JPH0559125U - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0559125U
JPH0559125U JP000996U JP99692U JPH0559125U JP H0559125 U JPH0559125 U JP H0559125U JP 000996 U JP000996 U JP 000996U JP 99692 U JP99692 U JP 99692U JP H0559125 U JPH0559125 U JP H0559125U
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牧男 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気品箱の収納スペースを小さくし、配線工事
等の作業性を向上させる。 【構成】ケーシング(2)の内部には、電気品箱(6)
の収納スペース(8)が仕切部材(12)に凹設されて形成
されている。更に、該収納スペース(8)は、上下方向
に延びる縦スペース(81)と、該縦スペース(81)の下端よ
り水平方向に延びる横スペース(82)とよりL字状に形成
されている。加えて、上記電気品箱(6)は、縦スペー
ス(81)に収納される電気品箱本体(61)と、該電気品箱本
体(61)と別部材で形成されて上記横スペース(82)に収納
され、電気品箱本体(61)より延びる配線(67)の接続固定
台(62)と、上記仕切部材(12)に取付けられ、上記縦スペ
ース(81)及び横スペース(82)の前面を覆うL字状の蓋体
(63)とより構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、天井埋込型などの各種の空気調和装置に関し、特に、電気品箱構造 に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、空気調和装置には、例えば、天井に埋め込まれる天井埋込型空気調和 装置があり、該天井埋込型空気調和装置は、本体ケーシングの下面に化粧パネル が取付けれ、該化粧パネルに吸込口と吹出口とが開設されると共に、上記本体ケ ーシング内に形成された空気通路に送風ファンと熱交換器とが配設されて成り、 上記吸込口より吸込んだ室内空気を熱交換器で熱交換して吹出口より温風又は冷 風を室内に吹出し、室内を空調している。
【0003】 そして、上記天井埋込型空気調和装置には、送風ファン等を制御するために電 気品箱が設けられている。この電気品箱には、実開昭58−67222号公報に 開示されているように、本体ケーシングの内面にコ字状の外板が取付けれ、該外 板内に箱体をスライド自在に挿入したものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した天井埋込型空気調和装置の電気品箱においては、箱体内に各種の電気 部品をすべて収納するようにしているために大なる収納スペースを要するという 問題があった。
【0005】 特に、近年においては、快適性の向上を図るために制御が高度化して、素子類 等の部品点数が多くなり、且つ配線数も多くなり、矩形状のスペースでは電気品 箱自体が大型化することになる。この結果、空気調和装置自体が大型化するとい う問題があった。
【0006】 また、上記電気品箱においては、蓋体を設けていないので、上記箱体を取外さ ないと、配線等の各種工事を行うことができず、作業性が悪いという問題があっ た。特に、天井埋込型空気調和装置においては、高所作業となり、且つ台数が多 い場合には、各種作業に極めて手間を要するという問題があった。
【0007】 本考案は、斯かる点に鑑みてなされたもので、電気品箱の収納スペースを小さ くすると共に、配線工事等の作業性を向上することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案が講じた手段は、L字状に形成した収納 スペースに電気品箱本体と接続固定台とを別部材で形成して収納するようにした ものである。
【0009】 具体的に、図6に示すように、請求項1に係る考案が講じた手段は、先ず、ケ ーシング(2)に吸込口(23)と吹出口(24)とが開設されると共に、該ケーシング (2)の内部には、吸込口(23)から吹出口(24)に亘る空気通路(11)が仕切部材に よって形成され、該空気通路(11)に送風ファン(32)と熱交換器(4)とが配設さ れた空気調和装置を前提としている。
【0010】 そして、上記ケーシング(2)の内部には、電気品箱(6)の収納スペース( 8)が仕切部材(12)に凹設されて形成されている。更に、該収納スペース(8) は、上下方向に延びる縦スペース(81)と、該縦スペース(81)の下端より水平方向 に延びる横スペース(82)とよりL字状に形成されている。加えて、上記電気品箱 (6)は、縦スペース(81)に収納される電気品箱本体(61)と、該電気品箱本体(6 1)と別部材で形成されて上記横スペース(82)に収納され、電気品箱本体(61)より 延びる配線(67)の接続固定台(62)と、上記仕切部材(12)に取付けられ、上記縦ス ペース(81)及び横スペース(82)の前面を覆うL字状の蓋体(63)とより構成されて いる。
【0011】 また、請求項2に係る考案が講じた手段は、上記請求項1記載の考案において 、電気品箱本体(61)は、仕切部材(12)に着脱自在に取付けられると共に、該仕切 部材(12)からの離脱状態において縦スペース(81)に対して上下方向にスライド可 能に設けられた構成としている。
【0012】 また、請求項3に係る考案が講じた手段は、上記請求項1又は2記載の考案に おいて、仕切部材(12)には、縦スペース(81)の下端部位置に対応して電気品箱本 体(61)の仮掛け部(65)が形成される一方、上記電気品箱本体(61)には、仮掛け部 (65)に係合する係止部(66)が形成された構成としている。
【0013】 また、請求項4に係る考案が講じた手段は、上記請求項1,2又は3記載の考 案において、ケーシング(2)は、下面が開放された本体ケーシング(21)と、該 本体ケーシング(21)の下面を覆う化粧パネル(22)とより形成され、該化粧パネル (22)は、中央部に形成された吸込口(23)に吸込グリル(25)が取付けられて構成さ れる一方、電気品箱本体(61)は、上部両側に上記化粧パネル(22)における吹出口 (24)の縁部に当接可能な突出部(64)が形成されて正面視T字状に形成された構成 としている。
【0014】 また、請求項5に係る考案が講じた手段は、上記請求項1〜4の何れか1記載 の考案において、蓋体(63)は、縦スペース(81)の前面を覆う縦蓋部(63a) と、横 スペース(82)の前面を覆う横蓋部(63b) とが折り目(63c) を介して折り曲げ自在 に形成されて成り、該横蓋部(63b) が仕切部材(12)に対して開閉自在に取付けら れた構成としている。
【0015】 また、請求項6に係る考案が講じた手段は、上記請求項5記載の考案において 、蓋体(63)における縦蓋部(63a) の両側部には、縦スペース(81)における両側部 の仕切部材(12)に上下方向にスライド自在に係合するレール部(63d) が形成され た構成としている。
【0016】
【作用】
上記の構成により、請求項1に係る考案では、送風ファン(32)を駆動して室内 空気を吸込口(23)よりケーシング(2)内に吸込み、熱交換器(4)で熱交換し て温風又は冷風を生成し、空調空気を吹出口(24)より室内に吹出している。
【0017】 そして、上記送風ファン(32)等を駆動制御する電気品箱(6)は、電気品箱本 体(61)と接続固定台(62)とを別部材で形成してL字状の収納スペース(8)に収 納しているので、小さなスペースに収納されている。
【0018】 また、請求項2に係る考案では、上記電気品箱本体(61)が収納スペース(8) の縦スペース(81)に対して上下方向にスライド自在になっているので、該電気品 箱本体(61)をケーシング(2)より引出してメンテナンス等を行うことができる ことなる。特に、上記電子部品等の素子類を端子台等の接続固定台(62)と別個に 電気品箱本体(61)に収納しているので、該素子類の交換等を容易に行うことがで きる。
【0019】 また、請求項3に係る考案では、上記電気品箱本体(61)を仮掛け部(65)に吊下 することができるので、より配線工事等のメンテナンスを容易に行うことができ る。
【0020】 また、請求項4に係る考案では、電気品箱本体(61)の突出部(64)により該電気 品箱本体(61)を化粧パネル(22)に吊下することができるので、該電気品箱本体(6 1)を化粧パネル(22)に載置した状態でメンテナンスを行うことになる。
【0021】 また、請求項5に係る考案では、横蓋部(63b) のみを開閉することにより、接 続固定台(62)の配線工事等を行うことになる。
【0022】 また、請求項6に係る考案では、縦蓋部(63a) を仕切部材(12)に対してスライ ドすることにより、上記電気品箱本体(61)を開放することができるので、該電気 品箱本体(61)を取付けた状態で各種の工事を行うことになる。
【0023】
【考案の効果】
従って、請求項1に係る考案によれば、上記電気品箱(6)は、電気品箱本体 (61)と接続固定台(62)とを別部材で形成してL字状の収納スペース(8)に収納 するようにしたために、該収納スペース(8)を小さくすることができるので、 ケーシング(2)自体を小型化することができる。また、蓋体(63)を設けている ので、上記電気品箱本体(61)等を取外すことなく各種の工事を行うことができる ことから、作業性を向上させることができる。
【0024】 また、請求項2に係る考案では、上記電気品箱本体(61)が収納スペース(8) の縦スペース(81)に対して上下方向にスライド自在になっているので、該電気品 箱本体(61)をケーシング(2)外に引出すことができることから、電気品箱本体 (61)のメンテナンス等を容易に行うことができることなる。特に、電子部品等の 素子類を端子台等の接続固定台(62)と別個に電気品箱本体(61)に収納しているの で、該素子類の交換等を容易に行うことができる。
【0025】 また、請求項3に係る考案では、上記電気品箱本体(61)を仮掛け部(65)に吊下 することができるので、該電気品箱本体(61)を把持することなく配線工事等のメ ンテナンスを容易に行うことができる。
【0026】 また、請求項4に係る考案では、電気品箱本体(61)の突出部(64)により該電気 品箱本体(61)を化粧パネル(22)に吊下することができるので、該電気品箱本体(6 1)を化粧パネル(22)に載置した状態でメンテナンスを行うことができ、作業性を 向上させることができる。
【0027】 また、請求項5に係る考案では、横蓋部(63b) のみを開閉することができるよ うにしたために、上記電気品箱本体(61)を取外すことなく接続固定台(62)の配線 工事等を行うことができる。
【0028】 また、請求項6に係る考案では、縦蓋部(63a) を仕切部材(12)に対してスライ ド自在にしたために、上記電気品箱本体(61)を取外すことなく開放することがで きることから、該電気品箱本体(61)を取付けた状態で各種の工事を行うことがで きる。
【0029】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0030】 図1乃至図4に示すように、(1)は、天井埋込型空気調和装置であって、室 内の天井に埋め込まれて設置されるものである。
【0031】 該天井埋込型空気調和装置(1)は、ケーシング(2)内の空気通路(11)にフ ァンユニット(3)と2台の熱交換器(4)とが収納されると共に、ドレンパン (5)及び電気品箱(6)等を備えている。
【0032】 該ケーシング(2)は、本体ケーシング(21)に化粧パネル(22)が取付けられ、 図1のA側を前面として前面及び後面が左右方向に長い横長の矩形体に形成され ており、該本体ケーシング(21)の下面が開放されている。また、上記化粧パネル (22)は、本体ケーシング(21)の下面を覆うように該本体ケーシング(21)に着脱自 在に設けれ、中央部に横長の吸込口(23)が開設されると共に、前後両側部に横長 の吹出口(24)が2つ開設されている。そして、上記吸込口(23)には、吸込グリル (25)が着脱自在に取付けれている。
【0033】 上記ファンユニット(3)は、ユニットケース(31)内に3台のシロッコファン よりなる送風ファン(32)が収納されて成り、上記本体ケーシング(21)に対して着 脱自在な1つのユニットに形成されている。
【0034】 該ユニットケース(31)は、下面が開放されて横断面略逆U字状に形成されると 共に、上記本体ケーシング(21)に対応して左右方向に長い横長に形成されている 。該ユニットケース(31)における前面及び後面には、上下方向に延びる横長の垂 直板(33, 34)が形成され、該前面の垂直板(33)の上端には、折り目を介して緩傾 斜した上面板(35)の一端が連続し、該上面板(35)の他端には、折り目を介して急 傾斜した隅角板(36)の一端が連続し、該隅角板(36)の他端には、折り目を介して 上記後面の垂直板(34)の上端が連続している。
【0035】 そして、上記両垂直板(33, 34)の下端部は、本体ケーシング(21)の下部に設け られて左右方向に延びるステー(26)に着脱自在に固定され、上記ユニットケース (31)は、下面開口が化粧パネル(22)の吸込口(23)に対峙するように本体ケーシン グ(21)に取付けられている。また、上記3台の送風ファン(32)は、ユニットケー ス(31)内の長手方向に並設されると共に、1台のモータ(37)に連結され、吐出口 (38)が上記上面板(35)の上方に開口されている。
【0036】 上記熱交換器(4)は、本体ケーシング(21)内において、前面側と後面側との 上部に位置して本体ケーシング(21)に取付けられており、上記ファンユニット( 3)の前後両側上部に位置すると共に、本体ケーシング(21)の内面と所定間隔を 存して配置され、冷媒配管(41)が接続されている。
【0037】 上記ドレンパン(5)は、本体ケーシング(21)内の下部に取付けられており、 1つの集水部(51)と2つの回収部(52)とより平面視略コ字状に形成されている。 該回収部(52)は、上記熱交換器(4)の下方に位置して熱交換器(4)からのド レンが集水部(51)に流れるようになっており、上記ステー(26)及びユニットケー ス(31)の垂直板(33, 34)に接し、且つ上記本体ケーシング(21)の内面と所定間隔 を存して配置されている。
【0038】 そして、上記ケーシング(2)内の空気通路(11)は、吸込口(23)よりユニット ケース(31)を通り、該ユニットケース(31)の上方で前後に分岐され、本体ケーシ ング(21)とドレンパン(5)の回収部(52)との間を通って吹出口(24)に亘って形 成されており、上記ステー(26)、ユニットケース(31)及び回収部(52)が仕切部材 (12)を構成している。
【0039】 また、上記集水部(51)は、回収部(52)の一端が連続して熱交換器(4)からの ドレンが集まるようになっており、本体ケーシング(21)内の左側部に配置され、 ドレンポンプ(53)が設けられ、該ドレンポンプ(53)には排水管(54)が接続されて いる。そして、上記集水部(51)は、図5及び図6に示すように、仕切板(7)に よって空気通路(11)と区画されている。
【0040】 上記電気品箱(6)は、本考案の特徴とするところであり、図5乃至図11に 示すように、電気品箱本体(61)と接続固定台(62)と蓋体(63)とより構成され、仕 切板(7)に凹設された収納スペース(8)に設けられている。
【0041】 該収納スペース(8)は、上記仕切板(7)に形成されており、該仕切板(7 )は、本体ケーシング(21)内の上面から下部側面に亘って設けられ、垂直部(7a) と水平部(7b)とよりL字状に形成されて仕切部材(12)に構成されている。該垂直 部(7a)は、背面板(71)と上面板(72)と正面板(73)とより側面視逆U字状に形成さ れており、該垂直部(7a)内が収納スペース(8)の縦スペース(81)になっており 、該縦スペース(81)が上下方向に長く偏平に形成されている。更に、上記垂直部 (7a)の背面板(71)には、ドレンの点検口が開設され、該点検口は透明板(74)で閉 鎖されており、上記正面板(73)には、電気品箱(6)の開口(75)が下端に亘って 開設されている。
【0042】 また、上記水平部(7b)は、垂直部(7a)の背面板(71)の下端に連続する上面板(7 6)と両側面板(77)とより正面視逆U字状に形成され、該水平部(7b)内が収納スペ ース(8)の横スペース(82)になっており、該横スペース(82)は、上記縦スペー ス(81)の下端より本体ケーシング(21)の左端に向って延びる偏平な空間に形成さ れている。そして、上記収納スペース(8)が縦スペース(81)と横スペース(82) とによってL字状に形成されている。
【0043】 一方、上記電気品箱本体(61)は、接続固定台(62)と別部材で形成されており、 偏平な箱体に形成されて、上記縦スペース(81)内に上下方向にスライド可能に収 納されている。そして、該電気品箱本体(61)は、正面と下面とが開放されており 、上記透明板(74)に対応して開口(61a) が形成されると共に、プリント基板(61b ) 、リレー(61c) 、変圧器(61d) 及びコンデンサ(61e) などの各種の電気部品が 収納され、下端部にてビス(68)によって上記仕切板(7)に着脱自在に取付けら れている。
【0044】 更に、上記電気品箱本体(61)の上部両側部には、側方に突出した突出部(64)が 形成されて正面視T字状に形成され、該突出部(64)は、配線時等において、電気 品箱本体(61)を縦スペース(81)より下方にスライドした際、上記化粧パネル(22) の吹出口(24)の縁部に当接するようになっており、具体的に、化粧パネル(22)の 吸込グリル(25)を取外した状態において、該化粧パネル(22)の吸込口(23)に上記 電気品箱本体(61)が吊下されるように構成されている。
【0045】 また、上記仕切板(7)の垂直部(7a)における正面板(73)の下端には、開口(7 5)の両側に位置して鉤状の仮掛け部である仮掛け片(65)が形成されている。そし て、該仮掛け片(65)に対応して上記電気品箱本体(61)の背面上部には、係合部で ある係合孔(66)が穿設されており、化粧パネル(22)を取外した状態において、電 気品箱本体(61)を仮掛け片(65)に吊下するようになっている。
【0046】 上記接続固定台(62)は、ビス(68)によって上記仕切板(7)の水平部(7b)に固 定されており、上記電気品箱本体(61)から延びる配線(67)の端子台(62a) や該配 線(67)のクランプ材(62b) が取付けられている。つまり、上記配線(67)の端子台 (62a) 等を接続固定台(62)に設けて上記電気品箱本体(61)と別個にすることによ り該電気品箱本体(61)を縦スペース(81)よりスライド可能にしている。そして、 上記接続固定台(62)より延びる配線(67)は、上記本体ケーシング(21)に設けられ て貫通ブッシュ(27)を通り、外部に導出されている。
【0047】 一方、上記蓋体(63)は、図11に示すように、縦スペース(81)の前面を覆う縦 蓋部(63a) と、横スペース(82)の前面である下面を覆う横蓋部(63b) とより形成 されている。該蓋体(63)は、樹脂板で形成されており、縦蓋部(63a) と横蓋部(6 3b) とは、折り目(63c) を介して平板状態とL字状態とに折り曲げ自在になって いる。
【0048】 そして、上記縦蓋部(63a) の両側部には、上記仕切板(7)の垂直部(7a)にお ける開口(75)の両側縁に係合するレール部(63d) が形成されており、該レール部 (63d) に上記開口(75)の縁部を挿入して縦蓋部(63a) が正面板(73)にスライド自 在に取付けられている。また、上記横蓋部(63b) は、縦蓋部(63a) を正面板(73) に取付けた状態において横スペース(82)を開閉できるようになっており、ビス(6 8)によって上記仕切板(7)の水平部(7b)に固定されている。
【0049】 尚、図1及び図4において、(13)は、ケーシング(2)内の上部に設けられた ヒータある。
【0050】 次に、上記天井埋込型空気調和装置(1)の動作について説明する。
【0051】 先ず、3台の送風ファン(32)を駆動すると、室内空気は吸込口(23)よりケーシ ング(2)内におけるファンユニット(3)のユニットケース(31)内に吸込まれ 、送風ファン(32)の流出口より本体ケーシング(21)の上面に当接して前後に分流 した後、熱交換器(4)で熱交換して温風又は冷風が生成され、空調空気が吹出 口(24)より室内に吹出されて該室内が空気調和される。
【0052】 そして、上記送風ファン(32)等を駆動制御する電気品箱(6)は、電気品箱本 体(61)と接続固定台(62)とを別部材で形成してL字状の収納スペース(8)に収 納しているので、小さなスペースに収納されている。
【0053】 そして、上記電気品箱(6)の配線工事等を行う場合、端子台(62a) の接続等 を行う際には、化粧パネル(22)を本体ケーシング(21)に取付けた状態において、 吸込グリル(25)を取外し、横蓋部(63b) を開放することによって接続固定台(62) が露出することになり、この状態で工事を行うことになる。
【0054】 また、上記電気品箱本体(61)をメンテナンスする場合は、吸込グリル(25)を外 した状態において、縦蓋部(63a) を下方にスライドさせることにより、蓋体(63) を取外す。この状態において、電気品箱本体(61)が露出することになり、容易な 工事を行うことになる。
【0055】 また、上記電気品箱本体(61)のメンテナンスのうち複雑な場合は、該電気品箱 本体(61)の下端のビス(68)を取外し、電気品箱本体(61)を下方にスライドさせる と、該電気品箱本体(61)のみが本体ケーシング(21)の下方に突出し、電気品箱本 体(61)の突出部(64)が吸込口(23)の縁部に当接し、該電気品箱本体(61)が化粧パ ネル(22)に吊下されることになり、この状態で各種のメンテナンスを行うことに なる。
【0056】 更に、複雑なメンテナンスの場合は、上記化粧パネル(22)を本体ケーシング(2 1)より取外し、上記電気品箱本体(61)の係合孔(66)を仕切板(7)の仮掛け片(6 5)に挿入して、該電気品箱本体(61)を仕切板(7)に吊下する。この状態におい て、素子類の交換等を行うことなる。
【0057】 また、上記電気品箱(6)を再組付する場合は上記動作を逆に行えばよく、先 ず、電気品箱本体(61)を縦スペース(81)内に収納して仕切板(7)にビス止めし た後、蓋体(63)の縦蓋部(63a) を仕切板(7)に挿入し、横蓋部(63b) を仕切板 (7)にビス止めすることになる。
【0058】 従って、上記電気品箱(6)は、電気品箱本体(61)と接続固定台(62)とを別部 材で形成してL字状の収納スペース(8)に収納するようにしたために、該収納 スペース(8)を小さくすることができるので、ケーシング(2)自体を小型化 することができる。また、蓋体(63)を設けているので、上記電気品箱本体(61)等 を取外すことなく各種の工事を行うことができることから、作業性を向上させる ことができる。
【0059】 また、上記電気品箱本体(61)が収納スペース(8)の縦スペース(81)に対して 上下方向にスライド自在になっているので、該電気品箱本体(61)をケーシング( 2)外に引出すことができることから、電気品箱本体(61)のメンテナンス等を容 易に行うことができることなる。特に、電子部品等の素子類を端子台等の接続固 定台(62)と別個に電気品箱本体(61)に収納しているので、該素子類の交換等を容 易に行うことができる。
【0060】 また、上記電気品箱本体(61)を仮掛け片(65)に吊下することができるので、該 電気品箱本体(61)を把持することなく配線工事等のメンテナンスを容易に行うこ とができる。
【0061】 また、上記電気品箱本体(61)の突出部(64)により該電気品箱本体(61)を化粧パ ネル(22)に吊下することができるので、該電気品箱本体(61)を化粧パネル(22)に 載置した状態でメンテナンスを行うことができ、作業性を向上させることができ る。
【0062】 また、上記横蓋部(63b) のみを開閉することができるようにしたために、上記 電気品箱本体(61)を取外すことなく接続固定台(62)の配線工事等を行うことがで きる。
【0063】 また、上記縦蓋部(63a) を仕切部材(12)に対してスライド自在にしたために、 上記電気品箱本体(61)を取外すことなく開放することができるので、該電気品箱 本体(61)を取付けた状態で各種の工事を行うことができる。
【0064】 尚、上記実施例においては、天井埋込型空気調和装置(1)について説明した が、本考案は、天井吊下型等の各種の空気調和装置に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部破断して示す天井埋込型空気調和装置の斜
視図である。
【図2】下方から見た天井埋込型空気調和装置の斜視図
である。
【図3】下方から見た天井埋込型空気調和装置の分解斜
視図である。
【図4】天井埋込型空気調和装置の横断面図である。
【図5】一部省略した天井埋込型空気調和装置の縦断面
図である。
【図6】電気品箱周辺の拡大断面図である。
【図7】電気品箱の分解斜視図である。
【図8】蓋体を取付けた状態の電気品箱の斜視図であ
る。
【図9】蓋体を取外した状態の電気品箱の底面図であ
る。
【図10】電気品箱本体の正面図である。
【図11】電気品箱の蓋体の斜視図である。
【符号の説明】
1 天井埋込型空気調和装置 2 ケーシング 3 ファンユニット 4 熱交換器 6 ドレンパン 7 電気品箱 8 仕切板 11 空気通路 12 仕切部材 21 本体ケーシング 22 化粧パネル 23 吸込口 24 吹出口 25 吸込グリル 32 送風ファン 61 電気品箱本体 62 接続固定台 63 蓋体 63a 縦蓋部 63b 横蓋部 63c 折り目 64 突出部 65 仮掛け片 66 係合孔 81 縦スペース 82 横スペース

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(2)に吸込口(23)と吹出口
    (24)とが開設されると共に、該ケーシング(2)の内部
    には、吸込口(23)から吹出口(24)に亘る空気通路(11)が
    仕切部材によって形成され、該空気通路(11)に送風ファ
    ン(32)と熱交換器(4)とが配設された空気調和装置に
    おいて、 上記ケーシング(2)の内部には、電気品箱(6)の収
    納スペース(8)が仕切部材(12)に凹設されて形成さ
    れ、 該収納スペース(8)は、上下方向に延びる縦スペース
    (81)と、該縦スペース(81)の下端より水平方向に延びる
    横スペース(82)とよりL字状に形成され、 上記電気品箱(6)は、縦スペース(81)に収納される電
    気品箱本体(61)と、該電気品箱本体(61)と別部材で形成
    されて上記横スペース(82)に収納され、電気品箱本体(6
    1)より延びる配線(67)の接続固定台(62)と、上記仕切部
    材(12)に取付けられ、上記縦スペース(81)及び横スペー
    ス(82)の前面を覆うL字状の蓋体(63)とより構成されて
    いることを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和装置において、
    電気品箱本体(61)は、仕切部材(12)に着脱自在に取付け
    られると共に、該仕切部材(12)からの離脱状態において
    縦スペース(81)に対して上下方向にスライド可能に設け
    られていることを特徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の空気調和装置にお
    いて、仕切部材(12)には、縦スペース(81)の下端部位置
    に対応して電気品箱本体(61)の仮掛け部(65)が形成され
    る一方、 上記電気品箱本体(61)には、仮掛け部(65)に係合する係
    止部(66)が形成されていることを特徴とする空気調和装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載の空気調和装置
    において、ケーシング(2)は、下面が開放された本体
    ケーシング(21)と、該本体ケーシング(21)の下面を覆う
    化粧パネル(22)とより形成され、該化粧パネル(22)は、
    中央部に形成された吸込口(23)に吸込グリル(25)が取付
    けられて構成される一方、 電気品箱本体(61)は、上部両側に上記化粧パネル(22)に
    おける吹出口(24)の縁部に当接可能な突出部(64)が形成
    されて正面視T字状に形成されていることを特徴とする
    空気調和装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1記載の空気調和
    装置において、蓋体(63)は、縦スペース(81)の前面を覆
    う縦蓋部(63a) と、横スペース(82)の前面を覆う横蓋部
    (63b) とが折り目(63c) を介して折り曲げ自在に形成さ
    れて成り、該横蓋部(63b) が仕切部材(12)に対して開閉
    自在に取付けられていることを特徴とする空気調和装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の空気調和装置において、
    蓋体(63)における縦蓋部(63a) の両側部には、縦スペー
    ス(81)における両側部の仕切部材(12)に上下方向にスラ
    イド自在に係合するレール部(63d) が形成されているこ
    とを特徴とする空気調和装置。
JP000996U 1992-01-14 1992-01-14 空気調和装置 Withdrawn JPH0559125U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010243049A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置

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