JP2009238395A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性フックの取り付け作業の煩雑さを低減し、弾性フックが脱落するおそれを排除する。
【解決手段】ランプハウジング1の係合突起1aと車体3の係合部3aとを係合させ、ランプハウジング1に取り付けられた弾性フック5の係合部5aと車体3の係合部3bとを係合させ、ランプハウジング1が車体3に装着される車両用灯具10において、弾性フック5の部分5eをランプハウジング1の鉛直壁1c3とステー1c4との間に挿入し、弾性フック5の中間部5bと鉛直壁1c3の後端面1c3aとを当接させ、弾性フック5の切り起こし部5cの後端部5c1とステー1c4の前端面1c4aとを当接させ、部分5eの前端部分5e1の上縁5e1aとランプハウジング1の天井壁1c1とを当接させ、前端部分5e1の下縁5e1bとランプハウジング1の底壁1c2とを当接させ、弾性フック5の絞り部5d1,5d2とランプハウジング1の隙間1c5とを嵌合させた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ランプハウジングと、レンズと、ランプハウジングを車体に装着するための弾性フックとを具備する車両用灯具に関し、特には、弾性フックをランプハウジングに取り付ける作業の煩雑さを低減しつつ、弾性フックがランプハウジングから脱落してしまうおそれを排除することができる車両用灯具に関する。
従来から、ランプハウジングと、レンズと、ランプハウジングを車体に装着するための弾性フックとを具備する車両用灯具が知られている。この種の車両用灯具の例としては、例えば実開平6−923号公報の図3に記載されたものがある。
実開平6−923号公報の図3に記載された車両用灯具では、ランプハウジングが車体に装着される時に、まず最初に、ランプハウジングの係合突起が、車体の第1係合部(開口の第1縁部)と係合せしめられる。次いで、ランプハウジングに取り付けられている弾性フックの係合部が、車体の第2係合部(開口の第2縁部)と係合せしめられる。
ところで、実開平6−923号公報の図3に記載された車両用灯具では、ねじ止めによって弾性フックがランプハウジングに取り付けられている。そのため、実開平6−923号公報の図3に記載された車両用灯具では、弾性フックをランプハウジングに取り付ける作業が煩雑になってしまう。
一方、ねじ止めを行うことなく弾性フックがランプハウジングに取り付けられるように車両用灯具を構成すると、例えばランプハウジングを車体に装着する作業中などに、弾性フックがランプハウジングから脱落してしまうおそれがある。
特開昭60−130001号公報
前記問題点に鑑み、本発明は、弾性フックをランプハウジングに取り付ける作業の煩雑さを低減しつつ、弾性フックがランプハウジングから脱落してしまうおそれを排除することができる車両用灯具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、ランプハウジング(1)と、レンズ(2)と、ランプハウジング(1)を車体(3)に装着するための弾性フック(5)とを具備し、ランプハウジング(1)の係合突起(1a)と車体(3)の第1係合部(3a)とを係合させ、次いで、ランプハウジング(1)に取り付けられている弾性フック(5)の係合部(5a)と車体(3)の第2係合部(3b)とを係合させることにより、ランプハウジング(1)が車体(3)に装着されるように構成された車両用灯具(10)において、天井壁(1c1)と底壁(1c2)とそれらを橋絡する鉛直壁(1c3)とを有する概略コ字状壁(1c)を、ランプハウジング(1)の後側壁(1b)から後側に延ばして形成し、天井壁(1c1)の後端部分(1c1a)と底壁(1c2)の後端部分(1c2a)とを橋絡するステー(1c4)を、鉛直壁(1c3)から離間させて形成し、細長い概略長方形状の板ばねをその長辺のほぼ中間部(5b)で折り曲げることにより、概略V字状の弾性フック(5)を形成し、弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側に切り起こし部(5c)を形成し、弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の位置であって中間部(5b)に隣接する位置に絞り部(5d1,5d2)を形成し、弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の部分(5e)を、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)とステー(1c4)との間に挿入し、弾性フック(5)の中間部(5b)と、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)の後端面(1c3a)とを当接させ、弾性フック(5)の切り起こし部(5c)の後端部(5c1)と、ランプハウジング(1)のステー(1c4)の前端面(1c4a)とを当接させ、弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の部分(5e)の前端部分(5e1)の上縁(5e1a)と、ランプハウジング(1)の天井壁(1c1)とを当接させ、弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の部分(5e)の前端部分(5e1)の下縁(5e1b)と、ランプハウジング(1)の底壁(1c2)とを当接させ、弾性フック(5)の絞り部(5d1,5d2)と、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)とステー(1c4)との間の隙間(1c5)とを嵌合させたことを特徴とする車両用灯具(10)が提供される。
請求項1に記載の車両用灯具(10)では、ランプハウジング(1)と、レンズ(2)と、ランプハウジング(1)を車体(3)に装着するための弾性フック(5)とが設けられている。更に、ランプハウジング(1)の係合突起(1a)と車体(3)の第1係合部(3a)とを係合させ、次いで、ランプハウジング(1)に取り付けられている弾性フック(5)の係合部(5a)と車体(3)の第2係合部(3b)とを係合させることにより、ランプハウジング(1)が車体(3)に装着される。
詳細には、請求項1に記載の車両用灯具(10)では、天井壁(1c1)と底壁(1c2)とそれらを橋絡する鉛直壁(1c3)とを有する概略コ字状壁(1c)が、ランプハウジング(1)の後側壁(1b)から後側に延ばされて形成されている。また、天井壁(1c1)の後端部分(1c1a)と底壁(1c2)の後端部分(1c2a)とを橋絡するステー(1c4)が、鉛直壁(1c3)から離間せしめられて形成されている。
また、請求項1に記載の車両用灯具(10)では、細長い概略長方形状の板ばねをその長辺のほぼ中間部(5b)で折り曲げることにより、概略V字状の弾性フック(5)が形成されている。また、弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側に切り起こし部(5c)が形成されている。更に、弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の位置であって中間部(5b)に隣接する位置に絞り部(5d1,5d2)が形成されている。
更に、請求項1に記載の車両用灯具(10)では、弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の部分(5e)が、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)とステー(1c4)との間に挿入される。
つまり、請求項1に記載の車両用灯具(10)では、弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の部分(5e)を、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)とステー(1c4)との間に挿入することのみにより、弾性フック(5)がランプハウジング(1)に取り付けられる。
そのため、請求項1に記載の車両用灯具(10)によれば、ねじ止めによって弾性フック(5)がランプハウジング(1)に取り付けられる場合よりも、弾性フック(5)をランプハウジング(1)に取り付ける作業の煩雑さを低減することができる。
更に、請求項1に記載の車両用灯具(10)では、弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の部分(5e)が、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)とステー(1c4)との間に挿入されると、弾性フック(5)の中間部(5b)と、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)の後端面(1c3a)とが当接せしめられると共に、弾性フック(5)の切り起こし部(5c)の後端部(5c1)と、ランプハウジング(1)のステー(1c4)の前端面(1c4a)とが当接せしめられる。
そのため、請求項1に記載の車両用灯具(10)によれば、弾性フック(5)がランプハウジング(1)に対して前後方向にがたついてしまうのを回避することができる。
また、請求項1に記載の車両用灯具(10)では、弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の部分(5e)が、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)とステー(1c4)との間に挿入されると、弾性フック(5)の中間部(5b)と、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)の後端面(1c3a)とが当接せしめられると共に、弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の部分(5e)の前端部分(5e1)の上縁(5e1a)と、ランプハウジング(1)の天井壁(1c1)とが当接せしめられる。
そのため、請求項1に記載の車両用灯具(10)によれば、弾性フック(5)の前端部分(5e1)が弾性フック(5)の中間部(5b)近傍を中心にランプハウジング(1)に対して上向きに回転してがたついてしまうのを回避することができる。
更に、請求項1に記載の車両用灯具(10)では、弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の部分(5e)が、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)とステー(1c4)との間に挿入されると、弾性フック(5)の中間部(5b)と、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)の後端面(1c3a)とが当接せしめられると共に、弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の部分(5e)の前端部分(5e1)の下縁(5e1b)と、ランプハウジング(1)の底壁(1c2)とが当接せしめられる。
そのため、請求項1に記載の車両用灯具(10)によれば、弾性フック(5)の前端部分(5e1)が弾性フック(5)の中間部(5b)近傍を中心にランプハウジング(1)に対して下向きに回転してがたついてしまうのを回避することができる。
また、請求項1に記載の車両用灯具(10)では、弾性フック(5)の中間部(5b)が、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)の後端面(1c3a)に当接せしめられている。つまり、請求項1に記載の車両用灯具(10)では、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)の後端面(1c3a)と弾性フック(5)の前端部分(5e1)との間隔が比較的大きい値に設定されている。
そのため、請求項1に記載の車両用灯具(10)によれば、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)の後端面(1c3a)と弾性フック(5)の前端部分(5e1)との間隔が比較的小さい値に設定されている場合よりも、弾性フック(5)をランプハウジング(1)に対して回転しづらくすることができる。
更に、請求項1に記載の車両用灯具(10)では、弾性フック(5)の絞り部(5d1,5d2)と、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)とステー(1c4)との間の隙間(1c5)とが、嵌合せしめられている。つまり、請求項1に記載の車両用灯具(10)では、弾性フック(5)の絞り部(5d1,5d2)が、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)とステー(1c4)との間に遊びなく挿入されている。
そのため、請求項1に記載の車両用灯具(10)によれば、弾性フック(5)がランプハウジング(1)に対して左右方向にがたついてしまうのを回避することができる。
換言すれば、請求項1に記載の車両用灯具(10)によれば、弾性フック(5)をランプハウジング(1)に取り付ける作業の煩雑さを低減しつつ、弾性フック(5)がランプハウジング(1)から脱落してしまうおそれを排除することができる。
以下、本発明の車両用灯具の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の車両用灯具10を示した図である。詳細には、図1(A)は第1の実施形態の車両用灯具10を上側から見た水平断面図、図1(B)は第1の実施形態の車両用灯具10の後側面図である。換言すれば、図1(A)は図1(B)のA−A線に沿った水平断面図である。
図2および図3は第1の実施形態の車両用灯具10の一部を構成するランプハウジング1のコ字状壁1cおよび弾性フック5の近傍を拡大して示した図である。詳細には、図2(A)はランプハウジング1のコ字状壁1c、弾性フック5等を上側から見た水平断面図である。図2(A)の上側が第1の実施形態の車両用灯具10の後側に相当し、図2(A)の下側が第1の実施形態の車両用灯具10の前側に相当し、図2(A)の左側が第1の実施形態の車両用灯具10の左側に相当し、図2(A)の右側が第1の実施形態の車両用灯具10の右側に相当している。
図2(B)はランプハウジング1のコ字状壁1c、弾性フック5等の後側面図である。図2(B)の上側が第1の実施形態の車両用灯具10の下側に相当し、図2(B)の下側が第1の実施形態の車両用灯具10の上側に相当し、図2(B)の左側が第1の実施形態の車両用灯具10の左側に相当し、図2(B)の右側が第1の実施形態の車両用灯具10の右側に相当している。
図3(A)はランプハウジング1のコ字状壁1c、弾性フック5等の左側面図である。図3(A)の上側が第1の実施形態の車両用灯具10の前側に相当し、図3(A)の下側が第1の実施形態の車両用灯具10の後側に相当し、図3(A)の左側が第1の実施形態の車両用灯具10の上側に相当し、図3(A)の右側が第1の実施形態の車両用灯具10の下側に相当している。
図3(B)はランプハウジング1のコ字状壁1c、弾性フック5等を下側から見た水平断面図である。詳細には、図3(B)は図2(B)のB−B線に沿った断面図である。図3(B)の上側が第1の実施形態の車両用灯具10の前側に相当し、図3(B)の下側が第1の実施形態の車両用灯具10の後側に相当し、図3(B)の左側が第1の実施形態の車両用灯具10の左側に相当し、図3(B)の右側が第1の実施形態の車両用灯具10の右側に相当している。
図3(C)はランプハウジング1のコ字状壁1c、弾性フック5等の右側面図である。図3(C)の上側が第1の実施形態の車両用灯具10の前側に相当し、図3(C)の下側が第1の実施形態の車両用灯具10の後側に相当し、図3(C)の左側が第1の実施形態の車両用灯具10の下側に相当し、図3(C)の右側が第1の実施形態の車両用灯具10の上側に相当している。
図4は第1の実施形態の車両用灯具10の一部を構成する弾性フック5の拡大部品図である。詳細には、図4(A)は弾性フック5の左側面図、図4(B)は弾性フック5の平面図、図4(C)は図4(A)のC−C線に沿った断面図、図4(D)は図4(A)のD−D線に沿った断面図である。
第1の実施形態の車両用灯具10では、図1(A)および図1(B)に示すように、ランプハウジング1と、レンズ2と、ランプハウジング1を車体3に装着するための弾性フック5とが設けられている。詳細には、第1の実施形態の車両用灯具10では、ランプハウジング1が例えば樹脂材料の成形によって形成され、弾性フック5が板ばねによって形成されている。図1(A)、図2(A)および図3(B)において、破線は弾性フック5が弾性変形せしめられていない状態を示しており、実線は弾性フック5が弾性変形せしめられている状態を示している。
更に、第1の実施形態の車両用灯具10では、図1(A)および図1(B)に示すように、ランプハウジング1の係合突起1aと車体3の係合部3aとを係合させ、次いで、ランプハウジング1に取り付けられている弾性フック5の係合部5aと車体3の係合部3bとを係合させることにより、ランプハウジング1が車体3に装着されている。
また、第1の実施形態の車両用灯具10では、図1(A)に示すように、レンズカット部がレンズ2に形成され、リフレックスリフレクタとして機能する第1の実施形態の車両用灯具10が、車両3の例えばバンパーに装着されている。第2の実施形態の車両用灯具では、代わりに、ランプハウジングとレンズとによって画定される灯室内に光源および/またはリフレクタを配置し、ターンランプとして機能する第2の実施形態の車両用灯具を、車両の例えばドアミラーに装着することも可能である。あるいは、第3の実施形態の車両用灯具では、代わりに、ランプハウジングとレンズとによって画定される灯室内に光源および/またはリフレクタを配置し、ライセンスランプとして機能する第2の実施形態の車両用灯具を、車両の例えばナンバープレートの近傍に装着することも可能である。
更に、第1の実施形態の車両用灯具10では、図1、図2および図3に示すように、天井壁1c1と底壁1c2とそれらを橋絡する鉛直壁1c3とを有する概略コ字状壁1cが、ランプハウジング1の後側壁1bから後側(図1(A)の上側、図2(A)の上側、図3(A)の下側、図3(B)の下側、図3(C)の下側)に延ばされて形成されている。また、天井壁1c1の後端部分1c1a(図3(B)参照)と底壁1c2の後端部分1c2a(図2(A)参照)とを橋絡するステー1c4が、鉛直壁1c3から離間せしめられて形成されている。
また、第1の実施形態の車両用灯具10では、図4に示すように、細長い概略長方形状の板ばねをその長辺のほぼ中間部5bで折り曲げることにより、概略V字状の弾性フック5が形成されている。また、弾性フック5のうち、中間部5bを隔てて係合部5aの反対側(図4(B)および図4(D)の左側)に切り起こし部5cが形成されている。更に、弾性フック5のうち、中間部5bを隔てて係合部5aの反対側(図4(B)および図4(D)の左側)の位置であって中間部5bに隣接する位置(図4(B)および図4(D)の上側)に絞り部5d1,5d2が形成されている。
更に、第1の実施形態の車両用灯具10では、図1(A)、図2(A)、図3(B)、図4(B)および図4(D)に示すように、弾性フック5のうち、中間部5bを隔てて係合部5aの反対側(図4(B)および図4(D)の左側)の部分5eが、ランプハウジング1の鉛直壁1c3とステー1c4との間に挿入されている。
つまり、第1の実施形態の車両用灯具10では、図1(A)、図2(A)、図3(B)、図4(B)および図4(D)に示すように、弾性フック5のうち、中間部5bを隔てて係合部5aの反対側(図4(B)および図4(D)の左側)の部分5eを、ランプハウジング1の鉛直壁1c3とステー1c4との間に挿入することのみにより、弾性フック5がランプハウジング1に取り付けられている。
そのため、第1の実施形態の車両用灯具10によれば、ねじ止めによって弾性フック5がランプハウジング1に取り付けられる場合よりも、弾性フック5をランプハウジング1に取り付ける作業の煩雑さを低減することができる。
詳細には、第1の実施形態の車両用灯具10では、図2(A)、図3(B)、図4(B)および図4(D)に示すように、弾性フック5のうち、中間部5bを隔てて係合部5aの反対側(図4(B)および図4(D)の左側)の部分5eが、ランプハウジング1の鉛直壁1c3とステー1c4との間に挿入されると、弾性フック5の中間部5bと、ランプハウジング1の鉛直壁1c3の後端面1c3aとが当接せしめられると共に、弾性フック5の切り起こし部5cの後端部5c1と、ランプハウジング1のステー1c4の前端面1c4aとが当接せしめられる。
そのため、第1の実施形態の車両用灯具10によれば、弾性フック5がランプハウジング1に対して前後方向(図2(A)および図3(B)の上下方向)にがたついてしまうのを回避することができる。
また、第1の実施形態の車両用灯具10では、図2(A)、図3(A)、図3(B)、図4(B)および図4(D)に示すように、弾性フック5のうち、中間部5bを隔てて係合部5aの反対側(図4(B)および図4(D)の左側)の部分5eが、ランプハウジング1の鉛直壁1c3とステー1c4との間に挿入されると、弾性フック5の中間部5bと、ランプハウジング1の鉛直壁1c3の後端面1c3aとが当接せしめられると共に、弾性フック5のうち、中間部5bを隔てて係合部5aの反対側(図4(B)および図4(D)の左側)の部分5eの前端部分5e1の上縁5e1a(図3(A)参照)と、ランプハウジング1の天井壁1c1とが当接せしめられる。
そのため、第1の実施形態の車両用灯具10によれば、弾性フック5の前端部分5e1が弾性フック5の中間部5b近傍を中心にランプハウジング1に対して上向き(図3(A)の反時計回り)に回転してがたついてしまうのを回避することができる。
更に、第1の実施形態の車両用灯具10では、図2(A)、図3(A)、図3(B)、図4(B)および図4(D)に示すように、弾性フック5のうち、中間部5bを隔てて係合部5aの反対側(図4(B)および図4(D)の左側)の部分5eが、ランプハウジング1の鉛直壁1c3とステー1c4との間に挿入されると、弾性フック5の中間部5bと、ランプハウジング1の鉛直壁1c3の後端面1c3aとが当接せしめられると共に、弾性フック5のうち、中間部5bを隔てて係合部5aの反対側(図4(B)および図4(D)の左側)の部分5eの前端部分5e1の下縁5e1b(図3(A)参照)と、ランプハウジング1の底壁1c2とが当接せしめられる。
そのため、第1の実施形態の車両用灯具10によれば、弾性フック5の前端部分5e1が弾性フック5の中間部5b近傍を中心にランプハウジング1に対して下向き(図3(A)の時計回り)に回転してがたついてしまうのを回避することができる。
また、第1の実施形態の車両用灯具10では、図2(A)、図3(A)、図3(B)、図4(B)および図4(D)に示すように、弾性フック5の中間部5bが、ランプハウジング1の鉛直壁1c3の後端面1c3aに当接せしめられている。つまり、第1の実施形態の車両用灯具10では、ランプハウジング1の鉛直壁1c3の後端面1c3aと弾性フック5の前端部分5e1との間隔(図2(A)および図3(B)の上下方向寸法)が比較的大きい値に設定されている。
そのため、第1の実施形態の車両用灯具10によれば、ランプハウジング1の鉛直壁1c3の後端面1c3aと弾性フック5の前端部分5e1との間隔(図2(A)および図3(B)の上下方向寸法)が比較的小さい値に設定されている場合よりも、弾性フック5をランプハウジング1に対して回転しづらくすることができる。
更に、第1の実施形態の車両用灯具10では、図2(A)、図2(B)、図3(B)、図4(B)、図4(C)および図4(D)に示すように、弾性フック5の絞り部5d1,5d2と、ランプハウジング1の鉛直壁1c3とステー1c4との間の隙間1c5とが、嵌合せしめられている。つまり、第1の実施形態の車両用灯具10では、弾性フック5の絞り部5d1,5d2が、ランプハウジング1の鉛直壁1c3とステー1c4との間に遊びなく挿入されている。
そのため、第1の実施形態の車両用灯具10によれば、弾性フック5がランプハウジング1に対して左右方向(図2(A)、図2(B)および図3(B)の左右方向)にがたついてしまうのを回避することができる。
換言すれば、第1の実施形態の車両用灯具10によれば、弾性フック5をランプハウジング1に取り付ける作業の煩雑さを低減しつつ、弾性フック5がランプハウジング1から脱落してしまうおそれを排除することができる。
本発明の車両用灯具は、例えばリフレックスリフレクタ、ターンランプ、ライセンスランプなどに適用可能である。
第1の実施形態の車両用灯具10を示した図である。 第1の実施形態の車両用灯具10の一部を構成するランプハウジング1のコ字状壁1cおよび弾性フック5の近傍を拡大して示した図である。 第1の実施形態の車両用灯具10の一部を構成するランプハウジング1のコ字状壁1cおよび弾性フック5の近傍を拡大して示した図である。 第1の実施形態の車両用灯具10の一部を構成する弾性フック5の拡大部品図である。
符号の説明
1 ランプハウジング
1a 係合突起
1b 後側壁
1c コ字状壁
1c1 天井壁
1c1a 後端部分
1c2 底壁
1c2a 後端部分
1c3 鉛直壁
1c3a 後端面
1c4 ステー
1c4a 前端面
1c5 隙間
2 レンズ
3 車体
3a,3b 係合部
5 弾性フック
5a 係合部
5b 中間部
5c 切り起こし部
5c1 後端部
5d1,5d2 絞り部
5e 部分
5e1 前端部分
5e1a 上縁
5e1b 下縁
10 車両用灯具

Claims (1)

  1. ランプハウジング(1)と、レンズ(2)と、ランプハウジング(1)を車体(3)に装着するための弾性フック(5)とを具備し、
    ランプハウジング(1)の係合突起(1a)と車体(3)の第1係合部(3a)とを係合させ、次いで、ランプハウジング(1)に取り付けられている弾性フック(5)の係合部(5a)と車体(3)の第2係合部(3b)とを係合させることにより、ランプハウジング(1)が車体(3)に装着されるように構成された車両用灯具(10)において、
    天井壁(1c1)と底壁(1c2)とそれらを橋絡する鉛直壁(1c3)とを有する概略コ字状壁(1c)を、ランプハウジング(1)の後側壁(1b)から後側に延ばして形成し、
    天井壁(1c1)の後端部分(1c1a)と底壁(1c2)の後端部分(1c2a)とを橋絡するステー(1c4)を、鉛直壁(1c3)から離間させて形成し、
    細長い概略長方形状の板ばねをその長辺のほぼ中間部(5b)で折り曲げることにより、概略V字状の弾性フック(5)を形成し、
    弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側に切り起こし部(5c)を形成し、
    弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の位置であって中間部(5b)に隣接する位置に絞り部(5d1,5d2)を形成し、
    弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の部分(5e)を、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)とステー(1c4)との間に挿入し、
    弾性フック(5)の中間部(5b)と、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)の後端面(1c3a)とを当接させ、
    弾性フック(5)の切り起こし部(5c)の後端部(5c1)と、ランプハウジング(1)のステー(1c4)の前端面(1c4a)とを当接させ、
    弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の部分(5e)の前端部分(5e1)の上縁(5e1a)と、ランプハウジング(1)の天井壁(1c1)とを当接させ、
    弾性フック(5)のうち、中間部(5b)を隔てて係合部(5a)の反対側の部分(5e)の前端部分(5e1)の下縁(5e1b)と、ランプハウジング(1)の底壁(1c2)とを当接させ、
    弾性フック(5)の絞り部(5d1,5d2)と、ランプハウジング(1)の鉛直壁(1c3)とステー(1c4)との間の隙間(1c5)とを嵌合させたことを特徴とする車両用灯具(10)。
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