JPH0327227Y2 - - Google Patents

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JPH0327227Y2
JPH0327227Y2 JP1986002443U JP244386U JPH0327227Y2 JP H0327227 Y2 JPH0327227 Y2 JP H0327227Y2 JP 1986002443 U JP1986002443 U JP 1986002443U JP 244386 U JP244386 U JP 244386U JP H0327227 Y2 JPH0327227 Y2 JP H0327227Y2
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duct
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opening
ceiling
air conditioner
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、天井埋め込み式空気調和機に関する
ものである。
(従来の技術) 天井埋め込み式空気調和機において、第5図図
示の如く、空気調和機本体1′の本体ケーシング
3′側面に形成された開口8′にダクト13′を接
続して、吸込空気あるいは吹出空気を案内するよ
うにしたものはよく知られている。そして、従来
方式では、前記ダクト13′に形成された外向き
フランジ15′を、本体1′側の開口縁に対して前
記本体ケーシング3′の外側からビス16′を用い
て結合するようにしている(例えば、実開昭59−
32218号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公知例の如く、本体ケーシング3′の外側
からダクト13′のフランジ15′をビス止めした
場合次のような問題が生じる。
天井埋め込み式空気調和機を設置するに際して
は、本体1′を天井19′内に設置するために、該
天井19′に本体挿入用の開口部20′を形成する
が、該開口部20′を大きくあけることができな
いところから、故障点検等の目的で本体1′を取
り外す必要が生じた場合に、前記ダクト13′を
取り外すことができないため、天井19′をこわ
して開口部20′を広げなければならない。また、
ダクト13′を交換する場合にも同様である。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
ダクトの取付け、取外しをダクト内部から行い得
るようにすることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、上記問題点を解決するための手段
として、添付の図面に示すように、底面が開口さ
れた本体ケーシング3内にフアン4および熱交換
器5を配設してなる本体1と、該本体1の下方を
閉蓋するパネル2とからなり、前記本体ケーシン
グ3側面に形成された開口8にダクト13を接続
するようにした天井埋め込み式空気調和機におい
て、前記開口8に、該開口8内に臨むダクト取付
片14を設ける一方、前記ダクト13に、前記ダ
クト取付片14と相対向する固定片15を設け、
該固定片15と前記ダクト取付片14とを、前記
ダクト13内部側から止着手段16を用いて結合
している。
(作用) 本考案では、上記手段によつて次のような作用
が得られる。
即ち、ダクト13の取付け、取外しに際して
は、ダクト13側の固定片15と本体1側のダク
ト取付片14とを結合するためのビス16をダク
ト13内部側から着脱することができ、天井面を
こわしたりすることなく、本体1の取外しあるい
はダクト13の着脱を極めて容易に行うことがで
きることとなるのである。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本考案の好適な
実施例を説明する。
本実施例の天井埋め込み式空気調和機は、天井
19において段下げ部19aに設置されるもので
あり、底面が開口された本体ケーシング3内にフ
アン4および熱交換器5を配設してなる本体1
と、該本体1の下方を閉蓋し、吸込グリル9等を
有するパネル2とからなつている。
前記本体1は、天井19に形成された開口部2
0に臨ましめられる如く天井19上方の構造物
(図示省略)に対して支持ボルト21,21…に
より支持されている。
前記本体1の下面には、前記熱交換器5の下方
に位置するドレンパン12が設けられており、該
ドレンパン12には、下向きに空気を吹き出すべ
く構成された空気吹出口7が形成されている。符
号6は本体1側の空気吸込口である。
一方、前記パネル2において本体1側の空気吸
込口6および空気吹出口7に対応する位置には、
吸込グリル9および吹出グリル10がそれぞれ設
けられている。
また、前記本体ケーシング3において前記空気
吹出口7に近接した側壁3aには、ダクト13を
接続すべく構成された横向きの開口8が形成され
ており、該開口8は、本実施例では空気吹出口と
して作用するようになつている。
前記ダクト13は、本体1側の開口8と前記天
井段下げ部19aに形成された開口22とを接続
するためのものである。なお、本体1側の開口8
と天井段下げ部19a側の開口22との距離は、
通常30cm程度とされ、天井段下げ部19a側の開
口22から手を差し入れた時、本体1側の開口8
に届く程度とするのが望ましい。
前記ダクト13は、第2図に拡大図示するよう
に、中間部に弾性材料からなるフレキシブル部1
3aを有しており、一端側(本体接続側)には、
本体1の開口8に挿入される接続口17が形成さ
れる一方、他端側(天井段下げ部側)には、開口
22の口縁に当接されるフランジ部18が形成さ
れている。符号11はダクト13の外端に設けら
れた吹出グリル、26はダクト13外周に被着さ
れた断熱材、27は該吹出グリル11をダクト1
3内に固定するための取付具である。
前記本体1側の開口8には、第3図図示の如
く、該開口8内方に臨むダクト取付片14,14
…が取付けられている。
本実施例では、該ダクト取付片14は、開口8
の口縁にビス止めされた断面略鍵形の部材からな
つているが、本体ケーシング3と一体に形成して
もよく、また、開口8の口縁にフランジ状に形成
してもよい。該各ダクト取付片14には、ビス孔
23が形成されている。
一方、前記ダクト13の接続口17には、該接
続口17内に臨み且つ前記ダクト取付片14,1
4…と相対向する固定片15,15…が設けられ
ている。該各固定片15は、本実施例では前記接
続口17の口縁内面にスポツト溶接された略L字
状の部材からなつているが、前記ダクト取付片1
4と同様に、ダクト接続口17に一体に形成して
もよい。この固定片15にも、前記ダクト取付片
14と同様にビス孔24が形成されている。
しかして、前記ダクト取付片14と固定片15
とは、ダクト13の内部側からビス16を用いて
結合されている。該ビス16は、実用新案登録請
求の範囲でいうところの止着手段として作用する
ものであり、ビス以外のボルト等を採用してもよ
い。つまり、第2図図示の如く、ダクト13外端
の吹出グリル11を取り外した状態で、天井段下
げ部19aの開口22からダクト13内にドライ
バー25等の治具を差し入れて、前記ビス16を
着脱すれば、極めて容易にダクト13の着脱がで
きるのである。従つて、本体1の取り外し時ある
いはダクト13の着脱時にも、天井19を壊して
天井開口部20を広げる必要がなくなるのであ
る。
次いで、図示の実施例にかかる天井埋め込み式
空気調和機の作用を説明する。
この空気調和機においては、フアン4の駆動に
よつて吸込グリル9から吸い込まれた空気流W
は、熱交換器5で加熱あるいは冷却されて調和空
気とされた後、パネル2の吹出グリル10および
ダクト13の吹出グリル11から吹き出され、室
内の暖房あるいは冷房を行うのである。なお、パ
ネル2側の吹出グリル10からの空気吹出が不要
な場合には、第1図鎖線図示の如く、本体1側の
空気吹出口7を閉鎖板28で閉塞すれば、ダクト
13の吹出グリル11のみから調和空気を吹出さ
せることができる。
また、本実施例の天井埋め込み式空気調和機
は、第4図図示の如く、ダクト13を取り外し、
本体1側の開口8に盲板29を取付けて使用すれ
ば、パネル2側の吹出グリル10からのみ調和空
気を吹出させることもできる。本実施例の如く構
成したことにより、この時のダクト取り外し作業
が極めて容易に行えるのである。
本考案は、図示の実施例に限定されるものでは
なく、考案の要旨を逸脱しない範囲において適宜
設計変更可能なことは勿論である。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、本体ケーシング
3側面に形成された開口8に、該開口8内に臨む
ダクト取付片14を設ける一方、前記開口8に接
続されるべきダクト13に、前記ダクト取付片1
4相対向する固定片15を設け、該固定片15と
前記ダクト取付片14とを、前記ダクト13内部
側から止着手段16を用いて結合するようにした
ので、ダクト13の取付け、取外しに際しては、
前記止着手段16をダクト13内部側から着脱す
るという極めて簡易な手段によつて、ダクト13
の着脱が可能となり、天井面をこわしたりするこ
となく、本体1の取外しあるいはダクト13の着
脱を極めて容易に行うことができるという実用的
な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例にかかる天井埋め込
み式空気調和機の縦断面図、第2図は、第1図の
天井埋め込み式空気調和機の要部拡大図、第3図
は、第1図の天井埋め込み式空気調和機における
ダクト接続部分の分解斜視図、第4図は、第1図
図示の天井埋め込み式空気調和機の他の使用例を
示す縦断面図、第5図は、従来公知の天井埋め込
み式空気調和機におけるダクト接続部を示す断面
図である。 1……本体、2……パネル、3……本体ケーシ
ング、4……フアン、5……熱交換器、8……開
口、13……ダクト、14……ダクト取付片、1
5……固定片、16……止着手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面が開口された本体ケーシング3内にフアン
    4および熱交換器5を配設してなる本体1と、該
    本体1の下方を閉蓋するパネル2とからなり、前
    記本体ケーシング3側面に形成された開口8にダ
    クト13を接続するようにした天井埋め込み式空
    気調和機において、前記開口8には、該開口8内
    に臨むダクト取付片14を設ける一方、前記ダク
    ト13には、該ダクト13内に臨み且つ前記ダク
    ト取付片14と相対向する固定片15を設けると
    ともに、該固定片15と前記ダクト取付片14と
    を、前記ダクト13内部側から結合する止着手段
    16を備えたことを特徴とする天井埋め込み式空
    気調和機。
JP1986002443U 1986-01-10 1986-01-10 Expired JPH0327227Y2 (ja)

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JP1986002443U JPH0327227Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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JPS62115038U JPS62115038U (ja) 1987-07-22
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JPS62115038U (ja) 1987-07-22

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