JP3101444B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3101444B2
JP3101444B2 JP04310169A JP31016992A JP3101444B2 JP 3101444 B2 JP3101444 B2 JP 3101444B2 JP 04310169 A JP04310169 A JP 04310169A JP 31016992 A JP31016992 A JP 31016992A JP 3101444 B2 JP3101444 B2 JP 3101444B2
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JP
Japan
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filters
filter
suction chamber
air conditioner
opening
Prior art date
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JP04310169A
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English (en)
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JPH06159712A (ja
Inventor
正一 須田
雄二 雨宮
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、家屋の壁等に埋込ま
れる本体とこの壁に設けられた吸込口との間に吸込チャ
ンバーが配置された空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】家屋の壁等に埋込まれる本体とこの壁に
設けられた吸込口との間に吸込チャンバーが配置された
空気調和機は、特開平4−126927号公報に記載さ
れたものがあり、この公報に記載のものは、本体に熱交
換器、送風機が配置され、吸込チャンバーに集塵能力の
異る複数のフィルタが配置されており、熱交換器の一次
側の空気の埃を除去するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した空気調和機で
は、その複数のフィルタが、吸込グリルを取外した吸込
口から取外されたり、取付けたりされるものであった。
このため、吸込口からチャンバーまでの距離が長くな
り、フィルタの着脱には取っ手等を必要とする。フィル
タに取っ手を形成するとその分フィルタの有効面積が小
さくなるという欠点がある。
【0004】この発明は、フィルタの有効面積を大きく
設定できる空気調和機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この本発明は、家屋の壁
等に埋込まれる本体とこの壁に設けられた吸込口との間
に横長の吸込チャンバーが配置され、この吸込チャンバ
ーの側面にはフィルタの取付け用開口を一つ設けた空気
調和機において、この一つの開口から前記吸込チャンバ
ー内へ相互に間隔を開けて集塵能力の異なる複数のフィ
ルタを横方向にスライドさせながらいずれのフィルタも
着脱自在に取り付けるための枠を、この吸込チャンバー
に設け、集塵能力の異なる複数のフィルタはそのいずれ
もがスライドされる横方向に分割されており、この分割
されたフィルタ同士は結合具でつながれており、且つ集
塵能力の異なるフィルタの結合具の位置が風上から風下
への風の流れの流路の略一直線上に位置させたものであ
る。
【0006】
【作用】この空気調和機では、フィルタとフィルタとの
間に指を入れフィルタを掴んで一側面の開口より取外し
たり、フィルタを掴んで開口から取付けたりすることが
できる。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。
【0008】図1、図2はこの発明の空気調和機を示
し、1は天井空間等に配置され天井板等の壁に埋込まれ
る本体で、この本体には熱交換器2、この熱交換器から
のドレンを受けるドレンパン3、送風機4を収納してい
る。5は壁に設けられた吸込口[図示せず]と本体1と
の間に設けられた吸込チャンバーで、本体1の吸込口側
に取付けられている。6,7は集塵能力の異るフィルタ
で、フィルタ6はその素子が合成樹脂製のネットで波形
に形成されており、比較的大きな埃を除去するものであ
る。フィルタ7はフィルタ6よりも微細な埃を除去する
もので、フィルタ6と間隔をあけて配置されている。こ
の間隔は22mmで、人の手の指が挿入できフィルタ
6,7を別々に掴むことができるようになっている。そ
して、吸込チャンバー5の一側面には、両フィルタ6,
7の取付け及び取外し用の開口8が形成されている[図
2参照、尚図2にはフィルタ6は記載していない]。ま
た、6a,6bはフィルタ6,7の素子で、夫々フィル
タ枠6b,7bに取付けられている。吸込チャンバー5
の一側面にはこの開口8を塞ぐメンテナンス用の蓋9が
ヒンジ10にて取付けられている。この蓋9には一側面
にワンタッチで取付けや取外しを行える開閉具11が設
けられている。更に、この蓋9の内側に貼付けられたパ
ッキン9a[図3参照]が設けられており、このパッキ
ンの働きにより、吸込チャンバー5との隙間がシールさ
れると共にフィルタ6,7の振動等が防止されている。
また、本体1の一側面には電装箱12や冷媒配管の接続
部13が設けられている。
【0009】図3において、6cは2分割されたフィル
タ6,6を組み付けるための結合具、7cはフィルタ
7,7を組み付けるための結合具であり、結合具6cと
7cとの関係、言いかえれば、集塵能力の異なるフィル
タの結合具6cと7cの位置は風上から風下への風の流
れの流路の略一直線上に位置させている。
【0010】図4、図5は開閉具11を示し、この開閉
具はつまみ14と爪15とから構成されており、つまみ
14の先端部14aが爪15に嵌まり合った状態で使用
される。そして、つまみ14が押されるとその先端部1
4aが爪15を押し拡げ、吸込チャンバー5の側面5a
の孔からこの爪15が抜けないようになっている。ま
た、つまみ14が引かれると爪15が閉じるため、側面
5aの孔から爪15が抜けるから、蓋9を開くことがで
きるようになっている。
【0011】このように構成された空気調和機では、フ
ィルタ6とフィルタ7とが吸込チャンバー5内に間隔を
あけて収納されているから、メンテナンスをする人がフ
ィルタ6とフィルタ7との間に指を入れて一方のフィル
タ7を掴み、フィルタ7を開口8から取外したり取付け
たりすることができる。このため、従来必要であった取
っ手を省略することができるから、吸込チャンバー5の
内寸にほぼ一致させることができ、フィルタ6,7の有
効面積を大きく確保することができる。しかも、取っ手
等を省略できるから、フィルタ6,7のフィルタ枠6
b,7bを簡素化することができる。
【0012】また、このように構成された空気調和機
は、より微細な埃を除去するフィルタ7の一次側にフィ
ルタ6を配置しているので、天井空間を吸込ダクトとし
て利用しこの空間内の埃を吸込み易い場合においても、
フィルタ7の一次側でフィルタ6が大きめの埃を除去す
るため、フィルタ7が汚れにくくなっているから、高性
能のフィルタ7の寿命の低下が防止されている。
【0013】更にまた、フィルタ6を通過した風はフィ
ルタ6,7同志の隙間で拡散するため、フィルタ7を通
過する風速はほぼ均一となる。これによって、局部的な
圧損増[目づまり]や局部的な目づまりにより騒音を防
止できる。
【0014】フィルタ6,7を取外したり取付けたりす
るとき、蓋9つまみ11が引かれたり押されて蓋9が開
かれたり閉じられたりするものであるが、蓋9が吸込チ
ャンバーから外れたりしないから、フィルタ6,7のメ
ンテナンス時に蓋が外れてメンテナンスの手間がかかる
ことを防止することができる。
【0015】
【発明の効果】この発明は、家屋の壁等に埋込まれる本
体とこの壁に設けられた吸込口との間に横長の吸込チャ
ンバーが配置され、この吸込チャンバーの側面にはフィ
ルタの取付け用開口を一つ設けた空気調和機において、
この一つの開口から前記吸込チャンバー内へ相互に間隔
を開けて集塵能力の異なる複数のフィルタを横方向にス
ライドさせながらいずれのフィルタも着脱自在に取り付
けるための枠を、この吸込チャンバーに設けたので、フ
ィルタとフィルタとの間に指を入れてフィルタを摘んで
開口から着脱することができ、フィルタの取っ手を省略
することができる。このため、フィルタの巾を吸込チャ
ンバーの内寸にほぼ一致させることができるので、フィ
ルタの有効面積を大きく確保することができる。しか
も、横長の吸込チャンバーに収納される集塵能力の異な
る複数のフィルタはそのいずれもがスライドされる横方
向に分割されており、この分割されたフィルタ同士は結
合具でつながれつながれるようにしたので、横長の吸込
チャンバーの奥まで確実に集塵能力の異なるフィルタを
配置することができる。しかも、集塵能力の異なるフィ
ルタの結合具の位置が風上から風下への風の流れの流路
の略一直線上に位置させたので、この結合具の存在によ
って少なくなるフィルタの濾過面積を最小限に抑えて、
集塵効率の低下を少なく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す空気調和機の断面図
である。
【図2】同空気調和機の斜視図である。
【図3】吸込チャンバーに配置されるフィルタの平面図
である。
【図4】同吸込チャンバーの開口を塞ぐ蓋に設けられる
取付具の側面図である。
【図5】同取付具の取付けられた状態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 5 吸込チャンバー 6,7 フィルタ 8 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 13/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家屋の壁等に埋込まれる本体とこの壁に設
    けられた吸込口との間に横長の吸込チャンバーが配置さ
    れ、この吸込チャンバーの側面にはフィルタの取付け用
    開口を一つ設けた空気調和機において、この一つの開口
    から前記吸込チャンバー内へ相互に間隔を開けて集塵能
    力の異なる複数のフィルタを横方向にスライドさせなが
    らいずれのフィルタも着脱自在に取り付けるための枠
    を、この吸込チャンバーに設け、集塵能力の異なる複数
    のフィルタはそのいずれもがスライドされる横方向に分
    割されており、この分割されたフィルタ同士は結合具で
    つながれており、且つ集塵能力の異なるフィルタの結合
    具の位置が風上から風下への風の流れの流路の略一直線
    上に位置させたことを特徴とする空気調和機。
JP04310169A 1992-11-19 1992-11-19 空気調和機 Expired - Lifetime JP3101444B2 (ja)

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JPH06159712A JPH06159712A (ja) 1994-06-07
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KR102214166B1 (ko) * 2019-12-04 2021-02-09 (주)이에스 스마트 공기조화장치 및 그 제어방법

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