JP2023105765A - 室外機 - Google Patents

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Kyotaro Sakamoto
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Abstract

【課題】底板の作成コストを低減できる室外機を提供する。【解決手段】底板(20)を備える筐体(10、110)を備えた室外機(1、100)において、底板(20)は、筐体(10、110)の底面を拡張する追加底板80が連結可能である。【選択図】図3

Description

本発明は、室外機に関する。
特許文献1は、製作コストが安価で、しかも重さが軽くて取り扱いやすいサービスパネルを備えた室外機を開示する。この室外機は、送風機室と機械室を含み、着脱可能なサービスパネルを有する直方体形状の筐体と、上記機械室の正面側に配置された電装品箱と、を備え、上記サービスパネルは、上記電装品箱を上記筐体の正面側から覆うように左右に並べて配置される第1サービスパネルと第2サービスパネルを有する。
特開2021-119322号公報
本開示は、底板の作成コストを低減できる室外機を提供する。
本開示における室外機は、底板を備える筐体を備えた室外機において、前記底板は、前記筐体の底面を拡張する追加底板が連結可能であることを特徴とする。
本開示によれば、底板の作成コストを低減できる。
本実施の形態に係る第1室外機の斜視図 第1底板の斜視図 第2室外機の斜視図 第2底板の斜視図 追加底板の斜視図
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、2つのパネルを用いて上吹き室外機が備える筐体の側面を形成する技術があった。この室外機は、送風機室と機械室を含み、着脱可能なサービスパネルを有する直方体形状の筐体と、上記機械室の正面側に配置された電装品箱と、を備え、上記サービスパネルは、上記電装品箱を上記筐体の正面側から覆うように左右に並べて配置される。これにより、室外機は、製作コストが安価で、しかも重さが軽くて取り扱いやすい側面板を備える。
このような室外機の筐体には、圧縮機や室外熱交換器等が収められる。このような室外機において、冷媒管の長さ寸法が互いに異なる室外熱交換器のいずれかを択一的に設けることで、空調能力が異なる複数種類の室外機を形成することがあった。この場合、室外機は、室外熱交換器の大きさに応じて、当該室外熱交換器のそれぞれを収めることが可能な、互いに大きさの異なる複数種類の筐体のいずれかを備える。
しかしながら、従来の室外機では、大きさの異なる複数種類の筐体のそれぞれを作成する場合、各筐体のそれぞれの底面を形成する底板を作成するために、当該底板の金型を複数種類作成する必要がある。このため、従来の室外機では、製造コストが上昇する、と言う課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで本開示は、底板の作成コストを低減できる室外機を提供する。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図5を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.第1室外機の構成]
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る第1室外機1の斜視図である。図1では、説明の便宜上、支柱30の一部、室外熱交換器18の一部、及び冷媒配管の一部を省略して示す。
本実施の形態の第1室外機1は、図1に示すように、空気調和装置の冷凍回路を形成する機器を備えるものである。この空気調和装置は、室内機に収められる室内熱交換器と、第1室外機1に収められる圧縮機12や膨張弁、室外熱交換器18等で形成された冷凍回路を備える。空気調和装置は、この冷凍回路に冷媒を流通させることで、室内機が設けられる被調和空間の空調を行うものである。
第1室外機1は、図1に示すように、側面に配置された室外熱交換器18を通して内部に空気を取り込み、当該空気を冷媒と熱交換して上方から吹き出す、所謂トップフロー方式、あるいは上吹き型と呼ばれる室外ユニットである。
第1室外機1は、平面視で矩形状に形成され、長手方向が上下方向、換言すれば高さ方向に沿って延びる箱状の第1筐体10を備える。
第1筐体10は、図1に示すように、平面視で矩形の第1底板20と、当該第1底板20の4つの角部のそれぞれに起立して設けられる支柱30と、これらの支柱30に4つの角部が連結される矩形の第1枠状部材36とを備える。
第1底板20は、第1筐体10の底面を形成する板状部材である。本実施の形態では、第1筐体10の左右方向に沿って第1底板20の一対の長辺21が配置され、前後方向に沿って一対の短辺23が配置される。
この第1底板20の下面には、第1筐体10を支持する一対の脚部24が設けられる。各脚部24は、長手方向が長辺21と略同一の長さ寸法を備えるレール状の部材である。これらの脚部24は、各長辺21に沿ってそれぞれが取り付けられる。
第1室外機1の前方側に位置する一方の長辺21において、両端に位置する支柱30の間には、中間支柱34が起立して設けられる。この中間支柱34は、一方の長辺21の一方の端部に接近した位置に設けられる。この中間支柱34の先端は、各支柱30の上端よりも下方に位置する。
第1枠状部材36は、各支柱30の長手方向、すなわち第1筐体10の高さ方向において、当該支柱30の下端側よりも上端側、換言すれば、第1筐体10の下端の側よりも上端の側に接近した位置に設けられる。第1枠状部材36は、長辺21と略同一の長さ寸法を備える長辺37と、短辺23と略同一の長さ寸法を備える短辺39とを備える。
第1枠状部材36において、第1室外機1の前方側に位置する一方の長辺37には、中間支柱34の上端が連結される。
第1筐体10の各側面のうち、一方の長辺21と、当該長辺21の一端に設けられる支柱30と、一方の長辺37と、中間支柱34とで形成される枠内は、下部パネル40によって覆われる。
なお、図1では、説明の便宜上、下部パネル40を一点鎖線で示す。
本実施の形態では、一方の長辺21と、当該長辺21の他端に設けられる支柱30と、一方の長辺37と、中間支柱34とで形成される枠内は、側面パネルが省略され、開口となる。同様に、他方の長辺21と、当該長辺21の両端の支柱30と、他方の長辺37とで囲まれる枠内、及び各短辺23と、各短辺23の両端の支柱30と、第1枠状部材36の各短辺39とで囲まれる一対の枠内は、側面パネルが省略され、開口となる。
各長辺37の上方において、当該長辺37の両端に位置する一対の支柱30の間は、いずれも上部パネル44によって覆われる。これら2つの上部パネル44は、いずれも矩形の板状に形成され、第1筐体10の高さ方向における上端の側に位置する側面を形成する側面パネルとして機能する。これらの上部パネル44は、下縁が各長辺37に重なる位置に配置され、上縁が支柱30の上端と略同一の位置に配置される。
各短辺39の上方において、当該短辺39の両端に位置する一対の支柱30の間は、いずれも上部パネル46によって覆われる。これら2つの上部パネル46は、いずれも矩形の板状に形成され、第1筐体10の側面を形成する側面パネルとして機能する。これらの上部パネル46は、下縁が各短辺39に重なる位置に配置され、上縁が支柱30の上端と略同一の位置に配置される。
第1筐体10の上端には、当該第1筐体10の天面を形成する一対の天面パネル48が設けられる。各天面パネル48は、長手方向の長さ寸法が短辺23の長さ寸法と略同一に形成される矩形の板状部材である。各天面パネル48は、長手方向が短辺23に沿い、且つ短辺39に接して配置される。このため、各天面パネル48は、第1筐体10の天面において、長辺21の延びる方向に沿って、互いに所定の距離を空けて配置される。
第1筐体10の天面には、各上部パネル44の上縁と、各天面パネル48の縁部とによって、矩形の開口である排気口47が形成される。この排気口47は、ファンガード56によって覆われる。ファンガード56は、矩形の格子状に形成されるガード部材である。
第1筐体10の内部は、第1枠状部材36によって、第1筐体10の下方に位置する機械室11と、第1筐体10の上方に位置する送風機室13とに区切られる。すなわち、下部パネル40と下部パネル42は、機械室11を囲み、各上部パネル44と各上部パネル46とは、送風機室13を囲む。
機械室11には、圧縮機12や、アキュムレータ14、膨張弁として機能するキャピラリチューブ16、室外熱交換器18等の冷凍回路を形成する各種の機器やこれらを互いに接続する冷媒配管が収められる。
圧縮機12と、アキュムレータ14等の各種の機器とは、第1底板20に載置される。なお、機械室11には、少なくとも各圧縮機12を収める箱体が設けられてもよい。
室外熱交換器18は、室内機から供給される冷媒を蒸発させる蒸発器、あるいは冷媒を凝縮させる凝縮器として機能する熱交換器である。本実施形態の室外熱交換器18は、所謂フィン・チューブ型の熱交換器である。当該室外熱交換器18は、銅製の冷媒配管に金属製の複数のフィンが接合され、全体として所定の幅を備える長尺に形成される。
室外熱交換器18は、機械室11において、長手方向に直交する幅方向が第1筐体10の高さ方向に沿うように配置される。室外熱交換器18は、長手方向に直交する幅寸法が第1底板20から第1枠状部材36までの高さ寸法と略同一の寸法となるように形成される。このため、室外熱交換器18は、第1枠状部材36の下方に配置される。この室外熱交換器18は、第1底板20に載置される。
室外熱交換器18は、一方の長辺21における他方の支柱30に、長手方向の一端が固定される。この室外熱交換器18は、当該支柱30から、一方の短辺23、他方の長辺21、他方の短辺23、一方の長辺21の順に、各辺に沿って延びるように配置される。このため、室外熱交換器18は、平面視で略C字状となるように、第1底板20の各角部において、所定の曲げRで、長手方向に沿って折り曲げられる。この室外熱交換器18は、中間支柱34に、長手方向の他端が固定される。
このように配置される室外熱交換器18は、第1筐体10の各側面に設けられる各開口を介して、第1筐体10の外部に露出する。
送風機室13には、送風機50が収められる。この送風機50は、所謂軸流ファンである。送風機50は、羽根車52と、ベルマウス54と、羽根車52を駆動させる駆動部であるファンモータとを備える。送風機50は、軸流方向が排気口47に向かうように配置される。送風機50は、ファンガード56によって、上方が覆われる。
[1-1-2.第1底板の構成]
図2は、第1底板20の斜視図である。図2では、説明の便宜上、分離部Sを破線で囲って示す。
次いで、第1底板20について詳述する。
本実施の形態の第1底板20は、板状の金属材料で形成される。
図2に示すように、第1底板20の各短辺23には、上方に向かって所定の高さ寸法で起立するリブ22が設けられる。同様に、脚部24の上面には、各長辺21に沿って、第1底板20の上面よりも上方に向かって所定の高さ寸法で起立するリブ26が設けられる。
これらのリブ22、26は、第1底板20を補強すると共に、結露水や第1筐体10の外部から流入する空気に含まれる水分等といった第1筐体10の内部の水を堰き止める土手部として機能する。
第1底板20には、各辺に沿って、各リブ22、26の内側に接近した位置に、いずれも貫通孔である複数の排水孔70が設けられる。第1室外機1では、これらの排水孔70を介して、第1筐体10の内部の水が当該第1筐体10の外部に排出される。
第1底板20において、他方の短辺23に接近した位置には、複数の連結用孔77が設けられる。各連結用孔77は、ねじ部材等の締結部材が挿通可能な貫通孔である。本実施の形態では、短辺23の延びる方向に沿って、3つの連結用孔77が並べて配置される。各連結用孔77は、排水孔70よりも一方の短辺23に接近した位置に配置される。
第1底板20には、当該第1底板20を補強する構造である複数の絞り凹部71が設けられる。各絞り凹部71は、第1底板20の上面から下面に向かって窪み、短辺23に沿って延びる溝形状を備える。これらの絞り凹部71は、絞り加工が第1底板20に施されることで形成される。本実施の形態では、各絞り凹部71は、一方の長辺21から他方の長辺21まで延びると共に、当該長辺21が延びる方向に沿って、互いに所定の間隔を空けて設けられる。
第1底板20において、各絞り凹部71を避けた位置には、圧縮機12を載置可能となるように当該第1底板20を補強する構造である複数の金型凹部73が設けられる。各金型凹部73は、第1底板20を補強する補強形状である。各金型凹部73は、第1底板20の上面から下面に向かって窪む形状を備える。これらの金型凹部73は、第1底板20に載置される各種の機器や冷媒配管の配置位置に接近した位置に配置され、所定の形状となるように形成される。これらの金型凹部73は、当該金型凹部73を設けるために形成された金型を用いる絞り加工が第1底板20に施されることで形成される。第1底板20において、金型凹部73は、当該第1底板20の長手方向に沿って、互いに所定の間隔を空けて設けられる。一方の金型凹部73は、一方の短辺23に接近した位置に設けられ、他方の金型凹部73は、長辺21が延びる方向における略中央に設けられる。
第1底板20において、第1底板20に載置される各種の機器や冷媒配管の配置位置を避けた位置には、金型凸部75が設けられる。この金型凸部75は、圧縮機12を載置可能となるように当該第1底板20を補強する補強形状である。金型凸部75は、当該金型凸部75を設けるために形成された金型を用いる絞り加工によって、第1底板20の下面から上面に向かって突出する形状となるように形成される。
本実施の形態では、金型凸部75は、他方の短辺23に接近した位置に配置され、当該短辺23に沿って延びる形状を備える。このため、金型凸部75は、3つの連結用孔77に接近した位置に配置される。具体的には、3つの連結用孔77は、他方の短辺23に沿って設けられる排水孔70と、金型凸部75との間に配置される。
3つの連結用孔77のうち、2つの連結用孔77は、金型凸部75の長手方向における両端に接近する位置に配置される。これら2つの連結用孔77の間に位置する連結用孔77は、第1底板20の短辺23が延びる方向における略中央、且つ金型凸部75の長手方向における略中央に接近する位置に配置される。金型凸部75には、当該連結用孔77を避けるように、当該連結用孔77から所定の距離を空けて囲む周縁部79が設けられる。この周縁部79が設けられることで、第1底板20には、短辺23が延びる方向における略中央に連結用孔77を設けることが可能である。
第1底板20の上面には、所定の高さ寸法で上方に向かって線状に延びる複数の固定ピン72が設けられる。これらの固定ピン72は、圧縮機12を固定する固定部として機能する。本実施の形態では、圧縮機12は、当該圧縮機12が備える複数の脚部のそれぞれに設けられた孔部に固定ピン72が挿通され、さらにナット等の締結部材によって脚部と固定ピン72とが固定されることで、第1底板20に固定される。
第1底板20の上面には、上方に向かって突出する形状を備える複数の固定凸部74が設けられる。これらの固定凸部74は、圧縮機12を固定する固定部として機能する。これらの固定凸部74は、第1底板20に絞り加工が施されることで形成される。各固定凸部74の頂部には、第1底板20の下面側に貫通する貫通孔である挿通孔76が設けられる。
本実施の形態では、第1室外機1には、1つの圧縮機12のみが設けられる。当該圧縮機12は、各固定ピン72を介して第1底板20に固定される。これに対して、各固定凸部74には、圧縮機12が配置されない。
なお、第1室外機1には、各固定凸部74を介してもう1つの圧縮機12を固定することで、2つの圧縮機12が設けられていてもよい。
[1-1-3.第2室外機の構成]
図3は、本実施の形態に係る第2室外機100の斜視図である。図3では、説明の便宜上、支柱30の一部、室外熱交換器118の一部、及び冷媒配管の一部を省略して示す。
次いで、第2室外機100について説明する。
本実施の形態の第2室外機100は、第1室外機1と同様に、空気調和装置の冷凍回路を形成する機器を備えるトップフロー方式の室外ユニットである。この第2室外機100は、第2筐体110と、複数の圧縮機12と、複数の送風機50と、室外熱交換器118とを備える点で、第1室外機1と異なる。
第2室外機100は、平面視で矩形状に形成され、長手方向が高さ方向に沿って延びる箱状の第2筐体110を備える。この第2筐体110は、第1筐体10を形成する部材と共通の部材が用いられることで形成される。
第2筐体110は、図3に示すように、平面視で矩形の第2底板120と、当該第2底板120の4つの角部のそれぞれに起立して設けられる支柱30と、これらの支柱30に4つの角部が連結される矩形の第2枠状部材136とを備える。
第2底板120は、第2筐体110の底面を形成する板状部材である。この第2底板120は、第1底板20の一方の短辺23に板状部材である追加底板80が取り付けられることで形成される。すなわち、第2底板120は、第1筐体10の底面を形成する第1底板20が追加底板80によって拡張されることで形成されるものである。
このため、第2底板120は、短辺23と略同一の長さ寸法の短辺123と、長辺21よりも長い長さ寸法の長辺121とを備える。
本実施の形態では、第2筐体110の左右方向に沿って第2底板120の一対の長辺121が配置され、前後方向に沿って一対の短辺123が配置される。
この第2底板120の下面には、第2筐体110を支持する一対の脚部124が設けられる。各脚部124は、脚部24と略同一の形状を備え、且つ脚部24よりも長尺のレール状の部材である。各脚部124は、長手方向が長辺121と略同一の長さ寸法を備える。これらの脚部124は、各長辺121に沿って取り付けられる。
第2室外機100の前方側に位置する一方の長辺21の略中央には、中央支柱32が起立して設けられる。この中央支柱32は、各支柱30と略同一の高さまで延びる。さらに、一方の長辺21において、一方の支柱30と、中央支柱32との間には、中間支柱34が起立して設けられる。
第2枠状部材136は、第1枠状部材36と同様に、第2筐体110の下端の側よりも上端の側に接近した位置に設けられる。第2枠状部材136は、長辺121と略同一の長さ寸法を備える長辺137と、短辺123と略同一の長さ寸法を備える短辺139とを備える。
第2室外機100の前方側に位置する一方の長辺137の略中央には、中央支柱32が連結され、一方の支柱30と中央支柱32との間に中間支柱34の上端が連結される。
第2筐体110の各側面のうち、一方の長辺121と、当該長辺121の一端に設けられる支柱30と、一方の長辺137と、中央支柱32とで形成される枠内は、下部パネル40によって覆われる。同様に、第2室外機100の前方側に位置する長辺21と、中間支柱34と、一方の長辺37と、中央支柱32とで形成される枠内は、下部パネル42によって覆われる。下部パネル42は、下部パネル40と同様に、いずれも矩形の板状に形成され、第2筐体110の側面を形成する側面パネルとして機能する。
なお、図3では、説明の便宜上、下部パネル40、及び下部パネル42を一点鎖線で示す。
第2筐体110では、第1筐体10と同様に、一方の長辺121と、当該長辺121の他端に設けられる支柱30と、一方の長辺137と、中間支柱34とで形成される枠内は、側面パネルが省略され、開口となる。同様に、他方の長辺121と、当該長辺121の両端の支柱30と、他方の長辺137とで囲まれる枠内、及び各短辺123と、各短辺123の両端の支柱30と、第2枠状部材136の各短辺139とで囲まれる一対の枠内は、側面パネルが省略され、開口となる。
各長辺137の上方において、当該長辺137の両端に位置する一対の支柱30の間は、いずれも2つの上部パネル144によって覆われる。これら4つの上部パネル144は、いずれも矩形の板状に形成され、第2筐体110の高さ方向における上端の側に位置する側面を形成する側面パネルとして機能する。
一方の長辺137の側に位置する2つの上部パネル144は、当該長辺37が延びる方向に沿って、中央支柱32を挟んで、並べて設けられる。他方の長辺37の側に位置する2つの上部パネル44は、当該長辺137が延びる方向に沿って、2つが並べて設けられる。これらの上部パネル144は、下縁が各長辺137に重なる位置に配置され、上縁が支柱30の上端と略同一の位置に配置される。
各短辺139の上方において、当該短辺139の両端に位置する一対の支柱30の間は、第1筐体10と同様に、いずれも上部パネル46によって覆われる。
第2筐体110の天面には、各上部パネル144の上縁と、各上部パネル46の上縁とによって、矩形の開口である排気口147が形成される。この排気口147には、短辺139に沿って延び、当該排気口147を長辺137が延びる方向に沿って2つに区切る線状の架設部材64が設けられる。さらに、排気口147は、2つのファンガード56によって覆われる。
なお、第2室外機100は、2つのファンガード56に限らず、排気口47全体を覆う1つのガード部材が設けられてもよい。
第2筐体110の内部は、第2枠状部材136によって、第2筐体110の下方に位置する機械室111と、第2筐体110の上方に位置する送風機室113とに区切られる。すなわち、下部パネル40と下部パネル42は、機械室111を囲み、各上部パネル144と各上部パネル46とは、送風機室113を囲む。
機械室111には、2つの圧縮機12や、アキュムレータ14、キャピラリチューブ16、室外熱交換器118等の各種の機器やこれらを互いに接続する冷媒配管が収められる。
各圧縮機12と、アキュムレータ14は、第2底板120に載置される。なお、機械室111には、少なくとも各圧縮機12を収める箱体が設けられてもよい。
2つの圧縮機12のうち、一方の圧縮機12は、第1室外機1と同様に、複数の固定ピン72を介して、第2底板120に固定される。
他方の圧縮機12は、複数の固定凸部74を介して、第2底板120に固定される。具体的には、各固定凸部74の挿通孔76に柱状の支持部材が挿通され、圧縮機12の脚部に設けられた孔部に当該支持部材が挿通され、さらにナット等の締結部材によって脚部と当該支持部材とが固定されることで、第1底板20に固定される。
第2底板120において、一方の圧縮機12と、室外熱交換器118以外の機器やこれらを互いに接続する冷媒配管は、第1室外機1と略同一の配置で、いずれも第1底板20に載置される。このため、第2室外機100では、機械室111において、他方の圧縮機12、及び室外熱交換器118以外の機器やこれらを互いに接続する冷媒配管を第1室外機1と略同一の配置位置に設けることが可能である。
なお、第2室外機100が備える圧縮機12、すなわち第2底板120に載置される圧縮機12は、1つのみであってもよい。
室外熱交換器118は、室外熱交換器18と同様に、所謂フィン・チューブ型の熱交換器である。当該室外熱交換器118は、室外熱交換器18よりも長尺な銅製の冷媒配管を備える。このため、室外熱交換器118は、全体として室外熱交換器18よりも長尺に形成される。この室外熱交換器118は、長手方向に直交する方向における寸法である幅寸法が室外熱交換器18の幅寸法と略同一となるように形成される。
室外熱交換器118は、機械室111において、長手方向に直交する幅方向が第2筐体110の高さ方向に沿うように配置される。室外熱交換器118は、長手方向に直交する幅寸法が第2底板120から第2枠状部材136までの高さ寸法と略同一の寸法となるように形成される。このため、室外熱交換器118は、室外熱交換器18と同様に、第2枠状部材136の下方に配置される。室外熱交換器118は、第2底板120に載置される。
室外熱交換器118は、一方の長辺121における他方の支柱30に、長手方向の一端が固定される。この室外熱交換器118は、当該支柱30から、一方の短辺123、他方の長辺121、他方の短辺123、一方の長辺121の順に、各辺に沿って延びるように配置される。この室外熱交換器118は、中間支柱34に、長手方向の他端が固定される。
このように、第2筐体110は、第1底板20の長辺21よりも長い長辺121を備える第2底板120を備えるので、室外熱交換器18よりも長尺の室外熱交換器118を収めることが可能である。
このように配置される室外熱交換器118は、第2筐体110の各側面に設けられる各開口を介して、第2筐体110の外部に露出する。
送風機室113には、一対の送風機50が収められる。一対の送風機50は、架設部材64の両側に位置するように、長辺137に沿って並べて配置される。各送風機50は、軸流方向が排気口147に向かうようにいずれも配置される。各送風機50は、一対のファンガード56のそれぞれによって、それぞれの上方が覆われる。
[1-1-4.第2底板の構成]
図4は、第2底板120の斜視図である。
次いで、第2底板120について詳述する。
図4に示すように、第2底板120は、第1底板20と、追加底板80と、一対の脚部124とを備える。第2底板120は、第1底板20が追加底板80によって拡張されることで、形成される。
第2底板120を形成する場合において、第1底板20は、連結部Cを備える。連結部Cは、切断加工等によって、図2に示す分離部Sを切り離すことで形成される第1底板20の短辺23に沿った縁部である。分離部Sは、第1底板20の長辺21に沿った方向において、他方の短辺23から各連結用孔77よりも当該短辺23側に位置する範囲である。第1底板20において、連結部Cが形成されると、各連結用孔77は、当該第1底板20の端部に位置する。
図5は、追加底板80の斜視図である。
追加底板80は、平面視矩形の板状部材である。この追加底板80は、板状の金属材料で形成される。追加底板80は、第1底板20の長辺21よりも短い寸法の第1辺81と、第1底板20の短辺23と略同一寸法の第2辺83とを備える。
追加底板80において、一方の第2辺83の側に位置する縁部88には、当該第2辺83が延びる方向に沿って、複数の連結用孔87が設けられる。各連結用孔87は、ねじ部材等の締結部材が挿通可能な貫通孔である。本実施の形態では、第2辺83の延びる方向に沿って、3つの連結用孔87が連結用孔77と略同一の間隔で並べて配置される。
他方の第2辺83には、リブ22と略同一の形状を備え、上方に向かって所定の高さ寸法で起立するリブ82が設けられる。同様に、脚部124の上面には、各長辺121に沿って、第2底板120の上面よりも上方に向かって所定の高さ寸法で起立するリブ126が設けられる。これらのリブ122、126は、第2底板120を補強すると共に、第2筐体110の内部の水を堰き止める土手部として機能する。
追加底板80には、第2辺83に沿って、リブ82の内側に接近した位置に、貫通孔である複数の排水孔90が設けられる。排水孔90は、排水孔70と同様に、第2筐体110の内部の水が排水される孔として機能する。
追加底板80には、当該追加底板80を補強する構造である複数の絞り凹部91が設けられる。各絞り凹部91は、絞り凹部71と略同一の形状であって、追加底板80の上面から下面に向かって窪み、短辺23に沿って延びる溝形状を備える。これらの絞り凹部91は、絞り凹部71と同様に、金型が用いられず、絞り加工が追加底板80に施されることで形成される。本実施の形態では、各絞り凹部91は、一方の第1辺81から他方の第1辺81まで延びると共に、当該第1辺81が延びる方向に沿って、互いに所定の間隔を空けて設けられる。
上述の通り、追加底板80には、室外熱交換器118の一部のみが載置され、2つの圧縮機12や、アキュムレータ14、キャピラリチューブ16、室外熱交換器118以外の各種の機器やこれらを互いに接続する冷媒配管は、載置されない。このため、追加底板80は、例えば第1底板20のように、金型を用いた補強形状を設ける必要がない。すなわち、追加底板80は、金型を用いることなく作成が可能である。
[1-2.動作]
[1-2-1.第1筐体の利用態様]
次いで、第1筐体10の利用態様について説明する。
第1筐体10は、当該第1筐体10の底面を形成する第1底板20を備える。当該第1底板20には、圧縮機12と、アキュムレータ14等の各種の機器と、冷媒配管と、室外熱交換器18とが載置される。第1筐体10において、このような各種の機器が載置される第1底板20の上方の空間には、各支柱30と、中間支柱34と、下部パネル40とで囲まれることで、機械室11が形成される。さらに、第1筐体10において、機械室11の上方には、送風機50が配置され、当該送風機50が上部パネル44と上部パネル46とによって覆われることで送風機室13が形成される。これによって、第1筐体10を備える空気調和装置の第1室外機1が形成される。
[1-2-2.第2筐体の利用態様]
次いで、第1筐体10の利用態様について説明する。
第2筐体110は、当該第2筐体110の底面を形成する第2底板120を備える。当該第2底板120には、2つの圧縮機12と、アキュムレータ14等の各種の機器と、冷媒配管と、室外熱交換器118とが載置される。第2筐体110において、このような各種の機器が載置される第2底板120の上方の空間には、各支柱30と、中央支柱32と、中間支柱34と、下部パネル40と、下部パネル42とで囲まれることで、機械室111が形成される。さらに、第2筐体110において、機械室111の上方には、一対の送風機50が配置され、各送風機50が上部パネル144と上部パネル46とによって覆われることで、送風機室113が形成される。これによって、第2筐体110を備える空気調和装置の第1室外機1が形成される。
この第2室外機100は、2つの圧縮機12を備えるため、第1室外機1よりも高い馬力を備える。さらに、第2室外機100は、第1室外機1が備える室外熱交換器18よりも長尺の室外熱交換器118を備えるため、第1室外機1よりも高いエネルギー消費効率を備える。
[1-2-3.第2底板の組み立て]
次いで、第2筐体110に設けられる第2底板120の組み立てについて説明する。
第2底板120を形成する場合には、まず、第1底板20に連結部Cを形成する。連結部Cを形成する場合は、長辺21に沿った方向において、他方の短辺23に沿って設けられる排水孔70と、各連結用孔77との間の位置で、第1底板20に切断加工を施す。これによって、分離部Sが切り離され、第1底板20には、各連結用孔77が当該第1底板20の端部に位置する連結部Cが形成される。
このように、分離部Sが切り離されることで、第1底板20は、当該第1底板20の上面よりも上方に突出するリブ22が取り除かれる。これによって、第2室外機100では、第2底板120を形成する場合に、当該第1底板20に追加底板80を重ねることができる。
次いで、連結用孔87のそれぞれが連結用孔77のそれぞれに重なるように、縁部88を連結部Cに重ね合わせる。本実施の形態では、縁部88が連結部Cの上面に位置するように、追加底板80を第1底板20に重ねる。
この後、各連結用孔87、及び連結用孔77にねじ部材等の締結部材が挿通されることで、第1底板20と追加底板80とが連結される。これによって、第1底板20と追加底板80とは、短辺123が延びる方向に沿って、締結部材によって3か所で連結される。
これら3つの連結用孔77のうち、中央に位置する連結用孔77は、第1底板20の短辺23が延びる方向における略中央に配置される。このため、追加底板80と、第1底板20とは、短辺23が延びる方向における略中央においても、締結部材によって固定される。これによって、第2底板120は、1つの板状部材で形成された場合と略同一の強度を備えることが可能である。
連結された第1底板20と追加底板80との下面には、脚部124が締結部材等によって取り付けられる。これによって、第2底板120が形成される。
本実施の形態の空気調和装置では、第1底板20を用いて、第1室外機1の第1筐体10が形成可能である。この空気調和装置では、第1底板20と追加底板80とを用いて形成される第2底板120を用いて、第2室外機100の第2筐体110が形成可能である。
これによって、空気調和装置では、拡張前の底面に対応した大きさの第1筐体10と、拡張後の底面に対応した大きさの第2筐体110とを択一的に形成することができる。
追加底板80は、上述のように、金型を用いることなく作成が可能な部材である。すなわち、空気調和装置では、第1底板20の金型のみを作成することで、第1底板20と、第2底板120とを作成し、第1筐体10と、第2筐体110とを形成することができる。このため、空気調和装置では、金型作成のコストの増加を抑制しつつ、第1室外機1と、第2室外機100との2種類の室外機を作成することができる。
[1-3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、第1室外機1は、第1底板20を備える第1筐体10を備える。第1底板20は、第1筐体10の底面を拡張する追加底板80が連結可能である。
これにより、空気調和装置の室外機では、拡張前の底面に対応した大きさの第1筐体10と、拡張後の底面に対応した大きさの第2筐体110とを択一的に形成することができる。そのため、空気調和装置は、室外機、及び室外機、及び当該室外機の筐体の作成コストを抑制しつつ、複数種類の室外機を備えることができる。
本実施の形態のように、第1底板20には、第1底板20の上面に圧縮機12を載置可能にする補強形状である金型凹部73や金型凸部75が設けられる。そして、追加底板80には、室外熱交換器118のみが載置されるようにしてもよい。
これにより、第1室外機1、及び第2室外機100では、いずれも第1底板20の上面に圧縮機12を載置できる。これに対して、追加底板80には、圧縮機12が載置されず、より軽量な室外熱交換器118のみが載置される。そのため、空気調和装置では、第1室外機1、及び第2室外機100のいずれの場合であっても、第1底板20の上面における圧縮機12の配置位置を変更することなく当該第1室外機1、及び第2室外機100のいずれかを作成できる。加えて、追加底板80には、補強形状を設ける必要がなく、より低コストで追加底板80、及び第2底板120を形成することができる。
本実施の形態のように、第1底板20には、分離部Sが設けられ、分離部Sが第1底板20から取り除かれることで、追加底板80を連結可能な連結部Cが形成されるようにしてもよい。
これにより、第1底板20では、分離部Sに設けられるリブ22が取り除かれ、連結用孔77が第1底板20の端部である連結部Cに配置される。そのため、第2室外機100を作成する場合には、追加底板80の縁部88を第1底板20の上面に載置し、連結用孔77と連結用孔87とを重ね合わせ、第1底板20と、追加底板80とを連結することで第2底板120を形成することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
上述した実施形態では、第1底板20に圧縮機12が載置されるとした。この圧縮機12の第1底板20における配置位置は、第1底板20の重心位置、あるいは第1筐体10の重心位置よりも、追加底板80が連結される側に位置する他方の短辺23に接近した位置であってもよい。
これによって、圧縮機12は、より大きなサイズを備える第2底板120、及び第2筐体110の重心位置に接近した位置に配置される。このため、空気調和装置において、例えばより大きなサイズを備える第2筐体110が吊り上げられて設置される場合に、当該第2筐体110は、より安定した状態で吊り上げられることができる。
なお、圧縮機12の第1底板20における配置位置は、第2室外機100の重心位置に重なる位置であってもよい。また、追加底板80が連結される側に位置する他方の短辺23に接近した位置には、圧縮機12に限らず、アキュムレータ14等の各種の機器が配置されてもよい。
上述した実施形態では、第1底板20に複数の圧縮機12が載置されてもよい、とした。これらの圧縮機12のうち、少なくとも1つの第1底板20における配置位置は、第1底板20の重心位置、あるいは第1筐体10の重心位置よりも、追加底板80が連結される側に位置する他方の短辺23に接近した位置であってもよい。
これによって、複数の圧縮機12のうちの少なくとも1つは、より大きなサイズを備える第2底板120、及び第2筐体110の重心位置に接近した位置に配置される。このため、空気調和装置において、例えばより大きなサイズを備える第2筐体110が吊り上げられて設置される場合に、当該第2筐体110は、より安定した状態で吊り上げられることができる。
なお、この場合、複数の圧縮機12のうちの少なくとも1つは、当該圧縮機12の少なくとも一部が追加底板80の上面に載置されていてもよい。
上述した実施形態では、第1底板20の一辺に1つの追加底板80を連結することで第2底板120を形成するとした。しかしながらこれに限らず、空気調和装置の室外機を作成する場合には、第1底板20に複数の追加底板80を連結することで、新たな底板を形成してもよい。またこの場合、第1底板20には、当該第1底板20の複数の辺のそれぞれに追加底板80が設けられてもよい。
上述した実施形態では、第1底板20に追加底板80を連結することで第2底板120を形成するとした。しかしながらこれに限らず、空気調和装置の室外機を作成する場合には、第1底板20に圧縮機12を載置可能な補強形状が設けられた他の底板を連結することで、新たな底板を形成してもよい。またこの場合、第1底板20には、複数の他の底板が設けられてもよい。さらにこの場合、第1底板20と、他の底板との少なくともいずれかの一部を切断した後に、互いに連結してもよい。
上述した実施形態では、室外熱交換器18、及び室外熱交換器118は、フィン・チューブ型の熱交換器としたが、これに限らず、例えば扁平管とヘッダパイプとを備える熱交換器のような、他の形態の熱交換器であってもよい。
上述した実施形態では、第1室外機1、及び第2室外機100は、上吹き型の室外ユニットであるとしたが、これに限らず、横吹き型の室外ユニットであってもよい。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、同一の室外機に冷媒配管長の異なる熱交換器のいずれかを択一的に接続可能な室外機に適用可能である。具体的には、トップフロー方式の室外機等に、本開示は適用可能である。
1 第1室外機(室外機)
10 第1筐体(筐体)
12 圧縮機
18、118 室外熱交換器
20 第1底板(底板)
73 金型凹部(補強形状)
75 金型凸部(補強形状)
80 追加底板
100 第2室外機(室外機)
110 第2筐体(筐体)
120 第2底板
C 連結部
S 分離部

Claims (5)

  1. 底板を備える筐体を備えた室外機において、
    前記底板は、前記筐体の底面を拡張する追加底板が連結可能である
    ことを特徴とする室外機。
  2. 前記底板には、前記底板の上面に圧縮機を載置可能にする補強形状が設けられ、
    前記追加底板には、熱交換器のみが載置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の室外機。
  3. 前記圧縮機は、前記底板の重心位置よりも前記追加底板に接近する位置に配置される
    ことを特徴とする請求項2に記載の室外機。
  4. 前記底板は、2つ以上の前記圧縮機を載置可能に設けられ、
    前記圧縮機の少なくとも1つは、前記底板の重心位置よりも前記追加底板に接近する位置に配置される
    ことを特徴とするは請求項2に記載の室外機。
  5. 前記底板には、分離部が設けられ、前記分離部が前記底板から取り除かれることで、前記追加底板を連結可能な連結部が形成される
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の室外機。
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