JP5323513B2 - レンジフード - Google Patents

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本発明は、調理中に発生する廃ガス(汚染物質)を吸い込み捕集して屋外に排気するためのレンジフードに係り、特に、下向きに開口する浅い捕獲空間を備えて平型(薄型)に形成されているフード部と、排気装置を縦置きにて排気ボックス内に収容している送風機ユニットとを備えて構成されているレンジフードに関する。
レンジフードには、廃ガスの深い捕獲空間を有するフード部を備え、このフード部内に排気装置を設置している深型タイプ(例えば、特許文献1参照)、または、浅い捕獲空間を有するフード部を備え、このフード部の上に排気装置を設置している平型(薄型)タイプ(例えば、特許文献2参照)など、様々な形態がある。これの形態は、システムキッチンにマッチさせたデザイン性などを考慮された上で設計されている。
そして、最近では調理中に発生する廃ガスの捕獲に最も影響を及ぼす捕獲空間を非常に浅くしたスリムタイプのレンジフードが開発されてきている(例えば、特許文献3参照)。
このスリムタイプのレンジフードは、欧米スタイルを取り入れた様々なキッチンレイアウトのシステムキッチンが提案されてきている近年において、欧米スタイルのシステムキッチンにマッチさせるなどのデザイン性(設計上)の制約を受けずに、幅広く、フード部として斬新なデザインを実施することができるなどから、注目されている。
このようなスリムタイプのレンジフードは、特許文献3の図1において示されているように、平型(薄型)のフード部の上に、送風機ユニットを設置させた構成としている。
そして、送風機ユニットを構成する排気装置は、特許文献3の図1に示されているように、排気ボックス(ファンボックス)内におけるキッチン壁側(屋外側)に位置する後半部側に位置させて、なおかつ、ファンケーシングの吸込み口をフード部の前側(調理者側)に向けた状態で排気ボックス内に縦置き内設されている。
これにより、排気装置(吸込み口)の前側における排気ボックスの前半部側には、フード部の天板に設けられている連絡口を介して連通させた廃ガスの流入空間(特許文献3では上流側空気流路19と称している)が確保される構成としている。つまり、下向きに開口するフード部の捕獲空間(特許文献3では吸込み開口3と称している)にて捕獲されてフード部の連絡口から排気ボックスの流入空間に流入されてくる廃ガスが、ファンケーシングの吸込み口からファンケーシングに接続されている排気ダクト(特許文献3では下流側空気流路21と称している)を通して屋外に排気されるように構成されている。
特開平8−327109号(段落番号0009〜0011、および図1参照) 特開2005−282872号(段落番号0014〜0019、および図1参照) 特開2005−106426号(段落番号0030、0033、および図1参照)
ところで、特許文献1に開示されている深型タイプのレンジフードの場合、捕獲空間の間口は広く、そして天井方向に向けて深く占有するようにフード部が形成されている。そのために、フード部の内側面などに付着した油脂分を拭き取る(取り除く)などの清掃を行うときには、捕獲空間の内部全体を下から覗き込むことができ、しかも、捕獲空間の入り口やその内部へ使用者は頭などの体の一部を入れた状態で、フード部内の汚れ具合を目視にて確認しながら行うことができるために、比較的に楽に行うことができる。
一方、特許文献3に開示されている平型(薄型)タイプのレンジフードの場合では、フード部の捕獲空間の深さは浅く、しかも、排気装置が縦置きに内設される排気ボックスの奥行き寸法の制約などから、排気装置が内設される排気ボックスの後半部側を除いて前半部側に確保される廃ガスの流入空間(排気装置の吸引力により捕獲空間に吸引捕獲された廃ガスが、排気装置のファンケーシングに)は、天井方向に向けて深い空間ではあるが、幕板の裏に位置する排気ボックスの前面板から吸込み口が開口されているファンケーシングの側面板に至る前後方向は狭い空間となっている。
そのために、前記したブーツ型タイプのレンジフードのように、流入空間の内部全体を下側から覗き込む、ましてや、体の一部を入れるなどによって、流入空間内全体の汚れ具合を目視にて確認しながら内側面などに付着している油脂分を取り除く清掃は困難であるために、使用者は、流入空間内に手のみを入れた無理な姿勢をとりながら、なおかつ、手探り状態で油脂分を取り除くなどの清掃を行わなければならなかった。
したがって、従来の平型タイプのレンジフードでは、平坦面に付着している油脂分は取り除くできるものの、コーナーやその他の隙間などに付着している油脂分を完全に取り除くことができないなどの満足のいく清掃を行うことができないばかりか、使用者とって大きな負担になっているなどの年に一度の大掃除のときや日常的なメンテナンスに課題が残されていた。
ちなみに、排気ボックスの奥行き寸法は、システムキッチンのキャビネットとの関係において制約されるものである。つまり、キャビネットと並設して設置されるレンジフードの場合では、排気ボックス、特に、排気ボックスを目隠すためにフード部の天板から天井に至るように取り付けられるダクトカバーの前面とキャビネットの前面との間に段差が生じて、見栄えが損なわれることになる。そのために、排気ボックスは、ダクトカバーの前面がキャビネットの前面と横面一となるように考慮された奥行き寸法にて製作されるものである。
そこで、本発明は、前記課題を解消するために創案されたものであり、油脂分を取り除くなどの清掃性を格段に向上させて日常的なメンテナンス性を向上させることができる廃ガス流路部材を備えているレンジフードを提供することにある。
さらに、本発明は、油脂分の捕獲効率を向上させることができる廃ガス流路部材を備えているレンジフードを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明では、捕獲空間を有するフード部と、このフード部の天板の上に設置される排気装置と、を備え、前記捕獲空間に捕獲される廃ガスを、前記天板に開口されている連絡口を通して前記排気装置のファンケーシングに開口されている吸込み口から前記ファンケーシング内に吸入させ、該ファンケーシングに接続されている排気ダクトを通して屋外に排気するように構成されているレンジフードであって、
前記連絡口から前記吸込み口へと前記廃ガスを誘導するための廃ガス流路部材を備え、この廃ガス流路部材は、前記捕獲空間部側からフード部天板に開口されている前記連絡口を通って直接的に単独に取り外し可能に設けられ、前記連絡口と前記吸込み口とを連絡する略筒形状に形成されていることを特徴とする。
ここで、前記廃ガス流路部材は、前記連絡口に差し込み内設されたときに、前記連絡口の開口縁部に沿わせて当接させるフランジを有する下端口と、前記ファンケーシングの内側に向けて臨むように前記吸込み口に接続されるラッパ口と、を備え、このラッパ口は、前記フランジが前記開口縁部に当接されるまで前記廃ガス流路部材を前記連絡口に差し込んだときに、前記吸込み口との芯合わせがなされる位置において一体に設けられていることが好適なものとなる。
また、前記廃ガス流路部材の前記フランジと前記連絡口の前記開口縁部との間に係止手段を備え、この係止手段は、前記廃ガス流路部材を、前記連絡口から差し込んだ状態で、前記ファンケーシング側へ向けて移動させることにより、前記連絡口に前記廃ガス流路部材を係脱自在に定着させるように構成されているこが好適なものとなる。
このような構成によれば、フード部の天板に開口されている連絡口に抜き差し自在に装着される廃ガス流路部材によって、連絡口(捕獲空間)と排気装置のファンケーシングの吸込み口とを直結させた接続構造とすることができる。
これにより、日常的なメンテナンスときなどには、廃ガス流路部材を連結口から取り外すことで、廃ガス流路部材の流路内面に付着した油脂分などをシンクなどにおける丸洗いによって取り除くことができる。
つまり、従来技術のように、システムキッチンのキャビネットとの兼ね合いなどから奥行き寸法が制約され、しかも、後半部側に排気装置を縦置きに内設している関係から間口幅が狭く、天井方向に向けて深さを有する排気ボックスの前半部側に確保されている下向き開口の空間内に手のみを入れて手探り状態で油脂分を取り除く(拭き取る)などの無理な姿勢をとることなく、日常的なメンテナンスなどを行うことができる。
また、廃ガス流路部材に開口されているラッパ口は、廃ガス流路部材をフード部の連絡口からファンケーシングの前方に差し込むことで、ファンケーシングの吸込み口の開口軸芯と芯合わせされる。
これにより、廃ガス流路部材をフード部の連絡口から差し込むだけの簡単な操作で、連絡口と吸込み口とを直結させた接続構造にすることができる。しかも、廃ガス流路部材は、連絡口からファンケーシングの前方に差し込んだ状態で、ラッパ口をファンケーシングの吸込み口に接続させる方向に移動させることで、係止手段によってフード部の連絡口に係脱自在に定着させることができる。
また、本発明では、前記廃ガス流路部材の内側面に、前記廃ガスを衝突させて、該廃ガス中に含まれている油脂分を捕獲するための廃ガス衝突部を備えていることを特徴とする。
ここで、前記廃ガス衝突部は、前記連絡口から前記吸込み口に向けて流れる前記廃ガスの流れ方向に対して交叉するように、前記廃ガス流路部材の内側面に舌片状または凸凹状に形成されていることが好適なものとなる。
このような構成によれば、フード部の下向きに開口する捕獲空間から廃ガス流路部材内に流入されて該廃ガス流路部材の内側面に沿って流れる廃ガスは、舌片状や凸凹状に形成されている廃ガス衝突部への衝突(接触)によって流れる方向が変換される。これにより、廃ガス中に含まれている油脂分は、廃ガス衝突部に付着されて捕獲される。
本発明のレンジフードは、以上のように構成されていることで、フード部の捕獲空間に捕集された廃ガスを、フード部の連絡口と、フード部の上に縦置きに設置される排気装置の吸込み口とを直結に接続する廃ガス流路部材内を通して排気装置のファンケーシングへと流入させて、該ファンケーシングから排気ダクトを通して屋外に排気させることができる。
これにより、従来技術のように、無理な姿勢をとりながら、なおかつ、手探り状態で油脂分を取り除くなどの清掃を行う必要がなく、廃ガス流路部材を連絡口から下抜きに取り外してシンクなどおいて楽な姿勢で丸洗いすることができる。
このように本発明によれば、油脂分を取り除くなどの洗浄性を格段に向上させて日常的なメンテナンス性の向上を期待することができる。しかも、排気装置全体を覆い、しかもフード部の捕獲空間から連絡口を通して排気装置に廃ガスを流入させるための流入空間を確保するための大きな排気ボックスが不要となることで、材料費や製作費などの削減によるコストダウンを期待することができる。
また、本発明によれば、廃ガス流路部材は、廃ガスを衝突(接触)させて油脂分を捕獲するための舌片状や凸凹状に形成されている廃ガス衝突部を備えている。これにより、廃ガス流路部材内を有効に利用して油脂分を効率的に捕獲回収することができる。
また、廃ガス流路部材は、廃ガスの流れを蛇行させるなどによって油脂分を捕獲するためのグリスフィルタを備え、さらに、捕獲された油脂分を回収するための油受けを備えていることで、廃ガス流路部材を排気ボックスから下抜きに取り出すことで、グリスフィルタ、油受けを廃ガス流路部材と一緒に取り外してシンクなどにおいて丸洗いすることができる。
しかも、廃ガス流路部材は、前記した廃ガス衝突部による油脂分の捕獲に加えて、グリスフィルタによる油脂分の捕獲を可能にしている。つまり、廃ガス流路部材は、フード部の連絡口と排気装置の吸込み口を直結するように接続する廃ガスの排気流路を構成するのみならず、廃ガス中に含まれている油脂分を捕獲するための捕獲流路として有効に利用されて、油脂分の捕獲効率を向上させるものである。
第1の実施形態に係る廃ガス流路部材を備えた本発明のレンジフードを示す縦断側面図である。 図1のII−II線縦断面図であり、(a)は、廃ガス流路部材を連絡口に差し込み、そして引き抜いて取り出すときの状態を示す、(b)は、廃ガス流路部材を連絡口の開口縁部に定着させた状態を示す。 同レンジフードを斜め下側から見上げたときの斜視図である。 本実施形態に係る係脱部材を示し、(a)は、斜視図であり、(b)は、係止体を縦断面して示す正面図である。 第1の実施形態に係るガス流路部材を示す斜視図である。 整流板を下向きに回動させて捕獲空間を開いた状態を、斜め下方側から見上げたときのレンジフードを示す斜視図である。 廃ガス流路部材を連絡口から引き抜いて取り外した状態を、斜め下側から見上げたときのレンジフードを示す斜視図である。 廃ガス流路部材を内設させる収納ボックスをフード部の上に備えた本発明に係るレンジフードの他の実施形態を示す縦断側面図である。 排気装置を内設させる収納ボックスをフード部の上に備えた本発明に係るレンジフードの他の実施形態を示す縦断側面図である。 廃ガス流路部材の下端開口にグリスフィルタを備えた本発明のレンジフードの他の実施形態を示す縦断側面図である。 同レンジフードの廃ガス流路部材とグリスフィルタを示す斜視図である。 廃ガス流路部材の下端口の開口周縁に沿わせて油受けを備えた本発明に係るレンジフードの他の実施形態を示す縦断側面図である。 同レンジフードの廃ガス流路部材と油受けを示す斜視図である。 廃ガス流路部材の下端口にグリスフィルタと油溜り部とを有する容器を備えた本発明に係るレンジフードの他の実施形態示す縦断側面図である 同レンジフードの廃ガス流路部材と容器とを示す斜視図である。 第2の実施形態に係るガス流路部材を示す縦断側面図である。 第3の実施形態に係る廃ガス流路部材を示す縦断側面図である。 第4の実施形態に係るガス流路部材を示し、(a)は、縦断側面図であり、(b)は、調理者側から見たときの同正面図である。 第5の実施形態に係るガス流路部材を分解して示す斜視図である。 同ガス流路部材の組み立て状態を示す縦断側面図である。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係る廃ガス流路部材を備えた本発明のレンジフードを示す縦断側面図であり、図2は、同レンジフードの縦断正面図であり、図3は、同レンジフードを斜め下側から見上げたときの斜視図である。
≪レンジフードの構成≫
レンジフードAは、図示省略の加熱調理器具の略真上において設置され、調理中に発生する油煙、湯煙、熱気などの廃ガスを吸引捕獲し、排気ダクト3を通して屋外に排気するように構成されている。
このレンジフードAは、図1に示すように、平型(薄型)のフード部1の上に排気装置2を取り付けて構成されている。
また、レンジフードAは、図1に示すように、排気装置2および排気ダクト3、そして、後記する廃ガス流路部材28を目隠すように、フード部1の天板1aから台所の天井K−2に至る高さを有するダクトカバー4を備えている。
このダクトカバー4は、平面視で略コの字形状の角型筒状に形成されている2部材のカバー部からなり、フード部1の天板1aから天井K−2の至る高さ(長さ)に合わせてカバー部の高さを調整することができるようになっている。
≪フード部の構成≫
フード部1は、図1に示すように、下向きに開口する捕獲空間Mを有する扁平箱型に形成されている。そして、フード部1は、調理者側に面する前面部1bに操作スイッチ部5を備えている。
また、フード部1は、図1および図2に示すように、天板1aに連絡口7を備えている。
この連絡口7は、排気装置2の後記するファンケーシング18ファンケーシング18が縦置きに設置される天板1aの後側を除く中央側寄りにおいてフード部1の左右方向に長い平面視で略横長矩形形状に形成されている(後記の図7参照)。
さらに、フード部1は、図1に示すように、捕獲空間Mの下向き開口周縁との間に吸込み隙間Sを確保するための整流板8を備えている。これにより、廃ガスGが整流板8に沿って吸込み隙間Sから捕獲空間M内に勢い良く吸気されるようにしている。
≪整流板の構成≫
整流板8は、フード部1の捕獲空間Mの下向き開口周縁の開口形状よりも一回りほど小さく形成されている。この整流板8は、フード部1の後側における捕獲空間Mに備えられている左右の支持部材9によって、後側が回動可能で適宜脱着されるように支持され、フード部1の前側における捕獲空間Mに備えられている左右の係脱部材10によって、前側が係脱自在に支持されている。
これにより、廃ガス流路部材4をフード部1の連絡口7から略真下に引き抜くように取り外して洗浄するときや、整流板8の裏面側(内側)に付着した油脂分を拭き取るなどのときにおいて、整流板8をフード部1の後側(キッチン壁面K−1側)に向けて下向きに回動させて捕獲空間Mを開く(後記の図6および図7参照)。または、整流板8をシンクなどにおいて洗浄するときなどにおいて整流板8自体を取り外すことができるようになっている。
≪支持部材の構成≫
左右の支持部材9は、図1および後記の図6に示すように、フード部1の天板1aの下面側に略コの字形状に取り付けられる引掛け杆部9aと、この引掛け杆部9aに回動可能で、且つ、適宜着脱し得るように整流板8の上面側に取り付けられるフック部9bとを備えて構成されている。
≪係脱部材の構成≫
図4は、本実施形態に係る係脱部材を示す斜視図及び正面図である。
左右の係脱部材10は、図1および図4に示すように、フード部1の天板1aの下面に取り付けられる圧縮ばね11により付勢される可動ピン10aと、この可動ピン10aに交差する関係で係脱自在に係止されるように、整流板8の上面に取り付けられるピン係止孔12を有する係止体10bとを備えて構成されている。
可動ピン10aは、整流板8の上面にL形のブラケット14を介して取り付けられるばね収容体13に進退自在に備えられて、ばね収容体内13に収容されている圧縮ばね11により前進され(図4の(a)参照)、圧縮ばね11に抗してばね収容体13内に後退(押動)されるようになっている(図4の(b)参照)。
この可動ピン10aは、図4に示すように、やや大きめの外径に形成されている頭部15と、バネ収容体13内に進退動自在に組み込まれる軸部16とで形成されている。
係止体10bは、図4に示すように、可動ピン10aの頭部15を圧縮ばね11に抗して後退させるために外向き傾斜させた舌片部17を先端部側に備えている。
また、係止体10bは、可動ピン10aを係脱自在に係止させるためのピン係止孔12を備えている。このピン係止孔12は、係止体10bの中央部位に可動ピン10aの頭部15よりも大径な開口部12aと、この開口部12aの上位側に連通させて可動ピン10aの軸部16を受け止めるための軸受け部12bとから略ダルマ孔形状に形成されている。
また、図1に示すように、整流板8は、廃ガス流路部材28の内側面などから滴下される油脂分を回収するための回収窓25を備え、この回収窓25の開口下面側(表面側)には油受け(オイルトレイ)26を備えている。
なお、図示を省略しているが、油受け26は、スライド方式などによって適宜の手段によって整流板8に着脱可能に備えられており、前記したように、左右の係脱部材10による整流板8の係止状態を解除させて、整流板8を左右の支持部材9を支点として下向きに回動させてフード部1の捕獲空間Mを開くときなどにおいて、簡単に取り外せるようになっている(後記の図6参照)。
≪排気装置の構成≫
排気装置2は、図1に示すように、フード部1の連絡口7の開口位置よりもフード部1の後半部側に位置して縦置きに設置されるもので、ファンケーシング18と、このファンケーシング18内に、ファンモータ19に軸支されて同軸上に収容される排気ファン(遠心ファンや多翼ファンなど)20とを備えて構成としている。
≪ファンケーシングの構成≫
ファンケーシング18は、図1および後記する図5に示すように、ボリュート形状の胴部18aと、この胴部18aの前後を塞ぐように、前後縁に溶接などによって固着されて取り付けられる前側板18b、後側板18cとによって形成されている。
そして、ファンケーシング18は、前側板18bに吸込み口21を備え、この吸込み口21の開口軸芯線上に位置させた後側板18cにファンモータ19がネジ止めなどによって取り付けられるようになっている。
このように形成されているファンケーシング18は、図1に示すように、上端口23を備え、この上端口23に接続筒22を介して排気ダクト3が接続されるようになっている。
そして、このように構成されている本実施形態に係るレンジフードAは、フード部1の連絡口7とファンケーシング18の吸込み口21を直結するように接続するガス流路部材28を、捕獲空間M側から連結口7に抜き差し自在に備えている。
≪第1の実施形態に係る廃ガス流路部材の構成≫
図5は、第1の実施形態に係るガス流路部材を示す斜視図である。ここでは、図1および図2を適宜参照しながら説明する。
廃ガス流路部材28は、図1および図2に示すように、フード部1上のファンケーシング18の縦置き高さに相当する略縦長矩形形状で、フード部1の左右方向に長い連絡口7の開口形状に相当する下端口29を有する略横長矩形形状に形成されている。
この廃ガス流路部材28は、図1および図5に示すように、ファンケーシング18の前側板18bに密接状に当接させる垂直壁面部28aと、吸込み口21方向(排気装置2b側)に向けて上部側を漸次湾曲させている湾曲壁面部と28b、垂直壁面部28aと湾曲壁面部2bbとの両側縁をそれぞれ連設する両側壁面部28cとを有する下面開口のボックス形状に形成されている。
また、廃ガス流路部材28は、連絡口7(捕獲空間M側)からファンケーシング18の縦置き高さにて差し込まれたときに、連絡口7の開口縁部に密接状に当接させるためのフランジ30を下端口29の開口周縁に備えているとともに、フランジ30が連絡口7の開口縁部に当接したときに、ファンケーシング18の吸込み口21の開口軸芯との芯合わせがなされて該吸込み口21に接続させるためのラッパ口31を垂直壁面部28aに備えている。
フランジ30は、図5に示すように、下端口29の開口周縁における垂直壁面部28aと湾曲壁面部28b側、特に、湾曲壁面部28b側は、両側壁面部28c側よりも広めの幅に形成されている。
これにより、フランジ30が連絡口7の開口縁部に当接するまで廃ガス流路部材28を、連絡口7に差し込んだ後に、垂直壁面部28aに備えられているラッパ口31を、図1に示すように、ファンケーシング18の内側に向けて臨ませた状態で吸込み口21に接続させるときのファンケーシング18側に向けた廃ガス流路部材28の横移動後において、廃ガス流路部材28の下端口29の開口周縁と連絡口7の開口周縁との間に生じる隙間をフランジ30によって確実に塞ぐようにしている(図1および図2参照)。
ラッパ口31は、ファンケーシングにネジ止めなどによって取り付けられている周知のベルマウスのように、廃ガス流路部材28内に流入されてくる廃ガスが流入抵抗(気流抵抗)を受けるとなく、ファンケーシング18内に速やかに吸い込まれるように、ファンケーシング18の吸込み口21の開口軸芯に芯合わせされた位置において垂直壁面部28aに打ち抜き絞り加工などによって、吸込み口21の口径よりも一回りほど小さい口径にて一体に形成されている。
そして、本実施形態では、このように形成されている廃ガス流路部材28を連絡口7に係脱自在に定着させるための係止手段32を、廃ガス流路部材28のフランジ30と、連絡口7の開口周縁との間に備えている。
≪係止手段の構成≫
係止手段32は、図1および図2、図5に示すように、ガス流路部材28の両側壁面部20cに連設する短辺両側のフランジ30にそれぞれ設けられる定着孔32aと、この定着孔32aと対応させた位置関係で連絡口7の開口短辺両側縁部にバーリング加工によってそれぞれ設けられる雌ネジ部24にねじ込まれる狭く定着ネジ32bとを備えて構成されている。
定着孔32aは、図5に示すように、短辺両側のフランジ30の一部から外向き突出状にそれぞれ備えられている両側の定着片部33に、定着ネジ32bの頭部36よりも一回りほど大きめの口径にてそれぞれ設けられる開口部34と、この開口部34から湾曲壁面部28bの方向に向けて定着ネジ32bのネジ部37の軸径に相当する開口幅にて設けられる軸挿通部35とから平面視で略鍵孔形状に形成されている。
定着ネジ32bは、ドライバやその他の締付け工具を使用することなく、素手で摘んで締付けることができるように、頭部36の外周面にローレットやその他の滑り止めが施されている。
また、本実施形態では、図2の(b)に示すように、廃ガス流路部材28を連絡口7に差し込んだとき、または、差し込んで横移動させたときに、廃ガス流路部材28を仮止め状態で保持させるための仮止め係止部材60を備えている。
この仮止め係止部材60は、廃ガス流路部材20の一側壁面部28cに開口されているボス係止孔61に係脱自在に係止されるボス部62を備えている。
このボス部62は、フード部1の天板1aの上面にL形のブラケット63などを介して取り付けられるばね収容体64に進退自在に備えられている。ばね収容体64内には図示省略の圧縮ばねなどが収容されている。
これにより、ボス部62は、圧縮ばねなどによって前進されてボス係止孔61に挿通し、廃ガス流路部材28を仮止め保持する(図2の(b)状態)。そして、圧縮ばねに抗してばね収容体64内にボス部62が後退(押動)されることで、廃ガス流路部材28の仮止め保持が解除されて、該廃ガス流路部材28を連絡口7から引き抜き取り外すことができるようになっている。
すなわち、仮止め係止部材60によって、定着ネジ32bを緩めて廃ガス流路部材28を連絡口7から引き抜き取り外すときに、定着ネジ32bが完全に取り外されてしまった場合でも、廃ガス流路部材28が不用意に連絡口7から抜け落ちたりすることを防ぐことができる。
なお、図示を省略しているが、ボス部62による廃ガス流路部材28の仮止め保持を、ボス係止孔61に変えて、廃ガス流路部材28の一側壁面部28cにボス係止凹部を備え、このボス係止凹部へのボス部62の挿入係止によって廃ガス流路部材28を仮止め保持するようにすることができる。
次に、以上のように構成されている本実施形態に係るレンジフードAの作用について簡単に説明する。
図6は、整流板をフード部の後側(キッチン壁面側)に向けて下向きに回動させて捕獲空間を開いた状態を、斜め下側から見上げたときのレンジフードを示す斜視図であり、図7は、廃ガス流路部材を連絡口から引き抜いて取り外した状態を、斜め下側から見上げたときのレンジフードを示す斜視図である。ここでは、図1および図2を適宜参照しながら説明する。
フード部1の捕獲空間Mから廃ガスは廃ガス流路部材28内を通ってラッパ口31からファンケーシング18内へと流入されていく。このとき、廃ガス流路部材28の湾曲壁面部28bに沿って流れる廃ガスは、湾曲壁面部28bの湾曲上面部によってラッパ口31方向へと導かれてファンケーシング18内へと流入され、排気ダクト3を通って屋外に排気される。
そして、廃ガス流路部材28の内側面などに付着した油脂分を取り除くための清掃を行うときには、整流板8の前側を支持している係脱部材10を操作して支持状態を解除し、後側の支持部材9を支点に整流板8を、図6に示すように、下向きに回動させてフード部1の捕獲空間Mを開く。
その後、図2の(a)に示すように、係止手段32の定着ネジ32bを緩めて、定着ネジ32bの頭部36に対し、定着孔32aの開口部34が同軸上に位置する方向(図1において紙面左方向)に廃ガス流路部材28を横移動させて(図2の(b)の状態から(a)の状態)、係止手段32による廃ガス流路部材28の定着状態を解除する。
これにより、図7に示すように、廃ガス流路部材28を連絡口7から引き抜き取り外して、シンクなどにおける丸洗いによって廃ガス流路部材28の内側面に付着している油脂分などの汚れをきれいに取り除くことができる。
そして、廃ガス流路部材28を丸洗いした後に、レンジフードAに取り付けるときには、前記した取り出し手順とは逆の手順で、両側の係止手段32によって連絡口7の短辺両縁に定着させた状態で廃ガス流路部材28のラッパ口31をファンケーシング18の吸引口21に接続させることができる。
これにより、連絡口7とファンケーシング18の吸込み口31を廃ガス流路部材28によって直結させた接続状態に戻すことができる(図1および図2(b)の状態)。廃ガス流路部材28を取り付けた後は、図1および図3に示すように、捕獲空間Mを閉じるように整流板8を元の状態に戻す(図1および図3の状態)。
図8〜図15は、第1の実施形態に係る廃ガス流路部材を備えた本発明のレンジフードの他の実施形態をそれぞれ示す。
図8は、廃ガス流路部材を差し込み内設させる収納ボックスをフード部の上に備えた本発明に係るレンジフードの他の実施形態を示す縦断側面図である。
なお、この実施形態のレンジフードA−1は、図8に示すように、収納ボックス28aをフード部1の上に備えて、連絡口7から差し込まれる廃ガス流路部材28を収納ボックス28−1に内設させた状態でファンケーシング18の吸込み口21との接続が行われるように構成されている。他の構成要素においては前記の図1に示した実施形態と基本的に同じであることから、同じ構成要素に同じ符合を付することにより重複説明は省略する。
すなわち、図8に示すように、連絡口7の開口形状に沿って所定の高さを有する収納ボックス28aをフード部1の天板1aの上に備えている。
収納ボックス28aは、連絡口7の開口形状にて下面を開口させた横断面視が横長矩形形状で、ファンケーシング18の縦置き高さ(廃ガス流路部材28が内設し得る高さ)に相当する略縦長矩形形状に形成されている。この収納ボックス28aは、天板1aの上にネジ止めなどによって取り付けられる。
そして、図8に示すように、吸込み口21が開口されているファンケーシング18の前側板18bに密接する収納ボックス28aの壁面部には吸込み口21の口径と同径の連通口31aが備えられている。これにより、連絡口7から差し込まれて収納ボックス28a内に内設された廃ガス流路部材28が、ファンケーシング18側に横移動されることで、ラッパ口31が連通口31aを貫通してファンケーシング18内に臨むように吸引口21との接続が行われるようにしている。
このように、収納ボックス28aをフード部1の上に備えているレンジフードA−1によれば、廃ガス流路部材28を安定的に連絡口7から差し込んで、廃ガス流路部材28のラッパ口31を、ファンケーシング18の吸引口21に接続することができる。また、従来技術のような大型の排気ボックスが不要となり、その半分程度の小型の収納ボックス28aで足りることから、材料費を含めた製作費が安くなるなどの効果を期待することができる。
図9は、排気装置を内設させる収納ボックスをフード部の上に備えた本発明に係るレンジフードの他の実施形態を示す縦断側面図である。
なお、この実施形態のレンジフードA−2は、図9に示すように、収納ボックス2aをフード部1の上に備えて、従来技術の排気ボックスと同じく、ファンケーシング18を吊持させた状態で内設し得るようにしている。他の構成要素においては前記の図1に示した実施形態と基本的に同じであることから、同じ構成要素に同じ符合を付することにより重複説明は省略する。
すなわち、図9に示すように、連絡口7の開口位置からフード部1の後半部側に位置させて所定の高さを有する収納ボックス2aをフード部1の天板1aの上に備えている。
収納ボックス2aは、排気装置2のファンケーシング18を縦置きにて内設することができる所定の高さで下面と前面(廃ガス流路部材28側)を開口させた横断面視で略四角形状に形成されている。この収納ボックス2aは、天板1aの上にネジ止めなどによって取り付けられる。
このように、収納ボックス2aをフード部1の上に備えているレンジフードA−2によれば、排気ダクト3に接続筒22を介して接続されるファンケーシング18の上端口23を、収納ボックス2−1の上面板にネジ止めなどによって取り付けることで、従来技術の排気ボックスと同じく、ファンケーシング18を吊持させた縦置き状態で、収納ボックス2aに内設させることができる。
また、収納ボックス2aは、従来技術の大型の排気ボックスに比べて比較的に小型であることから、材料費を含めた製作費が安くなるなどの効果を期待することができる。
図10は、廃ガス流路部材の下端口にグリスフィルタを備えた本発明に係るレンジフードの縦断側面図であり、図11は、廃ガス流路部材とグリスフィルタを示す斜視図である。
なお、この実施形態のレンジフードA−3は、図10に示すように、廃ガス中に含まれている油脂分を分離捕獲するためのグリスフィルタ38を廃ガス流路部材28の下端口29に備えて構成されている。他の構成要素においては前記の図1に示した実施形態と基本的に同じであることから、同じ構成要素に同じ符合を付することにより重複説明は省略する。
すなわち、レンジフードA−3は、図10および図11に示すように、廃ガス流路部材28の下端口29を塞ぐように面状(平板状)に形成されているグリスフィルタ38を、下端口29の短辺両側の開口縁部にそれぞれ備えられている掛止金具39に対して抜き差し自在に支持させて備えている。
グリスフィルタ38は、耐蝕性などに優れているアルミニウム板あるいはステンレス鋼板などからなる金属薄板などを用いて、廃ガス流路部材28の下端口29の開口面積に相当する大きさを有する平面視で略矩形形状に形成されている周知のフィルタ構造を呈している。
例えば、金網やラス網からなるフィルタ、そしてパンチングメタルからなるフィルタ、或いは少ない通気抵抗でありながら高い油脂分の捕獲率が得られるように金属薄板に、多数のスリットを数ミリのピッチで設けるとともに、スリット相互で区画された平面部分である舌片部を、一方向に屈折するように切り起こすことによって、スリット相互の間に平面部分を残すことなく一方向に傾斜させた通気口を設けてなるフィルタとすることができる。
掛止金具39は、略Z型形状に形成されて、図11に示すように、廃ガス流路部材28の下端口29における短辺両側の開口縁部にスポット溶接などによって計4ヶ所にそれぞれ取り付けられる。
このように、廃ガス流路部材28の下端口29にグリスフィルタ38を備えているレンジフードA−3によれば、フード部1の捕獲空間Mから廃ガス流路部材28内へと流入される廃ガスがグリスフィルタ38を通過するときに、廃ガス中に含まれている油脂分を衝突や接触などによって分離捕獲することができる。
これにより、廃ガス流路部材28の内側面やファンケーシング18の内側面などへの油脂分の付着率を低減させることができる。
そして、グリスフィルタ38は、廃ガス流路部材28とともに取り外すなどによって、シンクなどにおける丸洗いなどによって洗浄することができる。
図12は、廃ガス流路部材の下端口の開口周縁に沿わせて油受けを備えた本発明に係るレンジフードの縦断側面図であり、図13は、廃ガス流路部材と油受けを示す斜視図である。
なお、この実施形態のレンジフードA−4は、図12に示すように、廃ガス流路部材28の下端口29の開口周縁に沿わせて廃ガス中から分離捕獲された油脂分を回収するための油受け40を備えて構成されている。他の構成要素においては前記の図1および図9に示した実施形態と基本的に同じことから、同じ構成要素に同じ符合を付することにより重複説明は省略する。
すなわち、レンジフードA−4は、図12および図13に示すように、廃ガス流路部材28の下端口29の開口周縁に沿うように油受け40を備えている。
油受け40は、図12および図13に示すように、下端口29の開口周縁に沿うように平面視で略矩形形状のリング状に形成されているとともに、上向きに開口する断面が略コの字形状や略半円形状などの略樋状に形成されている油溜り部40aを備えている。
そして、油受け40は、短辺両側に、廃ガス流路部材28の下端口29の開口縁部にそれぞれ備えられている前記した掛止金具39に対して抜き差し自在に支持させるための支持片部41を計4ヶ所にそれぞれ備えている。
このように、廃ガス流路部材28の下端口29の開口周縁に沿わせて油受け40を備えているレンジフードA−4によれば、廃ガスから分離されて廃ガス流路部材28の内側面に付着した油脂分は、油受け40の油溜り部40aに滴下するように回収される。
これにより、廃ガス流路部材28内において、廃ガス中から分離捕獲された油脂分が、整流板8の上に滴下して整流板8の上面全域に広がることがなくなる。つまり、日常的な清掃などにおいては廃ガス流路部材28の下端口29から油受け40を取り外し、油溜り部40aに溜まった油脂分を取り除くことで済むことから、日常的なメンテナンス性の向上が図られる。
図14は、廃ガス流路部材の下端口にグリスフィルタと油溜り部とを有する容器を備えた本発明に係るレンジフードの縦断側面図であり、図15は、廃ガス流路部材と容器とを示す斜視図である。
なお、この実施形態のレンジフードA−5では、図14に示すように、廃ガス流路部材28の下端口29に、廃ガス中に含まれている油脂分を分離捕獲し、しかも、捕獲された油脂分を回収するように形成されている容器42を廃ガス流路部材28の下端口29に備えた構成としている。他の構成要素においては前記の図1に示した実施形態と基本的に同じことから、同じ構成要素に同じ符合を付することにより重複説明は省略する。
すなわち、レンジフードA−5は、図14および図15に示すように、廃ガス流路部材28の下端口29の開口縁部にそれぞれ備えられている掛止金具39に対して抜き差し自在に支持させて容器42を備えている。
容器42は、図14および図15に示すように、耐蝕性などに優れているアルミニウム板あるいはステンレス鋼板などからなる金属薄板などを用いて、廃ガス流路部材28の下端口29の開口面積に相当する大きさの開口部を有する平面視が略矩形形状で、適宜の深さを有する受け皿形状に形成されている。
そして、容器42は、底部側に油溜り部42bを確保するための高さを残して開口部側に至る範囲において、例えば、前記した図8および図9の実施形態のように、金網やラス網からなるフィルタ、そしてパンチングメタルからなるフィルタ、或いは舌片部を一方向に屈折するように切り起こすことによって、一方向に傾斜させた通気口を設けているフィルタ構造からなるグリスフィルタ42aを各周壁面に備えている。
また、容器42は、外向き水平に突出させたフランジ43を開口周縁に備えている。これにより、図15(b)に示すように、前記した掛止金具39に対してフランジ43を抜き差し自在に支持させて、廃ガス流路部材28の下端口29に容器42を備えることができるようにしている。
このように、グリスフィルタ42aと油溜り部42bとを有する容器42を備えているレンジフードA−5によれば、廃ガス中に含まれている油脂分の分離捕獲と、油脂分の回収とが、廃ガス流路部材28の下端口29に着脱自在に備えられている容器42によって行われる。
これにより、廃ガス流路部材28の内側面やファンケーシング18の内側面などへの油脂分の付着率を低減させることができるとともに、容器42を廃ガス流路部材28とともに取り外すなどによって、シンクなどにおける丸洗いなどによって洗浄することができる。
≪第2の実施形態に係る廃ガス流路部材の構成≫
図16は、第2の実施形態に係るガス流路部材を示す縦断側面図である。
この実施形態の廃ガス流路部材28−1は、図16に示すように、別途に形成されたラッパ口、所謂ベルマウス31−1を垂直壁面部28aに備えるように構成している。他の構成要素においては前記した廃ガス流路部材28と基本的に同じことから同じ構成要素に同じ符合を付することにより重複説明は省略する。
すなわち、廃ガス流路部材28−1は、ベルマウス31−1を垂直壁面部28aに備えることによって、前記した実施形態ように、ファンケーシング18の吸込み口21に対して接続し得るように形成されている。
そして、廃ガス流路部材28−1は、図16に示すように、垂直壁面部28aに開口窓44を設けている。そして、この開口窓44の開口周縁の数ヶ所にはベルマウス31−1に設けられているネジ孔45と対応させてネジ部46を備えている。
これにより、ドライバやその他の締付け工具を使用することなく、素手で締付けることができる蝶ナット47を用いて、垂直壁面部28aの内側面に、ベルマウス31−1をネジ止め装着し得るようにしている。
≪第3の実施形態に係る廃ガス流路部材の構成≫
図17は、第3の実施形態に係る廃ガス流路部材を示す縦断側面図である。
なお、この実施形態の廃ガス流路部材28−2は、図17に示すように、舌片状の廃ガス衝突部48を備えた構成としている。他の構成要素においては前記した廃ガス流路部材28と基本的に同じことから、同じ構成要素に同じ符合を付することにより重複説明は省略する。
すなわち、廃ガス流路部材28−2は、図17に示すように、湾曲壁面部28bの内側に、舌片状に形成されている廃ガス衝突部48を備えている。
廃ガス衝突部48は、断面視が略L字形状で、廃ガス流路部材28−2の両側壁面部28cの間にわたる長さに形成されている多数の枠部材49を、図17に示すように、廃ガスの流れ方向に対して直交するように、スポット溶接などによって湾曲壁面部28bの内側面に沿わせて取り付けることで、該湾曲壁面部28bから舌片状に突出し、高さ方向に適宜の間隔をおいた多段状に備えられる。
このように、廃ガス流路部材28−2は、廃ガスが衝突(接触)することにより、廃ガス中に含まれている油脂分を分離捕獲するための廃ガス突出部48を内側面に沿わせて備えていることで、廃ガス中の油脂分の捕獲効率を向上させることができる。
これにより、廃ガス中に含まれている油脂分が、ファンケーシング18内や、このファンケーシング18から排気ダクト3側に流れる(流出する)ことを抑制することができる。
≪第4の実施形態に係る廃ガス流路部材の構成≫
図18は、第4の実施形態に係る廃ガス流路部材を示す縦断側面図および正面図である。
なお、この実施形態の廃ガス流路部材28−3は、凸状の廃ガス衝突部50を備えた構成としている。他の構成要素においては前記した廃ガス流路部材28と基本的に同じことから、同じ構成要素に同じ符合を付することにより重複説明は省略する。
すなわち、廃ガス流路部材28−3は、図18の(a)に示すように、湾曲壁面部28bと両側壁面部28cの内側に、凸状の廃ガス衝突部50を備えている。
廃ガス衝突部50は、プレスなどによる曲げ(絞り)加工によって形成されるものである。この廃ガス衝突部50は、廃ガス流路部材28−3の下端口29(連絡口7)からラッパ口31(吸込み口21)に向けて流れる廃ガスの流れ方向に対して交叉するように形成されるものであるが、廃ガス流路部材28−3の湾曲壁面部18bに対する凸形態は、図18の(b)に示すように、湾曲壁面部18bの幅方向中心部において凸一端側を高さ方向に交互に位置させ、両側壁面部28c側に位置する凸他端側に向けて下向きに傾斜させた配列(背面視で略ハの字状)にて高さ方向に備えられている。
これにより、各廃ガス衝突部50への衝突(接触)によって廃ガス中から分離捕獲されて各廃ガス衝突部50に付着された油脂分は、各廃ガス衝突部50の下向き傾斜に沿って流下し、廃ガス流路部材28−3の下端口29から整流板8の上などに(滴下)流出されて回収窓25から油受け26に回収されることになる。
また、廃ガス流路部材28−3の両側壁面部28cに対する廃ガス衝突部50の凸状形態では、垂直壁面部18aと湾曲壁面部18bとにわたる幅(長さ)にて高さ方向に備えられている。
このように、高さ方向に廃ガス衝突部50を備えている廃ガス流路部材28−3によれば、前記したように、廃ガス流路部材28−3の内部での廃ガス中の油脂分の捕獲効率を向上させて、油脂分がファンケーシング18から排気ダクト3側に流れる(流出する)ことを抑制することができるに加えて、プレスなどによる曲げ加工によって生産性よく製作することができる。
なお、図示を省略しているが、廃ガス流路部材28−3の湾曲壁面部18bに対する廃ガス衝突部50の凸状形態としては、湾曲壁面部18bの幅方向中心部において凸一端側を連設させた背面視で略山形状(略ヘの字状)に備えることができる。
また、凸状に形成される廃ガス衝突部48を有する凸凹帯状板を別途に製作し、この凸凹帯状板を、廃ガス流路部材28−3の垂直壁面部28aや湾曲壁面部28bの内側面にそれぞれ内張り積層するなどによって、廃ガス衝突部50を廃ガス流路部材28−3の内側面に凸状に備えることができる。
また、廃ガス衝突部48を凸状形態から凹状形態に変更することができる。この場合、廃ガスは、廃ガス衝突部の凹み開口縁などに衝突(接触)する。これにより、廃ガス中から油脂分が分離捕獲されることになる。
≪第5の実施形態に係る廃ガス流路部材の構成≫
図19は、第5の実施形態に係る廃ガス流路部材を分解して示す斜視図であり、図20は、同組み立て状態を示す縦断側面図である。
なお、この実施形態の廃ガス流路部材28−4は、図19および図20に示すように、側面視で前後縦方向に2分割させたA部材51とB部材52との組み合わせによって廃ガス流路部材28−4を形成するようにしている。他の構成要素においては前記した廃ガス流路部材28と基本的に同じことから、同じ構成要素に同じ符合を付することにより重複説明は省略する。
A部材51は、図19および図20に示すように、湾曲壁面部28bと、両側壁面部28cとを備えて形成されている。そして、A部材51は、湾曲壁面部28bと両側壁面部28とに平面視で略コの字形状に連なるフランジ30,30aを備え、短辺両側のフランジ30には定着片部33、定着孔32aがそれぞれ備えられている。
また、湾曲壁面部28bの湾曲上面部における左右の2ヶ所に連結孔溝53を、両側壁面部28cの下側には連結凸部54をそれぞれ備えている。
B部材52は、図19および図20に示すように、垂直壁面部28aと、A部材51の湾曲壁面部28bと両側壁面部28cとにそれぞれ外嵌めによって重ね合わせて連結させるための上辺縁部52aと、両側辺縁部52bとを備えて形成されている。
そして、B部材52は、図19に示すように、垂直壁面部28aにフランジ30を備え、上辺縁部52aの左右の2ヶ所にはA部材51の連結孔溝53に差し込み係止させるための連結爪辺部55をそれぞれ備えている。
また、B部材52は、両側辺縁部52bの下側に、A部材51の連結凸部54に嵌め合わせ連結させるための連結孔部56をそれぞれ備えている。
このように、2分割されたA部材51とB部材52とから分離可能に構成されている廃ガス流路部材28−4によれば、図20に二点鎖線で示すように、A部材51の湾曲壁面部28bに備えられている連結孔溝53に、B部材52の上辺縁部52aに備えられている連結爪辺部55を差し込む。
次に、この状態からB部材52を矢印X方向に回動させるように動かすことで、B部材52の上辺縁部52a、両側辺縁部52bは、A部材51の湾曲壁面部28b、両側壁面部28cの外側に重なり合うように嵌め合わせされると同時に、B部材52の両側辺縁部52aに備えられている連結孔部56が、A部材の両側壁面部28cに備えられている連結凸部54に嵌め合わせ連結される。
これにより、図19に示すように、A部材51とB部材52とから分離可能に構成されている廃ガス流路部材28−4が組み立てられる。
そして、このように構成されている廃ガス流路部材28−4の内側面に付着した油脂分などの汚れを取り除くときなどには、前記の手順とは逆方向にB部材52を動かすことで、A部材51と分離することができる。
これにより、油脂分などの汚れを取り除くための洗浄性などを格段に向上させることができる。しかも、コーナーの隅々まできれいに汚れを取り除くことができる。
なお、本発明の実施形態の具体的な構成は、前記した実施形態に限られるものではなく、請求項1から請求項6に記載の本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更などがあっても本発明に含まれるものである。
例えば、レンジフードとして、前記した壁取り付けタイプに限らず、キッチンとダイニングとの間のオープンカウンタに組み込まれている加熱調理機器の略真上に位置するようにキッチン壁に取り付けられて設置される壁取り付けタイプ、或いは天井に取り付けられて加熱調理機器の略真上に設置される天井取り付けタイプ(所謂アイランド)などを挙げることができる。
また、廃ガス流路部材28を連絡口7に差し込んだ状態で、廃ガス流路部材28の下端口29のフランジ30を、フード部1の連絡口7の開口縁部に係脱自在に定着させるための係止手段32として、図13に示したような略Z型形状に形成されている掛止金具39を、連絡口7の短辺両側の開口縁部にそれぞれ取り付ける。
そして、下端口29の短辺両側のフランジ30部分に支持片部41を、または、廃ガス流路部材28を連絡口7に差し込んだ状態において、4ヶ所の係止金具39にそれぞれ対応させた位置で、該係止金具39を通過させる平面視で略コの字形状の凹欠部をそれぞれ備える。
これにより、廃ガス流路部材28をファンケーシング18側へ向けて移動させることにより、連絡口7に廃ガス流路部材28を係脱自在に定着させることができる。
A,A−1,A−2,A−3,A−4,A−5 レンジフード
1 フード部
1a 天板
2 排気装置
2a,28a 収納ボックス
3 排気ダクト
4 ダクトカバー
7 連絡口
18 ファンケーシング
21 吸込み口
28,28−1,28−2,28−3,28−4 ガス流路部材
31 ラッパ口
31−1 ベルマウス(ラッパ口)
32 係止手段
32a 定着孔
32b 定着ネジ
48,50 廃ガス衝突部
M 捕獲空間

Claims (6)

  1. 捕獲空間を有するフード部と、
    このフード部の天板の上に設置される排気装置と、を備え、
    前記捕獲空間に捕獲される廃ガスを、前記天板に開口されている連絡口を通して前記排気装置のファンケーシングに開口されている吸込み口から前記ファンケーシング内に吸入させ、該ファンケーシングに接続されている排気ダクトを通して屋外に排気するように構成されているレンジフードであって、
    前記連絡口から前記吸込み口へと前記廃ガスを誘導するための廃ガス流路部材を備え、
    この廃ガス流路部材は、前記捕獲空間部側からフード部天板に開口されている前記連絡口を通って直接的に単独に取り外し可能に設けられ、前記連絡口と前記吸込み口とを連絡する略筒形状に形成されていることを特徴とするレンジフード。
  2. 前記廃ガス流路部材は、前記連絡口に差し込み保持されるときに、前記連絡口の開口縁部に沿わせて当接させるフランジを有する下端口と、前記吸込み口に接続されるラッパ口と、を備え、
    前記ラッパ口は、前記廃ガス流路部材を前記連絡口に差し込んだときに、前記吸込み口との芯合わせがなされる位置に設けられていることを特徴する請求項1に記載のレンジフード。
  3. 前記廃ガス流路部材の前記フランジを、前記連絡口の前記開口縁部に係脱自在に定着する係止手段を備え、
    この係止手段は、前記廃ガス流路部材を、前記連絡口に差し込んで前記ファンケーシング側へ向けて移動させることにより、前記フランジを前記開口縁部に定着させるように構成されていることを特徴する請求項1または請求項2に記載のレンジフード。
  4. 前記廃ガス流路部材は、前記廃ガスを衝突させて、該廃ガス中に含まれている油脂分を捕獲するための廃ガス衝突部を内側面に備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレンジフード。
  5. 前記廃ガス衝突部は、前記連絡口から前記吸込み口に向けて流れる前記廃ガスの流れ方向に対して交叉するように、前記廃ガス流路部材の内側面に舌片状に備えられていることを特徴とする請求項4に記載のレンジフード。
  6. 前記廃ガス衝突部は、前記連絡口から前記吸込み口に向けて流れる前記廃ガスの流れ方向に対して交叉するように、前記廃ガス流路部材の内側面に凸凹状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のレンジフード。
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