JP3015875U - 換気扇 - Google Patents

換気扇

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JP3015875U
JP3015875U JP1995001996U JP199695U JP3015875U JP 3015875 U JP3015875 U JP 3015875U JP 1995001996 U JP1995001996 U JP 1995001996U JP 199695 U JP199695 U JP 199695U JP 3015875 U JP3015875 U JP 3015875U
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filter frame
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JP1995001996U
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桂一 町田
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Fuji Industrial Co Ltd
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Fuji Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レンジより発生し拡散しながら上昇する油煙,
廃ガス等を換気扇本体内部へ効果的に案内し捕集するこ
とが出来るプロペラファンタイプの換気扇を提供する。 【構成】遮蔽板7とフィルタ枠5の間に吸込間隙15が
形成され、フィルタ6前方は遮蔽板7で覆われるので、
吸込間隙15の四方開口部15a、即ち遮蔽板四周縁7
bとフィルタ枠5の前面部四周縁5cとの間に区画形成
される開口部15aに生じる吸込み風速が高くなり、換
気扇左右方向及び換気扇上方に対する捕集効率が向上す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、台所の加熱調理器具の上方に設置して調理時に発生する油煙,廃ガ ス等を吸引排気するプロペラファンタイプの換気扇に関し、さらに詳しくは、前 記油煙,廃ガスの吸引口である換気扇本体の室内側開放縁を塞ぐフィルタを一体 的に備えたプロペラファンタイプの換気扇に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、円筒状若しくは角筒状を呈する換気扇本体の内部に、プロペラファ ン,ファンモータ,ベルマウス等を配設すると共に、前記換気扇本体の室内側開 放縁に取り付けたフィルタ枠の前面開口部にフィルタを装着してなるプロペラフ ァンタイプの換気扇が知られている。この換気扇は、取付室壁に開口した取付口 に換気扇本体を嵌合状に取り付け固定して換気扇単体で使用するか、或いは、前 記の如く設置された換気扇を下面が開口するフードで囲んでレンジフードファン の排気装置として使用される。 このようにフィルタを一体的に備えた換気扇によれば、換気扇単体で使用する 場合は、フィルタを備えていない旧来品に比べ清掃が容易であるという利点を有 することは云うまでもなく、他方、レンジフードの排気装置として使用する場合 も、換気扇がレンジフードとして最低限必要な機能、すなわち、油煙,廃ガス等 の吸引排気とそれらに含まれる油脂分を捕獲する機能を備えることから、フード は本来の目的である油煙の捕集,拡散防止効果を得るための外カバーとして機能 する構造簡単なものとして、設置現場において容易に組立て,取付けることが可 能で且つフード本体の製造も容易なレンジフードを提供できる利点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、レンジでの調理で発生する油煙,廃ガス等は上昇しながら左右方向 に拡散する傾向が強く、且つコンロの熱で上昇気流となるが、通常の25cmの プロペラファンを用いた換気扇はその室内側開口縁が350×350mm程度で あり、特にフード体を備えていない場合は油煙,廃ガスの捕集効率が悪く、換気 扇左右方向及び換気扇上方への漏れが多いという問題があった。
【0004】 本考案は上述したような従来事情に鑑みてなされたものであり、その目的とす るところは、換気扇本体の室内側開放縁を塞ぐフィルタを一体的に備えたプロペ ラファンタイプの換気扇において、レンジより発生し拡散しながら上昇する油煙 ,廃ガス等を換気扇本体内部へ効果的に案内し捕集することが出来る換気扇を提 供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の換気扇は、内部にプロペラファンを配設 する換気扇本体の室内側開放縁を、該開放縁に取り付けたフィルタ枠と、該フィ ルタ枠の前面開口部に装着したフィルタとで塞いだ換気扇において、前記フィル タの前方を覆う遮蔽板を取り付けて該遮蔽板とフィルタ枠との間に四方を開口す る吸込間隙を区画形成したことを特徴とする。
【0006】 また後述の理由から、上記遮蔽板の四周縁とフィルタ枠の間を第2フィルタで 塞ぐことが効果的である。
【0007】 また、上記第2フィルタを着脱自在に取り付けることも良い。
【0008】 さらに、上記フィルタ枠の前面部四隅に前方へ突出する支持杆を設け、それら 支持杆に対して遮蔽板の四隅部を夫々着脱可能に固定すると共に、前記夫々の支 持杆の外側に掛脱可能に嵌合する方形枠状のフィルタ体で上記第2フィルタを形 成しても良い。
【0009】
【作用】
請求項1記載の構成によれば、遮蔽板とフィルタ枠の間に吸込間隙が形成され 、フィルタ前方は遮蔽板で覆われるので、吸込間隙の四方開口部、すなわち、遮 蔽板四周縁とフィルタ枠の前面部四周縁との間に区画形成される開口部に生じる 吸込み風速が高くなり、換気扇左右方向及び換気扇上方に対する捕集効率が向上 する。
【0010】 また請求項2記載の如く構成した場合は、吸引される油煙,廃ガス等は吸込間 隙の四方開口部を通過する際と、フィルタ枠の前面開口部を通過する際との二度 にわたってフィルタを通過することになるので、それら油煙,廃ガス等に含まれ る油脂分の捕獲効率が向上する。
【0011】 また請求項3記載の如く構成した場合は、遮蔽板の四周縁とフィルタ枠の間を 塞ぐ第2フィルタの清掃や保守点検等が容易に行えるようになる。
【0012】 さらに請求項4記載の如く構成した場合は、吸込間隙の四方開口部を一つのフ ィルタ体(第2フィルタ)で塞ぐことができ、しかもその第2フィルタは遮蔽板 を支持杆から外せば取り外すことができるので、例えば吸込間隙の四方開口部を 矩形板状の第2フィルタで各別に覆う場合に比べ、簡単な構造でありながら第2 フィルタを容易に取り付け,取り外すことができる。
【0013】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 (実施例1) 図1及び図2において、Aは本実施例の換気扇、100 はその換気扇Aを取り付 ける取付室壁を示す。 換気扇Aは、内部にプロペラファン1、ファンモータ2、ベルマウス3等を配 設した換気扇本体4の室内側開放縁4aにフィルタ枠5を取り付けると共に、該 フィルタ枠5の前面開口部5aにフィルタ6を着脱自在に装着した従来同様の基 本構造を呈すが、フィルタ6の前方を遮蔽板7で覆った点が従来の換気扇とは相 違している。
【0014】 換気扇本体4は、取付室壁100 の内外に連通するように開口する筒状を呈し、 取付室壁100 の表面に当接されて室内側に突出する第1枠部41と、取付室壁10 0 に開口した取付口101 に嵌合状に挿入固定される第2枠部42とからなる。第 1枠部41と第2枠部42は双方を角筒状又は円筒状に形成するも、何れか一方 を角筒状、他方を円筒状とするも任意である。取付口101 は第2枠部42の形状 に合わせて角孔状若しくは丸孔状に開口される。本実施例では少なくとも第1枠 部41を角筒状としている。
【0015】 換気扇本体4の内部には、第2枠部42の内部に架設した十字状等の図示しな い取付杆にファンモータ2を固定して、換気扇本体4内部に配置されるベルマウ ス3の中心と回転中心が一致するようにプロペラファン1を装備する。
【0016】 フィルタ枠5は換気扇本体4の室内側開放縁4aに被嵌可能な正面視略四角形 のキャップ状に形成されたもので、その後面開放縁の上面側に掛止爪8を垂設す ると共に、同下面側に差込係合片9を延設してあり、前記掛止爪8を換気扇本体 4上面に設けた掛合孔10に挿入すると共に、前記差込係合片9を換気扇本体4 下面に設けた弾性係合片11に弾性係合させることで、換気扇本体4の室内側開 放縁4aに掛脱自在に装着される。 フィルタ枠5の前面部には正面視四角形状の前面開口部5aを開口してフィル タ6を装着すると共に、後面開放部分には上記第1枠部41内に挿入されるベル マウス3を一体に連設してある。 フィルタ枠5の前面四隅部5bには前方へ突出する支持杆12が夫々設けられ 、各々の支持杆12にはその突出方向先端面から後端へ向けてねじ孔12aが穿 設され、このねじ孔12aに、遮蔽板7を固定するためのねじ13が螺合してい る。
【0017】 フィルタ6はスロットフィルタ,パンチングメタル,ラス網,金網等の周知な 構成からなる板状のもので、フィルタ枠5の前面開口部5a裏側に設けた支持部 により挿脱自在に支持されている。支持部によるフィルタ6の支持はこの種技術 分野において周知なものであるため詳述しないが、フィルタ6を前面開口部5a の前方から斜め上方に向けて差し込んだ後、支持部の下側受け部14aに載置さ れるよう落とし込んでその下側受け部14aと左右の横受け部14bとでフィル タ6を横倒不能に支持する。フィルタ6を取り外す際は、前記支持状態にあるフ ィルタ6を上方に持ち上げた後、斜め下向きに引き下げることで外すことができ るようになっている。
【0018】 遮蔽板7は、フィルタ枠5の前面部とほぼ同じ大きさの四角形状の板材からな り、その四隅部7aには前述したねじ13が抜き差し自在に挿入される孔7a− 1が開穿され、夫々の孔7a−1に差し込んだねじ13を支持杆12のねじ孔1 2aに螺合させることで、フィルタ枠5との間に支持杆12の突出寸法に相当す る隙間を残してフィルタ6前方に取り付けられ、これにより、フィルタ6前方を 覆うと共に、フィルタ枠5との間に四方を開口する吸込間隙15を区画形成して いる。
【0019】 このような構成からなる本実施例の換気扇によれば、遮蔽板7とフィルタ枠5 の間に吸込間隙15が形成され、フィルタ6前方は遮蔽板7で覆われるので、吸 込間隙15の四方開口部15a、すなわち、遮蔽板7の四周縁7bとフィルタ枠 5の前面部四周縁5cとの間に区画形成される開口部15aに生じる吸込み風速 が高くなり、換気扇左右方向及び換気扇上方に対する捕集効率が向上する。 よって、レンジより発生し拡散しながら上昇する油煙,廃ガス等を換気扇本体 4内部へ効果的に案内し捕集することが出来、特にフード体を備えず換気扇A単 体で設置して使用する場合の排気効率向上に顕著な効果を奏する。
【0020】 以下、本考案の要旨とは直接的な関連はないが、本実施例の換気扇は油受け1 6と制御室17を備えており、その部分について簡単に説明する。
【0021】 制御室17は内部中空状を呈し、換気扇本体4及びフィルタ枠5との間に油受 け差込空間18を確保して、換気扇本体4下面にネジ等の所望手段で固定してあ り、内部に室内照明となる照明具19及び該照明具19の点灯・消灯及びファン モータ2の作動・停止・回転数等を制御する制御部20を収容し、且つその他の 電装品(不図示)等も収容している。
【0022】 また制御室17は、その下面に照明具19の透明若しくは半透明な照射部19 aを組み込み、前面に上記制御部20を制御する遠隔操作用の受信部21を各々 組み込んでいる。 遠隔操作用の送信部は図示しないが、マグネット等で換気扇Aの近傍箇所、例 えば、換気扇Aを囲むように設置した不図示のフード体に着脱可能にセットした り、該フード体から分離した手持ち式にして使用する。
【0023】 油受け16は、前記差込空間18に対して抜差可能で、且つフィルタ枠下面5 1の幅方向ほぼ全長にわたる箱体状に形成し、その上面側を開放して、フィルタ 枠下面51に設けた開口51aの下方に位置するべく、前記差込空間18に収納 状に設置される。油受け16の後面側には図示しない差込係合片が設けられ、こ の差込係合片を換気扇本体4下面の弾性係合片に弾性係合させることで、換気扇 本体4に対して掛脱自在に装着される。 また油受け16の前面側には、フィルタ枠5の前面部に沿って立上がりその上 端が前面開口部5aの下縁5a−1より上位に位置するフィルタ脱落防止片22 を一体に設け、且つその防止片22の中央部には、フィルタ6を着脱する際の把 手6aが挿入される孔23を設けてある。
【0024】 (実施例2) 次に、図3及び図4に示す他の実施例について説明する。 この実施例の換気扇は、プロペラファン1、ファンモータ2、ベルマウス3等 を配設した換気扇本体4にフィルタ枠5を取り付けると共に、該フィルタ枠5に フィルタ6を装着し、フィルタ6の前方を遮蔽板7で覆い、さらに油受け16、 制御室17を備えた点が図1及び図2に示す実施例と同じ構成であり、それらに ついては上記の繰り返しになるため図中に前記と同一の符号を付して説明を省略 し、以下、前述の実施例と異なる部分のみ説明する。 この実施例においては、遮蔽板7の四周縁7bとフィルタ枠5の間に区画形成 される開口部15a、すなわち吸込間隙15の四方開口部15aを第2フィルタ 30で塞いだことを特徴とする。
【0025】 第2フィルタ30は、フィルタ枠5の前面四隅部5bに設けた夫々の支持杆1 2の外側に掛脱可能に嵌合する方形枠状のフィルタ体からなり、そのフィルタ体 を形成する上下左右の四つの面部31夫々は上記支持杆12の突出寸法とほぼ同 じ幅として、夫々の支持杆12の外側に第2フィルタ30を嵌合させた状態で遮 蔽板7をねじ13で止めればその遮蔽板7とフィルタ枠5とで挟持されて、吸込 間隙15の四方開口部15aを夫々の面部31で塞ぐよう構成される。
【0026】 また第2フィルタ30の夫々の面部31のうち、上側,左右両側の三つの面部 31にはフィルタ部32が形成され、残る下側の面部31にはそれらフィルタ部 32に捕獲された油脂分を流下させるための開口33が開穿される。フィルタ部 32は前述したフィルタ6と同様、スロットフィルタ,パンチングメタル,ラス 網,金網等の周知な構成からなるものとする(図面ではスロットフィルタを表す )。
【0027】 またこの実施例では油受け16’が上記第2フィルタ30の下方にも位置する よう、油受け16’の前出寸法を前記した油受け16より大きなものとしている 。またこれに合わせて油受け16’の前面側には、前述したフィルタ落下防止片 22に代えて、遮蔽板7の前面に沿って立上がる係止片34を一体に設け、この 係止片34を遮蔽板7前面に当接させると共に、後面側に設けた図示しない差込 係合片を換気扇本体4下面の弾性係合片に弾性係合させることで、換気扇本体4 に対して掛脱自在に装着されるよう構成する。
【0028】 このような構成からなるこの実施例の換気扇によれば、遮蔽板四周縁7bとフ ィルタ枠5との間に区画形成される開口部15aに生じる吸込み風速が高くなり 換気扇左右方向及び換気扇上方に対する捕集効率が向上する利点に加えて、吸込 間隙15の四方開口部15aの内の三方が第2フィルタ30に設けたフィルタ部 32で塞がれるので、吸引される油煙,廃ガス等は吸込間隙15の四方開口部1 5aを通過する際と、フィルタ枠5の前面開口部5aを通過する際との二度にわ たってフィルタを通過することになり、よってそれら油煙,廃ガス等に含まれる 油脂分の捕獲効率が向上する。
【0029】 また、第2フィルタ30が着脱可能であることから、フィルタ部32の清掃や 保守点検等が容易に行えるようになる。 さらに、第2フィルタ30を、夫々の支持杆12の外側に掛脱可能に嵌合する 方形枠状のフィルタ体で形成したことから、吸込間隙15の四方開口部15aを 一つの第2フィルタ30で塞ぐことができ、しかもこの第2フィルタ30は吸込 間隙15を確保するための支持杆12により支持されるので、例えば吸込間隙1 5の四方開口部15aを矩形板状の第2フィルタで各別に覆う手段を採用する場 合に比べ、簡単な構造でありながら第2フィルタ30の取り付け,取り外しを容 易に行うことができるという利点がある。
【0030】 尚、本考案の請求項2又は請求項3に係る第2フィルタは上記のような方形枠 状のフィルタ体からなるものに限定されず、例えば図示しないが、矩形板状のフ ィルタ部材を四枚用意してそれらフィルタ部材で吸込間隙15の四方開口部15 aを各々塞ぐようにした構成も含むものである。 さらに請求項2においては、前記フィルタ部材をフィルタ枠5又は遮蔽板7に 固定した構成をも含むものである。 さらにまた請求項3においては、前記フィルタ部材をフィルタ枠5又は遮蔽板 7に対して、周知な取付け手段(不図示)を用いて、各々個別に着脱自在に取り 付けるようにした構成をも含むものである。
【0031】
【考案の効果】
本考案に係る換気扇は以上説明したように、フィルタの前方を覆う遮蔽板を取 り付けて該遮蔽板とフィルタ枠との間に四方を開口する吸込間隙を区画形成した 新規な構成としたので、遮蔽板とフィルタ枠の間に吸込間隙が形成され、フィル タ前方は遮蔽板で覆われる。よって、吸込間隙の四方開口部、すなわち、遮蔽板 四周縁とフィルタ枠の前面部四周縁との間に区画形成される開口部に生じる吸込 み風速が高くなり、換気扇左右方向及び換気扇上方に対する捕集効率が向上する 。 従って、レンジより発生し拡散しながら上昇する油煙,廃ガス等を換気扇本体 内部へ効果的に案内し捕集することが出来、特にフード体を備えず単体で設置し て使用する換気扇の排気効率向上に極めて有用であるという効果を奏する。
【0032】 また請求項2記載の如く構成した場合は請求項1で得られる利点に加えて、吸 引される油煙,廃ガス等が、吸込間隙の四方開口部を通過する際と、フィルタ枠 の前面開口部を通過する際との二度にわたってフィルタを通過するようになるの で、油煙,廃ガス等に含まれる油脂分の捕獲効率向上に優れた効果を奏する。
【0033】 また請求項3記載の如く構成した場合は請求項1及び2で得られる利点に加え て、遮蔽板の四周縁とフィルタ枠の間を塞ぐ第2フィルタが着脱自在であること から、該第2フィルタの清掃や保守点検等が容易に行える効果がある。
【0034】 また請求項4記載の如く構成した場合は請求項1及び2及び3で得られる利点 に加えて、吸込間隙の四方開口部を一つの第2フィルタで塞ぐことができ、しか もその第2フィルタは、遮蔽板とフィルタ枠との間の吸込間隙を確保するための 支持杆を有効に利用しながら遮蔽板を着脱することで取り付け、取り外しできる ので、例えば吸込間隙の四方開口部を矩形板状のフィルタ部材で各別に覆う手段 を採用した場合に比べ、部品点数が少なく且つ簡単な構造でありながら第2フィ ルタの清掃や保守点検等の作業を容易に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の換気扇の一実施例を示す側面図で、要
部を断面で表す。
【図2】図1の正面図で、一部切欠して表す。
【図3】本考案の換気扇の他の実施例を示す側面図で、
要部を断面で表す。
【図4】図3の(X)−(X)線に沿う断面図。
【符号の説明】
1:プロペラファン 2:ファンモータ 4:換気扇本体 4a:室内側開放縁 5:フィルタ枠 5a:前面開口部 6:フィルタ 7:遮蔽板 12:支持杆 13:ねじ 15:吸込間隙 15a:四方開口部 30:第2フィルタ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にプロペラファンを配設する換気扇
    本体の室内側開放縁を、該開放縁に取り付けたフィルタ
    枠と、該フィルタ枠の前面開口部に装着したフィルタと
    で塞いだ換気扇において、前記フィルタの前方を覆う遮
    蔽板を取り付けて該遮蔽板とフィルタ枠との間に四方を
    開口する吸込間隙を区画形成したことを特徴とする換気
    扇。
  2. 【請求項2】 上記遮蔽板の四周縁とフィルタ枠の間を
    第2フィルタで塞いだことを特徴とする請求項1記載の
    換気扇。
  3. 【請求項3】 上記第2フィルタが着脱自在に取り付け
    られていることを特徴とする請求項2記載の換気扇。
  4. 【請求項4】 上記フィルタ枠の前面部四隅に前方へ突
    出する支持杆を設け、それら支持杆に対して遮蔽板の四
    隅部を夫々着脱可能に固定すると共に、上記第2フィル
    タを前記夫々の支持杆の外側に掛脱可能に嵌合する方形
    枠状のフィルタ体で形成したことを特徴とする請求項3
    記載の換気扇。
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