JP5420441B2 - 空気調和装置の室外ユニット - Google Patents
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Description
これを解消するために、底板に補強のための曲げ加工を複数箇所施すことが有効であるが、これら複数の曲げ加工を、部分金型を使用して1つ1つ形成する場合には底板の正確な寸法を出すことができない。一方、全体金型を用いて複数の曲げ加工を1度に形成する場合には、正確な寸法で底板を形成できるものの金型が大型化するという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、高強度で正確な寸法の底板を有する空気調和装置の室外ユニットを提供することを目的とする。
本実施形態に係る空気調和装置は、室外ユニット10と室内ユニット(図示せず)とから構成されており、冷媒配管により接続された冷媒回路に冷媒を流して、冷房運転および暖房運転を行う。室外ユニット10は、室外に設置され、室外空気と熱交換して冷房運転時には冷媒を凝縮させて外気に熱を放出し、暖房運転時には冷媒を蒸発させて外気から熱を取り込むものである。なお、以下に述べる上下および左右といった方向は、室外ユニット10を設置した状態でその前面側から見た場合の方向を示している。
底板12上には、後述する熱交換器21が配置され、この熱交換器21によってユニットケース11の背面及び左右両側面が形成されている。また、熱交換器21の上部には、送風機22と、この送風機22の周囲にベルマウス25とが配置され、このベルマウス25の吹出開口25Aには、送風機22への接触を防止するファンガード26が配置されている。また、ベルマウス25の周囲には、発泡スチロール等の断熱材を備えた化粧パネル27が設けられている。
ユニットケース11の前面側には、図2に示すように、圧縮機30A,30Bや、四方弁31及び膨張弁といった弁体等の冷媒回路構成部品32が配管接続されて収容されるとともに、これら圧縮機30A,30B等の上方に室外ユニット10の各種機器を制御するための電装箱34が配置されている。このため、前面パネル15を取り外すことによって、作業者が前面側から圧縮機30A,30Bや電装箱34内の電装品等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
図3は、室外ユニット10の側断面図であり、図4は、室外ユニット10の内部構成を示す上面図である。
ファンモーター23によりプロペラファン24が回転駆動されると、室外ユニット10の周囲、より具体的には図3、4中矢印Xで示すように、ユニットケース11の前面を除いた左側面側、背面側及び右側面側から外気がユニットケース11内に吸い込まれ、このユニットケース11の上面部に設けられたベルマウス25の吹出開口25Aを通じて外に排出される。つまり、この室外ユニット10は、上面から熱交換後の空気を吹き出す上面吹き出しタイプに構成されている。
底板12は、図5に示されるように、その幅方向に亘る凹凸が設けられた波板形状に形成されて、前後に二分割された前底板12Aと後底板12Bとを備えて構成されている。前底板12Aと後底板12Bとは、脚部材13,13上に架け渡されて固定されている。前底板12Aと後底板12Bは、同じ板金材料、及び、同じ板厚で形成されていても良いが、本実施形態においては、圧縮機30A,30Bが配置される前底板12Aの板金を後底板12Bよりも厚くして、前底板12Aの強度を増している。また、前底板12Aは、後底板12Bよりも機械的強度の高い合金で形成して、強度を増す構成としても良い。
この構成によれば、後底板12Bの板厚を薄くすることができるため、底板12を形成するための材料費を削減することができる。また、前底板12Aにステンレス鋼板を用いて、後底板12Bにアルミ合金板等を用いて、材料費を削減する構成としても良い。
また、底板12の分割面である、前底板12Aの後端部、及び、後底板12Bの前端部には、Z曲げ(段曲げ)加工が施されて屈曲部12D,12Eが形成されている。屈曲部12D,12Eは、凹部12Cと略平行に形成され、凹部12Cよりも下側に位置するように設けられている。屈曲部12D,12E、前底板12Aの前端部及び後底板12Bの後端部は、略同じ深さに曲げられている。屈曲部12D,12E、前底板12Aの前端部12G及び後底板12Bの後端部12Hの曲げの深さを、凹部12Cの深さより深くして、前底板12A及び後底板12Bの強度を更に増している。屈曲部12D,12E、前端部12G、後端部12Hは、標準金型で成型することができるため、金型の製造コストを削減して、底板12の強度をさらに上げることができる。
前底板12A、及び、後底板12Bの前後両端部には、ねじ孔を有する取付け部12Fが備えられ、取付け部12Fは、底板12の載置面から、凹部12Cと略同じ深さになるように設けられている。
底板12は、脚部材13,13の上面13Aに、凹部12C及び取付け部12Fが固定され、また、留め金具13Bに屈曲部12D,12E、前底板12Aの前端部、及び、後底板12Bの後端部が固定されて備えられている。
底板12には、複数の水抜き孔が設けられ、ユニットケース11内の水が、この水抜き穴からユニットケース11外に排出されるため、底板12上に水が溜まらないように構成されている。また、底板12には、圧縮機30A,30B、アキュムレータ35、オイルセパレーター36、レシーバータンク37、及び、熱交換器21等が固定される複数のねじ孔が設けられている。
アキュムレータ35は、前底板12Aの後端部、及び、後底板12Bの前端部に設けられた屈曲部12D,12Eを跨いで配置されている。これによって、底板12の略中央部に配置され、冷媒が蓄えられているために重量が大きくなるアキュムレータを、断曲げ加工が施されているために強度の高い屈曲部12D,12Eを跨いで配置したために、アキュムレータの重量で底板12の中央部が撓むのを防止することができる。
室外ユニット10は、図7で示されるように、略直方体箱形状のユニットケース(筐体)101を備え、このユニットケース101は、前後方向に延びる3本の脚部材13、13、13上に架け渡されて固定される底板12と、この底板12の4隅から鉛直方向に延びる支柱14と、前面パネル15とを有して構成される。
11 ユニットケース(筐体)
12 底板
12A 前底板
12B 後底板
12C 凹部
12D、12E 屈曲部
13 脚部材
15 前面パネル
21 熱交換器
22 送風機
30A、30B 圧縮機
35 アキュムレータ
Claims (5)
- 筐体の底板上に配置される圧縮機と熱交換器とを備える空気調和装置の室外ユニットにおいて、
前記底板は、前後方向に二分割されて前記圧縮機が載置される前底板と、前記熱交換器が載置される後底板とを備え、これら前底板及び後底板には、それぞれ前記筺体の幅方向に延びる一条の凹部が形成され、
前記前底板及び前記後底板は、各板の端部に載置面よりも下方に段曲げした屈曲部を備え、これら屈曲部同士を対向させ、前記前底板及び前記後底板を前記筺体の前後方向に延びる一対の脚部材間に架け渡して固定したことを特徴とする空気調和装置の室外ユニット。 - 前記凹部は、それぞれ前記前底板及び前記後底板の全幅に亘って同一形状に成型されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置の室外ユニット。
- 前記屈曲部の深さは、前記凹部の深さよりも深く形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和装置の室外ユニット。
- 前記熱交換器は、前記筐体の背面側及び両側面側の3面に沿って延びる断面コ字状に形成され、この熱交換器の内側には、前記前底板及び前記後底板の各屈曲部を跨いでアキュムレータが配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空気調和装置の室外ユニット。
- 前記後底板は、前記前底板よりも板厚が薄く形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気調和装置の室外ユニット。
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