JPH0732434U - 換気扇ユニット - Google Patents
換気扇ユニットInfo
- Publication number
- JPH0732434U JPH0732434U JP5868493U JP5868493U JPH0732434U JP H0732434 U JPH0732434 U JP H0732434U JP 5868493 U JP5868493 U JP 5868493U JP 5868493 U JP5868493 U JP 5868493U JP H0732434 U JPH0732434 U JP H0732434U
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- ventilation fan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 換気扇本体に、照明及びプロペラファンの駆
動源の作動・停止やその回転数を制御する制御部並び
に、遠隔操作用の受信部や人為的に操作する操作紐やレ
バを一括装備してユニット化し、所望設置場所に設置し
電源に接続するだけでそれらの制御の全てがコントロー
ルできる便利な換気扇ユニットを提供する。 【構成】 プロペラファン21を有する換気扇本体1に前
面開放部を塞ぐフィルタ2を掛脱可能に設けると共に、
該換気扇本体1に照明具4並びに該照明具4の点灯・消
灯及びファン用モータ71の作動・停止、回転数等を制御
する制御部5を収容した制御室3を備え、該制御室3の
室壁に照明具4の照射部7及び上記制御部5を制御する
遠隔操作用の受信部8を設ける。
動源の作動・停止やその回転数を制御する制御部並び
に、遠隔操作用の受信部や人為的に操作する操作紐やレ
バを一括装備してユニット化し、所望設置場所に設置し
電源に接続するだけでそれらの制御の全てがコントロー
ルできる便利な換気扇ユニットを提供する。 【構成】 プロペラファン21を有する換気扇本体1に前
面開放部を塞ぐフィルタ2を掛脱可能に設けると共に、
該換気扇本体1に照明具4並びに該照明具4の点灯・消
灯及びファン用モータ71の作動・停止、回転数等を制御
する制御部5を収容した制御室3を備え、該制御室3の
室壁に照明具4の照射部7及び上記制御部5を制御する
遠隔操作用の受信部8を設ける。
Description
【0001】
本考案は、プロペラファンを用いた換気扇ユニット、更に詳しくはレンジフー ドファン用の排気装置としても使用できる換気扇ユニットに関するものである。
【0002】
マンション等の集合住宅では高層化に伴い屋外の風圧も高くなることから、室 内の換気を確実に行うため今日では換気効率に優れたシコッコファンを用いた換 気扇が使用されている。 ところが、このシロッコファンは、鋼板製の多数の羽根を形成し、この羽根を 鋼板製の上下板間に固定した頑丈で且つ複雑な作りになるため、単価が必然的に 高くなる。 これに対して、戸建住宅を含む平屋や2階立ての家屋、中層ビル等では高層ビ ルに比べて屋外の風圧も比較的低いため、プロペラファンを用いた低廉な換気扇 が多く使用され、その設置場所も様々である。 従来、プロペラファンタイプの換気扇を排気装置として使用するレンジフード ファンでは、排気装置の作動・停止、回転数制御等の操作部をフード体の前板部 に配設し、この操作部とフード体にセットされた排気装置の駆動源とを接続して いる。 また、一般に照明はフード体側に設けられている。
【0003】
このような電気的設備を備えたプロペラファンタイプの排気装置では、操作部 と電源、排気装置側のコードとをコネクタを介して接続して、清掃時、点検等必 要時に前板部が取り外せるようにしてあるため、コネクタを外したり接続する前 作業を点検時、清掃時等に必要とし、同作業を煩雑なものにしてしまう。前板部 の裏面に操作部の電装品が付設されることから、水を使用する前板部の清掃を避 けなければならず、隅々まで満足した清掃が行えない。油煙でコードの耐久性が 劣化し火災の原因になる。等の問題を惹起する。 本考案は、上記従来の状況によってなされたもので、その技術的課題は、換気 扇本体に、照明及びプロペラファンの駆動源の作動・停止やその回転数を制御す る制御部並びに、遠隔操作用の受信部や人為的に操作する操作紐やレバーを一括 装備してユニット化し、セットして電源に接続するだけでそれらの制御の全ての コントロールが行える便利な換気扇ユニットを提供することにある。
【0004】
上記目的を達成するために講じた技術的手段は、請求項1は、プロペラファン を有する換気扇本体に前面開放部を塞ぐフィルタを掛脱可能に設けると共に、該 換気扇本体に照明具並びに該照明具の点灯・消灯及びファン用モータの作動・停 止、回転数等を制御する制御部を収容した制御室を備え、該制御室の室壁に照明 具の照射部及び上記制御部を制御する遠隔操作用の受信部を設けたことを要旨と する。 また、請求項2は、請求項1の換気扇ユニットにおいて、その操作を遠隔操作 に代えて、操作紐の引っ張り動作やレバー操作でコントロールするものである。
【0005】
上記技術的手段によれば下記の作用を奏する。 (請求項1、2)フィルタを備えた換気扇本体に室内照明、同照明の点灯・消灯 及びファン用モータの作動・停止、回転数を制御する制御部、及び制御部を遠隔 操作する受信部や人為的に操作する操作紐、レバー等全てを一括して備えて、換 気扇本体回りのフード体等との電気的な接続関係を解除する。
【0006】
本考案は以上のように構成したものであるから、所望設置場所に設置し且つ電 源に接続するだけで、照明の点灯・消灯、ファン用モータの作動・停止及びその 回転数制御を行う便利なプロペラファンタイプの換気扇ユニットを提供する。 従って、レンジフードファンの排気装置として使用する場合のように、フード 体の前板部脱着時にコネクタをいちいち外したり、取り付けたりする煩わしさや 操作部と排気装置の駆動部とを連絡するコードが変質による火災の危険性を解消 し、しかも、前板部裏面の電装品によって前板部の清掃性が制限を受けることも なく、前板部を丸洗いすることができる。 更に、特に請求項1の換気扇ユニットにおいては倉庫、事務所、一般家庭等の 高い所に取付られていたり、積み重ねられた収容物品で操作ができない場合でも 室内照明の点灯・消灯、ファン用モータの作動・停止、回転数制御等が確実に行 え、非常に便利である。
【0007】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1乃至図3は本実施例の換気扇ユニットを示し、符号Bはフード体、Aは換 気扇ユニット、1は換気扇本体、2はフィルタ、3は制御室である。
【0008】 この換気扇ユニットAは、プロペラファン21を有する換気扇本体1の室内側開 放縁にフィルタ2を掛脱可能に備えると共に制御室3を一体的に備えている。
【0009】 換気扇本体1は、所定の風圧になるとプロペラファン21背後のシャッタ31がそ の風圧で開放する風圧開放式や電気的に同シャッタ31を開放させる電気開放式等 のものであり、取付室壁100 内外に連通するように開放した外枠41の室内側開放 部をフィルタ枠51で被蓋してファンケーシング11を構成しており、外枠41の中途 部間に架設した十字状等の取付杆61にファン用モータ71を固定して後述するベル マウス41’の中心と回転中心が一致するようにしてプロペラファン21が配設され ている。 尚、本実施例では風圧開放式のシャッタ31を図示している。
【0010】 外枠41は、室内側の上板41a、下板41cの室内側開放部分にベルマウス41’が ネジ等適宜手段で組み付けており、同上板41a先端部近傍部位に適宜間隔をおい て掛合孔41b、41bを開孔すると共に、同室内側の下板41c部分中間域部分に適 宜間隔をおいて湾曲状の押さえバネ材41d、41dを止着している。
【0011】 フィルタ枠51は、前面に開口51aを有する正面視正方形なキャップ状を呈し、 上記ベルマウス41’の上側方向から上記掛合孔41b、41bに掛止する掛止爪51b 、51bを垂設すると共に、同ベルマウス51bの下側方向から上記押さえバネ材41 dに弾性的に挟持される差込片部51cを後方に向けて延設しており、外枠41の掛 合孔41b、41bに掛止爪51b、51bを各々掛止すると共に差込片部51cを前記押 さえバネ材41d、41bで弾撥掛止するように押し込むことで取付られ、その押さ えバネ材41d、41dの押さえ力に抗して引き抜くことで外せるようになっている 。
【0012】 また、フィルタ枠51は、その開口51a縁にフィルタ2を掛脱可能に支持する支 持部9を形成している。
【0013】 この支持部9は、フィルタ枠51の開口51a両側縁から対向するように後方に向 けて折曲形成したL型の横受け部19、19と、同下縁に後方に向けて立ち上げ形成 したL型の下受け部29と、該下受け部29の前端から適宜間隔をおいて立ち上げ形 成した第1前受け部39と、フィルタ枠51の開口51a上縁から垂設した第2前受け 部49とからなり、横受け部19、下受け部29においてフィルタ枠51の前面と平行す る板部19a、19a、29aが後述するフィルタ2後側の当たり面、横受け部19、19 においてフィルタ枠51の前面と直角となる板部19b、19bを同フィルタ2側部の 当たり面、下受け部29においてフィルタ枠51の前面と直角となる板部29bと第1 前受け部39との間を同フィルタ2の載置面、第2前受け部49をフィルタ2上縁部 分の当たり面としている。
【0014】 フィルタ2は、横幅寸法を上記横受け部19、19間寸法と同じ程度、高さ寸法を フィルタ枠51の開口51aよりも若干長くした偏平四角錐状を呈し、ステンレス製 の薄板に横幅が数センチのスリット(図示せず)を数ミリ間隔で縦設もしくは横 設し、このスリット間に形成される細長い舌片12を一方向に屈折傾斜させてその 細長い舌片12…相互間を通気口22とした所謂スロットフィルタと呼称されるもの である。 詳細にはこのフィルタ2は図1、図3に示すように、対角線状に交差する補強 筋32で上面、下面、左右面の4面に区割りしており、その上面、下面は、数ミリ 間隔をおいて横設したスリット間の前記細長い舌片12を屈折傾斜させて横長な通 気口22を形成し、左右面は、数ミリ間隔で縦設したスリット間の細長い舌片12を 屈折傾斜させて縦長な通気口22を形成している。 このフィルタ2は前記開口51aから斜め上方に向けて差し込んでから下受け部 29の上記板部29bと第1前受け部39との間に下端が載置されるように落とし込ん で横倒不能に支持され、上方に持ち上げた後、斜め下向きに引き下げることで外 すことができるようになっている。
【0015】 制御室3は、内部中空状を呈し、上記フィルタ枠51の下面部との間に後述する 油受け10の差込空間10’を確保して外枠41の下板41c部分にネジ等の所望手段で 固定してなり、内部に室内照明となる照明具4及び該照明具4の点灯・消灯及び 前記ファン用モータ71の作動・停止、回転数を制御する制御部5を収容し、且つ その他の電装品6も収容している。
【0016】 また、制御室3にはその下面に照明具4の透明や半透明な照射部7を、前面に 上記制御部5を制御する遠隔操作用の受信部8を各々組み込んでいる。
【0017】 送信部(図示せず)は、マグネット(図示せず)でフード体Bの前板部bに着 脱可能にセットしたり、フード体Bの前板部bから分離した手持ち式にしてある る。
【0018】 符号10は、油受けであり、前記フィルタ枠51の下面部ほぼ全長に亘って一半部 が同フィルタ枠51の前面から室内側に突出するようにして前記差込空間10’内に 抜差可能に差し込まれており、その前側中央部に一体に延設した指掛け10aを利 用して容易に引き抜けるようになっている。
【0019】 従って、上述する実施例の換気扇ユニットAは取付られたフード体B内に収容 されるようにして取付室壁100 に開口した取付口101 に嵌合状に取付固定し、制 御部5、ファン用モータ71を電源(図示せず)に接続するだけで、遠隔操作にて 照明具4の点灯・消灯及びファン用モータ71の作動・停止、回転数等を制御する ことができる。 また、フィルタ2に付着する油脂分は流下して油受け10で受けられる。 従って、照明具4の点灯・消灯及びファン用モータ71の作動・停止、回転数等 を制御する制御部5がフード体Bの前板部bと無関係であるため、接続するコー ドが油煙に対して無接触状となり、コード露呈による火災の危険性、同コード取 り外しによる前板部b清掃作業の面倒さ等を解消できる。 更に、換気扇ユニットAは全ての付帯設備を自らが保有しているため、付帯設 備による油煙の捕集機能、拡散防止機能が低下することを無くし、それらを最優 先にしたフード体(図示せず)の設計を可能にする。
【0020】 また、前記制御室3はフィルタ枠51の下面部である必要はなく、フィルタ枠51 の側面部位や上面部位に設けても差し支えない。ただ、調理等を行いながら照明 具4やファン用モータ71を制御する場合には前述の通りフィルタ枠51の下面部が 遠隔操作上好ましい位置となる。
【0021】 この実施換気扇ユニットの特長は、フィルタ2清掃時等にフィルタ2だけを取 り外すことができ、作業性が良いこと、油受け10でフィルタ2に付着して流下す る油脂分を受け止めるから、調理台や床面等は勿論のこと、制御室3を始め、照 射部7、受信部8を汚す心配がないこと、油受け10の取り外しが簡単であること 等である。
【0022】 次に、請求項2の実施例を説明すると、この実施例は前記する制御部5の制御 が遠隔操作に代えて人為的に引っ張られる操作紐(2点鎖線で示す)8’で行っ たり、レバー(図示せず)操作で行うこと以外、前記実施例と異なるところがな いため、具体的な説明は省略するが、操作紐8’の段階的な引っ張り行為やレバ ーの押し操作によってプロペラファン21のON、OFF、回転数の調整が自在に 行えるようになっている。また、照明具4のON、OFFについても別の操作紐 (図示せず)、別のレバー(図示せず)で行われる。
【0023】 ちなみに、本考案の換気扇ユニットは、レンジフードファンの排気装置として 使用すること以外に倉庫、事務所や一般家庭等で使用される換気扇を包含する。
【0024】 尚、前記する制御室3は開閉自在とし、照明具4の交換やメンテナンスを行え るようにすることは自由である。
【図1】本実施例換気扇ユニットの正面図。
【図2】同平面図。
【図3】縦断正面図。
1:換気扇本体 11:ファンケーシング 2:フィルタ 4:照明具 3:制御室 5:制御部 7:照射部 8:受信部 71:ファン用モータ 21:プロペラファン 51:フィルタ枠
Claims (2)
- 【請求項1】 プロペラファンを有する換気扇本体に前
面開放部を塞ぐフィルタを掛脱可能に設けると共に、該
換気扇本体に照明具並びに該照明具の点灯・消灯及びフ
ァン用モータの作動・停止、回転数等を制御する制御部
を収容した制御室を備え、該制御室の室壁に照明具の照
射部及び上記制御部を制御する遠隔操作用の受信部を設
けたことを特徴とする換気扇ユニット。 - 【請求項2】 請求項1の換気扇ユニットにおいて、制
御部は遠隔操作に代えて、操作紐の引っ張り動作やレバ
ー操作でコントロールされるものであることを特徴とす
る換気扇ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5868493U JPH0732434U (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 換気扇ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5868493U JPH0732434U (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 換気扇ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732434U true JPH0732434U (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=13091389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5868493U Pending JPH0732434U (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 換気扇ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732434U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006175339A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Toyo Aluminium Foil Products Kk | フィルター構造体 |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP5868493U patent/JPH0732434U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006175339A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Toyo Aluminium Foil Products Kk | フィルター構造体 |
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