JPH02806Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH02806Y2
JPH02806Y2 JP13801785U JP13801785U JPH02806Y2 JP H02806 Y2 JPH02806 Y2 JP H02806Y2 JP 13801785 U JP13801785 U JP 13801785U JP 13801785 U JP13801785 U JP 13801785U JP H02806 Y2 JPH02806 Y2 JP H02806Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
mounting hole
screw mounting
leg
clawed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13801785U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6247011U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13801785U priority Critical patent/JPH02806Y2/ja
Publication of JPS6247011U publication Critical patent/JPS6247011U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH02806Y2 publication Critical patent/JPH02806Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、例えば車輛用灯具において、ハウジ
ングにネジ止めされるカバー体に形成されるネジ
装着穴の閉塞構造に関する。
〈従来の技術〉 従来より、爪付き脚部を備えたキヤツプを、カ
バー体等の被ネジ止め部材に形成されたネジ装着
穴に嵌合させることにより閉塞する構造が知られ
ている。つまり、前記キヤツプは合成樹脂より形
成されており、爪付き脚部がネジ装着穴の内周縁
部に弾発的に係合することにより、ネジ装着穴の
外側に保持されるようになつている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、このような構造では、一旦ネジ装着
穴に嵌め込まれたキヤツプを容易に取外せない問
題点がある。特に車輛用灯具のカバー体等にあつ
ては、バルブ交換を行なう必要が生じ、キヤツプ
を容易に取外せることが望ましい。
また、治具等を用いてキヤツプを強制的に取外
した場合に、キヤツプが損傷して交換が必要とな
る場合もある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案のネジ装着穴の閉塞構造は、前述した問
題点を解決するために、ネジ装着穴を閉蓋するキ
ヤツプに、ネジ装着穴の内周方向に位置決めされ
て縁部に係合する複数の爪付き脚部と、この爪付
き脚部の内側への変形を規制するストツパを形成
するとともに、一方ネジ装着穴の内周縁部に爪付
き脚部の押圧操作用治具が挿入される切欠部を形
成したことを特徴とする。
〈作用〉 キヤツプの爪付き脚部は、切欠部に対応してネ
ジ装着穴に係合し、切欠部より挿入される治具の
押圧操作によりネジ装着穴より離脱する。また、
治具による爪付き脚部の変形は、ストツパにより
規制される。
〈実施例〉 この実施例によるネジ装着穴の閉塞構造は、第
1図に示すように、車輛用灯具のカバー体1(被
ネジ止め部材)をハウジング2に貼付けるための
ネジ止め部に適用されている。つまり、前記車輛
用灯具は、所謂ハイマウントストツプランプとし
て構成されたもので、ランプバルブ3が装着され
たハウジング2の上部にカバー体1を取付け、こ
のカバー体1とハウジング2とによりプロテクタ
6を介して前面のアウタレンズ4を挟持して灯室
を画成している。なお、アウタレンズ4の内側に
はインナレンズ5が取付けられている。
カバー体1は、ハウジング2の後部寄りに立設
された取付け片7に後方よりネジ止めされて固定
されている。つまり、取付け片7には、ブラケツ
ト8が装着され、一方カバー体1には、ネジ装着
穴9が形成されてブラケツト10が嵌め込まれて
いる。各ブラケツト8,10には、取付孔が形成
されており、互に突き合わされて固定ネジ11に
より締付けられ固定される。これによつてハウジ
ング2とカバー体1が接合される。
また、ネジ装着穴9は、ここに取付けられるキ
ヤツプ12に対応して略円形に形成された外側の
凹部13と、この凹部13の内側に形成されてキ
ヤツプ12が係合する方形状の係合部14を備え
たものである。係合部14は、内向きのフランジ
状に形成された内周縁部14aを有しており、上
下の間隔が左右の間隔より小さいものとなつてい
る。また、凹部13の上部、すなわち係合部14
の上辺に対応する部位にはキヤツプ12をネジ装
着穴9より取外すための治具(図示せず)が挿入
される切欠部15が形成されている。
一方、キヤツプ12は、合成樹脂より一体成形
されたもので、第3図に示すように、前記凹部1
3内に収納される円盤状の本体12aと、この本
体12aの内側に形成された一対の爪付き脚部1
6と、この爪付き脚部16の間に位置して形成さ
れたストツパ17を有している。
爪付き脚部16は、前記係合部14の内周縁部
14aに係合するもので、内周縁部14aの上下
辺に対応する間隔をもつて立設されるとともに、
一定の幅を有する板状に形成されており、先端の
爪16aが互に外側に向いている。従つて、各爪
付き脚部16は、係合部14の上下の縁部にのみ
係合できるようになつている。これによつて、キ
ヤツプ12は、各爪付き脚部16を上下に位置さ
せた状態でのみネジ装着穴9に取付けられ、上側
の爪付き脚部16が切欠部15に対応して配置さ
れる。また、各爪付き脚部16が内周縁部14a
の上下辺に当接することにより、キヤツプ12の
周回り方向の回転が規制される。このようにして
キヤツプ12の装着時の方向性が定まることとな
り、例えばキヤツプ12の表面に形成されたシボ
加工による模様と、カバー体1に形成されたシボ
加工による模様の向きを一致させることもでき
る。
また、ストツパ17は、第4図に示すように、
十字形の突条であり、端部が各爪付き脚部16の
背面に対向しており、爪付き脚部16の変形を規
制するものである。従つて、ネジ装着穴9に取付
けられたキヤツプ12を取外すため、前記切欠部
15より治具を挿入して爪付き脚部16を押圧操
作した際、爪付き脚部16が必要以上に変形して
損傷する虞れもない。
なお、本考案は、上記実施例に限定されること
なく、種々の部材のネジ止め部分に適用すること
ができる。また、キヤツプとネジ装着穴の周回り
方向の位置決め構造も、前記実施例のような方形
状のネジ装着穴によるものでなく、例えば突起と
溝との組合せによるものであつても良い。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、キヤツ
プの爪付き脚部が、切欠部に対応してネジ装着穴
に係合することから、この爪付き脚部を切欠部よ
り挿入した治具によつて押圧操作することにより
ネジ装着穴から離脱させることができ、キヤツプ
を容易に取外せる。また、治具による爪付き脚部
の変形は、ストツパにより規制されるので、爪付
き脚部の損傷も防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、本考案の車輛用灯具の要部断面
図、第1B図は、第1A図のA−A線断面図、第
1C図の図aは、ブラケツト10の斜視図を示
し、図bは、ブラケツト8の斜視図、第2図は、
第1A図に示す車輛用灯具の背面図、第3図は第
1A図に示す車輛用灯具に設けられるキヤツプを
示す斜視図、第4図は第3図に示すキヤツプの正
面図である。 1……カバー体、9……ネジ装着穴、11……
固定ネジ、12……キヤツプ、14……係合部、
14a……内周縁部、15……切欠部、16……
爪付き脚部、17……ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被ネジ止め部材に形成されたネジ装着穴を合成
    樹脂製キヤツプによつて閉塞する構造であつて、
    前記キヤツプは円盤状のキヤツプ本体と、このキ
    ヤツプ本体の内面に複数の爪付き脚部と、この爪
    付き脚部の内側への変形を規制するストツパとを
    形成し、前記ネジ装着穴の外側に前記キヤツプ本
    体を収納する凹部と、該凹部の内側に前記爪付き
    脚部を係合するごとくフランジ状の縁部を有する
    係合部を形成し、該係合部に対応する前記凹部の
    上部に爪付き脚部を押圧する治具を挿入する切欠
    部を形成したことを特徴とするネジ装着穴の閉塞
    構造。
JP13801785U 1985-09-11 1985-09-11 Expired JPH02806Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13801785U JPH02806Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13801785U JPH02806Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6247011U JPS6247011U (ja) 1987-03-23
JPH02806Y2 true JPH02806Y2 (ja) 1990-01-10

Family

ID=31042610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13801785U Expired JPH02806Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02806Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6247011U (ja) 1987-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02806Y2 (ja)
JPH0635796Y2 (ja) 車両用灯具
JPH0236738Y2 (ja)
JPH0235182Y2 (ja)
JP2506686Y2 (ja) 車両用灯具の取付構造
JPH0249078Y2 (ja)
JP2575378Y2 (ja) 車両用灯具の取付構造
JPH0127537Y2 (ja)
JPH071912Y2 (ja) 天井埋込型スピーカの取付構造
JPH0226094Y2 (ja)
JPS5841371Y2 (ja) U字状ナツトの位置決め構造
JPH0525960Y2 (ja)
JPH0124808Y2 (ja)
JP2552476Y2 (ja) 計器類のハンガー防水取付構造
JPH0132626Y2 (ja)
JPS6228003Y2 (ja)
JPH079281Y2 (ja) 前照灯のインナーレンズの取付構造
JPH0348806Y2 (ja)
JPS6322114Y2 (ja)
JPH066274Y2 (ja) ロックナットのロック構造
JPS585282Y2 (ja) 二輪車用ヘツドランプ
JPS6224032Y2 (ja)
JPH059650Y2 (ja)
JPS645768Y2 (ja)
JPS626979Y2 (ja)