JPH07113534A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH07113534A
JPH07113534A JP5261112A JP26111293A JPH07113534A JP H07113534 A JPH07113534 A JP H07113534A JP 5261112 A JP5261112 A JP 5261112A JP 26111293 A JP26111293 A JP 26111293A JP H07113534 A JPH07113534 A JP H07113534A
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JP
Japan
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groove
heat insulating
insulating member
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air conditioner
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JP5261112A
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Hisashi Kogure
久 小暮
Takashi Mochizuki
高志 望月
Yukio Aizawa
行雄 相沢
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の本体の開口に配置される断熱部
材にドレン水が生成されにくくして、ドレン水が滴下し
にくくすることである。 【構成】 空気調和機の本体の開口に配置される断熱部
材18には溝22を形成し、この本体に取り付けられこ
の断熱部材22を支える固定具にはこの溝22に挿入さ
れる固定片26を形成し、且つこの溝22の端部および
/又は固定片26の端部にはシール材31を設けるよう
にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却器、送風機等が本
体に収納された空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】冷却器、送風機等が本体に収納された空
気調和機の構造が示された公報として特公昭63−19
777号公報がある。この公報で示された空気調和機
は、本体に冷却器や送風機を収納すると共に、この本体
の開口には発泡スチロール製のドレンパン(断熱材)を
配置している。そして、この本体に取り付けられる板金
製の底板で、このドレンパンを支えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成を有す
る空気調和機において、例えばドレンパンと板金製の底
板との組み合わせを確実に且つスムーズに行わせるた
め、ドレンパンには溝を、底板にはこの溝に挿入される
固定片を夫々形成することが考えられる。ここで、ドレ
ンパンと底板との組み立て作業上の誤差、並びに両者の
製造誤差等を考えると、溝の巾寸法と固定片の厚さ寸法
とを一致させることはできなかった。
【0004】従って、溝の巾寸法の方が固定片の厚さ寸
法よりも大きくなるよう設定しているため、両者に隙間
が生じることは免れなかった。このように隙間が生じ、
この隙間に本体の開口等からの冷却空気の一部が侵入す
ると、この隙間にドレン水が生成されることがあった。
特に、上記公報で示したような天井に設置される空気調
和機において、このような構造を採用すると、ドレン水
が天井から滴下するおそれが考えられる。
【0005】本発明は、本体の開口に配置される断熱部
材にドレン水が生成されにくくして、ドレン水が滴下し
にくくすることを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、第1の発明は、本体の開口に配置される断熱部材に
は溝を形成し、この本体に取り付けられこの断熱部材を
支える固定具にはこの溝に挿入される固定片を形成し、
且つこの溝の端部および/又は固定片の端部にはシール
材を設けるようにしたものである。
【0007】又、第2の発明は、溝と固定具とで形成さ
れる隙間をシール材でふさぐようにしたものである。
【0008】
【作用】シール材によって溝と固定具とで形成される隙
間に空気が侵入しにくくなり、この隙間に多量のドレン
水が生成するおそれは少ない。又、シール材によって隙
間をふさいだので、この隙間にドレン水が生成するおそ
れは少ない。
【0009】
【実施例】図1において、1は4方向の天井カセット型
エアコンと呼ばれる空気調和機で、本体2と化粧パネル
3(以下単に「パネル」という。)とから構成されてい
る。本体2は天井裏に配置されるもので、熱交換器、送
風機(後述する)が収納されている。パネル3は天井と
略面一となるようこの本体2の下方に配置される。4は
吸込グリル(吸込口)で、パネル3の略中央に取り付け
られている。5a,5b,5c,5dは熱交換器にて冷
却された冷風の吹出口で、吸込グリル4のまわりに設け
られている。そして送風機等の運転によって、室内空気
は吸込グリル4に吸込まれた後、本体2内の熱交換器に
て冷却され夫々の吹出口5a,5b,5c,5dから吐
出される。
【0010】図2は本体2の分解斜視図で、この本体2
は4つの短片6と4つの長片7とからなる8角柱形状と
なっており、且つその下部には開口8が形成されてい
る。9はこの本体の中央に配置された送風機(ターボフ
ァン)、10はこの送風機のまわりに配置されたプレー
トフィン型の冷却器(熱交換器)、11はこの冷却器に
つながれた冷媒管、12はドレンポンプ、13はこのポ
ンプにつながれたドレンホース、14は短片に取り付け
られた据付具である。16はこの長片7の内壁に貼付さ
れた断熱板材、17は短片に配置される略コ字状の断熱
具である。
【0011】18は本体2の開口8に配置される発泡ス
チロール製の断熱部材で、ドレンパンとしても作用させ
る。19はこの部材の中心に設けた吸込口、20はこの
吸込口のまわりに設けた吹出口で、前述のパネルの吹出
口5a,5b,5c,5dにつながれるものである。2
1はドレン受部である。22,23は断熱部材の隣り合
う短片同志をつなぐ溝で2つ形成されている。
【0012】24,25はこの断熱部材18を本体2の
開口8に固定するための固定具である。これら固定具2
4,25は、上方へ延びた固定片26と、下方に延びた
係止片27並びに係合片28とが設けられている。そし
て、一点鎖線矢印で示すように固定具24,25の端部
29を本体2の短片6の短フランジ片30に固定するこ
とによって、固定具24,25の固定片26が断熱部材
18の溝22,23に挿入される。これによって断熱部
材18の位置が決まる。
【0013】ここで本発明の特徴は、この断熱部材と固
定具との関係にある。図3は固定具24の斜視図であ
る。31はシール材で、このシール材31は固定片26
の両端32を囲むよう略U字状に貼付されている。そし
てこのシール材31同志の寸法Lは本体2の隣り合う短
片6同志の寸法と略一致するよう設定されている。33
は係合片28に設けた螺子穴で、パネル3(図1参照)
に設けられた螺子(図示せず)が螺合することによっ
て、このパネル3が本体2に取り付けられ、図1で示す
状態となる。
【0014】図4は固定具24が断熱部材18に組み込
まれた状態を示す断面図である。上述したように溝22
に固定具24を挿入すると、シール材31でもって両端
部32がシールされる(図5参照)。従って、溝22と
固定片26とで形成される隙間34はこのシール材31
で密閉されるため、この隙間34に空気が侵入するおそ
れはない。このため隙間34内の空気が凝縮してドレン
水が生じたとしても、それ以上ドレン水は生じないよう
になる。従って、この溝22に多量のドレン水が溜まる
おそれはない。ここで、溝22の巾寸法Aは約4mm、
固定片の巾寸法Bは約1mm程度となっており、この溝
と固定片とで形成される隙間34の寸法Cは約1.5m
mとなる。このように隙間34を形成する理由は、断熱
部材(発泡スチロール製)の熱収縮、設計誤差、断熱部
材と固定具との組み立て誤差等を考慮したものである。
【0015】従って、この隙間を形成しておかないと実
際に空気調和機の製造が困難となることがある。又、シ
ール材31は固定片26の両端32に貼付されているの
で、このシール材31を目安にして固定具24,25を
断熱部材18の溝22,23に挿入すれば、この固定具
24,25の位置決めが容易に行え、空気調和機の組み
立て作業性を向上させることができる。
【0016】上記実施例では、シール材31を固定片2
6の両端に貼付するようにしたが、このシール材31は
断熱部材18の溝22の端部に設けても良く、更にこの
ようなシール材31を固定片26並びに溝22の両方に
設けても良い。いいかえれば、隙間22に空気が流入し
ない構造であれば良い。図6、図7は本発明の他の実施
例を示すもので、固定具60の固定片61の幅いっぱい
にシール材62を貼付して(図6参照)、この固定具6
0を断熱部材18に挿入すると、断熱部材18の溝22
がシール材62で埋めつくされて、上述した隙間22が
生じないようにしても良い。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は本体の開口
に配置される断熱部材には溝を形成し、この本体に取り
付けられこの断熱部材を支える固定具にはこの溝に挿入
される固定片を形成し、且つこの溝の端部および/又は
固定片の端部にはシール材を設けるようにしたので、溝
と固定片とで形成される隙間にはドレン水が多量に溜ま
るおそれはなく、ドレン水の滴下を未然に防止すること
ができる。
【0018】又、この隙間をシール材で塞ぐようにすれ
ば、ドレン水がこの隙間に溜まらないようにすることが
できる。更に、これらのシール材を目安として固定具を
断熱部材の溝に挿入すれば、組み立て作業性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す空気調和機の斜視図であ
る。
【図2】図1に示した空気調和機の本体の分解斜視図で
ある。
【図3】図2に示した固定具の斜視図である。
【図4】図2に示した断熱部材と固定具との組み合わせ
状態を示す断面図である。
【図5】図4のV−V’断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す固定具の要部斜視図
である。
【図7】図6に示した固定具と断熱部材との組み合わせ
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 本体 8 開口 9 送風機 10 冷却器 18 断熱部材 22,23 溝 24,25 固定具 26 固定片 31 シール材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却器、送風機を内蔵し且つ開口が形成
    された本体と、この開口に配置される断熱部材とを備
    え、前記本体に取り付けられる固定具でこの断熱部材を
    固定させる空気調和機において、前記断熱部材には溝を
    形成し、前記固定具にはこの溝に挿入される固定片を形
    成し、且つこの溝の端部および/又は前記固定片の端部
    にはシール材を設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 冷却器、送風機を内蔵し且つ開口が形成
    された本体と、この開口に配置される断熱部材とを備
    え、前記本体に取り付けられる固定具でこの断熱部材を
    固定させる空気調和機において、前記断熱部材には溝を
    形成し、前記固定具にはこの溝に挿入される固定片を形
    成し、且つこの溝と前記固定具とで形成される隙間には
    シール材を配置したことを特徴とする空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006153452A (ja) * 2006-03-13 2006-06-15 Sanyo Electric Co Ltd 天井埋込型空気調和装置
JP2007093174A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置

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JP2007093174A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置
JP4693575B2 (ja) * 2005-09-30 2011-06-01 三洋電機株式会社 空気調和装置
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