JPH06923U - 車両用灯具の取付構造 - Google Patents

車両用灯具の取付構造

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JPH06923U
JPH06923U JP3870992U JP3870992U JPH06923U JP H06923 U JPH06923 U JP H06923U JP 3870992 U JP3870992 U JP 3870992U JP 3870992 U JP3870992 U JP 3870992U JP H06923 U JPH06923 U JP H06923U
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lens
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lamp
edge
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真 今村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の車体に対して灯具を取り付ける構造を
改良し、レンズの有光発光面積を拡大し得るようにす
る。 【構成】 ランプハウジング7の開口を覆ってレンズ8
を装着し、このレンズ8の取付位置決め用のレンズ脚8
aの外周面(図において右側面)に係合突起8bを一体
に成形し、車体3の開口の縁3aに係合する。上記のレ
ンズ8は長方形状であって、前記の係合突起8bは該長
方形の短辺に相当する位置に設けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車体に設けられた長方形状の開口に、車両用灯具を嵌め込んで取り 付けるための構造に関するものである。本考案において長方形状とは、長方形に 類似する形状を含む意である。
【0002】
【従来の技術】
図3は車両用灯具の取付構造に係る従来例を示し、(A)は正面図であり、( B)はそのB−B断面図である。ランプハウジング1の長方形状の開口部を覆っ て、長方形状のレンズ2が装着されて車両用灯具の外筺を形成している。2aは 、レンズをランプハウジングに位置決めするための脚である。このように構成さ れた車両用灯具が、次に述べるようにして、車体3の長方形状の開口の縁3aに 嵌め込んで係着されている。すなわち、ランプハウジング1には、上記車体の開 口3aに係合する係合突起1aが一体に成形されるとともに、弾性フック5が取 付ネジ6で取り付けられている。この弾性フック5は、前記の開口の縁3aに対 向している縁3bに係合するように構成されている。この従来例の取付構造を設 けた車両用灯具を車体3に装着するには、前記の係合突起1aを開口の縁3aに 係合し、ここを支点として矢印p方向に押圧力を加えると、弾性フック5の先端 部が実線で描いたように開口の縁3bに押しつけられて撓みつつ摺動し、開口内 に入り終えると鎖線で示した形状に弾性復元して該開口の縁3bに係合される。 4はパッキンとシールとの役目を兼ね、取付部のガタを防止する弾性部材である 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図3に示した従来例の取付構造においては、ランプハウジング1の周囲から外 側(図において右側)に係合突起が突出しているので、前記のレンズの脚2aは ランプハウジング1の周囲の内側に位置せしめられる。従って、前記の突起1a を含めてランプハウジング1の周縁がレンズ2の脚の外側に位置することになり 、これを灯具正面から見ると図3(A)に示したシャドウ2bが出来、レンズの 有効発光面積が狭められる。本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、レン ズの有効発光面積が制約されない取付構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記従来例(図3)においては、ランプハウジング1の外周に係合突起1aが 設けられていたため、レンズ2の脚2aは該ランプハウジング外周壁1bの内側 に位置せざるを得ず、レンズ2の周囲から内側(図3において左側)に追い込ま れ、その分だけ有効発光面積が狭められていた。そこで本考案においては、その 1実施例に対応する図1に示されているように、レンズ8の脚8aの外周側に係 合突起8bを設けた。
【0005】
【作用】
図1の例において係合突起8bをレンズ8の外周部に設けたので、レンズ脚8 をランプハウジング7の外周よりも外側(図1において右側)に位置せしめ得る ようになり、その分だけ有効発光面積が拡大された。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の1実施例を示し、前記従来例における図3(B)に対応する断 面図である。図3(B)と同一の符号を付した車体3,開口の縁3a,同3b, 弾性部材4,弾性フック5、および取付ネジ6は前記従来例におけると同様ない し類似の構成部材である。ランプハウジング7の長方形状開口部を覆ってレンズ 8が装着されている。レンズ8の脚8aはランプハウジング7の外周壁7aの外 側(図において右側)に位置し、車体3の開口の縁3aに当接している。上記レ ンズの脚8aの外周部に位置せしめて、長方形状レンズの短辺に相当する部分に 、係合突起8bが一体に成形されている。この係合突起8bは、開口の縁3aに 対する機械的な係合関係については前記従来例における係合突起1aと同様に作 用する。 図2は、(A)図に従来例の取付部付近の拡大断面を示すとともに、(B)図 に従来例の取付部付近の拡大断面を示して、両図の左右方向の位置を揃えて対比 した説明図である。紙面において上下の線aは車体3の開口の縁3aの位置を表 わし、上下の線bはレンズの外周の位置を表わしている。 上記の線aよりも右側の区域eは、車体3の開口の周囲であるから車体の影に なる。そして上下の線cは係合用の突起の先端の位置を表わしており、従来例( A)図の係合突起1aはランプハウジング1と一体に成形され、本実施例(B) 図の係合突起8bはレンズ8と一体に成形されている。(A),(B)両図を対 比して明らかなように、従来例(A)図のレンズの脚2aの外周側の位置は上下 の線d上に在り、実施例(B)図のレンズの脚8aの外周側の位置は上下の線a 上に在って、実施例の脚8aは従来例の脚2aに比して寸法fだけ外周側に位置 しており、この寸法fに相当する分だけ実施例のレンズ8の方が有効発光面積が 広い。上記の寸法fは、図から容易に理解できるように従来例のランプハウジン グ1の外周壁1bの厚さに相当する寸法である。
【0007】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の取付構造によれば、車両用灯具におけるレンズの 有効発光面積を大きく取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る取付構造の1実施例を備えた車両
用灯具を示し、模式的な水平断面図である。
【図2】従来例の取付構造の要部断面を(A)図に、上
記実施例の要部断面を(B)図に描いて対比した図であ
る。
【図3】(A)は従来例の車両用灯具の正面図、(B)
はそのB−B面で切断した水平断面図である。
【符号の説明】
1…ランプハウジング、1a…係合突起、2…レンズ、
2a…脚、3…車体、3a,3b…開口の縁、7…ラン
プハウジング、8…レンズ、8a…脚、8b…係合突
起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプハウジングの長方形状の開口部を
    覆って長方形状のレンズが装着されている車両用灯具
    を、車体に設けられた開口に取り付ける構造であって、
    上記長方形状の対向2辺の内の1辺に、上記開口の縁に
    係合する突起が設けられるとともに、該対向2辺の内の
    他辺に、該開口の縁に係合する弾性フックが設けられて
    いるものにおいて、 前記係合突起が、長方形状のレンズの短辺に設けられて
    いることを特徴とする、車両用灯具の取付構造。
JP1992038709U 1992-06-08 1992-06-08 車両用灯具の取付構造 Expired - Lifetime JP2575378Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009238395A (ja) * 2008-03-25 2009-10-15 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
JP2013171814A (ja) * 2012-02-23 2013-09-02 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具

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JPH02101401U (ja) * 1989-01-31 1990-08-13
JP3040708U (ja) * 1997-02-19 1997-08-26 富華熱水瓶股▲分▼有限公司 断熱容器用の口栓

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JP2575378Y2 (ja) 1998-06-25

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