JP5147356B2 - 車両用ランプ - Google Patents

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本発明は、自動車等の車両に設けられる車両用ランプの技術分野に属するものである。
一般に、この種車両用ランプのなかには、車両(車体)のドアに設けられるドアミラーがあり、該ドアミラーにターンランプ(方向指示器)を一体に取り付けて、車両の前後に単独で設けられるターンランプとともに点灯させることにより、周囲の人に対して一層強くアピールするようにしたものが知られている。このようなもののなかには、ターンランプを、発光ダイオードを用いて点灯するように構成することが提唱されている。
前記発光ダイオードを用いてターンランプを構成するものにおいて、ドアミラーに、長尺中実状の導光体と、該導光体の長尺方向一端部を照射する光源を設けて、該光源を点灯することにより導光体の全長から光が放射するように構成し、ドアミラーの意匠性を高めるとともにターンランプの視認性を高めるようにしたものが提唱されている。
特開2006−114309号公報
しかるに、前記従来のものは、導光体が外部に露出して配設され、直接外界に触れる構成となっている。このため、導光体に埃や汚れが付着して視認性が低下したり、導光体に直接負荷が作用して破損してしまうようなことが想定されて問題がある。これに対処するには、導光体を覆うようにアウターレンズを設けることで導光体を保護する構成とすることが提唱されるが、このようにした場合では、導光体を直接ミラーボディーに固定することができず、導光体を位置ずれなくミラーボディーに組み込む構成が別途必要となり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、車両に組み込まれる車両用ランプを、長尺中実状の導光部材が長尺方向一端部に設けた光源の点灯により長尺状の光を放射するよう構成、導光部材、ベースハウジングとアウターレンズとのあいだに支持されるインナー部材に設たものに構成するにあたり前記インナー部材は、上下一対のフランジ片部と、これらのあいだの一体化片部とにより構成され、導光部材は、長尺方向一端部側の円柱状の導光部と、他端部側の扁平状のインナーレンズ部とにより構成されていて、インナー部材の一体化片部に組み込まれるものであり、一体化片部は長尺方向他端部が切り欠かれて開口窓部が形成され、該開口窓部に導光部材のインナーレンズ部が嵌入するものであり、前記導光部材とインナー部材とは、長尺方向両端部にそれぞれ設けた係合手段を介して一体化するように構成されている車両用ランプである。
請求項2の発明は、車両用ランプはターンランプであって、ボディーにミラーが設けられたドアミラーに組み込まれている請求項1に記載の車両用ランプである。
請求項1の発明とすることにより、車両用ランプの組み込み作業が容易になるうえ、長尺中実状の導光部材をベースハウジングに対して位置ズレすることがなく支持でき、もって、ドアミラーのボディーに対する位置決めを確実にすることができる。しかも、長尺方向両端部において位置決め状の一体化がなされることになって、導光部材とインナー部材との位置ズレがなく、しかも、簡単、かつ、容易に一体化することができて、組み込み作業の一層の簡略化が図れる。
請求項の発明とすることにより、法定基準を確実に満たした信頼性の高いターンランプを提供できる。
つぎに、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図面において、1は車両のドアに設けられるドアミラーであって、該ドアミラー1を構成するボディー1aの後方(車両後方)に面する部位には開口部(図示せず)が形成され、該開口部に、後方確認用のミラー(図示せず)が位置調整自在に嵌め込まれている。前記ボディー1aの前方に面する部位は前方に膨出する形状に形成されており、該膨出部における下方部位に、本発明が実施されたターンランプ2が一体的に組み込まれている。
尚、ドアミラー1は左右対称状のものが車両の左右ドア体に設けられるが、ここでは、図1に示す車両左側に設けられるドアミラー1についての説明をし、右側のドアミラー1の説明については省略する。
前記ドアミラー1に組み込まれるターンランプ2は、ボディー1aの前方膨出部の下方部位に一つの組み立て部品としてボディー1aに組み込まれるように設定されている。そして、ターンランプ2は、図2に示すように、ボディー1aの内側に収容されるベースハウジング3と、該ベースハウジング3の前方部位を覆蓋し、ボディー1a外周面とともに外部に露出するアウターレンズ5とを備えるとともに、ベースハウジング3とアウターレンズ5とのあいだには、インナーハウジング4が支持される状態で設けられている。そして、前記インナーハウジング4は、後述するように、それぞれ個別に形成された導光部材6とインナー部材7とを一体化するように組み込むことにより構成されている。
前記ベースハウジング3は、非透明部材(非透光性樹脂材)により一体型成形されており、図3に示すように、ドアミラーボディー1aの下方部位に内装されるべく左右方向長尺状の湾曲形状に構成されており、車体の左右方向外方となる左端部位が後方に向けてR状に折曲する形状に形成されている。そして、ベースハウジング3は、底片3aを備え、前方部位から左方部位に向けて開口する凹部3bを備えて形成されており、該凹部3bの前方から前記インナーハウジング4が組み込まれるように設定されている。尚、3cは、外部電源との接続部、3dはボディー1aと一体化するための取り付け片である。
前記インナーハウジング4は、図4に示すように、ベースハウジング3と同様に左右方向長尺状で、左端部位が後方に向けてR状に折曲する湾曲形状に構成されており、長尺中実状で、かつ、断面円形状(円柱形状)の導光部6aを備えた導光部材6とインナー部材7とを一体的に組み込むことにより構成されており、これによって、導光部材6をベースハウジング3に対して位置ズレすることなく安定した姿勢で組み込むことができ、しかも、組み込み作業を簡単に行なえるように構成されている。尚、本実施の形態において、インナーハウジング4は、後述する光源ユニット8を一体的に組み込むことでインナーアッシーを構成するように設定されており、該インナーアッシーをベースハウジング3に組み込む構成とすることにより、ターンランプ2の組み込み作業が一層容易に行なえるように構成されている。
前記インナーハウジング4を構成するインナー部材7は、非透明、好ましくは、非透光性樹脂材を用いて構成されており、図5に示すように、上下一対のフランジ片部7a、7bと、これらフランジ片部7a、7bとのあいだを連結する長尺状の一体化片部7cとにより構成されており、一体化片部7cは、上下のフランジ片部7a、7bよりも後方(ベースハウジング3側)に偏寄する凹溝形状に形成されている。そして、一体化片部7cは、左端側部位が切り欠かれており、上下のフランジ片部7a、7bとのあいだに開口窓部7dが形成されている。さらに、インナー部材7の上下のフランジ片部7a、7bの右端側には、一体化片部7cよりも右端側に突出するようにして第一光源支持部7eが一体形成されており、該第一光源支持部7eには、後述するように、光源ユニット8に配設される第一発光ダイオード9が位置決め状に固定支持されるように構成されている。さらに、上下のフランジ片部7a、7bの左端側には、光源ユニット8の第二、第三発光ダイオード10、11を支持する第二、第三光源支持部7f、7gがそれぞれ形成されている。
そして、前記インナー部材7の長尺方向一端部となる上下のフランジ片部7a、7bの右端部位における対向間には、一体化片部7cの前方に偏寄する状態で架橋片部7hが形成されており、一体化片部7cの右端部と架橋片部7hとでリング状の開口が形成されている。さらに、インナー部材7の長尺方向他端部となる左端部であって、上下のフランジ片部7a、7bの左端部の互いに近接対向する部位には、それぞれ凹状の係止凹部7iが形成されているとともに、これら係止凹部7iの右端側には、該係止凹部7iに対向する状態で押さえ片7jが形成されており、これによって、インナー部材7の開口窓部7dの上下に、係止凹部7iと押さえ片7jとの対向間により構成される上下一対の係止スペースが形成されるように設定されている。
また、一体化片部7cの長尺方向右端部は、右端側ほど先細となる先細状部7kが形成されており、該先細状部7kの先端に前方に向けて突出する嵌合突部7mが形成されている。
一方、インナーハウジング4を構成する導光部材6は透明部材(透光性樹脂材)により形成され、図6に示すように、車体側となる左右方向右端部に半球体形状の入光部6bが形成され、該入光部6bに続く車体の前方に対向する部位に円柱形状の導光部6aが形成されている。また、導光部材6の導光部6aに続く左端部位は後方に向けてR状に折曲しており、該左方を向く折曲部位は扁平状のインナーレンズ部6cに形成されている。
そして、インナーレンズ部6cの左端部における上下部位には、インナー部材7の左端部に形成された係止凹部7aと押さえ片7jとにより構成される上下一対の係止スペースに係止する係止突部6dが、上下方向に向けて膨出し、かつ、板厚方向に段差状となる状態で形成されている。
また、導光部6aの右端部の後面には、インナー部材一体化片部7cの右端部に形成された先細状部7kの嵌合突部7mに嵌合する嵌合凹部6eが形成されている。
そして、導光部材6は、インナー部材7の前方から組み込まれるが、導光部6aを凹溝状の一体化片部7cに沿わせた状態とし、入光部6bを一体化片部7cの右端部と架橋片部7hとで形成されるリング状の開口に挿入し、導光部材6を一体化片部7cに沿って右方にずらすことにより、図8(A)に示すように、導光部6aの一端側部位が一体化片部7cの先細状部7kに干渉して弾性変形させる状態で一端側に移動し、嵌合凹部6eと先細上部7kの嵌合突部7mとが対向することに伴い互いに嵌合し、これによって、長尺方向に位置決めがなされた状態でインナー部材7と導光部材6との長尺方向一端部における一体化がなされるように設定されており、該構成が本発明の係合手段に相当する。
前記状態において、長尺方向他端部は、インナー部材7の開口窓部7dにインナーレンズ部6cが位置する状態となっており、インナー部材7の係止凹部7iと押さえ片7jとにより構成される上下一対の係止スペースに、導光部材6の係止突部6dが対向する状態となっている。そして、上下のフランジ片部7a、7b、押さえ片7jとを弾性変形させることにより、係止突部6dを係止スペースに嵌め込むことにより、押さえ片7jによる抜け止めがなされた状態で嵌合し、インナー部材7と導光部材6との長尺方向他端部における一体化がなされるように設定されており、該構成が本発明の係合手段に相当する。
このようにすることにより、導光部材6とインナー部材7とは、図7、8に示すように、長尺方向両端部における係合手段が簡単な組み込み操作で実施され、強固に一体化されたインナーハウジング4を構成するように設定されている。
前記インナーハウジング4において、インナーレンズ部6cは、開口窓部7dを介して後方に露出し、ベースハウジング3に組み込まれたときにインナーレンズ部6cがベースハウジング3に直接対向するように構成されている。また、入光部6bは、インナー部材7の上下のフランジ片部7a、7bよりも右端側に突出し、光源支持部7eに近接するように配設されている。
ここで、導光部材6の導光部6aは、湾曲内側部位となる後面に漏光を防止するための光遮断手段が施されているが、ここでの光遮断手段は、後面を非平滑面とするしぼ加工を施すことにより光遮断するように構成されている。さらに、導光部6aは、後面が非透光性樹脂材で一体形成された一体化片部7cに嵌め込まれた状態となっているので、導光部6aにおける遮光が一層効果的になされるように構成されている。また、導光部材6のインナーレンズ部6cは、後面に入光された光を乱反射するための乱反射手段が施されているが、ここでの乱反射手段は、後面に複数の凹凸面を形成することにより乱反射するように構成されている。
また、導光部材6とインナー部材7とにより構成されたインナーハウジング4に組み込まれる光源ユニット8は、ターンランプ2の光源となる第一、第二、第三発光ダイオード9、10、11と、導電性板材で形成され、前記各第一、第二、第三発光ダイオード9、10、11を接続する複数のバスバー12と、これらバスバー12が適宜接続される回路基板13とを備えて構成されており、インナーハウジング4のベースハウジング3側、即ちインナーハウジング4の後面側(背面側)から組み込まれるように設定されている。
ここで、前記光源ユニット8を構成する第一〜第三発光ダイオード9、10、11は、それぞれ何れも汎用のものが用いられており、発光部9a、10a、11aと、該発光部9a、10a、11aを支持するとともに必要な電子部材が収容された補助基板9b、10b、11bと、該補助基板9b、10b、11bから外方に延出する一対の導電部材からなる保持片9c、10c、11cとを備えて構成されており、バスバー12の一端側に第一発光ダイオード9の保持片9cが接続され、他端側に第一、第二発光ダイオード10、11の保持片10c、11cがそれぞれ接続されている。
前記光源ユニット8は、前述したように、インナーハウジング4のベースハウジング3側となる背面側から組み込まれてインナーアッシーを構成するように設定されるが、第一発光ダイオード9の保持片9cはインナー部材7の第一光源支持部7eに支持され、第二発光ダイオード10の保持片10cは第二光源支持部7fに支持され、第三発光ダイオード11の保持片11cは第三光源支持部7gに支持される状態で組み込まれるように設定されている。そして、バスバー12は、インナーハウジング4の上下のフランジ片部7a、7bの後面に形成された複数の係止片7nにより支持されることにより、絶縁性を確保された状態でインナー部材7に保持されるように設定されている。
前記インナーアッシーにおいて、第一発光ダイオード9は、発光部9aが導光部材6の長尺方向一方の端部の入光部6bの一端側に位置決め状に配設され、第二、第三発光ダイオード10、11は、それぞれ発光部10a、11aがインナー部材7の開口窓部7dから露出するインナーレンズ6cに直接対向し、インナーレンズ部6cの左斜め前方方向と左側方向とに向けて照射するように配設されている。そして、導光部材6は、第一、第二、第三発光ダイオード9の点灯により、導光部材6の入光部6bから導光部6a、インナーレンズ部6cに亘って長尺状の光を前方に向けて放射(放光)するとともに、インナーレンズ部6cから乱反射する光を前方から左方側に向けて放射するように設定されており、これによって、ターンランプ2としての法定基準を満足する照度を確実に満足できるように構成されている。
ここで、本実施の形態のインナー部材7は、非透明部材で形成されているとともに、上下のフランジ片部7a、7b、一体化片部7cにおけるアウターレンズ5側の面(前面)は金属膜(反射膜)が塗布されていてリフレクタ(反射)機能を有するように構成されている。これによって、導光部材6を組み込んだとき、導光部6aの後面は、反射膜が形成された一体化片部7cにより覆われることになって、導光部6aから後方に向けて漏光するのを確実に防止できて、導光部6aにおける光の減衰を低減できるばかりでなく、導光部6a、インナーレンズ部6cから放射する光を上下のフランジ片部7a、7bにより反射して、視認性を一層高めることができるように構成されている。
尚、14は中間部材であって、該中間部材14は、一端部が基板13に接続され、他端部がベースハウジング3に形成された接続部3cに引き出されて外部電源に接続される一対の端子14aを支持する部材に構成され、インナー部材7の上側フランジ片部7aに予め支持された状態でインナーハウジング4(インナーアッシー)を構成するように設定されている。
また、導光部材6の入光部6bは半球体形状に形成されており、これによって、第一発光ダイオード9からの光が散乱した状態となって導光部6a、インナーレンズ部6cに向けて誘導されるように設定されており、光の減衰を一層低減できるように設定されている。
そして、インナーハウジング4に光源ユニット8が組み込まれたインナーアッシーを、ベースハウジング3の凹部3bに組み込むことにより、インナーハウジング4を構成する上下のフランジ片部7a、7bが凹部3bを覆蓋する状態で組み込まれ、該インナーアッシーが組み込まれたベースハウジング3の前方を覆蓋するようにアウターレンズ5を設けることでターンランプ2が構成されている。このとき、ベースハウジング3の外周縁にアウターレンズ5の外周縁を突き当てた状態で一体化することにより、これらのあいだにインナーハウジング4(インナーアッシー)が連結部材14を介して支持され、長尺状の導光部材6がベースハウジング3に対して位置ズレすることなく保持されるように設定されている。
尚、アウターレンズ5は、透光性樹脂材で一体形成されており、インナーハウジング4のインナー部材7に形成される第一光源支持部7eに支持される第一発光ダイオード9が配設された部位となる光源対向部位5aにしぼ加工が施されている。これによって、第一発光ダイオード9の漏光がさらに防止されるように構成されている。
このように構成されたターンランプ2は、ドアミラー1のボディー1aに組み込まれたとき、ボディー1aがアウターレンズ5の外周縁部、および、光源対向部位5aであって、第一発光ダイオード9配設部位および導光部材6の入光部6bを覆蓋するように構成されている。これによって、ドアミラー1の外部から第一発光ダイオード9を目視することができず、漏光防止が確実になるうえ、周囲の人に眩しさを感じさせるような不具合をなくすことができ、しかも、意匠性が高められるように構成されている。
叙述の如く構成された本形態において、ドアミラー1に組み込まれたターンランプ2は、車両の前方部位においてインナーハウジング4に組み込まれた導光部材6から長尺状の光が放射(放光)されるが、この場合に、入光部6bから入光される第一発光ダイオード9により導光部6aから左右方向長尺状の光が放射されるとともに、車体の左右方向外方においてインナーレンズ部6cに入光される第二、第三発光ダイオード10、11によりインナーレンズ部6cから左右方向外方に向けて光が放射される。これによって、ターンランプ2は、車両の前方、および、左右方向外方からの視認性を高くすることができ、しかも、意匠性に優れたターンランプ2となる。
そして、このものにおいて、長尺状の導光部材6をベースハウジング3とアウターレンズ5とのあいだに収容する構成としたので、導光部材6の保護を図れるものであるが、この場合に、導光部材6は、ベースハウジング3とアウターレンズ5とのあいだに支持されるインナー部材7に一体的に組み込まれる構成としたので、導光部材6をドアミラー1のボディー1aに直接取り付ける構成ではないものの、導光部材6がボディー1aに対して位置ズレしたり、ガタついたりすることがなく、信頼性が高く、しかも、意匠性に優れたターンランプ2とすることができる。しかも、導光部材6とインナー部材7とは、一体化した状態でベースハウジング3に組み込む構成としたので、組み込み作業を容易にすることができる。
そして、本実施の形態にあっては、導光部材6とインナー部材7とを、導光部材6の入光部6bが形成される長尺方向一端側においては、導光部6aに形成された嵌合凹部6eにインナー部材7の一体化片部7cに形成された嵌合突部7mを嵌合することによる係合がなされて長尺方向位置決め状の一体化がなされ、インナーレンズ部6cが形成される長尺方向他端部においては、導光部材6の係止突部6dが係止凹部7iと押さえ片7jとのあいだに形成される係止スペースに抜嵌め込まれることによる係合がなされて抜け止め状の一体化がなされている。この結果、導光部材6のインナー部材7に対する位置決め状の一体化が長尺方向両端部において行なわれることになって、導光部材6とインナー部材7との一体化が確実になって位置ズレがないようにすることができる。しかも、一体化するための係合操作が、簡単、かつ、容易に行なえるので組み込み作業の一層の簡略化を図ることができる。
さらに、ターンランプ2をドアミラー1に組み込んだ場合では、法定基準を確実に満たした信頼性の高いターンランプ2とすることができる。
ドアミラーの全体斜視図である。 図2(A)、(B)、(C)はそれぞれターンランプの正面図、図2(A)のX−X断面図、側面図である。 図3(A)、(B)、(C)はそれぞれベースハウジングの平面図、正面図、側面図である。 図4(A)、(B)はそれぞれインナーアッシーの背面図、側面図である。 図5(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれインナー部材の平面図、正面図、図5(A)におけるX−X断面図、側面図である。 図6(A)、(B)、(C)はそれぞれ導光部材の平面図、正面図、図6(B)におけるX−X断面図である。 図7(A)、(B)はそれぞれインナーハウジングの正面図、図7(A)におけるX−X端面図である。 図8(A)、(B)はそれぞれ要部の拡大断面図、拡大斜視図である。
符号の説明
1 ドアミラー
1a ボディー
2 ターンランプ
3 ベースハウジング
4 インナーハウジング
5 アウターレンズ
6 導光部材
6a 導光部
6c インナーレンズ部
6d 係止突部
6e 嵌合凹部
7 インナー部材
7a フランジ片部
7c 一体化片部
7d 開口窓部
7j 押さえ片
7m 嵌合突部
8 光源ユニット
9 第一発光ダイオード
10 第二発光ダイオード
12 バスバー
13 基板

Claims (2)

  1. 車両に組み込まれる車両用ランプを、長尺中実状の導光部材が長尺方向一端部に設けた光源の点灯により長尺状の光を放射するよう構成、導光部材、ベースハウジングとアウターレンズとのあいだに支持されるインナー部材に設たものに構成するにあたり前記インナー部材は、上下一対のフランジ片部と、これらのあいだの一体化片部とにより構成され、導光部材は、長尺方向一端部側の円柱状の導光部と、他端部側の扁平状のインナーレンズ部とにより構成されていて、インナー部材の一体化片部に組み込まれるものであり、一体化片部は長尺方向他端部が切り欠かれて開口窓部が形成され、該開口窓部に導光部材のインナーレンズ部が嵌入するものであり、前記導光部材とインナー部材とは、長尺方向両端部にそれぞれ設けた係合手段を介して一体化するように構成されている車両用ランプ。
  2. 車両用ランプはターンランプであって、ボディーにミラーが設けられたドアミラーに組み込まれている請求項1に記載の車両用ランプ。
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