JP3656007B2 - レンジフード - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は調理時にレンジ側から発生し上昇する油煙を屋外へ排出するレンジフードに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭において調理する機会が多くなり、調理時に発生し上昇する油煙を屋外に排出するレンジフードの普及に伴い、より捕集性および掃除性効果の高いレンジフードに対する要求が高まってきている。
【0003】
従来、この種のレンジフードとして図45および図46に示すものが知られていた。
【0004】
以下、その構成について図45および図46を参照しながら説明する。
【0005】
図に示すように、側面形状が略逆L字状をしたフード本体101の前方に設けた開口部102の下半分に案内板103を設け、案内板103の上端とフード本体101の天板101aにわたりフィルター104を設け、フィルター104および案内板103で囲まれたフード本体101内に送風機105を内蔵し、案内板103の前方にはフィルター104の風上側に連通する吸込口106を上部側と両側部に形成する遮へい板107を傾斜し着脱自在に設けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のレンジフードでは、レンジ(図示せず)上で調理時に発生した油煙が上昇すると、油煙が遮へい板107に衝突したのち、両側部と上部側に形成された吸込口106に吸込まれることとなるが、両側部に形成される吸込口106は傾斜して設けられている遮へい板107の両側部に設けられているため、油煙の発生量が多いときには、傾斜した遮へい板107に沿いほとんどが急上昇するため、両側部からの吸込量が少なくなり、上昇した油煙の流速が上部側からの吸込流速より大きいので、フード本体101外に油煙が拡散され捕集が十分できないという課題があった。
【0007】
また、油煙により目詰りしたフィルター104を掃除するときには、形状の大きな遮へい板107を取り外したのち、高所位置に設けられるフィルター104を取り外し掃除しなければならないので掃除性が悪いという課題があった。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するもので、調理時に発生する油煙の捕集性の効果を高めることができ、また、掃除性の効果を高めることのできるレンジフードを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のレンジフードにおいては、前面に開口を設け、上面等に排気口を形成した箱状で内部に送風機および送風機の吸込口を設けた本体と、この本体の上部から前方に突出して前記開口の上方を覆うトップフードと、このトップフードの下方の前端部および両側端部との間に隙間を設けて本体吸込口を形成するように設けられる整流板と、前記本体吸込口と送風機の吸込口間に形成される通風路に配設されるフィルターとを備え、前記本体吸込口を形成するトップフードと整流板のうち少なくとも整流板に斜め上方の内側に向かうガイド壁を形成したものである。
【0010】
この本発明によれば、調理時に発生する油煙の捕集性の効果を高めることができるレンジフードを提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、前面に開口を設け、上面等に排気口を形成した箱状で内部に送風機および送風機の吸込口を設けた本体と、この本体の上部から前方に突出して前記開口の上方を覆うトップフードと、このトップフードの下方の前端部および両側端部との間に隙間を設けて本体吸込口を形成するように設けられる整流板と、前記本体吸込口と送風機の吸込口間に形成される通風路に配設されるフィルターとを備え、前記本体吸込口を形成するトップフードと整流板のうち少なくとも整流板に形成し斜め上方の内側に向かうガイド壁と、前記送風機の吸込口の前方に、前記本体の下面から前記整流板に向かい上方が前方に突出するように傾斜したフロントパネルとを設けたものであり、調理時に発生し上昇する油煙は、衝突し拡散されることなくフロントパネルに沿い整流板に案内されて、整流板に沿いゆるやかに流れ、本体吸込口を形成するトップフードと整流板に斜め上方の内側に向かうガイド壁によりトップフード内に速やかに吸い込まれ、集煙されることとなり、捕集性の効果を高めることができるという作用を有する。
【0012】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図44を参照しながら説明する。
【0013】
(実施の形態1)
図1に示すように、前面に開口1を設け、上面等に排気口2を形成した箱状で内部に送風機3および送風機の吸込口4を形成した板材5を設け本体6を形成し、本体6の上部から前方に突出して開口1の上方を覆うトップフード7を設け、トップフード7の下方の前端部および両側端部との間に隙間を設けて開口1と連通する本体吸込口8を形成するように整流板9を設け、本体吸込口8と送風機の吸込口4との間に形成される通風路10にフィルター11を設け、排気口2には外気の侵入を防止するシャッター12を設ける。
【0014】
そして、本体吸込口8を形成するトップフード7と整流板9それぞれに斜め上方の内側に向かうガイド壁13と14を形成し、レンジ(図示せず)の上方位置に設けられるように壁部15に取り付け構成する。
【0015】
上記構成において、調理時にレンジ側から発生した油煙は上昇し、整流板9の下面に衝突したのち、整流板9に沿い流れ整流板9の前端部と両側端部とトップフード7との間に形成される本体吸込口8に吸い込まれる。このとき、本体吸込口8を形成するトップフード7と整流板9に設けたガイド壁13と14によりトップフード7内部に向かう吸込気流が発生し、本体吸込口8の内部に向かう気流の流速が大きくなって速やかに油煙がトップフード7内に吸い込まれ、開口1を通り通風路10に設けたフィルター11により油塵が吸着除去されたのち、送風機の吸込口4より送風機3に吸い込まれ排気口2より屋外に排出される。
【0016】
このように本発明の実施の形態1のレンジフードによれば、本体吸込口8を形成するトップフード7と整流板9それぞれに斜め上方の内側に向かうガイド壁13と14を形成したので、本体吸込口8の吸込流速が大きくなり、調理時に発生し、上昇して整流板9に衝突した油煙が速やかに本体吸込口8よりトップフード7内には吸い込まれることとなり、トップフード7の外方に拡散する油煙を無くすようにして集煙性の効果を高めることができることとなる。
【0017】
(実施の形態2)
図2に示すように、送風機の吸込口4の前方に、本体6Aの下面から整流板9に向かい上方が前方に突出するように傾斜したフロントパネル16を設けた構成とする。
【0018】
上記構成において、調理時に発生した油煙は上昇し、傾斜したフロントパネル16により案内されて整流板9の下面に送られ本体吸込口8よりトップフード7内に吸い込まれ、フィルター11により油塵が吸着除去されたのち、送風機の吸込口4に吸い込まれ排出されることとなる。
【0019】
このように本発明の実施の形態2のレンジフードによれば、送風機の吸込口4の前方に本体6Aの下面から整流板9に向かい上方が前方に突出するように傾斜したフロントパネル16を設けたので、上昇してきた油煙は衝突し拡散されることなく、フロントパネル16に沿い整流板9に案内されることとなり、油煙が本体6A外に拡散されるのが防止され集煙効果を高めることができる。
【0020】
(実施の形態3)
図3に示すように、フロントパネル16Aと整流板9Aとの間に副吸込口17を形成し、副吸込口17の風下側にフィルター11Aを前方側が低く、後方側が高くなるように設け、副吸込口17を形成する整流板9Aの後端部がフィルター11Aのパンチング穴の前方側一部を覆うようにフィルター11Aの後方側へ向けて突出した突出片18を設けた構成とする。
【0021】
上記構成において、調理時に発生した油煙は上昇し、傾斜したフロントパネル16Aにより整流板9A側に案内される。このとき、フロントパネル16Aと整流板9A間に形成される副吸込口17に油煙の一部が吸い込まれ、量が減少された状態の油煙が整流板9Aの下面に送られることとなり、整流板9Aの下面に送られた油煙は本体吸込口8よりトップフード7内に吸い込まれ、副吸込口17に吸い込まれた油煙とともに、フィルター11Aにより油塵が吸着除去される。
【0022】
そして、フィルター11Aは副吸込口17の風下側において、前方側が低く、後方側が高くなるように傾斜して設けられていることにより、フィルター11Aに付着した油塵は、フィルター11Aの風下側の裏面に回り込み、低くなっているフィルター11Aの前方側に下降してフロントパネル16Aの内面に滴下することになるので、フィルター11Aの目詰りが緩和され、トップフード7内に吸い込まれた油煙がスムーズに流れ、フィルター11Aで効率良く油塵の吸着除去ができる。
【0023】
また、整流板9Aの後端部がフィルター11Aのパンチング穴の前方側一部を覆うようにフィルター11Aの後方側へ向けて突出した突出片18を設けているため、副吸込口17に吸い込まれる油煙は、突出片18とフィルター11Aによりフィルター11A上面に向かう斜め上方の気流の発生によってフィルター11Aの後方側に送られ、トップフード7側に吸い込まれた油煙との衝突が緩和され、フィルター11Aの全面において油煙の吸入ができる。
【0024】
このように本発明の実施の形態3のレンジフードによればフロントパネル16Aと整流板9Aとの間に副吸込口17を形成したので、調理時に発生した油煙の一部は副吸込口により吸い込み除去され、残りの油煙が本体吸込口8より吸い込まれることとなり、油煙がトップフード7外に拡散するのが防止され集煙効果が高められる。
【0025】
また、副吸込口17の風下側にフィルターを前方側が低く後方側が高くなるように配設したので、フィルター11Aの目詰りが緩和され、フィルター11Aで油煙を効率良く吸入して集煙効果が高められる。
【0026】
また、副吸込口17を形成する整流板9Aの後端部がフィルター11Aのパンチング穴の前方側一部を覆うようにフィルター11Aの後方側へ向けて突出した突出片18を設けたので、副吸込口17より吸い込まれた油煙がフィルター11Aの後方側に送られることとなり、フィルター11Aの全面において油煙が効率良く吸入され集煙効果が高められる。
【0027】
(実施の形態4)
図4および図5に示すように、本体吸込口8Aを形成するトップフード7Aと整流板9Bそれぞれに設けられるガイド壁13Aと14Aを平行状態で、トップフード7Aの下端部19と整流板9Bの先端部20をガイド壁13Aと14Aの直角線21上で揃える。
【0028】
そして、整流板9Bの下面と整流板9Bに設けられるガイド壁14Aとの間をR面22形状とした構成とする。
【0029】
上記構成において、油煙が本体吸込口8Aに吸い込まれるときには、本体吸込口8Aを形成するガイド壁13Aと14Aが平行でトップフード7Aの下端部19に対し、整流板9Bの先端部20が直角線21上で揃えられているため、トップフード7Aの下端部19より内側に整流板9Bの先端部20が位置することとなり、整流板9Bの下面に沿い流れる油煙は、整流板9Bの先端部20より斜め上方へ向けて本体吸込口8Aに吸い込まれることとなり、トップフード7Aの下端部19より外方に拡散されることがなくなるとともに、ガイド壁13Aと14Aが平行であるため、本体吸込口8Aの吸気流速が一定状態でトップフード7Aに吸い込まれることになる。
【0030】
また、整流板9Bの下面と整流板9Bに設けられるガイド壁14Aとの間をR面22形状としているため、巻き込み角度がR面22形状を設けていないものに比較して大きく滑らかな吸込気流が形成されることとなり、整流板9Bの下面に送られてきた油煙がR面22に沿い流れる滑らかな吸込気流によりスムーズに本体吸込口8Aに吸い込まれる。
【0031】
このように本発明の実施の形態4のレンジフードによれば、本体吸込口8Aを形成するように設けられたガイド壁13Aと14Aを平行状態でトップフード7Aの下端部19と整流板9Bの先端部20をガイド壁13Aと14Aの直角線21上で揃えたので、油煙は整流板9Bの先端部20より斜め上方へ向けて本体吸込口8Aに吸い込まれることとなり、トップフード7A外に拡散するのが防止され集煙効果が高められるとともに、本体吸込口8Aの吸気流速の均一化が図れる。
【0032】
また、整流板9Bの下面とガイド壁14Aとの間をR面22形状としたので、滑らかな吸気気流が形成され、本体吸込口8Aに油煙がスムーズに吸い込まれ集煙効果が高められる。
【0033】
(実施の形態5)
図6に示すように、トップフード7Bの天面部を後方側に向かい高くなる傾斜面23で形成した構成とする。
【0034】
上記構成において、整流板9Bの下面に送られてきた油煙は、本体吸込口8Aよりトップフード7B内に吸い込まれる。このとき、トップフード7Bの内部は後方側に向かい広がる形状となっているため、整流板9Bの前方側の先端部20近傍からの吸込風量も増加するとともに、吸い込まれた油煙もトップフード7B内をスムーズに流れ排出されることとなる。
【0035】
このように本発明の実施の形態5のレンジフードによれば、トップフード7Bの天面部を後方側に向かい高くなる傾斜面で形成したので、トップフード7B内部の前方側から後方側に向かい気流が流れやすくなり、本体吸込口8Aより吸い込まれた油煙がスムーズに排出されることとなり集煙効果が高められる。
【0036】
(実施の形態6)
図7に示すように、フロントパネル16Bの両側にスリット状に開口したパネル吸込口24を設け、パネル吸込口24に対応し、本体側板25との間に負圧空間26が形成されるように仕切板27を設けた構成とする。
【0037】
上記構成において、送風機3が運転されると、本体側板25と仕切板27により形成されている空間内部は、上方部が開口されていることにより徐々に負圧状態となる負圧空間26が形成されフロントパネル16Bに設けたパネル吸込口24に、調理時に発生し、フロントパネル16Bの両側近傍に向かい上昇してきた油煙が吸い込まれて排出される。
【0038】
このように本発明の実施の形態6のレンジフードによれば、フロントパネル16Bの両側にパネル吸込口24を設け、パネル吸込口24に対応し本体側板25との間に負圧空間26が形成されるように仕切板27を設けたので、フロントパネル16Bの側方に拡散しようとする油煙がパネル吸込口24に吸い込まれることとなり集煙効果が高められる。
【0039】
(実施の形態7)
図8〜図10に示すように、前面に開口1を設け、上面等に排気口2を形成し内部に送風機3および送風機の吸込口4を形成した板材5を設け箱状の本体6Aを形成し、本体6Aの上部から前方に突出して開口1の上方を覆うトップフード7を設け、トップフード7の下方の前端部および両側端部との間に隙間を設け、開口1と連通する本体吸込口8を形成するように整流板9Cを設け、整流板9Cとトップフード7に斜め上方の内側に向かうガイド壁13と14を設け、送風機の吸込口4の前方に本体6Aの下面から整流板9Cに向かい上方が前方に突出するように傾斜して設けられるフロントパネル16Cを設け、フロントパネル16Cと整流板9C間にフィルター出入口28を設け、本体吸込口8と送風機の吸込口4間に形成される通風路10に設けられるフィルター11Bを、フィルター11Bの前方側をフィルター出入口28の位置に設け、後方側をフィルター出入口28より高い位置となるように斜めに本体6A内に配設されるように設け、フィルター11Bは金属板に多数のパンチング孔を設けて形成し、フィルター11Bにはフィルター出入口28より出入自在とする取手29を設け、フィルター11Bをフィルター出入口28より本体6A内に挿入したときに、取手29が挿入され係合される係合部30をフロントパネル16Cの上端部を折り曲げ形成したフィルター11Bの保持部31に設け構成する。
【0040】
上記構成において、調理時に発生した油煙は上昇し、傾斜したフロントパネル16Cにより案内されて整流板9Cの下面に送られ本体吸込口8よりトップフード7内に吸い込まれフィルター11Bにより油塵が吸着除去されたのち排出される。このとき、フィルター11Bは前方側を低く後方側が高くなるように傾斜していることにより、フィルター11Bに吸着された油塵は下方側となる前方に流れフロントパネル16C内に滴下しフロントパネル16Cの下方に捕集されることとなる。
【0041】
そして、フィルター11Bの汚染度が高まり、フィルター11Bを掃除するときには、フィルター11Bを取手29を介して保持部31より離脱し、フィルター出入口28より容易に引出して洗浄することにより掃除をすることができる。
【0042】
また、掃除後フィルター11Bをフィルター出入口28に挿入したときには、フィルター11Bに設けた取手29をフロントパネル16Cに設けた係合部30に係合しフィルター11Bの前端部を保持部31で保持させることによりフィルター11Bを装着することができる。
【0043】
このように本発明の実施の形態7のレンジフードによれば本体吸込口8と送風機の吸込口4間に形成される通風路10に設けられるフィルター11Bを、フィルター11Bの前方側をフロントパネル16Cと整流板9C間に設けられるフィルター出入口28の位置に設け、後方側をフィルター出入口28より高い位置となるように斜めに本体6A内に配設したので、フィルター11Bに吸着された油塵はフィルター11Bの前方側に下降し、前方側に設けられるフロントパネル16Cに捕集することができ、フィルター11Bに吸着された油塵が本体6Aの内方側に向かい移動し、掃除の行いにくい本体6A内部に滴下し付着することが防止され掃除性の効果を高めることができる。
【0044】
また、本体6A内に収納されるフィルター11Bをフィルター出入口28より出入自在としたので、フィルター11Bの掃除を容易にすることができる。
【0045】
また、フィルター11Bに取手29を設け、取手29をフロントパネル16Cに設けた係合部30に係合し、フィルター11Bを保持部31により保持する構成としたので、フィルター11Bの係脱が容易になり、掃除時の作業性が良くなるとともに、フィルターが所定位置に確実に保持され、油煙の洩れによる本体6A内部の汚染が防止できる。
【0046】
(実施の形態8)
図11および図12に示すように、フィルター11Cに設けられる取手29Aに、フィルター11Cを形成するため金属板に設けられた多数のパンチング孔と同様のパンチング孔を設け、フィルター11Cの汚染度を検出する検出手段32を設ける。
【0047】
上記構成において、調理時に発生した油煙はフロントパネル16Cに沿い上昇し、本体吸込口8Aに吸い込まれる。このとき、フロントパネル16Cに沿い上昇した油煙の一部はフィルター出入口28より露出している取手29Aに接触することとなり、フィルター11Cを形成するパンチング孔と同様のパンチング孔により形成した検出手段32も徐々にパンチング孔の目詰りが生じ変化することとなり、取手29Aに設けた検出手段32によりフィルター11Cの目詰り状態を判断することができる。
【0048】
このように本発明の実施の形態8のレンジフードによれば、フィルター11Cに設けられる取手29Aにフィルター11Cの汚染度を検出する検出手段32を設けたので、調理時に発生する油煙の一部が常にフィルター11Cに設けた取手29Aに接触し、取手29Aに設けた検出手段32によりフィルター11Cの汚染度が検出されることとなり、本体6A内部に収納され、外部からは見ることができないフィルター11Cの汚染度合を知ることができ、フィルター11Cの掃除時期を逃すことがなくなって、フィルター11Cの掃除を的確に行うことができるとともに、フィルター11Cによる油塵の吸着効率の低下を防止できる。
【0049】
なお、実施の形態8では、検出手段32をパンチング孔により形成したが油煙が接触することにより徐々に色が変化するものでも良く、要はフィルター11Cの汚染度合が外部から検出できるものであれば良いことはいうまでもない。
【0050】
(実施の形態9)
図13に示すように、フロントパネル16Dの両側にパネル吸込口24Aを設け、パネル吸込口24Aに連通する通路33を、本体側板25Aとの間に形成するように仕切板27Aを設け、仕切板27Aによってフィルター11Dの上流側34と下流側35を仕切り、フィルター11Dの上流側34を通路33に連通する構成とする。
【0051】
上記構成において、レンジフードが運転されると送風機の吸込口4にフィルター11Dの下流側35の空気が吸い込まれる。このとき、仕切板27Aによりフィルター11Dの上流側34と下流側35が仕切られているため、上流側34の空気はフィルター11Dを介して下流側35に吸い込まれることとなり、上流側34は通路33を介してパネル吸込口24Aに連通することとなり、パネル吸込口24Aより吸い込まれた油煙はフィルター11Dに油塵が吸着除去されたのち、送風機の吸込口4に吸い込まれ排出されることとなる。
【0052】
このように本発明の実施の形態9のレンジフードによれば、パネル吸込口24Aに連通する通路33を、本体側板25Aとの間に形成するように仕切板27Aを設け、仕切板27Aによってフィルター11Dの上流側34と下流側35を仕切り、フィルター11Dの上流側34を通路33に連通したので、パネル吸込口24Aに吸い込まれる油煙は必ずフィルター11Dを通り油塵が吸着除去されることとなり、パネル吸込口24Aから吸い込まれた油煙がそのまま本体6A内に入ることがなくなり、本体6A内が油煙により汚染されるのが防止できる。
【0053】
(実施の形態10)
図14〜図16に示すように、トップフード7Cの下方に設けられる整流板9Dの後方側端部36の両側にほぼT字状溝37を切欠き形成した支持金具38を設け、整流板9Dの後方側端部36が対応する部分の本体側板25Bに支持金具38のT字状溝37に係合するピン39を設け、ピン39とT字状溝37を有した支持金具38により支持手段40を形成した構成とする。
【0054】
上記構成において、整流板9Dを本体6Aに取り付けるときには、本体側板25Bに設けたピン39に支持金具38のT字状溝37の切欠部分を合わせピン39に嵌挿させ、T字状溝37の奥側がピン39に係合するよう整流板9Dを操作し、整流板9Dがトップフード7Cの下面側に対向するようにピン39を支点に回動したとき端部が取付面に当接し、整流板9Dはピン39とT字状溝37を有した支持金具38による支持手段40により本体6Aに支持され取り付けられる。
【0055】
そして、整流板9Dおよびトップフード7Cを掃除するときには、整流板9Dを操作して本体側板25Bに設けたピン39がT字状溝37に係合している位置をずらし、整流板9Dをピン39を支点に回動して整流板9Dの前端部を下方側に下げ整流板9Dの内部およびトップフード7Cの内部を露出させ掃除をすることができる。また、整流板9D内に付着した油塵は、整流板9Dの前端部を下方側に下げた状態においてガイド壁14が油受けの役割をするので油塵がこぼれ落ちることはない。
【0056】
また、整流板9Dを取り外し掃除する必要のあるときには、整流板9Dに設けた支持金具38に形成したT字状溝37の切欠部分を本体側板25Bに設けたピン39に合わせることにより整流板9Dを取り外し掃除することができる。
【0057】
このように本発明の実施の形態10のレンジフードによれば、整流板9Dの後方側端部36を支持手段40を介して本体6Aに回動自在で着脱自在に設けたので、整流板9Dが支持手段40を介して容易に着脱することができ、トップフード7Cの内部の掃除もでき、掃除性の効果が高まる。
【0058】
(実施の形態11)
図17〜図19に示すように、送風機の吸込口4Aの前方に設けられるフロントパネル16Eの側面下方部41にT字状溝42を切欠き形成し、フロントパネル16Eの側面下方部41が対応する本体側板25CにT字状溝42に係合するピン43を設け、ピン43とT字状溝42により支持手段44を形成した構成とする。
【0059】
上記構成において、フロントパネル16Eを本体6Aに取り付けるときには、本体側板25Cに設けたピン43にフロントパネル16Eの側面下方部41に設けたT字状溝42の切欠部分を合わせピン43に嵌挿させ、T字状溝42の奥側がピン43に係合するようフロントパネル16Eを操作し、フロントパネル16Eが本体6Aの送風機の吸込口4Aに対向するようにピン43を支点に回動したとき、フロントパネル16Eの両側端部および下端部が本体6Aの取付面に当接し、フロントパネル16Eはピン43とT字状溝42による支持手段44により本体6Aに支持され取り付けられる。
【0060】
そして、フロントパネル16Eを掃除するときには、フロントパネル16Eを操作して本体側板25Cに設けたピン43がT字状溝42に係合している位置をずらし、フロントパネル16Eをピン43を支点に下方に回動する。このとき、フロントパネル16E内に付着した油塵は、フロントパネル16Eの前端部45を下方側に下げた状態において、この前端部45が油受けの役割をするので油塵がこぼれ落ちることはない。そして、T字状溝42の切欠部分をピン43に合わせることによりフロントパネル16Eを取り外して掃除することができる。このとき、本体6A内に送風機の吸込口4Aを形成するために設けられている板材5Aも露出されるので掃除をすることができる。
【0061】
このように本発明の実施の形態11のレンジフードによれば、フロントパネル16Eの下方部を支持手段44を介して本体6Aに回動自在で着脱自在に設けたので、フロントパネル16Eが支持手段44を介して容易に着脱することができ、送風機の吸込口4Aを形成する板材5Aもともに掃除することができ、掃除性の効果が高まる。
【0062】
(実施の形態12)
図20〜図22に示すように、天板45と両方の側板46により角ばったほぼ逆U字状に形成され、両方の側板46により前方側に支持される支持軸47を一端に設けた支持金具48と、この支持金具48の支持軸47に係合するカール状の引掛け部49を先端に有し、天板45の下面に摺動自在な摺動板50を設けた開閉金具51とにより支持開閉手段52を形成し、送風機吸込口4Bの前方に設けられるフロントパネル16Fの前方端部53に支持金具48を支持軸47が前方に配設されるように設け、本体6Bと分離したトップフード7Dの下方に設けられる整流板9Eの後方端部54に摺動板50が後方側に露出するように開閉金具51を取り付け構成する。
【0063】
上記構成において、整流板9Eを本体6B側に取り付けるときには、整流板9Eをフロントパネル16F側に倒した状態で、整流板9Eに設けた開閉金具51の摺動板50の端部に設けた引掛け部49をフロントパネル16Fの前方端部53に設けた支持金具48の支持軸47に係合し、整流板9Eをトップフード7D側に起こし、摺動板50を支持金具48の天板45の下方に挿入し、摺動板50を天板45の下面と支持軸47で支えるように支持金具48で支持し整流板9Eを本体6Bに取り付ける。
【0064】
また、掃除時等において、整流板9Eを取り外すときには、整流板9Eを前方に移動し、開閉金具51の摺動板50を前方に引き出し、摺動板50に設けた引掛け部49が支持軸47に係合した時点で、整流板9Eをフロントパネル16F側に移動し、上方に持ち上げることにより支持軸47より引掛け部49が離脱して整流板9Eを取り外すことができる。
【0065】
このように本発明の実施の形態12のレンジフードによれば、天板45と両方の側板46により形成され一端に支持軸47を設けた支持金具48と、支持軸47に係合する引掛け部49を有し、天板45の下面に摺動自在に摺動板50を設けた開閉金具51とにより支持開閉手段52を形成し、整流板9Eを取り付けているので、整流板9Eの着脱を容易に行うことができ、掃除性が向上する。
【0066】
(実施の形態13)
図23および図24に示すように、支持金具48Aの側板46Aの一部を内側に向かい切り起こし、天板45Aの下方に摺動される開閉金具51の摺動板50の下面を摺動自在に支持する爪55を設ける。
【0067】
上記構成において、開閉金具51の摺動板50は、支持金具48Aの天板45Aと爪55間に摺動自在に支持され、開閉金具51を介して整流板(図示せず)が安定した状態で確実に支持できる。
【0068】
このように本発明の実施の形態13のレンジフードによれば、支持金具48Aの天板45Aの下方に開閉金具51の摺動板50を摺動自在に支持する爪55を設けたので、整流板に取り付けられた開閉金具51の摺動板50が支持金具48Aの天板45Aと爪55間に支持され、整流板の着脱時の前後移動をスムーズに行うことができるとともに、摺動板50の上下方向の支持が強固となり、整流板を安定した状態に取り付けることができる。
【0069】
(実施の形態14)
図25および図26に示すように、開閉金具51Aに設けた摺動板50Aの引掛け部49より距離を隔てた摺動端位置に、支持金具48に設けた支持軸47が当接する当接部56を設け、当接部56が支持軸47に当接したときに、支持軸47に係合し保持される板ばね57を介在させ、整流板9Eに設けられた固定台座58に開閉金具51Aを取り付け構成する。
【0070】
上記構成において、整流板9Eを取り付けるために整流板9Eを移動すると、整流板9Eに設けた開閉金具51Aの摺動板50Aがフロントパネル(図示せず)の前方端部に設けた支持金具48に摺動して移動し、摺動板50Aに設けた当接部56が支持金具48の支持軸47に当接したとき、開閉金具51Aに設けた板ばね57が支持軸47に係合し、板ばね57を介して開閉金具51Aが支持金具48に保持され、開閉金具51Aを設けた整流板9Eが取り付けられる。
【0071】
このように本発明の実施の形態14のレンジフードによれば、摺動板50Aに引掛け部49より距離を隔てて支持金具48の支持軸47に当接する当接部56を設け、支持軸47に当接部56が当接したときに、支持軸47に係合する板ばね57を開閉金具51Aに設けたので、整流板9Eの取付時に、整流板9Eを移動し整流板9Eが取り付けられる状態となり、支持金具48の支持軸47に開閉金具51Aの当接部56が当接すると支持軸47が当接部56と板ばね57により保持されて整流板9Eの抜け止めとなるとともに、整流板9Eが正確に装着されたことを知る装着感を得ることができる。
【0072】
(実施の形態15)
図27〜図29に示すように、支持金具48Bの天板45Bの端部59と支持軸47間の間隔Aを、整流板9Eをフロントパネル16F側に開放し、支持金具48Bの天板45Bと開閉金具51が鋭角状になったときに、開閉金具51に設けた引掛け部49が離脱できるように、天板45Bの端部59を開閉金具51が鋭角状態以外の状態では引掛け部49の端部が重合するように、形成して構成する。
【0073】
上記構成において、掃除時等で整流板9Eを取り外すときに、整流板9Eに設けた開閉金具51のカール状の引掛け部49を支持金具48Bに設けた支持軸47に係合して回動するとき、支持金具48Bの天板45Bに対し開閉金具51が鋭角状に傾かないと開閉金具51が支持金具48Bより離脱できなく、整流板9Eが垂直状態に下げられているときには、開閉金具51の引掛け部49が、支持金具48Bに設けられた天板45Bの端部59に重合し、端部59が邪魔となり上方に向け支持軸47より引掛け部49を離脱することができない状態となる。
【0074】
このように本発明の実施の形態15のレンジフードによれば、支持金具48Bの天板45Bの端部59と支持軸47間の間隔Aを、整流板9Eをフロントパネル16F側に傾けたときに、開閉金具51に設けた引掛け部49が支持軸47より離脱できるように形成したので、掃除時等において、整流板9Eを取り外すときに手が滑って整流板9Eが垂直状態となっても、整流板9Eに設けた開閉金具51が支持金具48Bより離脱し、整流板9Eが落下するのを防止することができる。
【0075】
(実施の形態16)
図30および図31に示すように、本体6Cの本体天面60の前方端部に上方が開口したU字形溝61を設け、本体6Cの前方端部に結合されるトップフード7Eに、本体6Cに設けたU字形溝61に係合するU字状の折り曲げ部62および、本体6Cに結合するフランジ63を設け構成する。
【0076】
上記構成において、本体6Cにトップフード7Eを結合するときには、本体6Cの本体天面60に設けたU字形溝61に、トップフード7Eに設けた折り曲げ部62を係合し、トップフード7Eに設けたフランジ63を本体6Cにねじ等により結合する。
【0077】
このように本発明の実施の形態16のレンジフードによれば、本体6Cの本体天面60の前方端部に上方に開口したU字状溝61を設け、本体6Cの前方端部に結合されるトップフード7Eに、本体6Cに設けたU字状溝61に係合する折り曲げ部62を設けたので、本体6Cとトップフード7E間に隙間が生じることがなくなり、風漏れが防止できるとともに、上下方向のがたつきを防止することができる。
【0078】
(実施の形態17)
図32〜図36に示すように、本体6D内に設けられる送風機3の前方の送風機吸込口4D以外を覆うように本体側前パネル64を設け、送風機3の下方側を覆う本体側下パネル65を設け、本体側前パネル64と本体側下パネル65のつなぎ目に前方斜め上方に突出した突出部66を設け、突出部66と本体側下パネル65に油流出用の開口67を設け、開口67より滴下する油滴68を受ける油受け69をフロントパネル16Gより出し入れ自在に設ける。
【0079】
また、フロントパネル16Gの内面に、フロントパネル16Gの内面を伝って下降する油滴68を突出部66の上面に誘導する油誘導部70を設け構成する。
【0080】
上記構成において、本体6D内に設けた本体側前パネル64に付着した油滴68が下降すると突出部66に設けた開口67より、本体側下パネル65に滴下し、本体側下パネル65の開口67より、油受け69内に滴下して回収される。
【0081】
また、フロントパネル16Gの内面に伝って下降する油滴68はフロントパネル16Gの内面に設けた油誘導部70により突出部66上に誘導され、本体側前パネル64に付着した油滴68とともに油受け69に回収される。
【0082】
このように本発明の実施の形態17のレンジフードによれば、本体6D内の送風機の吸込口4B以外を覆う本体側前パネル64と送風機3の下側を覆う本体側下パネル65のつなぎ目に設けられる前方斜め上方に突出する突出部66と、本体側下パネル65に油流出用の開口67とを設け、開口67より滴下する油滴68を受ける油受け69を設けたので、本体側前パネル64に付着した油滴68を油受け69に回収することができるとともに、本体側前パネル64と本体側下パネル65により送風機3部分が覆われるので、送風機3部分の汚染するのが防止できる。
【0083】
また、フロントパネル16Gの内面に突出部66の上面に油滴68を誘導する油誘導部70を設けたので、フロントパネル16Gの内面に付着した油滴68を油誘導部70により突出部66の上面に誘導し、油受け69に回収することができる。
【0084】
(実施の形態18)
図37〜図39に示すように、ほぼL字状で、本体6Eの下部の壁面側に当接する固定部71と、固定部71の下端前方に延びる突部72と、突部72に本体6Eを保持するために上方に向け設けられる係合部73とを設け、突部72の左右端部に本体6Eの形状に合致させる曲げ部74を設けた本体固定用掛け金具75を用いて本体6Eの下方部を支持するように壁面76に設ける。
【0085】
また、本体6Eの上部に設けられ、本体6Eの上部を壁面76に固定するL字状で壁面側の固定用孔77を上部が小さく、下部が大きいだるま状に形成した吊り金具78を用いて本体6Eの上部を取り付けるように構成する。
【0086】
上記構成において、本体6Eを壁面76に取り付けるときには、本体6Eの下方部を支持する本体固定用掛け金具75の固定部71を壁面76に取り付け、本体6Eの下方部を本体固定用掛け金具71の係合部73に係合して本体6Eを支持することができる。
【0087】
また、本体6Eの上部に設けた吊り金具78のだるま状の固定用孔77の上部側の小さい孔側にねじ77を挿入して螺合し取り付ける。
【0088】
そして、本体6Eを壁面76より取り外すときには、ねじ79をゆるめ本体6Eを上方に持ち上げることにより、壁面76に取り付けられたねじ79が固定用孔77の下部の大きな孔側に合致し、ねじ79より吊り金具78を離脱し、本体固定用掛け金具75より本体6Eの下方部を抜き去ることにより本体6Eを壁面76より取り外すことができる。
【0089】
このように本発明の実施の形態18のレンジフードによれば、ほぼL字状で、本体6Eの下部の壁面側に当接する固定部71の下端前方に延びる突部72に、本体6Eを保持するために上方に向け設けられる係合部73を設け、突部72の左右端部に、本体6Eの形状に合致する曲げ部74を設けた本体固定用掛け金具75を用いたので、壁面76に取り付ける本体6Eの下方部を支持することができ、本体6Eの下方部を支持した状態で、本体6Eの上部側を壁面76に取り付けることが可能となり、一人でも本体6Eの取り付け施工を容易に行うことができる。
【0090】
また、壁面76に固定するL字状で、壁面側の固定用孔77を、上部が小さく下部が大きいだるま状に形成した吊り金具78を用いて、本体6Eの上部を壁面76に取り付けるので、メンテナンス時等においては、ねじ79をゆるめ本体6Eを上に持ち上げるだけで、本体6Eの上部の固定が外れるとともに、本体固定用掛け金具75からも同時に取り外すことができ、本体6Eの取り外し作業が容易となる。
【0091】
(実施の形態19)
図40および図41に示すように、本体固定用掛け金具75Aの形状を本体6Eの本体壁面側下端部80の外部形状と同形状に形成し、本体壁面側下端部80に、本体固定用掛け金具75Aが埋設されるように本体固定用金具75Aの板厚に対応する凹部81を形成した構成とする。
【0092】
上記構成において、本体6Eを壁面76に取り付けるときには、壁面76に本体固定用掛け金具75Aを取り付け、本体6Eの本体壁面側端部80に設けた凹部81を本体固定用掛け金具75Aに掛けることにより、本体固定用掛け金具75Aが凹部81内に埋設された状態で本体6Eの下方部は支持され、一方、本体6Eの上方部は吊り金具78により壁面76に取り付けられる。
【0093】
このように本発明の実施の形態19のレンジフードによれば、本体固定用掛け金具75Aの形状を本体6Eの本体壁面側下端部80の外部形状と同形状に形成し、本体壁面側下端部80に本体固定用掛け金具75Aが埋設される凹部81を形成したので、壁面76に取り付けた本体固定用掛け金具75Aに、本体6Eの本体壁面側下端部に設けた凹部81を係合することにより、本体6Eが支持されるとともに、本体固定用掛け金具75Aが凹部81内に埋設されることにより、本体壁面側下端部に露出するねじや開口等が隠され、また、本体固定用掛け金具75Aが本体6Eと面一状に一体化状態となることにより、体裁も良くなりインテリア性を高めることができる。
【0094】
(実施の形態20)
図42に示すように、フロントパネル16Hの下方部を外側に向け膨らむ外側曲面部82で形成した構成とする。
【0095】
上記構成において、コンロ等から発生し上昇した油煙83がフロントパネル16Hの外側曲面部82に衝突すると、油煙83は外側曲面部82に沿い前方側に流れ、フロントパネル16Hの傾斜面に沿い上方に案内されることとなり、フロントパネル16Hの両端側に油煙83が拡散されにくくなり、吸込口(図示せず)に誘導される。
【0096】
このように本発明の実施の形態20のレンジフードによれば、フロントパネル16Hの下方部を外側に膨らむ外側曲面部82により形成したので、コンロ等から上昇した油煙83は外側曲面部82により前方に案内されて吸込口に誘導されることとなり、フロントパネル16Hの両側に油煙83が拡散するのが防止でき、油煙83の捕集効率を高めることができる。
【0097】
(実施の形態21)
図43および図44に示すように、フロントパネル16Iの上方部を内側に膨らむ内側曲面部84で形成した構成とする。
【0098】
上記構成において、コンロ等から上昇した油煙が外側曲面部82により前方側に案内されたのち、傾斜面が立つように形成される内側曲面部84により、油煙は上昇力が高まりながら内側曲面部84に沿い上昇し、整流板9Eとトップフード7D間に形成された本体吸込口8Bに誘導される。
【0099】
このように本発明の実施の形態21のレンジフードによれば、フロントパネル16Iの上方部を内側に膨らむ内側曲面部84で形成したので、フロントパネル16Iに沿い上昇した油煙は、傾斜面が立つように形成された内側曲面部84により、油煙の上昇力が高まり、フロントパネル16Iの両側に油煙が拡散するのが防止されるとともに、スムーズに本体吸込口8Bに誘導され油煙の捕集効率を高めることができる。
【0100】
【発明の効果】
以上の実施の形態から明らかなように、本発明によれば前面に開口を設け、上面等に排気口を形成した箱状で内部に送風機および送風機の吸込口を設けた本体と、この本体の上部から前方に突出して前記開口の上方を覆うトップフードと、このトップフードの下方の前端部および両側端部との間に隙間を設け、本体吸込口を形成するように設けられる整流板と、前記本体吸込口と送風機の吸込口間に形成される通風路に配設されるフィルターとを備え、前記本体吸込口を形成するトップフードと整流板のうち少なくとも整流板に形成し斜め上方の内側に向かうガイド壁と、前記送風機の吸込口の前方に、前記本体の下面から前記整流板に向かい上方が前方に突出するように傾斜したフロントパネルとを設けたので、調理時に発生し上昇する油煙は、衝突し拡散されることなくフロントパネルに沿い整流板に案内され、そして、整流板に沿いゆるやかに流れ、ガイド壁によりトップフード内に速やかに吸い込まれ、油煙は本体外に拡散するのが防止され、油煙の捕集性の効果を高めることができるレンジフードを提供できる。
【0102】
また、フロントパネルと整流板との間に副吸込口を形成したので、本体吸込口に吸い込まれる油煙量を少なくして、トップフード外に拡散されるのが防止され油煙の捕集効果が高められる。
【0103】
また、副吸込口の風下側に、フィルターを前方側が低く後方側が高くなるように配設したので、油煙をフィルターで効率良く吸収して集煙効果が高められる。
【0104】
また、副吸込口を形成する整流板の後端部に、フィルターの前方側上方に突出する突出片を形成したので、フィルターにおける油煙の捕集効果が高められる。
【0105】
また、トップフードと整流板に設けられるガイド壁が平行状態で、前記トップフードの下端部と整流板の先端部を前記ガイド壁の直角線上で揃えるので、油煙がトップフード外に拡散するのが防止され集煙効果が高められる。
【0106】
また、整流板の下面と、前記整流板に設けられるガイド壁との間をR面形状としたので、滑らかな吸気気流が形成され、集煙効果が高められる。
【0107】
また、トップフードの天面部を後方側に向かい高くなる傾斜面で形成したので、トップフード内の気流の流れがスムーズとなり集煙効果が高められる。
【0108】
また、フロントパネルの両側にパネル吸込口を設け、このパネル吸込口に対応し本体側板との間に負圧空間が形成されるように仕切板を設けたので、フロントパネル側方に拡散しようとする油煙を捕集することができ、集煙効果が高められる。
【0109】
また、前面に開口を設け上面等に排気口を形成し、内部に送風機および送風機の吸込口を設けた本体と、この本体の上部から前方に突出して前記開口の上方を覆うトップフードと、このトップフードの下方の前端部および両側端部との間に隙間を設け、本体吸込口を形成するように設けられる整流板と、この整流板とトップフードに設けられる斜め上方の内側に向かうガイド壁と、前記送風機の吸込口の前方に前記本体の下面から前記整流板に向かい上方が前方に突出するように傾斜し設けられるフロントパネルと、このフロントパネルと整流板間に形成されるフィルター出入口と、前記本体吸込口と送風機の吸込口間に形成される通風路に配設されるフィルターとを備え、前記フィルターの前方側をフィルター出入口の位置に設け、後方側を前記フィルター出入口より高い位置となるように斜めに配設したので、掃除の行いにくい本体内部に油塵が滴下し付着することが防止され、掃除性の効果を高めることができる。
【0110】
また、本体内に収納されるフィルターをフィルター出入口より出入自在に設けたので、フィルターの掃除性が向上する。
【0111】
また、フィルターに取手を設け、前記取手をフロントパネルに係脱自在に設けたので、フィルターの係脱が容易となり、掃除時の作業性が良くなる。
【0112】
また、フィルターの取手にフィルターの汚染度を検出する検出手段を設けたので、外部から見ることのできないフィルターの汚染度合を知ることができ、フィルターの掃除を的確に行うことができる。
【0113】
また、フロントパネルの両側にパネル吸込口を設け、パネル吸込口に連通する通路を本体側板との間に形成するように仕切板を設け、前記仕切板によってフィルターの上流側と下流側を仕切り、前記フィルターの上流側を前記通路に連通する構成としたので、本体内が油煙により汚染されるのが防止できる。
【0114】
また、整流板の後方側端部を支持手段を介して本体に上下方向に回動自在で着脱自在に設けたので、整流板を簡単に取り外し掃除することができる。
【0115】
また、フロントパネルの下方部を支持手段を介して本体に上下方向に回動自在で着脱自在に設けたので、フロントパネルを簡単に取り外し掃除することができる。
【0116】
また、天板と両側板により角ばったほぼ逆L字状に形成され、前記両側板により支持される支持軸を一端に設けた支持金具と、この支持金具の支持軸に係合するカール状の引掛け部を先端に有し、前記天板下面に摺動自在な摺動板を設けた開閉金具とによりなる支持開閉手段を備え、送風機の吸込口の前方に設けられるフロントパネル前方端部に前記支持金具を設け、本体と分離した整流板の後方端部に前記開閉金具を設け、前記整流板を前記支持開閉手段を介して着脱自在で開閉自在に構成したので、整流板の着脱を容易に行うことができ掃除性が向上する。
【0117】
また、支持金具の天板の下方に開閉金具の摺動板を摺動自在に支持する爪を設けたので、取り付けられた整流板の上下方向の移動が制限され整流板の清掃時などにおける安定感も増すことができる。
【0118】
また、摺動板に引掛け部より距離を隔てて支持金具の支持軸に当接する当接部を設け、前記支持軸に当接部が当接したときに支持軸に係合する板ばねを開閉金具に設けたので、整流板の挿入が完了したことを知らせる装着感が得られるとともに、整流板の抜け止めを行うことができる。
【0119】
また、支持金具の天板の端部と支持軸間の間隔を、整流板をフロントパネル側に開放したときに、開閉金具に設けたカール状の引掛け部が支持軸より離脱できるように形成したので、整流板の着脱時に手が滑っても急に整流板が落下することがなくなる。
【0120】
また、本体天面の前方端部に、上方が開口したU字形溝を設け、前記本体の前方端部に結合されるトップフードに、前記本体のU字形溝に係合する折り曲げ部を設け結合したので、本体とトップフード間の隙間がなくなり風漏れが防止できるとともに、トップフードの上下方向のがたつきも防止できる。
【0121】
また、送風機の前側に吸込口以外を覆うように設ける本体側前パネルと、前記送風機の下方側を覆う本体側下パネルと、前記本体側前パネルと本体側下パネルのつなぎ目に設けられる前方斜め上方に突出した突出部と、この突出部と前記本体側下パネルに設けられる油流出用の開口と、前記開口より滴下する油滴を受ける油受けを設けたので、本体側前パネルに付着した油滴をスムーズに回収することができる。
【0122】
また、フロントパネルの内面に突出部の上面に油滴を誘導する油誘導部を設けたので、フロントパネルの内面に付着した油滴を回収することができる。
【0123】
また、ほぼL字状で、本体下部の壁面側に当接する固定部と、この固定部の下端前方に延びる突部と、この突部に本体を保持するために上方に向け設けられる係合部とを設け、前記突部の左右端部に本体形状に合致させる曲げ部を設けた本体固定用掛け金具を用いたので、一人でも本体を容易に壁面に取り付けることができる。
【0124】
また、本体上部を壁面に固定するL字状で、壁面側の固定用孔を上部が小さく下部が大きいだるま状に形成した吊り金具を用いたので、本体の取り外しが容易にできる。
【0125】
また、本体固定用掛け金具の形状を本体の本体壁面側端部の外部形状と同形状に形成し、本体壁面側下端部に前記本体固定用掛け金具が埋設される凹部を形成したので、本体壁面側端部にねじや開口があっても本体固定用掛け金具によって隠すことができ、また、本体固定用掛け金具が埋設され本体と一体化されることにより、見栄えを良くすることができる。
【0126】
また、フロントパネルの下方部を外側に膨らむ外側曲面部で形成したので、コンロ等から上昇した油煙がフロントパネルの両端側に拡散されるのが防止される。
【0127】
また、フロントパネルの上方部を内側に膨らむ内側曲面部で形成したので、コンロ等から上昇した油煙がフロントパネルの両端側に拡散されるのが防止され、スムーズに本体吸込口に誘導することができ、油煙の捕集効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のレンジフードの構成を示す断面図
【図2】本発明の実施の形態2のレンジフードの構成を示す断面図
【図3】本発明の実施の形態3のレンジフードの構成を示す断面図
【図4】本発明の実施の形態4のレンジフードの本体吸込口部分の構成を示す断面図
【図5】同レンジフードの整流板の構成を示す断面図
【図6】本発明の実施の形態5のレンジフードのトップフードの構成を示す断面図
【図7】本発明の実施の形態6のレンジフードの構成を示す斜視図
【図8】本発明の実施の形態7のレンジフードの構成を示す断面図
【図9】同レンジフードのフィルターを取り付けるときの状態を示す概略斜視図
【図10】同レンジフードのフィルターを保持した状態を示す概略斜視図
【図11】本発明の実施の形態8のレンジフードの構成を示す断面図
【図12】同レンジフードのフィルターの概略正面図
【図13】本発明の実施の形態9のレンジフードのパネル吸込口近傍の構成を示す拡大斜視図
【図14】本発明の実施の形態10のレンジフードの運転時の状態を示す斜視図
【図15】同レンジフードの整流板の着脱時の状態を示す斜視図
【図16】同レンジフードの整流板を支持する支持手段の構成を示す概略斜視図
【図17】本発明の実施の形態11のレンジフードの運転時の状態を示す斜視図
【図18】同レンジフードのフロントパネルの着脱時の状態を示す斜視図
【図19】同レンジフードのフロントパネルを支持する支持手段の構成を示す概略斜視図
【図20】本発明の実施の形態12のレンジフードの整流板の支持開閉手段を示す分解斜視図
【図21】同レンジフードの整流板の着脱時の状態を示す断面図
【図22】同レンジフードの整流板を開放した状態を示す斜視図
【図23】本発明の実施の形態13のレンジフードの支持金具の斜視図
【図24】同レンジフードの支持金具と開閉金具の関係を示す断面図
【図25】本発明の実施の形態14のレンジフードの開閉金具の分解斜視図
【図26】同レンジフードの支持金具と開閉金具の関係を示す断面図
【図27】本発明の実施の形態15のレンジフードの開閉金具が取り外せない状態を示す断面図
【図28】同レンジフードの開閉金具が取り外せる状態を示す断面図
【図29】同レンジフードの整流板を取り外し時の状態を示す断面図
【図30】本発明の実施の形態16のレンジフードの本体とトップフードの結合部分を示す斜視図
【図31】同レンジフードの本体とトップフードの結合状態を示す斜視図
【図32】本発明の実施の形態17のレンジフードの断面図
【図33】同レンジフードの油滴を回収する状態を示す部分断面図
【図34】同レンジフードの本体の概略斜視図
【図35】同レンジフードの突出部の構成を示す部分斜視図
【図36】同レンジフードの斜視図
【図37】本発明の実施の形態18のレンジフードの本体固定用掛け金具の斜視図
【図38】同レンジフードの壁面に取り付け時の状態を示す断面図
【図39】同レンジフードの吊り金具の斜視図
【図40】本発明の実施の形態19のレンジフードの壁面に取り付け時の状態を示す断面図
【図41】同レンジフードの壁面に取り付けた状態を示す断面図
【図42】本発明の実施の形態20のレンジフードの本体部分の概略斜視図
【図43】本発明の実施の形態21のレンジフードの本体部分の概略斜視図
【図44】同レンジフードの断面図
【図45】従来のレンジフードの断面図
【図46】同レンジフードの正面図
【符号の説明】
1 開口
2 排気口
3 送風機
4 送風機の吸込口
4A 送風機の吸込口
4B 送風機の吸込口
6 本体
6A 本体
6B 本体
6C 本体
6D 本体
6E 本体
7 トップフード
7A トップフード
7B トップフード
7C トップフード
7E トップフード
8 本体吸込口
8A 本体吸込口
9 整流板
9A 整流板
9B 整流板
9C 整流板
9D 整流板
9E 整流板
10 通風路
11 フィルター
11A フィルター
11B フィルター
11C フィルター
11D フィルター
13 ガイド壁
13A ガイド壁
14 ガイド壁
14A ガイド壁
16 フロントパネル
16A フロントパネル
16B フロントパネル
16C フロントパネル
16D フロントパネル
16E フロントパネル
16F フロントパネル
16G フロントパネル
16H フロントパネル
16I フロントパネル
17 副吸込口
18 突出片
19 下端部
20 先端部
21 直角線
22 R面
23 傾斜面
24 パネル吸込口
24A パネル吸込口
25 本体側板
25A 本体側板
26 負圧空間
27 仕切板
27A 仕切板
28 フィルター出入口
29 取手
29A 取手
30 係合部
32 検出手段
33 通路
34 上流側
35 下流側
36 後方側端部
40 支持手段
41 側面下方部
44 支持手段
45 天板
45A 天板
45B 天板
46 側板
47 支持軸
48 支持金具
48A 支持金具
48B 支持金具
49 引掛け金具
50 摺動板
50A 摺動板
51 開閉金具
51A 開閉金具
52 支持開閉手段
55 爪
56 当接部
57 板ばね
59 端部
60 本体天面
61 U字形溝
62 折り曲げ部
63 フランジ
64 本体側前パネル
65 本体側下パネル
66 突出部
67 開口
68 油滴
69 油受け
70 油誘導部
71 固定部
72 突部
73 係合部
74 曲げ部
75 本体固定用掛け金具
75A 本体固定用掛け金具
76 壁面
78 吊り金具
80 本体壁面側下端部
81 凹部
82 外側曲面部
83 油煙
84 内側曲面部

Claims (27)

  1. 前面に開口を設け、上面等に排気口を形成した箱状で内部に送風機および送風機の吸込口を設けた本体と、この本体の上部から前方に突出して前記開口の上方を覆うトップフードと、このトップフードの下方の前端部および両側端部との間に隙間を設けて本体吸込口を形成するように設けられる整流板と、前記本体吸込口と送風機の吸込口間に形成される通風路に配設されるフィルターとを備え、前記本体吸込口を形成するトップフードと整流板のうち少なくとも整流板に形成し斜め上方の内側に向かうガイド壁と、前記送風機の吸込口の前方に、前記本体の下面から前記整流板に向かい上方が前方に突出するように傾斜したフロントパネルを設けたレンジフード。
  2. フロントパネルと整流板との間に副吸込口を形成した請求項記載のレンジフード。
  3. 副吸込口の風下側に、フィルターを前方側が低く後方側が高くなるように配設した請求項載のレンジフード。
  4. 副吸込口を形成する整流板の後端部に、フィルターの前方側上方に突出する突出片を形成した請求項載のレンジフード。
  5. トップフードと整流板それぞれに設けられるガイド壁が平行状態で、前記トップフードの下端部と整流板の先端部を前記ガイド壁の直角線上で揃える構成とした請求項1,2,3または4記載のレンジフード。
  6. 整流板の下面と、前記整流板に設けられるガイド壁との間をR面形状とした請求項1,2,3,4または5記載のレンジフード。
  7. トップフードの天面部を後方側に向かい高くなる傾斜面で形成した請求項1,2,3,4,5または6記載のレンジフード。
  8. フロントパネルの両側にパネル吸込口を設け、このパネル吸込口に対応し本体側板との間に負圧空間が形成されるように仕切板を設けた請求項記載のレンジフード。
  9. 前面に開口を設け上面等に排気口を形成し、内部に送風機および送風機の吸込口を設けた箱状の本体と、この本体の上部から前方に突出して前記開口の上方を覆うトップフードと、このトップフードの下方の前端部および両側端部との間に隙間を設けて本体吸込口を形成するように設けられる整流板と、この整流板とトップフードそれぞれに設けられる斜め上方の内側に向かうガイド壁と、前記送風機の吸込口の前方に、前記本体の下面から前記整流板に向かい上方が前方に突出するように傾斜し設けられるフロント
    パネルと、このフロントパネルと整流板間に形成されるフィルター出入口と、前記本体吸込口と送風機の吸込口間に形成される通風路に配設されるフィルターとを備え、前記フィルターの前方側をフィルター出入口の位置に設け、後方側を前記フィルター出入口より高い位置となるように斜めに配設したレンジフード。
  10. 本体内に収納されるフィルターをフィルター出入口より出入自在に設けた請求項記載のレンジフード。
  11. フィルターに取手を設け、前記取手をフロントパネルに係脱自在に設けた請求項10記載のレンジフード。
  12. フィルターの取手にフィルターの汚染度を検出する検出手段を設けた請求項11記載のレンジフード。
  13. フロントパネルの両側にパネル吸込口を設け、パネル吸込口に連通する通路を本体側板との間に形成するように仕切板を設け、前記仕切板によってフィルターの上流側と下流側を仕切り、前記フィルターの上流側を前記通路に連通する構成とした請求項10,11または12記載のレンジフード。
  14. 整流板の後方側端部を支持手段を介して本体に上下方向に回動自在で着脱自在に設けた請求項記載のレンジフード。
  15. フロントパネルの下方部を支持手段を介して本体上下方向に回動自在で着脱自在に設けた請求項記載のレンジフード。
  16. 天板と両側板により角ばったほぼ逆U字状に形成され、前記両側板により支持される支持軸を一端に設けた支持金具と、この支持金具の支持軸に係合するカール状の引掛け部を先端に有し、前記天板下面に摺動自在な摺動板を設けた開閉金具とによりなる支持開閉手段を備え、送風機の吸込口の前方に設けられるフロントパネル前方端部に前記支持金具を設け、本体と分離した整流板の後方端部に前記開閉金具を設け、前記整流板を前記本体に対し前記支持開閉手段を介して着脱自在で開閉自在に構成した請求項1記載のレンジフード。
  17. 支持金具の天板の下方に開閉金具の摺動板を摺動自在に支持する爪を設けた請求項16記載のレンジフード。
  18. 摺動板に引掛け部より距離を隔てて支持金具の支持軸に当接する当接部を設け、前記支持軸に前記当接部が当接したときに支持軸に係合する板ばねを開閉金具に設けた請求項16または17記載のレンジフード。
  19. 支持金具の天板の端部と支持軸間の間隔を、整流板をフロントパネル側に開放したときに開閉金具に設けたカール状の引掛け部が支持軸より離脱できるように形成した請求項16、17または18記載のレンジフード。
  20. 本体の本体天面の前方端部に上方が開口したU字形溝を設け、前記本体の前方端部に結合されるトップフードに前記本体のU字形溝に係合する折り曲げ部を設け結合する構成とした請求項1〜19のいずれかに記載のレンジフード。
  21. 送風機の前側に吸込口以外を覆うように設けられる本体側前パネルと、前記送風機の下方側を覆う本体側下パネルと、前記本体側前パネルと本体側下パネルのつなぎ目に設けられる前方斜め上方に突出した突出部と、この突出部と前記本体側下パネルに設けられる油流出用の開口と、前記開口より滴下する油滴を受ける油受けとを設けた請求項1〜20のいずれかに記載のレンジフード。
  22. フロントパネルの内面に突出部の上面に油滴を誘導する油誘導部を設けた請求項21記載のレンジフード。
  23. ほぼL字状で、本体下部の壁面側に当接する固定部と、この固定部の下端前方に延びる突部と、この突部に本体を保持するために上方に向け設けられる係合部とを設け、前記突部の左右端部に本体形状に合致させる曲げ部を設けた本体固定用掛け金具を用いた請求項1〜22のいずれかに記載のレンジフード。
  24. 本体上部を壁面に固定するL字状で、壁面側の固定用孔を上部が小さく下部が大きいだるま状に形成した吊り金具を用いた請求項1〜23のいずれかに記載のレンジフード。
  25. 本体固定用掛け金具の形状を本体の本体壁面側下端部の外部形状と同形状に形成し、本体壁面側下端部に前記本体固定用掛け金具が埋設される凹部を形成した請求項23記載のレンジフード。
  26. フロントパネルの下方部を外側に膨らむ外側曲面部で形成した請求項1、2、3、4、、10、11、12、13、14、または15記載のレンジフード。
  27. フロントパネルの上方部を内側に膨らむ内側曲面部で形成した請求項1、2、3、4、、10、11、12、13、14、または15記載のレンジフード。
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