JP2010146860A - 車両用灯具 - Google Patents

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洋光 高松
Koji Miura
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Abstract

【課題】2枚のインナレンズの間へのゴミ等の侵入を防ぐとともに、リフレクタに大きな反射面を確保することができる車両用灯具を提供すること。
【解決手段】ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に光源とリフレクタ6を収容し、前記リフレクタ6の開口部を内外二重の第1及び第2インナーレンズ7,8で覆って成る車両用灯具において、前記第1及び第2インナレンズ7,8を予め組付一体化し、この組付一体化された第1及び第2インナレンズ7,8を前記リフレクタ6に取り付ける取付構造を採用する。ここで、前記第1及び第2インナレンズ7,8は、一方に形成されたフックを他方に形成された係合孔に係合させることによって組付一体化される。
【選択図】図16

Description

本発明は、リフレクタの開口部を内外二重のインナレンズで覆って成る車両用灯具に関するものである。
車両用灯具には、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に光源とリフレクタを収容し、リフレクタの開口部をインナレンズで覆って成るものがある(例えば、特許文献1参照)。又、リフレクタの開口部を内外二重のインナレンズで覆って成る車両用灯具も存在する。その一例を図17及び図18に示す。
図17は従来の車両用灯具のインナレンズとリフレクタの正面図、図18は図17のM−M線断面図であり、図示のように、従来の車両用灯具のリフレクタ106はその開口部が内外二重の第1及び第2インナレンズ107,108によって覆われている。ここで、リフレクタ106の第1及び第2インナレンズ107,108の取付箇所には階段状の段部が形成され、第1及び第2インナレンズ107,108は、これらに形成されたフック107a,108aをリフレクタ106の段部に形成された係合孔106a,106bに係合させることによってリフレクタ106に各々別々に取り付けられていた。即ち、先ず、内側の第1インナレンズ107をリフレクタ106に取り付けた後、外側の第2インナレンズ108をリフレクタ106に取り付ける取付構造が採用されていた。
特開2000−331505号公報
しかしながら、図17及び図18に示す従来の車両用灯具においては、第1及び第2インナレンズ107,108をリフレクタ106に1つずつ順番に取り付けるため、1つ目の第1インナレンズ107を取り付けた際に削れによって発生したゴミ等が第1インナレンズ107と第2インナレンズ108の間に残ってしまうという問題がある。
又、2枚の第1及び第2インナレンズ107,108をリフレクタ106に各々別々に取り付けるため、リフレクタ106には多数の係合孔106a,106bを形成する必要があり、これらの係合孔106a,106bを形成する段部の面積が大きくなってリフレクタ106の反射面が小さくなってしまうという問題もある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、2枚のインナレンズの間へのゴミ等の侵入を防ぐとともに、リフレクタに大きな反射面を確保することができる車両用灯具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に光源とリフレクタを収容し、前記リフレクタの開口部を内外二重の第1及び第2インナレンズで覆って成る車両用灯具において、前記第1及び第2インナレンズを予め組付一体化し、この組付一体化された第1及び第2インナレンズを前記リフレクタに取り付ける取付構造を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1及び第2インナレンズを、一方に形成されたフックを他方に形成された係合孔に係合させることによって組付一体化することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、組付一体化された第1及び第2インナレンズの前記リフレクタへの取り付けを、これらの一方に形成されたフックと他方に形成された係合孔との係合によって行うことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、従来のように第1及び第2インナレンズをリフレクタに各々別々に取り付けるのではなく、第1及び第2インナレンズを予め組付一体化し、この組付一体化された第1及び第2インナレンズをリフレクタに取り付ける取付構造を採用したため、第1及び第2インナーレンズの間にゴミ等が侵入することがない。又、組付一体化された第1及び第2インナレンズをリフレクタに取り付ける箇所が少なくて済み、各取付箇所がリフレクタに占める面積も小さくて済むため、該リフレクタに大きな反射面を確保することができる。
請求項2記載の発明によれば、フックと係合孔との係合によって、第1及び第2インナレンズ同士をネジ等の締結具を用いることなくワンタッチで容易に組付一体化することができる。
請求項3記載の発明によれば、フックと係合孔との係合によって、一体化された第1及び第2インナレンズをネジ等の締結具を用いることなくリフレクタにワンタッチで容易に取り付けることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具の分解斜視図、図2は同車両用灯具のインナレンズとリフレクタの正面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図2のB−B線断面図、図5は第1インナレンズの正面図、図6は図5のC−C線断面図、図7は図5のD−D線断面図、図8は図5のE−E線断面図、図9は図5のF−F線断面図、図10は図5のG−G線断面図、図11は図2のH−H線断面図、図12は図2のI−I線断面図、図13は図2のJ−J線断面図、図14は図2のK−K線断面図、図15は図2のL−L線断面図、図16(a)は第1及び第2インナレンズの斜視図、図16(b)は組付一体化された第1及び第2インナレンズのリフレクタへの取付要領を示す斜視図である。
本発明に係る車両用灯具1は、図3及び図4に示すように、ハウジング2とその開口部を覆うアウタレンズ3によって画成された灯室4内に光源であるバルブ5とリフレクタ6を収容し、リフレクタ6の開口部を内外二重の第1及び第2インナレンズ7,8で覆って構成されている。
リフレクタ6の開口部を覆う上記第1及び第2インナレンズ7,8のうち、内側の第1インナレンズ7は、図1に示すように、リフレクタ6の一部(バルブ5を収容する空間の開口部)を部分的に覆うものであって、赤色の透光性樹脂によって成形されており、その大きさは外側の第2インナレンズ8よりも小さく設定されている。
他方、外側の第2インナレンズ8は、リフレクタ6の開口部の全面を覆うものであって、透明な透光性樹脂によって構成され、その内面の中間高さ位置には幅方向に長いレンズカット8Aが施されている。
而して、本発明に係る車両用灯具1は、第1及び第2インナレンズ7,8を図16(a)に示すように予め組付一体化し、この組付一体化された第1及び第2インナレンズ7,8を図16(b)に示すようにリフレクタ6の開口部周縁に取り付ける取付構造を有することを特徴とする。
ここで、第1インナレンズ7と第2インナレンズ8との組付構造を図5〜図10に基づいて説明する。
内側の第1インナレンズ7の上端縁の図5にc,d,eにて示す3箇所と下端縁の図2にf,gにて示す2箇所には、図6〜図10に示すように、突起状のフック7aが一体に突設されており、外側の第2インナレンズ8の図2に示すh〜lの5箇所(第1インナレンズ7のフック7aが突設された箇所)には、矩形の係合孔8aがそれぞれ形成されている。
従って、第1インナレンズ7のc〜gの5箇所に突設されたフック7aを図6〜図10に示すように第2インナレンズ8の同じくh〜lの5箇所に形成された係合孔8aに係合させることによって、図16(a)に示すように別体に構成された第1インナレンズ7と第2インナレンズ8同士を、ネジ等の締結具を用いることなく、図16(b)に示すようワンタッチで容易に組付一体化することができる。
以上のように組付一体化された第1及び第2インナレンズ7,8は、図16(b)に示すように、リフレクタ6の開口部周縁に取り付けられるが、その取付構造を図2及び図11〜図15に基づいて説明する。
内側の第1インナレンズ7の図2にh,iにて示す2点には、図11及び図12に示すように突起状のフック7bがそれぞれ一体に突設されており、これらのフック7bをリフレクタ6のh,iの2箇所に形成された矩形の係合孔6aに係合させることによって、組付一体化された第1及び第2インナレンズ7,8が図2にh,iにて示す2箇所においてリフレクタ6にワンタッチで容易に取り付けられる。
又、内側の第1インナレンズ7の下端縁の図2にjにて示す1箇所には、図13に示すように突起状のフック7cと凸部7dが形成されており、リフレクタ6の前記フック7cと凸部7dに対応する位置には矩形の係合孔6bと凹部6cが形成されている。従って、第1インナレンズ7のフック7cをリフレクタ6の係合孔6bに係合させ、第1インナレンズ7の凸部7dをリフレクタ6の凹部6cに嵌合させることによって、組付一体化された第1及び第2インナレンズ7,8が図2にjにて示す1箇所においてリフレクタ6にワンタッチで容易に取り付けられる。
更に、外側の第2インナレンズ8の側端縁の上下の図2にk,lにて示す2箇所には、図14及び図15に示すように矩形の係合孔8bがそれぞれ形成されており、リフレクタ6の側端縁の係合孔8bに対応する箇所には突起状のフック6dがそれぞれ一体に突設されている。従って、リフレクタ6のフック6dを図14及び図15に示すように第2インナレンズ8の係合孔8bにそれぞれ係合させることによって、組付一体化された第1及び第2インナレンズ7,8が図2にk,lにて示す2箇所においてリフレクタ6にワンタッチで容易に取り付けられる。
而して、予め組付一体化された第1及び第2インナレンズ7,8は、図2にh〜lにて示す5箇所がネジ等の締結具を用いることなくリフレクタ6にワンタッチで容易に取り付けられる。
以上のように、本発明に係る車両用灯具1においては、従来のように第1及び第2インナレンズ7,8をリフレクタ6に各々別々に取り付けるのではなく、第1及び第2インナレンズ7,8を予め組付一体化し、この組付一体化された第1及び第2インナレンズ7,8をリフレクタ6に取り付ける取付構造を採用したため、第1及び第2インナレンズ7,8の間にゴミ等が侵入することがない。
又、組付一体化された第1及び第2インナレンズ7,8をリフレクタ6に取り付ける箇所が少なくて済み、各取付箇所(本実施の形態では、図2にh〜lにて示す5箇所)がリフレクタ6に占める面積も小さくて済むため、該リフレクタ6に大きな反射面を確保することができ、リフレクタ6による反射光量を増大させることができる。
本発明は、ヘッドランプ、フォグランプ、バックアップランプ、車幅灯、方向指示灯、ストップ&テールランプ等の任意の車両用灯具に対して適用可能である。
本発明に係る車両用灯具の分解斜視図である。 本発明に係る車両用灯具のインナレンズとリフレクタの正面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 本発明に係る車両用灯具の第1インナレンズの正面図である。 図2のC−C線断面図である。 図2のD−D線断面図である。 図2のE−E線断面図である。 図2のF−F線断面図である。 図2のG−G線断面図である。 図2のH−H線断面図である。 図2のI−I線断面図である。 図2のJ−J線断面図である。 図2のK−K線断面図である。 図2のL−L線断面図である。 (a)は本発明に係る車両用灯具の第1及び第2インナレンズの斜視図、(b)組付一体化された第1及び第2インナレンズのリフレクタへの取付要領を示す斜視図である。 従来の車両用灯具のインナレンズとリフレクタの正面図である。 図17のM−M線断面図である。
符号の説明
1 車両用灯具
2 ハウジング
3 アウタレンズ
4 灯室
5 バルブ(光源)
6 リフレクタ
6a,6b リフレクタの係合孔
6c リフレクタの凹部
6d リフレクタのフック
7 第1インナレンズ
7a〜7c 第1インナレンズのフック
7d 第1インナレンズの凸部
8 第2インナレンズ
8A 第2インナレンズのレンズカット
8a,8b 第2インナレンズの係合孔
c〜g 第1及び第2インナレンズの組付箇所
h〜l 一体化された第1及び第2インナレンズの取付箇所

Claims (3)

  1. ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に光源とリフレクタを収容し、前記リフレクタの開口部を内外二重の第1及び第2インナレンズで覆って成る車両用灯具において、
    前記第1及び第2インナレンズを予め組付一体化し、この組付一体化された第1及び第2インナレンズを前記リフレクタに取り付ける取付構造を有することを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記第1及び第2インナレンズを、一方に形成されたフックを他方に形成された係合孔に係合させることによって組付一体化することを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 組付一体化された第1及び第2インナレンズの前記リフレクタへの取り付けを、これらの一方に形成されたフックと他方に形成された係合孔との係合によって行うことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用灯具。
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