JPH0222583Y2 - - Google Patents

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JPH0222583Y2
JPH0222583Y2 JP1985094532U JP9453285U JPH0222583Y2 JP H0222583 Y2 JPH0222583 Y2 JP H0222583Y2 JP 1985094532 U JP1985094532 U JP 1985094532U JP 9453285 U JP9453285 U JP 9453285U JP H0222583 Y2 JPH0222583 Y2 JP H0222583Y2
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duct
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air conditioner
casing
opening
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、天井等に設置され、ダクトを介して
吸込空気あるいは吹出空気を流通させるようにし
たダクト接続型空気調和機に関するものである。
(従来の技術) 従来公知のダクト接続型空気調和機において
は、第6図図示の如く、天井20′上方に設置さ
れた空気調和機本体1′にダクト3′を接続する場
合には、ケーシング4′(内部にフアン5′および
熱交換器6′が配設されている)の側面に形成さ
れた開口部15′の口縁に対して、ダクト3′の接
続口縁部3a′を外側からビス18′等の止着子を
以つて取り付けている(例えば、実開昭59−
32218号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公知例の如く構成されていると、製品(空
気調和機本体1′)が寿命により使用に耐え得な
くなつた場合等に、空気調和機本体1′の交換の
必要が生じた時、空気調和機本体1′からダクト
3′を取り外す作業が困難になるおそれがあつた。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
機器内部(即ち、ケーシング4′内部)からダク
ト3′の取り付け、取り外し作業を容易に行ない
得るようにすることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、上記問題点を解決するための手段
として、図面に示すように、ダクト接続型空気調
和機において、空気調和機本体1のケーシング4
側面に形成した開口部15の口縁に、ダクト3の
接続口縁部3に接合され且つ前記ケーシング4内
方において斜め下方から結合用止着子18,18
…を着脱可能な如く構成された取付片16a,1
6b…を形成している。
(作用) 本考案では、上記手段によつて次のような作用
が得られる。
即ち、空気調和機本体1(換言すれば、ケーシ
ング4)に対してダクト3を着脱する際、ケーシ
ング3の内方から極めて容易に結合用止着子1
8,18…を着脱し得るところとなり、機器交換
が容易に行なえる。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本考案の好適な
実施例を説明する。
この空気調和機は、第1図図示の如く天井20
上方に設置される天井埋め込み式のものであり、
底面が開口した略矩形箱状のケーシング4内に、
フアン5と熱交換器6とを配設してなる空気調和
機本体(以下、本体という)1と、前記本体1の
底面開口1aを着脱自在に覆うパネルアツセンブ
リ2とによつて構成されている。
前記本体1内は、フアン5の上流側となる吸込
室11とフアン5の下流側となる吐出室12とに
仕切板13を介して区画されており、該吐出室1
2内に熱交換器6が配設されている。符号14は
ドレンパンである。
前記本体1は、ケーシング4下端に外向きに突
設された鍔部4aを天井20上方の梁部材(図示
省略)より垂設された吊りボルト21,21によ
つて吊持することによつて、天井20内に吊下げ
状態で設置されている。符号22は吊りボルト2
1に螺着されるナツトである。従つて、この本体
1は、下方からの操作によりナツト22,22を
螺脱することによつて、取り外し可能とされてい
るのである。
前記パネルアツセンブリ2は、前記本体1の底
面開口1aに装着される略矩形箱状のチヤンバ7
と、該チヤンバ7下端に結合され、天井20に形
成された取付作業用開口20aを覆蓋するパネル
8とによつて構成されている。
前記チヤンバ7内に、本実施例ではパネル8中
央部に形成された空気吸込口19と本体1側の吸
込室11とを連通させるための空気通路23が形
成されている。符号9は、空気吸込口19に設け
たグリル、10は、フイルターである。
而して、前記パネルアツセンブリ2は、本体1
(詳しくは、ケーシング鍔部4a)に対して、結
合用ボルト24,24を介して着脱自在に取付け
られる。符号25は結合用ボルト24を螺着する
ためのウエルドナツトである。
一方、前記本体1のケーシング4には、前記吐
出室12の外壁を構成する側面に空気吹出用の矩
形状開口部15が形成されている。
該開口部15には、吹出空気の通路となるダク
ト3が接続されている。
次に、開口部15とダクト3との接続構造を第
2図を参照して詳述する。
前記開口部15の上下口縁には、外向き且つ斜
め下向きの取付片16aと、内向き且つ斜め上向
きの取付片16bとがそれぞれ一体に突設されて
いる。
一方、前記ダクト3の接続口縁部3a上下に
は、前記各取付片16a,16bの上面に接合さ
れる接合片17a,17bがそれぞれ一体に突設
されている。
而して、開口部15の取付片16a,16b上
面にダクト3側の接合片17a,17bをそれぞ
れ接合させた状態で、ビス等の止着子18,18
…を用いて両者を結合している。つまり、取付片
16a,16bおよび接合片17a,17bの形
状から止着子18,18…は、ケーシング4の内
方において、斜め下方から螺着脱操作可能とされ
ているのである。符号17cは、ダクト接続口縁
部3aの両側に突設された接合片で、ケーシング
4側面に当接される。
本実施例の空気調和機では、フアン5の駆動に
より空気吸込口19が吸い込まれた空気Wは、熱
交換器6を通過する際に空気調和され(即ち、冷
却あるいは加熱され)た後、ダクト3を介して室
内の適所に吹き出される(第5図イ参照)。
そして、長期間の使用により製品に寿命がき
て、本体1を交換しなければならなくなつた時に
は、パネルアツセンブリ2を取付けている結合用
ボルト24,24を螺脱して、パネルアツセンブ
リ2を本体1から分離した後、第3図図示の如
く、本体1の底面開口1aからドライバー26を
挿し込み、止着子18,18を斜め下方から螺脱
すると、容易に本体1からダクト3を分離するこ
とができるのである。その後、吊りボルト21,
21のナツト22,22を螺脱すれば、本体1の
取り外しが完了する。
なお、新しい本体1を取付けるには、前記と逆
の操作を行えばよい。
又、第1図に2点鎖線で示すように、ケーシン
グ4において吸込室11の外壁となる側面に開口
部15を形成し、該開口部15にダクト3を接続
してダクト3を介して吸込空気を吸い込むように
してもよく、その場合、第5図ロ図示の如き使用
態様となる。このとき、パネル8の空気吸込口1
9は盲板で閉塞され、点検パネルとなる。
更に、第4図図示の如く、本実施例における本
体1,1を隣り合せに結合して、それぞれの開口
部15,15にダクト3,3を接続して使用する
こともできる(第5図ハ参照)。この場合、パネ
ルアツセンブリ2は、一対のチヤンバ7,7と一
体化されたパネル8とからなつている。かかる使
用態様とすると、一台の機器設置で二方向とも
に、十分な静圧を有する吹出空気が得られるとと
もに、左右の吹出し位置において負荷に違いがあ
つても左右個別に制御できることとなる。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、ダクト接続空気
調和機において、ケーシング4側面に形成した開
口部15の口縁に、ダクト3の接続口縁部3aに
接合され且つ前記ケーシング4内方において斜め
下方から結合用止着子18,18…を着脱可能な
如く構成された取付片16a,16b…を形成し
たので、本体1の底面開口1aを覆うパネルアツ
センブリ2を取り外すだけで、ケーシング4内方
から結合用止着子18,18…を極めて容易に螺
着脱できることとなり、本体1を新しいものと交
換する際の作業が従来例に比べて格段にたやすく
なるという実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例にかかるダクト接続
型空気調和機の縦断面図、第2図は、第1図のダ
クト接続型空気調和機における要部(即ち、ダク
ト接続部)分解斜視図、第3図は、第1図のダク
ト接続型空気調和機において本体取り外し時の態
様を示す縦断面図、第4図は、本考案のダクト接
続型空気調和機の使用の一態様を示す斜視図、第
5図イ,ロ,ハは、本考案のダクト接続型空気調
和機の種々の使用状態を示す略図、第6図は、従
来公知のダクト接続型空気調和機の概略的な断面
図である。 1……本体、1a……底面開口、2……パネル
アツセンブリ、3……ダクト、3a……接続口縁
部、4……ケーシング、5……フアン、6……熱
交換器、15……開口部、16a,16b……取
付片、18……止着子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面が開口されたケーシング4内にフアン5お
    よび熱交換器6を配設してなる本体1と、該本体
    1の底面開口1aを着脱自在に覆うパネルアツセ
    ンブリ2とからなり、前記ケーシング4側面に形
    成された開口部15に、吸込空気あるいは吹出空
    気の通路となるダクト3を接続したダクト接続型
    空気調和機において、前記開口部15口縁には、
    前記ダクト3の接続口縁部3aに接合され且つ前
    記ケーシング4内方において斜め下方から結合用
    止着子18,18…を着脱可能な如く構成された
    取付片16a,16b…を形成したことを特徴と
    するダクト接続型空気調和機。
JP1985094532U 1985-06-21 1985-06-21 Expired JPH0222583Y2 (ja)

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JP1985094532U JPH0222583Y2 (ja) 1985-06-21 1985-06-21

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JP1985094532U JPH0222583Y2 (ja) 1985-06-21 1985-06-21

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JPS622923U JPS622923U (ja) 1987-01-09
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JPS622923U (ja) 1987-01-09

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