JP3015235U - 送風機ユニット - Google Patents

送風機ユニット

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JP3015235U
JP3015235U JP1995001167U JP116795U JP3015235U JP 3015235 U JP3015235 U JP 3015235U JP 1995001167 U JP1995001167 U JP 1995001167U JP 116795 U JP116795 U JP 116795U JP 3015235 U JP3015235 U JP 3015235U
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fan
unit
control unit
filter
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強 佐藤
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Fuji Industrial Co Ltd
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Fuji Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファンケーシングに多翼ファンとそのファン
モータ、フィルターと共に照明具、制御部等を一括して
装備した送風機ユニットを提供することによって、レン
ジフードファンの組立作業が大幅に簡略化でき、しかも
間口、奥行、デザインを顧客の要望等に対してフード
体、前板の形状変更だけで対処でき、その上レンジフー
ドファンの排煙捕捉効率のアップが図られ、清掃性も向
上させる。 【構成】 ファンケーシング18に多翼ファン68、ファン
モータ58、フィルター27を一体的に組み込み且つ照明具
6、その照明具6の点灯・消灯及びファン68の作動・停
止、回転数等の制御部3、その制御部3をコントロール
する遠隔操作用の受信部4を一括して装備する送風機ユ
ニットAを構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レンジフードファンに組み込まれる送風機ユニットに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、レンジフードファン用の送風機は多翼ファンを収容するファンケーシン グの左右両側面に吸気口を開口し、一方の吸気口にファンモータを装備した構造 になっている。 上記する送風機を使用するレンジフードファンは、金属材で下方を開放した函 型状のフード体と、そのフード体の前側開放部を被蓋する前板と、フィルターと 、送風機等で組み立てられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようなレンジフードファンではフィルターをフード体の天板及び仕切板に 設けたフィルター桟で支承する実体構造になり、排煙の捕捉効率や顧客の要望等 で間口、奥行、デザイン(形状)等にバリエイションを持たせるに際して、仕切 板の長さ寸法変更、フィルター桟の長さ寸法変更、フィルターの幅寸法変更等を 伴い、修正・変更点が多く、様々な長さ寸法や幅寸法の仕切板、フィルター桟、 フィルターを製作用意する必要が生じる。 また、部品点数が多くなる結果、設置現場での組立施工性が悪い。 更に、フード体を横断するフィルターが送風機の前方に位置することから、前 板とフィルターとの間で構成される排煙の吸引スペースが必然的に狭くなり、ふ ところが浅く、排煙の捕捉効率が悪い問題があるし、フィルターを支承するフィ ルター桟等の突起物が多く、清掃性も悪い問題もある。
【0004】 本考案は、上記従来事情に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、ボリュ ート形状のファンケーシングと多翼ファンとそのファンモータ、フィルターと共 に照明具、制御部等を一括して装備した送風機ユニットを提供することによって 、レンジフードファンの組立作業が大幅に簡略化でき、しかも間口、奥行、デザ インを顧客の要望等に対してフード体、前板の形状変更だけで対処でき、その上 レンジフードファンの排煙捕捉効率のアップを図り、清掃性を向上させることに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた技術的手段は、請求項1は多翼ファンを収容 すると共にファンモータを備え且つ左右両側面に吸気口を開口したファンケーシ ングをハウジングに収容し、該ハウジングの吸気口と対向する両側面に着脱可能 なフィルターで閉塞される吸引口を設け、ハウジング内に照明具及びその照明具 の点灯・消灯並びに多翼ファンの作動・停止等を制御する制御部を収容し、ハウ ジングの表面前側に制御部に接続され無線操作部からの信号を受信する受信部を 備えたことを要旨とする。 請求項2は、請求項1記載の制御部が受信部による無線操作部からの送信の受 信に代えて同制御部に接続される操作部で制御されるものであることを要旨とす る。
【0006】
【作用】
上記技術的手段によれば、下記の作用がある。 (請求項1)ファンケーシングに多翼ファン、ファンモータ、フィルターが一体 的に組み込まれ、しかも照明具、その照明具の点灯・消灯及び多翼ファンの作動 ・停止、回転数等の制御部を一括して装備した両面吸込み式の送風機ユニットで あり、フード体に別作業をもってフィルター、照明具、制御部等を装備する必要 性を無くす。 また、フード体、前板、送風機ユニットの3つのパーツで構成でき、レンジフ ードファンの間口、奥行、デザイン(形状)等にバリエイションを持たせるに際 して寸法変更される仕切板、フィルター桟を必要としない。 送風機と前板との間にフィルターが存在せず、排煙のレンジフードファンへの 吸引空間を広く確保する。 多翼ファン、ファンモータ、ファンのケース、フィルターを一体化した結果、 それらを囲むフード体、前板には突起物となるフィルター桟等がなくなる。 更に、ファンケーシング、制御部、照明具がハウジングでカバーされて露出せ ず、内装性を向上させると共にファンケーシングよりも一回り大きなそのハウジ ングに設けた大形な吸引口から排煙を吸引することができる。 遠隔操作で照明具の点灯・消灯、多翼ファンの作動・停止及びそのファンの回 転を制御する。 (請求項2)制御部に接続する接続部の直接的な操作で照明具の点灯・消灯、多 翼ファンの作動・停止及びファンの回転を制御する。
【0007】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したから下記の利点がある。 (請求項1)フード体、前板以外の付帯設備を装備した送風機ユニットであるか ら、送風機とは別作業をもってフード体にフィルター、照明具、更にはファンモ ータの作動・停止等を制御する制御部等を装備する必要なく、レンジフードファ ン組立作業の大幅な簡略化を図ることができる。 また、間口、奥行、デザイン(形状)等にバリエイションを持たせるに際して フード体及び前板の変更だけで対処でき、その都度仕切板、フィルター桟、フィ ルター等の長さ寸法や幅寸法を調整する必要なく、各種大きさ形状の仕切板、フ ィルター桟、フィルター等を製作して対処したり、それらの保管場所を無駄に占 有することがない。 しかも、送風機ユニットと前板との中間部分に排煙の通気抵抗となるフィルタ ーが位置せず、送風機ユニットの前方に広い排煙の捕捉空間が確保できるため、 捕集効率が高効率なレンジフードファンを構成できる。 更にはフード体と前板とで構成される空間部には送風機ユニット以外の仕切板 、フィルター桟等の溶接組み付けが不要となる結果、防除汚性に優れたシリコン 樹脂予被膜鋼板やフッ素樹脂予被膜鋼板でフード体、前板を製作して清掃性を向 上させることが可能となる。 その上、ボリュート形状のファンケーシングをハウジングでカバーすると共に ハウジングとファンケーシングとの間のスペースを利用して照明具、制御部を収 容した結果、特殊形状をしたファンケーシングや、照明具、制御部が露出せず、 違和感をなくして台所の使用感を良くすることができる。 (請求項2)電池切れによって制御不能になることがない。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1乃至図3は第1実施例、図4は第2実施例を各々示している。まず、第1 実施例を説明すると、符号Aは送風機ユニット、Bはその送風機ユニットを収容 するレンジフードファン、1はフード体、2は前板、3は制御部、4は受信部、 5は無線操作部、6は照明具である。
【0009】 送風機ユニットAは、前面側を短縁側とする平面視略台形状の内部中空なハウ ジング7において傾斜状の左右両側面に排煙の吸引口17、17を開口し、その吸引 口17、17を開閉可能(着脱可能)なフィルター27、27で閉塞すると共に、内部に 送風機8を一体的に組み込んで製作されている。
【0010】 送風機8は上縁をハウジング7の天井部分に取付けたボリュート形状のファン ケーシング18の両側面に上記吸引口17、17と対向してベルマウス28、28を設けて 吸気口38、38を形成し、一方の吸気口38の中央部を横断するようにモータ支持部 48を取付けるとと共に、モータ支持部48に座を固定して取付けたファンモータ58 の駆動軸58aにファンケーシング18内で多翼ファン(後述ではファンとして説明 する)68を接続し、他方の吸気口38を形成するベルマウス28をファンケーシング 18に対して着脱可能にしてそのベルマウス28に対向するフィルター27を外した後 、そのベルマウス28を外して駆動軸58aとの接続を解けばファン68が取り外せる ようになっている。 そして、排煙は両フィルター27、27で油脂分を吸着瀘過された後、両吸気口38 、38から内部に導き、ファン68の排気作用で室外に排気するようになる。
【0011】 また、送風機ユニットAには図示するようにハウジング7内のファンケーシン グ18との残余スペースを利用して制御部3、照明具6が収容され、また前板2の 下端部と相対する前面部分に無線操作部5からの信号を受信する受信部4を備え ている。
【0012】 制御部3は照明具6の点灯・消灯及びファン68の作動・停止並びにその回転数 (強・中・弱)等を制御するためのもので、ボックス内に収容した状態で上記ス ペースを利用して設置され、入力側が電源に電気的に接続され、出力側が照明具 6、ファンモータ58に電気的に接続されている。
【0013】 また、照明具6は下方である火器及び鍋、フライパン等の調理時の調理用具を 照らすものである。
【0014】 フード体1は、背板の左右両側から左右側板を直角に連設した平面視コ形状の 函型体の上面を天板で一体的に塞いでなり、天板や背板を所望手段で台所の壁20 0 に取付け、前方開放部を着脱可能な前板2で被蓋してフード本体を構成する従 来周知の構造であり、前記送風機ユニットAはハウジング7の天井部分に開口し た排気口37をフード体1の天板の対応する部分に固定した排気ダクト100 との接 続部に連通するようにハウジング7の天井部分にネジ等の所望手段で取付けられ る。
【0015】 受信部4と相対する前板2部分には無線操作部5が着脱可能に設けられ、その 無線操作部5のタッチ操作で受信部4に信号を送り、それにより制御部3を介し て照明具6の点灯・消灯及びファン68の作動・停止並びにその回転数等をコント ロールできるようにしてある。 無線操作部5の着脱手段は前板2に開口した取付口(図示せず)に弾性爪(図 示せず)や弾性ブッシュ(図示せず)等を設け、その弾性爪や弾性ブッシュの挟 持力で取付け状態を維持し、その弾性力以上の力で引き抜けば抜き取れるように する等その構造は自由である。
【0016】 以上のような構成になっている送風機ユニットAは、フード体1、前板2、送 風機ユニットAの3パーツで構成され、それらを設置現場に搬入し台所の壁に取 付け、送風機ユニットAを組み込むと共に電源に接続するたけでレンジフードフ ァンを構成できる。
【0017】 次に第2実施例を説明すると、この実施例は第1実施例のレンジフードファン Aにおける照明具6の点灯・消灯及びファン68の作動・停止並びにその回転数( 強・中・弱)等を制御を有線によって行うようにした例である。
【0018】 この場合には前記制御部3からファンケーシング18とハウジング7とのスペー スを利用して配線したコード300 をハウジング7の前面上端部上まで伸ばして先 端に設けた一方のコネクタ10’をハウジング7から突設したブラケット9で支持 し、前板2に着脱可能に設けた操作部15に一端を連結したコード400 を前板2の 裏面を添わせると共に前板2裏面上端部に位置させてその先端に他方のコネクタ 10”を設け、前板2をフード体1に取付けた後、または取付け前にコネクタ10’ 、10”同士を連結する。 この実施例では無線操作部5及び受信部4がない点を除いて他の構成は前記第 1実施例と同様であるため、同一符号を付け具体的説明は省略する。 尚、上記する第2実施例では操作部15が押しボタンや操作スイッチに代えて制 御部3から垂れ下げられた操作紐(図示せず)の引っ張り動作で制御できるよう にしても構わないし、レバー操作で制御できるようにしても構わない。操作紐の 場合にはハウジング7の下面等所望部位に開孔した孔から制御部3に連絡する必 要本の操作紐を垂れ下げて、照明具6の点灯・消灯及びファン68の作動・停止、 回転数等の制御を人為的な引っ張り動作でコントロールし、レバーで制御する場 合には制御部3に連絡するレバーをハウジング7から突出させて操作可能とする 。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の使用状態を示す縦断面図。
【図2】図1の横断面図。
【図3】送風機ユニットの斜視図。
【図4】第1実施例の使用状態を示す縦断面図。
【符号の説明】
A :送風機ユニット 68 :多翼ファン 58 :ファンモータ 38 :吸気口 7 :ハウジング 17 :吸引口 6 :照明具 3 :制御部 4 :受信部 5 :無線操作部 15 :操作部 18 :ファンケーシ
ング 27 :フィルター

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多翼ファンを収容すると共にファンモー
    タを備え且つ左右両側面に吸気口を開口したファンケー
    シングをハウジングに収容し、該ハウジングの吸気口と
    対向する両側面に着脱可能なフィルターで閉塞される吸
    引口を設け、ハウジング内に照明具及びその照明具の点
    灯・消灯並びに多翼ファンの作動・停止等を制御する制
    御部を収容し、ハウジングの表面前側に制御部に接続さ
    れ無線操作部からの信号を受信する受信部を備えたこと
    を特徴とする送風機ユニット。
  2. 【請求項2】 上記制御部が受信部による無線操作部か
    らの送信の受信に代えて同制御部に接続される操作部で
    制御されるものであることを特徴とする請求項1記載の
    送風機ユニット。
JP1995001167U 1995-02-28 1995-02-28 送風機ユニット Expired - Lifetime JP3015235U (ja)

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