JP3995209B2 - レンジフード - Google Patents

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本発明は、調理設備の上方に設置されるレンジフードに関する。
従来、例えばシステムキッチン1においては、図12に示すように、床面上にベースキャビネット2を設置するとともに、このベースキャビネット2のカウンタ3上方に相対するように、ウォールキャビネットを床面に沿う壁面に設けている。上記ベースキャビネット2のカウンタ3には、コンロ等の調理設備4が組み込まれる一方、当該調理設備4の上方に相対する位置にはレンジフード5が組み込まれている。
このように構成されたシステムキッチン1では、調理時の煮炊き等によって調理設備4側から発生する煙等Sを、レンジフード5によって形成される開放空間にて捕捉し、この背面部に開口した排気口6からフィルター7を通してその裏側の排気空間に設置した吸引ファン8による吸引作用にて吸引するとともに、この吸引ファンに接続した排気筒を介して屋外に排気することにより、台所やリビングルーム等の室内への煙等の拡散を防止し、室内空気の清浄化を図っている。
特開平10−306937号公報
しかしながら、上記レンジフード5には、以下のような問題があった。
すなわち、レンジフード5は、開放空間が、間口方向の左右両側面部と、これら両側面部間の奥行方向の後方に形成されて前方に向け直線的に傾斜させて成る背面部と、当該背面部の上部から連続する前方に向け水平な天井面部と、当該天井面部の前端から下方に向け直線的に延びる前面部とによって囲まれているだけであるので、調理設備4での煮炊き等によって発生する煙等の一部S1が外部に漏れた場合には、開放空間に引き戻すことができず、煙捕集能力の点で十分ではなかった。
また、内面部が直線的に角張った複雑な形状から成るために、角部に油が付着し易く、清掃作業性の点で問題があった。
さらに、レンジフード5の背面部に開口される排気口6は、吸引される煙を確実に捕集するために、両側面部間に幅広く形成されているので、この排気口6に装着するフィルター7も必然的に大きくせざるを得ず、レンジフード5外形の大型化、あるいは清掃作業性の点で問題があった。
本発明は上記課題にかんがみてなされたもので、煙捕集能力が高く、清掃作業が容易で、小型化が可能なレンジフードを提供することを目的とする。
上記問題を解決するために請求項1に記載の発明は、調理設備の上方に設けられたレンジフードであって、左右両外側に各々設けられた側板と同両側板間に挟まれて配置された案内板とからなり、上記調理設備と相対する下方が開口して旋回流を発生させる捕集空間を形成するガイド部と、上記側板の各々の左右外側に設けられ、油受けに油滴を誘導する油滴誘導道が下端に形成された一対の側煙道と、上記側板の各々に形成された一対の開口部と、上記開口部の各々における上記側板の面よりも左右外側において、同左右外側に向けて突出し上下を貫通する穴が設けられた段差受けによって下方から支持されて装着される一対のフィルターと、上記開口部の各々の外側から上記捕集空間を吸引する吸引装置とを具備する構成としてある。
上記のように構成した請求項1に記載の発明において、調理設備の使用により発生した煙等が案内板に沿って誘導されて旋回流を生じ、例えば当該旋回流が収束する略中心位置より、両側板に設けられた開口部から確実に吸引され、屋外へと排出される。上記旋回流により、レンジフードの下方開口回りには負圧が生じ、高い捕集効率を得ることができる。
また、煙等を旋回流として収束させるので、開口部は小さくて済み、ひいてはレンジフード外形の小型化が図れるとともに、高い清掃作業性が得られる。さらに、レンジフードの調理設備と相対する開口を有する捕集空間は、案内板と側板とから成るガイド部で囲まれているため、内表面は凹凸が無く単純であり、付着した油滴等の高い清掃作業性が得られる。
また、フィルターが上記側板から内側に突出しないため、同フィルターに付着した油滴が上記側板よりも内側に滴下することが防止できる。また、上記側板同士の間隔と略同幅となる上記案内板を下方に取り外す場合には、同側板の内側に突出する障害物とならないため、フィルターを上記開口部から取り外すことなく上記案内板を取り外すことができる。
請求項1に記載の発明によれば、旋回流によってレンジフードの下方開口周りに負圧を生じさせることにより、高い煙捕集能力が得ることができ、かつ、油滴が側板の内側に滴下することを防止することができる。
以下、本発明を具体化した各実施例について説明する。
図1および図2に示すように、システムキッチン10は、床面上にベースキャビネット11を設置するとともに、このベースキャビネット11のカウンタ12上方に相対するように、ウォールキャビネットを床面に沿う壁面に設けて成る。上記ベースキャビネット11のカウンタ12には、調理設備としてのコンロ13が設けられ、煮炊き等の加熱調理が可能となっている。一方、コンロ13上方の相対する位置には、レンジフード14が設けられ、コンロ13での加熱調理に伴い発生する煙や熱気(煙等)Sを吸引し、屋外に排出するようになっている。
上記レンジフード14は、上記コンロ13に相対する下方を開口するように、左右の側外板14bと、前面板14cと、背面板14dと、天井板14eとで構成されたレンジフード本体14aと、当該レンジフード本体14aの内側後方に設けられた、吸引装置としてのシロッコファン15と、当該シロッコファン15の前方領域を、上記コンロ13に相対する下方を開口した状態で囲うように配置されたガイド部16とから構成されている。
上記ガイド部16は、左右両側に相対するように設けられた側板16aと、当該両側板16a間に挟まれた位置に、その一部が前方に向けて湾曲して設けられた案内板16bとから成る。上記両側板16aには、後述する位置に吸引排気用の略円状の開口部16cが各々設けられ、当該開口部16c形状に対応する、略円状のフィルター17が、例えば図示しない螺子止めにより脱着可能に装着される。
さらに、上記案内板16bは、レンジフード本体14aの内側後方に設けられた上記シロッコファン15の前方下部から前方へ傾斜して立ち上がる略平面状の誘導面16dと、当該誘導面16dの上端から連続して略前方に向け、縦断面が略円弧状となるように湾曲し、その先端縁が下方に向く円弧状面16eとから構成されている。コンロ13での加熱調理により発生した煙等Sは、上記シロッコファン15により、後述する煙道18を介して上記開口部16cより吸引される。この際の煙等の流れは、上記案内板16bにより規制誘導される。
すなわち、図2および図3に示すように、煙等Sは、まず上記誘導面16dに達し、当該誘導面16dに沿って上方に整流されて上記円弧状面16eへと誘導された後、当該円弧状面16eに沿って規制されつつ流れ、縦方向に旋回流を生じる。あるいは、煙等は直接、円弧状面16eに達し、同様に旋回流を生じる。当該旋回流は断面回転中心に向けて徐々に収束しつつ上記側板16aに設けられた両開口部16cにて、フィルター17を介して煙道18内に吸引される。
上記ガイド部16を構成する側板16a、および案内板16bは、上記レンジフード本体14aとの間に間隔をおいて相対し配置され、両者間には煙道18となる区画を形成する。すなわち、上記両側外板14bと上記両側板16a間では煙道18としての側煙道18aが形成される。また、上記両案内面16bと、上記天井板14e間では煙道18としての主煙道18bが形成される。当該主煙道18b内には、上記シロッコファン15が配置されるとともに、上記側煙道18aと繋がり、上記開口部16cから煙等Sを吸引可能になっている。
また、上記各煙道18が形成される区画の下端は閉塞され、油滴誘導道19が形成されている。すなわち、上記両側煙道18aの下端には油滴誘導道19aが、上記主煙道の下端には油滴誘導道19bが、各々設けられる。油滴誘導道19aは、後述する油受け20が配置されるレンジフード本体14aの両端後方に向けて、前方から徐々に下がるように傾斜している。同様に、油滴誘導道19bは、上記油受け20が配置されるレンジフード本体14aの両端後方に向けて、間口方向略中央が上方に突出するように、間口方向両端側を略逆V字状に傾斜している。
図4に示すように、上記両側煙道18aの最奥、および上記主煙道18bの間口方向両端となる、レンジフード本体14aの両端後方には、油受け20が脱着可能に設けられている。当該油受け20は、例えば、高さ×幅×奥行が10mm×150mm×50mm程度のトレイ状に形成されており、上記位置に、各油滴誘導道19a,19bよりも一段低くなるように、かつ油滴が流入可能に上方が開放されて、前後方向への引き出し可能な状態で配置される。よって、各煙道18内壁等から滴下した油滴は、上記油滴誘導道19を介して、傾斜方向にある上記油受け20へと誘導され、溜まるようになっている。油受け20は上記の通り脱着容易であるので、定期的に溜まった油滴を容易に廃棄することができる。
上記シロッコファン15は、その回転軸方向が前後方向となるように上記主煙道18b内の最奥に配置される。シロッコファン15は、ファン本体15aと、当該ファン本体15aを囲うと同時に回転可能に支持するファンケーシング15b、および図示しないモータとから成る。ファンケーシング15bは、ファン本体15a回転中心近傍に吸引開口部15cが設けられ、当該開口部15cからファン本体15aの中心部へと煙を吸引可能となっている。また、ファンケーシング15bには、その上端のファン本体15a回転接線上方向に伸延するように排気筒15dが設けられる一方、その下端にファン本体15aの回転遠心力で滴下した油滴をファンケーシング15b外に排出する排出口15eが上記油滴誘導道19b上方に位置するように設けられている。
上記排気筒15dはダクト21へと接続され、上記シロッコファン15で吸引された煙等を屋外に排出可能となっている。上記シロッコファン15は、前述したようにその回転軸方向が前後方向となるように上記主煙道18b内の最奥に配置されるため、前後方向に極めてコンパクトに配置できる。従って、レンジフード14を小型化することができる。
また、シロッコファン15はその特性上、中心部より吸引し、遠心力により外周へと排出する構造であるため、吸引した煙内に含有される油滴は強制的に遠心力により外周へと飛散されることになる。そして、これらの油滴はファンケーシング15b内面に当たり、滴下され、ファンケーシング15bの下端に設けられている排出口15eより極めて効率良く排出され、上記油滴誘導道19bを介して油受け20により容易に収集可能とすることができるとともに、ファン本体15a自体への油滴の付着量を低減し、清掃頻度を低減できる。
さらに、上記排気筒15dは、ファンケーシング15b上端のファン本体15a回転接線上方向に伸延するように設けられているので、低抵抗で吸引した煙等を効率良く排出できる。また、上記した遠心力により飛散される油滴は、自重により落下し易く排気煙中への混入量を抑制することができる。以上にレンジフード14の各構造を中心に説明したが、次に、当該レンジフード14を使用した場合の機能について、以下に説明する。
コンロ13で加熱調理を行った際に発生した煙等Sは、その上方に配置されたレンジフード14へと流れる。レンジフード14では、上記誘導面16dに達した煙等Sは、当該誘導面16dに沿って上方に流れて上記円弧状面16eへと誘導された後、当該円弧状面16eに沿って規制されつつ流れ、縦方向に旋回流を生じる。あるいは、直接、円弧状面16eに達した煙等Sは、同様に旋回流を生じる。当該旋回流は断面回転中心に向けて徐々に収束しつつ上記側板16aに設けられた両開口部16cにて、フィルター17を介して両側煙道18a内に吸引される。
この際、当該フィルター17においては、煙等に含まれる油の一部が濾過され、フィルター17内に一体的に設けられた、図示しない油受け、あるいは吸油部材にて回収される。両側煙道18a内に吸引された煙等は、両側煙道18aを介して主煙道18b内に配置されたシロッコファン15のファンケーシング15bに設けられた吸引開口部15cへと吸引される。そして吸引された煙等は、ファン本体15aの回転中心から回転外周へと吸引通過し、排気筒15eを介して屋外へと排気される。
また、各煙道18内を通過する煙等は、フィルター17により油の一部が濾過されているとは言え、未だ油を含有している場合がある。こうした油の一部は各煙道18を構成する内壁面に付着する。この付着した油滴は、自重により内壁を伝って流下し、煙道18(18a,18b)下端の油滴回収道19(19a,19b)に達する。そして、当該油滴回収道19の傾斜に沿って誘導され、油受け20へと流下し収集される。
さらに、各煙道18内を通過する煙等が含有する油の一部は、シロッコファン15に吸引された際、ファン本体15aの回転遠心力により外周に飛散される。これらの油はファンケーシング15b内壁に付着した後、内壁を伝って流下し、排出口15eから排出される。当該排出口15eから排出された油滴は、下方に配置される油滴誘導道19bの傾斜に沿って誘導され、同様に油受け20へと流下し収集される。このようにして油受け20に収集された油滴は、油受け20を脱着して廃棄することができる。また、脱着した油受け20は洗浄することもできる。
なお、本願発明は本実施例の構成に限定されるものではなく、以下に列記する構成について、適宜変更可能である。油受けの位置は、レンジフード本体の両端最奥位置に限定されることはなく、油滴誘導道で誘導された油滴を収集可能であれば、他の位置に配置しても良い。例えば、主煙道の下部に設けられる油滴誘導道を間口方向において両端から略中央部に向けて傾斜するV字状に形成し、当該略中央部下方で油滴を受けるように配置しても良い。この場合、側煙道の下部に設けられる油滴誘導道で誘導される油滴も上記主煙道の下部に設けられる油滴誘導道へ引き込めば、油受けを一つのみとすることができ、清掃作業性の向上や低コスト化が図れる。この他、側煙道の下部に設けられる油滴誘導道のいずれかの位置に設けても良い。さらに、設ける油受けの個数も、1個、2個に限定はされず、3個以上設けても良い。さらに、左右非対称に設けても良い。
各油滴誘導道の傾斜方向、および傾斜形状は、油受けの配置位置に応じて適宜、変更することができる。主煙道の下部に設けられる油滴誘導道は、傾斜を間口方向ではなく前後方向に設けても良い。例えば、その前後幅方向のシロッコファン略直下位置が下方に突出するように、前後両側を断面略V字状に傾斜させるとともに、当該油滴誘導道の下方に配置した油受けに油滴を誘導流下可能に、当該油受けの上方に位置する油受け誘導道の突出部に少なくとも一つ以上の流下穴を穿孔する構造が挙げられる。シロッコファンのファンケーシング、あるいは主煙道内壁から流下した油滴を断面V字の凹部で誘導した上、上記流下穴から油受けに滴下、収集せしめる。
油受けの形状、およびサイズは実施例に限定はされず、油滴誘導道から誘導される油滴を収集可能であれば、他の形状や異なるサイズであっても良い。例えば、トレイ状ではなく、タンク形状であっても良い。あるいは、ビニール袋にしても良い。この場合、袋ごと廃棄可能で、作業性が向上する。また、把手や窪み等を設けて、脱着し易くしても良い。さらに、油受けを油滴誘導道全体に設けても良い。そしてこの場合、油滴誘導道自体を油受けとしても良い。すなわち、油滴誘導道を脱着可能な構造とする。このようにすれば、油滴誘導道の清掃が容易に行い得る。さらに、油滴誘導道を傾斜させる必要は無くなり、デザイン自由度も向上する。
油受けの脱着構造は、引き出し状に限定されず、他の脱着構造を採用しても良い。例えば、上下方向に脱着可能にする構造が挙げられる。また、引き出し状の場合、その引き出し方向は前後方向に限定されず、例えば横方向等、他の方向に引き出し可能としても良い。ファンケーシングの下部に設けられる排出口の下方には、当該排出口から排出される油 汚れを受ける桶を設けるとともに、当該桶から油受けに向けて油滴を誘導可能に伸延する油滴誘導道を別途、設けても良い。当該油滴誘導道は、ファンケーシングの排出口から排出された油滴を油受けに誘導するために傾斜させられた、傾斜面として構成される。
シロッコファンは吸引装置の一例であり、これに限定はされず、他の種類の吸引装置を用いてもよい。例えば、一般的なプロペラファンを用いる構成が挙げられる。この場合、上記したシロッコファン特有の作用効果は得られなくなるが、旋回流による高い煙捕集能力や、清掃作業性等の他の作用効果は引き続き得られる。開口部およびフィルター形状は円状に限定はされず、四角等の他の形状であっても良い。
上記実施例1においては、レンジフード14の吸引装置として、シロッコファン15をその回転軸方向が前後方向に略一致するように上記主煙道18b内の最奥に配置することで、前後方向に極めてコンパクトとなり、レンジフード14の小型化が図れるという優れた作用効果が得られる。しかしながらその一方で、レンジフード14の上下方向についての小型化は、十分図られてはいなかった。レンジフード14の上下方向についての小型化は、単に設置スペース等の機能的な要求からのみならず、美観上の観点からもその必要性が高い。すなわち、近年の住宅事情の変化により、レンジフード14を含めたシステムキッチン10には、単なる機能性だけを求めるに留まらず、室内インテリアの如く、外観のデザイン性にまでこだわる要求が大きくなっている。
この点にかんがみた場合、レンジフード14の上下方向の小型化は、デザイン的にボリューム感を低減し、爽快感を創出することができるので、優れたデザイン性を得ることにも繋がる。しかし、レンジフード14の上下方向についてのより一層の小型化を図るには、最下方に位置する誘導面16dの傾斜角度を小さくし、寝かせることが、効果的な方法として挙げられるのではあるが、この方法には以下のような問題があった。
当該誘導面16dは、上記した通り下方から流入する煙等を確実に捉え、上方に連続する円弧状面16eへと誘導する目的がある。しかし、前述したような誘導面16dの傾斜角度を小さくする構造では、下方から流入する煙等を十分捉えることができなくなる可能性があった。すなわち、下方から流入する煙等は、誘導面16dに当たった後、上方に連続する円弧状面16eに十分に誘導されず、その一部が当該誘導面16dの両側方から側板16aを乗り越えて、レンジフード14外へと流出してしまう恐れがあった。そこで、本実施例においては、実施例1で上記した高い吸引能力をはじめとする、優れた作用効果を損なうことなく、上下方向に小型化を図り、高いデザイン性および省スペース性とを両立させる構成を提供する。
図5に示すように、本実施例におけるレンジフード14は、誘導面16dを実施例1よりも傾斜角度を小さくし、寝かせている。当該傾斜角度は、水平面からの起立角度で例えば30°である。また、当該誘導面16dから円弧状面16eの下部にかけての間口方向両端部には、レンジフード14奥方へと窪む煙等案内機構としての凹部16fを各々設けている。上記凹部16fは例えば面取りから成り、その奥方向の深さが、誘導面16dと円弧状面16eの境界近傍を最も深く、かつ、その上下方向に向けて深さが連続的に浅くなるように、徐変させている。
図6に示すように、この凹部16fは、誘導面16dの背面側に配置されているファンケーシング15bの両側方に位置するように配置され、ファンケーシング15bと干渉することのないようになっている。このように構成された案内板16bによれば、下方のコンロから誘導面16dに達した煙等の内、誘導面16dの傾斜角度が小さいために誘導しきれず、横方向に流れようとした煙等が、側方に設けられた凹部16fによって捕捉され、当該凹部16fに沿って、上方の円弧状面16eまで確実に矯正案内することができる。
よって、誘導面16dの傾斜角度を小さくして、レンジフード14の上下サイズを小型化しても、レンジフード本体14a側方に煙等が流出することが無く、実施例1に記載した優れた作用効果と、ボリューム感を低減し、爽快感を創出する優れたデザイン性、および省スペース性とを両立することができる。
なお、本願発明は本実施例の構成に限定されるものではなく、以下に列記する構成について適宜変更可能である。凹部は、上方の円弧状面に煙等を矯正案内可能であれば、面取り以外の構造であっても良い。例えば、湾曲面を設けても良いし、単なる溝を設けても良い。凹部の深さは、上方の円弧状面に煙等を矯正案内可能であれば、特に限定はされない。徐変されていなくても良いし、誘導面と円弧状面との境界近傍を最も深くする必要は必ずしもない。
本実施例では、煙等案内機構として凹部を実施した構成について説明したが、上方の円弧状面に煙等を矯正案内可能であれば、必ずしも凹部である必要はなく、他の構造の煙等案内機構を適用しても良い。例えば、誘導面の両端部自体、あるいは誘導面の両端部に隣接する側板の少なくともいずれか一方に、その背面にある煙道内に煙等を吸引し矯正案内可能な吸引孔を設けたり吸引用の間隙を形成したりする構成が挙げられる。この構成によっても、凹部同様の作用効果が得られる。また、この構成の場合、当該吸引孔にフィルターを装着しても良い。
上記各実施例で記載した案内板16bは、前述の通り、その内表面に凹凸が無く単純であり、付着した油滴等を容易にふき取ることができ、高い清掃作業性が得られる。しかしながら、頑強に固着した油滴の場合、ふき取り作業だけで完全に清掃するのが困難なことがあった。特に、より上方の位置にある円弧状面16eは、手が届きにくく、かつ湾曲しているため、誘導面16dに比べて清掃作業性の面で改善の余地があった。また、煙道18内壁やシロッコファン15等の清掃作業も困難であった。そこで本実施例では、こうした清掃作業性を改善したレンジフードを実現させている。以下その構成について説明する。
本実施例におけるレンジフード14は、案内板16bのうち、円弧状面16eを誘導面16dとレンジフード本体14aから脱着可能にした点に大きな特徴がある。すなわち、図7に示すように、円弧状面16eは、誘導面16d、および側板16aとは別体であり、例えば誘導面16dの上端縁にU字状の受け22を設け、円弧状面16eの一端を当該受け22に挿入すると同時に、他端をレンジフード本体14aの前縁に図示しない螺子止めすることで、脱着可能にレンジフード14に装着している。
このように脱着可能な円弧状面16eを備えたレンジフード14によれば、円弧状面16eを清掃したい場合には、当該円弧状面16eを外し、その表裏を容易に直接、丸洗いすることができる。また、円弧状面16eを外すことで、案内板16bは大きく開口されるので、その内部にある煙道18内壁やシロッコファン15等を容易に清掃することができる。
ところで、実施例1においては図2に示すようにフィルター17がそれぞれ側板16aから内側に突出して装着されている。このようにすると、側板16a同士の間隔と略同幅となる円弧状面16eを下方に取り外す際に、左右のフィルター17が干渉してしまうこととなる。従って、円弧状面16eを下方に取り外す前に予めフィルター17を取り外しておかなければならず、作業が非常に面倒となる。また、フィルター17は前述したように、内部に一体的に設けられた図示しない油受け、あるいは吸油部材を備えているが、フィルター17に付着し流下する油滴全てを完全に収集することはできず、一部がフィルター17本体から側板16aに流下してしまうことがあった。
そこで、本実施例では、図8および図9に示すように、本実施例において側板16aに設けられる略円状の開口部16c外周の下端には、外側(側煙道18a側)に向けて、少なくともフィルター17厚分以上に突出させた、略L字状の第1の段差受け23aが設けられている。一方、開口部16c外周の上端には、そのレンジフード本体14a側内方に、上記第1の段差受け23a方向へ付勢可能な付勢機構23bが設けられている。当該付勢機構23bは、本実施例では、隣接して二つの凸部を下方に向けて有する板ばねで構成される。
さらに、開口部16c外周の両側部には、側板16aの外側に向けて、少なくともフィルター17厚分以上に突出させた、略L字状の第2の段差受け23cが各々設けられている。上記付勢機構23bの設けられた開口部16c上端には、側板16aが延出されて成る第1の脱落防止機構24aが設けられる。一方、開口部16c下端には、上記第1の段差受け23aの突出部分の一部が、開口部16cの外周方向(下方)へと一段窪ませて成る第2の脱落防止機構24bが設けられる。
フィルター17は、上記開口部16cよりも若干小さい略円状であり、その外周の一部に平面受け部17aが設けられるとともに、当該平面受け部17aに略相対する、外周の他の一部に略表面側(吸入側)へと突出した把手17bを設けている。さらに、フィルター17の把手17b側の外周は、その一部の幅が、上記第2の脱落防止機構24bである、第1の段差受け23aの突出部分の一部の窪み幅に対応するように狭めてある。
次に、以上に説明したような構成における、フィルター17の装着状態について、以下に説明する。フィルター17を装着する場合、まず、フィルター17の把手17bを持ち、その平面受け部17a側を開口部16c上端の第1の脱落防止機構24a裏面側へと挿入する。そして、当接した付勢機構23bの下方向への付勢に抗するように若干上方に押圧しつつ、フィルター17下端側、すなわち把手17b側を開口部16c内へと挿入する。すると、フィルター17外周は、上記両段差受け23a,23cに当接規制されるとともに、フィルター17下端の外周が第2の脱落防止機構24bである、第1の段差受け23aの突出部分の窪みにはまり込み、付勢機構23bにより当該段差受け23aに当接付勢されて装着を完了する。
図10は、フィルター17を裏側(側板16aに装着したときに側煙道18a側)から見て示している。同図において、略円形のフィルター17は通気面の略中央部を中心とした円に対する二本の法線によって区割りされた略扇状の四つの領域A1〜A4を有している。フィルター17の全面にわたって裏側(紙面手前側)に切り起こされた複数の矩形板状の舌片17dが形成されている。また、舌片17dの切り起こし方向は各領域A1〜A4毎に統一されている。領域A1においては紙面上側に切り起こし端が配向されており、領域A2においては紙面左側に切り起こし端が配向されており、領域A3においては紙面下側に切り起こし端が配向されており、領域A4においては紙面右側に切り起こし端が配向されている。すなわち、各領域A1〜A4における切り起こし端の方向は紙面上において反時計回りとなるように形成されている。
同図において、煙等Sを破線矢印により示している。なお、煙等Sは側板16aの内側(フィルター17の表側)にて旋回しており、時計回りに旋回している。すなわち、舌片17dの切り起こし端の配向方向と反対向きの旋回方向となっている。これにより、同図において断面で示すように、全領域A1〜A4において旋回しつつ外側に吸引される煙等Sの進行方向と舌片17dの垂線方向とを略一致させることができる。従って、煙等Sを真っ直ぐに舌片17dに衝突させ、その後、切り起こし端とフィルター面との隙間から煙等Sを吸引することができる。なお、同図において示したフィルター17は左側板16aに取り付けるフィルター17である。一方、右側板16aに取り付けるフィルター17では煙等Sを真っ直ぐに舌片17aに衝突させるために、切り起こし端が時計回りに配向するように舌片17dを形成すれば良い。
以上説明した本実施例の構成によれば、フィルター17は側板16a表面よりも煙道18a側内方に装着されるので、側板16a表面から突出することが無く、側板16aの清掃の妨げになったり、円弧状面16eの脱着作業の妨げになったりすることが無い。また、フィルター17から下方への油滴の滴下を抑制することができる。さらに、工具を何ら使用することなく、把手17bにより、極めて容易にフィルター17を脱着することができ、作業性を向上させることができる。さらに、脱落防止機構24a,24bを設けているので、使用中にフィルター17が脱落するのを確実に防止できる。また、煙等Sを略垂直に舌片17aに衝突させることができるため、煙等Sに含まれる油塵成分を効率よく舌片17aに付着させることができる。従って、フィルター17における油塵成分の回収効率を向上させることができる。
なお、本願発明は本実施例の構成に限定されるものではなく、以下に列記する構成について、適宜変更可能である。段差受けの形状、設置位置、設置数は、限定はされず、フィルター位置を規制し、保持可能ならば、他の形状、位置、数であっても良い。同様に、付勢手段の形状、種類、設置位置、設置数も、限定はされず、フィルターを保持するために付勢可能であれば、他の形状、種類、位置、数であっても良い。例えば、段差受けと、付勢手段の配置を上下逆にする構造が挙げられる。また、第2の段差受けを省略しても良い。さらに、付勢手段に板ばねではなく、弾性ゴムを採用しても良い。
さらに、段差受けを開口部外周の前周囲に設けても良いし、段差受け以外の構造を採用しても良い。例えば、開口部とフィルターのいずれか一方側に突起を、他方側に突起受けを設けるような構造が挙げられる。開口部、およびフィルターの形状は円に限定はされず、四角等の他の形状であっても良いし、複数の領域に区画する法線も二本に限らず、一本或いは三本以上でも良い。脱落防止機構は、フィルターの脱落防止機能が得られれば、他の構造を採用しても良い。例えば、第1の脱落防止機構を、第2の脱落防止機構と同様の構造にする例が挙げられる。あるいは、逆に第2の脱落防止機構を第1の脱落防止機構と同様の構造にしても良い。
ただし、この場合、脱落防止機構としての側板延出長は、付勢機構に抗してフィルターを押圧した際に、挿入可能な長さにする必要がある。両脱落防止機構のいずれか一方、あるいは両方共省略しても良い。付勢機構の付勢力と、レンジフード稼動時の吸引力があるので、省略しても一定の脱落防止効果は得られる。付勢機構による付勢方向は、下方に限定はされず、例えば、斜め後方、あるいは後方に付勢するようにしても良い。付勢機構以外の方法で固定するようにしても良い。例えば、フィルター外周と側板に設けた受けとに螺子を設け、フィルター自体を回転させて螺子締めする。あるいは、フックで係止するような構造であっても良い。さらには、実施例1同様に螺子固定する方法でも良い。
この場合、脱着作業の容易性という利点は失われるが、側板から突出しないことで得られる作用効果は引き続き得られる。付勢機構、および段差受けを、側板の案内板側内方に突出させて設けても良い。この場合、フィルターは側板から突出して固定されるため、それに伴う問題点は残るが、脱着容易性の利点は引き続き得られる。開口部とフィルターとに、回転方向における正位置装着時以外では、当接干渉する規制形状を設けても良い。これによれば、フィルターの回転位置における誤装着を防止できる。
上記実施例3で開口部16cに装着されるフィルター17は、側板16a表面に突出しない構造となっており、油滴がフィルター17突出部分から下方に滴下することを抑制できる。しかし、フィルター17に付着する油滴が、フィルター17下部の側板16aを伝って、流下する問題が依然としてあった。これは、側板16aにフィルター17が突出して設けられる他の実施例の場合には、特に問題となる。そこで本実施例では、こうした点についての改善を図るフィルター17回りから流下する油滴の処理構造についての構成を説明する。
本実施例のレンジフード14では、図8に示すように上記実施例3におけるフィルター17装着構造において、開口部16cの下端部、および第1の段差受け23aに、フィルター17より流下する油滴を、側煙道18a内に誘導する、油滴誘導道25a,25bを設けている。すなわち、前者に設けられる油滴誘導道は、略開口部16c幅で、上端側が側煙道18a内に水平以下の角度で傾斜するように打ち抜き曲げられた、傾斜面としてのカットベンド25aであり、後者に設けられる油滴誘導道は、第1の段差受け23aの突出部分の少なくとも一部で、上下間に貫通して設けられた穴25bである。
上記カットベンド25aによれば、フィルター17の外面側(吸引側)、あるいはその周辺の側板16aから側板16aを伝って流下してきた油滴を、その曲げ部から側煙道18a内へと容易かつ確実に誘導でき、側板16a下方への流下を抑制して、油受け20に回収することができる。同様に上記穴25bによれば、フィルター17の内面側(煙道18a側)、あるいはその周辺の側板16aから側板16a(側煙道18a内壁)を流下し、第1の段差受け23aに達した油滴を開口部16cから側板16a外面へ流出させることなく、容易かつ確実に側煙道18a下方の油滴誘導道19aへと誘導し、油受け20に回収することができる。
なお、本願発明は本実施例の構成に限定されるものではなく、以下に列記する構成について、適宜変更可能である。上記カットベンド25aに併せて、その下端側断面25eを傾斜させても良い。上記カットベンドの代わりに、上端側断面25cが傾斜した略開口部幅の長穴25dを設けるようにしても良い。あるいは、傾斜を有さない単なる貫通穴であっても良い。カットベンドと穴のいずれか一方のみを設けるようにしても良い。第1の段差受けに設ける油滴誘導道は、穴ではなく、段差受けの端部から内方に設けた切り欠きであっても良い。カットベンドは、一つのみではなく、上下方向に2段以上、配置しても良い。また、その場合、個々のカットベンドは、必ずしも開口部幅全体に設ける必要はなく、例えば、各段個々は幅方向の一部のみをカバーし、各段全体で幅全体をカバーするようにしても良い。
本実施例では、上記実施例3におけるフィルター装着構造において適用した場合について説明したが、上記実施例1におけるフィルター装着構造において適用しても良い。すなわち、図11に示すように当該フィルター装着構造においては、開口部下部のフィルターで覆われる側板部分、および、フィルター下方の側板部分に各々カットベンド26a,26bあるいは上端側断面が傾斜した穴26c,26dを設ける。これによっても、上記同様、フィルター回りの油滴を確実に回収することができる。また、カットベンド26a,26bと併せ、その下端側断面26e,26fを傾斜させても良い。さらに、開口部下部のフィルターで覆われる側板部分については、カットベンドや穴ではなく、単に開口部下部端縁を側煙道下方に向け傾斜するテーパー面としても良い。
本願発明は、高い煙捕集能力を備えたレンジフードを提供できる。
実施例1を説明する側断面図 実施例1を説明する上断面図 実施例1を説明する部分側断面図 実施例1を説明する正断面図 実施例2を説明する部分側断面図 実施例2を説明する部分斜視図 実施例3を説明する部分斜視図 実施例3および実施例4を説明する部分側断面図 実施例3を説明する部分側断面図 実施例3を説明するフィルターの背面図 実施例4を説明する部分側断面図 背景技術を説明する側断面図
符号の説明
10…システムキッチン
11…ベースキャビネット
12…カウンタ
13…コンロ
14…レンジフード
15…吸引装置としてのシロッコファン
15a…ファン本体
15b…ファンケーシング
15c…吸引開口部
15d…排気筒
15e…排出口
16…ガイド部
16a…側板
16b…案内板
16c…開口部
16d…誘導面
16e…円弧状面
16f…凹部
17…フィルター
17b…把手
17d…舌片
18…煙道
18a…側煙道
18b…主煙道
19,19a,19b…傾斜面としての油滴誘導道
20…油受け
23a…係止機構としての第1の段差受け
23b…係止機構としての付勢機構
24a…第1の脱落防止機構
24b…第2の脱落防止機構
25a,26a,26b…傾斜面としてのカットベンド
25b…穴
25c…上側側断面傾斜面
26c,26d…傾斜面としての穴
S…煙等

Claims (1)

  1. 調理設備の上方に設けられたレンジフードであって、
    左右両外側に各々設けられた側板と同両側板間に挟まれて配置された案内板とからなり、上記調理設備と相対する下方が開口して旋回流を発生させる捕集空間を形成するガイド部と、
    上記側板の各々の左右外側に設けられ、油受けに油滴を誘導する油滴誘導道が下端に形成された一対の側煙道と、
    上記側板の各々に形成された一対の開口部と、
    上記開口部の各々における上記側板の面よりも左右外側において、同左右外側に向けて突出し上下を貫通する穴が設けられた段差受けによって下方から支持されて装着される一対のフィルターと、
    上記開口部の各々の外側から上記捕集空間を吸引する吸引装置とを具備することを特徴とするレンジフード。
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