JP5246931B2 - 車両用ランプおよび車両用ランプが組込まれたドアミラー - Google Patents
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Description
請求項2の発明は、インナーレンズには、複数の導光体が設けられるものとし、これら複数の導光体は一つの光源により照射されている請求項1に記載の車両用ランプである。
請求項3の発明は、車両用ランプは、インナーレンズと光源ユニットとの間にインナーハウジングが設けられている請求項1または2に記載の車両用ランプである。
請求項4の発明は、光源ユニットは、基板と、該基板にバスバーを介して接続される複数の光源とにより左右方向長尺状に形成され、インナーレンズとアウターハウジングとの間に配設されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用ランプである。
請求項5の発明は、車両用ランプが組込まれたドアミラーであって、前記車両用ランプを、アウターハウジングと、アウターレンズと、アウターレンズに沿って配されるインナーレンズと、インナーレンズを照射する光源ユニットとにより構成し、インナーレンズに、長尺状に放光する導光体と、拡散した光を放射する光拡散部と、これら導光体と光拡散部とのあいだを連結し、アウターレンズ側の面にハーフミラー蒸着がなされてたレンズベース部とを設ける一方、光源ユニットに、インナーレンズのレンズベース部と導光体と光拡散部とをそれぞれ照射する光源を設けて、前記レンズベース部は、前記導光体、光拡散部から放射される光および光源で照射される光を反射する構成とした車両用ランプが組込まれたドアミラーである。
請求項2の発明とすることにより、部品点数を削減することができてコスト低下に寄与できる。
請求項3の発明とすることにより、意匠性に優れるうえ、構成の簡略化を図ることが可能となる。
請求項4の発明とすることにより、光源ユニットの配設スペースを確保しやすく、設計の自由度を向上することができる。
請求項5の発明とすることにより、意匠性がよく、しかも、機能性に優れたものにすることができる。
図面において、1は車両のドアに設けられるドアミラーであって、該ドアミラー1を構成するボディー1aの後方(車両後方)に面する部位には開口部(図示せず)が形成され、該開口部に、後方確認用のミラー(図示せず)が位置調整自在に嵌め込まれている。前記ボディー1aの前方に面する部位は前方に膨出する形状に形成されており、該膨出部における上下方向中間部位の左右方向中間部から左右方向外方に至る部位に、本発明が実施されたターンランプ(車両用ランプに相当する)2が一体的に組込まれている。
前記ドアミラー1に組込まれるターンランプ2は、ボディー1aの前方膨出部の前記部位に、一つの組立て部品として組込まれるように設定されている。そして、ターンランプ2は、図2に示すように、ボディー1aの内側に収容されるアウターハウジング3と、該アウターハウジング3の前方部位を覆蓋し、ボディー1a外周面とともに外部に露出するアウターレンズ4とを備えるとともに、アウターハウジング3とアウターレンズ4との間には、アウターレンズ4に沿ってインナーレンズ5が設けられ、該インナーレンズ5とアウターハウジング3との間に光源ユニット6が設けられる構成となっている。
また、前記上下一対の導光パイプ5b、5cは、それぞれ透明部材(透光性樹脂材)により、長尺中実状で、かつ、断面円形状(円柱形状)に形成されるものであり、互いに非平行となる位置関係に配設されている。そして、これら導光パイプ5b、5cの右端部であって、レンズベース部5aの右端側の鋭角三角形状の頂部に対向する部位は、連結部5eにより一体的に連結されて左端側ほど拡開するV字形状を形成している。そして、後述するように、前記連結部5eを入光部として光源を入光させることにより、上下一対の導光パイプ5b、5cが長尺状の光を放射するように構成されているが、これら導光パイプ5b、5cは、後方側の面(アウターハウジング3側の面)にしぼ加工が施されており、導光パイプ5b、5cに入光した光が漏光するのを防止するように構成されている。ここで、本実施の形態では、レンズベース部5aと導光パイプ5b、5cとがそれぞれ個別に形成され、これら形成されたレンズベース部5aと導光パイプ5b、5cとを一体的に固着することによりインナーレンズ5が構成されている。
さらに、光拡散部5dは、透明部材で形成されるレンズベース部5aを型成形する際に一体に形成されており、レンズベース部5aよりも肉厚状とし、かつ、光拡散手段を施すことにより構成されている。ここで、光拡散手段としては、凸レンズ状に形成すること、前方の面を非平滑面(例えば曇りガラス状、レンズカット)にすること等、光を拡散することができる構成であれば何れの手法であってもよい。そして、光拡散部5dに光源を入光させることにより、拡散された光を放射するように構成されている。
尚、5fは、レンズベース部5aの上下の端縁部から後方(アウターハウジング3側)に向けて突出形成された側片部である。
尚、第一〜第四光源6a、6b、6c、6dはそれぞれ発光ダイオードが用いられている。
このとき、第一〜第四光源6a、6b、6c、6dが点灯していない状態において、透明なアウターレンズ4を透して内部、即ち、光源ユニット6配設側を臨むことが可能となるが、このものでは、図2、3から明らかなように、レンズベース部5aは、導光パイプ5b、5cと光拡散部5dとのあいだを連結しているが、レンズベース部5aのアウターレンズ4側の面にハーフミラー蒸着部Rが形成されていて、光源ユニット6を外部から臨むことができず、非点灯時における意匠性が向上するように構成されている。
尚、6gは基板6eに接続される外部端子であって、アウターハウジング3の側片部3bに開設された貫通孔3dを介してアウターハウジング3の外部に引出されるように構成されている。
さらに、インナーレンズは、レンズベース部と導光体とを一体に型成形したものとすることも可能である。
2 ターンランプ
3 アウターハウジング
4 アウターレンズ
5 インナーレンズ
5a レンズベース部
5b 上側導光パイプ
5d 光拡散部
5e 連結部
6 光源ユニット
6a 第一光源
6e 基板
Claims (5)
- 車両に組込まれる車両用ランプであって、該車両用ランプを、アウターハウジングと、アウターレンズと、アウターレンズに沿って配されるインナーレンズと、インナーレンズを照射する光源ユニットとにより構成し、インナーレンズに、長尺状に放光する導光体と、拡散した光を放射する光拡散部と、これら導光体と光拡散部とのあいだを連結し、アウターレンズ側の面にハーフミラー蒸着がなされたレンズベース部とを設ける一方、光源ユニットに、インナーレンズのレンズベース部と導光体と光拡散部とをそれぞれ照射する光源を設けて、前記レンズベース部は、前記導光体、光拡散部から放射される光および光源で照射される光を反射する構成とした車両用ランプ。
- インナーレンズには、複数の導光体が設けられるものとし、これら複数の導光体は一つの光源により照射されている請求項1に記載の車両用ランプ。
- 車両用ランプは、インナーレンズと光源ユニットとの間にインナーハウジングが設けられている請求項1または2に記載の車両用ランプ。
- 光源ユニットは、基板と、該基板にバスバーを介して接続される複数の光源とにより左右方向長尺状に形成され、インナーレンズとアウターハウジングとの間に配設されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用ランプ。
- 車両用ランプが組込まれたドアミラーであって、前記車両用ランプを、アウターハウジングと、アウターレンズと、アウターレンズに沿って配されるインナーレンズと、インナーレンズを照射する光源ユニットとにより構成し、インナーレンズに、長尺状に放光する導光体と、拡散した光を放射する光拡散部と、これら導光体と光拡散部とのあいだを連結し、アウターレンズ側の面にハーフミラー蒸着がなされてたレンズベース部とを設ける一方、光源ユニットに、インナーレンズのレンズベース部と導光体と光拡散部とをそれぞれ照射する光源を設けて、前記レンズベース部は、前記導光体、光拡散部から放射される光および光源で照射される光を反射する構成とした車両用ランプが組込まれたドアミラー。
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