JP5132381B2 - 厨房用レンジフード - Google Patents

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本発明は、厨房等において使用されるレンジフードに関するものである。
厨房等に設置されるレンジフードは、コンロ等の調理器具や調理中の食材から発せられる煙、蒸気、油その他のもの(以下、単に煙という)を吸引してこれを外部に排出する機能を有している。レンジフードとして、例えば特許文献1に開示される技術が存している。
レンジフードを長期間に亘って使用すると、煙で汚れてしまう。このため、従来のレンジフードは、意匠性や美感についてあまり考慮されていない。また、レンジフードは加熱装置の直上方に配置されるため、天井に配置されているライトからの照明を遮ってしまう。この結果、加熱装置の部分が暗くなってしまう。
特開平5−346251号公報
本発明は、上記した事情に鑑み、レンジフードの排煙機能を高めるとともに、意匠性や美感に優れた斬新なレンジフードを提供することを課題としている。
課題を解決するための手段及び効果
上記課題を解決するための本発明は、
厨房家具における調理用の加熱装置の上方近傍に配置され、料理により生じる煙、蒸気その他のもの(以下、単に煙という)を外部へ排出する厨房用レンジフードであって、
平状形態で配置され、煙を吸引する吸引部が形成された本体と、その本体の上面から上側に延び、内部に排煙通路を備えて天井面又は壁面に接続されて煙を外部へ排出するダクト部と、を備え
前記本体は、水平状かつ矩形状の外縁4辺のすべてが壁から離間して空間に島状に配置された上板部と、その上板部の矩形状の外縁4辺から内側に入り込んだ位置を上端として下側に形成された側板部と、その側板部の下端より内方側で前記上板部と平行に水平状形態で位置する矩形状の下板部と、を備えて全体が扁平状に形成され、
前記側板部は、前記上板部の外縁4辺から一定量内側に入り込んだ、外縁に平行な矩形状の4辺に沿う位置を上端として、下側に向かうほど内方側へ入り込むように傾斜して下方へ突出する傾斜板部を備え、その傾斜板部の傾斜する面に多数の開口からなる前記吸引部が形成され、
矩形状の環状形態をなす前記傾斜板部から水平状に外側へはみ出す、前記上板部の外縁4辺までのフランジ状の部分が煙上昇抑制部とされ、
矩形状の前記下板部から矩形状かつ環状に連なる前記傾斜板部に沿って前記煙上昇抑制部に拡散する煙は、前記煙上昇抑制部によって上方への移動が抑制され、
前記傾斜板部に形成された前記吸引部は4方へ開放され、前記煙上昇抑制部で抑制された煙は、前記傾斜板部の4方の全周から前記吸引部で吸引可能とされることを特徴としている。
本発明に係る厨房用レンジフードは、扁平状の本体と、煙を外部に排出するダクト部とを備えている。そして、本体には、煙を吸引する吸引部が形成されている。料理により生じ、レンジフードの本体の直下に上ってきた煙は、本体に設けられた吸引部に吸引されて捕集され、ダクト部の排煙通路を通って外部に排出される。本体が扁平状なので、レンジフード全体のデザインを、従来にない斬新なものとすることができる。
また、本体の上板部が、側板部を介して下方に設けられた下板部よりも外方に突き出て、当該突き出たフランジ状部分に煙上昇抑制部が形成されている。このため、下方から上ってきた煙は、下板部に当たった後、側方に広がるように拡散されて煙上昇抑制部に至る。煙上昇抑制部に至った煙は、それ以上上昇することが抑制されるとともに、側板部の吸引部によって吸引される。これにより、煙がレンジフードを超えて天井に至ることが抑止され、天井を汚してしまうことが防止される。
側板部、その下側が上板部の内方側に入り込むように傾斜させているこのため、下方から上ってくる煙は、傾斜板部の傾斜面をなめるようにして流動するので、吸引部により捕集される煙の量を多くすることができる。また、煙上昇抑制部に至った煙は、この部分で巻き込まれるように誘導されるため、煙を吸引する効果も高まる。
また、前記傾斜板部の矩形状の下端部から内側へ水平状に入り込んだ前記下板部における位置で、各辺が前記傾斜板部の矩形状の各辺と平行に、環状かつ矩形状に形成されたスリット形態の下面吸引部を備え、
前記上板部の外縁4辺の第1矩形形態と、環状に連なる前記傾斜板部の第2矩形形態と、前記下板部の領域に形成された環状の前記下面吸引部の第3矩形形態とが、この順で順次小さくなるように構成され、
上昇する煙が前記下板部の前記下面吸引部で吸引され、そこで吸引されることなく前記傾斜板部の側へ拡散した煙が、前記煙上昇抑制部で上昇を抑制されつつその傾斜板部の傾斜した前記吸引部から吸引されるようにしてもよい。
下板部の外縁近傍に、下面吸引部(第1の吸引部スリット等)を設ける。下方から上ってきた煙を、最初に下面吸引部に案内させることにより捕集する。下面吸引部で捕集されなかった煙は、下板の側方に広がるように拡散され、傾斜板部の吸引部(第2の吸引部)で再度捕集される。即ち、煙を2段階で捕集するため、煙の捕集効率が良好である。
前記下板部には、下方を照射する照明用の光源が下向きに配置され、その下板部が煙を側方に拡散させる誘導板と光源を取り付ける支持板とを兼ねるようにしてもよい。
これにより、下板部に取り付けられた光源により、レンジフードの直下の部分を照明することができる。また、下板部の意匠性を向上させることができる。
本発明の実施例を説明する。図1は第1実施例のレンジフード101が取り付けられた厨房の全体図、図2はレンジフード101の正面半断面図、図3は同じく底面図である。
最初に、第1実施例のレンジフード101の全体構成について説明する。図1に示されるように、厨房に加熱装置1が組み込まれたシステムキッチン2(厨房家具)が設置されている。そして、加熱装置1の直上方にレンジフード101が取り付けられている。このレンジフード101は、加熱装置1や調理中の食材(図示せず)等から発せられる煙3を吸引して屋外に排出するという機能を有している。本実施例のレンジフード101は、扁平状をなす本体4とダクト部5とを備えている。このダクト部5は円筒状であり、その内部には、吸引した煙3を屋外に排出するためのシロッコファン6(図2参照)が内装されている。ダクト部5の上端部は、天井7に固定されており、同じく下端部は、本体4を水平に吊下げ支持している。
レンジフード101の本体4について説明する。図2ないし図4に示されるように、レンジフード101の本体4は、取付け状態で水平に配置される長方形状の上板部8と、上板部8の外縁から横方向(長手方向)に所定長さL1a、縦方向に所定長さL1bだけ内方側に入り込んだ位置を上端として下側に延設される側板部(本実施例のレンジフード101の場合、この側板部は、下側に向かうほど上板部8の更に内方側へ入り込むように全面的に傾斜する傾斜板部9(内方傾斜部)となっている)と、傾斜板部9の下端より内方側に水平に配置される長方形リング状の下板部11とを備えている。このため、レンジフード101の底面視において、上板部8の周縁部は、下板部11に対して略相似形状で外方側に張り出すフランジ部8aとなっている。
傾斜板部9には、多数の円形の吸引孔12(第2の吸引部)が傾斜板部9の板厚方向に貫通して設けられている。これらの吸引孔12は、レンジフード101の外部と、上板部8、傾斜板部9、下板部11及び蓋板部13(後述)によって囲まれた空間部Q1(吸引空間)とを連通させている。この空間部Q1は、更にダクト部5の内部の空間部Q2(排煙空間)とも連通している。シロッコファン6の作用により、レンジフード101の外部から吸引孔12を通って空間部Q1に吸引された煙3は、ダクト部5の空間部Q2に案内されて屋外に排出される。
図2ないし図5に示されるように、レンジフード101の下板部11において、その外縁から横方向に所定長さL2a、縦方向に所定長さL2bだけ内方側に入り込んだ部分が上方(上板部8の側)に向かってほぼ直角に折り曲げられて、屈曲部11aが形成されている。そして、屈曲部11aの上端縁部における複数の所定位置(本実施例のレンジフード101の場合、各辺毎に2箇所で、合計8箇所)には、屈曲部11aに対してほぼ直角になるように連結板部14が固着されている。各連結板部14は、下板部11の辺よりも遥かに短い小板片である。このため、レンジフード101の底面視において、下板部11の内周縁から各連結板部14が突出しているように視認される(図4参照)。各連結板部14には、ねじ15(後述)を通すための貫通孔(ねじ孔14a)が設けられている。なお、図2における矢印は、レンジフード101の本体の空間部Q1,Q2における煙3の流れを示している。
図3ないし図5に示されるように、レンジフード101の本体4の内方部分V(下板部11によって囲まれた部分)には、蓋板部13が取り付けられる。蓋板部13の大きさは、下板部11の内周縁よりも少し小さい。蓋板部13の外周縁はほぼ直角に折り曲げられて、屈曲部13aが形成されている。そして、屈曲部13aの上端縁部における複数の所定位置(下板部11の各連結板部14と対応する位置)には、屈曲部13aに対してほぼ直角になるように連結板部16が固着されている。蓋板部13の各連結板部16の大きさは、下板部11の連結板部14の大きさとほぼ等しい。蓋板部13は、レンジフード101の本体4の下方から下板部11の内方部分Vに嵌め込まれる。そして、下板部11と蓋板部13の連結板部14,16を重ね合わせて、下方からねじ15を締め込むことによってそれらを連結する。ねじ15を緩めることにより、レンジフード101の本体4から蓋板部13を取り外すことができる。
図3に示されるように、レンジフード101の本体4の内方部分Vに蓋板部13が嵌め込まれた状態で、下板部11の屈曲部11aと蓋板部13の屈曲部13aとの隙間には、下向きに開口する長方形リング状のスリット17(第1の吸引部)が形成される。このスリット17において、下板部11の連結板部14と蓋板部13の連結板部16との接合部以外の部分は、レンジフード101の空間部Q1と連通している。このため、加熱装置1から上ってくる煙3は、スリット17を通ってレンジフード101の空間部Q1に侵入可能である。
また、蓋板部13には、所定の間隔をおいて2個のライト18が取り付けられている。これらのライト18は、レンジフード101の下方(即ち、加熱装置1の部分)に向けて光を照射する。これにより、加熱装置1の部分が照明される。なお、図3において、19は、シロッコファン6とライト18を作動させるためのリモコンの受光部であり、下板部11の一辺における横方向のほぼ中央部に設けられている。
本実施例のレンジフード101の作用について説明する。図1に示されるように、厨房に設置されたシステムキッチン2の加熱装置1の直上方にレンジフード101が取り付けられる。このレンジフード101では、ダクト部5が天井7に固着されることにより、本体4を吊下げ状態で支持している。使用者(図示せず)が加熱装置1を使用して調理を行うと、加熱装置1や調理中の食材から発生した煙3が上昇し、主にレンジフード101の蓋板部13に当たる。図6に示されるように、蓋板部13に当たった煙3は、蓋板部13の中心から周辺(側方)に広がるように拡散され、スリット17の直下に至る。即ち、レンジフード101の本体4の下面(下板部11と蓋板部13)は、煙3を周辺に拡散させる誘導面としての機能を有している。スリット17の直下に至った煙3は、レンジフード101のダクト部5に取り付けられたシロッコファン6の作用により吸引され、スリット17内に入り込む。そして、レンジフード101の空間部Q1に侵入し、空間部Q2を介して屋外に排出される(図2参照)。
スリット17の直下の部分を超えて拡散された煙3は、更に周辺(側方)に広がるように拡散され、傾斜板部9に至る。このとき煙3は、傾斜板部9の外表面をなめる(巻き込まれる)ようにして拡散される。この煙3は、シロッコファン6の作用により、傾斜板部9に設けられた多数の吸引孔12に吸引される。そして、レンジフード101の空間部Q1に侵入し、上記と同様にして屋外に排出される。
傾斜板部9をも超えて拡散された煙3は、下板部11の周囲に張り出した上板部8のフランジ部8aに当たり、それ以上上昇することが阻止される。これにより、煙3がレンジフード101を超えて天井7に至ることが抑止され、厨房の天井7が汚れにくくなる。
上記したように、本実施例のレンジフード101では、下板部11と蓋板部13との間に設けられたスリット17内に煙3を入り込ませる(捕集する)とともに、スリット17に入らなかった煙3を、傾斜板部9の吸引孔12に吸引させて捕集するという2段階の煙捕集構造となっている。これにより、従来のレンジフード101と比較して、より多くの煙3を捕集することが可能になり、厨房等の天井7等の汚れを少なくできる。
また、上板部8と、その下面から下方に延設して形成した下板部11および蓋板部13とによって囲まれた部分に空間部Q1が設けられていて、シロッコファン6の作用によって吸引した煙3をこの空間部Q1に集めている。この煙3は、引き続いてシロッコファン6に吸引され、空間部Q2を介して屋外に排出される。これにより、レンジフード101の本体4(上板部8と下板部11および蓋板部13とで構成される部分)の厚みを薄くすることができ、レンジフード101の意匠を斬新なものとすることができるとともに、美感が向上する。
そして、煙3を捕集する部分は、下板部11と蓋板部13との間に設けられた長方形リング状のスリット17と、上板部8と下板部11との接合部(傾斜板部9)に設けられた多数の吸引孔12である。これにより、蓋板部13の下面をすっきりとしたものとすることができ、この部分を意匠面としたり、ライト18を取り付けたりすることができる。
更に、下板部11に取り付けられる蓋板部13は、下板部11に対してねじ15によって後付けされる。蓋板部13を取り外すことにより、シロッコファン6のメンテナンスや蓋板部13の清掃を行うことができる。また、各種の蓋板部13を用意しておくことにより、厨房のインテリアデザインに合わせて蓋板部13の模様や色を選択したり、ライト18の数や配置を変化させたりすることができる。
第1実施例のレンジフード101では、上板部8と下板部11との接合部(側板部)の全体を傾斜面(傾斜板部9)としている。しかし、図7に示されるように、この側板部における一部を傾斜面とする形態(換言すれば、側板部の一部に垂直面部21が設けられている形態)であってもよい。
レンジフード101における上板部8の大きさは、レンジフード101が設置される厨房の広さや、シロッコファン6の大小に応じて、各種のものとすることができる。例えば、図8に示される第2実施例のレンジフード102のように、平面形状を正方形に近いものとしてもよい。
また、第1実施例のレンジフード101のダクト部5は円筒形状で、平面視における上板部8のほぼ中央部に立設されている(センターフード)。しかし、図9に示される第3実施例のレンジフード103のように、断面U字状のダクト部221として、ダクト部21の背面開口部21aを厨房の壁面に取り付け、上面開口部21bを厨房の天井に取り付ける形態(壁付けフード)としてもよい。
第1実施例のレンジフード101が取り付けられた厨房の全体図である。 レンジフード101の正面半断面図である。 同じく底面図である。 蓋板部13を取り外した状態のレンジフード101の底面図である。 レンジフード101の本体4から蓋板部13を分離した状態の拡大断面図である。 レンジフード101の作用説明図である。 垂直面部21が設けられた傾斜板部9の部分拡大図である。 第2実施例のレンジフード102の底面図である。 (a)は第3実施例のレンジフード103の平面図、(b)は同じく側面図である。
符号の説明
101〜103 レンジフード
1 加熱装置
2 システムキッチン(厨房家具)
3 煙
4 本体
5,21 ダクト部
7 天井
8 上板部
8a フランジ部(煙上昇抑制部)
9 傾斜板部(側板部、内方傾斜部)
11 下板部
12 吸引孔(吸引部、第2の吸引部)
13 蓋板部(下板部)
17 スリット(第1の吸引部)
18 ライト(光源)
Q1 空間部(吸引空間)
Q2 空間部(排煙通路)
L1a,L1b,L2a,L2b 所定長さ(一定量)

Claims (4)

  1. 厨房家具における調理用の加熱装置の上方近傍に配置され、料理により生じる煙、蒸気その他のもの(以下、単に煙という)を外部に排出する厨房用レンジフードであって、
    平状形態で配置され、煙を吸引する吸引部が形成された本体と、その本体の上面から上側に延び、内部に排煙通路を備えて天井面又は壁面に接続されて煙を外部へ排出するダクト部と、を備え
    前記本体は、水平状かつ矩形状の外縁4辺のすべてが壁から離間して空間に島状に配置された上板部と、その上板部の矩形状の外縁4辺ら内側に入り込んだ位置を上端として下側に形成された側板部と、その側板部の下端より内方側で前記上板部と平行に水平状形態で位置する矩形状の下板部と、を備えて全体が扁平状に形成され
    前記側板部は、前記上板部の外縁4辺から一定量内側に入り込んだ、外縁に平行な矩形状の4辺に沿う位置を上端として、下側に向かうほど内方側へ入り込むように傾斜して下方へ突出する傾斜部を備え、その傾の傾斜する面に多数の開口からなる前記吸引部が形成され、
    矩形状の環状形態をなす前記傾斜板部から水平状に外側へはみ出す、前記上板部の外縁4辺までのフランジ状の部分が煙上昇抑制部とされ、
    矩形状の前記下板部から矩形状かつ環状に連なる前記傾斜板部に沿って前記煙上昇抑制部に拡散する煙は、前記煙上昇抑制部によって上方への移動が抑制され、
    前記傾斜板部に形成された前記吸引部は4方へ開放され、前記煙上昇抑制部で抑制された煙は、前記傾斜板部の4方の全周から前記吸引部で吸引可能とされることを特徴とする厨房用レンジフード。
  2. 前記傾斜板部の矩形状の下端部から内側へ水平状に入り込んだ前記下板部における位置で、各辺が前記傾斜板部の矩形状の各辺と平行に、環状かつ矩形状に形成されたスリット形態の下面吸引部を備え、
    前記上板部の外縁4辺の第1矩形形態と、環状に連なる前記傾斜板部の第2矩形形態と、前記下板部の領域に形成された環状の前記下面吸引部の第3矩形形態とが、この順で順次小さくなるように構成され、
    上昇する煙が前記下板部の前記下面吸引部で吸引され、そこで吸引されることなく前記傾斜板部の側へ拡散した煙が、前記煙上昇抑制部で上昇を抑制されつつその傾斜板部の傾斜した前記吸引部で吸引されることを特徴とする請求項1に記載の厨房用レンジフード。
  3. 前記下板部における環状かつ矩形状のスリット形態の前記下面吸引部の内側の領域では、前記下板部が取り外し可能とされ、
    前記上板部と前記下板部との間には、前記下面吸引部と前記傾斜板部の傾斜した前記吸引部とで吸引された煙が内部で互いに連通する吸引空間が形成され、
    前記下板部の一部が前記吸引空間を下側から被うように、前記本体から取り外し可能なメンテナンス用の着脱プレートとされ、矩形状かつスリット形態の前記下面吸引部がこの着脱プレートの外縁に沿って形成される請求項1又は2に記載の厨房用レンジフード。
  4. 前記下板部には、下方を照射する照明用の光源が下向きに配置され、その下板部が煙を側方に拡散させる誘導板と前記光源を取り付ける支持板とを兼ねる請求項ないしのいずれか1項に記載の厨房用レンジフード。
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