JP2003185175A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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Abstract
作業及び端子台へのケーブル着脱作業を容易にしてサー
ビス性を向上した空気調和機を提供する。 【解決手段】 制御基板24及び端子台22、23等を
収納するための開放面を設けた電装箱3と、前記端子台
22、23及び試運転スイッチ34等が表面に露出する
状態で前記開放面に配置される中蓋31と、この中蓋3
1を覆う外蓋38とを備えた空気調和機において、前記
端子台22、23に接続されるケーブル28を前記中蓋
31と前記外蓋38との間に配置し、外蓋38は電装箱
3に固定される。
Description
箱の改良に関する。
機、熱交換器等の機構部品とともに、それらを駆動制御
する電装制御部品等が収納されている。
れる箱体に入れられて本体内に収納されている。従来の
電装箱には制御基板と端子台が並列に設けられており、
電装箱の開放面には、この開放面に配置され、表面に端
子台を露出し、制御基板を支持する中蓋が設けられる。
中蓋の表側には、端子台を覆う外蓋が設けられる。そし
て、中蓋及び外蓋は、複数のねじにて電装箱に取り付け
られる。
ケーブル接続時には、外蓋を外してケーブル接続作業を
行ったり、空気調和機の点検・修理時には、外蓋及び中
蓋を外し電装箱内の制御基板等を取り出して点検・修理
を行うことがある。このため、電装箱においては蓋の着
脱を容易にしてサービス性の向上を図ることが求められ
ている。
り、電装箱内に設けられた制御基板の点検・修理作業及
び端子台へのケーブル着脱作業を容易にしてサービス性
を向上した空気調和機を提供することを目的とする。
に、請求項1に記載の発明は、制御基板等を収納するた
めの開放面を設けた電装箱と、前記制御基板につながる
ケーブルが表面に露出する状態で前記開放面に配置され
る中蓋と、このケーブルを覆う外蓋とを備えた空気調和
機において、前記外蓋は電装箱に固定されることを特徴
とする。
子台等を収納するための開放面を設けた電装箱と、前記
端子台及び試運転スイッチ等が表面に露出する状態で前
記開放面に配置される中蓋と、この中蓋を覆う外蓋とを
備えた空気調和機において、前記端子台に接続されるケ
ーブルを前記中蓋と前記外蓋との間に配置し、外蓋は電
装箱に固定されることを特徴とする。
の空気調和機において、前記中蓋に前記試運転スイッチ
を露出する窓を設けたことを特徴とする。
いずれかに記載の空気調和機において、前記外箱は複数
の係合部とねじ固定部とを有することを特徴とする。
の空気調和機において、前記ねじ固定部は係合部から離
れた位置に配置されることを特徴とする。
いずれかに記載の空気調和機において、前記ケーブルは
分離型空気調和機の室内機と室外機間に配線されるユニ
ット間ケーブルであることを特徴とする。
明する。図1は本発明の一実施形態における空気調和機
の室内機を示す分解斜視図、図2は電装箱に中蓋を装着
した正面図、図3は中蓋の正面図、図4は図2の電装箱
にケーブルを接続した正面図、図5は電装箱に外蓋を装
着した正面図、図6は外蓋の正面図である。
室内機1の硬質合成樹脂製本体フレームを示し、その前
面中央の向かって左寄りには、室内熱交換器2が収納さ
れ、その右方には、電装箱3が取り付けられ、熱交換器
2の下方には左右に渡って硬質樹脂製のドレンパン4が
設けられている。
間隔で複数枚配設された熱交換フィン6・・と、図示し
ない室外機(コンデンシングユニット)に接続されて冷
媒が流れる冷媒管7と、図示しない室外のボイラーに流
量可変弁8を介して接続され温水が流れる温水管9とか
ら構成されている。これら冷媒管7及び温水管9は、管
板5及び熱交換フィン6・・を貫通して左右に蛇行状に
配設されている。
スフローファン14が配設されており、このファン14
は電装箱3側に取り付けられたモータ14Mによって回
転駆動される。
イ運転時に熱交換器2から滴下する結露水を受容するも
のであり、係るドレンパン4には目詰まりによる満水を
検知するための水位センサ15が配置され、ドレンパン
4の排水口4Aにはドレンホース16が接続されて後方
に引き出されている。
質合成樹脂にて成型され前面に開放し縦長で奥行の長い
箱体で、上部に端子台収納部17、中央部から下部にか
けて基板収納部18が設けられ、基板収納部18の上下
の内面には前後方向にガイドレール(図示せず)が形成
されている。端子台収納部17には3Pと2Pの2つの
端子台22、23が並んで取り付けられ、基板収納部1
8には制御基板24が縦向き、かつ、制御基板24の上
下の縁がガイドレールに係合されて摺動自在に収納され
ている。
の上下2ヵ所には電装箱3を本体フレーム1Aに固定す
るための本体固定部25a、25b、25cが設けら
れ、左側面の下部に水位センサ26aを取り付けるため
のセンサ固定部26が設けられている。電装箱3の下部
にはねじ取付用ボス27が設けられ、後下部には固定具
(図示せず)を介して後方から配線用ケーブル(ユニッ
ト間ケーブル)を固定するケーブル固定部29が設けら
れている。
装着される。この中蓋31は、電装箱3の開放面を覆
い、図3に示すように、上部に端子台カバー部35a、
中央から下部にかけての左側にケーブル通路部35b、
右側に基板カバー部35cが形成されている。端子台カ
バー部35aの下方には3P・2Pの端子台22、23
を表面に露出する端子台開口部32を有している。ケー
ブル通路部35bは、基板カバー部35cに比べ後方に
凹み、その前方には基板カバー部35cの側面から延び
る横棒36が形成されている。基板カバー部35には前
記制御基板24に取り付けられ前方から操作されるアド
レススイッチ33及び試運転スイッチ34を露出するた
めの2つの開口部39、39を有している。中蓋31の
裏側には制御基板24を前方から押えるための溝(図示
せず)が形成され、中蓋31の上縁には後方に突出する
突起板37、左右両縁には後方に突出する係止爪41、
42が形成されている。端子台開口部32の右縁には前
方に突出し左方に曲がるL形の押え爪(係合部)43が
形成されている。
箱3の上板49とその下方に形成されたリブ50、50
との間に挟み込まれ、前記係止爪41、42が電装箱3
の両側板の外側を挟んで押え、これにより中蓋31が電
装箱3に係止される。なお、前記アドレススイッチ33
は、例えば、同じ部屋に複数の空気調和機を設置した場
合にこれらの空気調和機を個別にリモコン操作を可能に
する設定するスイッチであり、前記試運転スイッチ34
は、強制的に暖房または冷房運転する場合に用いるスイ
ッチである。
部32には、端子台22、23ケーブル挿入用の穴が露
出し、この穴に室内機と室外機間に配線されるユニット
間ケーブル28が挿入され接続される。ユニット間ケー
ブル28は、一端を室外機に接続し、部屋の壁孔を通っ
て室内機1内に引き込まれる。そして、ケーブル固定部
29に固定され、電装箱3の下部を通り、ケーブル通路
部35bを通って横棒36に挟み込まれ、3Pと2Pの
端子台22、23に接続される。。
には、外蓋38が装着される。この外蓋38は前記中蓋
31の端子台開口部32及びケーブル通路部35bを覆
っている。この外蓋38の左縁には左方に突出する2つ
の差込部(係合部)44、45、下部にはねじ孔を有す
るねじ固定部46、及び左右の縁から後方に突出する側
壁47、47(図6参照)が形成されている。この外蓋
38は、差込部44、45が電装箱3に形成された溝
(図示せず)に挿入され、側壁47、47の後端が中蓋
31の表面に当接され、右上部が前記中蓋31の押え爪
43に押えられ、ねじ固定部46が電装箱3に形成され
たねじ取付用ボス27にねじ止めされることにより、電
装箱3に固定される。
御部品等の部品類を隠蔽するかたちで本体フレーム1A
の前側には、図1に示すように、本体カバー48が取り
付けられる。この本体カバー48の前面中央部には前記
熱交換器2の前方に対応して格子状の開口が形成される
とともに、本体カバー48の右側には電装箱3の前面に
対応して開口51が形成されており、この開口51を通
して電装箱3の前面に設けられたスイッチ類の操作を行
うことができる。本体カバー48の前方にはスリット状
の複数の吸込口52を有する前面グリル53が取り付け
られ、この前面グリル53は上辺を中心にして回動自在
に本体カバー48に取り付けられる。前面グリル53と
本体カバー48の間には左右に2枚のフィルタ54が介
設され、これらフィルタ54は、下方に抜き差し自在に
本体カバー48に保持される。
て吹出口55が形成されており、吹出口55には複数の
左右風向調節羽根56が回動自在に取り付けられる。ま
た、吹出口55には上下吹出方向を調節するフラップ5
7が取り付けられており、このフラップ57は右端のフ
ラップモータ57Mにて駆動される。
3は、開放面を覆う中蓋31及び外蓋38を有し、中蓋
31は、上部の突起板37及び左右両縁の係止爪41、
42により電装箱3に固定されており、両係止爪41、
42を外し突起板37を前方に引き出すことにより外れ
るので、その着脱が容易である。そして、外蓋38は、
差込部44、45、押え爪43及びねじ1本にて電装箱
3に固定されているので、押え爪43及びねじ1本を外
すことにより外れるので、従来複数のねじで固定されて
いたのに比べ、その着脱が容易である。また、外箱38
は、差込部44、45と押え爪43とねじ固定部46と
がそれぞれ外蓋38の離れた位置に配置されているの
で、電装箱3に安定して固定され、中蓋31も外蓋38
を固定することにより確実に固定される。
易であるので、電装箱3内の制御基板24を容易に取り
出すことができ、制御基板24の点検・修理作業を容易
にすることができる。
22、23にユニット間ケーブル28を接続し、このユ
ニット間ケーブル28を中蓋31と外蓋38の間に配置
するので、ユニット間ケーブル28が電装箱3内の制御
基板24から隔離され、制御基板24等に加わる外力を
防いで安全性を向上することができる。
イッチ34は、制御基板24に取り付けられ、かつ、室
内機1の前面グリル53を開くことにより操作できるの
で、操作性及び使い勝手を良くしている。
したが、本発明はこれに限定されるものではない。
和機を用いて説明しているが、一体型の空気調和機、埋
込み型空気調和機や、天井カセット型空気調和機であっ
ても良い。
機は、制御基板及び端子台等が収納される電装箱と、こ
の電装箱の開放面を覆う中蓋と、この中蓋を覆う外蓋と
を備え、前記外蓋は複数の係合部と1本のねじにて電装
箱に固定されるので、このねじを着脱することにより外
蓋が着脱でき、同様に、中蓋の着脱も容易であるので、
制御基板等の点検・修理時の外蓋及び中蓋の着脱作業を
軽減して点検・修理作業を容易にすることができる。
ら露出し、この端子台にケーブルを挿入し接続するとと
もに、ケーブルを中蓋と外蓋の間に配置することによ
り、ケーブルを制御基板から隔離し、ケーブルに加わる
外力が制御基板に加わることがないので、ケーブル挿脱
作業を容易にすることができる。
機を示す分解斜視図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 制御基板等を収納するための開放面を設
けた電装箱と、前記制御基板につながるケーブルが表面
に露出する状態で前記開放面に配置される中蓋と、この
ケーブルを覆う外蓋とを備えた空気調和機において、 前記外蓋は電装箱に固定されることを特徴とする空気調
和機。 - 【請求項2】 制御基板及び端子台等を収納するための
開放面を設けた電装箱と、前記端子台及び試運転スイッ
チ等が表面に露出する状態で前記開放面に配置される中
蓋と、この中蓋を覆う外蓋とを備えた空気調和機におい
て、前記端子台に接続されるケーブルを前記中蓋と前記
外蓋との間に配置し、外蓋は電装箱に固定されることを
特徴とする空気調和機。 - 【請求項3】 前記中蓋に前記試運転スイッチを露出す
る窓を設けたことを特徴とする請求項2に記載の空気調
和機。 - 【請求項4】 前記外箱は複数の係合部とねじ固定部と
を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
載の空気調和機。 - 【請求項5】 前記ねじ固定部は係合部から離れた位置
に配置されることを特徴とする請求項4に記載の空気調
和機。 - 【請求項6】 前記ケーブルは分離型空気調和機の室内
機と室外機間に配線されるユニット間ケーブルであるこ
とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空気調
和機。
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- 2001-12-12 JP JP2001378494A patent/JP3789809B2/ja not_active Expired - Fee Related
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