JP3015359U - 換気扇 - Google Patents
換気扇Info
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- JP3015359U JP3015359U JP1995001348U JP134895U JP3015359U JP 3015359 U JP3015359 U JP 3015359U JP 1995001348 U JP1995001348 U JP 1995001348U JP 134895 U JP134895 U JP 134895U JP 3015359 U JP3015359 U JP 3015359U
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フィルタを着脱自在に装備するためのフィルタ
枠を容易に取り外し、取り付けることができ、内部の清
掃や保守点検等を効率良く行える換気扇を提供する。 【構成】換気扇本体4上面の掛合孔9に、フィルタ枠5
上面に垂設した掛止爪13を差し込んでフィルタ枠5を
換気扇本体4に掛止する一方、フィルタ枠5下面に設け
た差込片部14を換気扇本体4下面の差込係合間隙12
に前方から差し込み押え板バネ10の湾曲部10aに弾
性的に係合させるをもって、換気扇本体4の室内側開放
縁4aにフィルタ枠5を掛脱自在に装着する。
枠を容易に取り外し、取り付けることができ、内部の清
掃や保守点検等を効率良く行える換気扇を提供する。 【構成】換気扇本体4上面の掛合孔9に、フィルタ枠5
上面に垂設した掛止爪13を差し込んでフィルタ枠5を
換気扇本体4に掛止する一方、フィルタ枠5下面に設け
た差込片部14を換気扇本体4下面の差込係合間隙12
に前方から差し込み押え板バネ10の湾曲部10aに弾
性的に係合させるをもって、換気扇本体4の室内側開放
縁4aにフィルタ枠5を掛脱自在に装着する。
Description
【0001】
本考案は、台所の加熱調理器具の上方に設置して調理時に発生する油煙,廃ガ ス等を吸引排気するプロペラファンタイプの換気扇に関し、さらに詳しくは、前 記油煙,廃ガスの吸引口である換気扇本体の室内側開放縁を塞ぐフィルタを一体 的に備えたプロペラファンタイプの換気扇に関するものである。
【0002】
従来から、円筒状若しくは角筒状を呈する換気扇本体の内部にプロペラファン 、ファンモータ、ベルマウス等を配設すると共に、複数のねじを用いて換気扇本 体の室内側開放縁にフィルタ枠を取り付け、このフィルタ枠の開口部にフィルタ を着脱自在に装着してなるプロペラファンタイプの換気扇が知られている。この 換気扇は、取付室壁に開口した取付口に換気扇本体を嵌合状に取り付け固定して 換気扇単体で使用するか、或いは、前記の如く設置された換気扇を下面が開口す るフードで囲んでレンジフードファンの排気装置として使用される。 このようにフィルタを一体的に備えた換気扇によれば、換気扇単体で使用する 場合は、フィルタを備えていない旧来品に比べ清掃が容易であるという利点を有 することは云うまでもなく、他方、レンジフードの排気装置として使用する場合 においても、換気扇がレンジフードとして最低限必要な機能、すなわち、油煙, 廃ガス等の吸引排気とそれらに含まれる油脂分を捕獲する機能を備えることから 、フードは本来の目的である油煙の捕集,拡散防止効果を得るための外カバーと して機能する構造簡単なものとして、設置現場において容易に組立て,取付ける ことが可能で且つフード本体の製造も容易なレンジフードを提供し得る利点があ る。
【0003】
ところで、換気扇は周知のごとく、長期の使用に伴いフィルタ枠や換気扇本体 の内面、プロペラファン、ベルマウスに油脂分や埃等が付着するので、定期的に 清掃する必要がある。またその清掃や保守点検等の作業を行う場合は、フィルタ 枠を換気扇本体から外した後、ベルマウス、プロペラファンを取り外す必要があ る。 ところが従来の換気扇によれば、フィルタ枠が換気扇本体にねじ止めされてい るので、前記作業を行う場合、一本ずつねじを外した後にフィルタ枠を取り外し 、また作業終了後はフィルタ枠を換気扇本体の前面開放縁に被嵌したうえで再度 複数のねじによりねじ止めしなければならず、作業の煩わしさに加えて、外した ねじの管理が面倒であるという不具合もあり、結果として清掃や保守点検作業を 煩雑なものにしていた。
【0004】 本考案は上述したような従来事情に鑑みてなされたものであり、その目的とす るところは、換気扇本体の室内側開放縁を塞ぐフィルタを一体的に備えたプロペ ラファンタイプの換気扇において、そのフィルタを換気扇本体に対して着脱自在 に装備するためのフィルタ枠を容易に取り外し、取り付けることができ、換気扇 本体内部の清掃や保守点検等を効率良く行える換気扇を提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案の換気扇は、内部にプロペラファン及びフ ァンモータを配設する換気扇本体の室内側開放縁にフィルタ枠を取り付けると共 に、該フィルタ枠の開口部にフィルタを着脱自在に装着してなる換気扇において 、換気扇本体上面の室内側開放縁寄りの部位に掛合孔を開孔すると共に、換気扇 本体の下面には下方へ膨出する湾曲部を備えた押え板バネを止着して前記湾曲部 と換気扇本体下面との間に前方を開口する差込係合間隙を形成する一方、フィル タ枠の上面部には前記掛合孔に上方から差し込まれる掛止爪を垂設すると共に、 フィルタ枠の下面部には、前記差込係合間隙に前方から差し込まれて押え板バネ の湾曲部に弾性的に係合し、且つ押え板バネの押え力に抗して引き抜くことで外 すことができる差込片部を設けて、換気扇本体の室内側開放縁にフィルタ枠を掛 脱自在に装着したことを特徴とする。
【0006】 また後述の理由から、上記換気扇本体に、照明具と、該照明具の点灯・消灯及 びファンモータの作動・停止・回転数等を制御する制御部とを収容した制御室を 付設し、該制御室の室壁に照明具の照射部及び前記制御部を制御する遠隔操作用 の受信部を設けても良い。
【0007】
請求項1記載の構成によれば、換気扇本体上面の室内側開放縁寄りに設けた掛 合孔に、フィルタ枠上面部に垂設した掛止爪を差し込んでフィルタ枠を換気扇本 体に掛止する一方、フィルタ枠下面部に設けた差込片部を換気扇本体下面の差込 係合間隙に前方から差し込み押え板バネの湾曲部に弾性的に係合させるをもって 、換気扇本体の室内側開放縁にフィルタ枠を装着することができる。 またその装着状態から、フィルタ枠の下面側を前方へ引っ張って差込片部を押 え板バネの押え力に抗して引き抜き、その後、フィルタ枠を上方へ持ち上げて掛 止爪を掛合孔から引き抜くをもって、フィルタ枠を換気扇本体から取り外すこと ができる。 従って、フィルタ枠の取り付け、取り外しをワンタッチで効率良く行うことが できる。
【0008】 また請求項2記載の構成によれば、換気扇自身が、フィルタ,照明,該照明及 びファンモータの作動を制御する制御部,該制御部を遠隔操作する受信部等の付 帯設備を一括して備えることから、従来品に比べ多機能、高性能な換気扇を提供 できる。 さらに、フード体と組み合わせてレンジフード装置を構成する場合は、前記の 如く換気扇自身が付帯設備を一括して備えるので、フード体には付帯設備を設け る必要がない。よって、付帯設備を備えるために設計の自由度が限縮され、油煙 の捕集,拡散防止機能が低下するという従来のフード体の不具合を解消し、フー ド本来の機能(油煙の捕集,拡散防止機能)を最優先にしたフード体の設計を可 能にする。加えて、照明具や制御部等の付帯設備が制御室内に収容されてフード 体と無関係になるため、それら付帯設備を接続するコードが油煙に対して無接触 状となり、コード露呈による火災の危険性を低下し得る。また、前記コードがフ ード体とは無関係になるので、フード体の清掃が容易に行えるようになる。
【0009】
次に、本考案の実施例を図1〜図4を参照して説明する。 図中の符号Aは本実施例の換気扇、100 はその換気扇Aを取り付ける取付室壁 を示す。 換気扇Aは、内部にプロペラファン1、ファンモータ2、ベルマウス3等を配 設した換気扇本体4の室内側開放縁4aにフィルタ枠5を取り付けると共に、該 フィルタ枠5の開口部5aにフィルタ6を着脱自在に装着した従来同様の基本構 造を呈すが、フィルタ枠5を換気扇本体4に対して掛脱自在に取り付けると共に 、後述する制御室7及び受信部8を備えた点が従来の換気扇とは相違している。
【0010】 換気扇本体4は、取付室壁100 の内外に連通するように開口する筒状を呈し、 取付室壁100 の表面に当接されて室内側に突出する第1枠部41と、取付室壁10 0 に開口した取付口101 に嵌合状に挿入固定される第2枠部42とからなる。第 1枠部41と第2枠部42は双方を角筒状又は円筒状に形成するも、何れか一方 を角筒状、他方を円筒状とするも任意である。取付口101 は第2枠部42の形状 に合わせて角孔状若しくは丸孔状に開口される。本実施例では少なくとも第1枠 部41を角筒状としている。
【0011】 換気扇本体4の内部には、第2枠部42の内部に架設した十字状等の図示しな い取付杆にファンモータ2を固定して、換気扇本体4内部に配置されるベルマウ ス3の中心と回転中心が一致するようにプロペラファン1を装備する。
【0012】 以下、本考案の第1の特徴であるフィルタ枠5を換気扇本体4に対して掛脱自 在に取り付ける構成について説明する。 上記第1枠部41の上面部41aの先端縁近傍部位、すなわち、換気扇本体4 上面における室内側開放縁4a寄りの箇所には、掛合孔9を開孔する。 掛合孔9の数は特に限定されず、前記上面部41aの幅方向の中央部位の一箇 所に設けたり、同方向にそって適宜間隔をおいて複数箇所に設けることが考えら れ、通常は前記上面部41aの幅方向左右二箇所に開孔する。
【0013】 第1枠部41の下面部41b、すなわち換気扇本体4の下面には、押え板バネ 10を設ける。 押え板バネ10は、下方へ膨出する湾曲部10aと、該湾曲部10aに連設し た平板部10bとからなり、前記湾曲部10aの遊端縁部分10a−1が前方と なるよう位置せしめて平板部10bをねじ止め11するをもって、前記下面部4 1bに止着され、前記湾曲部10aと換気扇本体4下面との間に前方を開口する 差込係合間隙12を形成する。 上記湾曲部10aについて詳述すれば、本実施例では図1,図4に示すように 、下方へ膨出する断面略山形の湾曲形状(折曲形状)とし、且つその遊端部分1 0a−1は図示の如く斜め前方へ向けて折曲せしめて、後述する差込片部14を 差込係合間隙12に差し込む際のガイド面となるようにする。 また本実施例では図1に示すように、第1枠部41の下面部41bの奥行き方 向(図1において左右方向)のほぼ中間部位に湾曲部10aが位置するように押 え板バネ10を止着している。さらに図2,図3に示すように、平板部10bを 前記下面部41bの幅方向(図2,図3において左右方向)に沿う帯板状に形成 し、且つその平板部10bに対し、該平板部の長手方向に適宜間隔をおいて三個 の湾曲部10aを各々連設して押え板バネ10を形成している。 尚、押え板バネ10の構成及び下面部41bに対する取付形態はこれに限定さ れず、例えば、図3に示す湾曲部10aと同程度の幅寸法の平板部とからなるも のを所定数用意して下面部41bの幅方向に沿って適宜間隔ごとに取り付けたり 、或いは、図3に示す平板部10bと同程度の幅寸法の湾曲部からなるものを一 つ取り付けるなど、各種の変更が考えられる。
【0014】 フィルタ枠5は、換気扇本体4の室内側開放縁4aに被嵌可能な正面視略四角 形のキャップ状に形成され、後述する掛止爪13を上記掛合孔9に挿入し、且つ 差込片部14を上記差込係合間隙12に差し込んで、前記開放縁4aに掛脱自在 に装着される。 フィルタ枠5の前面部分には開口部5aを設けてフィルタ6を装着すると共に 、後面開放部分には上記第1枠部41内に挿入されるベルマウス3を一体に連設 してある。 フィルタ枠5の上面部51には、上記した掛合孔9に対応する位置に、該掛合 孔9に上方から差し込まれる掛止爪13を垂設する。 またフィルタ枠5の下面部52には、上記した差込係合間隙12と対応する位 置に、差込片部14を設ける。 差込片部14は差込係合間隙12に前方から差し込まれて押え板バネ10の湾 曲部10aに弾性的に係合し、且つ押え板バネ10の押え力に抗して引き抜くこ とで外すことができるもので、詳しくは図1,図4に示すように、押え板バネ1 0の湾曲部10aに弾性的に係合可能なよう、下方へ膨出する断面略山形の湾曲 形状(折曲形状)とし、フィルタ枠5の下面部52の後面開放縁から後方へ向け て延設する。
【0015】 このような構成によれば、換気扇本体4上面の室内側開放縁4a寄りに設けた 掛合孔9に、フィルタ枠5上面に垂設した掛止爪13を差し込んでフィルタ枠5 を換気扇本体4に掛止する一方、フィルタ枠5下面に設けた差込片部14を換気 扇本体4下面の差込係合間隙12に前方から差し込み押え板バネ10の湾曲部1 0aに弾性的に係合させるをもって、換気扇本体4の室内側開放縁4aにフィル タ枠5を装着することができる。 またその装着状態から、フィルタ枠5の下面側を前方へ引っ張って前記差込片 部14を押え板バネ10の押え力に抗して引き抜き、その後、フィルタ枠5を上 方へ持ち上げて掛止爪13を掛合孔9から引き抜くをもって、フィルタ枠5を換 気扇本体4から取り外すことができる。 従って、フィルタ枠5の取り付け、取り外しがワンタッチで行え、フィルタ枠 をねじ止め固定していた従来手段に比べ、換気扇内部の清掃,保守点検等の作業 を極めて効率良く行うことができる。
【0016】 尚、フィルタ6はスロットフィルタ,パンチングメタル,ラス網,金網等の周 知な構成からなる板状のもので、フィルタ枠5の開口部5a裏側に設けた支持部 により挿脱自在に支持されている。支持部によるフィルタ6の支持はこの種技術 分野において周知なものであるため詳述しないが、フィルタ6を開口部5aの前 方から斜め上方に向けて差し込んだ後、支持部の下側受け部15aに載置される よう落とし込むをもってその下側受け部15aと左右の横受け部15bとでフィ ルタ6を横倒不能に支持する。フィルタ6を取り外す際は、前記支持状態にある フィルタ6を上方に持ち上げた後、斜め下向きに引き下げることで外すことがで きるようになっている。
【0017】 次に、本考案の第2の特徴である制御室7及び受信部8を備えた点について説 明する。 制御室7は内部中空状を呈し、上記換気扇本体4の第1枠部41の下面部41 b及びフィルタ枠5の下面部52との間に、後述する油受け16の差込空間17 を確保して、前記下面部41にネジ等の所望手段で固定してなり、内部に室内照 明となる照明具18及び該照明具18の点灯・消灯及び前記ファンモータ2の作 動・停止・回転数等を制御する制御部19を収容し、且つその他の電装品(不図 示)等も収容している。
【0018】 また制御室7は、その下面に照明具18の透明若しくは半透明な照射部18a を組み込み、前面に上記制御部19を制御する遠隔操作用の受信部8を各々組み 込んでいる。 遠隔操作用の送信部は図示しないが、マグネット等で換気扇Aの近傍箇所、例 えば、換気扇Aを囲むように設置した不図示のフード体に着脱可能にセットした り、該フード体から分離した手持ち式にして使用する。
【0019】 油受け16は、前記差込空間17に対して抜差可能で、且つフィルタ枠5の下 面部52の幅方向ほぼ全長にわたる箱体状に形成し、その上面側を開放して、フ ィルタ枠5の下面部52に設けた開口52aの下方に位置するべく、前記差込空 間17に収納状に設置される。またその前面側には、フィルタ枠5に装着したフ ィルタ6の前面下縁部に当接係合して該フィルタ6の脱落を防止する立上り面1 6aを一体に設け、且つその立上げ面16aの中央部には、フィルタ6前面に突 設したボス6aが挿入される孔16bを設けて、前記フィルタ6の脱落防止をよ り確実なものとしている。
【0020】 而して、本実施例の換気扇Aは、換気扇本体4を取付室壁100 の取付口101 に 嵌合状に取付固定し、制御部19、ファンモータ2を電源に接続するだけで、遠 隔操作にて照明具18の点灯・消灯及びファンモータ2の作動・停止・回転数等 を制御することができる。また、フィルタ6に付着する油脂分は流下して油受け 16で受けられる。 従って、台所の加熱調理器具の上方に設置して使用する排気装置として必要で あるほとんど全ての付帯設備を保有しているため、従来品に比べ多機能、高性能 な換気扇を提供できる。 さらに図示しないが、フード体と組み合わせてレンジフード装置を構成する場 合は、付帯設備は換気扇Aが保有するので、フード体は本来の機能(油煙の捕集 ,拡散防止機能)を最優先に設計することができる。加えて、照明具18や制御 部19等の付帯設備がフード体と無関係になるため、これら付帯設備同士を接続 するコードが油煙に対して無接触状となり、コード露呈による火災の危険性を低 下させることができる。さらに、前記コードがフード体と無関係になることから 、フード体清掃作業の面倒さ等を解消できる。
【0021】
本考案に係る換気扇は以上説明したように、換気扇本体上面に設けた掛合孔に 、フィルタ枠上面部に垂設した掛止爪を差し込むと共に、フィルタ枠下面部に設 けた差込片部を換気扇本体下面に設けた押え板バネに弾性的に係合せしめて、換 気扇本体の室内側開放縁にフィルタ枠を掛脱自在に装着する新規な構成としたの で、フィルタ枠の取り付け、取り外しをワンタッチで効率良く行うことができる 。 従って、フィルタ枠をねじ止め固定していた従来の換気扇に比べ、フィルタ枠 の脱着が容易で且つねじの管理等も必要ないので、換気扇内部の清掃,保守点検 等の作業を極めて簡便に効率良く行うことができる。
【0022】 また請求項2記載の如く構成した場合は、前述した効果に加えて、所望設置場 所に設置し且つ電源に接続するだけで、照明の点灯・消灯、ファンモータの作動 ・停止及びその回転数等を遠隔操作により制御することが可能な、多機能,高性 能なプロペラファンタイプの換気扇を容易に提供し得る。 また、フード体と組み合わせてレンジフード装置として使用する場合は、フー ド体に付帯設備を設ける必要がないので、フード本来の機能を最優先にしたフー ド体の設計を可能にして、油煙の捕集や拡散防止効率により優れたレンジフード 装置の提供が期待できる。 さらに、付帯設備同士を接続する電気コードがフード体と無関係になることか ら、コード露呈による火災の危険性を解消して安全性を向上し得、しかもフード の設置や清掃を容易に行うことができるなど、多くの利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の換気扇の一実施例を示す側面図で、要
部を断面で表す。
部を断面で表す。
【図2】図1の正面図で、要部のみ表す。
【図3】図1の(X)−(X)線に沿う底面図。
【図4】油受けとフィルタ枠を取り外した状態の要部断
面図。
面図。
1:プロペラファン 2:ファンモータ 3:ベルマウス 4:換気扇本体 4a:室内側開放縁 5:フィルタ枠 5a:開口部 6:フィルタ 7:制御室 8:受信部 9:掛合孔 10:押え板バネ 10a:湾曲部 12:差込係合間隙 13:掛止爪 14:差込片部
Claims (2)
- 【請求項1】 内部にプロペラファン及びファンモータ
を配設する換気扇本体の室内側開放縁にフィルタ枠を取
り付けると共に、該フィルタ枠の開口部にフィルタを着
脱自在に装着してなる換気扇において、換気扇本体上面
の室内側開放縁寄りの部位に掛合孔を開孔すると共に、
換気扇本体の下面には下方へ膨出する湾曲部を備えた押
え板バネを止着して前記湾曲部と換気扇本体下面との間
に前方を開口する差込係合間隙を形成する一方、フィル
タ枠の上面部には前記掛合孔に上方から差し込まれる掛
止爪を垂設すると共に、フィルタ枠の下面部には、前記
差込係合間隙に前方から差し込まれて押え板バネの湾曲
部に弾性的に係合し、且つ押え板バネの押え力に抗して
引き抜くことで外すことができる差込片部を設けて、換
気扇本体の室内側開放縁にフィルタ枠を掛脱自在に装着
したことを特徴とする換気扇。 - 【請求項2】 上記換気扇本体に、照明具と、該照明具
の点灯・消灯及びファンモータの作動・停止・回転数等
を制御する制御部とを収容した制御室を付設し、該制御
室の室壁に照明具の照射部及び前記制御部を制御する遠
隔操作用の受信部を設けたことを特徴とする請求項1記
載の換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001348U JP3015359U (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001348U JP3015359U (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 換気扇 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3015359U true JP3015359U (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=43150926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995001348U Expired - Lifetime JP3015359U (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3015359U (ja) |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP1995001348U patent/JP3015359U/ja not_active Expired - Lifetime
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