JP2604501B2 - 排気フード構造 - Google Patents

排気フード構造

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JP2604501B2
JP2604501B2 JP2407047A JP40704790A JP2604501B2 JP 2604501 B2 JP2604501 B2 JP 2604501B2 JP 2407047 A JP2407047 A JP 2407047A JP 40704790 A JP40704790 A JP 40704790A JP 2604501 B2 JP2604501 B2 JP 2604501B2
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Japan
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gas
control plate
exhaust hood
filter
exhaust
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誠 都筑
正一郎 堤
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キッチン,厨房などに
おいてコンロ台等の燃焼器具の上方に該燃焼器具を覆う
ように配設され、燃焼器具からの煙,臭気等を含むガス
を、排気ファンの運転に伴って吸引し捕集して外部へ導
くための排気フード構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図3や図4に示すごとく、キ
ッチン,厨房などにおいてコンロ台等の燃焼器具(図示
せず)の上方には、この燃焼器具を覆うように排気フー
ド3,6がキッチン内壁7,8から突設され、排気ファ
ン1,4を運転することにより、燃焼器具にて発生した
煙,臭気等を含むガスが、排気フード3,6内へ吸引さ
れて流入し外部へ排出されるようになっている(例え
ば、特開昭60-175948号公報,特開昭63-41752号公報参
照)。
【0003】そして、このような排気フード3,6の排
気口3a,6aには、通常、フィルタ2,5がそれぞれ
設けられている。ここで、図3に示す排気フード3で
は、フィルタ2は、キッチン内壁7から排気フード3に
かけて設けられ、吸引されたガスの上昇方向と略直交す
るように配置されている。また、図4に示す排気フード
6では、フィルタ5は、排気フード6内に略立った状態
で配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す排気フード構造では、煙,臭気等を含むガスが排気
ファン1により吸引されて排気フード3へと流れていく
時に、ガスの上昇方向をさえぎるように配置されたフィ
ルタ2により、ガスがはね返されて排気フード3外にこ
ぼれてしまい、ガスを確実に捕集して排出できない場合
があった。
【0005】また、図4に示す排気フード構造では、図
3のものとは異なり、フィルタ5は立った状態(ガスの
上昇方向と略平行な状態)で配置されているので、ガス
がはね返されることはないが、排気フード6とキッチン
内壁8との間に段差があるために、その段差部分に気流
溜りが生じてしまい、やはりガスが排気フード5外にこ
ぼれてしまい、ガスを確実に捕集して排出できない場合
があった。
【0006】本発明は、このような課題を解決しようと
するもので、燃焼器具から発せられる煙や臭気を含むガ
スが、フィルタによりはね返されたりフード下部の気流
溜りに滞ったりすることなく、確実に且つ効率的に捕集
されて外部へ排出されるようにして、室内空気を清浄な
状態に保持できる排気フード構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の排気フード構造は、燃焼器具の上方に該燃
焼器具を覆うように配設され、排気ファンの運転に伴い
吸引されるガスを捕集して外部へ導くものにおいて、そ
の排気口を覆うフィルタと、吸引されたガスを前記フィ
ルタへ導くべく該フィルタよりも下側に配設される気流
制御板とを面一に配置するとともに、これらのフィルタ
および気流制御板にて形成される面が、ガスの吸引方向
を斜めに横切り、かつ、気流制御板をその下端部が燃焼
器具の背面に位置するように配置することを特徴として
いる。
【0008】
【作用】上述した本発明の排気フード構造では、燃焼器
具により発せられたガスは、排気ファンの運転により上
方へ立ち上がってゆくが、このとき、気流制御板からフ
ィルタの上端までこれらが面一的に配置されるととも
に、その面がガスの吸引方向を斜めに横切り、かつ、気
流制御板はその下端部が燃焼器具の背面に位置するよう
に配置されているので、気流溜りや気流の衝突が生ずる
ことがなく、上記ガスは、気流制御板に案内されながら
スムースに上昇し、効率よく捕集されて外部へ排出さ
、燃焼器具の背面のキッチン内壁は油等の付着による
汚れがない
【0009】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
排気フード構造について説明すると、図1はその模式的
な縦断面図であり、この図1において、11は排気フー
ドであり、この排気フード11は、コンロ台(燃焼器具)
12の上方において、このコンロ台12を覆うようにキ
ッチン内壁13から室内側へ突設されている。
【0010】また、14は排気フード11内に設けられ
る排気ファンで、この排気ファン14は、キッチン内壁
13に形成され外部と連通する開口部13aの位置に配
置されている。
【0011】さらに、15は排気フード11の排気口1
1aを覆うフィルタ、16は排気ファン14により吸引
されたガスをフィルタ15へ導くべくこのフィルタ15
よりも下側に配設される気流制御板である。
【0012】そして、これらのフィルタ15および気流
制御板16は面一に配置されるとともに、これらのフィ
ルタ15および気流制御板16にて形成される面は、コ
ンロ台12の背面(キッチン内壁13側)のバックガード
17付近からフィルタ15の上端まで、ガスの吸引方向
を斜めに横切るように、つまり、キッチン内壁13側か
ら室内側へ立ち上がるように配置されている。
【0013】上述の構成により、コンロ台12上の煮炊
き等により発生する煙や臭気を含むガスは、排気ファン
14の運転により上方へ立ち上ってゆく。
【0014】このとき、気流制御板16からフィルタ1
5の上端までこれらが面一的に配置されるとともに、そ
の面がガスの吸引方向を斜めに横切ってキッチン内壁1
3側から室内側へ立ち上がるように配置されるので、吸
引されたガスは、気流溜りを生じたり排気フード11や
フィルタ15と衝突したりすることなく、気流制御板1
6に案内されながらスムーズに上昇し、ガスの捕集効率
が向上し、ガスの外部への排出効率も向上することにな
る。
【0015】このように、コンロ台12からのガスが、
確実に且つ効率的に捕集されて外部へ排出されるので、
室内空気を常に清浄な状態に保持できるのである。
【0016】また、気流制御板16が、コンロ台12の
背面から立ち上がっているため、コンロ台12の背面の
キッチン内壁13には油等の付着による汚れがなく、ま
た、気流制御板16の汚れを清掃する場合に、清掃者の
手がとどきやすくなっている。これにより、気流制御板
16にステンレス仕上げ等を施しておくことにより、さ
らに清掃性を向上させることができる。
【0017】なお、上述した本実施例の構造において、
図2に示すごとく、気流制御板16の下端部に油受け1
8を設けてもよい。これにより、気流制御板16の表面
上に付着しこの気流制御板16に沿って徐々に流れ落ち
る油汚れ等を、その油受け18にて受け取ることがで
き、コンロ台12の上面が汚れるのを防止できる。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の排気フー
ド構造によれば、気流制御板からフィルタの上端までこ
れらを面一的に配置するとともに、その面をガスの吸引
方向を斜めに横切り、かつ、気流制御板をその下端部が
燃焼器具の背面に位置するように配置するという極めて
簡素な構成により、燃焼器具からのガスは、気流溜りや
気流の衝突を生ずることなく、気流制御板に案内されな
がらスムースに上昇し、効率よく捕集されて外部へ排出
されるので、燃焼器具の背面のキッチン内壁は油等の付
着による汚れがなく、室内空気を常時清浄な状態に保持
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての排気フード構造を示
す模式的な断面図である。
【図2】本実施例の排気フード構造の変形例の要部を示
す断面図である。
【図3】従来の排気フード構造の一例を示す模式的な断
面図である。
【図4】従来の排気フード構造の他例を示す模式的な断
面図である。
【符号の説明】
11 排気フード 11a 排気口 12 コンロ台 13 キッチン内壁 13a 開口部 14 排気ファン 15 フィルタ 16 気流制御板 17 バックガード 18 油受け

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼器具の上方に該燃焼器具を覆うように
    配設され、排気ファンの運転に伴って吸引されるガスを
    捕集して外部へ導く排気フード構造において、該排気フ
    ード構造内の排気口を覆うフィルタと、吸引されたガス
    を前記フィルタへ導くべく該フィルタよりも下側に配設
    される気流制御板とが面一に配置されるとともに、これ
    らのフィルタおよび気流制御板にて形成される面が、ガ
    スの吸引方向を斜めに横切り、かつ、気流制御板はその
    下端部が燃焼器具の背後に位置するように配置されてい
    ることを特徴とする排気フード構造。
JP2407047A 1990-12-26 1990-12-26 排気フード構造 Expired - Lifetime JP2604501B2 (ja)

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JPH04225743A JPH04225743A (ja) 1992-08-14
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