JP4693575B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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Description
また、化粧パネルを外した形態の空気調和装置を天井吊り込みする際に作業者がついついドレンパンの下面の長手方向の中央部に手を当てて持ち上げてしまうときもドレンパンが長手方向の中央部から曲がる等の虞があった。
上記ドレンパンは、発泡樹脂製であり、成形時に長手方向に対して反りが生じて個々のドレンパンの外形寸法にばらつきが生じてしまうことがあった。
図2に示すように、この空気調和装置10は、板金製の外箱11内を仕切板18により送風ファン17を収容する機械室16と室内熱交換器20を収容する熱交換器室15とに仕切り、熱交換器室15の底部に前記室内熱交換器20を載置するドレンパン42を配置するとともに、前記熱交換器室15の一次空気側に前記ドレンパン42に溜まるドレン水を排水するドレンポンプ40を配置した構成である。
化粧パネル14は、格子状の複数の開口を有するグリル22を吸込口12へ取り外し可能に備え、グリル22の上にフィルタ材23を交換可能に備えている。また、化粧パネル14の吹出口13には、この吹出口13の幅方向の垂直断面内を揺動可能であるように合成樹脂製風向変更板34を備え、この風向変更板34をマイクロモータ35により傾き調整できて風向変更できるように構成されている。
マイクロモータ35の駆動及び回転方向はリモートコントローラからの送信信号を受信し、電装箱28へ電波を送って制御できるとともに、室内壁面に設けられる制御装置(図示しない)のボタンを操作することによっても制御されるように構成されるものである。
モータ36の駆動は、リモートコントローラからの送信信号を受信し、電装箱28へ電波を送って制御できるとともに、室内壁面に設けられる制御装置(図示しない)のボタンを操作することによっても制御されるように構成されるものである。
室内熱交換器20は、冷房運転時に放熱フィン、その他の温度差を生じる部分に結露する。この結露は、防水コートした発泡樹脂製のドレンパン42に受けられる。図2に示すように、ドレンの排水手段として、仕切板18に設けられたブラケット38に液面センサ39とドレンポンプ40が取り付けられ、液面センサ39とドレンポンプ40はドレンパン42のドレン溜まりの一番低い位置に位置している。ドレンポンプ40は、ドレンが溜まると作動して、ドレン水を汲み上げて排水口41より排出するようになっている。液面センサ(フロートスイッチ)39は、ドレンポンプ40をON/OFFさせるものでなく、ドレンポンプ40が故障等になり、ドレン水がドレンパン42の許容レベル一杯に溜まったときを検知して信号を出力し、電装箱28へ信号を送って空気調和装置10の運転を止め、警告を発する等のための非常手段である。
この実施形態では、前記仕切板18を、冷媒配管取出側で前記送風ファン17の側へ段差状に突出するように折り曲げ形成し、この段差部の正面壁18aと段差壁18bに台座板38を支持させてねじで固定し、この台座板38に前記ドレンポンプ40を取り付けてある。この構成によれば、送風ファン17の吸い込み側の空間を吸い込みに影響を与えないように機械室16に張り出す小空間を利用することができて、仕切板18に平面方向に見て段差部を設けることができ、この段差部の正面壁18aと段差壁18bに二つのブラケットを設けて(図示しない)これに台座板38を支持させてねじ等で固定すると、台座板38を簡便にかつ低コストで設けることができ、また台座板38を強固に設けることができてドレンポンプ40をしっかりと固定でき、外箱11の機械室・熱交換器室方向の寸法を小さくすることができる。
この実施形態の空気調和装置10は、図7に示すように、仕切板18にドレンポンプ用の点検口18hを設けかつこの点検口18hを機械室側から閉じる蓋19を設け、前記仕切板18の下端に前記ドレンパン42の機械室寄りの上面を当接するフランジ18eを設ける。
図5は、ドレンパン42を斜め上方から見た斜視図であり、図6は、ドレンパン42の内部に一体成形される補強部材44を斜め上方から見た斜視図である。このドレンパン42は、発泡樹脂で成形された本体部43と、この本体部43にモールドされた補強部材44と、ドレンパン42の補強部材44が設けられた長辺と反対側の側面に設けられたドレンパン42を筐体11側に取り付けるための取付金具45,46とからなる。
係止用金具45,46は、本体部43aの機械室寄りの上面部分にモールドされていて、ドレンパン42より張り出した部分に取付孔45a,46aを形成し、この取付孔45a,46aに対応して、図7に示すように、前記仕切板18にねじ孔18f,18gを設け、図9に示すように、フランジ18eに前記ドレンパン42の機械室寄りの上面を当接してドレンパン取付ねじ54をドレンパン42の下方から前記取付孔45a,46aに通して前記ねじ孔18f,18gに螺合するとともに、図7に示すように、前記点検口18hを前記蓋19で閉じて、図3に示すように、この蓋19の下端に形成した係止片部19aでドレンパン42の下面を支えるものである。
また、下向フランジ部44cには、図6に示すように、長手方向に沿って複数の孔44eが間隔をおいて形成されている。この孔44eは、本体部43と補強部材44とを一体成形するときに、発泡樹脂材が孔44eの内部に入り込むようになっている。なお、複数の孔44eは、不規則に並べて形成されていてもかまわない。
また、上記実施形態では、一方向吹出型の空気調和装置に適用したが、本発明は二方向吹出型にも適用される。
11 外箱
15 熱交換器室
16 機械室
17 送風ファン
18 仕切板
18e フランジ
18h 点検口
19 蓋
19a 係止片部
20 室内熱交換器
42 ドレンパン
45、46 係止用金具
Claims (2)
- 板金製の外箱内に仕切板を配置し、仕切板で仕切られた機械室に送風ファンを収容すると共に、仕切板で仕切られた熱交換器室に室内熱交換器を収容し、室内熱交換器の下端に発泡スチロール製のドレンパンを配置し、ドレンパンに溜まるドレン水を排水するドレンポンプを備えた空気調和装置において、
前記仕切板にドレンポンプの点検蓋を備え、
この点検蓋に形成した係止片部と、前記仕切板に形成したフランジとの間に前記ドレンパンを挟持したことを特徴とする空気調和装置。 - 前記ドレンパンに補強部材をモールドし、ドレンパンの両端から突出する補強部材のドレンパン取付部に取付孔を形成し、この取付孔にビスを通して前記ドレンパンを外箱に固定したことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
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JP2005286811A JP4693575B2 (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005286811A JP4693575B2 (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 空気調和装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007093174A JP2007093174A (ja) | 2007-04-12 |
JP4693575B2 true JP4693575B2 (ja) | 2011-06-01 |
Family
ID=37979103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005286811A Active JP4693575B2 (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 空気調和装置 |
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Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2005
- 2005-09-30 JP JP2005286811A patent/JP4693575B2/ja active Active
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