JP2731138B2 - 天井埋込型空気調和ユニット - Google Patents

天井埋込型空気調和ユニット

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JP2731138B2
JP2731138B2 JP8027818A JP2781896A JP2731138B2 JP 2731138 B2 JP2731138 B2 JP 2731138B2 JP 8027818 A JP8027818 A JP 8027818A JP 2781896 A JP2781896 A JP 2781896A JP 2731138 B2 JP2731138 B2 JP 2731138B2
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ceiling
decorative panel
unit
air
conditioning unit
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JP8027818A
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正和 仲島
正純 牧野
幸人 縄田
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は天井空間内に吊り下
げられる天井埋込型空気調和ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】天井埋込型空気調和ユニットは天井空間
内でユニット本体を吊り下げた後、この本体に化粧パネ
ルを取りつける形態となっており、化粧パネルと天井面
との間に隙間が生じると実公昭62−3620号公報で
提示したように化粧パネルの蓋を開いてサービス口から
本体の高さ調節を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報で提示の天井
埋込型空気調和ユニットでは吊り具のナットがサービス
口の縁と略同一線上に位置しているため、ユニット本体
の据付け高さを調節するにはサービス口より作業者が上
半身を天井空間内へ乗り入れてスパナ等の工具でナット
を回さなければならず、このため化粧パネルが天井下面
に均一に接しているか否かを天井の下方から見ながらナ
ットを回すことができず、ユニット本体の据付け高さの
調節作業を行いにくい不具合さがあった。
【0004】本発明はユニット本体の高さ調節作業を行
い易くした天井埋込型空気調和ユニットを提供すること
を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、天井下面に取り付けられる化粧パネルに
は蓋が着脱自在に取り付けられるサービス口を設け、一
方ユニット本体にはこの本体を吊り下げるための取付具
を設けると共に、この取付具に設けられる取付孔はサー
ビス口のほぼ真上の位置に設けるようにしたものであ
る。
【0006】これによって、天井下面と化粧パネルとの
間に隙間ができた場合は、この化粧パネルの蓋を開いて
サービス口を開放すると、そのサービス口のほぼ真上に
は取付具の取付孔が位置しているため、そのサービス口
の下方より容易に取付具の状態を確認および/又は操作
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明すると、天井埋込型空気調和ユニットは天井
1の空間内に取付具2a,2bが吊り具3a,3bで吊
り下げられて据付けられるユニット本体4と、この本体
の下面に設けられこの本体4内の通風路と連通する吸入
口5と吹出口6を有する化粧パネル7とから構成されて
いる。このユニット本体4内は2枚の仕切板8a,8b
で吹出側通風路9と吸込側通風路10とで区画され、吹
出側通風路9に熱交換器11が、吸込側通風路10に二
連の両吸込型遠心型送風機12と電動機13とが設けら
れている。
【0008】この遠心型送風機12のファンケース14
は吸込口の一部15aと吐出口16とを含む上半分のフ
ァンケース部分14aと、吸込口の他部15bを含む下
半分のファンケース部分14bとに分割される。この上
半分のファンケース部分14aを一方の板金製の仕切板
8aと一体に形成することによりこのファンケース部分
14aが仕切板8a,8bより吹出側通風路9の方へ張
り出された状態となっている。
【0009】そして、他方の仕切板8bには、一方の仕
切板8aが嵌まり合う嵌合部17と、ファンケース部分
14aが嵌まり合う開口18と、吸込口の一部15aへ
吸込空気を吸込側通風路10から導くために吹出側通風
路9へ張り出された導風部19と、熱交換器11で生じ
たドレン水を受けるドレンパン20とが発泡スチロール
で一体に形成されている。
【0010】又、化粧パネル7にはこのパネルの開放部
の中央に着脱自在に取りつけられた吸込パネル21と、
この吸込パネル21の上方に着脱自在に取りつけられた
エアーフィルター22と、化粧パネル7の両端部に形成
されたサービス口23a,23bと、このサービス口を
着脱自在に開閉する蓋24a,24bとが設けられてい
る。この夫々のサービス口23a,23bの真上に上述
した吊り具2a,2bと、この吊り具に螺合されて取付
具2a,2bを支えるナット25a,25bとが配置さ
れるようになっている。これを言い換えれば、サービス
口23a,23bのほぼ真上の位置には取付具2a,2
bの取付孔が設けられており、この取付孔に吊り具3
a,3bを挿入してナット25a,25bを螺合する。
【0011】26はこのナット25a,25bをサービ
ス口23a,23bの下方から回わすために付属部品と
して備えられている操作具、27a,27bは取付具2
a,2bに取りつけるために化粧パネル7に設けられた
引掛具で、一方にダルマ穴28が、他方に丸穴29と引
掛片30とが形成されている。次に天井埋込型空気調和
ユニットの据付作業を説明すると、先ず、ユニット本体
4を天井穴31から天井空間32内に押し込んで、天井
空間32に予じめ固定した4本の吊り具3a,3bにユ
ニット本体4の取付具2a,2bの穴を嵌め合わせて下
方からナット25a,25bを螺合すると取付具2a,
2bがナット25a,25bで支えられて本体4が天井
空間32内に据付けられる。然る後、図3に示すように
取付具2a,2bの一方の係止片33aには予じめ螺子
34a止めしておき、この螺子34aの頭部に引掛具2
7aのダルマ穴28の大径部を嵌め込んで化粧パネル7
を矢印方向へ摺動させることにより、ダルマ穴28の小
径部が螺子34aに、且つ他方の係止片33bには引掛
具27bの引掛片30が夫々係合して化粧パネル7がユ
ニット本体4に仮止めされる。この仮止め作業時、吸込
パネル21は開くか、もしくは取り外された状態にあ
り、化粧パネル7の開放部から螺子34aを締めつける
と共に螺子34bで引掛具27bを係止片33aに取り
つけると、化粧パネル7はユニット本体4に確実に固定
される。
【0012】このようにして化粧パネル7をユニット本
体4に固定することにより天井穴31が塞がれ、空気調
和ユニットの据付作業が終わるが、上述の如くユニット
本体4を天井空間32内に据付ける際、本体4の据付け
高さは目安で行っており、この為、化粧パネル7と天井
1下面との間に隙間ができる虞れがある。かかる隙間が
できた場合は図4に示すように吸込パネル21を外した
状態で化粧パネル7の蓋24a,24bを開いてサービ
ス口23a,23bする。
【0013】ここで、サービス口23a,23bのの真
上には上述したように取付具2a,2bの取付孔に螺合
されたナット25a,25bが位置している。従って図
5で示すように付属部品である操作具をこのサービス口
23a,23bに対して真直ぐに差し込んでこの操作具
の先端に形成されている嵌合部35をナット25a,2
5bに嵌め込み、サービス口23a,23bの下方から
化粧パネル7と天井1下面との隙間を見ながら操作具2
6をドライバー36で回すことにより、化粧パネル7が
天井1下面に当接する所定の高さ位置までユニット本体
4を上方へずらす高さ調整作業を容易に行うことができ
る。その後、吸込パネル21を取り付ける(図4参
照)。
【0014】そして据付作業が完了し、冷暖房運転時に
遠心ファン24を電動機13で駆動すると、化粧パネル
7の吸込口5からエアーフィルター22を通って吸込側
通風路10に吸い込まれた室内空気の一部は仕切板8b
の導風部19を経てファンケース上半部分14aの吸込
口の一部15aへ吸入される一方、室内空気の残りはフ
ァンケース下半部分14bの吸込口の他部15bへ吸入
されて吐出口16から吹出側通風路9へ吹き出される。
然る後、この吹き出された室内空気は左右方向へ分配さ
れて熱交換器11で冷房時に冷却され、暖房時に加熱さ
れた後に断熱シート37に沿って下降し、化粧パネル7
の吹出口6から二方向へ吹き出されて室内が冷暖房され
る。
【0015】かかる冷暖房運転により熱交換器11やド
レンパン20が汚れた場合には、吸込パネル21とエア
ーフィルター22とファンケース14と遠心ファン24
とを化粧パネル7の開放部から引き下げることにより開
口18から清掃できる。又、ユニット本体4にはこの外
壁に固定された断面コ字状の支持ケース38とこのケー
スに嵌まり合う逆断面コ字状の電装ケース39とが設け
られており、吸込パネル21と蓋24aとを取り外して
電装ケース39を支持ケース38に沿って下げることに
より電装ケース39の開放面39aから電装ケース39
内の電装品の点検作業を行うことができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、化
粧パネルに設けたサービス口の真上の位置に、天井埋込
型空気調和ユニットの本体を吊り下げるための吊り具の
取付孔を設けたので、天井よりも低い位置から化粧パネ
ルと天井下面との隙間を見ながら操作を行って化粧パネ
ルを天井下面に密着させる為のユニット本体の据付高さ
の調整作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】天井埋込型空気調和ユニットの断面図である。
【図2】図1のII−II線で切断した天井埋込型空気調和
ユニットの断面図である。
【図3】同ユニットの要部斜視図である。
【図4】同ユニットの分解斜視図である。
【図5】同ユニットの高さ調整状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 天井 2a,2b 取付具 4 ユニット本体 5 吸込口 6 吹出口 7 化粧パネル 11 熱交換器 12 送風機 23a,23b サービス口 24a,24b 蓋

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器と送風機を内蔵し天井空間内に
    据付けられるユニット本体と、天井下面に設けられ前記
    ユニット本体内の通風路と連通される吸入口と吹出口と
    を有する化粧パネルとから構成された天井埋込型空気調
    和ユニットにおいて、前記化粧パネルには蓋が着脱自在
    に取り付けられるサービス口を設け、一方前記ユニット
    本体にはこの本体を吊り下げるための取付具を設けると
    共に、この取付具に設けられる取付孔は前記サービス口
    のほぼ真上の位置に設けられていることを特徴とする天
    井埋込型空気調和ユニット。
JP8027818A 1996-02-15 1996-02-15 天井埋込型空気調和ユニット Expired - Lifetime JP2731138B2 (ja)

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JP4141368B2 (ja) * 2003-10-10 2008-08-27 三洋電機株式会社 天井埋込型空気調和装置
JP6671192B2 (ja) * 2016-02-26 2020-03-25 三菱電機株式会社 サーキュレータ

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