JP6081784B2 - 発光装置 - Google Patents
発光装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6081784B2 JP6081784B2 JP2012258382A JP2012258382A JP6081784B2 JP 6081784 B2 JP6081784 B2 JP 6081784B2 JP 2012258382 A JP2012258382 A JP 2012258382A JP 2012258382 A JP2012258382 A JP 2012258382A JP 6081784 B2 JP6081784 B2 JP 6081784B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light guide
- emitting device
- guide plate
- storage box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
例えば特許文献1に開示された発光装置では、光源および導光板は、アウターレンズとしての前面カバーとランプボディとにより区画された灯室内に設けられている。導光板の出射面から出射された光は、導光板と前面カバーとの間の空間、および前面カバーを透過して外部に至る。
また、導光板から出射する光は、導光板と前面カバーとの間の空間、および前面カバーを透過して外部に至るため、不鮮明であるという問題があった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、体格が小さく、また鮮明な光が出射可能な発光装置を提供することである。
また、導光手段はアウターレンズとして機能する。そのため、アウターレンズが別途要らないので、部品点数を削減することができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による発光装置としてのイルミネーションランプは、図1に示すように、車両の外装品であるフロントグリル100に用いられている。フロントグリル100は、枠101と、枠101から内側に向かって車幅方向へ延びる格子102とを有している。イルミネーションランプ10は、格子102の一部を構成している。
LED11は、イルミネーションランプ10の光源であり、基板12に実装されており、電線13により両端子間が通電されると発光する。
収容ボックス14は、一面に開口部を有する箱形であり、LED11および基板12を収容している。開口部は、基板12を搭載するときの挿入口として機能する。電線13が挿通している通孔は、シール部材により液密に塞がれている。
導光板16は、収容ボックス14内から収容ボックス14外へ延びている帯状部材である。導光板16の長手方向は、LED11の光軸と一致している。導光板16は、収容ボックス14と同一部材から構成されており、透明なアクリル樹脂製である。
また、導光板16はアウターレンズとして機能する。そのため、アウターレンズが別途要らないので、部品点数を削減することができる。
また、第1実施形態では、カバー15は、遮光部材であり、LED11の隠蔽手段として機能している。そのため、外部から見たときLED11の存在を隠すことができる。
これに対し、例えば導光板と外部との間にアウターレンズが設けられる形態の場合、導光板とアウターレンズとの間には空間が区画形成される。そのため、外部からアウターレンズに外力が作用するとアウターレンズが割れやすいという欠点がある。第1実施形態には上記欠点がない。
本発明の第2実施形態によるイルミネーションランプを図5および図6に基づき説明する。
イルミネーションランプ30では、導光板31の反射面32は、背部33に形成された点刻34の底面であり、半球面状である。反射面32は、導光板31を導光された光を種々の方向へ拡散するように反射する。第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏し、さらに、導光板31の全体を発光させることができる。
本発明の第3実施形態によるイルミネーションランプを図7に基づき説明する。
イルミネーションランプ35では、導光板36の出射面37は、横断面が円弧状の半円筒面が長手方向に連なるように形成されている。出射面37に向けて反射された光は、左右に拡散されながら出射する。第3実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏し、さらに、導光板36の全体を発光させることができる。
本発明の第4実施形態によるイルミネーションランプを図8に基づき説明する。
イルミネーションランプ40では、導光板41の出射面42には、微細な凹凸であるシボが形成されている。出射面42に向けて反射された光は、種々の方向へ拡散されながら出射する。第4実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏し、さらに、導光板41の全体を均一に発光させることができる。
本発明の第5実施形態によるイルミネーションランプを図9に基づき説明する。
イルミネーションランプ45では、導光板46の反射面47を構成する各線刻48は、入射面17側から先端側に向かうにしたがって間隔が狭くなるように形成されている。一般に、導光板46内を導光された光の強さは、先端側にいくほど弱くなる。第5実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。さらに、第5実施形態によれば、導光板46の先端側にいくほど反射面47が多くなるので、導光板46の入射面17側から先端側までを可及的に同じ明るさで発光させることができる。
本発明の第6実施形態によるイルミネーションランプを図10に基づき説明する。
イルミネーションランプ50では、導光板51は、入射面17側から先端側に向かうにしたがって、幅および厚みが小さくなるように形成されている。第6実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。さらに、第6実施形態によれば、導光板51の先端側にいくほど導光の際のエネルギー損失が少なくなるので、導光板51の入射面17側から先端側までを可及的に同じ明るさで発光させることができる。
本発明の第7実施形態によるイルミネーションランプを図11に基づき説明する。
イルミネーションランプ55では、導光板56は、内部に分散するように設けられた金属片57を有している。金属片57は、特許請求の範囲に記載の「反射手段」に相当し、入射面17から導光された光を散乱させて出射面19側に反射する。第7実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏し、さらに、導光板56の全体を発光させることができる。
本発明の第8実施形態によるイルミネーションランプを図12に基づき説明する。
イルミネーションランプ60では、導光板61は、分散するように配置された気泡62を内包している。気泡62は、特許請求の範囲に記載の「反射手段」に相当し、入射面17から導光された光を散乱させて出射面19側に反射する。第8実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏し、さらに、気泡62による特有のイルミネーション効果を得ることができる。
本発明の第9実施形態によるイルミネーションランプを図13に基づき説明する。
イルミネーションランプ65では、導光板66は緩やかに湾曲している。第9実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏し、さらに、イルミネーションランプ65を曲面に沿って配置することができる。
本発明の第10実施形態によるイルミネーションランプを図14に基づき説明する。
イルミネーションランプ70は、第1ランプ71および第2ランプ72を備えている。第1ランプ71は、第1実施形態によるイルミネーションランプ10と同じ構成である。第2ランプ72は、第1ランプ71に対し、被覆膜23が形成されていないこと、および、LED73がLED11とは異なる色光を発することが相違する。第2ランプ72の導光板74は、背面22が第1ランプ71の導光板16の出射面19に合わさるように配置されている。第10実施形態によれば、第1ランプ71のみを点灯させた場合と、第2ランプ72のみを点灯させた場合と、第1ランプ71および第2ランプ72の両方を点灯させた場合とで異なる色光を発することができる。
本発明の第11実施形態によるイルミネーションランプを図15に基づき説明する。
イルミネーションランプ80は、図1に示すエンブレム105のバックライトに用いられており、LED81、収容ボックス82、カバー83および導光板84を備えている。収容ボックス82は、矩形板状の導光板84の中央に配置されている。
導光板84の入射面85は、収容ボックス82内でLED81に対向する位置に形成された円錐面である。導光板84の背部86には、点刻87の底面からなる複数の反射面88が形成されている。導光板84の正面には、遮光部材からなるエンブレム105が接着されている。導光板84の正面のうちエンブレム105の通孔106に対向する部分が導光板84の出射面89となる。
第11実施形態によれば、収容ボックス82と導光板84とが同一部材から構成されているので、第1実施形態と同様に、体格を小さくすることができ、また鮮明な光が出射することができる。
本発明の第12実施形態によるステップライトを図16および図17に基づき説明する。
図16に示すように、ステップライト90は、車両の乗降口のステップ95の角部に設けられている。図17に示すように、ステップライト90は、第1実施形態のイルミネーションランプ10と同じ構成であり、ステップ95が有する設置溝96に埋設されている。導光板16の被覆膜23の表面24は、設置溝96の受け面97が導光板16を支持するときの被受け面として機能する。
本発明の他の実施形態では、導光手段は、板状に限らず、例えば棒状またはブロック状などであってもよい。
本発明の他の実施形態では、導光手段は、アクリル樹脂に限らず、光透過性のある他の樹脂であってもよい。
本発明の他の実施形態では、導光板の線刻の断面形状は、例えば台形状または球面状などの他の形状であってもよい。また、導光板の点刻の断面形状は、例えば三角形状または台形状などの他の形状であってもよい。要するに、導光板の背面に対して傾斜する面を有していればよい。
本発明の他の実施形態では、カバーは、遮光部材に限らず、光透過性のある部材であってもよい。
本発明の他の実施形態では、収容ボックスの開口部の位置は、どの面であってもよい。
本発明の他の実施形態では、発光装置は、例えばクリアランスランプ、ターンランプ、またはヘッドライトやリアコンビネーションランプに組み込まれる標識灯などに用いられてもよい。
本発明の他の実施形態では、発光装置は車両以外の例えば建物などに設置されてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
11、73、81・・・LED(光源)
14、82・・・収容ボックス
15、83・・・カバー
16、31、36、41、46、51、56、61、66、74、84・・・導光板(導光手段)
17、85・・・入射面
19、37、42、89・・・出射面
90・・・ステップライト(発光装置)
Claims (11)
- 車両の外装品に用いられる発光装置であって、
光源と、
前記光源を収容している収容ボックスと、
前記収容ボックスの開口を液密に塞いでいるカバーと、
前記収容ボックスの内側から当該収容ボックスの外側へ延びており、前記光源が発した光が入射する入射面を前記収容ボックスの内側に有するとともに、前記入射面から導光された光を出射する出射面を前記収容ボックスの外側に有し、前記収容ボックスと同一部材から構成されている導光手段と、
を備え、
前記出射面は、車両の車外空間に露出することを特徴とする発光装置。 - 前記導光手段のうち前記出射面とは反対側の背面には、不透明または半透明の被覆膜が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
- 前記被覆膜は、前記入射面から導光された光を前記出射面側に反射する反射膜であることを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
- 前記導光手段は、前記入射面から導光された光を前記出射面側に反射する反射手段を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の発光装置。
- 前記反射手段は、前記導光手段のうち前記出射面とは反対側の背面に形成されている線刻または点刻であることを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
- 前記反射手段は、前記導光手段内の金属片であることを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
- 前記反射手段は、前記導光手段内の気泡であることを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
- 前記導光手段は、前記光源が光を発する方向へ延びていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の発光装置。
- 前記カバーは、遮光部材であり、前記光源の隠蔽手段として機能していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の発光装置。
- 前記導光手段のうち前記出射面とは反対側の表面は、当該背面に対し前記出射面とは反対側から前記導光板を支持するときの被受け面であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の発光装置。
- 前記導光手段は、前記入射面側から先端側へ向かうにしたがって幅および厚みが小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の発光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012258382A JP6081784B2 (ja) | 2012-11-27 | 2012-11-27 | 発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012258382A JP6081784B2 (ja) | 2012-11-27 | 2012-11-27 | 発光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014107081A JP2014107081A (ja) | 2014-06-09 |
JP6081784B2 true JP6081784B2 (ja) | 2017-02-15 |
Family
ID=51028406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012258382A Active JP6081784B2 (ja) | 2012-11-27 | 2012-11-27 | 発光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6081784B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11293616B1 (en) | 2020-09-28 | 2022-04-05 | Hyundai Motor Company | Lighting apparatus of grille for automobile |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6485801B2 (ja) * | 2014-12-25 | 2019-03-20 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
JP2022059315A (ja) * | 2020-10-01 | 2022-04-13 | 本田技研工業株式会社 | 車両用灯体 |
WO2023074753A1 (ja) * | 2021-10-29 | 2023-05-04 | 株式会社小糸製作所 | 車輌用灯具 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4168540B2 (ja) * | 1999-08-03 | 2008-10-22 | 豊田合成株式会社 | 車両外装照明具 |
JP2002205500A (ja) * | 2000-11-13 | 2002-07-23 | Toyoda Gosei Co Ltd | 発光装飾装置 |
JP2004200120A (ja) * | 2002-12-20 | 2004-07-15 | Sharp Corp | 照明装置及びそれを用いたアミューズメント機器 |
JP4290601B2 (ja) * | 2004-05-17 | 2009-07-08 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具ユニットおよび車両用灯具 |
JP4538379B2 (ja) * | 2005-06-13 | 2010-09-08 | 東急車輛製造株式会社 | ステップライト装置 |
JP5009084B2 (ja) * | 2007-08-03 | 2012-08-22 | 林テレンプ株式会社 | 発光装置 |
JP5478467B2 (ja) * | 2010-11-25 | 2014-04-23 | サカエ理研工業株式会社 | 車両外装ガーニッシュ |
-
2012
- 2012-11-27 JP JP2012258382A patent/JP6081784B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11293616B1 (en) | 2020-09-28 | 2022-04-05 | Hyundai Motor Company | Lighting apparatus of grille for automobile |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014107081A (ja) | 2014-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5478467B2 (ja) | 車両外装ガーニッシュ | |
JP5945238B2 (ja) | 車両用灯具および車両のリアパネル | |
KR101232391B1 (ko) | 외부 리어뷰미러 어셈블리 | |
KR102036223B1 (ko) | 엠블럼을 조명하기 위한 광 조립체 | |
JP5553643B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP6696793B2 (ja) | 車両用灯具 | |
KR101684117B1 (ko) | 차량용 무드등 | |
JP6081784B2 (ja) | 発光装置 | |
JP5334268B2 (ja) | 車両外装ガーニッシュ | |
JP2012111358A (ja) | 車両外装ガーニッシュ | |
JP2015069862A (ja) | 照明装置 | |
JP5091738B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP2019200937A (ja) | 車両用灯具 | |
JP2017183231A (ja) | 灯具 | |
JP6154695B2 (ja) | 発光装置 | |
KR101098742B1 (ko) | 측광형 거울조명장치 | |
JP2018195467A (ja) | 車両用灯具 | |
JP2000035347A (ja) | メータ構造 | |
JP2019169241A (ja) | 車両用灯具 | |
JP6320110B2 (ja) | ライセンスランプを備えた車両用灯具 | |
JP5771577B2 (ja) | 車両用灯具 | |
KR20080080260A (ko) | 입체 식별기능을 갖는 계기판 | |
JP5147355B2 (ja) | 車両用ランプ | |
JP2020087624A (ja) | 車両用灯具 | |
CN212156863U (zh) | 一种遮灯珠导光板及采用该导光板的无边框灯具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150804 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160524 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160725 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170119 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6081784 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |