JP5147355B2 - 車両用ランプ - Google Patents

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本発明は、自動車等の車両に設けられる車両用ランプの技術分野に属するものである。
一般に、この種車両用ランプのなかには、車両(車体)のドアに設けられるドアミラーがあり、該ドアミラーにターンランプ(方向指示器)を一体に取り付けて、車両の前後に単独で設けられるターンランプとともに点灯させることにより、周囲の人に対して一層強くアピールするようにしたものが知られている。このようなもののなかには、ターンランプを、発光ダイオードを用いて点灯するように構成することが提唱されている。
前記発光ダイオードを用いてターンランプを構成するものにおいて、ドアミラーに、長尺中実状の導光体(光ファイバ)と、該導光体の長尺方向一端部を照射する光源を設けて、該光源を点灯することにより導光体の全長から光が放射するように構成し、ドアミラーの意匠性を高めるとともにターンランプの視認性を高めるようにしたものが提唱されている。
特開2000−103287号公報
ところで、前記従来のものは、導光体の長尺方向他端側が車体の左右方向外方に位置しており、車体の左右方向外方位置における照度は、ターンランプとしての法定基準を満足する照度が必要となる。これに対し、発光ダイオードは、導光体の長尺方向一端側を照射する構成であるので、長尺方向他端側においては光の減衰が想定される。この場合に、長尺状の導光体において漏光が生じたり、発光ダイオードとターンランプとの位置合わせがずれたりすると、長尺方向他端側における光の減衰が一層顕著になって、必要な照度を確保できずターンランプとしての機能を果せなくなる惧れがあって問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、車両に組み込まれる車両用ランプを、ベースハウジングと、該ベースハウジングに組み込まれる長尺中実状に形成された導光部材と、該導光部材に入光する光源と、導光部材と光源とを覆蓋するアウターレンズとを備えて構成し、ベースハウジングとアウターレンズとのあいだにインナー部材を介装し、該インナー部材に導光部材が設けられる構成とするにあたり、導光部材は、一端部側の円柱状の導光部と、他端部側の扁平状のインナーレンズ部とが形成され、インナー部材は、導光部をアウターレンズ側から嵌入せしめる長尺状の凹部と、インナーレンズ部をベースハウジング側に露出させる開口窓部とが形成されるものとし、インナー部材には、導光部の一端側から入光する第一光源と、インナーレンズ部のベースハウジング側から入光する第二光源とが設けられている車両用ランプである。
請求項2の発明は、導光部材は透明部材で、インナー部材は非透明部材でそれぞれ個別に形成され、これらを一体的に組み込んでベースハウジングに組み込むように構成した請求項1に記載の車両用ランプである。
請求項3の発明は、インナー部材は、アウターレンズ側の面に反射膜が形成されている請求項1または2に記載の車両用ランプである。
請求項4の発明は、導光部材は、導光部のベースハウジング側の面に光遮断手段が設けられ、インナーレンズ部のベースハウジング側の面に乱反射手段が設けられている請求項乃至の何れか1項に記載の車両用ランプである。
請求項5の発明は、車両用ランプはターンランプであって、ボディーにミラーが設けられたドアミラーに組み込まれている請求項1乃至の何れか1項に記載の車両用ランプである。
請求項1の発明とすることにより、車両用ランプの組み込み作業が容易になるうえ、長尺中実状の導光部材をベースハウジングに対して位置ズレすることがなく支持することができると共に、導光部における光の減衰が防止され、しかも、インナーレンズ部に対する入光もなされて視認性の高い車両用ランプとすることができる
請求項2の発明とすることにより、導光部材の漏光防止をインナー部材により行なうことが可能となって、導光部材における光の減衰を防止できる。
請求項の発明とすることにより、車両用ランプの視認性を一層向上できるうえ、意匠性の向上を図ることができる。
請求項の発明とすることにより、視認性のさらなる向上が図れて信頼性の高い車両用ランプを提供できる。
請求項の発明とすることにより、法定基準を確実に満たした信頼性の高いターンランプとすることができる。
つぎに、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図面において、1は車両のドアに設けられるドアミラーであって、該ドアミラー1を構成するボディー1aの後方(車両後方)に面する部位には開口部(図示せず)が形成され、該開口部に、後方確認用のミラー(図示せず)が位置調整自在に嵌め込まれている。前記ボディー1aの前方に面する部位は前方に膨出する形状に形成されており、該膨出部における下方部位に、本発明が実施されたターンランプ2が一体的に組み込まれている。
尚、ドアミラー1は左右対称状のものが車両の左右ドア体に設けられるが、ここでは、図1に示す車両左側に設けられるドアミラー1についての説明をし、右側のドアミラー1の説明については省略する。
前記ドアミラー1に組み込まれるターンランプ2は、ボディー1aの前方膨出部の下方部位に一つの組み立て部品としてボディー1aに組み込まれるように設定されている。そして、ターンランプ2は、図2に示すように、ボディー1aの内側に収容されるベースハウジング3と、該ベースハウジング3の前方部位を覆蓋し、ボディー1a外周面とともに外部に露出するアウターレンズ5とを備えるとともに、ベースハウジング3とアウターレンズ5とのあいだにインナーハウジング4が介装されており、該インナーハウジング4は、本発明の導光部材6をインナー部材7に一体的に設けることにより構成されている。
前記ベースハウジング3は、非透明部材(非透光性樹脂材)により一体型成形されており、図3に示すように、ドアミラーボディー1aの下方部位に内装されるべく左右方向長尺状の湾曲形状に構成されており、車体の左右方向外方となる左端部位が後方に向けてR状に折曲する形状に形成されている。そして、ベースハウジング3は、底片3aを備え、前方部位から左方部位に向けて開口する凹部3bを備えて形成されており、該凹部3bの前方から前記インナーハウジング4が組み込まれるように設定されている。尚、3cは、外部電源との接続部、3dはボディー1aと一体化するための取り付け片である。
前記インナーハウジング4は、図4に示すように、ベースハウジング3と同様に左右方向長尺状で、左端部位が後方に向けてR状に折曲する湾曲形状に構成されており、本実施の形態では、長尺中実状で、かつ、断面円形状(円柱形状)の導光部6aを備えた導光部材6とインナー部材7とをそれぞれ個別に形成し、これらを一体的に組み込むことにより構成されており、長尺状態の導光部材6を安定した状態で、しかも、容易にベースハウジング3に組み込むことができるように構成されている。尚、本実施の形態において、インナーハウジング4は、後述する光源ユニット8を一体的に組み込むことでインナーアッシーを構成するように設定されており、該インナーアッシーをベースハウジング3に組み込む構成とすることにより、ターンランプ2の組み込み作業が一層容易に行なえるように構成されている。
前記インナーハウジング4を構成するインナー部材7は、非透明、好ましくは、非透光性樹脂材を用いて構成されており、図5に示すように、上下一対のフランジ片部7a、7bと、これらフランジ片部7a、7bとのあいだを連結する長尺状の一体化片部7cとにより構成されており、一体化片部7cは、上下のフランジ片部7a、7bよりも後方(ベースハウジング3側)に偏寄する凹溝形状に形成されており、該一体化片部7cが本発明の凹部に相当している。そして、一体化片部7cは、左端側部位が切り欠かれており、上下のフランジ片部7a、7bとのあいだに開口窓部7dが形成されている。さらに、インナー部材7の上下のフランジ片部7a、7bの右端側には、一体化片部7cよりも右端側に突出するようにして第一光源支持部7eが一体形成されており、該第一光源支持部7eには、後述するように、光源ユニット8に配設される第一発光ダイオード9が位置決め状に固定支持されるように構成されている。さらに、上下のフランジ片部7a、7bの左端側には、光源ユニット8の第二、第三発光ダイオード10、11を支持する第二、第三光源支持部7f、7gが形成されている。
また、前記インナー部材7の長尺方向一端部となる上下のフランジ片部7a、7bの右端部位には、一体化片部7cの前方に偏寄する状態で架橋片部7hが形成されており、一体化片部7cの右端部と架橋片部7hとでリング状の開口が形成されている。さらに、インナー部材7の長尺方向他端部となる左端部であって、上下のフランジ片部7a、7bの左端部の互いに近接対向する部位には、それぞれ凹状の係止受け片7iが形成されている。
一方、インナーハウジング4を構成する導光部材6は透明部材(透光性樹脂材)により形成され、図6に示すように、車体側となる左右方向右端部に半球体形状の入光部6bが形成され、該入光部6bに続く車体の前方に対向する部位に円柱形状の導光部6aが形成されている。さらに、導光部材6の導光部6aに続く左端部位は後方に向けてR状に折曲しており、該部位は扁平状のインナーレンズ部6cに形成されているとともに、インナーレンズ部6cの左端部における上下には、上下方向に突出する係止突部6dが形成されている。そして、導光部材6は、インナー部材7に前方から組み込まれるが、入光部6b側の端部をインナー部材7の一体化片部7cの右端部と架橋片部7hとで形成されるリング状の開口に挿入し、導光部6aを一体化片部7cの凹溝形状に嵌め込み、インナーレンズ部6cの係止突部6dをインナー部材7の係止受け片7iに係止させることにより、インナー部材7に保持状に支持されて一体化された状態となるように設定されている。この一体化状態において、インナーレンズ部6cは、開口窓部7dを介して後方に露出し、ベースハウジング3に組み込まれたときにインナーレンズ部6cがベースハウジング3に直接対向するように構成されており、また、入光部6bは、インナー部材7の上下のフランジ片部7a、7bよりも右端側に突出し、光源支持部7eに近接するように配設されている。
ここで、導光部材6の導光部6aは、湾曲内側部位となる後面に漏光を防止するための光遮断手段が施されているが、ここでの光遮断手段は、後面を非平滑面とするしぼ加工を施すことにより光遮断するように構成されている。さらに、導光部6aは、後面が非透光性樹脂材で一体形成された一体化片部7cに嵌め込まれた状態となっているので、導光部6aにおける遮光が一層効果的になされるように構成されている。また、導光部材6のインナーレンズ部6cは、後面に入光された光を乱反射するための乱反射手段が施されているが、ここでの乱反射手段は、後面に複数の凹凸面を形成することにより乱反射するように構成されている。
また、導光部材6とインナー部材7とにより構成されたインナーハウジング4に組み込まれる光源ユニット8は、図7に示すように、ターンランプ2の光源となる第一、第二、第三発光ダイオード9、10、11と、導電性板材で形成され、前記各第一、第二、第三発光ダイオード9、10、11を接続する複数のバスバー12と、これらバスバー12が適宜接続される回路基板13とを備えて構成されており、インナーハウジング4のベースハウジング3側、即ちインナーハウジング4の後面側(背面側)から組み込まれるように設定されている。
ここで、前記光源ユニット8を構成する第一〜第三発光ダイオード9、10、11は、それぞれ何れも汎用のものが用いられており、発光部9a、10a、11aと、該発光部9a、10a、11aを支持するとともに必要な電子部材が収容された補助基板9b、10b、11bと、該補助基板9b、10b、11bから外方に延出する一対の導電部材からなる保持片9c、10c、11cとを備えて構成されており、バスバー12の一端側に第一発光ダイオード9の保持片9cが接続され、他端側に第一、第二発光ダイオード10、11の保持片10c、11cがそれぞれ接続されている。
このように構成された光源ユニット8は、前述したように、インナーハウジング4のベースハウジング3側となる背面側から組み込まれてインナーアッシーを構成するように設定されるが、第一発光ダイオード9の保持片9cはインナー部材7の第一光源支持部7eに支持され、第二発光ダイオード10の保持片10cは第二光源支持部7fに支持され、第三発光ダイオード11の保持片11cは第三光源支持部7gに支持される状態で組み込まれるように設定されている。そして、バスバー12は、インナーハウジング4の上下のフランジ片部7a、7bの後面に形成された複数の係止片7jにより支持されることにより、絶縁性を確保された状態でインナー部材7に保持されるように設定されている。
前記インナーアッシーにおいて、第一発光ダイオード9は、発光部9aが導光部材6の長尺方向一方の端部の入光部6bの一端側に位置決め状に配設され、第二、第三発光ダイオード10、11は、それぞれ発光部10a、11aがインナー部材7の開口窓部7dから露出するインナーレンズ6cに直接対向し、インナーレンズ部6cの左斜め前方方向と左側方向とに向けて照射するように配設されている。そして、導光部材6は、第一、第二、第三発光ダイオード9の点灯により、導光部材6の入光部6bから導光部6a、インナーレンズ部6cに亘って長尺状の光を前方に向けて放射するとともに、インナーレンズ部6cから乱反射する光を前方から左方側に向けて放射するように設定されており、これによって、ターンランプ2としての法定基準を満足する照度を確実に満足できるように構成されている。
ここで、本実施の形態のインナー部材7は、非透明部材で形成されているとともに、上下のフランジ片部7a、7b、一体化片部7cにおけるアウターレンズ5側の面(前面)は金属膜(反射膜)が塗布されていてリフレクタ(反射)機能を有するように構成されている。これによって、導光部材6を組み込んだとき、導光部6aの後面は、反射膜が形成された一体化片部7cにより覆われることになって、導光部6aから後方に向けて漏光するのを確実に防止できるばかりでなく、導光部6a、インナーレンズ部6cから前方に放射された光を上下のフランジ片部7a、7bにより反射して、視認性を一層高めることができるように構成されている。
尚、14は中間部材であって、該中間部材14は、一端部が基板13に接続され、他端部がベースハウジング3に形成された接続部3cに引き出されて外部電源に接続される一対の端子14aを支持する部材に構成され、インナー部材7の上側フランジ片部7aに予め支持された状態でインナーハウジング4を構成するように設定されている。
また、導光部材6の入光部6bは半球体形状に形成されており、これによって、第一発光ダイオード9からの光が散乱した状態となって導光部6a、インナーレンズ部6cに向けて誘導されるように設定されており、光の減衰を低減することができるように設定されている。
そして、インナーハウジング4に光源ユニット8が組み込まれたインナーアッシーを、ベースハウジング3の凹部3bに組み込むことにより、インナーハウジング4を構成する上下のフランジ片部7a、7bが凹部3bを覆蓋する状態で組み込まれ、長尺状の導光部材6がベースハウジング3に対して位置ズレすることなく組み込むことができるように設定されている。
そして、インナーアッシーが組み込まれたベースハウジング3の前方を覆蓋するようにアウターレンズ5が配されるが、アウターレンズ5を、ベースハウジング3の外周縁とアウターレンズ5の外周縁とに突き当てた状態で一体化することによりターンランプ2が構成されている。尚、アウターレンズ5は、透光性樹脂材で一体形成されており、図8に示すように、インナーハウジング4のインナー部材7に形成される第一光源支持部7eに支持される第一発光ダイオード9が配設された部位となる光源対向部位5aにしぼ加工が施されている。これによって、第一発光ダイオード9の漏光がさらに防止されるように構成されている。
このように構成されたターンランプ2は、ドアミラー1のボディー1aに組み込まれたとき、ボディー1aがアウターレンズ5の外周縁部、および、光源対向部位5aであって、第一発光ダイオード9配設部位および導光部材6の入光部6bを覆蓋するように構成されている。これによって、ドアミラー1の外部から第一発光ダイオード9を目視することができず、漏光防止が確実になるうえ、周囲の人に眩しさを感じさせるような不具合をなくすことができ、しかも、意匠性が高められるように構成されている。
叙述の如く構成された本形態において、ドアミラー1に組み込まれたターンランプ2は、車両の前方部位においてインナーハウジング4に組み込まれた導光部材6から光が放射されるが、この場合に、入光部6bから入光される第一発光ダイオード9により導光部6aから左右方向長尺状の光が放射されるとともに、車体の左右方向外方においてインナーレンズ部6cに入光される第二、第三発光ダイオード10、11によりインナーレンズ部6cから左右方向外方に向けて光が放射される。これによって、ターンランプ2は、車両の前方、および、左右方向外方からの視認性を高くすることができ、しかも、意匠性に優れたターンランプ2となる。
そして、このものにおいて、導光部材6はインナー部材7に一体的に設けてインナーハウジング4としてベースハウジング3に組み込むように構成したので、組み込み作業が容易になるばかりでなく、長尺中実状に形成された導光部材6を、ベースハウジング3に対して位置ズレすることなく保持させることができる。
さらに、このものでは、導光部材6とインナー部材7とを個別に形成し、導光部材6の導光部6aにおける漏光を防止する場合に、導光部6aとインナー部材7との両者に漏光防止のための光遮断手段(導光部6a後面のしぼ加工、インナー部材7を非透明部材で形成すること)をそれぞれ個別に設けることも可能となって、インナー部材7の一体化片部7cに嵌合状に設けられる導光部6aにおける光の減衰を確実に防止することができる。
しかも、このものでは、導光部材6の車体外方となる端部にインナーレンズ部6cを形成し、該インナーレンズ部6cを、インナー部材7の開口窓部7dからベースハウジング3側に臨ませるように構成し、ここに第二、第三発光ダイオード9、10を直接入光させるようにしたので、インナーレンズ部6cに入光する光が損なわれることがなく、法定基準を確実に満足する視認性の高いターンランプとすることができる。
そのうえ、このものでは、インナー部材7のアウターレンズ5側の面に反射膜を形成する構成としたので、導光部6bの後側面を反射膜が形成された一体化片部7cにより覆うことにより、導光部6bにおける漏光を一層防止できて導光部6bを一端部側から他端部側に至るあいだに光が減衰するのを一層防止することができるうえ、上下のフランジ片部7a、7bによる前方への反射機能も相俟って、ターンランプ2の視認性を向上することができる。しかも、アウターレンズ5を透して反射膜が形成されたインナー部材7が目視されて、意匠性の向上を果すことができる。
また、導光部材6は、導光部6aには光遮断手段を設けて光の減衰を防止し、インナーレンズ部6cには乱反射手段を設けて光を乱反射した状態で放射するようにしたので、ターンランプ2の視認性が一層向上して、信頼性の高いターンランプ2とすることができる。
さらに、ターンランプ2をドアミラー1に組み込んだ場合では、法定基準を確実に満たした信頼性の高いターンランプ2とすることができる。
ドアミラーの全体斜視図である。 図2(A)、(B)、(C)はそれぞれターンランプの正面図、図2(A)のX−X断面図、側面図である。 図3(A)、(B)、(C)はそれぞれベースハウジングの平面図、正面図、側面図である。 図4(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれインナーアッシーの平面図、正面図、背面図、側面図である。 図5(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれインナー部材の平面図、正面図、図5(A)におけるX−X断面図、側面図である。 図6(A)、(B)、(C)はそれぞれ導光部材の平面図、正面図、図6(B)におけるX−X断面図である。 ベースハウジングとインナーアッシーとの組み込み状態を説明する分解斜視図である。 図8(A)、(B)、(C)はそれぞれアウターレンズの平面図、正面図、側面図である。
符号の説明
1 ドアミラー
1a ボディー
2 ターンランプ
3 ベースハウジング
4 インナーハウジング
5 アウターレンズ
6 導光部材
6a 導光部
6c インナーレンズ部
7 インナー部材
7a フランジ片部
7c 一体化片部
7d 開口窓部
8 光源ユニット
9 第一発光ダイオード
10 第二発光ダイオード
12 バスバー
13 基板

Claims (5)

  1. 車両に組み込まれる車両用ランプを、ベースハウジングと、該ベースハウジングに組み込まれる長尺中実状に形成された導光部材と、該導光部材に入光する光源と、導光部材と光源とを覆蓋するアウターレンズとを備えて構成し、ベースハウジングとアウターレンズとのあいだにインナー部材を介装し、該インナー部材に導光部材が設けられる構成とするにあたり、導光部材は、一端部側の円柱状の導光部と、他端部側の扁平状のインナーレンズ部とが形成され、インナー部材は、導光部をアウターレンズ側から嵌入せしめる長尺状の凹部と、インナーレンズ部をベースハウジング側に露出させる開口窓部とが形成されるものとし、インナー部材には、導光部の一端側から入光する第一光源と、インナーレンズ部のベースハウジング側から入光する第二光源とが設けられている車両用ランプ。
  2. 導光部材は透明部材で、インナー部材は非透明部材でそれぞれ個別に形成され、これらを一体的に組み込んでベースハウジングに組み込むように構成した請求項1に記載の車両用ランプ。
  3. インナー部材は、アウターレンズ側の面に反射膜が形成されている請求項1または2に記載の車両用ランプ。
  4. 導光部材は、導光部のベースハウジング側の面に光遮断手段が設けられ、インナーレンズ部のベースハウジング側の面に乱反射手段が設けられている請求項乃至の何れか1項に記載の車両用ランプ。
  5. 車両用ランプはターンランプであって、ボディーにミラーが設けられたドアミラーに組み込まれている請求項1乃至の何れか1項に記載の車両用ランプ。
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