JP2000111117A - 送風機据付型のレンジフードファン - Google Patents

送風機据付型のレンジフードファン

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JP2000111117A
JP2000111117A JP10286626A JP28662698A JP2000111117A JP 2000111117 A JP2000111117 A JP 2000111117A JP 10286626 A JP10286626 A JP 10286626A JP 28662698 A JP28662698 A JP 28662698A JP 2000111117 A JP2000111117 A JP 2000111117A
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hood
cord
fan unit
blade fan
range hood
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JP10286626A
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English (en)
Inventor
Takashi Ochi
貴志 越智
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Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】送風機分離タイプのレンジフードファンであっ
て、その据付(設置)を簡単且つ強度のある方法で行
い、その上清掃性も向上させる。 【解決手段】多翼ファンユニット2の差込枠4への直差
込による嵌合での取付強度の信頼性とプレス絞り加工し
たフード1による軽量化とで据付状態を安定化させる。
多翼ファンユニット2とフード1との間の送気ダクト3
の長さに設定で、室壁100の排気口101の高さに左
右されることなく、フード1を所定高さ位置に配設させ
る。内側から清掃時に危険性のあるフランジ等の鋭利な
部分を排除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風機をフードか
ら分離してフード上に配設した送風機分離タイプのレン
ジフードファンに関するものである。
【0002】
【技術背景】近年、レンジフードファンでは、顧客の要
望するキッチン雰囲気、隣設するウォールキャビネット
との整合性等の自由度を拡大してフードのデザインにバ
リエイションを持たせる傾向にあり、フード内に送風機
を内蔵していると送風機の規格化を理由してフード形状
のバリエイションを阻害することから、送風機をフード
から分離してフード上面に取付たタイプのものがある。
【0003】このような分離タイプでも送風機がフード
に直付されることから、フード自体をその重量に耐ええ
るように天板、両側板、後板を各々別パーツとして縁に
折曲フランジを有する形状に製作して、それらを折曲フ
ランジ同士や折曲フランジと対応する面部とをスポット
溶接やネジ等で強固に固定して強度アップを図る必要性
がある。そのため、工場での製作工程が増え、製造コス
トのアップの要因になるし、フランジや鋭利な部分の残
置で、清掃時に手を切る等の危険性も増大し、安心して
払拭作業が行えない問題があるし、フード自体も重くな
る。また、今日、プロペラファンを換気源とする換気扇
が排気能率が悪いことを理由として戸建住宅等の家屋、
中層ビル等であっても排気確実性のため排気効率が高効
率な多翼ファンにリフォームする志向がある。一般にプ
ロぺファン式の換気扇では排気口は高所に在るため、リ
フォームするとなると、フードに直付けされた送風機と
その排気口とを排気手段(排気ダクト等)で連絡しなけ
ればならない。しかしながら、送風機の直付けも相俟っ
て重量化するフードに更に排気手段(排気ダクト等)の
重量が加算されてしまうことから、フードの室壁との取
付部を耐強度のある構造にする必要があるし、フードの
自重と排気手段の自重とを分担するにしても、取付作業
を各々行わなければならず、工夫を要する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来事情
に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、送風機分
離タイプのレンジフードファンであって、その据付(設
置)を簡単且つ強度のある方法で行い、その上清掃性も
向上させることである。また、他の技術的課題は、フー
ド前面側に装設する操作部や照明具(電気機器)とそれ
に連絡される電気機器側のコード及びその電気機器側の
コードが連絡される制御部からの延長コード各々が廃ガ
スに晒されないようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に講じた技術的手段は、請求項1は、室壁から排気口に
連通する排気用の差込枠を室内に突設し、その差込枠に
多翼ファンユニットの吐出部側を抜き差し可能に嵌合し
て取着し、その多翼ファンユニットに直接的または間接
的にプレス絞り加工で成形したフードを吊持状に接続し
ていることを要旨とする。請求項2は、請求項1記載の
前記直接的な接続は、多翼ファンユニットへのフードの
係脱可能な係止で行われていることを要旨とする。請求
項3は、請求項1記載の間接的な接続は、所望長さの送
気ダクトの下端に対してフードを係脱可能に係止し、多
翼ファンユニットに対して送気ダクトの上端を係脱可能
に係止して行われていることを要旨とする。請求項4
は、請求項2記載のフードの前面下端もしくは前面中途
高さ位置からフードの上面所望域に亘って添接状に配置
されるコードカバーに、電気機器と、下端側をその電気
機器に連絡し上端側にコネクタを有するコードとを支持
させ、該コードカバーを、フードの前面に係脱可能に係
止し、多翼ファンユニット内の制御部に一端を連絡し他
端側にコネクタを有する延長コードのそのコネクタと前
記コネクタ同士をフード上方で分離可能に結線している
ことを要旨とする。請求項5は、請求項3記載のフード
の前面下端もしくは前面中途高さ位置からフードの上面
所望域に亘って添接状に配置される第1コードカバー
に、電気機器と、下端側をその電気機器に連絡し上端側
にコネクタを有するコードとを支持させ、前記送気ダク
トの表面に縦設される第2コードカバーに、多翼ファン
ユニット内の制御部に一端を連絡し他端側にコネクタを
有する延長コードを支持させ、該第1コードカバーをフ
ードの前面に、また第2コードカバーを送気ダクトの表
面に各々係脱可能に係止し、コード先端のコネクタ同士
をフード上方で分離可能に結線していることを要旨とす
る。
【0006】(作用)前記技術的手段によれば下記の作用
を奏する。 (請求項1、2)本送風機据付型のレンジフードファン
は、多翼ファンユニットの差込枠への直差込(嵌合)に
よる取付強度の信頼性とプレス絞り加工品であるフード
の軽量化とで据付状態を安定化させ、合わせてフラン
ジ、鋭利な部分と共に油脂分の停滞部を内面から排除し
て、フードの清掃性を向上させる。そして、多翼ファン
ユニットからのフードの取外しによって清掃の前作業を
行わせて丸洗いを可能にし、その清掃後の再組付けも係
止作業で行わせる。 (請求項3)本送風機据付型のレンジフードファンは、前
記請求項1、2に加えて多翼ファンユニットとフードと
の間の送気ダクトの長さに設定で、室壁の排気口の高さ
に左右されることなく、フードを所定高さ位置に配設さ
せる。そして、多翼ファンユニットからの送気ダクトの
取外し、送気ダクトからのフードの取外しによって清掃
の前作業を行わせて送気ダクト、フードの丸洗いを可能
にし、その清掃後の再組付けも係止作業で行わせる。 (請求項4)本送風機据付型のレンジフードファンは、
コードカバーのフードへの前側からの係脱で電気機器
(操作部、照明具等)と共にそのコードを廃ガスに晒さ
れないように視認不能に配設し、制御部からのフード外
コード先端のコネクタと前記コネクタとをフード上方で
結線する。また、電気機器(操作部、照明具等)のセッ
トと、その電気機器に連絡するコードの廃ガスに晒され
ない状態での配線とをコードカバーのフードへの前側か
らの係止で行う。そして、係止の解除でフード前面の電
気機器(操作部、照明具)及びそのコードを同時且つ一
緒にフードから抜き取らせ、フードを丸洗い可能にす
る。 (請求項5)本送風機据付型のレンジフードファンは、
第1コードカバーのフードへの前側からの係脱で電気機
器(操作部、照明具等)と共にそのコードを廃ガスに晒
されないように視認不能に配設し、制御部からのフード
外コードを同様に送気ダクトに係脱する第2コードカバ
ーで視認不能に配設する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図5は本発明送風機据付
型のレンジフードファンを示し、図6は他の実施の形態
を示している。符号Aがそのレンジフードファンであ
る。
【0008】レンジフードファンAは、フード1、その
フード1の上方に配設される多翼ファンユニット2、そ
の多翼ファンユニット2とフード1とを間接的に接続す
る送気ダクト3、室壁100の排気口101に取付けら
れる差込枠4、第1コードカバー5、第2コードカバー
6、第1コードカバー5に取付けられる操作部7(電気
機器)、照明部8(電気機器)等から構成されている。
【0009】フード1は、プレス絞り加工による偏平箱
状とする下方開放型の一体成形品、詳細には内面にフラ
ンジや油受けのない形状、本実施の形態では前面部を上
面部にかけて湾曲面とする外観形状にしてあり、その上
面にグリスフィルタ9で塞がれる丸孔状の吸気口11を
開口すると共に前記吸気口11周りその孔芯を挟む対称
位置に係合孔21、21を開孔している。
【0010】グリスフィルタ9は、前記吸気口11より
も一回り大きな面積を有してなり、リング状縁杆19の
対称個所一方に引っ掛け片29を、他方に固定片39を
設け、その引っ掛け片29をフード1上面に開孔した差
込み係合孔31に差込係止すると共に固定片39を同フ
ード1の上面に開孔したネジ孔41にネジ200止めす
ることによって装設してある。そして、ネジ200の螺
合を解き、差込み係止片31を抜き取ることで、取り外
せるようになっている。
【0011】多翼ファンユニット2は、横向き(水平
状)にした多翼ファン(シロッコファンやターボファン
等)12を矩形箱状の収容ケース22に一体的に収容
し、ファンケーシング12aの吐出部12a’をその収
容ケース22の一側面で開口すると共にその収容ケース
の一側面にその吐出部12a’を囲繞するように矩形状
の接続用筒部32を収容ケース22から一段低い段部を
介して室壁100方向に突設形成している。また、この
多翼ファンユニット2は、多翼ファン12の作動・停止
・回転数の制御及び照明具の点灯・消灯を制御する制御
部10を収容ケース22側壁内面に設けると共に、収容
ケース22底壁に、開孔した流入孔42の孔芯を挟む対
称位置に下方を向いて前向きL形状の係脱爪52、52
を一対突設させてある。
【0012】排気用の差込枠4は、金属製とし、室壁1
00の排気口101を閉口するに十分な面積を有する金
属製(例えばステンレス製)の取付パネル14から前記
接続用筒部32に外嵌合する矩形筒状をもって突設形成
してなり、前記接続用筒部32を室内側から差込嵌合し
た状態においてその接続用筒部32に開孔してあるネジ
孔32aと一致するネジ孔4aが複数個開孔してある。
尚、この差込枠4は、図2、図3に示するように後端側
縁部近傍に鍔4bを周設し、取付パネル14の開口14
a縁内側にその鍔4bを当接して、室内側に突設状に設
けること自由である。
【0013】送気ダクト3は、図1に示すように上下開
放縁に取付鍔13、13を周設し、その上側取付鍔13
に係合孔13aを、下側取付鍔13に前向きL形状の係
脱爪13bを各々設け、係脱爪13bを前記フード1の
係合孔21に、また係合孔13aに多翼ファンユニット
2の係脱爪52を各々係脱可能に係止することによって
多翼ファンユニット2とフード1とを接続するようにな
っている。この送気ダクト3は、長さを異にするタイプ
を種々用意し、その選択によって室壁100の排気口1
01高さに対応するようにしてある。
【0014】第2コードカバー6は、図1に示すように
横断面コ形状を呈し、縁部に適宜間隔をおいて係止爪1
6を突設し、送気ダクト3の前面に開孔してある係合孔
13cに係脱可能に係止して同送気ダクト3の前面中央
部に係脱可能に縦設してなり、上側取付鍔13に開孔さ
れている切欠13dを介して前記制御部10から収容ユ
ニット22、ファンケーシング12aとの間を通して配
設される延長コード10aを挿通し、下端の開放部から
コネクタ10a’を引出可能にしてある。
【0015】第1コードカバー5は、フード1前面中央
部下端近傍部から前記第2コードカバー6の下端に近接
するまでのフード1表面に添う側面視湾曲形状に形成さ
れている。この第1コードカバー5は、詳細には下端側
を幅広とし、その幅広部15から上方に行くに従って幅
を漸減状にして第2コードカバー6の下端近傍もしくは
当接状に延長し尚且つ延長端から所望範囲の高さを他の
部分よりも高くして収容部25とし、操作部7、燃焼用
器具の照明具8を上下隣設状に装設し、内部に操作部7
並びに照明具8各々に連絡するコード35を配線し、前
記収容部25内に制御部10からの延長コード10aの
コネクタ10a’と接続するコネクタ35a’とを結線
状態で収容している。本実施の形態では、前記収容部2
5の上半部を嵌脱可能な半割片25aとし、前記のよう
にコネクタ10a’、35a’同士を結線した後、両コ
ネクタ10a’、35a’を収容状態でカバーできるよ
うになっている。
【0016】前記操作部7は、多翼ファン12の作動及
び停止、更にはその回転数を選択する各所スイッチと共
に、照明具の点灯・消灯用の各スイッチを並列状等所要
のパターンをもって配列した表面の操作板17を、第1
コードカバー5下端側前面の垂直面から露呈させるよう
に本体側を幅広部15に埋設状にしてある。
【0017】照明具8は、図示するように前記幅広部1
5から背後方向に突出するようにランプカバー18を組
付け、ランプカバー18にランプ28を内設すると共
に、下面若しくは下面と後面に亘って投射窓38を設
け、フード1前面に開口したランプ挿通口51からその
ランプカバー18をフード1内に突設させ、そこから下
方の燃焼用器具に照射するようになっている。
【0018】前記第1コードカバー5の係脱部は、ラン
プカバー18の両側面から突設した左右一対の弾性係合
爪45であり、前記ランプ挿通口51に隣設してフード
1前面に開孔している係合孔61に弾性的に係止して、
前記第1コードカバー5をフード1前方側から係脱可能
に取付けている。
【0019】斯様に構成されているレンジフードファン
は、多翼ファンユニット2の一側部を排気口101を閉
口するように室壁100に取付固定された取付パネル1
4から室内に突出する差込枠4に抜き差し可能に嵌合し
た後、ネジ孔32a、4a同士をネジ200で螺合し、
その多翼ファンユニット2に送気ダクト3を係止して垂
設し、前方から第2コードカバー6を係止して制御部1
0からの延長コード10aをカバーする。そして、操作
部7、照明具8を有する第1コードカバー5を係止した
フード1を、送気ダクト3に係止し、コネクタ10
a’、35a’同士を結線して据付施工が完結する。そ
の際、フード1がプレス絞り加工品であって薄箱状に形
成されて軽量であり、差込枠4に多翼ファンユニット2
の吐出部12a’を有する一側部を嵌合状に差し込んで
その取付強度を増強させていることも有利に働いて、敢
えてフード1を室壁100で支持せずとも安定して設置
することができる。無論、室壁に取付けられている補助
引掛け片等でフード背面を係止して全重量が多翼ファン
ユニット2の室壁との固定部、即ち差込枠部分に集中し
ないように配慮しても勿論構わないものである。そし
て、コネクタ10a’、35a’同士を分離した後、フ
ード1の送気ダクト3との係止(引っ掛け)を解いてそ
のフード1から第1フードカバー5を抜き取れば、オー
プンスペースを利用してフード1が丸洗い可能になる
し、多翼ファンユニット2から送気ダクト3を抜き取れ
ば同様に送気ダクト3が丸洗いできる。丸洗いに際して
も、プレス絞り加工特有の鋭利な部分のない形態故、フ
ード1の払拭も楽に行えるし、多翼ファンユニット2に
おいても差込枠4から外してオープンスペースを利用し
て清掃することも可能になる。
【0020】尚、更に接続を強固にするために多翼ファ
ンユニット2と送気ダクト3、送気ダクト3とフード1
との接続に止めネジを併用するのも自由である。
【0021】図6は、多翼ファンユニット2に直接的に
フード1を吊持状に接続した実施の形態を示している。
第2コードカバー6を使用しない点及び送気ダクト3を
使用しない点を除いた他の構造は、前記する実施の形態
と同様であるため、同一符号を付けて具体的な説明は省
略する。この実施の形態では多翼ファンユニット2にフ
ード1を係脱可能に係止している。フード1は、前記す
る実施の形態と同様にプレス絞り加工品(内面にフラン
ジや油受けのない形状)であり、その上面に開孔されて
いる前記係合孔21、21に、多翼ファンユニット2の
前向きL形状の係脱爪52、52を係脱可能に係止する
ことによって吊持状にしてある。制御部10からの延長
コード10aは、収容ケース22の前面部に先端のコネ
クタ10a’を取付け、操作部7並びに照明具8各々に
連絡するコード35先端のコネクタ35a’と結線した
状態で前記実施の形態と同様にコードカバー(前記実施
の形態の第1コードカバー)5の収容部25内に収容し
てある。室壁100の排気口101は、図示しないがフ
ード1を所定の高さ位置にセットする所要高さに開設さ
れていること言うまでもない。この実施の形態の場合も
更に接続を強固にするために多翼ファンユニット2とフ
ード1との接続に止めネジを併用すること自由である。
【0022】この実施の形態の特長は、前記する実施の
形態と同様に送気ダクト3の有無を除いて同様であり、
具体的な説明は省略する。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように室壁から排気口に
連通する排気用の差込枠を室内に突設し、その差込枠に
多翼ファンユニットの吐出部側を抜き差し可能に嵌合し
て取着し、その多翼ファンユニットに直接的または間接
的にプレス絞り加工で成形したフードを吊持状に接続し
た送風機据付型のレンジフードファンである。従って、
差込枠に多翼ファンユニットの吐出部を有する一側部を
嵌合状に差し込んでその取付強度を増強させ且つ内面に
鋭利な部分(フランジ等)や油受けの無い軽量なフード
にしたことから、凹凸(フランジや油受け)で怪我する
ことがなく、油脂分の停滞もないから拭きやすい上、取
付安定性もある送風機据付型レンジフードファンを新規
に提供することができる。また、多翼ファンユニットの
差込枠への取付けに際して、接続をより確実にするため
更にネジ止するにしても、嵌合による位置合わせの後に
行えるものであるから、孔合わせが一切不必要であり、
ネジ止作業も簡単である。しかも、多翼ファンユニット
に対するフード、多翼ファンユニットに対する送気ダク
ト、送気ダクトに対するフードの取付け等を係脱方式に
している場合には、差込枠に多翼ファンユニットを嵌合
状に差込んで取着し、その多翼ファンユニットにフード
を係止したり、その多翼ファンユニットに送気ダクト、
フードの順に係止することでレンジフードファンの設置
作業が完結し、現場での据付作業が造作なく行えるばか
りでなく、清掃後の再組付けが家人でも簡単に行える。
しかも、請求項4や請求項5のようにフードの前面下端
もしくは前面中途高さ位置からフードの上面所望域まで
添接状に配置されるコードカバーに、電気機器(操作部
や照明具等)と、下端側をその電気機器に連絡し上端側
にコネクタを有するコードとを支持させ、多翼ファンユ
ニット内の制御部に一端を連絡し他端側にコネクタを有
する延長コード先端のコネクタと、前記電気機器からの
コード先端のコネクタとをフード上方で分離可能に結線
している場合には、フード前面に装設される電気機器
(操作部、照明具等)の所定部位への配設(セット)と
その電気機器からのコードの廃ガスの悪影響を受けない
フード外配線とがフード外側からの係止作業で一度に行
え、非常に簡単であるし、コードを鉄製のカバーやシリ
コンワニスチューブ等で防護する保護処理や、コードに
付着する汚れ(油脂分)を定期的に払拭する清掃作業等
を皆無にすることができ、フード内に露呈しないためフ
ード内清掃も楽に行え、フード丸洗いするにも好都合で
ある等の様々な利点を達成することができる。そして、
制御部から延長したコードに対してフード外でコネクタ
接続されるため、電気的接続部分に油脂分の侵入の心配
もなくなり、安全性も一層向上するし、コードカバー
(特に第1コードカバー)がフードの前面側を縦設する
リブ的役割と果たし、頑丈なフードの提供に寄与するこ
とができるし、そのコードカバーが本来ならフードの前
面に沿うコードを隠して違和感を惹起させないばかりで
なく、そのコードカバーの外観形状の工夫によって装飾
的美観を付与することも可能で商品価値を高揚し、コー
ドカバーを室内照明の取付部や、表示板、掲示板等の取
付部等としても有効利用することもできる。また、送気
ダクトを中間材として使用する場合においても、送気ダ
クトの表面に沿って添接状に係脱可能に縦設されるコー
ドカバー(第2コードカバー)に、多翼ファンユニット
内の制御部に一端を連絡し他端側にコネクタを有する延
長コードを視認不能に支持させているため、コード露出
による違和感を惹起させないばかりでなく、そのコード
カバーを取り外せば送気ダクトに対してコードは無関係
となり、丸洗いするにも好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態送風機据付型のレンジフードファ
ンの分解斜視図。
【図2】同レンジフードファンの側面断面図。
【図3】多翼ファンユニットと差込枠との取付構造を示
す平面図で一部切欠して示す。
【図4】図3の(4)―(4)線断面図。
【図5】第1コードカバー、第2コードカバーの取付状
態を示す拡大側面図で一部切欠して示し、(イ)は、半
割片を外した状態を示す。(ロ)は、第1コードカバー
を引き抜いた状態を示す。
【図6】他の実施の形態送風機据付型のレンジフードフ
ァンの分解斜視図。
【符号の説明】
A:送風機据付型のレンジフードファン 4:差込
枠 14:取付パネル 101:排気
口 2:多翼ファンユニット 3:送気
ダクト 1:フード 5:コー
ドカバー(第1コードカバー) 6:第2コードカバー 35:コー
ド(電気機器側のコード) 10:制御部 10a:コ
ード(制御部側のコード)
10a’、35a’:コネクタ 7:制御部 8:照明

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室壁から排気口に連通する排気用の差込枠
    を室内に突設し、その差込枠に多翼ファンユニットの吐
    出部側を抜き差し可能に嵌合して取着し、その多翼ファ
    ンユニットに直接的または間接的にプレス絞り加工で成
    形したフードを吊持状に接続していることを特徴とする
    送風機据付型のレンジフードファン。
  2. 【請求項2】前記直接的な接続は、多翼ファンユニット
    へのフードの係脱可能な係止で行われていることを特徴
    とする請求項1記載の送風機据付型のレンジフードファ
    ン。
  3. 【請求項3】前記間接的な接続は、所望長さの送気ダク
    トの下端に対してフードを係脱可能に係止し、多翼ファ
    ンユニットに対して送気ダクトの上端を係脱可能に係止
    して行われていることを特徴とする請求項1記載の送風
    機据付型のレンジフードファン。
  4. 【請求項4】前記フードの前面下端もしくは前面中途高
    さ位置からフードの上面所望域に亘って添接状に配置さ
    れるコードカバーに、電気機器と、下端側をその電気機
    器に連絡し上端側にコネクタを有するコードとを支持さ
    せ、該コードカバーを、フードの前面に係脱可能に係止
    し、多翼ファンユニット内の制御部に一端を連絡し他端
    側にコネクタを有する延長コードのそのコネクタと前記
    コネクタ同士をフード上方で分離可能に結線しているこ
    とを特徴とする請求項2記載の送風機据付型のレンジフ
    ードファン。
  5. 【請求項5】前記フードの前面下端もしくは前面中途高
    さ位置からフードの上面所望域に亘って添接状に配置さ
    れる第1コードカバーに、電気機器と、下端側をその電
    気機器に連絡し上端側にコネクタを有するコードとを支
    持させ、前記送気ダクトの表面に縦設される第2コード
    カバーに、多翼ファンユニット内の制御部に一端を連絡
    し他端側にコネクタを有する延長コードを支持させ、該
    第1コードカバーをフードの前面に、また第2コードカ
    バーを送気ダクトの表面に各々係脱可能に係止し、コー
    ド先端のコネクタ同士をフード上方で分離可能に結線し
    ていることを特徴とする請求項3記載の送風機据付型の
    レンジフードファン。
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