参照して説明する。まず第1図及び第2図におい
て、1はフード本体であり、これは前面及び下面
を開放した箱体2とこの箱体2の前面に例えばね
じ止めにより取着された前面フード3とから成
り、該箱体2と前面フード3により該フード本体
1下面に吸気口4を形成している。このフード本
体1は台所にあつて調理台に載置したレンジ(い
ずれも図示せず)の上方に位置する様に室壁5に
取着されており、その内奥部には室壁5に装着さ
れた外枠6、この外枠6内に配設されたフアン7
及びモータ8、外枠6に形成された排気口6aを
開閉するシヤツタ9等から成る送風装置10が配
設されている。尚、第2図において、11は箱体
2の前面上部に形成された副吸気口である。而し
て、12,12はフード本体1の内部に後述する
手段にて全体に前傾状態を呈す様に装着された矩
形状のフイルタで、このフイルタ12は金属製板
材に周縁部分を除く部分全域にわたつて多数の小
孔13を打抜き形成した多孔板により構成してい
る。そして、このフイルタ12の左右両辺部12
a,12bには第6図に示すように夫々左及び右
の両起片部14,15を裏側へ直角に折曲形成
し、上辺部12cには下起片部16を表側へ折曲
形成し、そして、上辺部12dにはその略全長に
わたつて突片部17を裏側へ鈍角状に屈曲形成し
ている。更に、このフイルタ12の表面下部には
取手12cを設けている。一方、第3図乃至第5
図を参照してフイルタ12の取付構造を説明する
に、フード本体1内部において箱体2の後面下部
に水平に延びる油受部18を設け、この油受部1
8の前部に手前側斜め上方に指向する下フイルタ
載せ片部19を折曲形成すると共に、この下フイ
ルタ載せ片部19の上面にL字状の受け片20,
20をその先端が下フイルタ載せ片部19から上
方に突出して斜め上方に指向する様に固着してい
る。更に、フード本体1内部において箱体1の前
面上部に奥側斜め下方に指向する上フイルタ載せ
片部21を折曲形成すると共に、この上フイルタ
載せ片部21の上面に弾性変形可能な片部たる押
え片22,22をその先端が上フイルタ載せ片部
21から下方に突出して斜め下方に指向する様に
固着しており、前記上フイルタ載せ片部21と押
え片22,22とから挾持片部23,23を構成
している。そして、特に本実施例においては押え
片22,22の下端部を奥側へ円弧状に屈曲させ
ている。而して、フイルタ12,12はその上辺
部12c,12c部分が夫々下フイルタ載せ片部
19と受け片20,20との間に受け止められる
と共に、上辺部12d,12d部分が夫々挾持片
部23,23即ち上フイルタ載せ片部21と押え
片22,22との間に弾性挾持されている。尚、
前記下フイルタ載せ片部19上面には、第4図及
び第5図に示すように受け片20,20の下方に
左右両端部より夫々中央部に向つて下降傾斜する
突条部24,24が膨出形成され、又、油受部1
8の中央部には突条部24,24の最下端部間に
位置する様に凹部18aが陥没形成され、この凹
部18aの中央部には油抜孔18bが穿設されて
いる。そして、この油受部18の前記油抜孔18
b下方部には油溜容器25が着脱可能に取着され
ている。 次に上記構成において、フイルタ12を装着す
る手順を述べるに、まず、フイルタ12の上辺部
12dに設けられた突片部17を、挾持片部23
のうち上フイルタ載せ片部21から下方に突出し
た押え片22に下方から宛がい、そのまま該フイ
ルタ12を上方に持上げる。すると、突片部17
の上端部が第7図に示すように上フイルタ載せ片
部21の下端に突当たるが、この状態では突片部
17が奥側斜め上方を指向しているため、更に該
フイルタ12を矢印A方向に持上げると、該突片
部17がフイルタ12の上辺部12dを挾持片部
23内に導き入れる案内作用をなして、該突片部
17が押え片22に下方から押し進められ、それ
によつて該突片部17が押え片22を奥側に押し
開いて該フイルタ12の上端部を挾持片部23内
即ち上フイルタ載せ片部21と押え片22との間
に進入せしめる。この際、突片部17はフイルタ
12の上辺部12dを補強する作用もあるため、
押え片22から受ける荷重によつてフイルタ12
の上辺部12dがたわみ変形することが防止さ
れ、そのたわみ変形による不都合、即ち上辺部1
2dの一部が上フイルタ載せ片部21の下端につ
かえて該上辺部12dの押込みが阻止されるとい
う不都合が解消されて、該上辺部12dの押込み
がスムーズに行われる。この結果、フイルタ12
をフード本体1内で初めから前傾状態にせずと
も、フイルタ12の突片部17を挾持片部23の
押え片22に宛がいさえすれば、後はフイルタ1
2をそのまま持上げるだけで簡単にフイルタ12
の上端部が挾持片部23に弾性挾持される。そし
て、フイルタ12の上端部を挾持片部23に浅く
弾性挾持させた後は、突片部17の挾持片部23
への進入量に応じて該フイルタ12の下側部分を
徐々に奥側斜め上方に持上げるようにして該フイ
ルタ12の上端部を挾持片部23内に一杯に深く
進入させる。この後、フイルタ12の下側部分を
更に奥側斜め上方に持上げると、該フイルタ12
の下端部が下フイルタ載せ片部19の上方を通り
抜けて受け片20に当接し、この状態で該フイル
タ12をそのまま奥側斜め下方に引下げれば、該
フイルタ12の下端部が下フイルタ載せ片部19
と受け片20との間に進入し、以つてフイルタ1
2の装着作業が完了する。尚、フイルタ12を取
外す場合には、まず取手12cを掴んでこれを手
前側斜め上方に持ち上げて、フイルタ12の下辺
部12c部分を下フイルタ載せ片部19から外
し、該辺部12c部分を下フイルタ載せ片部19
より下方に引出すようにすれば、上辺部12d部
分が挾持片部23から外れて、該フイルタ12が
フード本体1から取外される。 以上説明した本実施例によれば、フイルタ12
の上辺部12dに、その全長にわたつて突片部1
7を屈曲形成したので、その突片部17が、該上
辺部12dを挾持片部23内に導き入れる案内作
用と、該上辺部12dを補強する補強作用の両作
用をなす。従つて、フイルタ12を装着する場合
には、突片部17を挾持片部23の押え片22に
宛がいさえすれば、後はフイルタ12をそのまま
押し上げるだけで、突片部17の案内作用を利用
して該突片部17を簡単に挾持片部23内に押し
進めることができる。しかも、フイルタ12の構
成素材である1枚の多孔板それ自身は、比較的小
さな荷重でたわみ変形し易いが、本実施例では突
片部17の補強作用によつてフイルタ12の上辺
部12dの強度を高めることができる。このた
め、突片部17を挾持片部23内に押し込む際
に、押え片22から受ける荷重により該上辺部1
2dがたわみ変形するのを防止でき、そのたわみ
変形による不都合、即ち上辺部12dの一部が上
フイルタ載せ片部21の下端につかえて該上辺部
12dの押込みが阻止されるという不都合を解消
でき、該上辺部12dの押込みをスムーズに行う
ことができる。このように、本実施例では、突片
部17の案内作用と補強作用との相乗効果によつ
てフイルタ17の装着作業性を頗る良好にするこ
とができる。尚、本考案者は、突片部17による
補強効果を裏付けるために強度試験を行つたの
で、その試験結果を次頁の表に示す。この表の左
欄は本実施例の場合(例えば突片部17とフイル
タ12との挾角が135゜のとき)の強度を示し、右
欄は突片部17に相当する部分を屈曲せずに真直
ぐに延ばした形態のものの強度を示す。試験方法
は、フイルタ12の上辺部12dの両端を受け支
持して、その中央に荷重を加え、その中央の変形
量と荷重との関係を測定したものである。この試
験に用いた試験体(フイルタ12)は、横幅が
298mm、縦幅が315mm、厚み0.8mmのアルミニウム
製多孔板であり、突片部17の突出寸法は8.5mm
である。
【表】 この強度試験から明らかなように、本実施例の
方が、フイルタ12の上辺部12dの強度を10倍
程大きくできて、突片部17の補強効果が大きい
ことが裏付けられています。 また、本実施例では、フイルタ12の上辺部1
2dに屈曲形成した突片部17が案内作用をなす
から、フード本体1側に別途の案内板を設ける必
要がなく、構成が極めて簡単でコスト安になし得
る。 ところで、例えばエキスパンドメタル(鋼板に
多数の切れ目を入れて展伸することにより多数の
菱形状小孔を形成したもの)からフイルタを形成
した場合、そのフイルタの表面に複雑なうねりが
あるため、その表面の拭き掃除が非常に面倒で、
油汚れが落ち難く、しかも、フイルタに付着した
油がフイルタ下端(油受部18)に流下する前に
随所で滞留し勝ちで、その油がレンジ等に滴下し
たりフイルタの小孔を塞いで通風を阻害したりす
る不具合がある。この点、本実施例では、フイル
タ12を多数の小孔13を打抜き形成した多孔板
により形成しているから、その表面が平滑になつ
て、拭き掃除が極めて容易となる。しかも、フイ
ルタ12の表面に付着した油がその表面に沿つて
油受部18側に流れ易くなつて、該油がフイルタ
12に滞留することを防止でき、該油が油滴とな
つて小孔13から落下したり或いは該油滴が小孔
13を塞いで通風を阻害するといつた不具合を解
消できる。 以上の効果に加え、本実施例では次のような付
随的効果を得ることができる。 (1) フイルタ12の上辺部12cに下起片部16
を表側へ折曲形成する構成としたので、フイル
タ12,12の装着時にフイルタ12,12と
下フイルタ載せ片部19との間に大きな隙間が
生じて両者間に油を上昇させる毛細管現象発生
の余地はなくなり、この結果、フイルタ12,
12を流下して油受部18に受けられた油が上
記隙間を上昇してフイルタ載せ片部19の上端
部から下方に滴下することを確実に防止でき
る。 (2) フイルタ12の通気性を、該フイルタ12の
周縁部分を除く部分全域にわたつて多数の小孔
13を打抜き形成することにより確保する構成
としたので、例えば鋼板に多数の小光を打抜き
形成したパンチングメタルと称される金属製板
材を適宜切断してフイルタを形成した場合とは
異なり、フイルタ12の周縁部分に鋭利な凸部
は存在せず、この結果、フイルタ12の着脱作
業時に該フイルタ12の周縁部分にて手指を怪
我する虞れはない。 (3) フイルタ12の上辺部12dに突片部17を
設ける他、他の三辺部12a,12b,12c
にも左、右及び下の各起片部14,15及び1
6を設ける構成としたので、フイルタ12の強
度を一層高めることができ、しかも、第5図に
示すようにフイルタ12を2枚横に並べて使用
する場合に、左、右の両起片部14,15によ
り2枚のフイルタ12,12が互いに重なり合
つたまま装着されてしまうことを確実に防止で
きる。 (4) 下フイルタ載せ片部19上面に左右両端部よ
り夫々中央部に向つて下降傾斜する突条部2
4,24を膨出形成し、油受部18に突条部2
4,24の最下端部間に位置する凹部18aを
陥没形成し、この凹部18aには油抜孔18b
を形成すると共に油抜孔18bの下方部に油溜
容器25を着脱可能に設ける構成としたので、
フイルタ12,12から下フイルタ載せ片部1
9に流下した油を、突片部24,24に沿つて
下方に流下させて、油受部18のうちでも凹部
18a内に集中的に流すことができ、更にこの
凹部18a内に流入した油を該凹部18aの外
側に拡散させずに油抜孔18bから油溜容器2
5内に滴下させることができ、総じてフイルタ
12,12から流下した油を効率良く油溜容器
25内に捕集することができる。従つて、例え
ば突条部24,24等を設けていない構成のも
のとは異なり、油受部18全面が油に滞留する
ことがなくなり、ましてや油受部18に油が溜
つて該油が油受部18と箱体2との隙間から下
方のレンジ等に落下するといつた不具合が生ず
る虞れはない。 尚、フイルタ12の形状は上記実施例に限定さ
れるものではなく、例えば第8図に示すようにフ
イルタ26を金属板の絞り加工により形成して、
その四辺部に突片部27、左、右及び下の各突片
部28,29,30を設ける構成としても良く、
又、第5図に示すようにフイルタ12を2枚装着
する構成に限らず、1枚のみ或いは3枚以上のフ
イルタをフード本体1に装着する構成としても良
い。 更に、フイルタ12,12から流下した油を効
率良く油溜容器25内に捕集する構造としては、
第9図に示すように油受部18に左右両端部より
夫々中央部に向つて下降傾斜する凹条溝31,3
2を下フイルタ載せ片部19の下端部に連接して
陥没形成し、両凹条溝31,32の最下部に油抜
孔33aを有する凹部33を陥没形成する構成と
しても良い。 その他、本考案は上記し且つ図面に示した各実
施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲内で種々変形可能である。 [考案の効果] 挾持片部は以上の説明から明らかなように、フ
イルタの上辺部に、その全長にわたつて突片部を
屈曲形成したので、その突片部が、該上辺部を挾
持片部内に導き入れる案内作用と、該上辺部を補
強する補強作用をなし、これら両作用の相乗効果
によつて挾持片部内へのフイルタの上辺部の押込
みを極めてスムーズに行い得て、フイルタの装着
作業性を頗る良好にすることができる。しかも、
フード本体側に別体の案内板を設ける必要がな
く、構成が極めて簡単でコスト安になし得る。そ
の上、フイルタを多数の小孔を打抜き形成した多
孔板により形成しているから、その表面が片滑に
なつて、拭き掃除が極めて容易で、且つ油分の油
受部側へ流れが良くなつてレンジ等への油たれ等
を防止できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案の一実施例を示した
もので、第1図は全体の外観斜視図、第2図は同
縦断面図、第3図は第2図部分の拡大図、第4
図は第2図部分の拡大図、第5図は第2図矢印
方向から見た拡大斜視図、第6図はフイルタ単
体の斜視図、第7図はフイルタの装着手順を説明
するための要部の拡大縦断面図であり、第8図は
フイルタの他の実施例を一部破断して示す斜視図
であり、そして、第9図はフイルタから流下した
油を受ける構造の他の実施例を示す斜視図であ
る。 図面中、1はフード本体、12,12dは夫々
フイルタ及びその上辺部、13は小孔、14,1
5及び16は夫々左、右及び下の各起片部、17
は突片部、18は油受部、19は下フイルタ載せ
片部、20は受け片、21はフイルタ載せ片部、
22は押え片(弾性変形可能な辺部)、23は挾
持片部、26はフイルタ、27は突片部、28,
29及び30は夫々左、右及び下の各起片部を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フード本体の内部に少なくとも一方の片部が弾
    性変形可能な挾持片部を設けると共にこの挾持片
    部に上端部が弾性挾持されて全体に前傾状態を呈
    す様に装着されるフイルタを設けたものであつ
    て、前記フイルタを多数の小孔を打抜き形成して
    成る多孔板により形成すると共に、そのフイルタ
    の上辺部に、その略全長にわたつて裏側へ鈍角状
    に屈曲し前記挾持片部部分に下方から押し進めら
    れることにより該挾持片部の弾性変形可能な片部
    を押し開いて前記フイルタの上端部を該挾持片部
    内に進入せしめる突片部を形成したことを特徴と
    するレンジフードフアン。
JP15268083U 1983-09-30 1983-09-30 レンジフ−ドフアン Granted JPS6060630U (ja)

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