JPH079281Y2 - 前照灯のインナーレンズの取付構造 - Google Patents
前照灯のインナーレンズの取付構造Info
- Publication number
- JPH079281Y2 JPH079281Y2 JP11905290U JP11905290U JPH079281Y2 JP H079281 Y2 JPH079281 Y2 JP H079281Y2 JP 11905290 U JP11905290 U JP 11905290U JP 11905290 U JP11905290 U JP 11905290U JP H079281 Y2 JPH079281 Y2 JP H079281Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner lens
- lens
- headlight
- mounting structure
- leg portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
本考案は車両用前照灯に関するものであり、詳細にはア
ウターレンズとインナーレンズとの二重レンズ構造とさ
れた前照灯のインナーレンズの取付構造に係るものであ
る。
ウターレンズとインナーレンズとの二重レンズ構造とさ
れた前照灯のインナーレンズの取付構造に係るものであ
る。
従来のこの種の前照灯90におけるインナーレンズ91の取
付構造を示すものが第３図であり、アウターレンズ92の
車体内に隠蔽される部分に段状にインナーレンズ突接部
92aを設け、一方のインナーレンズ91にはフランジ状に
脚部91aを形成し、前記インナーレンズ突接部92aに脚部
91aを突接させ螺着してインナーレンズ91とアウターレ
ンズ92とを予めに一体化するものであり、これによりイ
ンナーレンズ91のハウジング93への取付けはアウターレ
ンズ92のハウジング93への取付けにより同時に行われる
ものとなっていた。
付構造を示すものが第３図であり、アウターレンズ92の
車体内に隠蔽される部分に段状にインナーレンズ突接部
92aを設け、一方のインナーレンズ91にはフランジ状に
脚部91aを形成し、前記インナーレンズ突接部92aに脚部
91aを突接させ螺着してインナーレンズ91とアウターレ
ンズ92とを予めに一体化するものであり、これによりイ
ンナーレンズ91のハウジング93への取付けはアウターレ
ンズ92のハウジング93への取付けにより同時に行われる
ものとなっていた。
しかしながら、前記した従来のインナーレンズ91の取付
構造においては、第一にはその組立に螺着など手間の係
る作業を要して組立工程が煩雑となる問題点、第二には
アウターレンズ92とインナーレンズ91とが共に外観を重
視される部分であるので、この部分に前記した螺着作業
などを直接に施すことは傷付きなど欠陥を生じさせ易く
なり歩留りが低下したり、或は前記した螺着部分が外側
から観視され外観を損ずるなどの問題点などを生ずるも
のとなり、これらの点の解決が課題とされるものとなっ
ていた。
構造においては、第一にはその組立に螺着など手間の係
る作業を要して組立工程が煩雑となる問題点、第二には
アウターレンズ92とインナーレンズ91とが共に外観を重
視される部分であるので、この部分に前記した螺着作業
などを直接に施すことは傷付きなど欠陥を生じさせ易く
なり歩留りが低下したり、或は前記した螺着部分が外側
から観視され外観を損ずるなどの問題点などを生ずるも
のとなり、これらの点の解決が課題とされるものとなっ
ていた。
本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的手
段として、アウターレンズとインナーレンズとの二重レ
ンズ構造とされた前照灯のインナーレンズの取付構造に
おいて、前記前照灯のハウジングには前記インナーレン
ズの装着方向に対する返り爪が形成されたクランププレ
ートを配設した段状のインナーレンズ突接部を設け、前
記インナーレンズ突接部にインナーレンズの脚部を突接
させるとともに、前記脚部に設けられた係着孔と前記返
り爪とを前記クランププレートの弾性により係着させて
止着することを特徴とする前照灯のインナーレンズの取
付構造を提供することで、取付作業を簡素化すると共に
傷付も防止して、前記した従来の課題を解決するもので
ある。
段として、アウターレンズとインナーレンズとの二重レ
ンズ構造とされた前照灯のインナーレンズの取付構造に
おいて、前記前照灯のハウジングには前記インナーレン
ズの装着方向に対する返り爪が形成されたクランププレ
ートを配設した段状のインナーレンズ突接部を設け、前
記インナーレンズ突接部にインナーレンズの脚部を突接
させるとともに、前記脚部に設けられた係着孔と前記返
り爪とを前記クランププレートの弾性により係着させて
止着することを特徴とする前照灯のインナーレンズの取
付構造を提供することで、取付作業を簡素化すると共に
傷付も防止して、前記した従来の課題を解決するもので
ある。
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説
明する。 第１図に符号１で示すものは前照灯であり、この前照灯
１にはアウターレンズ２とインナーレンズ３とが設けら
れ、二重レンズ構造とされている点は従来例のものと同
様であるが、本考案により前記インナーレンズ３はアウ
ターレンズ２の側でなく、ハウジング４の側に取付けら
れるものとされている。 以下、更に詳細に上記の構成を説明すれば、前記インナ
ーレンズ３は前記ハウジング４の内径に嵌合するように
周縁部に立上壁状の脚部3aが設けられると共に、前記脚
部3aの適宜位置には前記脚部3aを厚み方向に貫通する係
着孔3bの適宜数が設けられるものとなっている。 一方、ハウジング４には前記インナーレンズ３の脚部3a
を端面3cで突接させるように段状にインナーレンズ突接
部4aが設けられるものとなり、加えて前記突接部4aの前
記インナーレンズ３に係着孔3bが設けられた位置に対応
しては、第２図に示すように例えば鋼板など弾性に富む
部材で形成されたクランププレート５が例えば螺着など
適宜な手段で取付けられるものとなり、前記クランププ
レート５には前記脚部3aに対して平行となる押え板部5a
が形成されると共に、この押え板部5aには前記係着孔3b
に嵌合する位置及び形状とされた返り爪5bが設けられる
ものとなっている。 尚、前記ハウジング４の更に先端側には従来例と同様な
アウターレンズ２を取付けるためのシール溝4bが設けら
れるものとなっている。 以上の構成としたことで、前記前照灯１の組立作業、特
に両レンズ２、３の取付工程は、先ず、インナーレンズ
３の脚部3aをハウジング４の内径に嵌合させインナーレ
ンズ突接部4aに当接するまで押圧すれば、これにより前
記返り爪5bが弾性により係着孔3bに嵌合し、所謂ワンタ
ッチで止着が行われるものとなり、上記の後にアウター
レンズを従来例のものと同様に取付ければ良いものとな
り、このことは、即ち両レンズ２、３の取付作業に当た
り例えばドライバーなどの工具の使用を不要とするもの
となり、これに起因する傷付などを無くする。
明する。 第１図に符号１で示すものは前照灯であり、この前照灯
１にはアウターレンズ２とインナーレンズ３とが設けら
れ、二重レンズ構造とされている点は従来例のものと同
様であるが、本考案により前記インナーレンズ３はアウ
ターレンズ２の側でなく、ハウジング４の側に取付けら
れるものとされている。 以下、更に詳細に上記の構成を説明すれば、前記インナ
ーレンズ３は前記ハウジング４の内径に嵌合するように
周縁部に立上壁状の脚部3aが設けられると共に、前記脚
部3aの適宜位置には前記脚部3aを厚み方向に貫通する係
着孔3bの適宜数が設けられるものとなっている。 一方、ハウジング４には前記インナーレンズ３の脚部3a
を端面3cで突接させるように段状にインナーレンズ突接
部4aが設けられるものとなり、加えて前記突接部4aの前
記インナーレンズ３に係着孔3bが設けられた位置に対応
しては、第２図に示すように例えば鋼板など弾性に富む
部材で形成されたクランププレート５が例えば螺着など
適宜な手段で取付けられるものとなり、前記クランププ
レート５には前記脚部3aに対して平行となる押え板部5a
が形成されると共に、この押え板部5aには前記係着孔3b
に嵌合する位置及び形状とされた返り爪5bが設けられる
ものとなっている。 尚、前記ハウジング４の更に先端側には従来例と同様な
アウターレンズ２を取付けるためのシール溝4bが設けら
れるものとなっている。 以上の構成としたことで、前記前照灯１の組立作業、特
に両レンズ２、３の取付工程は、先ず、インナーレンズ
３の脚部3aをハウジング４の内径に嵌合させインナーレ
ンズ突接部4aに当接するまで押圧すれば、これにより前
記返り爪5bが弾性により係着孔3bに嵌合し、所謂ワンタ
ッチで止着が行われるものとなり、上記の後にアウター
レンズを従来例のものと同様に取付ければ良いものとな
り、このことは、即ち両レンズ２、３の取付作業に当た
り例えばドライバーなどの工具の使用を不要とするもの
となり、これに起因する傷付などを無くする。
以上に説明したように本考案により、前照灯のハウジン
グにはインナーレンズの装着方向に対する返り爪が形成
されたクランププレートを配設した段状のインナーレン
ズ突接部を設け、前記インナーレンズ突接部にインナー
レンズの脚部を突接させるとともに、前記脚部に設けら
れた係着孔と前記返り爪とを前記クランププレートの弾
性により係着させて止着するインナーレンズの取付構造
としたことで、第一には前記インナーレンズの取付をワ
ンタッチ化して工数低減に優れた効果を奏するものであ
り、第二にはその取付工程にドライバーなど加工工具の
使用を不要とすることで傷付などの発生を無くして歩留
りの向上にも効果を奏するものとなる。また、前記アウ
ターレンズにはインナーレンズを取付けるための螺着な
どがわれないものとなるので、そのための構造も不要と
なり外観を損なうことがない。
グにはインナーレンズの装着方向に対する返り爪が形成
されたクランププレートを配設した段状のインナーレン
ズ突接部を設け、前記インナーレンズ突接部にインナー
レンズの脚部を突接させるとともに、前記脚部に設けら
れた係着孔と前記返り爪とを前記クランププレートの弾
性により係着させて止着するインナーレンズの取付構造
としたことで、第一には前記インナーレンズの取付をワ
ンタッチ化して工数低減に優れた効果を奏するものであ
り、第二にはその取付工程にドライバーなど加工工具の
使用を不要とすることで傷付などの発生を無くして歩留
りの向上にも効果を奏するものとなる。また、前記アウ
ターレンズにはインナーレンズを取付けるための螺着な
どがわれないものとなるので、そのための構造も不要と
なり外観を損なうことがない。
第１図は本考案に係る前照灯のインナーレンズの取付構
造の一実施例を示す断面図、第２図は同じ実施例の要部
を示す斜視図、第３図は従来例を示す断面図である。 １……前照灯 ２……アウターレンズ ３……インナーレンズ 3a……脚部 3b……係着孔 3c……端面 ４……ハウジング 4a……インナーレンズ突接部 4b……シール溝 ５……クランププレート 5a……押え板部 5b……返り爪
造の一実施例を示す断面図、第２図は同じ実施例の要部
を示す斜視図、第３図は従来例を示す断面図である。 １……前照灯 ２……アウターレンズ ３……インナーレンズ 3a……脚部 3b……係着孔 3c……端面 ４……ハウジング 4a……インナーレンズ突接部 4b……シール溝 ５……クランププレート 5a……押え板部 5b……返り爪
Claims (1)
- 【請求項１】アウターレンズとインナーレンズとの二重
レンズ構造とされた前照灯のインナーレンズの取付構造
において、前記前照灯のハウジングには前記インナーレ
ンズの装着方向に対する返り爪が形成されたクランププ
レートを配設した段状のインナーレンズ突接部を設け、
前記インナーレンズ突接部にインナーレンズの脚部を突
接させるとともに、前記脚部に設けられた係着孔と前記
返り爪とを前記クランププレートの弾性により係着させ
て止着することを特徴とする前照灯のインナーレンズの
取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11905290U JPH079281Y2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 前照灯のインナーレンズの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11905290U JPH079281Y2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 前照灯のインナーレンズの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0476202U JPH0476202U (ja) | 1992-07-03 |
| JPH079281Y2 true JPH079281Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31867033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11905290U Expired - Lifetime JPH079281Y2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 前照灯のインナーレンズの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079281Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2596389Y2 (ja) * | 1993-01-07 | 1999-06-14 | 株式会社小糸製作所 | 車輌用灯具 |
-
1990
- 1990-11-14 JP JP11905290U patent/JPH079281Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0476202U (ja) | 1992-07-03 |
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